僕達もバンドやりたい!(凍結中)   作:とあるP

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とあるPです。

投稿が遅くなり申し訳ございません。最近他の事や、セッションさせる曲を決めたりと迷走していました。

今後は、早めに投稿するようにします。

それでは本編をどうぞ!!


第七話 弟たちのバンド結成

 

 颯太達が3番ブースに移動しようとした時、見慣れない人が現れた。花咲川学園でも羽丘学園でもない制服を身にまとって、こちらの様子を伺っていた。

 

セ「えっと?どちら様?」

涼「…すまない。邪魔したようだな」

颯「大丈夫ですよ。えっと…」

涼「…涼雅。八潮涼雅って言う。月ノ森学園に通っている」

彰「え!あの超有名高校の」

セ「知っているのか彰人」

彰「知ってるも何も、あのお嬢様や御曹司が通っている大金持ち学園ですよ!高い塀で囲まれてたり秀才などが集まる学園とか…」

涼「…まぁあながち間違っていないが、そもそもオレはお金持ちじゃあないからな」

颯「じゃあなんで涼雅君は入学出来たの?」

涼「…オレにはバイオリンしかなかった。だから必死に勉強とバイオリンの練習だけして、特待生の座を掴んだんだ」

 

 そこには、血の滲むような努力をして入学した涼雅の姿があった。そして、颯太は何を思ったのか涼雅にむかってある提案をした。

颯「そうなんだ。なら、僕たちとバンド組まない?」

涼「…え?」

セ「おい!いいのかよ?」

彰「自分は賛成っす!バイオリンを弾ける人がいれば、音楽の幅が増えると思うっすから」

セ「はぁ~、まぁ彰人と颯太が言うのであれば従うがな…」

颯「ありがとう。で?涼雅君はどうする?」

涼「…オレは今まで1人でやってきた。それが当たり前だと思っていた…けど我儘が叶えられるのであれば一緒にやりたいな」

颯「良かった!ならこれからよろしくね」

 

 そう言って、颯太達と涼雅は握手し、隣の3番ブースにいる花咲川組に向かうのであった。

 

 

良太達は一曲終えたので、休憩を取っていた。

良「それなりに出来たけど、やっぱり体力がつけないとね」

ゆ「確かに。でもどうすればいいのかな?」

か「それなら、走ればいいんだよ!そうすれば体力も付くし楽しくなるよ!」

ゆ「それは、かけるだけだろ」

良「アハハ!そうだね」

???「失礼するっす!」

 

 不意にドアが空いて、同い年くらいの人が入ってきた。その事に良太は緊張したが、ゆうきとかけるが

対応した。

ゆ「どちら様ですか?」

?「ごめんね。僕は羽丘学園の美竹颯太って言うんだ」

?「和奏セイヤだよろしく!」

?「大和彰人って言うっす!よろしくっす!」

?「…月ノ森学園の八潮涼雅だ」

 

 向こうから挨拶してきたので、こちらも挨拶するのであった。

良「僕たちは花咲川学園の白金良太と言います」

ゆ「花園ゆうきです」

か「北沢かけるだよ!よろしくね!」

良「それで、どういったご用件ですか?」

 

 互いの自己紹介が終わったので、颯太から話してみた。

颯「実は、君たちの演奏を聴いて思ったんだ。僕らでバンドを組まないってね」

セ「まぁ、お互い初エンカ何だから戸惑う部分もあるが、颯太の案に乗ってくれないか?」

彰「お願いするっす!自分もこの人達なら出来ると信じていたんで…」

涼「…オレからも頼む」

 

そう言って、4人はお願いするようにあたまを下げた。良太達は困惑したが、とりあえず事情を聞くことにした。

良「頭をあげてください!どうして僕達とバンドを組みたいと思ったんですか?」

セ「実は、隣のブースで俺たちが演奏した後に聴こえてよ」

颯「僕達の姉は皆ガールズバンドに所属して活躍しているんだ」

彰「だから、姉ちゃん達を超えたいと思ったんだ」

良「その気持ちわかるよ。僕の姉もガールズバンドをしているんだ」

ゆ「だから、バンドを組みたいと…」

彰「その…ダメっすか?」

か「…ううん!凄くいいかも!何だか楽しそう!」

良「そうだね。目的も一致しているからいいかもね」

颯「本当に!ありがとう!」

 

