バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 現代文

問 次の単語の意味を簡潔に述べなさい。

『 無残 』


栗花落カナヲの答え

『 残酷なこと 』

教師のコメント

正解です。他にもいたましいこと、といった意味があります。


吉井明久、嘴平伊之助、木下秀吉、
我妻善逸、土屋康太、坂本雄二の答え

『 地球上で最も完璧に近いお方 』

教師のコメント

いつもお勤めご苦労様です。


第十二話  美女とバンドと異端審問会

  side 明久

 

 下弦による飲茶のロシアンルーレットを勝利した僕は、厨房班での仕込みも終わった。隣にいた炭治郎とムッツリーニも一息ついている。

 

「そういえば明久達はさっき何やってたの?」

「ただの試食だよ炭治郎。さっきも言った通りさ!」

「………………お前が気にすることはない。」

「ふ〜ん、そうなんだ。」

 

[ ピンポンパンポ〜ン ]

 

 お、開幕のチャイムかな?

 

[ 2年C組放送部の尾崎綾女です。只今より、第n回清涼祭を始めたいと思います。ファンファーレを担当するのは、こちらの方です!]

[1年F組、琵琶鳴女です。よろしくお願いします。]

 

 声だけ聞くと大人しそうな子だな〜。琵琶って言うからには琵琶の演奏をするのかな〜?でもファンファーレってもっとこう、明るい感じのような…

 

 

 

[♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪]

 

 ⁉︎

 ギターの速弾きだと⁉︎さっきまでのおしとやかな声はどこいったんだよ!てかファンファーレにこれってどうなの!しかも長いし!

 3分後、ようやくファンファーレ?のようなものが終わった…

 

[聞いていただきありがとうございました。是非清涼祭をお楽しみください]

 

「めっちゃ速え‼︎カッケェ!オレもあれやりてぇ‼︎」

「伊之助、やめとけ…」

 

 そうして僕達の清涼祭は幕を開けた。

 

 

 

 結構僕達の店は好評らしく、結構なお客さんがきているみたい〜

 

「2番様注文入りました‼︎飲茶烏龍茶共に2つで‼︎」

「さっ…3番様注文入りました!や、飲茶1つのみで。」

「7番様注文入ったのじゃ‼︎飲茶と烏龍茶4つずつ!」

 

 ホールの女子3人組もちゃんと働いてる!多分お客さんはこの3人に惹かれたんだろう。

 

「注文あったけど忘れた!もっかい聞いてくる!」

「伊之助ちゃんとメモとって!」

 

 いや注文内容忘れるなし…。って言うか、ずっと作ってるの大変だな…。

 ん、なんか無線が入ってきたぞ?

 

《こちら善逸、至急応答頼む》

《………………どうした。》

《あの胡蝶先輩と甘露寺先輩を確保した。今俺が連れている。今までにない最大限のもてなしでお出迎えするように。》

《………………了解。》

 

「……………皆聞け。…………あの胡蝶先輩と甘露寺先輩が来る。…………丁重にもてなすように。」

「「「「了解‼︎」」」」

 

 あの、胡蝶先輩と甘露寺先輩を勧誘しただと⁉︎凄いな善逸‼︎

 確かあの2人は文月学園美女コンテスト2年連続同率1位の2人だぞ‼︎胡蝶先輩はとても面倒見がよくてキビキビしたタイプだから、凄いお世話してもらいたくなるんだ‼︎対して甘露寺先輩は凄く明るい方で、見ているといつも元気をもらえるんだ‼︎だから今でも特に3年生の中では胡蝶派と甘露寺派の戦争が続いているらしい‼︎

 

「ムッツリーニ‼︎カメラを頼む‼︎」

「……………無論そのつもり。」

「ムッツリーニ、後で俺にも見せて‼︎」

「炭治郎は栗花落さんにバレないようにしなよ?」

「大丈夫だ明久、カナヲとしのぶさんは血は繋がってないけど姉妹だから許してくれる!」

「えっそうなの?じゃあ生物の胡蝶カナエ先生も?」

「姉妹だ‼︎」

「なるほどね〜。」

 

 なんだよその姉妹‼︎顔面レベル高すぎでしょ‼︎僕も遊びに行きたいな〜。

 お、手が空いたからホールの方見てこよ〜。決してあの2人を見たいわけじゃないからね‼︎…ん?姫路さんがこっちきたんだけど?

