バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 数学

問 次の関数を微分しなさい。ただしlogxはxの自然対数とする。

『 xlogx 』


木下優子の答え

『 1+logx 』 

教師のコメント

正解です。合成関数fgの微分はfの微分をf'、gの微分をg'とするとfg'+f'gと表されますね。覚えておきましょう。


木下秀吉の答え

『 木下優子と同じ。 』

教師のコメント

言葉を変えて誤魔化してもダメです。


土屋康太の答え

『 xl 』

教師のコメント

とても大きなTシャツですね。


我妻善逸の答え

『 sex 』

教師のコメント 

後で職員室に来てください。


第十三話  メイドと女装と常夏コンビ

  side 善逸

 

 女の花園ことメイド喫茶にやってきたわけだが…

 

「頼む‼︎ここだけはやめてくれ‼︎お願いだ‼︎」

「何してるの雄二〜?たまたまメイド喫茶をやってたのが2-Aクラスだっただけなのにどうしてそんなに慌ててるのかな〜w?」

「雄二、ちゃんと店長として偵察しないと!ほら、行くよ!」

「善逸や炭治郎の言う通りだよ!ほら、僕が開けるから!」

「坂本君、女の子から逃げ回るなんてダメですよ‼︎」

「そうよ坂本!霧島さんから逃げないの!」

「やめてくれ〜‼︎」

 

 雄二め、あんなに行きたいって言ってたくせに〜。男に二言はないって錆兎先生も言ってたじゃんか!

 

「さあ開こう‼︎女の楽園への扉を‼︎」

 

 そうして扉を開くと〜?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこには天国が広がっていた。

 

「うひょ〜〜〜〜‼︎辺り一面に咲き乱れるメイドの女の子達‼︎色とりどりの綺麗な女の子達‼︎いや〜凄いよここ‼︎来て良かったよ‼︎無惨と美波のパワハラに耐えてここまで生きてこれてよかったよ〜〜〜‼︎イャャャ〜ホォゥ‼︎最高!超最高‼︎超超超さいこ〜う‼︎我妻善逸、我が人生に一片の悔いなし‼︎」 バタン

「島田、恐ろしい速さの手刀だったな。俺でなきゃ見逃してた。」

「死にたいって言ってたからね。その想いを叶えただけだよ。」

 

 全く、酷いな美波は〜。そんな言葉の奥の意味も分かんないから国語で一桁取るんだよ〜。も〜。

 身体を起こして受付に向かうと、そこには愛子ちゃんと執事のコスプレをした利光がいた。

 

「お、Fクラスのみんなじゃん!ボクたちのところに来てくれてありがとね♪受付は好きな2人から選んでね♪」

「吉井君達、来てくれてありがとう‼︎みんな1つのテーブルで問題ないね!さあ、僕が相手してあげるよ!」

「じゃあ僕は工藤さんのところに…」

「吉井君はこっちです!」

「え〜…」

「ありがとう姫路さん。さあ吉井君、ここに名前を書いて!」

「分かったよ久保君。」

 

 明久ウケる〜w。あとがっかりするのは利光がかわいそうだからやめてあげろ。

 さあって、俺は美波が受付している間に愛子ちゃんのところへ行くか!

 

「キミ〜、我妻君だっけ?ボクが相手する?」

「はい‼︎よろしくお願いしますぅぅぅ‼︎」

「相手しなくて大丈夫です!」

「酷いよ美波‼︎これはちゃんと客としてお店のサービスを受けてるだけに過ぎないのに!」

「あはははは…。仲良しだね〜。」

 

 全くもう!愛子ちゃんにアフターで保健体育の実習頼もうとしたのに…

 てかあそこでローアングルから写真撮りまくってるのムッツリーニじゃね?

 

「ムッツリーニ、何してるの?当番じゃなかったの?」

「……………人違い。」

「嘘つけ‼︎どう見てもムッツリーニだろ‼︎」

「…………敵情視察。」

 

 最近の敵情視察はローアングルから女の子を撮影することらしい。そんなムッツリーニに愛子ちゃんが話しかけた。

 

「ねぇムッツリーニ君、できればお客さんとして入って欲しいな〜?ボクで良ければ相手するよ〜?」

「………………工藤、俺はクラスに戻る。」

「そっ、そっか〜…。頑張ってね〜…。」

 

 ムッツリーニ帰るんかい‼︎って当番あるから当然か…。

 あといつのまにかカナヲちゃんがやってきた!義理とはいえ流石胡蝶姉妹の妹、凄く美しい‼︎炭治郎が羨ましいよ!

