バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

14 / 164
バカテスト 地理

問 次の問いに答えなさい。

『 日本で最も人口の多い都市雇用圏はどこでしょうか 』


姫路瑞希の答え

『 東京都市圏 』

教師のコメント

正解です。ちなみに世界で見ても1位です。


吉井明久の答え

『 大気圏 』

教師のコメント

大きすぎです。


土屋康太、我妻善逸の答え

『 歌舞伎町 』

教師のコメント

2人がなぜ同じ答えなのか理由が気になります。


第十四話  ロリと不良とチャイナドレス

  side 善逸

 

 教室に戻ると明久と炭治郎がチャイナドレスを持ってはしゃいでいた………ので俺も混ざることにした。

 

「須川君に止められてたけど、チャイナドレス解禁だ〜‼︎イャッホゥ‼︎」

「姫路さん、島田さん‼︎これは売り上げアップのためのテコ入れなんだ‼︎早速着て貰おう‼︎」

「炭治郎、明久‼︎秀吉も追加だ‼︎これでチャイナドレスパーティーだ‼︎男の花園に2つの可憐な花が咲いたぞ‼︎やったぜ〜〜〜‼︎さっきの美波に仕返ししてやる〜‼︎男ども、祭りだ祭りだ‼︎」

 

 明久は自分だけ女装させられた苛立ちで女性陣に着せようと、炭治郎はカナヲちゃんに暫く監禁させられてた苛立ちで他の女性陣に着せようとしてたらしい。

 そんなことを思ってると、葉月ちゃんが口を開いた。

 

「葉月もお洋服着て手伝いたいです!」

「ムッツリーニ、頼む‼︎……ってもうやってる⁉︎」

「……………俺の嗅覚を舐めるな。」

 

 流石ムッツリーニ、俺のエロの相棒さ!

 さぁ〜って、美波にメイド喫茶の時の仕返しをしないと…

 

「じゃあウチらは3回戦終わってから着替えるね〜。」

「は?何を言っているのだ美波。貴様は店の宣伝のためにこれから働いてもらう。貴様に拒否権などない。私の指示は絶対だ。私が正しいと言ったことが正しいのだ。決して私のメイド喫茶の時間を台無しにしたからではない。」

 

 俺が無惨の真似をしたら他の下弦も乗ってきた。

 

「姫路さんもだ。貴様も店の宣伝のために働いてもらう。私の指示は絶対であり、私が正しいと言ったことが正しいのだ。決してメイド喫茶で私の女装姿を大量に撮ったからではない。」

「そうだモナミ(美波)、しめじ‼︎Fクラスの柱となって働け‼︎」

「……………私達下弦は限りなく完璧に近い存在だ。」

「財布に福沢諭吉のような紙札を入れたお客の心を持ってくるのじゃ。」

「胸を張って赴け、宣伝せよ。」

 

 無惨の話題になると俺たち下弦の団結力はとても強固になるんだよ。舐めるんじゃねぇ‼︎こっちは毎日パワハラ受けて育ってんだぞ‼︎そこんじょらの生徒とは訳が違うんだよ‼︎

 

「仕方ないわね…。」

「ですね…。」

「みんなどうしたんだい?俺に話してよ?」

「「「「「「貴様の下らぬ意思で物を申すな、炭治郎。」」」」」」

「えぇ…」

 

 何とか下弦の団結力もあって美波達を送り出すことができた。ちなみに美波のチャイナドレスにちょっとドキッとしたのは秘密だよ?足がスラッとしてるから意外と似合うんだよね〜。

 しばらくすると、チャイナドレスの成果もあって何とかお客さんは増えてきた。あと今日は何だか教頭をよく見るな…。何でだろう?そう思ってると教頭が話しかけてきた。

 

「このクラスに我妻善逸という子がいるって聞いたんだがどの子かな?」

「それは俺ですけど…」

「なるほど君が我妻君か。」

「どうしたんですか?」

「いや、下弦なのに召喚大会準々決勝まで勝ち上がったのが意外でね。つい気になったんだよ。」

「なるほど、そりゃどうも。」

 

 教頭との会話が終わると今度は美波が話しかけてきた。

 

「善逸〜、土屋が茶葉が足りないから持ってきてだってさ〜。」

「ほ〜い!」

 

 えっと〜。予備の茶葉は確かパワハラ部屋に置いたんだった。そう思って向かうと…

 なんか知らない不良が3人いた。

 