 

「よ、吉井君は厨房にいてくださいね。」

「大丈夫だよ姫路さん、厨房は今わりと暇だから!」

「あの2人の分も作らなきゃ行けないんじゃないですか?」

「ほっ、他の人が作ってるから大丈夫だよ〜。」

「い・て・く・だ・さ・い・ね?」

「……はい。」

 

 何故だろう。最近姫路さんが怖い。なんか、善逸に対する島田さんとか、雄二に対する霧島さんとか、炭治郎に対する栗花落さんみたいになってきてる…。

 そんなことを思っていると、ついにあの2人がやってきた‼︎

 

「私どものクラスはこちらになります!」 キリッ‼︎

「わ〜。とっても綺麗な店だよしのぶちゃん!男の子もいっぱいいるし、凄く楽しそう!案内ありがとね、我妻君!」

「蜜璃。あんまり後輩達を誑かしたらダメだよ!でもありがとね、我妻君。」

「勿体無きお言葉、ありがとうございます‼︎」

 

 なんて美しさなんだ‼︎間近で見ると全然違うね‼︎あと正直善逸クッソ羨ましい‼︎売り上げに貢献してるから異端審問にかけられないのが残念だ。

 

 そしてその2人の後ろに…

 

 

「下心丸出しで甘露寺に話しかけるな、塵どもめ。俺達をさっさと案内しろ。」

「いや〜凄いね〜しのぶちゃん‼︎俺達のダブルデートにふさわしいね‼︎」

「黙れ童磨。貴様は胡蝶とは何の関係もないだろう。教師のくせに生徒に手を出すな。」

「ひどいよ小芭内殿〜!俺達親友じゃないか!」

「貴様のような塵と親友になった覚えはない。」

 

 うわ、ゴミみたいな先生達がついて来やがった!

 まず片方は首に蛇を巻き付けた化学の伊黒先生。いつもネチネチしていて嫌いだ。しかも甘露寺先輩のそばにばっかりいやがる。先生じゃなかったら異端審問してたぞ。

 そしてもう片方は胡散臭い笑みを浮かべた英語の万世先生。いつも笑いながらめちゃくちゃバカにしてきたりと、表情と言ってることが全く一致していないサイコパス野郎だ。この間僕は、吉井君は才能いのに無駄に頑張ってて偉いね。その愚かさに俺は感動したよ、とか笑顔で言うもんだからキレそうになった。まあ隣に住んでる伊之助の件でかっこいいところもあったんだけどね。それを差し引いても結構嫌いだね。

 

 こいつら2人のクソ教師のせいでせっかくの美女2人が台無しだ!

 でも美女2人がいるから問題なし‼︎みんなも張り切ってるぞ〜‼︎

 

「ご注文はどうされますか?」

「俺は烏龍茶1杯だけでいい。」

「私は烏龍茶1杯と飲茶を2つお願いします。」

「じゃあ俺はしのぶちゃんと同じで‼︎」

「一緒にしないでくださいクソ教師。ごめんなさい飲茶2個から1個にしてもらっていいですか。」

「ひどいよしのぶちゃ〜ん。」

「甘露寺はどうするんだ?」

「えっと〜、烏龍茶2杯と…」

 

 あ〜眼福〜♪あとは甘露寺先輩だけだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「飲茶50個お願いします‼︎」

 

 え⁉︎ちょっと数間違ってない⁉︎5個じゃなくて⁉︎注文とってる善逸も困ってるよ!

