バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


第二十章 毒ゾン桜子withB(ブサイク)
五十四杯目 バイトやろうぜ、バイト‼︎


  side 妓夫太郎

 

 夏休みになったある日の飲み会で、俺は珍しく酔ってる古手川を介抱する伊織、という謎の構図を眺めていた。

 

千紗「だからね伊織、普段使わない人ほどいざという時に電池切れがあるからダイコンはソーラー式の方が便利で、最近はそっちの方が多くて……」

伊織「あ〜、はいはい。」

千紗「聞いてる?」

伊織「聞いてる聞いてる。」

千紗「伊織は離底の時フィンが下を向いている上に荒いから砂を巻き上げちゃうわけで、水底でのファンワークのコツは足よりむしろ中性浮力にこそ……」

 

 古手川って酔うと饒舌になるんだな。しかも思ったより酒強くないし。

 

伊織「あ〜も〜うるせえ!こうして介抱してんだから少しは感謝して静かにしてくれ。」

千紗「しない。する気ない。」

伊織「なんでだよ?」

千紗「伊織には貸しがあるから。」

伊織「ソ、ソンナノナイデス。」

千紗「ある‼︎」

 

 なるほど。それにしても、いつ作った貸しだろう?

 

伊織「じゃあ何をして返せばいい?」

千紗「そんなのも分からないの?」

伊織「分かるわけないだろ。」

千紗「全くこれだから伊織は……」

伊織「はいはい。」

千紗「いい?これから伊織はね、バイトしてお金を貯めるの。」

 

 バイトな〜。俺の家金ねぇから文月通う傍らちょこちょこやってたんだけどなぁ。まあ最近は、

 

梅「お兄ちゃんへの恩返し!アタシバイト代とテニスの賞金でめっちゃ稼いでるから一部あげるね!」

妓夫太郎「いいのかぁ?自分の金なんだから自分で使った方がいいだろぉ。」

梅「お兄ちゃんは昔アタシの分まで稼いでたからい〜の!」

 

 梅に頼りっきりだがなぁ。

 

 さてと、伊織はお金を貯めて何をするつもりなんだろうか?

 

伊織「何だと⁉︎まさか借りを金で返せと⁉︎」

 

 違えだろ。

 

千紗「バカ!違う!バカ!」ポカ!ポカ!

 

 だろぉなぁ。

 

伊織「痛えよ。」

千紗「……もし皆で海外で潜る時……」

 

 それ楽しそうだなぁ。

 

伊織「うん?」

千紗「伊織はバカだから……」

伊織「おい!」

千紗「きっとお金が無くて……行けなくて……そしたら……前みたいに……寂しい……思いを……zzzzz」

伊織「……千紗?」

 

 前みたいな寂しい思い?確か沖縄でのボートダイビング(三十一杯目参照)のことかぁ。確かにあの時伊織だけライセンスが無くて潜れなかったんだよなぁ。一人だけ潜れないのは寂しい……

 

ケバ子「妓夫太郎?何してんの?」

 

 うわ!びっくりしたぁ!

 

妓夫太郎「あ、あぁ、愛菜かぁ。古手川を介抱する伊織っていう珍しいのを見てたんだぁ。」

ケバ子「確かに、アレは珍しいよね〜。」

 

 普通古手川は飲まずに伊織だけ潰れる感じだもんなぁ。

 

ケバ子「それにしても……海外でダイビングね〜。」

妓夫太郎「楽しそうだよなぁ。お前がいつも言ってる青春って感じもするし。」

ケバ子「うん!」

妓夫太郎「お前も好きな人と2人きりでやってきたらどぉだぁ?そいつダイビング出来ねぇかも知れんけど。」

ケバ子「あはははは!う、うん!そーだねー!」

 

 まあ俺も皆と潜りたいってのはあるがなぁ。愛菜と2人きり………は欲張り過ぎだから望まないようにしよう。

 

ケバ子「で、でも、私は皆とも潜りたいな〜‼︎」

 

 皆とかぁ……。となると現状俺は金が無いからバイトしねぇとなぁ。梅に頼り過ぎるのも悪りぃし。だから………

 