「すいません、ここは部外者立ち入り禁止なんです。」

「我妻善逸ってのはてめぇか?」

「え、あっ、はい。」

「てめぇに恨みはないけどくたばりやがれ!」

「は?ちょっと何々⁉︎人違いなんですけど⁉︎ちょっとやめてよ〜‼︎俺そういうの無理なんだけど〜⁉︎俺超弱いんだけど‼︎殺さないでよ‼︎イィィィヤャャャタ〜スケテ〜‼︎」

「ちょ、ギャーギャー喚くんじゃねぇ‼︎」

 

 そう思ってると雄二と明久がドアを開けて入ってきた。

 

「どういう状況だ…。」

 

 え〜っと、あ、そうだ!いいこと思いついた!

 

「この異常者どもが無惨先生と我々下弦との聖地を汚そうとしております。」

「「「は?」」」

「それはいけないな。貴様らのような異常者が無惨先生という素晴らしいお方と思いを共有できるお部屋を汚すなんて、ありえないよなぁ⁉︎行くぞ善逸、明久‼︎」

「おう!」

「「「ちょっと待って…何する気…」」」

 

「「「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」」」

「「「ぎゃァァァァ‼︎」」」

 

 こうして不良達は帰っていった。

 

 

 

 

 

 それから1時間後…

 

「いよいよ準々決勝だぜ、雄二‼︎」

「おう!」

「え、善逸達も?」

「そうだよ美波。てか次の相手俺たちだよ?」

「え〜⁉︎じゃあアンタはここで死になさい‼︎」

「ちょ、ふざけんなよ美波‼︎せめて会場行ってからだ‼︎」

「そうだぞ島田。それは反則だ。」

「分かったわよ…。」

「美波ちゃん、一緒に頑張りましょう‼︎」

「ええ瑞希、ぶちのめしてやるんだから!」

 

 そして会場に着くと…

 

 

 

「うわ〜ヤバイよこれ‼︎こんなに観客いるの⁉︎一般公開はこの準々決勝からだよね⁉︎おかしいよね⁉︎いきなりこんな人たちの前でやるの⁉︎」

「そうだ善逸。そしてこの観客にこの対戦相手、宣伝にはぴったりだ‼︎頼むぞ姫路、島田‼︎」

「分かったわよ!」

「がっ、頑張ります‼︎」

 

 そうしてあの2人の宣伝が始まった‼︎その効果もあって、会場は大盛り上がりだ‼︎

 

「それでは、4人とも、大会を始めてください‼︎(あと我妻君は大人をからかった罰としてこれが終わったら職員室に来て下さい。)」

「(船越先生、ごめんなさい…)」

 

 あの事件(第三話)以降、船越先生に毎回会うたびに呼び出されるのだ。せっかく鱗滝さんを紹介したのに…

 

「ってあれ?何で船越先生?この対戦は家庭科じゃなくて数学だっんじゃ?」

「美波、その教科表ね…」

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嘘のやつなんだ♪」

「善逸、死になさい‼︎」

 

「「「「試獣召喚《サモン》」」」」

 

 

家庭科

 

Fクラス

     我妻善逸 37点

     坂本雄二 213点

      VS

Fクラス

     島田美波 45点

     姫路瑞希 226点

 

 

 ってあれ?瑞希ちゃんの点数高くない?他の教科が400点代だから他よりはマシだけど…。

 

「(雄二、瑞希ちゃんって家庭科できないんじゃないの?)」

「(善逸、家庭科は衣食住の3分野があるのは知ってるだろ。あいつは食は下弦並だが衣と住は上弦並だ。だからそこまでアイツが傷つくこともなく程よく弱体化させられるのだ。)」

「(あ、そういえばそうだった…)」

「美波ちゃんごめんなさい…、私家庭科苦手なんです…。」

「Bクラス並で苦手って言われちゃアタシはどうするのよ!胸を張りなさい‼︎」

「はっ、はい!頑張ります‼︎」

「美波は張る胸がないけどね〜。」

「アンタは死になさい‼︎」

 

 とりあえず雄二と打ち合わせしてまずは俺が美波、雄二が瑞希ちゃんを相手にすることになっている。

 

「さあさあ美波、かかってごらんよ〜♪」

「うるさいわね善逸、さっさと死になさい‼︎」

 