 

「えっ〜と、甘露寺先輩、本当にこれでよろしいでしょうか…?」

「甘露寺を待たせるな我妻。それであってるんだから早くしろ。」

「伊黒先生も怒んないで♪我妻君ごめんね、量多かった?」

「いえ、必ずお持ちいたします!」

 

「6番様注文入りました‼︎烏龍茶5杯と飲茶53個お願いします‼︎」

「「「「「了解‼︎」」」」」

 

 

「50個すげぇ!俺もくいてぇ!」

「伊之助はちゃんとホールの仕事をすべきなのじゃ…。」

「ワリぃヒデコ!」

「伊之助君じゃん、頑張ってね!」

「分かったぜドゥーマ‼︎」

 

 伊之助は相変わらずだな〜。ちなみに過去色々あって万世先生は伊之助の兄貴分みたいな存在なんだよね。そんなことを考えてると隣にいた姫路さんが話しかけてきた。

 

「吉井君も厨房に戻らなきゃいけないようですね♪」

「わかったよ姫路さん…。僕頑張る!」

「はい!」

 

 なんで姫路さん嬉しそうなの?こっから絶対に大変なのに…

 

 こっから僕達の戦いは1時間続いた…

 

 

 

  side 善逸

 

 胡蝶先輩&甘露寺先輩と至福のひとときを過ごした俺は雄二と一緒に試験召喚大会に向かっていた。

 

「なあ善逸、俺がババアと話している間に胡蝶先輩と甘露寺先輩が来たらしいじゃねえか。」

「ああそうだよ!俺が客引きしてきたんだ!」

「……お前姫路の飲茶食って記憶喪失になったのか?」

「違うよ雄二!本当に連れてきたんだよ‼︎俺が‼︎…ゴミ教師どもも一緒だったけど‼︎」

「あぁあいつらか…。それはお疲れ様。」

「本当だよ。自分らが犯罪紛いのことしてる自覚ないもんね…。」

 

 本当、あの2人は俺が美女2人の絡むのをことごとく潰してきやがった。今度あったらぶち殺してやる!

 そんなことを思っていると、遂に大会会場についた。

 

「3回戦までは一般客は来ない‼︎だが漢なら正々堂々素晴らしい試合をして見せろ!」

「「先生、私たちは…」」

「………頑張れ」

 

 またクソ教師かよ!こいつは古典の錆兎先生。男子生徒には漢とはなんたるかといつも説教してくるくせに、女子生徒にはウブで殆ど話しかけられないやつだ。お前それでも24か?てかそもそも24歳組がゴミすぎるんだよ。スケベに蛇にコミュ障(冨岡)に万世。村田さんとカナエ先生しか信じられないよ。

 

 そんなことを思ってたら一回戦が始まった!

 

「雄二行くぞ‼︎」

「おぅ!」

「アオイちゃん、行きますよ!」

「ええ、よろしく恋雪!」

「承認する‼︎」

「「試獣召喚《サモン》」」

 

 

古典

 

Fクラス 

     我妻善逸 17点

     坂本雄二 228点

VS

Bクラス

    神崎アオイ 252点

     素山恋雪 187点

 

 は⁉︎雄二何その点数⁉︎下弦の陸でしょ君!

 

「ねぇ雄二おかしくない‼︎なんで下弦の分際でそんなとってるの⁉︎俺を見捨てないでよ‼︎」

「前回の試召戦争以来、本気で勉強してるんだ。」

「なんで⁉︎」

「前に翔子に聞かれたんだ。式はどこで挙げたいかと。」

「なんか大変だね…。俺も美波がそれじゃなくてよかったよ。」

 

 あの喧嘩(第十一話参照)以来、なんとなく雄二の気持ちが分かった気がする…。

 

「はやく始めろ‼︎そんなうじうじしてるのは漢ではない‼︎」

「「ほ〜い」」

「じゃあ雄二行くよ!」

「あぁ善逸、せ〜の!」

 

 逃げる‼︎雄二の方が点数あるからしょうがないよね‼︎

 