 それはそうと、さっきからカナヲちゃんと愛子ちゃんは何を話してるんだろう。

 

「(愛子、残念だったね。)」

「(えっ…な、何が残念なの⁉︎)」

「(誤魔化しても無駄だよ?)」

「(な、何も誤魔化してないよ‼︎)」

「(ふ〜ん、それならいいけどね〜?)」

「(何笑ってるの!ボクはただ普通に受付しただけだよ!)」

 

 なるほどね〜愛子ちゃんはムッツリーニのことが好きなんだね〜。この間の保健体育勝負の後に意気投合したのかな〜?後あの反応だと、自称保健体育のエキスパートはただの自称っぽいね。ちょっと大人っぽく背伸びしてるだけの女の子、推せる‼︎

 そんなことを考えてると次は炭治郎の番になった。

 

「えっと、次は誰かな?」

「はい!竈門炭治郎です!」

「キミが特別予約の竈門君だね!カナヲ、案内してあげて♪」

「分かった。」

「ちょ、そんな予約してな…」

「炭治郎、こっち。」

 

 うわ〜。あれ絶対奥の部屋で保健体育の実習コースでしょ。俺も混ざりたい‼︎是非とも濃密な実習を行いたい!でも色んな人に怒られそうだからやめとく。その代わりにちゃんと異端審問会につきだしてやる‼︎覚えてろよ炭治郎‼︎

 

 女性陣と雄二の受付が終わったところだ。さぁって、担当メイドは誰かな?

 

「では吉井君の案内をお願いね、霧島さん。」

「…お帰りなさいませ、お嬢様、旦那様。」

 

 うひょ〜!翔子ちゃん引き当てるなんてサイコ〜‼︎男性陣だけでなく女性陣もその美しさに見惚れてるところ、1人だけガッカリしてる奴がいた。

 

「すまん利光。担当を変えてもらって良いか?」

「それは出来ないよ坂本君。申し訳ないけど店の都合を優先させてもらうよ。」

「そんな〜!!!」

「…おかえりなさいませ。…今夜は帰らせません、ダーリン♪」

「あ…」

 

 クソ‼︎確かに俺もちょっと気持ちは分かるけど!翔子ちゃんに付き纏われてることを少しは嬉しく思え‼︎

 

「霧島さん、大胆です…//‼︎」

「ウチも少し見習わないとね…」

「あのお姉ちゃん、寝ないで何遊ぶの?」

 

 頼むからやめてくれ美波。あと葉月ちゃんはまだ知らなくて良いよ。

 それにしても凄いお客さんだな〜。流石Aクラス。衣装やメニューも段違いだな〜。

 そして俺、雄二、明久、美波、瑞希ちゃん、葉月ちゃんの6人は翔子ちゃんの案内の元一つのテーブルにまとまって座った。

 

「…注文をお願いします。」

 

 よし、ここはアレを言ってやる‼︎メイド喫茶ならあってもおかしくないサービスだ‼︎お店に来てきちんとサービスを受けることは大切だよね〜。これはあくまで敵情視察‼︎サービスをきちんと受けてFクラスにフィードバックするための行動なのさ‼︎

 

「ウチはふわふわシフォンケーキで‼︎」

「葉月もー!」

「あ、私もそれがいいです!」

「僕は『水』で、付け合わせに『塩』があると嬉しいな〜」

「可愛い女の子1人ください‼︎」

「んじゃ俺は…」

「…注文を繰り返します。」

 

 そう、ちょっと案内所っぽくなっちゃうけど、メイド喫茶にもあってもいいはず‼︎お気に入りの子指名とかあるからね〜‼︎

 あと明久相変わらずだな〜。せっかくのいい機会なんだからちゃんと食えよ‼︎それと翔子ちゃん、雄二まだ何も言ってないけど…。

 

