【完結】アリス·ギア·アイギス 〜空を目指す者〜 作:塊ロック
この二人に連れられてお買い物です。
「……あー、いや?すまんな地衛理…」
「……」
以前、地衛理に誘われてから実はそういった場所に行っていなかった。
理由に関してはまぁ休みが無かったから……なのだが、そこは言わない方が良いだろう。
「隊長」
「え、何……近ッ!?」
書類に一瞬目を落とした隙に目の前に接近されていて思わず書類が零れ落ちる。
「隊長ともあろう方が不要心ではなくて?」
「な、なにが……」
「自らの武器を用意しない等言語道断です……バージニアさんもそうは思いませんか?」
「え、ジニー?」
「そうだねチェリー。隊長、その仕事どのくらいで終わりそう?」
「え…ああ、午前中には……」
「ふーん、じゃあ昼からデートすっか」
「……はい?」
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自主的な休日出勤だったのでノルマ等特に決められていないのが幸いして……特に何事もなく作業が終わり、俺とジニーと地衛理はエアガンショップに来ていた。
……視線が俺の背中にめっちゃ突き刺さる。
「あー……地衛理?随分と……その、攻めた私服だな」
「これですか?」
背中まで大胆に開いている……この子の自身はいつもどこから湧いてくるんだろうか。
ジニーもジニーで上半身のボディラインがぴっちり浮き出ているし目立つことこの上ない。
「私は特に何も感じませんが」
「そ、そうか……」
……この羨望と嫉妬の視線を俺は一身に背負って、入店するのだった。
「隊長、希望などはございますか?」
「希望か……そうだなぁ。最近銃の擬人化ゲ―がマイブームでいくつか気に入った奴があるんだ」
「へぇ…どんなゲーム?」
「兵站管理しながら戦うゲーム」
「へぇ……」
「隊長、以前はライフルが使いたいと仰っていましたが……ここは、ショットガンのエリアですね」
壁に掛けられている銃の種類が独特なシルエットに置き換わっている。
「お気に入りがあれば良いんだけどな……」
ちなみに何でショットガンかというと、ポンプアクションとか敢えて隙を晒す行為にロマンを見出しているから。
詰まるところ、俺のリロードは、レヴォリューションだ!とでも。
「お、あった」
「ほう、M37ですか」
ショットガンの中でもひと際長い銃身を持つ、猟銃の様なシルエット。
「おー、実物は結構かっこいいな……」
「隊長は、何でこれが良いと思ったの?」
「んー?最初に入手したショットガンだし思い入れも深かったんだ」
へぇ、フェザーライトって通称もあるんだ。
なるほど、確かに軽い。
「隊長」
「どうした地衛理……ヴ!?」
呼ばれて振り返ると、地衛理が端末でたまたまM37……ゲームのその子の画像を検索していた。
「ははぁん……?隊長こういうの好みなんだ?」
「確か……隊長の作られたメガミデバイスも……」
「あー!あー!やめて!確かに弓兵選んだけど!違うから!そういうのじゃないから!!」
そんなわけで、俺の使うエアガンが決まった。
「一応、サイドアームも考えておきましょうか」
「え、まだ買うの?」
…最近アリスギアへのモチベーションがどうしても続かないのにちょっと焦っております。
ここらで何とかしないとなぁ…。