妓夫太郎「確かになぁ。よし、決めたぁ‼︎」

ケバ子「何を?」

妓夫太郎「バイトするぜぇ‼︎」

 

 働くしかねぇよなぁ。

 

ケバ子「た、確かにお金……」

伊織「話は聞かせてもらった‼︎」

 

 うぉ!びっくりした‼︎

 

妓夫太郎「急に出てくるとはなぁ。」

ケバ子「私もびっくりした……」

伊織「すまんすまん。ところで妓夫太郎、俺と一緒にバイトやらないか⁉︎」

 

 なるほどぉ。伊織もさっきの古手川の話を聞いてバイトする気になった感じかぁ。なら………

 

妓夫太郎「いいぞぉ。一緒に働こうぜぇ‼︎」

伊織「ああ!」

ケバ子「が、頑張って〜!」

 

 伊織と働く‼︎これなら皆で海外で潜れるだろぉ‼︎ということで、伊織と一緒にバイト先を決めた。場所はファミレスだ。正直この顔だから面接通るとは思わなかったが、まさかの合格をもらえた。

 

 

 

 

 

 

 

 そしていざバイト初日がやってきた。まずは元気な挨拶を………

 

店長「今日から入った……」

伊織「新人の北原伊織です‼︎」

妓夫太郎「謝花妓夫太郎です‼︎」

伊織・妓夫太郎「「よろしくお願いしま……す?」」バジャー

 

 してる途中にジュースをかけられたんだがぁ⁉︎まあたまにあることだが、いきなりこれとは酷え仕打ちだなぁ⁉︎

 

伊織・妓夫太郎「「いきなり何しやがる⁉︎」」

毒島「かけられるのはジュースよりビールの方が良かったかしら?」

 

 うわ!青女祭のときの性悪女かよ‼︎梅の友達なのが微妙に気まずいんだよなぁ………

 

伊織「今までお世話になりました‼︎」

妓夫太郎「帰んのかい。」

毒島「まあ待ちなさいな。」ガッ‼︎

伊織「なっ⁉︎」

 

 逃げようとした伊織の肩を掴んで無理矢理引き戻すとは……、コイツ意外と力あるんだな。

 

毒島「これから仲良くやっていきましょうね、後輩たち?」

妓夫太郎「おう………」

伊織「遠慮します。」

店長「えっと、3人は知り合いで?」

毒島「店長!私この新人2人の教育係やります!」

店長「え?」

伊織「嫌だ‼︎」

毒島「いいですよね?」

店長「まあ、私はいいけど……」

伊織「俺は嫌………」

毒島「いいわよねぇ?」メキメキメキメキ

伊織「はひ………」

妓夫太郎「まあ………」

 

 コイツ、伊織の顔面を押さえて無理矢理言わせやがったし。

 

毒島「店長、あとは私がやっておきますので……」

店長「うん……。それじゃあ3人とも仲良くね。」

毒島「は〜い!」

妓夫太郎「分かりましたぁ。」

店長・伊織「「それじゃあ失礼するよ。」」

毒島「アンタは残りなさい。」

伊織「イエッサー……」

妓夫太郎「よろしく頼むぞぉ。」

 

 ということで地獄のバイト生活が始まった。

 

 

 

 

 まずは教育………

 

毒島「私のコトは桜子様と呼びなさい。」

 

 の前に毒島の呼び方の話になった。

 

伊織「桜子様?」

妓夫太郎「普通は苗字で呼ぶもんだろぉ?」

毒島「まあそうなんだけどさ。私、自分の苗字嫌いなのよ。」

伊織「苗字って………」

 

 コイツの苗字は………

 

伊織・妓夫太郎「「毒島(ぶすじま)か。」」

 

 そういうことなぁ。

 

毒島「誰がブスだ、コラ。」

妓夫太郎「それだけでキレるのかぁ。」

伊織「理不尽過ぎる……別に気にすることでもないのに……」

毒島「私は気になるの!子供の頃に散々言われたんだから!」

妓夫太郎「そんなの俺だって散々言われたぞぉ。」

毒島「アンタとはワケが違うでしょ‼︎」

伊織「でもなあ、誰もアンタを見てブスとは思わんだろ。」

 