「っておい‼︎お前も逃げてどうするんだよ‼︎俺は弱い、すぐ死ぬ‼︎だからお前が行くべきだ‼︎」

「お前こそ行くべきだろ‼︎俺は召喚戦争で召喚獣使ったことないんだよ!」

「なんかあの2人揉めてるみたいだし、やっちゃいましょう!」

「はい!」

 

 くそ!雄二の役立たず‼︎役立たずの狛犬が‼︎

 

「ぱ、パンチです!」

「おぉっと〜!よければ余裕〜」

「これでもくらいなさい!」

「そんな攻撃で当たると思ってるのか?」

 

 説明しよう‼︎俺達の下弦は無惨にパワハラされたり雑用を押し付けられたりしてるから召喚獣の扱いに慣れてるのだ!そこんじょらの生徒とは訳が違うんだよ‼︎

 

「くっ、なんでですか⁉︎」

「なかなか当たりません…」

「んじゃあ今度は俺達の番だ‼︎」

「ああ!」

 

 そうして俺達はアオイちゃんと恋雪ちゃんをボコボコにした。徹底的にボコボコにした。これでもかというくらい召喚獣の扱いの差を見せつけてやったぜ!

 

 

古典

 

Fクラス

     我妻善逸 17点

     坂本雄二 182点

      VS

Bクラス

    神崎アオイ  0点

     素山恋雪  0点

 

 

「お前ら、女を一方的に殴るなんて漢らしくない‼︎漢ならば…」

「うるせぇ勝ちは勝ちだ‼︎帰るぞ雄二!」

「おう!」

 

 俺たちの戦いは、これからだ!

 

 

 

  side 明久

 

 甘露寺先輩達が帰ったあと、めちゃくちゃ厄介なクレーマーの先輩の対応に追われていた。今その先輩達は廊下で喚いている。

 

「ここの店虫入ってたんだけど‼︎」

「食い物出す店がこんなんでいいのかよ‼︎」

 

 おかしいな…。朝徹底的に虫は取り除いたはずなんだけど…。

 

「あいつらは嘘をついてる匂いがする‼︎俺は絶対に許さない‼︎」

「あいつらぶっこ…」

「炭治郎、伊之助、待て!ここで俺たちがあいつらに喧嘩売ったら余計評判悪くなる!それに本当に虫が入っていたんだし悪いのは僕たちだよ。だから落ち着いて。」

「……………逆ギレになっちゃう。マズい。」

「だったらどうすれば…。」

「とりあえず腰を低くして謝るしかないのぅ…。ワシが行ってくるのじゃ。」

「「「「秀吉‼︎」」」」

 

 秀吉が行こうとすると、奥の席に座っていた不良の先輩達が立ち上がって近づいてきた…。なんだろう…、また僕達に文句を言うのかな…。

 そして近づいてきた先輩達はホールの人達………………を素通りし教室から出て行き、クレーマーの前に立った。

 

「なぁ夏川、常村。ビャービャー騒いでて恥ずかしくないのか。」

「子供じゃねんだからしっかりしろよなぁぁぁ!」

「なんだよ素山、謝花。お前らEクラスの分際で俺たちAクラスに歯向かうのか⁉︎」

「俺達はバカな後輩達をちゃんと導いてあげてるんだよ!」

 

 うわぁ、あの2人Aクラスだったんだ。信じられないな…

 怒ったクレーマーの2人が立ち上がると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 生きた虫を入れた袋が出てきた。ってアイツらわざとやってんじゃん‼︎ふざけんなよ‼︎

 僕らが行こうとした瞬間、虫の袋を見た不良の先輩達がクレーマーに文句を言い始めた。

 

「お前ら後輩いじめて楽しいのか?3年Aクラスの人間として恥ずかしくないのか?」

「ふざけるなよなぁぁぁ⁉︎許せねえよなぁぁぁぁ⁉︎」

「「うるせえんだよ、バカの分際で‼︎」」

 

 そう言ってクレーマー達が不良達に殴りかかった!…って片方木刀持ってるじゃん‼︎ヤバい、止めなきゃ‼︎

 そんなことを思っていると…、なんと片方の先輩が降りかかる木刀を横から殴って折ったのだ‼︎なんだあれ!すげぇ‼︎って思わず伊之助みたいになっちゃった♪もう片方の先輩も普通に相手の手を掴んで止めている。

