バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


四十五杯目 脱がないよ?

  side 善逸

 

 なるほどね〜。妓夫太郎を酔わせて好意を聞き出す作戦か!いいね!

 

 そういえば、伊織の恋バナってあまり聞いた事ないよね〜。千紗ちゃんとの擬似恋人関係もどう思ってるかよく分かんないし〜。もしや本当に耕平の事が好きなのかな?この際だから聞いてみるか!

 

善逸「伊織ってさ〜。」

伊織「何だ?」

善逸「耕平の事が好きなの?恋愛的な意味で。」

伊織「ブチ殺すぞ。」

 

 どうやら違ったみたいだ。なら………

 

善逸「千紗ちゃんの事どう思ってんの?恋愛的な意味で。」

 

 こっちはどうなんだろう?

 

伊織「あ〜、千紗か〜。上手く言えないんだけど、なんていうか『同級生の仲間』って感じなんだよな〜。」

善逸「なるほどね〜。」

 

 それじゃあ俺の千紗ちゃんに対する感情と変わらないってわけね!

 

伊織「だからあまりピンと来ないんだよな〜。」

善逸「なるほどね!じゃあ同級生じゃない奈々華さん、甘露寺先輩、梓さんは?」

伊織「う〜ん、当然仲間ではあるんだけど、あの3人、というか宇髄さんの嫁さんも入れて6人は『年上のお姉さん枠』なんだよな〜。」

善逸「なるほどね!」

 

 俺もそう思うよ!

 

伊織「だから俺は正直、同じイトコでも奈々華さんはエロい目で見てるんだよな〜。」 ガチャ

 

 コイツは何を言って……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈々華「ただいま…………///」

 

 あっ………。凄いタイミングで本人が帰ってきちゃったね。

 

伊織「あの……、奈々華さん、今のは………」

奈々華「えっ、えっと……ごめんね伊織君………私……その……お友達に電話してこないと………」

伊織「あっ………」

 

 そう言って奈々華さんはどこかへ行ってしまった。

 

伊織「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

善逸「ドンマイ♪」

 

 こうして伊織はまた奈々華さんに誤解されましたとさ。

 

 

 

 

 印象ゲームの翌日、俺は伊織&奈々華さんと店番をしているんだけど………

 

伊織「いい天気ですね、奈々華さん。」

奈々華「そうだね。」

伊織「外は陽射しが強くて暑そうですね、奈々華さん。」

奈々華「そうだね。」

伊織「あの、奈々華さん。」

奈々華「何かな、伊織君?」

伊織「もうちょい近くに座りませんか?」

奈々華「私、最近この椅子が気に入ってるの。」

伊織「そうですか……」

 

 昨日の伊織の発言のせいでこの2人がなんか気まずい感じなんだよね〜!一緒にいる俺まで気まずいんだけど⁉︎

 

善逸「……伊織、何してくれてんのさ!昨日の発言のせいでこのザマだよ!……」

伊織「……仕方ないだろ。事実なんだし。それはともかくこの気まずい空気をなんとかしようぜ……」

善逸「……だね。じゃあまずは千紗ちゃんの話でもして気を引いて見る?……」

伊織「……だな……」

 

 まずはこの作戦だ!

 

伊織「奈々華さん。」

奈々華「は、はい!」

伊織「俺思うんですけど……」

奈々華「な、何?」

伊織「千紗って可愛いですよね。」

 

 お!奈々華さんが近づいてきた!いい感じだね!俺も乗ろう!

 

伊織「頭もいいし、料理とかも出来るし、」

奈々華「うんうん!」

善逸「冷たいようで優しいし、海にも詳しいし〜、」

奈々華「うんうん!」

伊織「奈々華さんに似て良い尻してるし。」

奈々華「えっ⁉︎」スサササ

 

 おい。それ今言うことじゃないでしょ。

 

善逸「……伊織!お前はバカなの⁉︎そんな事言ったら距離ができるに決まってんじゃん‼︎……」

伊織「……千紗の事を褒めたつもりなんだけどな……」

善逸「……もう!とにかく俺がなんとか言っておくから!……」

伊織「……任せた!……」

 

 大事なのは嘘をつかない事。だから事実を伝えて納得してもらえばいいのさ!

 

善逸「奈々華さ〜ん!」

奈々華「どうしたの、善逸君?」

善逸「伊織の事で話があるんですけど〜。」

奈々華「な、何かな……」

善逸「正直に言いますが……」

奈々華「な、何を?」

 

善逸「奈々華さんの身体はエロいんです‼︎」

 

奈々華「え、えっと……」スサササ

 

 更に距離が出来てしまった。

 

伊織「……テメェ、何してくれてんだ‼︎……」

善逸「……じ、事実を伝えるところだったんだよ‼︎……」

伊織「……確かに事実だが、あそこだけ切り取るとヤバいだろ‼︎……」

善逸「……お前だってそうだったじゃん‼︎それよりもなんとか誤解を解く方法を考えないと!……」

伊織「……ああ、そうだな。じゃあ俺が奈々華さんの誤解を解いておくわ……」

善逸「……え?伊織だけでいいの?……」

伊織「……ああ。だからお前は島田の誤解を解いておけ……」

 

 美波の誤解?そんなのあったっけ?う〜んと…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美波「ねえ善逸。奈々華さんの身体がどうだって?