「…『ふわふわシフォンケーキ』を3つ、『水』を1つ、『塩』を1つ、『可愛い女の子』を1人、『メイドとの婚姻届』が1つ、以上でよろしいですか?」

「よろしくねえよ‼︎」

「いいわけ…「…島田さん、〜〜…」いえこれで大丈夫よ。」

 

 雄二ウケる〜w。ここまで振り回されてると異端審問にかけるのがかわいそうになってくるね〜w。あと美波と翔子ちゃんがなんか小声で話してたけど気にしないでおこう。

 さ〜って、店内を見渡して暇を潰しますか〜。この店女性の方向けに男子はさっきの利光みたいに執事のコスプレをしてるんだね。しかもお客さんによってうまく男女を使い分けてるし。流石だね〜。俺達も考えてはいるけどいかんせん女子2人じゃあ厳しいよね〜。

 ん、なんか利光が来たぞ〜。ってアレは水と塩か…。明久の分だけお前が持ってくるんかい!

 

「吉井君お待たせ、こちらが『僕の』水と塩だよ。」

「ありがとう久保君!」

 

 ん、『僕の』?もしかして…。一応聞いてみるか。

 

「(なあ利光、あれってどんな水と塩だ?)」

「(僕の水筒に入っている水と家にある塩だよ。吉井君のために持ってきたんだ。)」

「(流石だな。まあ頑張れよ。)」

「(ありがとう我妻君!)」

 

 明久が鈍感じゃなかったら気付いていただろうね〜。あと瑞希ちゃん、翔子ちゃんじゃなくて利光が持ってきたから一安心してるけどそいつ恋敵だからね。気を付けろよ。まあどっちも知らないみたいだから俺の口からは言わないけどね〜。

 そんなことを思ってたらついに料理が運ばれてきたぞ〜‼︎さぁって、俺のところにはどんな女の子がくるかな〜?ん、誰も連れてきてないけどまさか翔子ちゃん⁉︎雄二には悪いけどそれなら最高だ‼︎まあまだ準備できてないだけかもしれないけどね〜。

 

「…お待たせしました。こちらシフォンケーキになります。」

「「「ありがとうございます!」」」

 

 そうして翔子ちゃんはシフォンケーキを瑞希ちゃんと、葉月ちゃんと、…………ってあれ、なんで俺のとこに置いたの?

 

「翔子ちゃん、これ俺じゃないよ。」

「…ここであってますよ。…そしてこちらが可愛い女の子になります。」

「ご指名いただきありがとうございま〜す♪島田美波で〜す♪。ここ座るね♪」

「いや、ちょ…グファ‼︎」

 

 おい、こいつ俺の上に座ってきたんだけど‼︎なんなの⁉︎だからシフォンケーキ俺のとこに置いたのかよ⁉︎ふざけんな‼︎

 ってかなんで翔子ちゃんは俺と美波の関係を知ってるんだ?雄二がバラすとは思えないし…。

 

「翔子ちゃん‼︎ねえ翔子ちゃん‼︎」

「…なんでしょう?」

「返品返品‼︎他の人に代わって‼︎俺のタイプは違う人なんだよ‼︎あとなんで美波のこと知ってるの?」

「…当店では返品は認めておりません。あとお客様との関係はうちの店長が把握しております。」

「店長って翔子ちゃんじゃないの?」

「…貴方達と一番関わりが深い方とだけ言っておきます。」

 

 関わりが深い人…。あっ…!パワハラ補習の補佐でたまにくるあの腐女子か!クソが‼︎今度下着姿で過ごしてるところに遊びに行ってやる‼︎

 あとそろそろ美波にどいてもらおう。

 

「そろそろどいてくんない?」

「だめだよぜんいつ〜♪ちゃんとこのお店のサービスを受けるって言ったじゃん♪最後まで楽しまないと♪」

「クソが〜〜〜〜〜‼︎」

「哀れだな、善逸。」

「ブチ殺すぞ、貴様。」

 

 雄二め、ここぞの時ばかりバカにすんじゃねえ‼︎あの時の喧嘩の恨みだろ‼︎…でもな、お前にも命日が来たようだな!

