バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


四十杯目  妹

  side 善逸

 

 俺たちは店で伊織の妹、栞ちゃんとお話ししていた。

 

善逸「というわけで、さっきやってきた伊織の妹の栞ちゃんで〜す!」

奈々華「私と千紗ちゃんのいとこね。」

栞「北原栞と申します。中学3年生です。兄がいつもお世話になっております。」

 

 中3か!確か葉月ちゃんが中1だから割と近いね!

 

甘露寺「わ〜、可愛い〜♪こちらこそよろしくね!」

伊黒「よろしく。」

宇髄「礼儀正しくて派手にいい子だな‼︎」

 

 本当だよね〜。兄とは大違いだよ!

 

伊織「それで、何しに来たんだ?」

栞「兄様の様子を見に。」

伊織「俺の近況はこの前手紙に書いたじゃないか。」

栞「はい、確かに!」

宇髄「手紙?なんて書いたんだ?」

栞「勉学に勤しみ、廉潔な毎日を送っていると……」

 

 嘘つけ!まあ確かにあの手紙の内容を良い方に捉えるとそうなるけどさ〜。

 

栞「なので全て嘘だと確信してここに来ました。」

伊織「本当かもしれないだろ⁉︎」

 

 草。伊織が頑張って誤魔化したの意味なかったんじゃね?

 

伊織「俺が一度でもお前に嘘を吐いた事があるか?」

栞「はい。発言の5割ほどの頻度で。」

 

 半分が嘘とか多すぎるでしょ。

 

伊織「お前も知ってるだろ、俺は嘘と不真面目が大嫌いだって。」

 

 いや、その発言自体が嘘じゃん。

 

栞「兄様の言わんとする戯言も分かりますが、先日のTVで……」

 

 

ーーーーーTVーーーーー

 

レポーター「いっぱい声とかかけられそうですね。」

千紗「えっと……」

梓「あ、それなんだけど〜。この写真みたいに全裸で酒盛りする彼氏がいるから声かけても無駄だよ!」

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

栞「という放送を観てしまい……」

伊織「梓さん⁉︎」

甘露寺「確かこの前聞いたら千紗ちゃんのナンパ対策に……、って言ってたよ?」

伊織「確かに……」

千紗「せっかく忘れていたのに……」

 

 青女祭のときのやつか!そして晴れて全国に伊織の全裸姿が拡散されたわけだね。

 

栞「兄様がお婿に行ってしまうのではないかと心配で……」

甘露寺「わあっ!それは大変ね‼︎」

ケバ子「いやいや、それは発想が飛躍しすぎてるような……」

伊黒「想像力が豊かだな。」

宇髄「流石は思春期だな!」

栞「先ほども兄様は千紗姉様と一旦結婚してみると……」

妓夫太郎「嘘だろぉぉぉ⁉︎」

ケバ子「一旦結婚って何⁉︎」

伊織「いや、色々事情があってな……」

 

 本当にね。

 

宇髄「じゃあ伊織の生活を派手に心配したわけか。」

栞「はい。それと……、兄がお世話になっているので一度ご挨拶を……、と。」

 

 そう言って栞ちゃんはお土産を奈々華さんに渡した。

 

奈々華「ありがと〜う♪」

美波「しっかりしてるよね!」

善逸「確か中3だよね?」

伊黒「本当に貴様の妹なのか?」

伊織「失敬な!こうして並ぶとそっくりでしょう?」

善逸「目の数が似てるよね。」

伊黒「指の本数も似てるな。」

宇髄「足の本数も派手に似てるな‼︎」

伊織「もっと他にありませんかね⁉︎」

 

 まあ顔とかは割と似てるんだけどね。

 

栞「そうそう。兄様にも持ってきた物があるんです!」

伊織「ん?もしかして食い物か?」

栞「いえ、兄様が家に忘れていった物で……」

 

 ん?なんだろう?枕とかかな?

 

 

 

栞「中学生時代の作曲ノートです!」

 

 

 

 嘘でしょ⁉︎伊織って作曲してたんだ‼︎

 

伊織「やめろぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」バシッ!