 

「ぼ、木刀を真横から素手で叩いて折るだと⁉︎信じられないぞ‼︎」

「なんだよお前ら‼︎ふざんな‼︎」

「ふざけてるのはそっちだよなぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎おい狛治‼︎あっちから手出してきたよなぁぁぁぁ⁉︎」

「そうだ妓夫太郎。これからやるのは正当防衛だ。お前ら、覚悟しろ‼︎」

「「ひぃぃぃぃ〜」」

 

 そうして不良の先輩達はあっという間にクレーマーをボコボコにしてしまった。凄い‼︎僕もああやって大切なものを守れる人になりたい!あとあのクレーマー達は苗字を取って常夏コンビと名付けよう♪

 しかもその先輩達は僕達に謝り始めたのだ。

 

「俺達の同期が迷惑をかけて申し訳ございませんでした。」

「お詫びに何かやることあったら手伝うぞぉ。」

「いえ、本当にありがとうございます!おかげで助かりました!」

「「「「「「ありがとうございました!」」」」」」

 

 そうしてお礼を言った後でも、先輩達は清掃作業を手伝ってくれた。あぁ、本当にいい先輩達だったな〜。あと何故か行事をあまり楽しむタイプではない教頭がいたけど気にしないでおこう。

 

 

「ねぇお兄ちゃん、なんか騒いでたけど何があったの?」

「心配するな梅。俺達の同期のバカがやらかしただけだぁ。」

「狛治さん、私大会で負けちゃいました…。」

「落ち込まないでください恋雪さん。今度2人で如月ハイランドに一般入場すればいいじゃないですか。」

 

 

 

  side 善逸

 

 俺と雄二がいない間店にクレーマーの先輩達が出て大変だったらしい。でも別の先輩達がぶちのめしてくれたなんとかなったらしい。俺もその人達みたいに自分の力で大切な誰かを守れる人になれたらな〜。

 それはさておき、次は2回戦‼︎対戦相手は〜…俺達を罠に嵌めたカップル、根本とその彼女らしい、小山友香だ。

 

「あ、この2人か〜」

「な⁉︎我妻に坂本⁉︎お前らが相手かよ‼︎」

「どうしたの根本君?下弦2人が相手なんだから心配することはないじゃない?」

 

 次の教科は地学。ちなみに承認の担当は我らが村田さん。異端審問会の特別顧問に任命された先生だ。本当にモテないらしい。悪魔の24歳世代のなかでカナエ先生とこの人だけが良心だ。

 そんなことはどうでもいいとして、実は地学はあまり自信がない…

 

「では始めて〜」

「「「「試獣召喚《サモン》」」」」

 

 

地学

 

Fクラス  我妻善逸  9点

      坂本雄二 126点

       VS

Bクラス  根本恭二 354点

Cクラス  小山友香 197点

 

 

 

 でもそんな俺たちにも秘策はある!

 

「いけ、雄二‼︎」

「なぁ根本、これが欲しいか?」

 

 そう言って雄二が見せたのは……、根本の女装写真集だった。しかも雄二は…

 

「そこのCクラス代表、これを見ろ。」

「何かしら?」

 

 といって写真集の1ページを開いたのだ‼︎俺も前から見たけど正直めちゃくちゃ気持ち悪かったんだよね〜w。写真撮って製本したムッツリーニはよく耐えたよね〜w。

 

「分かった坂本!降参する‼︎だからそれだけは‼︎」

「用があるのはお前じゃない。Cクラス代表、この写真集が見たかったら降参しろ。」

「分かったわ。降参する。だからはやく見せてちょうだい。」

「交渉成立だな。ほらよ!」

「しよ、勝者下弦ペア〜…」

 

 村田さんごめんね。後で根本を一緒に審問しようね。

 

「別れましょう。」

「ちょっと待ってくれ!これには事情が!ゆ〜うか〜‼︎」

 

 どうやら審問の必要はないみたいだ。ざまぁみやがれ‼︎美波の監禁の指示を出した罰、禰豆子ちゃんに怪我をさせた罰、瑞希ちゃんのラブレターを奪った罰を一気に受けてもらう‼︎

 

 そうして俺たちはしばらく戻ってなかった教室へと戻って行った。

 

 

 

  side 明久

 

 クレーマー達がいなくなると、今度は炭治郎の妹達がやってきた、ってめっちゃ可愛い!いいな〜あんな妹がいて!