 そう、一回戦でもやった通り、俺たち下弦は召喚獣の扱いに長けている。こっちは無惨を相手に毎日やってるんだぞ‼︎お前らとは格も経験も違うんだよ‼︎

 

「さぁって、そろそろ決着をつけようかな〜?」

「そうはさせないわ!」

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 俺は美波に向かって霹靂一閃をし…

 

「アンタのそれはもう慣れたのよ!そう何回も当たると思わないことね!」

 

 美波を通り抜けて………瑞希ちゃんにダイレクトアタック‼︎

 

「きゃっ!我妻君?」

「雄二、今だ‼︎」

「おうよ!」

 

 俺が瑞希ちゃんを足止めしてるうちに…

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 雄二のパチモン霹靂一閃が瑞希ちゃんに…………って

 

「おい雄二‼︎俺も巻き込んでんじゃねぇ‼︎俺は味方だろうが‼︎このクソバカゴリラめ‼︎」

「これは仕方なかったってやつだ。」

 

 本来なら俺には当てない予定だったんだけど、あのバカにはその気はなかったらしい。頼むから死んでくれ。

 あと、雄二の壱の型は俺のをただ見よう見まねで適当にやってるだけだからパチモンなんだけど、単純に点数が高いから威力を発揮してるんだよね〜。

 

「ちょっと、卑怯よ!」

「よそ見とは感心しないな、島田。」

「ちょ!」

 

 

Fクラス

     我妻善逸  0点

     坂本雄二  68点

      VS

Fクラス

     島田美波  0点

     姫路瑞希  0点

 

「決着!勝者、味方もろとも相手を葬った坂本君!」

 

 納得できねえけどまあいいか。

 あとで船越先生のところに行くの面倒くさいな〜。

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 善逸達が準々決勝で宣伝してるとき、僕たち居残り組は…

 

 

 保健室のマドンナ、珠世先生(と1人の生徒)を相手にしていた。僕は普段厨房にいるんだけど、ホールの4人が大会に行ってるから今はホールを手伝ってるんだよね。

 

「ご注文をお伺いします。」

「お前のような醜男が珠世先生の相手をするな!」

「こら愈史郎、吉井君に謝りなさい。」

「す、すいません…。」

「い、いいですよ!」

 

 珠世先生の隣にいるのは2-Cの山本愈史郎君。と言っても珠世先生に会うために教室には通わずずっと保健室登校をしてるらしい。そして保健室に来る生徒をいつも怒ってるのだとか。健気だと思うけど、珠世先生人妻子持ちだからね〜。君の恋は叶わないよ。

 

「えっと吉井君、私は烏龍茶1杯と飲茶3個でお願いします。」

「俺も同じ。」

「8番様注文入りました!烏龍茶2杯、飲茶6個です!」

 

 なんかこのくらいがちょうどいいな〜。忙しすぎず暇すぎず。でも何か嫌な予感がするんだよね…。パワハラ部屋にいた不良達もよくわからなかったし…。

 

 そんなことを考えてると準々決勝を終えた4人が帰ってきた。

 

「坂本に負けた…。」

「坂本君凄かったです…。」

「雄二にボロクソにやられた〜。マジ許せねぇ‼︎」

 

 女の子2人はともかく、善逸は雄二の味方なんだけどな〜。何があったんだろう?

 

「ってあ!珠世先生〜‼︎貴女の善逸ですぅ〜。」

「我妻君。久し……。」

「珠世先生に近づくな。このタンポポ野郎。」

「酷い‼︎愈史郎酷いよ!」

「黙れタンポポ。」

「黙れ不登校!」

「2人とも静かにして。ここ店だよ。」

「「すいません…」」

 

 てか善逸、お前店員だろうが。騒いでんじゃねえよ。これからお前のことタンポポって呼ぶぞ。珍妙なタンポポ。略して珍ポポ。

 

「島田さん、後で善逸をなんとかしてね。」

「言われなくてもそのつもりよ、吉井。」

 

 そんなことを話していると姫路さんが落ち込みながら僕のところに来た。

 

「吉井君…、私負けちゃいました…。」

「姫路さん、あれは雄二が悪いらしいしね〜。だから落ち込まないで。」

「で、でも…」

「大丈夫さ、雄二達が代わりに優勝してくれるさ‼︎だから気にしないの!」

「わ、分かりました!」

「それより姫路さん、これから一緒に喫茶店頑張ろ!」

「はい!」

 

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 あの不登校野郎、今度会ったら教室に引き摺り込んでやる!