 

 どうやら伊織にとっては黒歴史みたい。

 

栞「良かった!飛びつくほど喜んでもらえて。」

伊織「ちっとも良くねえよ‼︎こんなもんどっから持って来たんだよ⁉︎」

栞「はい、先日兄様の部屋を掃除した際に、鍵のついた引き出しをこじ開けたら偶然ありました!」

 

 うんうん!それは凄い偶然だね‼︎

 

伊織「それもう100%故意だよな⁉︎」

栞「いいえ♪」

伊織「それと、まさか中身を見たりはしてないよな?」

栞「軽くは見ました。ですが私は譜面に詳しくないので……」

伊織「良かった……」

栞「その晩、家族みんなで解読をしました!」

伊織「なんて事してくれてんだ、お前ぇぇぇぇ‼︎」

 

 公開処刑じゃん!可哀想にw

 

栞「一応父様に歌って頂いた音源も……」パシッ!

伊織「オラァ‼︎」 パリィン‼︎

 

 もの凄い速さのCD破壊だったね。俺でなきゃ見逃しちゃうよ。

 

美波「へぇ〜w」

ケバ子「伊織が音楽をね〜w」

千紗「私も知らなかったw」

伊織「アレは思春期故の過ちという奴で……」

 

 まあ俺も音楽が好きだからあんまり言えないけどね〜…………、ん?音楽?確か俺はこの大学に音楽アリの受験方式で入って………、その時同じ受験会場に伊織がいたから…………

 

善逸「伊織がうちの大学を受験したのって音楽受験があったからか‼︎」

栞「あぁ‼︎そういう事だったのですね!」

伊織「違うからな‼︎決してまだ音楽の事を引き摺ってるわけじゃないからな‼︎」

善逸「だったら普通は音楽アリの方式で受験しなくない?俺はしたけどさ!」

美波「なるほど!」

千紗「だから受験のとき伊織を見なかったのか……」

伊織「うるせぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」

善逸「まあまあ、俺も音楽が好きだしさ!一緒に作曲しよ〜よ!」

宇髄「俺も派手に好きだぜ‼︎」

栞「それはいいですね♪」

伊織「だからしねえってぇぇぇぇ‼︎」

 

 まさか同じ受験方式で伊織が受けていた理由を知ることになるとはね。

 

奈々華「そう言えば、伯父様方は元気?」

栞「はい。父も母も壮健です。今度遊びに来て欲しいと言っていました。」

奈々華「あら、いいわね。」

栞「良ければ皆様もご一緒に。」

善逸「確か伊織の実家って旅館なんだよね?」

栞「はい!」

伊黒・宇髄・ケバ子・妓夫太郎「「「「えっ⁉︎」」」」

甘露寺「そうなんだ〜!」

伊織「そういえばお前には前話してたな。」

 

 千紗ちゃんを無理矢理ミスコンに出そうとしたときだね。あの後美波にちょこっと話していつか行こうって言ったんだよね。

 

妓夫太郎「でもそしたら伊織はいずれ旅館を継ぐのかぁ?」

伊織「いや。バカに旅館を継がせる気はないと親父が言ってたからな。」

伊黒「なら仕方ないな。」

宇髄「派手に合理的な判断だな‼︎」

善逸「普通はそうだよね!」

伊織「なぜ納得するんですかね?」

 

 それは自分の今までの行動を反省して欲しいね。

 

伊織「まあ俺も旅館を継ぐ気はありませんけど。」

甘露寺「そうなんだ〜。」

伊黒「経営は馬鹿には向かないからな。」

善逸「身の程を知ってるというわけね!」

伊織「俺がバカという前提で話すのやめてもらえません⁉︎そうじゃなくて俺に継ぐ気がないと……」

栞「そんな事言わないで下さい、兄様!」

 

 お?栞ちゃんは伊織のことを擁護するつもりかな?

 

栞「努力次第でバカは治りますから‼︎」

 

 そういうことかよ‼︎

 

伊織「だから前提が間違ってるって言ってんだよ‼︎」

ケバ子「間違ってる?」

千紗「間違ってないと思う。」

美波「だよね〜。」

伊織「と・に・か・く‼︎もう用事は済んだんだから帰ろうな、栞‼︎」

妓夫太郎「いや、せっかく来てくれたのにもう帰らせるのは悪いだろぉ。」

奈々華「泊まっていったら?」

宇髄「派手に歓迎するぞ?」

伊織「こいつ今年受験ですから‼︎」

善逸・美波・妓夫太郎「「「なるほど………」」」

ケバ子「そんなの別にいいでしょ、少しくらい。」

栞「余裕はあるから大丈夫です。」

伊織「その考えが甘い‼︎」

 

