ハグプリ&仮面ライダー   作:プリライダー

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お久しぶりです。


第7話 降臨!知恵のプリキュア キュアアンジュ part3

カイ達が向かった先は工事現場でそこには手足が重機になっているオシマイダーが暴れていた。

オシマイダーが見えた瞬間、さっきまでご機嫌だったはぐたんが泣き出し、髪のアクセサリーも点滅してしまっている。

 

「あかん!アスパワワがどんどん減ってしまってるわ!」

 

「しゃ、喋った!?」

 

現れたハリーに驚いたさあやだが、ハリーは気にせずカイとはなに話しかける。

 

「カイ!はな!」

 

「おう!/うん!」

 

「はぐたんは俺/私が守る!」

 

カイとはなはオシマイダーに向かっていき、さあやは危険だとよびとめる。

 

「2人とも!危ないよ!」

 

「大丈夫!さあやちゃん、私……プリキュアなんだ!」

 

「え?」

 

「カイくん!いくよ!」

 

「おう!」

 

はなはプリハートとミライクリスタルを取り出す。

 

「ミライクリスタル!ハート、キラッと!」

 

ミライクリスタルをプリハートに装着し、はなの姿はプリキュアに変身する。

 

「輝く未来をー!抱きしめて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!!」

 

「ええっ!?野々さんが……!?」

 

「じゃあ、俺も」

 

『ギアロードドライバー!』

 

カイはギアロードドライバーを腰に装着し、ギアを取り出し、ギアのハグルマ部分『ギアギミック』を回す。

 

『ブレイク!!』

 

ギアから音声が流れ、ドライバーに装着するとブザー音が鳴り響き、カイは構えを取って掛け声をあげる。

 

「変身っ!」

 

掛け声と共にドライバーに付いてあるロードレバーを下ろすと、ギアギミックが高速で回転する。

回転ととも軽快な音楽が鳴り響きにギアから黒と銀の鉱石が出現し、カイの体にまとわりつく。

そして激しい破壊音と共に鉱石は割れ、仮面ライダーブレイクの姿が現れる。

 

『ブレイク!ブレイク!!ブレイクアウト!!!』

 

「仮面ライダーの正体は不堂くんだったの……」

 

噂になっているプリキュアと仮面ライダーの正体がクラスメイトだったことにさあやは驚きを隠せない。

エールとブレイクが並び立ち、オシマイダーに立ち向かおうとした時、上から2人に向かって声がかけられる。

 

「やっと出てきたじゃ〜ん。プリキュアに仮面ライダー!」

 

建設中のビルの上に立つチャラリートが軽い口調ながら2人を睨んでくる。

 

「またお前か。何が目的でこんなことしやがる!」

 

「それはお前らが持ってるミライクリスタルを奪うためだよ!やっちまえ!オシマイダー!」

 

『オシマイダー!」

 

オシマイダーは足のキャタピラを動かして向かってくる。

それに対してブレイクも向かっていき、助走をつけて飛び蹴りをぶつける。

 

「オラァッ!!」

 

『オシマイダッ!?」

 

エネルギーを纏った蹴りはオシマイダーを吹き飛ばし、一撃で決着が付いてしまった。

 

「くぅ〜〜っ!ブレイクが邪魔すぎるじゃんかよ!なら、これで……」

 

チャラリートは悔しそうにしながらポケットから謎の少女から渡されたギア、『フォールギア』を取り出し、ギアギミックを回転させる。

 

『フォール!!』

 

「おい!オシマイダー!」

 

『オシマイダ〜……」

 

情けない声を出すオシマイダーに向かってチャラリートはフォールギアを投げるとフォールギアはオシマイダーに吸収された。

すると、オシマイダーは突然苦しみ出す。

 

『オ、オシマ、イ……」

 

「何だ?」

 

「どうしたの?様子が変だよ?」

 

『オオオォォォッ!!」

 

突然雄叫びを上げたオシマイダーから闇のオーラが放たれ、その姿を徐々に変えていく。

大きさは小さくなり、大人より二回り大きいほどになったがその姿は先ほどよりもより凶悪になり正に化け物となった。

 

「姿が変わった?」

 

「ちょ、ちょっと怖いかも……」

 

警戒する2人にオシマイダーがキャタピラを走らせて向かってくる。

 

「来るぞ!」

 

身構える2人にオシマイダーは不気味に変形したクレーン状の手を伸ばす。

勢いよく伸ばされた腕は槍となり2人を吹き飛ばした。

 

「ぐあっ!」

 

「きゃっ!」

 

オシマイダーは更にエールに向かって腕を振り下ろすが、エールの前にブレイクが立ち、腕を受け止める。

 

「エール!」

 

「うん!」

 

ブレイクが受け止めてくれている間にエールはオシマイダーに向かって、パンチを繰り出すがオシマイダーに効いた様子はない。

 

