【完結】アリス·ギア·アイギス 〜空を目指す者〜   作:塊ロック

39 / 49
こちらは支部に投稿してない奴です。
君影ちゃん書きたくて用意しました。


君影ちゃんと話すだけ

「あれ、隊長じゃん。久しぶりー」

 

声を掛けられて視線を上げた。

未だ片付けなきゃならない書類は減らない。

 

「君影、さんか」

「なんでちょっと迷ったのよ」

「気にしないでくれ」

 

実は、彼女と関わってから顔を合わせたのはこれで2回目になる。

 

「なによ。けど、隊長がちゃんと人間で良かったわ」

「いやなんでだ」

「だって普段ドローンでしか見た事なかったし」

「それもそうか……」

 

何だかんだ最近忙しくてドローンでアクトレスと話してばっかだったからな……。

ジニーも結構ぶーぶー言ってたのを思い出す。

また何か埋め合わせしないとな……。

 

改めて目の前の子……君影唯を見る。

彼女はモデルとアクトレス、そして高校生を兼業するスーパーウーマンだ。

正直初対面の時小学生かと思ってしまったが……彼女は、その背の低さのハンデすら乗り越えモデルとして活動している。

夢に向かってひたむきに努力するその姿が眩しい。

 

「……それで、今日はなんで居るのよ」

「居ちゃ悪いのかよ……」

「別に。居る時の方が少ないじゃんか」

「まぁそうだけど……」

『パイロットアカツキ。作業が滞っていますよ』

「えっ」

 

アリスが注意を促す。

 

「あー悪かったって……」

「え、隊長なにそれ……」

『初めまして、アクトレス・君影唯。私は独立支援AIアリスです』

「は、初めまして……?えー、なにこれ、隊長こういうの趣味なの……?」

「違う違う。前職の関係でな」

「前職?あー……そう言えば飛ぶとかなんとか言ってたけど」

「まぁ、それだ」

「フーン……」

 

何となく納得が行ってない様子。

まぁ、これだけの説明じゃ分からないよな……。

 

『別に隠す事も無いとは思いますが』

「ま、そうだけどさ」

「何よ人の目の前でコソコソと」

「ああいや、スマン」

「まぁいいけどね。アンタ、隊長としてはそこそこ出来るみたいだし気にしないであげるわ」

 

思いの外高評価な発言にちょっと面食らう。

 

「何よ」

「いや……まさか評価されてるとは思っていなかった」

「はぁ?鈍いわね……流石に仕事が出来るかどうかなんてすぐ判るわよ。判断が速いし、的確だもの」

「まぁ、伊達に一年経ってないしな」

「……え?一年?まだ一年?新人もいいとこじゃない」

「え?」

 

あ、そうか。

一応俺まだ一年しかたってないなら新人隊長って事になる。

 

「絶対素人じゃないわね……何?前職ってまさか自衛隊だとか?」

「えっ……」

「えっ」

 

あ、カマ掛けに引っ掛かった……。

 

「えっ、ホントなの?なら納得だわ」

「あんまし言いたくないんだがな……」

「どうして?」

「いや、正直あんまり良いイメージ持たれないかもって」

「何よそれ。唯は別に偏見とか無いわよ。大体、ギアも無しに生命賭けてるんだから……凄いと思うわ」

 

……こりゃまた。

 

「何照れてんのよ。隊長は元でしょ、元」

「て、照れてねーよ」

『男のツンデレは受けませんよ』

「うるせーぞポンコツ!」

 

 




キャラの理解が足りてない気がする。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。