 確かにね。栞ちゃんにも俺みたいに勉強で後悔して欲しくはないからね〜。受験失敗経験のある2人も伊織の言葉に納得している。

 

伊織「いいか栞、よく聞け。」

栞「はい?」

伊織「勉強は毎日するものなんだ。」

 

 いや、お前が言うなし。説得力がゼロじゃんか〜。でも……

 

善逸「それなら俺たちで教えるってのはどうかな?」

美波「あっ!それいいかも!」

ケバ子「確かに〜!」

伊織「いや、勉強は1人でするものなんだ。」

 

 皆で協力してカンニングしてる奴が言えることじゃないでしょ。

 

栞「兄様……」

伊織「どうした?」

栞「栞が来たのは迷惑でしたか?」ウルッ

 

 おっ!可愛い妹が涙目で問いかけてるよ!これで迷惑だと言える奴は人じゃなくて鬼だね。

 

伊織「死ぬほど迷惑だ。」

 

 どうやらこいつは鬼らしい。

 

栞「そうですか………」

千紗「ちょっと伊織。」

ケバ子「なんて事言うのよ!」

美波「栞が可哀想でしょ‼︎」

伊織「あんな物持ってこられて歓迎しろと⁉︎」

善逸「別に作曲くらい普通じゃん‼︎」

伊織「俺にとっては嫌なんだよ‼︎」

妓夫太郎「まあでも伊織も大変かもなぁ。」

伊織「分かってくれるんか、妓夫太郎‼︎」

妓夫太郎「あぁ。」

 

 もしかして兄同士通じる話でもあるのかな?

 

妓夫太郎「算数の問題だぁ。『妹』×『可愛い』×『女子中学生』×『耕平』= ?」

 

 なるほど、そういうことね‼︎

 

善逸「答えは『伊織の死』か‼︎」

伊黒「待て我妻、『無惨な伊織の死』かも知れん。」

宇髄「派手な血しぶきが見られるかもな‼︎」

伊織「嫌だぁぁぁぁぁぁ‼︎とにかく急いで逃げろ、栞‼︎早く奴が来る前に………」ガシッ‼︎

耕平「ご機嫌よう、北原?」

 

 あっ…………。真の鬼が登場したね。

 

伊黒「おう、今村。」

宇髄「派手に来たな‼︎」

耕平「はい、たった今来ました!ついでにコイツの命日も。」ギューッ

伊織「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 あっという間に縄で伊織を拘束しちゃったね。流石耕平だ!

 

耕平「で、あの子がお前の妹か……」

伊織「いいや、違……」

栞「妹の栞と申します。」

伊織「俺の現状を察してくれないか、栞⁉︎」

耕平「そうか……」

伊織「こ、耕平?」

耕平「頭部は野犬に食わせるとして………」

伊織「なんかコイツ怖い独り言漏らしてるんだけど⁉︎」

 

 マジで無惨に殺そうとしてるよね。いや〜恐ろしい‼︎

 

伊織「よせ耕平‼︎落ち着け‼︎」

耕平「黙れ‼︎この世全ての富を独占する邪悪め‼︎」

栞「何の話で……」

千紗「見ちゃダメ。」

美波「聞いてもダメよ。」

ケバ子「きっとR18指定の光景になるから。」

耕平「だが俺も鬼ではない。」

 

 嘘つけ。

 

伊織「な……に……?」

耕平「条件を飲むなら助けてやろう。」

伊織「言ってみろ。」

耕平「その、なんだ………」

 

 コイツは何を言うつもりなんだろう?

 

耕平「彼女が俺を『耕平お兄ちゃん』と呼んでくれたら……」

 

 気持ち悪‼︎鳥肌が立ったよ!

 

伊織「お前は本当に気持ち悪いな。」

善逸「だね〜。」

耕平「ならば死ね‼︎」

伊織「待て。誰が断ると言った。」

善逸「栞ちゃん、悪いんだけどこのお兄ちゃんと伊織のために言ってあげて!」

栞「え、えっと………そんなの恥ずかしいです!」

 

 栞ちゃんったら、超残酷じゃん!ウケる〜w

 

耕平「ああ、俺は今日大切な友を失うのか……」

伊織「大切だと思うなら殺すなや‼︎それと栞は俺を見捨てる気か‼︎」

栞「いいえ、違くて………。恥ずかしいので、その…………耕平お兄様でいいですか?」

 

 あっ!そういうパターンね!