 おお。伊織も大胆なこと言うなぁ。でも事実だなぁ。

 

妓夫太郎「確かになぁ。」

毒島「ふ〜ん。」

伊織「何か?」

毒島「別に。まあ一理あるわね。」

伊織「だから顔がブスだなんて言う奴には言ってやれば良い。」

毒島「何を?」

伊織「ブスなのは心の方だと。

 

 コイツバカだろ。当然伊織は拷問された。

 

 拷問の後、毒島の呼び方の話が再開された。

 

妓夫太郎「んじゃあ、呼び方はどうすんだぁ?」

毒島「考えてみたら、アンタらに名前で呼ばれるのもアレね。」

伊織「こう言うのはどうだろうか?」

妓夫太郎「どう言うのだぁ?」

伊織「折衷案として、苗字と名前から一文字ずつ取るのは?」

妓夫太郎・毒島「「なるほど〜。」」

 

 そうなると………

 

妓夫太郎「なら島子かぁ?」

毒島「それだとなんか味気ないわねえ……」

妓夫太郎「なら島桜とかぁ。」

毒島「ちょっとお洒落になったけど、まだ微妙ね。」

伊織「妓夫太郎、逆だ。」

 

 逆?なら………

 

妓夫太郎「桜島かぁ?」

毒島「それじゃあただの鹿児島県じゃない。」

伊織「妓夫太郎、そういう逆じゃない。」

 

 そういう逆じゃない……。となると、取る文字が逆という以外に考えられないから………

 

妓夫太郎「毒子(ぶすこ)か。」

伊織「正解だ。」

 

 これしかないわけだ。

 

毒島「殺すわよ?」

妓夫太郎・伊織「「すまん、頭が悪くて。」」

毒島「どんな謝り方よ。それより、アンタらには特別に苗字で呼ぶ事を許可するわ。」

妓夫太郎「分かったぁ。じゃあ毒島で。」

毒島「毒島『』でしょう?」

妓夫太郎「マジかよぉ。」

 

 ただの苗字呼びだと許されねえのかぁ……

 

伊織「なんかドSの嬢みてえだな。見た目も中身も。」

毒島「アンタは本当に死にたいようね。」

伊織「滅相もない。」

毒島「とにかく、毒島様でよろしく‼︎」

妓夫太郎・伊織「「ほ〜い。」」

 

 ということでやっと毒島の呼び方が決まった。

 

毒島「アンタらが見た目も中身も私好みの美形ならどう呼んでもいいけどね。」

伊織「へ〜へ〜!」

妓夫太郎「こんな顔で悪かったなぁ⁉︎」

伊織「しかし随分と見た目を気にするんだな。」

毒島「は?当然でしょ?私美形とブランド品以外興味ないし。」

伊織「うわぁ、典型的なクズ女発言。」

毒島「ぁん?」

妓夫太郎「梅と同じかぁ。」

毒島「まあそうね。」

 

 まあ梅がつるんでる連中ってだいたいそんな感じの奴ばっかだからなぁ。

 

毒島「よし、じゃあそろそろ仕事始めるわよ。」

妓夫太郎「ほ〜い。」

伊織「はい、ビッ……毒島様‼︎」

毒島「今アンタ『ビッチ』って言いかけなかった?」

伊織「滅相もございません。」

 

 いや、言おうとしただろ。

 

毒島「まああのバカは放っておいて、とっとと始めるわよ。」

妓夫太郎・伊織「「ほ〜い。」」

 

 ということでいざバイトの教育が始まったのだが………

 

毒島「アンタは顔も声も悪いからキッチン担当で。」

妓夫太郎「だろぉなぁ。」

 

 早速俺の役割が決まったようだ。

 

伊織「お前、面と向かってブサイクって言われたのによく動じないよな。」

妓夫太郎「慣れてるからなぁ。」

毒島「もっとなんとか出来ないの?」

妓夫太郎「大掛かりな手術なら何とかなるが……んな金はねえしなぁ。」

毒島「手術って……」

伊織「お前、病気かなんかなのか?」

 