 

 えっ?いつの間に………。というかあのセリフだけを聞かれてたらヤバいじゃん‼︎

 

伊織「という事だ、頑張れ。」

善逸「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎ごめんなさい‼︎ごめんなさい‼︎ごめんなさ〜い‼︎」

美波「とりあえずウチの部屋に来て‼︎」

善逸「はいはい分かりました‼︎」

 

 こうして俺は美波の部屋で説教(拷問)をされた。

 

 

 

 説教(拷問)の後、俺が伊織の様子を見に行くと…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊織「このコート、脱いじゃいましょうか。」

奈々華「えっ///」

 

 なんかヤバい事になってた。

 

奈々華「ほ、本当に大丈夫だから!とりあえず伊織君はリビングで待ってて///」

伊織「はい。」

 

 とりあえず伊織を問い詰めよう!

 

善逸「……伊織、何してんのさ!……」

伊織「……紳士的に振る舞ったら何故か距離を取られた……」

善逸「……アレのどこが紳士的なんだよ!……」

伊織「……寒い時にコートを着せてあげるやつあるじゃん?……」

善逸「……まあ……」

伊織「……アレの逆だ……」

善逸「……お前は本当にバカだね……」

伊織「……お前だけには言われたくないな……」

 

 普通そういう発想にならないと思うんだよな〜。まあ伊織に普通を求めても無駄だけど………ってまさか!こういう事かもしれない!

 

善逸「……奈々華さんは普通を求めてるのかもよ?……」

伊織「……どういう事だ?……」

善逸「……自分だけが特別視されるって言うのは恋人同士でもない限り嫌なんじゃないかな〜?……」

伊織「……確かにな。だったら俺達が伝える事は……」

善逸「……アレしかない!……」

 

 さて、これで誤解が解けるはずだ‼︎

 

善逸・伊織「「奈々華さん‼︎」」

奈々華「ぬ、脱がないよ?」

伊織「いえ、その話は置いといてですね。」

奈々華「置いとくだけなんだ……」

善逸「これだけは覚えておいて下さい‼︎」

奈々華「う、うん!」

 

善逸・伊織「「奈々華さんだけでなく梓さんや甘露寺先輩(蜜璃さん)もエロいんです‼︎」」ガチャ

 

梓「おっ?」

甘露寺「え、ええ〜⁉︎」

 

 ヤベ、本人のご登場……………

 

伊黒「死ぬ覚悟は出来てるんだろうな?

美波「もう一回三途の川を見せてあげるわ、善逸?

 

 よりももっとヤベ〜奴らが登場してしまった。

 

 

 

 

 2回目の説教(拷問)の後、梓さんが色々と話を聞いてくれた。ちなみに奈々華さんはどこかに行ったみたい。

 

梓「んで、善逸は伊織の誤解を解くためだけに行動してたと。」

善逸「そうで〜す!」

美波「だったらもっと頭を使いなさいよ‼︎」

善逸「アレが俺の精一杯だったんだ‼︎」

美波「アンタに期待したウチが馬鹿だったわ。」

 

 しょうがないじゃん!だって元下弦なんだもん!

 

梓「それで、伊織は奈々華の事どう思ってるの?」

伊織「えっと、俺は……っ!確かに奈々華さんは異性として魅力的ですけど……っ!」

善逸「ですけど?」

伊織「俺は実の姉みたいに思ってるんで!」

梓「ふ〜ん。つまりは実の姉のように慕っていると?」

伊織「まあそうですね。」

梓「そっかそっか。よく出来ました!」

伊織「えっ?」

 

 こう言って梓さんは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈々華 通話時間 1分24秒

 

 

 奈々華さんと電話中、という画面を見せてくれた。

 

奈々華(電話)『あはは!ありがとね、伊織君、善逸君!』

 

 わお!俺の話も聞かれてたんかい!

 

梓「ということで無事解決したので、皆で飲みに行こ〜‼︎」

甘露寺・善逸「「は〜い‼︎」」

伊織・伊黒「「確かに!」」

美波「あ、ウチ今日バイトが……」

梓「確かブッキーのバイト先だよね?」

美波「はい……」

梓「ならそこで!」

美波「えっ?あっ、はい!ありがとうございます!」

 

 ということで、解決記念飲み会を俺と美波と寿先輩のバイト先である例のバー(二十二杯目参照)でやる事にしました!

 

 

 

 

 そして店に着いたよ!

 

寿「いらっしゃい!」

時田「お!」

まさお「これは珍しい組み合わせですね〜。」

奈々華「宇髄さんたちが出勤したから飲みに来たの〜。」

時田・寿・まさお「「「なるほど〜!」」」

 

 そうして俺たちはこんな感じで席が分かれたよ。

 

 

 

バーテン 

 寿、美波

 

カウンター席

 時田、まさお、奈々華、善逸

 

テーブル席(同じテーブル)

 伊織、梓、甘露寺、伊黒

 

 

 

 俺は美波とのお喋りタイムだ!