 

耕平「北原……」

伊織「なんだ、耕平?」

耕平「2万円で頼む………‼︎」

 

 おい!金で栞ちゃんを買おうとするんじゃないよ‼︎

 

伊織「おい、何の金だ‼︎」

耕平「元はららこたんグッズ購入資金だったが……」

伊織「金の出所は聞いてない‼︎」

栞「ららこたん?」

善逸「確か耕平が大好きなアニメだね。」

美波「魔法少女ららこだっけ?」

 

 確か葉月ちゃんも好きなんだよね〜。

 

栞「あっ、それの事でしたか。私も好きですよ、『魔法少女ららこ』。」

 

 おお〜!栞ちゃんも好きなんだ〜。

 

耕平「なぁぁぁぁぁ‼︎」

伊織「どうした耕平?」

耕平「3万円でどうだろうか………⁉︎」

伊織「だから何の金だよ。」

 

 耕平って妹の事になるとこんな感じだから葉月ちゃんには会わせられないんだよね〜。万が一手を出されたら困る……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉月「お姉ちゃん、義理のお兄ちゃん、来ちゃいましたっ‼︎」

 

 んだよねぇぇぇぇ⁉︎嘘でしょ⁉︎最悪のタイミングだよ‼︎というか葉月ちゃんはここ知らないよね⁉︎クソ、何としてでも彼女を耕平から守らないと‼︎

 

甘露寺「あれ、どちら様?」

善逸「美波、葉月ちゃんを出来るだけ耕平から離して‼︎俺はこのロリコン鬼を退治するから‼︎」

美波「分かったわ!葉月、こっち来て!」

葉月「お姉ちゃんも義理のお兄ちゃんも急にどうしたんですぅ?」

善逸「葉月ちゃんは俺が守る‼︎雷の呼吸 壱のぉぉぉぉ」ギューッ!

耕平「ご機嫌よう、我妻?」

 

 いつの間にか縛られたんだけど⁉︎嘘でしょ⁉︎

 

耕平「とりあえず事情を説明してもらおうか?」

善逸「葉月ちゃん!このキモオタの事を『耕平お兄ちゃん』って呼んでくれるかな⁉︎」

葉月「はい?」

美波「善逸の命に関わるの、早く‼︎」

葉月「わ、分かりましたっ!こ、耕平お兄ちゃん?」

耕平「んんんんんんんんんん‼︎」

 

 今がチャンス!この隙に一気に脱出だ!

 

耕平「我妻、島田。」

善逸・美波「「何?」」

耕平「3万円でどうだろうか………⁉︎」

美波「葉月に手を出したら殺すわよ?」

善逸「というか彼女に手を出したら犯罪だからね?」

耕平「法律の壁を、俺は越えてみせる‼︎」

善逸・美波「「いや、越えるなし。」」

 

 マジでコイツ将来捕まってそうだよね〜。知人代表でインタビューを受けたら、『絶対にやると思ってました!』って答えてあげよう。

 

奈々華「それで、この子は美波ちゃんの妹でいいのかな?」

美波「そうですね!葉月、自己紹介して。」

葉月「はいっ!東京から来ました、島田葉月ですっ!中学1年生ですっ!いつもお姉ちゃんや義理のお兄ちゃんがお世話になっておりますぅ‼︎」

妓夫太郎「義理のお兄ちゃん?」

千紗「我妻君ってそうだったの?」

葉月「はいっ‼︎義理のお兄ちゃんと私のお姉ちゃんは結婚を前提にお付き合いしてるんですぅ‼︎」

善逸・美波「「葉月(ちゃん)⁉︎」」

他全員「「「「「えっ⁉︎」」」」」

 

 い、いや〜………

 

甘露寺「2人はもうそういう関係だったの⁉︎」

宇髄「そりゃあ派手にめでてえな‼︎」

善逸「い、いや……その……、結婚は前提にしていないです……///」

美波「はい……///」

ケバ子「してもいいんじゃないの?」

善逸・美波「「た、確かに………///」」

宇髄・甘露寺・ケバ子「「「ひゅ〜‼︎」」」

 

 ううぅ………。恥ずかしいというかなんというか……。いや、俺はそうしたいんだけど………。

 

伊織「善逸、島田、甘いからもうその話は終わりにしてくれ。俺は糖尿病なんだ。」

妓夫太郎「俺もだなぁぁぁぁ。」

 