 そんなことを考えてると、我らが担任ことスケベが入ってきた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 優子ちゃんと中学生くらいの女の子を連れて

 

「オィテメェら、調子はどうだ?」

「おいスケベ!本当にスケベしてどうするんだ‼︎それは犯罪だぞ‼︎」

「善逸のいう通りだ‼︎高校生と中学生に手を出す奴は担任じゃない‼︎」

「炭治郎、スケベにそんなこと言っても無駄だぞ。」

「………………最低。」

「オィテメェら‼︎俺はスケベじゃねえっつってんだろォ‼︎それより売り上げがどんな感じか教えろォ!」

 

 嫌だよこんな犯罪者に教えるの。てか優子ちゃん家では下着姿だから…

 

「優子ちゃんが家では下着姿なのって、スケベのせい?」

「島田さん、やっておしまい!」

「了解‼︎」

「グファ……」

 

 きっとそうなんだな。だから否定しなかったんだな。

 

「アンタ達何か勘違いしてるけど、アタシは何もないからね?あと、こちらの方は中学生じゃなくて先生だし。」

「「「「「へ?」」」」」

 

 

「みんなの反応が面白かったから黙ってみてたの。」

「真菰先生、俺のクラスのバカどもがご迷惑をおかけしてすいませんでした。」

「気にしないで〜不死川せんせ〜い。」

「「「「「へ?」」」」」

 

 え、敬語?ってことはスケベより年上? 

 

「えっ…と、簡潔に聞きたいんですけど、3人はどういう繋がりで?」

「アタシの師匠みたいな人よ。不死川先生からは数学を、真菰先生からは物理を教わってるの。この2人のおかげでアタシは数学と物理だけはダントツなのよ。点数が4桁から落ちたことはないわ!」

「俺は関係ねェ。お前が頑張っただけだろうがァ。」

「優子が頑張ったたけだよ〜。」

 

 えげつねぇ…。400点越えで上弦並だぞ。

 

「あと私と不死川先生は高校の頃、ここ文月の先輩後輩の関係だったんだよ〜。」

「真菰先生は俺の一つ上の部活の先輩だァ。」

「え、何部だったんですか?」

「吹奏楽部だァ。2人ともフルートだァ。」

 

 は⁉︎このスケベが⁉︎あの女の花園の吹奏楽部に⁉︎しかもフルート⁉︎マジでスケベじゃねえか‼︎一番女の子が多いとこだぞ‼︎ふざけんな‼︎

 

「おいスケベ‼︎嘘をつくのも大概にしろ‼︎」

「………………最低。」

「スケベ、殺すぞ‼︎」

「おいみんな、このスケベを警察に突き出すぞ。」

「「「「「「オー‼︎」」」」」」

「テメェら、全員表でろやァ‼︎」

 

「実弥、クラスのみんなと仲がいいんだね〜。」

「まああの人は面倒見がいいですしね〜。」

「あの人はどこぞの姉上と違って優しいからのぅ。」

「秀吉、今日の夕食は抜きね。」

「酷いのじゃ〜‼︎まだ誰とも言ってないのに〜!」

 

 理系トップ3人組の意外な一面を知れた日だった。真菰先生、本当に可愛いな〜。この3人の中ではまともそうだ……ってそうだ!美波が他のことに気を取られているうちに…

 

「真菰先生‼︎2年Fクラスの我妻善逸です‼︎」

「真菰だよ〜。よろしく〜。」

「俺に物理が出来るようになるコツを教えて下さい‼︎」

 

 どんな答えが返ってくるのかな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死ぬほど頑張る。結局それ以外にないと思うよ〜?」

「ええええええ⁉︎」

 

 前言撤回。ゆるふわ系物理教師はめちゃくちゃ脳筋だった。

 

 

 

 

 

 スケベ来襲からしばらくすると、遂に準決勝の時間がやってきた。

 

「行くぞ善逸。ただし今回は明久も連れて行く。」

「分かったけど、秀吉も連れて行っていい?」

「なんでだ。」

「明久のスペア用。美紀ちゃん(玉野)に捕まったら困るからね〜。俺だと声は似てるけどステージ上にいるから作戦は出来ないんだよね〜。」

「わかった、それで行こう。明久、秀吉、ついて来い‼︎」

「分かったのじゃ!」

「おう!」

 