 そう言って、颯太と良太が握手をしてバンドが結成された。そして、セイヤからこんな提案があった。

 

セ「なら、7人の出会いを祝ってセッションでもしないか?」

良「いいですね。何がいいかな」

颯「それなら、パートを決めないとね」

 

良「僕はキーボード」

ゆ「俺はギター」

か「ボクはベース!」

颯「僕とセイヤはギターボーカルなんだ」

彰「自分はドラムっす!」

涼「…すまんがバイオリンしか出来ないんだ」

良「う~んそれなら、アレにするか。これは出来る?」

 

 良太は皆に耳打ちした。そして

『問題ナッシング!』

 

良「じゃあ決まりだね!早速準備しようか」

 

 それぞれが、所定の位置に着いたのを確認し良太が合図を送った。

良「それじゃあ行くよ。Mr.Children「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」」

「1・2・3・4」

 

※基本は颯太ソロ、【】はセイヤ、《》はハモリ、()は全員

 

愛想なしの君が笑ったそんな単純な事で遂に肝心な物が何かって気付く

打ち明け話にあった純情を捧げたって奴に大人げなく嫉妬したりなんかして

 

ねえ、等身大の愛情で挑んでるのに世間は暗い話題(ア~)

 

恋なんて言わばエゴとエゴの《シーソーゲーム》(Ah~)

 

いつだって君は曖昧なリアクションさ!

友人の評価はイマイチでも《She So Cute》(Ah~)

順番を待ってたんじゃつらい~勇敢な恋の歌~

 

【劣等感を逆手にとってわがままばかりの君が隠し持った母性本能は凄い】

【ねえ変声期みたいな吐息でイカせて野獣と化して】(Ah~Ah~)

 

【何遍も恋の辛さを《味わったって》】(Ah~)

 

【不思議なくらい人はまた恋に落ちてゆく】

 

【運命のイタズラってやつも考慮して】(Ah~)

【照準を絞ってステップアップしたいそう祈って眠るだけ】

 

【アダムとイブの時代からAh流れてくる我らの血潮 Um】

【愛の神秘に魅せられて】(Ah~)

【迷い込む恋のラビリンス】

 

(シーソーゲーム)世界中の誰もが

(シーソーゲーム)業の深い生命体

(シーソーゲーム)過ちを

繰り返す (人生ゲーム シーソーゲーム)

 

《恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム》(Ah~)

 

図に乗って君はまたノーリアクションさ!何遍も恋の苦さを味わったって(Ah~)

 

【不気味なくらい僕は今恋に落ちてゆく 愛想が尽きるような時ほど】

《She So Cute》 Ah

 

お望み通り Up Side Down

 

《勇敢な戦士みたいに愛したいな》(Fu…)

 

 

良「やったー!」

セ「今回もいい感じだったな」

ゆ「そうだね!特にバイオリンがあるのが良かったね」

涼「え?」

か「うんうん!何だかかっこよく感じたね」

彰「自分もバイオリンがあるおかげで、リズムが取れましたから!」

涼「…そうか。ありがとう」

 

 そう言った涼雅は少し照れくさそうだった。

 

セ「なら、バンド名とリーダーを決めないとな」

ゆ「それなら、候補はあるんだ」

か「うん!」

 

そう言って、ゆうきとかけるが良太の方を見た。それにつられて他の4人も良太のほうを見た。

良「え!ボク?」

セ「確かに、まとまりや音感センスもあるしな」

涼「…それに、腕が確かなら絶対音感の持ち主だろ」

か「絶対音感って?」

彰「一度聴いた音を忘れないで、楽譜を見ずに演奏出来るってことでしょうか」

良「確かにそうだけど…僕には荷が重すぎるよ」

颯「大丈夫!そこは、僕達がサポートするから」

良「みんな…ありがとう。わかったよ!」

 

 そして、皆と話し合った結果バンド名は『Victory Wolf』と決まってその日は、解散することになった。

 




これで弟たちのバンド結成になりました。バンド名は姉達に勝つと言う意味の「勝利」と中二病感がある狼を付けて安直な名前にしました。

次回からは、弟と姉の日常になると思います。

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