 どんな言い訳だよ。初めて聞いたよ、それ。でもこれに対する反論はきちんとあるんだよね〜。

 

善逸「だったら酒は飲んじゃダメだね!」

伊織・妓夫太郎「「前言撤回‼︎」」

葉月「わあっ!お兄ちゃんたち、お酒が大好きなんですねっ!」

伊織「葉月ちゃんの義理のお兄ちゃんもな!」

妓夫太郎「いつも全裸で暴れ回ってるぞぉぉ。」

善逸「ちょっと‼︎勝手に言わないでよ‼︎」

葉月「そ、そうなんですかっ?」

美波「そうね。」

葉月「そうなんですね……」

善逸「うわぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 クソ!これが伊織の気持ちかよ‼︎

 

伊織(小声)「な?俺の気持ちが分かっただろ?」

善逸(小声)「うん。」

伊織(小声)「だったら俺に協力しろ。栞の前では俺がボロを出さないようにな。」

善逸(小声)「わ、分かったよ……」

 

 ということで伊織に協力する羽目になった。それにしても………

 

葉月「えっと、お姉ちゃんは何年生なんですかっ?」

栞「えっと、中学3年です。」

葉月「わぁっ!それじゃあ葉月の先輩ですねっ!なんと呼んだらいいのですかっ?」

栞「え、えっと………し、栞お姉ちゃんで///」

葉月「分かったですぅ〜、栞お姉ちゃん!」

栞「あ、ありがとうございます、葉月///」

伊織「おいおい栞〜、もしや自分に妹が出来て嬉しいのか〜?」

栞「そうですね、お兄様!」

美波「葉月も年の近い知り合いが学校外に出来て良かったね!」

葉月「はいですぅ〜!」

 

 中学生同士のやりとりが微笑ましいね〜。

 

栞「あの、せっかくですし葉月が喜びそうなハンカチ落としでもやりません?」

葉月「やった〜!」

伊織「栞もまだまだ子供だな〜。」

栞「そんな事ないです!」

善逸「いいね〜!それじゃあ準備しましょ〜う!」

妓夫太郎・美波・ケバ子・甘露寺「「「「は〜い!」」」」

宇髄「さてと、派手に準備を……」 ドサッ

 

 ん?伊織が倒れたぞ?

 

葉月「お酒のお兄ちゃん、大丈夫ですぅ?」

栞「葉月、兄様はただ眠くなっただけです。」

葉月「そうなんですかっ!それでは部屋に運ばないといけませんねっ!」

栞「そうですね。」

善逸「それじゃあ俺が案内するよ。」

耕平「俺も!」

美波「ウチも!」

栞「ありがとうございます。」

 

 ということで俺たちは伊織の死体を伊織の部屋に搬送した。

 

 

 

  side 栞

 

 薬品を染み込ませたハンカチを口に当てて相手の意識を落とす。これが私流のハンカチ落としです。これで無事兄を隔離することが出来ました。

 

栞「家から逃げようなんて絶対許しませんよ、クソ兄貴。」

伊織「zzzzzzzz」

 

 私は北原栞。中学三年生でおひつじ座のAB型。実家は古い旅館を営んでおり、進学の為に家を出た兄の所に来ている。ここで一つ告白しておきたい。実のところ私は、別に兄が好きでもなんでもない。

 

 では何故世話焼き女房の真似をしているかというと、ひとえに兄に旅館を継がせる為です。兄を立派な跡取りに仕立て上げ、私は実家に縛られない自由を手に入れる。その為には、ブラコンですら演じきってみせる‼︎

 

 あと全く関係ない話ですが、葉月が可愛いです♪まるで妹が出来たみたいです!私の周りには今まで歳上しかいなかったので、これはすごく新鮮です!是非もっと私に甘えてきて欲しいですね!そんな事を思っていると………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「栞ちゃんだっけ、ちょっといいかな?」

ムッツリーニ「………盗撮の件で話がある。」

 

 兄の友人2人に話しかけられました…………。しかもバレないと思ってた盗撮がバレてるという………。これは面倒な事になりそうです………。




 ということで栞だけでなく葉月も登場しました。バカテスとぐらんぶるを代表する妹同士の共演ですね!耕平にとってはパラダイスです!

 それと、医大コンビの手によって栞の盗撮がバレましたね。これからどうなっていくのでしょうか。それは次回のお楽しみに‼︎

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