 う〜ん。まあ言っていいかぁ。

 

妓夫太郎「まあなぁ。」

伊織・毒島「「えっ⁉︎」」

妓夫太郎「先天性梅毒ってやつだぁ。まあ気になんなら調べるか医大生にでも聞くかしろぉ。ちなみに死にはしねえようにしたから大丈夫だぁ。」

伊織「マジか………」

毒島「なんかごめん……」

妓夫太郎「気にすんなぁ。んじゃあ、俺はキッチン……で何すりゃいいんだぁ?」

毒島「とびきり顔の良い尚海君って子が教えてくれるからその子に従って。」

妓夫太郎「ほ〜い。」

伊織「じゃあ俺も……」

毒島「アンタはダメよ。」

伊織「あぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

 ということで俺はキッチンに向かった。

 

 

 

 

 

 

 キッチンに行くと………

 

乙矢「初めまして!キッチン担当の乙矢尚海です!よろしくお願いします!」

 

 毒島の言う通り、かなりの美少年がそこには居た。

 

妓夫太郎「どうも。俺は……」

乙矢「今日から入られた謝花さんですよね?」

妓夫太郎「あ、はい、そうです。」

乙矢「あはは!敬語はやめて下さい!僕より謝花さんの方が年上ですから!なんせ僕は高校生ですし……」

妓夫太郎「いや、でもここでは貴方の方が先輩なんですし………元から知り合いだった毒島様はともかく、年下でも敬語を使うべきかと思ったので……」

乙矢「わ、分かりました!それならそのままで大丈夫です!これからよろしくお願いします‼︎」

妓夫太郎「よろしくお願いします‼︎」

 

 それにしても、屈託のない、良い笑顔だなぁ。今まで初対面というと顔の気持ち悪さと声の怖さで引かれることの方が多かったからなぁ。なんか新鮮だ。

 

乙矢「えっと、それでは始めますね!」

妓夫太郎「はい!」

 

 ということで乙矢さんから色々と教わった。

 

 

 

 

 しばらくすると、休憩時間になったのか、毒島がやってきた。

 

毒島「お疲れ様、尚海君♪」

 

 まあ乙矢さんは顔も性格もいいから態度が変わるのも納得だよなぁ。

 

乙矢「お疲れ様です、桜子さん!」

妓夫太郎「お疲れ〜。」

毒島「アンタ、まさか尚海君に迷惑かけてるんじゃないでしょうね?」

妓夫太郎「う〜ん。」

乙矢「大丈夫です!」

妓夫太郎「ありがとうございます。」

毒島「はぁ⁉︎ちょ、なんで尚海君には敬語なの⁉︎」

妓夫太郎「先輩だから。」

毒島「私は⁉︎」

妓夫太郎「毒島様は初対面のときから梅の友達って認識だから。」

毒島「な、なるほど……」

乙矢「そういえば、毒島様って……」

妓夫太郎「コイツがそう呼べと……」ガッ

毒島「謝花君がどうしてもそう呼びたいって♪」

 

 コイツ……、俺の口を押さえてまでこだわることか?

 

毒島「う〜ん、でも普通に毒島さんって呼んで欲しいかな?」

乙矢「あれ、でも苗字は嫌いって……」

毒島「あはは、そうだった〜♪じゃあ謝花君も私のこと桜子って呼んで♪」

妓夫太郎「分かったぁ。」

毒島「……ただし人のいない所では毒島様と呼べ……」

妓夫太郎「……いっそ清々しいな、お前……」

 

 なんていうか、流石だ。そんなことを思ってると、

 

伊織「ぶ・す・じ・ま・さ・ま♪」

 

 伊織がやって来た。

 

毒島「ちょっとこっち来い。」

伊織「へい?」

 

 どうやら伊織にも同じ事を言うみたいだ。

 

 

 

 毒島が伊織に説教した後、乙矢さんが口を開いた。

 