 

「お兄ちゃん、きたよ♪」

「禰豆子じゃん!それに時透兄弟に…千寿郎君に…鳴女ちゃんまできてくれたんだ!」

「「「「はい‼︎」」」」

 

 ってあれが朝のギターの子?めっちゃクールじゃん。あの見た目でギターゴリゴリ弾いてるのギャップがすごいんだけど!あと歴史の煉獄先生に顔似てる子いる!すごく大人しいけど。

 

「ねえ炭治郎、この子達のことなんでみんな知ってるの?」

「妹がやってるバンドの子たちだよ。妹がボーカル、今朝の子がギター、双子の子は兄がベースで弟がキーボード、そしてあの煉獄先生の弟がドラムだよ。よくライブ行くうちに覚えられたんだ。」

「へぇ〜すごいね。高校生でバンドってかっこいいね!」

「「「「「ありがとうございます!」」」」」

 

 とてもいい後輩達だな〜。

 

「そうだ、禰豆子、クラスのみんなに今度ライブチケット売ってよ!お兄ちゃん介してみんなに配ってあげる!」

「本当?じゃあ今度持ってくるね!」

「よろしくね。」

 

 なんで仲のいい兄妹なんだ。炭治郎が振り分け試験よりも優先するのわかるな〜。

 

「朝のやつ凄かったぜ‼︎弟子入りさせてくれ!」

「ありがとうございます。あと教えるのは忙しいのでお断りさせていただきます。」

「うぅ〜…。」

 

 伊之助弟子入りしようとしたけどダメだったみたい…。まあそりゃそうだよね。

 

「…………バンドの写真、よかったら俺が撮る。」

「本当ですか⁉︎ありがとうございます!」

 

 ムッツリーニは炭治郎妹と琵琶さん目当てだね…。分かりやすいな〜。

 

 さて、甘露寺先輩に大量に消費されたからいっぱい作んないと〜‼︎気合入れていくぞ!

 

 

 

 

  side 善逸

 

 久しぶりに教室戻ったぞ〜。でもなんかお客さん少ないな…。あと何やら禰豆子ちゃん達が来てたらしい。くそ!俺はその機会を見逃すなんて‼︎明久、ムッツリーニ、炭治郎、伊之助‼︎お前ら覚えてろよ‼︎

 

「おお戻ったのか。お疲れじゃのぅ。」

「ありがとう秀吉、なんとか勝ったよ!」

「おめでとうなのじゃ!」

「ところで美波達は〜」

「ウチらも勝ったわ‼︎予定通り行けばアンタ達と準々決勝で当たるわね!そん時はよろしく!」

「いつもの仕返しをしてやる!」

「そうはさせないからね!」

「私達も負けません!」

 

 ごめんね〜美波と瑞希ちゃん。君達対策は既に完璧なんだ!ここは俺たちに勝たせてもらう‼︎

 そう思ってると、背中から何かガァぶつかってきた‼︎美波?でも振り向いても誰もいない…、と思ったら下から声が聞こえてきた。

 

「あ、義理のお兄ちゃんです‼︎」

「ああ葉月ちゃんか、久しぶり!」

「久しぶりです。義理のお兄ちゃん♪」

「善逸にもカナヲみたいな関係の子がいるの?」

「炭治郎、この子は美波の妹だよ。」

「なるほど!」

「義理のお兄ちゃんとは私のお姉ちゃんが結婚を前提にお付き合いしてるんですぅ♪」

「ちょ、ちが………」

 

 ん、なんだ?美波じゃない誰かに捕まったぞ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これより、異端審問会を始める。今日は特別顧問の村田さんまでいらっしゃってる。村田さん、始めに挨拶をお願いします。」

「みんな元気いでいいね!それより我妻君、会員なのにも関わらず俺を差し置いてそういう関係を作るなんて、酷いんじゃないか〜い?」

 

 村田さんまでいるの⁉︎ヤバいじゃんこれ!