 今回ここまで大掛かりな準備をする理由は…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…雄二、邪魔しないで。」

「坂本君に我妻君!僕には夢があるんだ!だから邪魔をしないでくれ!」

 

 相手がコイツら(上弦の壱&弐)だからだ。

 

「では準決勝、始めるね。私の子供達、用意はいいかい?」

「待ってくれ‼︎ちょっと待ってくれないか‼︎」

「なんだね。」

「利光、明久がお前に用があるそうだ。」

「よ、吉井君が、ぼ、僕に⁉︎」

 

 さあいけ、明久‼︎

 

「久保君、悪いけどここで降伏してくれないかな?」

「それはダメだよ吉井君。僕は上弦の弐としてきちんと役目を果たし、優勝しなければいけないんだよ!」

「そうなんだ…。それは残念だな〜。」

「すまないね吉井君。こればかりはね。」

「ごめんね久保君!あと一つ言っていい?」

「なんだい吉井君?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕、遊園地(如月ハイランド)嫌いなんだ!」

 

 どうせ利光は明久とペアチケット使って如月ハイランド行きたいから参加したんでしょ?

 

「僕は不戦敗で大丈夫です‼︎」

 

 やっぱり。

 

「…ちょ、久保何してるの。」

「さあ、あとは翔子ちゃんだけだ‼︎」

「今の俺と善逸の力なら翔子にだって勝てる!」

 

 いや無理だよ2vs1でも。でもね雄二、翔子ちゃんにはとっておきの秘策があるんだ‼︎

 

「雄二、それもいいけど、俺もっと楽に勝てる考え思いついたんだよね〜。」

「本当か善逸⁉︎その作戦を教えてくれ!」

「じゃあ俺のいう通りに言って!」

「ああ分かった!」

 

 さあ翔子ちゃん、君にはプレゼントをあげよう!

 

《翔子、俺の話を聞いてくれ》 ←善逸ささやき声

「翔子、俺の話を聞いてくれ‼︎」 ←雄二大声

「…なっ何?」 ←翔子

 

《お前の気持ちは嬉しいんだが、俺には考えがあるんだ》

「お前の気持ちは嬉しいんだが、俺には考えがあるんだ‼︎」

「…雄二の考え?」

 

《俺は自分の力でペアチケットを手に入れてお前と幸せになりたいんだ!》

「俺は自分の力でペアチケットを手に入れて、お前と……っておい‼︎誰がいうかそんなこと‼︎」

「…雄二///」

 

 言うこと聞かない反抗期のゴリラには手刀with呼吸だ‼︎

 

「グファ‼︎」

 

「(秀吉、頼む)」

「(任せてなのじゃ)」

 

「翔子、ここは俺にチケットを譲ってくれ‼︎そして優勝したら結婚しよう‼︎愛してる、翔子‼︎」 ←雄二大声(CV 秀吉)

 

「……雄二。…私も愛してる。……不戦敗で。」

 

 

 

総合科目

 

Fクラス  我妻善逸&坂本雄二 不戦勝

         VS

Aクラス  霧島翔子&久保利光 不戦敗

 

 

「えっと、勝者は下弦コンビだね…。」

 

「よっしゃ〜〜〜〜〜‼︎」

 

 あ〜いいことしたな〜。まさか上弦の壱&弐相手に勝てるなんて思わなかったよ〜。観客の視線が冷たいとか、そういうのどうでもいいよね♪

 

「翔子ちゃん、雄二を好きにするのは決勝終わってからにして?」

「…分かった。」

「善逸…今日という今日は…お前を殺す。」

「酷いな〜雄二!俺はただ優勝するために全力を尽くしただけだよ〜。」

「そうじゃよ雄二。霧島と利光の分まで勝つんじゃぞ♪」

「秀吉、お前も最近調子乗ってきたのか?」

「気のせいなのじゃ♪」

 

 そういやあっちの明久は大丈夫なのかな〜?

 

「吉井君、君は遊園地が嫌いだったんだね…」

「うんそうだよ。」

「じゃあ映画館とかはどうだい?」

「う〜ん、それならいいよ!(食費きついけど)」

「よし、それじゃあ行こう!」

 

 ちなみに明久が遊園地苦手なのは本当だ。乗り物酔いが酷いかららしい。相手が利光で本当に良かった!