「効いていない!?」

 

驚くエールにオシマイダーはもう一方の腕でブレイクとエールをなぎ倒した。

倒されたエールとブレイクに向かって、執拗に腕を何度も振り下ろして攻撃しようとしてくる。

ブレイクは咄嗟にエールの上に被さり、エールを攻撃から守った。

 

「ぐあっ!ぁぅっ!だ、大丈夫か?ぅっ!エール、ぐあぁっ!?」

 

「ブレイク!?」

 

下手に動けば攻撃が当たってしまうため、エールはどうすればいいか分からず動けない。

オシマイダーは最後に強烈な一撃をブレイクにぶつけ、ブレイクはエールの上に倒れてしまった。

ブレイクが窮地に追い込まれる姿を見て、チャラリートは興奮した様子だった。

 

「おー!スゲーじゃん!フォールギアの性能!これならブレイクもプリキュアもヨユーじゃん!」

 

上に倒れてしまったブレイクを心配するエールは必死に声をかける。

 

「ブレイク!ブレイク!……カイくん!大丈夫!?」

 

「ぐっ、ぅう……」

 

マスクを被っているせいで表情は分からないが、苦しそうな声を上げている。

 

「やっちまえ!オシマイダー!」

 

『グオオオォッ!!」

 

オシマイダーはトドメの一撃をブレイク達に振るう。

エールはブレイクと逆になって庇おうとするとオシマイダーの攻撃を受け止める音が響いた。

 

「やられぱっなしで……いられるかよ!!」

 

片手で受け止めた腕を大きく押すことでオシマイダーをよろけさせる。

その隙に立ち上がったブレイクはオシマイダーの攻撃を受け止めながら、殴り蹴りの攻撃をぶつけていく。

さっきまでの劣勢が嘘のようだ。

そして大きな蹴りの一撃が入り、オシマイダーは倒れる。

 

「エール!今だ!」

 

「うん!『フレ!フレ!ハート・フォー・ユー!!』」

 

エールが渾身の必殺技を放ち、見事にオシマイダーに命中する。

 

『グルルルルッ!!」

 

しかし、オシマイダーは効いた様子もなく耐え切ってしまう。

 

「そんな!?浄化が効かんのか!?」

 

エールの浄化攻撃を受け止めたオシマイダーの様子にハリーは驚き、その隙にオシマイダーは腕のクレーンを伸ばしてブレイクとエールに攻撃する。

 

「きゃあ!?」

 

「うわっ!?……クソっ!あの腕が邪魔だな!」

 

「でも、諦めない!絶対に未来は私達が守る!!」

 

「そうだな!エール!」

 

エールの諦めない言葉に再び闘志を燃えさせるブレイク。

そして、その2人の姿をはぐたんを抱えていたさあやははなの言葉を思い出していた。

 

『未来は無限大!何でもなれる!何でもできる!フレー!フレー!さあやー……ちゃん!!』

 

「何でもなれる……何でもできる……!」

 

はなの応援してくれた言葉がさあやに勇気と護りたいという気持ちを強くさせ、はぐたんの髪飾りから青い光が放たれた。

 

「心が……溢れる!」

 

「はぁ〜ぎゅーー!!」

 

はぐたんの掛け声と共に光はより一層輝きを強め、さあやから青いミライクリスタルが生まれた。

 

「これは……」

 

「はぁぎゅ♪はぁぎゅ♪」

 

「ミライクリスタルが生まれよった!プリキュアになるんやー!!」

 

ハリーのキャリーケースからプリハートが独りでに浮かび上がった。

 

「私が……プリキュアに?そんなことできるのかな……?」

 

さあやはオシマイダーと戦うエールを見て、自分はプリキュアとして戦えるか不安に思ってしまう。

しかし、諦めずに戦うエールの姿に勇気を貰う。

 

「ううん……私の中にもきっと勇気が……!」

 

プリハートとミライクリスタルを手に取って、勇気を振り絞る。

 

「ミライクリスタル!ハート、キラッと!」

 

さあやは光に包まれ、その姿はプリキュアへと変身した。

 

「輝く未来をー!抱きしめて!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!!」

 

青く輝く髪のナース服を模したコスチュームをしたプリキュア、キュアアンジュとなった。

 

「変身できた!」

 

「プリキュアが増えた!?」

 

「キュアアンジュ!?」

 

新たなプリキュアの誕生に全員が驚く中、チャラリートは予想外の出来事に激昂し、オシマイダーに命令する。

 

「ふっざけんな!!やれ!オシマイダー!」

 

『グルアアアアァァッ!」

 

オシマイダーは側に置いてあった鉄骨をエールとブレイクに向かって投げつけるが、アンジュがプリハートから必殺技を放つ。

 