 

「ち、違うんです村田さん‼︎こ、これは……‼︎」

「これより被告、我妻善逸の罪状を述べる。被告は我がクラスのペッタンコ代表、島田美波と結婚を前提としたお付き合いをしている。この事実に相違ないか。」

「「「「「相違ありません。」」」」」

「相違ありまくりだよ〜‼︎」

「更に、被告はペッタンコに手作りのお弁当を毎日作ってもらっている。この事実に相違ないか。

「「「「「相違ありません。」」」」」

 

 確かにそれは言い返せない…食費を浮かすためだったんだけど、正直ちょっとずつ嬉しくなりつつあるし…

 

「では最後に言い残すことは。」

「美波とは結婚は前提にしてない‼︎」

「付き合ってはいるんだね〜。」

「あっ…」

「判決を言い渡す………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「拷問してから、死刑‼︎」

「イィィィヤャャャ‼︎タ〜スケテ〜‼︎」

「善逸、お前を裁かせてくれてありがとう‼︎」

「……………裏切り者には、死を!」

「よくわかんねえけどおもしろそうだな、ウデがなるぜ‼︎」

 

 

 

 

 

 てかわざわざパワハラ部屋に移動してからやりやがって…。学園祭期間だからないと思ったのに…。

 

 俺たちが教室に戻ると、葉月ちゃんはまだ誰かを探していた。

 

「義理のお兄ちゃん、バカなお兄ちゃんを知りませんか?」

「バカなお兄ちゃん?48人もいるからわかんないよ〜?他に特徴ある?」

「え〜っと、すっごくバカなお兄ちゃんです‼︎」

「「「「「「明久だ!」」」」」」

「みんな酷いよ‼︎確かに僕は学年一バカだけどさ!それに人違いだよ!」

「あ、バカなお兄ちゃんです!」

「あっ…」

 

 そう言って葉月ちゃんは明久に抱きついた。やっぱりバカの中のバカだな、コイツは。ウケる〜w。

 

「えっとごめん、僕は君のこと知らないな…。」

「葉月ちゃん知らないの?そんだけ言われてりゃ面識ありそうな気がするするけど…?」

「………あ!ぬいぐるみの子か!」

「葉月ちゃんってあの時明久にぬいぐるみもらった子だったんだ!」

「そうなのです♪。」

 

 俺たち下弦6人は1年生の時、明久が葉月ちゃんにぬいぐるみを買ってあげるために奮闘したことがあった。鉄人のロッカーにあった持ち物検査の物品を手に入れるために鉄人に水ぶっかけたり、鉄人のロッカーの鍵を盗んだりしたんだよね〜。まあその結果明久だけ鉄人の本勝手に売ったのがバレて、下弦の前身である観察処分者に指定されたんだよね〜。懐かしいな〜。あとあと炭治郎にこっぴどく怒られたっけ。

 

 ちなみにそのぬいぐるみは葉月ちゃんが友達いなくて落ち込んでた美波を励ますために欲しがってたことを知ったんだよね〜。さらには瑞希ちゃんが同じぬいぐるみを手作りして葉月ちゃんにあげてたのだからものすごい偶然だったよね〜。

 

「ちなみに葉月は…」

「ん、どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バカなお兄ちゃんと、結婚を前提としたお付き合いをしてるのですぅ♪。」

 

 あっきひっさく〜ん、いけないな〜♪

 

「あぁぁぁぁ!」

「これより、異端審問会を始める。」

「ざまぁみやがれ明久‼︎今度はお前の番だ‼︎」

「……………裏切り者には、死を!」

「吉井君まで酷いじゃないか〜。会員なのに特別顧問の俺のことを裏切るなんて〜」

「酷いです吉井君‼︎小学生に手を出すのは犯罪です!」

 

 瑞希ちゃんまで混ざってる♪いいぞ〜これ!