 

 

 

  side 伊織

 

 俺はテーブル席で梓さんや2年生2人と話していた。

 

伊織「やっぱり梓さんには敵いませんよ〜。」

甘露寺「そうですね!私もよく分かんないんですけど、流石梓さんって感じです!」

梓「ありがとね〜!まあ異性関連だけは他の皆には任せられないからね〜。」

伊黒「確かにな。」

 

 下ネタに戸惑っちゃう奈々華さんと、エロい服を作る事に一生懸命なまさおさんと、酒飲んで全裸で暴れてるだけの時田さんと寿さんじゃあね。

 

甘露寺「あの4人にも何かあればいいんですけどね〜。」

梓「トッキーも彼女の事は全然話さないからね〜。」

伊織・甘露寺・伊黒「「「えっ⁉︎」」」

 

 今なんと…………

 

梓「あれ、皆知らなかった?トッキー彼女いるんだよ?」

 

 はっ?マジで?

 

伊黒「う、嘘だろ⁉︎」

甘露寺「知らなかったです〜!」

伊織「それは人間の彼女ですか?」

梓「人間だよ〜!」

 

 だから梓さんは時田さんに手を出さないのか〜。

 

伊織「まあとにかく、梓さんも大変ですね。イロイロと。」

伊黒「確かにな。」

梓「分かってるじゃない。」

 

 そして梓さんは一口酒を飲んだ後、こう言った。

 

梓「完成しちゃった関係だと、なかなか動き出せなくなっちゃうからさ。」

 

 完成した関係か………

 

梓「要は動けるうちに動けってコトさ、若人よ‼︎」

 

 そう言って梓さんはカウンター席の方に行ってしまった。

 

甘露寺「成る程、そういうことね!」

伊織「どういうことです?」

伊黒「恋愛面での話だ。俺達もあまり詳しくは知らないが、あの5人は色々あって今の関係に落ち着いたんだろ。」

甘露寺「それを今更色恋で揉めたり壊したりするわけにはいかないしね〜。」

 

 確かに………

 

伊黒「だから今のうちに動いておけって言うことだ。といっても残りは古手川と吉原しかいないがな。」

甘露寺「愛子ちゃんと美波ちゃんは高校時代からの関係だから今更別れるとも思えないしね〜。」

伊織「あれ?蜜璃さんは違うんですか?」

甘露寺「わ、私は……///」

伊黒「俺と付き合ってる。つい最近からだけどな。」

伊織「さ、さいですか⁉︎」

 

 嘘だろ⁉︎絶対伊黒さんがストーカーしてるだけだと思ってたのに!マジかよ⁉︎

 

甘露寺「ということで、もしPaBの中で恋愛がしたかったらその2人と言うことになるね〜。」

伊黒「まあこの中にこだわる必要はないがな。」

 

 う〜ん。千紗は妹って感じだし、ケバ子も同級生の仲間って感じだしな〜。

 

伊織「成る程………。あまり考えた事無かったので考えておきます。」

甘露寺「好きな人が出来たら教えてね!」

伊黒「俺達が幾らでも相談に乗ってやる。」

伊織「は〜い!」

 

 今まではナンパして彼女を作ることしか考えてなかったけど、こういうのもありなのか〜。そう考えが改まった日であった。

 

 

 

 

  side 善逸

 

 時田さんに彼女が居たんだ〜。知らなかったよ!

 

 そして文月の奴らなら誰もが知ってる、伊黒さんと甘露寺先輩の2人!遂にくっついたんだね‼︎これはLINEで報告しないと‼︎

 

善逸(LINE)『伊黒先生と甘露寺先輩が付き合い始めたって〜!』

美波(LINE)『つい最近かららしい!』

伊之助(LINE)『マジか⁉︎おめでたいな‼︎』

姫路(LINE)『伊黒先生も休職した甲斐がありましたね!』

ムッツリーニ(LINE)『………とりあえず異端審問にかけとくか。』

明久(LINE)『だね!』

秀吉(LINE)『お主らは普通に祝えんのかのぅ……』

雄二(LINE)『ちょっと待ってくれ翔子‼︎これは誤解なんだ‼︎』

炭治郎(LINE)『雄二、LINE送り間違えてない?』

雄二(LINE)『あ、本当だ。すまん。』

 

 雄二は何してるんだろう?そんな事を思った日だった。

 

 ちなみにその夜家に帰ると、奈々華さんたちの身体を妬んだ美波によって、俺の日輪刀は赫くなった後中に入ってたものが天に向かって霹靂一閃しましたとさ。




 ということで伊織が奈々華さんをエロい目で見ている話でした。善逸のバカさもあって、2人で誤解を生んで一時期は大変な事になりましたね。

 それと、さらっと伊黒さんと蜜璃ちゃんが付き合い始めました!おめでとう!末長くお幸せに‼︎

 さて、次回は大人の林間学校です。2話かけてお届けします。お楽しみに!

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