バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


三十五杯目 親友との戦い

  side 善逸

 

 優しいお客さんが来てくれたらいいな〜、って思ってたところに………

 

野島「すいません、4人で!」

御手洗「しっかし、今日は暑いな〜。」

山本「おかげてノドが渇いちまったよ。」

藤原「だな。」

 

 親友(クズ共)がやってきた。

 

善逸「伊織、どうする?」

伊織「とりあえず無視するか。ムッツリーニとかに相手をさせとけば大丈夫だろう。」

善逸「確かにね。」

御手洗「店員さん?」

 

 ヤベ‼︎話しかけられちまった!ここは無理矢理対応するしかないか……

 

藤原「どうかしましたか?」

野島「気分が悪いなら僕が背中をさすりましょう!」キリッ!

山本「おいおい、早速ナンパかよ!」

藤原「この節操無しめ。」

御手洗「コイツのことは無視して下さいね。」

 

 ん?この感じは……、伊織と小声で確認してみよう。

 

善逸「(伊織、もしかしてアイツら、俺たちの正体に気づいていない感じ?)」

伊織「(そうっぽいな。)」

善逸「(それにしても何故コイツらがここに?)」

伊織「(分からん。チケットは持ってないはずだぞ?)」

善逸「(御手洗の彼女とも連絡が取れないはずだしね。)」

伊織「(そうだよな。)」

 

 というか別れたって聞いたからアテが無いと思ったんだけどな〜。

 

山本「それにしてもさ………、」

野島「今日はいいナンパができそうだよな。」

藤原「だよな。」

御手洗「だって今日は北原たちが居ないからな!」

野島「だってアイツらの格好は頭おかしいからな。」

藤原「基本半裸か全裸だしな。」

御手洗「そんな変態たちがいたらナンパの成功率が下がっちまうしな。」

山本「切り捨てて正解だぜ!」

 

 なるほど〜。そう考えてたんだね〜。

 

善逸「(どうする伊織?)」

伊織「(どうするも何も決まってんだろ。)」

善逸「(だね!あんな事を言われちゃあ……、)」

善逸・伊織「(殺るしかないよなぁ⁉︎)」

 

 さて、ショータイムの始まりだ‼︎少しの作戦会議の後、俺たちは作戦の実行に移った。

 

野島「さて、何か飲むか。」

藤原「冷たい飲み物がいいな。」

山本「外暑いからな。」

御手洗「すいませ〜ん、注文いいですか〜?」

伊織(裏声)「はい、お伺いします!」

善逸(裏声)「まずそちらのお客様は?」

御手洗「俺はアイスコーヒーで。」

善逸(裏声)「かしこまりました!」

伊織(裏声)「そちらのお客様は?」

野島「俺もアイスコーヒーで!」

伊織(裏声)「かしこまりました。それでは……」

 

 さて、まずはこれだ‼︎

 

善逸・伊織(裏声)「「そちらの童貞のお客様は?」」

山本「なんか聞き方おかしくない⁉︎俺は童貞じゃないぞ‼︎」

 

 嘘つけ‼︎

 

善逸(裏声)「きゃっ♪」

御手洗「座ってろ童貞‼︎」

藤原「お姉さんたちに絡むな、童貞‼︎」

野島「そう見えるお前が悪いんだよ、童貞‼︎」

伊織(裏声)「失礼しました。そうとしか見えなかったもので……」

山本「誤ってるようで失礼の上乗せだよな⁉︎」

善逸(裏声)「それでは改めまして……」

 

 これだ‼︎

 

善逸・伊織(裏声)「「そちらの一生童貞のお客様は?」」

山本「未来は分かんないだろ⁉︎」

野島「黙ってろ、永世名誉童貞‼︎」

御手洗「事実だから仕方ないだろ‼︎」

藤原「もう来世に期待しろよ‼︎」

山本「うるせえ‼︎クソ‼︎じゃあ俺もアイスコーヒーで!」

伊織(裏声)「それではご注文を繰り返します。」

 

 山本だけ虐めてもつまらないから………

 

善逸・伊織(裏声)「「チェリーコークを3つで‼︎」」

野島・御手洗「「それはコイツだけだ‼︎」」

山本「俺も頼んでねえ‼︎」

善逸(裏声)「失礼しました。それでは……」

善逸・伊織(裏声)「「チェリーブロッサムを3つで‼︎」」

野島・御手洗「「それもコイツだけだ‼︎」」

山本「だから違えよ‼︎」

 

 嘘はよくないよね〜。

 

御手洗「それにしても、ここはお酒もあるんだね〜。」

善逸(裏声)「それでは、コーヒー風味のカクテルとかいかがでしょうか?カルーアミルクとか結構美味しいですよ♪」

藤原「悪くないな。」

野島「じゃあナンパの景気づけに飲んどこうぜ‼︎」

山本・御手洗「「オー‼︎」」

善逸・伊織(裏声)「「それでは少々お待ち下さい。」」

藤原「俺の注文は……?」

 