 

「…こちら婚姻届と坂本家の実印になります。」

「おい、これ本物じゃねえか!どうやって手に入れたんだ⁉︎」

「…ではメイドとの新婚生活を想像しながらお待ち下さい。」

「哀れだな、雄二。」

「ブチ殺すぞ、貴様。」

「もう死んでる…。上に座ってる美波のせいで。」

「そうだったな…。」

 

 親に言って手に入れたのかな?

 そう思ってると雄二が真剣な表情で俺を見て口を開いた。

 

「なあ善逸。」

「なんだ雄二。」

「絶対優勝するぞ。」

「ああ。お互いの余生のためにもな。」

 

 そう、これは俺たちの人生を賭けた戦いなのである。邪魔をする奴は全員薙ぎ払ってやる。あと美波、そろそろ本当にきついからマジで降りてくれ。

 

 ところで、そろそろクレーマー見つけないと。

 

「ねぇ葉月ちゃん、本当にここであってる?」

「はいですぅ♪嫌な感じのお兄ちゃん2人が悪口言ってました〜!」

「明久、どんな感じの…」

 

 そう言おうとした瞬間、

 

「みんな、あいつらだ‼︎あいつらがクレーマーの常夏コンビだ‼︎」

「あのお兄ちゃんたちですぅ!」

 

 明久と葉月ちゃんが指した方を見ると〜?

 

「それにしてもここの喫茶店は綺麗でいいよな‼︎」

「さっきのゴミ屋敷の2年Fクラスとは比べ物にならないぜ‼︎」

「「はっはっはっはっ‼︎」

 

 なんとも頭悪そうな連中だ。しかも明久曰くコイツら3年Aクラスらしい。信じられねぇ。葉月ちゃんの証言曰くおそらく何度もAクラスに出たり入ったりしてるのだろう。明久がキレるのも無理はない。

 

「僕がぶっ飛ばしてやる‼︎あの先輩達みたいに‼︎」

「まて明久。ここは頭を使うんだ。先に手を出した方が負けだ。」

「吉井君、あの先輩達は殴られかけたからやり返しただけなんです。ここは別の方法を取るべきです。」

「じゃあどうしろと…。」

 

 常夏コンビをぶちのめす良い方法…。そうだ、あれしかない‼︎雄二も同じことを思ったのか、俺の方を見て笑ってきた。

 

「翔子、メイド服を1着貸してくれ。」

「…分かった。」

「俺も同じこと思い付いたぜ…ってえ?」

 

 なんか翔子ちゃんが脱ぎ始めたんだけど‼︎あと美波、俺にもたれかかるのやめろ!前が見えない‼︎翔子ちゃんの生着替えが見れないじゃないか!ふざけんな‼︎俺の期待を返せ‼︎

 

「霧島さん、ここで脱いじゃダメです!」

「霧島さんストップ‼︎獣どもが見てるでしょ!」

「…雄二が欲しいって言ったから。」

 

 この人、雄二の頼みならなんだってしちゃいそうだな。

 てか上弦って変人しかいなくね⁉︎いちいち男子の劣情を煽ってくる陸、炭治郎にヤンデレまがいなことをしてる肆、腐女子で家では下着姿の参、明久のために気持ち悪いことを平気でしてくる弐、そして雄二のためなら常識のたがが外れる壱。もっとエリートなんだからまともな奴ばっかだと思ったよ。きっと伍も変人なんだろう。

 

 そんなことを考えてたら雄二が照れながら返事した。

 

「お、俺がいたお前のメイド服を欲しいと言った⁉︎予備のやつがあれば貸してくれ、って意味だ‼︎」

「…今持ってくる」

 

 雄二も雄二で照れ屋だな。俺だったら飛びついてたぞ‼︎だって翔子ちゃんだぞ‼︎まあ俺も美波ならああなる気はするけれど…。

 すると相変わらず俺の膝の上に乗ったままの美波が質問してきた。コイツ俺が美波のこと考えてるとき必ず喋ってくるんだよな。さてはお前無惨か?

