バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『鬼滅の刃 無限列車編』の
ネタバレっぽい感じの文章が出てきます。
『映画で初めて観るんだ!』って方は
映画の感想を語る部分は読み飛ばすか、
読んだらすぐに忘れる事をお勧めします。


六十一杯目 映画館デート

  side ケバ子

 

 私は飲み会から帰って家に着いた後、とうとう妓夫太郎をデートに誘ってしまった!

 

ケバ子(LINE)『そうじゃなくて、2人で行きたい!』

 

 ふぅ…………

 

ケバ子「うわぁぁぁぁぁっ‼︎送っちゃった‼︎」

 

 で、でも恥ずかしがってなんかいられない‼︎妓夫太郎は私のためにお金まで稼いでくれようとしたんだ。別にお金が好きというわけじゃないけど、私のためにあそこまで自分を犠牲にして行動できる姿に更に好きになっちゃった!だったら、アイツが他の人に取られる前に、私が帰省する前に、デートしとくしかない‼︎

 

 

 

ヒュポッ

 

 

 

 きた!も、もう返事が…………

 

きっこ(LINE)『遅い時間にごめん。借りてた本返しに来たよ〜。』

 

 お前かい‼︎私のドキドキを返せ‼︎

 

 

 

 

 割とすぐに、きっこはやってきた。

 

きっこ「やっほ〜、愛菜♪」

ケバ子「……あのね、きっこ。」

きっこ「ん?」

ケバ子「私、今だけきっこの事嫌いになってもいい?」

きっこ「よく分かんないけどダメ。」

 

 断られてしまった。

 

きっこ「ま、い〜や。はい、これ。借りてた本だよ。」

ケバ子「うん。」 ヒュポッ、ヒュポッ

 

 びっくりした‼︎でも遂に返事が返ってきたのかな⁉︎だったら早くきっこを追い返してから確認しないと‼︎

 

ケバ子「本返しに来ただけだよね?」

きっこ「そうだけど。」

ケバ子「じゃあ受け取ったからおやす……」ガッ

きっこ「ねえ愛菜。」

 

 なっ⁉︎ドアを閉めて追い出そうとしたら手で止められたんだけど⁉︎

 

きっこ「何か面白そうな気配がするんだけど〜?」

ケバ子「ないない‼︎何にもないから‼︎」

きっこ「ならこのまま抱きついててもいいよね〜。」

ケバ子「…………」

きっこ「しばらくゆっくりしていこうかな〜?」

ケバ子「あぅぅぅぅ………」

 

 でも、きっこはやると言ったらやる子だし………こうなったら仕方ない………

 

ケバ子「ここだけの話だからね。」

きっこ「うん。」

ケバ子「実は………」

きっこ「あ、ちょっと待って。」

 

 そうしてしばらく待ってると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水「お邪魔しますわ!」

恵子「話聞きにきたよ〜。」

かなこ「ここだけの話って?」

尾崎「私たちに聞かせて!」

 

 まさかのコイツらがやって来た。

 

ケバ子「なんでわざわざ呼んだの⁉︎」

きっこ「私たちの心は6人で一つ☆」

かなこ「それにしても、その反応は傷つくな〜w」

恵子「ね〜w」

尾崎「私たちが信じらんないのw」

清水「全く、酷いですわw」

ケバ子「顔に面白そうって書いてあるんだけど……」

 

 絶対私の事バカにしに来たでしょ。

 

恵子「でも私たちの意見聞いておいた方がいいと思うよ?」

かなこ「例の化粧だってやめとけって言ったのにさ〜!」

尾崎「言うコト聞かなかったらどうなったっけ?」

清水「覚えてますわよね?」

 

 うっ………それを言われちゃうとちょっと………言うしかないか………

 

ケバ子「本当にここだけの話だからね?」

 

 そうして私はこの5人に事情を話した。

 

ケバ子「と言う事で……」

他5人「「「「「え〜。」」」」」

ケバ子「ってちょっと⁉︎何よその態度は⁉︎」

きっこ「だってねぇ。」

かなこ「ただ映画に誘っただけって。」

恵子「中学生でももう少しね。」

尾崎「まあ愛菜らしいけどね〜。」

 

 ぐっ!言葉の一つ一つが突き刺さる………

 

ケバ子「ふんだ!ど〜せ私は大学デビューですよ〜だ‼︎」

きっこ「ごめんごめん!」

清水「機嫌直して欲しいですわ。」

尾崎「それで、返事は?」

 

 はっ!そうだ、妓夫太郎からの返事をまだ見てないや‼︎

 

妓夫太郎(LINE)『あぁ、なるほど。んじゃ2時に駅前で。』

 

 やったぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎

 

かなこ「良かったね、愛菜!」

きっこ「おめでと〜!」

清水「祝福しますわ!」

ケバ子「いや〜!」

恵子・尾崎「「……………」」

 

 ん?なんで2人は画面を見つめて黙ってるんだろう?