 ということで俺は伊織と作戦会議をした。

 

善逸「(んで、どうする?)」

伊織「(俺は墨汁を持っていく。お前はスピリタスを持ってこい。)」

善逸「(分かった‼︎)」

 

 ということで俺はお酒を収納するスペースにいた美波に声をかけた。

 

善逸「美波、ちょっとスピリタス貸してくんない?」

美波「消しゴムを貸して、みたいなノリでスピリタスを借りるんじゃないわよ!」

善逸「持ってないの?」

美波「持ってるわけないでしょ‼︎」

善逸「なら鬼殺し(パック酒の日本酒)で!」

美波「それもないわよ‼︎」

善逸「え〜!」

 

 クソ!持ってないか………

 

美波「というかアンタは何をしようとしてるのよ?」

善逸「毒殺♪」

美波「変な事をするんじゃないわよ!それにそんな事をしたら警備員さんに叩き出されるからね!」

善逸「分かったよ〜。しょうがないからカルーア持ってくか!」

美波「そうして………」

 

 ということで……………

 

善逸「ごめん、普通のカルーアしか無かった。」

伊織「なら俺の墨汁だけで頑張るか!」

善逸「よろしく!」

 

 さて、効果は…………

 

野島・山本・御手洗「「「グファ………」」」

藤原「あの、俺の注文……」

 

 絶大だ‼︎

 

御手洗「おい!コレはどういう事だ!」

伊織(裏声)「カルーアミルクです‼︎」

野島「こんな真っ黒なミルクがあるか‼︎」

善逸(裏声)「牧場風味ならぬ墨汁風味です!」

山本「どんな間違え方だよ!」

 

 さて、次の作戦に移行するか‼︎

 

善逸(裏声)「すいません……。お詫びに私たちの連絡先でもどうですか?」

野島・山本・御手洗・藤原「「「「オッケー‼︎」」」」

伊織(裏声)「すいません。今スマホがないのでお借りしてもよろしいでしょうか?」

御手洗「あっ!オッケー‼︎」

山本「後で俺たちにも教えろよ⁉︎」

野島「抜け駆けしたら殺すぞ‼︎」

善逸(裏声)「よろしければお客様の携帯でも♪」

野島「おお!よろしく‼︎」

山本「ちゃんと俺にも教えろよな⁉︎」

 

 よし、これで準備は整った‼︎まずは伊織のターンだ‼︎

 

伊織(裏声)「すいません!手が滑ってこちらのお客様にこのような文章を送ってしまいました♪」

 

 

 

ーーーーーLINEーーーーー

 

御手洗『ケバっこカフェでナンパ中♪』

りえ『待って、それどういう事?』

御手洗『(伊織・善子・御手洗の3ショット写真)』

りえ『今から行くから。』

 

ーーーーーーーーーーーー

 

御手洗「おい‼︎手の滑り方おかしいだろ‼︎」

伊織(裏声)「すいません、私機械に疎くて……」

山本「気にすることはありません!」

野島「女がいるのにナンパするあの男が悪いのです!」

 

 そういえば俺も昔はそんな事してたな〜(第四章参照)。そんな事を考えてると………

 

りえ「ねえ優お兄ちゃん。」

御手洗「あっ……」

 

 御手洗の彼女さんの登場だ‼︎

 

りえ「日の呼吸 伍の型 陽華突」ゴッ‼︎

御手洗「グファ………」バタン

 

 さて、御手洗の討伐が完了したところで俺の出番だ‼︎野島から借りた携帯を思う存分使ってやる‼︎

 

善逸(裏声)『もしもし、警備員さんですか?痴漢です‼︎速やかに来て下さい‼︎場所はケバっこカフェです!』

 

 これでアイツらを合法的な理由でつまみ出せるね‼︎

 

野島「おい‼︎何してんだよ‼︎」

善逸(裏声)「すみません、口が滑っちゃって♪」

警備員1「通報ありがとうございます。」

善逸(裏声)「あの人とあの人です!」

野島・山本「「違います‼︎これは誤解です‼︎」」

警備員2「さあ、こっちに来なさい‼︎」

伊織(裏声)「ついでにあの人もお願いします‼︎」

御手洗「ついでってなんだよ〜‼︎」

警備員1「こっちに来なさい‼︎」

野島・山本・御手洗「「「あぁぁぁぁぁ‼︎」」」

 

 ということで…………

 

善逸・伊織「「討伐完了‼︎」」

 

 鬼狩りならぬナンパ狩りに成功したよ‼︎やったね‼︎

 

善逸「さて、それじゃあ休憩するか!」

伊織「そうだな!」

美波・千紗「「ねえ2人とも?」」

 

 ん?この2人に何か用があったっけ………?