 

「ねえみんな。メイド服誰が着るのよ?」

「えっと〜、姫路さんか島田さん?」

「美波は違うでしょ〜w」

「アンタ今の状況分かってる?」

「すいませんでした。って真面目に美波でもなければ瑞希ちゃんでもないよ。」

「どういうこと?」

「それはな〜……」

 

 俺と雄二が顔を合わせて笑い合う。俺も一緒に言うか!

 

「「明久だ‼︎」」

「「「はぇ?」」」

「は、僕?ちょっと待ってよ2人とも‼︎意味がわからないよ!」

「善逸、秀吉に連絡だ。メイクをやらせる。翔子、島田、姫路はメイク道具持ってこい。Fクラスの秘密兵器、アキちゃんの出番だ‼︎」

「「「「了解‼︎」」」」

「ちょっとふざけないでよ〜」

「「何だ明久。俺たちは至って真面目だ。」」

 

《秀吉、Aクラス近くの男子トイレで待機しててくれ。アキちゃんを始動させる。》

《分かったのじゃ。あと姉上はそっちにおるかのぅ?》

《ごめんいない。》

《分かったのじゃ…》

 

 そしてみんなの協力の下メイクが完了し、Fクラスの秘密兵器、アキちゃんが誕生した‼︎いや〜、いつものあのバカとは違って、なんかこっちまでドキドキするな〜♡とても中身が明久だとは思えない!

 

「んで、僕はどうするの?」

「簡単だ。あいつらに近づいて掃除のフリしてぶっ飛ばせ。」

「分かった…」

 

 そしてアキちゃんは常夏コンビに近づき…

 

「お客様、足元を掃除させていただきます!」

「おうありがとよ!てかコイツかわいいな!」

「それでは…」

「お、俺に抱きつくなんて積極的だな…」

 

「とっととくたばれ糞野郎‼︎」

 

 と言って抱きついたまま上体を逸らして常夏コンビの片方の頭を地面に叩きつけた‼︎意外と明久も強い‼︎………ってズラズレたぞ‼︎

 

「コイツ、さては噂の下弦の壱、吉井明久か…」

 

 慌ててズラを戻してアキちゃんは言葉を返した。

 

「コイツら私の胸触りました‼︎」

「はっ、ちょっと待て‼︎それはお前が…」

 

 そしてここからが俺と雄二の出番だ。

 

「公衆の面前で痴漢とは頂けないな。俺が制裁してやる。目をつぶって歯を食いしばれ!」

「ちょっとま……グファ‼︎」

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

「ちょ…グファ‼︎」

 

 こうして痴漢退治の名目のもと2人で常夏コンビを退治した。

 ……ん、あいつらまだ生きてたのか。

 

「お前ら、何を見てたんだ⁉︎明らかに被害者はこっちだろ!」

「黙れ、たった今コイツはメイドの胸を揉みしだいたんだぞ。」

「俺たちの目は節穴ではない‼︎」

 

 いや正直節穴だと思うけどね。あとアキちゃんもとい明久が瞬間接着剤で自分がつけてたブラを常夏の坊主の方につけてるのウケるw。

 常夏コンビが目を覚ますと捨て台詞を吐いて逃亡した。

 

「覚えてろ変態ども‼︎」

「逃すか、行くぞ善逸、明久‼︎島田達は会計を頼む‼︎」

「「おう!」」

 

 いや、頭にブラ付けてるやつに変態とは言われたくないけどね〜w。

 

「…お会計、野口英世を一枚か坂本雄二を一名かのどちらかになります。」

「坂本雄二を一名でお願い。」

「かしこまりました。」

 

 雄二が美波に千円で売り飛ばされてるのは気にしないでおこう。あと教頭がいたのも気にしないでおこう。

 

 

 

「ねえ雄二、善逸?」

「「何だ明久」」

「周りの視線が痛いからアキちゃんって呼んで?」

「「分かったぞ、アキちゃ〜ん‼︎」」

「アキちゃん⁉︎私玉野よ‼︎これから一緒に遊びましょ‼︎」

「玉野さん⁉︎ついてこないで〜‼︎」

 

 結構頑張って追いかけっこしたけど、なかなか掴まらなかったので諦めた。3回戦の時間もあったので、俺達はアキちゃんもとい明久を玉野美紀ちゃんに売り飛ばして大会会場に向かった。