『フレ!フレ!ハート・フェザー!!』

 

アンジュから放たれた青のハート状のエネルギーは2人の前へと飛んでいき、鉄骨を防いだ。

 

「助かった……」

 

「凄い……」

 

アンジュの技に驚きながらも体勢を立て直す。

 

「キュアエール!ブレイク!」

 

「アンジュ!」

 

「さっきの攻撃は防ぐことができたけど、あの伸びるクレーンをどうにかしないと倒すことができないわ」

 

アンジュが分析した敵の情報をブレイクとエールに伝える。

 

「どうにかしないと、て言われてもな。攻撃しようとしたら逃げるし、遠くから攻撃してきやがる。何か遠距離の技があればな……」

 

「私の必殺技も聞かなかったし……」

 

その時、ブレイクのギアロードドライバーが発光し、ブレイクの手に中央が大きな歯車で繋がれた剣が握られた。

 

『ギアガンガンブレード!!!』

 

「これ武器か!」

 

「カッコイイ!」

 

「ガンブレード……?もしかして!ブレイク武器を貸して」

 

アンジュはブレイクからギアガンブレードを貸してもらい、刀身を前に倒すと中央の歯車を軸に倒れていき、銃身が現れた。

 

『ガンモード!』

 

「わあ、凄い!銃になった!」

 

「やっぱり!はい、これを使って!」

 

「お、おう」

 

ブレイクの武器を触って何故かテンションガンブレード上がっているアンジュから武器を受け取る。

 

「何ごちゃごちゃ言ってんだよ!?お前らなんか遠くから攻撃しちまえばいいんだからな!」

 

オシマイダーは距離を取って、腕を伸ばして攻撃しようとするがブレイクがギアガンブレードを向けて銃撃する。

防ぐことも出来ずにオシマイダーは攻撃をくらって倒れる。

 

『グアアッ!」

 

「おぉ!効くぞ、コレ!」

 

ブレイクは銃を撃ち、攻撃し続ける。

 

「何なんだよ!新しいプリキュアは増えるし、ブレイクは新しい武器を持ち出すしよ!?」

 

チャラリートはヒステリックに叫んで頭を抱える。

すると倒れたオシマイダーから黒いオーラが放たれ、あたりに散らばるとそこから歯車がチグハグに刺さった怪人が複数現れた。

 

「なにアレ!?」

 

「アレも敵なのね」

 

「関係ねぇな。全部倒せば!」

 

ブレイク達は走り出して敵に向かっていく。

怪人が襲い掛かってくるがアンジュが再びハート・フェザーを出して怪人達を吹き飛ばす。

 

「ありがとう!アンジュ!」

 

「ブレイク!先に行って!」

 

「ここは私達に任せて!」

 

エール達が怪人達を相手している間にブレイクはオシマイダーに向かって走り出す。

まだいた怪人達がブレイクに近づいてくるが、ブレイクはギアガンブレードを刀身を立ててブレードモードにする。

 

『ブレードモード!』

 

「オッラァ!」

 

『ギァッ!?」

 

怪人達を切り倒した先にオシマイダーが立っており、怪人達に続いてオシマイダーを切り裂く。

その時、ギアガンブレードの中央の歯車部分がギアロードドライバーと同じ様にギアを嵌め込む部分があった。

 

「もしかして……!」

 

ブレイクギアをドライバーから外してギアガンブレードを嵌め込み、持ち手部分の側についているレバーを持って回転させる。

 

『ブレイク!』

 

ギアガンブレードの歯車部分が回転し、待機音が鳴る。

刀身にエネルギーがチャージされて銀と黄色に光り輝く。

 

「オラァ!!」

 

『スラッシュブレイク!!』

 

強烈な一撃がオシマイダーは吹き飛ばされ、爆散した。

 

「やった!」

 

「凄い、一撃で倒しちゃった」

 

怪人達を倒し終えたエール達もブレイクが倒したことに喜ぶ。

すると爆散したオシマイダーから変化する前のオシマイダーが幽霊のような状態で弱々しく現れた。

 

『オシマイダ〜……」

 

「あれってさっきのオシマイダーか?」

 

「エール!あのオシマイダーに必殺技や!」

 

「うん!『フレ!フレ!ハート・フォー・ユー!!』」

 

ハリーの言葉にエールは従って必殺技を放つとオシマイダーは浄化されていった。

チャラリートはオシマイダーがブレイクに倒された瞬間に逃げており姿はなかった。

あたりの空間も浄化されていき、戦いは終わった。

 

「ふう……さてとエール、改めてアンジュに言わないとな」

 

「え?うん!そうだね。……さっきのお願いの続き、さあやちゃん!私達と一緒にプリキュアをやろ!」

 

「ふふ♪うん!」

 

こうして新たな仲間にキュアアンジュが加わった。

 

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