乙矢「そういえば、皆さんそろそろ休憩ですよね?」

妓夫太郎「そうなんです?」

毒島「確かにそろそろね。」

乙矢「僕、皆さんの賄い作ってきますよ。」

伊織「おお!ありがとう……」

妓夫太郎「ありがとうございます。」

伊織「何故に高校生相手に敬語?」

妓夫太郎「色々あって。」

毒島「ところで、乙矢君も休憩中でしょ?」

乙矢「別に疲れてませんから大丈夫です!ちょっと待ってて下さいね!」 バタン

 

 と言って乙矢さんはキッチンへ行ってしまった。

 

伊織「ああ、良い子だな〜。」

毒島「良い子でしょ♪」

妓夫太郎「だなぁ。」

毒島「しかもすごい美形だし‼︎」

妓夫太郎「だなぁ。」

伊織「ん?まさかとは思うが……」

毒島「何よ?」

伊織「乙矢君を狙ってんのか?」

毒島「は?悪い?」

 

 なるほどなぁ。だから態度が違ったのか。

 

伊織「悪いというか……深刻な心の貧富格差が……」

 

 これ、俺がもし愛菜にアタックするってなったときも当てはまるよなぁ。まあ俺の場合は心だけでなくて顔もだけど。

 

毒島「あぁ⁉︎」

妓夫太郎「確かになぁ。」

毒島「うるっさいわ‼︎」

伊織「やめとけ、分不相応にも程がある。」

 

 伊織は毒島に対して言ってるが、俺にも刺さるんだよなぁ。

 

毒島「はぁ⁉︎全っっ然お似合いだし‼︎ってか私はマジであの子狙ってんの‼︎」

伊織「そうか。なら妓夫太郎の出番だな。」

 

 だよなぁ。

 

妓夫太郎「分かったぁ。」

毒島「何故に⁉︎コイツに恋愛相談とか無理でしょ⁉︎」

妓夫太郎「桜子、テメェは何か勘違いしてねえかぁ?」

毒島「はぁ⁉︎何をよ⁉︎」

 

 その勘違いを今から正してやる!

 

妓夫太郎「俺がやるのは恋愛の妨害だぁ。」

伊織「流石妓夫太郎!それでこそ恋愛破壊王子だ‼︎」

毒島「そんなことしたら……」

 

 そんなことしたら?

 

毒島「オマエヲコロス。

 

 何の飾りもない直球表現とは……思ったより怖えなぁ。

 

妓夫太郎「そぉかぁ……だが………」

毒島「だが?」

妓夫太郎「俺だって力には自信があるんだぁ。殺れるもんなら殺ってみろぉ⁉︎

毒島「はぁん?上等じゃない?

伊織「うわ!めんどくせえ‼︎とにかく頑張ってな‼︎」

 

 ということでバイト先での毒島とのバトルは数日続いたのであった。

 

 

 

 

 

 数日後………

 

妓夫太郎「お前、本気なんだなぁ。」

毒島「あ……当たり前よ……はぁっ……!」

 

 流石に毒島の本気具合が分かったので………

 

妓夫太郎「分かったぁ。んじゃあ妨害すんのはやめて応援に回るわぁ。」

毒島「そう……はぁっ……それなら良かったわ……はぁっ……」

伊織「おお!これにて決着!」

 

 応援する事にした。

 

毒島「アンタ……はぁっ……遊びの恋愛が……はぁっ……嫌いなのね……」

妓夫太郎「当たり前だぁ。自分が出来ねぇからこそ、本気じゃねぇ奴は凄えむかつくんだよぉ。」

毒島「逆に本気なら……はぁっ……認めるってことね……はぁっ……」

妓夫太郎「あぁ。」

 

 こんな頭悪い事しても無駄だって分かってんだけどなぁ。醜い嫉妬心からなのか、どうしてもやってしまう自分がいる。

 

毒島「まあとにかく……はぁっ……これから頼んだよ……」

妓夫太郎「あぁ。」

伊織「じゃあ俺も応援するわ。」

毒島「ありがと……はぁっ……」

 

 こうして俺と伊織の毒島応援作戦が始まった。




 ということで毒島桜子編、開幕です!この章と次の章は善逸ではなく妓夫太郎主役でお届けします。いつもとは違う視点でお楽しみ下さい!

 さて、次回は乙矢君と毒島がGrand Blueに来襲します。お楽しみに!

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