 

美波・千紗「「騒ぎはダメって言わなかった?」」

 

 こうして俺と伊織は野島たちと一緒にキャンパスの外に追放された。

 

 

 

 

 

 キャンパスの外では早速喧嘩が始まった。

 

野島「あの2人はお前らだったのかよ‼︎」

山本「よくも俺の純情を‼︎」

御手洗「責任取りやがれ‼︎」

伊織「うるせえ‼︎人を変態呼ばわりしやがって‼︎変態なのは善逸だけだ‼︎」

善逸「違うわ‼︎むしろ伊織の方こそ変態でしょ‼︎」

伊織「なんだと⁉︎」

 

 だって伊織はバイセクシャルなんでしょ⁉︎耕平と甘露寺先輩がタイプって梓さんと話してたじゃん‼︎

 

 そんな事を思ってると………

 

善逸「何あれ?」

 

 ワイド生放送と書かれた大型トラックがあった。

 

野島「TVの中継車じゃないのか?」

山本「学園祭の取材にでもきたのか?」

御手洗「伊達にチケットにプレミアついてないな。」

伊織「お、スマホで見れるみたいだぞ。」

善逸「どれどれ〜?」

 

 なるほど、そういうことね‼︎ということで俺たちは伊織のスマホを見ることにした。

 

レポーター『こちら厚化粧が売りという珍しいお店のようです。』

 

 ちょうどケバっこカフェの事がやってるみたい。

 

レポーター『残念ながら少し遅かったようで、お店は第二部に入ってしまったみたいです。』

 

 第二部?手伝ってたはずなのに俺も知らないな〜?

 

レポーター『第二部ではお化粧を落として第一部とのギャップを楽しんでもらうというコンセプトだそうです‼︎』

 

 え?マジで?そして次の瞬間………

 

恵子『ケバっこカフェで〜す!』

きっこ『今から第二部始めますよ〜!』

かなこ『良かったら是非来て下さ〜い‼︎』

美波・愛子・清水・尾崎『『『『よろしくお願いしま〜す‼︎』』』』

ケバ子・千紗・ムッツリーニ『………します///』

 

 素顔でメイド服になっている女の子たちがたくさん写っていた。もちろんその中にはまだ見た事がなかった美波のメイド服の姿もあった。これを見た瞬間、俺のすべき事が全て分かった。

 

善逸「よ〜しお前ら、行くぞ‼︎」

他4人「「「「おう‼︎」」」」

 

 そして俺たちは警備員の前で…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「「「「「靴を舐めます‼︎」」」」」

 

 土下座をした。

 

警備員1「いや、ホント困るから。」

 

 ちょっと断れたくらいで引いてたまるか‼︎

 

伊織「絶対に迷惑かけませんから‼︎」

山本「肩揉みますよ‼︎」

野島「メシおごりますよ‼︎」

善逸「なんならお金だってあげちゃいます‼︎」

御手洗「上手くいったら友達を紹介しますよ‼︎」

警備員1「だからそういう問題じゃなくてね……」

伊織「じゃああれだ‼︎」

野島「全員で脱ぎます‼︎」

御手洗「そして踊ります‼︎」

山本「蝶のように舞います‼︎」

善逸「そして蜂のように刺します‼︎」

警備員1「いや、だからね……」

伊織「よ〜し、やるぞお前ら‼︎」

他4人「「「「おう‼︎」」」」

 

 ということで全裸になって踊った結果……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警備員1・2「「出禁です。」」

 

 追い出された。

 

善逸「あぁ、やれる事はやったのになぁ……」

山本「俺ら、必死に頼んだもんな〜。」

野島「アレで通してくれないなら、諦めもつくよな〜。」

伊織「ああ、そうだな。通してもらうのは諦めて……」

全員「「「「「強行突破だ‼︎」」」」」

御手洗「頑張れ俺たち‼︎頑張れ‼︎俺たちは今までよくやってきた‼︎俺たちは出来る奴らだ‼︎そして今日も‼︎これからも‼︎折れていても‼︎俺たちがくじける事は、絶対に無い‼︎」

他4人「「「「オー‼︎」」」」

 

 ということで強行突破だ‼︎待ってろよ美波!必ずお前のメイド服姿をこの目に焼き付けてやるからな‼︎




 ということで野島たちとの戦いの後、善逸と伊織が一緒に追い出されることになりました。ちなみに妓夫太郎はケバっこカフェの第二部が始まると同時に水樹カヤ&秀吉のライブ設営の方に行ったためいません。ムッツリーニは素顔でも充分に可愛いのでそのまま残りました。

 さて、次回はvs警備員の続きです。お楽しみに‼︎

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