 

「判決を言い渡す……、拷問してから、死刑‼︎」

「あぁぁぁぁぁ‼︎助けて〜‼︎」

「勝負だバカひさ‼︎」

 

 二度の異端審問会が終わった後、トイレに行ってた美波が葉月を見てビックリしている。

 

「葉月、来てたんだ〜。」

「お姉ちゃん、来ちゃいました♪…ってあ!ぬいぐるみのお姉ちゃん!」

「こんにちは葉月ちゃん。あのぬいぐるみは可愛がってくれてる?」

「はいですっ♪毎日一緒に寝てます!」

「良かった〜気に入ってくれたんだ〜。」

 

 瑞希ちゃんのなかなか聞けないタメ語。珍しいな〜。

 しばらくして雄二が口を開いた。

 

「そういや、この客の少なさはなんだ?胡蝶先輩と甘露寺先輩の宣伝効果はなかったのか?クレーマーも別の先輩が助けて解決したんだろ?」

「あ♪そういえば葉月がここにくる途中、変な噂を聞いたんですぅ!」

「ほぉ、どんな話だ。」

「あの中華喫茶は汚いから行かない方がいいって…」

 

 え、また?クレーマーのとき俺いなかったからよく分かんないんだけど、そいつらこりてないの?

 明久が言葉を返す。

 

「あの常夏コンビまだこりてないのかな〜?」

 

 何そのバカっぽい名前。ウケる〜w。

 

「んで、その噂はどこからだった?お昼食べるついでに行こうと思うんだが。」

「それはちょうど良いのぅ。ワシとムッツリーニと伊之助はここで待機しとるから、他のみんなで行くとよいぞ。」

「ありがと秀吉〜。んでどこ葉月ちゃん?」

「えっ〜と…」

 

 どこなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「短いスカートの綺麗なメイドさんがいっぱいいたよ!」

「「「「なんだって〜⁉︎」」」」

「雄二、善逸、炭治郎、それはすぐに向かわないと!」

「ああ3人とも‼︎これは売り上げには欠かせないことだ!」

「炭治郎、その通りだ‼︎そのためにも…低いアングルから…綿密に調査しないとな‼︎」

「雄二、それでこそ男だ‼︎いざ行かん、女の花園へ‼︎」

「「「「オー!!!!」」」」

 

 

 

  side 美波

 

 全く…、あの女好きは…。

 

「善逸最低…」

「吉井君酷いです…」

「お兄ちゃん達サイテー」

「とりあえずウチ達も行くか。」

「「はい。」」

 

 2人を連れて向かった先では…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 坂本が入店拒否をしていた。




 新キャラ一挙大登場‼︎そして遂に禰豆子が初登場‼︎まあ、あんまり出番はないんですけどね〜。

 尾崎綾女さんっていうのは、ポニーテールの尾崎さんのことです。下の名前は勝手につけました。あと鳴女ちゃんの名字も勝手につけました。実は実在する苗字です。

 1年生組は鳴女がギター速弾きしてたら面白いと思ったのと、ちょうど5人だったのでバンド組ませました。また3年生は残りの柱とキメ学の人間キャラが登場です。あの柱2人なら美人設定は当然でしょう。

 また村田さんを魔改造しました。義勇の同期なのでキメ学の設定よりも先生側で出したいと考えていたところ、モテない設定が異端審問会にマッチし、その結果こうなりました。あと錆兎好きな人はごめんね‼︎

 ちなみに先生達の年齢は鬼滅本編+3になっております。現実的に20、21じゃ大学生なので。あと真菰もちゃんと出します。ちなみに魔の24歳組(実弥、伊黒、義勇、童磨、村田、錆兎、カナエ)ではありません。
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