 

 

 

 3回戦の会場に到着!さてと対戦相手は…えっ、マジか…。

 

「ねえ雄二、なんかすごい怖い2人組がいるんだけど‼︎俺出たくない‼︎雄二だけで頑張って‼︎」

「いいのか、お前の苗字が島田になっても知らないぞ?」

「それもやだけど…。」

「じゃあ戦え。」

「うん……」

 

 嫌でも凄い怖いよ‼︎片方は凄い不気味な見た目に妬ましいものを見てくるような目。もう片方は顔こそ普通だけどイヤリングとネックレスをしていて漂う雰囲気が堅気じゃない。コイツらに逆らったら確実に殺されるだろう。

 

「三回戦、始めるよ〜。ここに来てEクラスとFクラスのおバカ対決になるとは思はなかったぜ、俺は!」

 

 しかも担当が万世先生かよ…。このサイコパス本当に気持ち悪いぜ。

 そんなことを思っていると不良の片方が話しかけてきた。

 

「なぁぁぁ、お前ら2年Fクラスだろぉ⁉︎」

 

 怖‼︎人殺してそうな声じゃん!元不良の雄二、ここは頼むぞ!

 

「ああそうだ。何か用か?」

「あれからお客さんは入るようになりましたか?」

「あれからって言うのがいつからか知らないけど、ここ数時間はガラガラだな。」

 

 もう片方は敬語なんだな。結構意外。

 

「じゃぁ申し訳ないことしたなぁぁぁ…」

「どういうことだ。」

「貴方達のクラスに嘘のクレームを入れている俺ら3年のバカどもが居たんです。私達がその3年と喧嘩したせいで客足が遠のいてしまったのでしょう。それのお詫びとしては何ですが、今回の戦いは私たちの不戦敗って事でいいでしょう。」

「「えっ…あぁ、はい。」」

 

 

英語

 

2年Fクラス  我妻善逸・坂本雄二  不戦勝

           VS

3年Eクラス 素山狛治・謝花妓夫太郎 不戦敗

 

 

「え〜もう終わっちゃったの〜?そんなことを気にせずやればいいのに。愚かだなぁ。」

 

 この糞野郎はほんと空気読めないよな。さて、明久の言ってることが正しいならこの2人が常夏コンビを倒してくれたのだろう。

 

「(雄二、あの2人だよ多分。明久が言ってた常夏コンビをボコった人達。)」

「(おそらくそうだな。)」

「すまねえなぁぁぁお前ら。あのあと何かあったのかぁ?」

「別のクラスでその2人が騒いでいたのでぶっ飛ばしておきました。」

 

 流石に雄二も相手のことを知ったからか敬語になってる。

 

「あいつらまだ騒いでるのか。俺たちの同期が本当に迷惑をかけてしまい申し訳ございません。」

「「いえいえこちらこそ…」」

 

 ていうかピアスの人後輩に向かって敬語なんだな。人は見た目によらないな〜。

 後から聞いたんだけど不気味な方はEクラスの梅ちゃんの兄で、敬語のピアスの方はBクラス恋雪ちゃんの旦那さんらしい。あの可愛い子が既婚者と知ってどんな奴なんだとイライラしながら思ってたけど、とてもカッコいい先輩だった…。ちなみに降りかかる木刀を横から素手で叩いて壊した人もこの人らしい。俺はこの偉大な先輩達のようになれるのだろうか…

 

 そんなことを思いながら帰路に着くと、教室では美紀ちゃんから解放された明久とカナヲちゃんから解放された炭治郎が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チャイナドレスを持ってはしゃいでいた。

 




 やるからにはやっぱり上弦を目立たせたかったのでメイド喫茶の部分が長くなりました。ちなみに書いてませんが久保君はAクラス戦のあと明久つながりで善逸達と仲良くなった設定です。あまり下の名前で呼ばれないため違和感バリバリですがよろしくお願いします。

 あと、バカテス原作にはなかった3回戦を加えてみました。と言ってもちょっとだけだけど。原作だと食中毒で不戦勝になるはずでしたが今回では下弦の指示のもと、姫路を厨房に入らせないようにしたのでこうなってます。
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