 

 さって、決勝まで少し時間があるから、教室でのんびり休んでいいよね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな僕の淡い期待は一つの無線通信によって砕かれた。

 

 

《雄二達聞いてくれ!ウェイトレス達がさらわれた!》

《なんだと、詳しく聞かせろ。》

《……………俺と伊之助と炭治郎が居ないタイミングを狙われた》

《恐らく教頭の差し金だろう。あいつの行動は色々とおかしな点が多かった。》

《教頭?どうして…》

 

 確かに今日騒ぎが起きたところは全部教頭がいた。明久曰く最初の時もそうだったらしい。ババアの失脚狙って新しい学園長になろうとでもいうのか!そのためにわざわざ美波達を拉致したのか⁉︎許せねぇ‼︎

 

《みんな、俺がそいつらぶちのめしてくる‼︎》

《待て善逸。あとムッツリーニ、この電波は安全か?》

《………………心配無用》

《じゃあ話そう。俺と善逸は学園長ことババアに優勝を依頼されている。だからまず俺ら2人はババアと話し合いをする。》

《……了解。他の5人で美波達のところに行くんだね。》

 

 俺が行って本当は助けてやりたい‼︎でもここは友達を信じよう。

 

《次にムッツリーニ、監禁された場所がどこだかわかるか?》

《…………………近くのカラオケ店》

 

 なんでわかるのかはこの際聞かないでおこう。多分盗聴器とかそんな感じだろう。

 

《それじゃあ、まずムッツリーニと明久がカラオケ屋の店員として潜入する。相手を殴れる灰皿とかを持って侵入しろ。》

《………………了解。》

《分かったよ雄二。》

《そしてしばらくしたら秀吉が入る。申し訳ないがチャイナドレスで入ってくれ。酔っ払った女の子を演じて不良達の視線を逸らす。》

《了解なのじゃ。》

 

 いつもだったら興奮してるが今回はそんな場合じゃない。頼むぞ、演劇部のエース‼︎

 

《そして不良の視線が逸れた隙に炭治郎と伊之助が乱入。先に入っていたムッツリーニや明久と一緒に不良どもをボコるんだ。その隙に秀吉がウェイトレスを逃せ。》

 

()()()()()()(()()()()())()》》》》

 

 頼むぞみんな。美波達を助け出してくれ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

  side 炭治郎

 

 

《さぁ〜って、最初はどの娘から頂こうかな〜》

《やめないアンタ達!》

《なんだテメェ!》

 

 無線から邪悪な声が聞こえる。ムッツリーニが潜入に成功したみたい。島田さんや姫路さんも囚われの身でありながら島田さん妹を守ろうとしている。俺も早く行きたい‼︎

 

「(権八郎、ヒデコ、まだなのかよ‼︎しめじとモナミがヤバイぞ!)」

「(そろそろワシが行く。2人はワシが大声を出したら突入じゃ)」

「(分かったよひでよ…まて、まだ行くな!隠れろ!)」

 

 敵の増援が来たっぽい。180cmを優に越える大柄の体にモヒカン頭。顔には一筋の傷が入ってる。明らかに堅気の人間ではない。隣の伊之助も殺気を感じ取っている…。

 でもこの人の匂い、不思議と……っと思ってた時、その男はドアを思いっきり開けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は不死川玄弥‼︎テメェらを殺す、男の名だァ‼︎」




 やっと玄弥が出てきました!ここまで長かったです…。他にもちょこっと新キャラが出ましたね。真菰は25歳の設定です。また、錆兎や義勇とは歳が違いますが幼馴染みの設定です。

 またバカテス原作最大の変更点です。原作と違って清涼祭が1日になってます。後夜祭まで含めて同じ日に実施しています。そのため決勝までの時間があまり無く、雄二と善逸はウェイトレス救出に行かずに、ババアと話してそのまま決勝に出る予定です。また準決勝中に拐われた設定のため、秀吉が男側になってます。色仕掛けについては、見た目は女の子、中身は演劇部のエースの秀吉にぴったりだったのでやってもらうことにしました。僕も秀吉に色仕掛けされたいです。

 あと、前にも言いましたが船越先生の担当教科が数学→家庭科になっています。バカテス原作を知ってる人はお気をつけ下さい。
 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。