 

尾崎「この返事、少し変だと思わない?」

恵子「分かる。ただ映画に誘っただけなのに、『なるほど』って返事はおかしいかと。」

かなこ「言われてみれば………」

 

 えっ⁉︎

 

ケバ子「な、なんか変なの⁉︎約束だけして来てくれないとか⁉︎」

恵子「それは無いと思うけど………」

尾崎「若干違和感があるよね〜。」

きっこ「そう?私は向こうも乗り気にしか見えないけど?」

 

 そうなの⁉︎それなら良かった!

 

かなこ「乗り気?」

清水「どう言う事ですの?」

きっこ「単純な推理だよ、ワトソン君。」

清水「美春はワトソンじゃなくて美春ですわ。」

きっこ「そういうことじゃないよ!とにかくこの返事を見てごらん?」

 

 返事ね〜。

 

妓夫太郎(LINE)『ああ、なるほど。』

 

 う〜ん。全然分かんないけど………

 

きっこ「繋げて読むとアナ……」

尾崎「岩の呼吸 弐の型 天面砕き」

きっこ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎痛いんだけど⁉︎」

清水「これで新鮮な乙女の空気を守る事が出来ましたね!」

ケバ子・尾崎「「だね!」」

 

 全く、きっこったら中身オッサンなんだから!

 

きっこ「ちょっと綾女、流石に酷くない⁉︎」

尾崎「私はこれ以外のやり方を知らないの♪」

きっこ「貴様は他の方法を知ってるだろう。」

清水「まあそれはともかく、これの返事の理由を………」

かな子「きっこ、正座‼︎」

恵子「ぷっw」

 

 うわ!びっくりした‼︎

 

かなこ「どったのかなこ?」

清水「あれは絶対恵子の仕業ですわね。」

尾崎「だね。」

ケバ子「恵子、何か余計な事教えたでしょ⁉︎」

恵子「違うの!悪意はないの‼︎ただかなこってちょっと汚したくなるじゃない⁉︎」

ケバ子「何言ってんの⁉︎」

尾崎・清水「「分かる。」」

ケバ子「分かるの⁉︎」

 

 PaBのメンバーが濃すぎて忘れがちだけど、この人らも大概濃いメンバーだよね〜。

 

 

 

 

 きっこに説教するかなこを放置して、私たちは妓夫太郎の返事に対する分析を続けた。

 

尾崎「まあでもOKに変わりはないか。」

ケバ子「そ、そうだよね!」

恵子「向こうも愛菜みたいにテンパってたのかもしれないわね。」

清水「あの人がテンパるところは想像し難いですわね……」

ケバ子「で、でも恋愛に興味がないとか言ってたから、慣れてないんじゃないのかな?」

清水「確かに、それはありますわね。」

 

 でも妹の梅はすごく慣れてそうだから、意外と知ってたりして。というか梅を呼ぶかも迷ったんだけど、あっちは化粧した私しか知らないからやめておいたよ。ティンベルを辞めてからは全く話してないしね。そんな事を思ってると………

 

きっこ「となると問題は、デートプランだね。」

ケバ子「う、うん………」

 

 説教が終わったきっこが一番重要な話題に触れた。

 

ケバ子「こういう時ってどうしたら………」

きっこ・恵子・かなこ「「「自分から誘ったコト無いから分かんない。」」」

ケバ子「聞くだけ聞いといて⁉︎」

尾崎・清水「「私(美春)は美波ちゃん(お姉様)相手なら……」」

ケバ子「う〜ん、判断に困る‼︎」

 

 女性と男性じゃ意外と違うらしいからね。そんな事を思ってると………

 

かなこ「あ、そう言えば、恵子ってオトコと暮らしてるよね?」

 

 衝撃の事実を聞いた。

 

ケバ子・尾崎「「マジで⁉︎」」

きっこ「そうなの?」

恵子「一応、ね♪」

 

 事実なんだ‼︎初めて知ったよ‼︎それと、私も妓夫太郎と同棲してみたい‼︎

 

清水「け、穢らわしく無いのですか⁉︎」

恵子「いや、私はアンタみたいに男嫌いじゃないから。」

清水「そうでしたわね……」

ケバ子「まあとにかく、アドバイスお願い!」

恵子「仕方ないなぁ〜。まあ男の子って単純だよ。」

きっこ「おお、言うね〜。」

ケバ子「具体的には?」

恵子「相手が何か言ったらね………『そ〜なんだ〜‼︎』とか、『すっご〜い‼︎』とか、『知らなかった〜‼︎』って褒めてあげて♪」

ケバ子「ふむふむ!」

 

 参考になります!

 

恵子「あとは適当に胸に顔でもうずめさせたら一発よ。」

ケバ子「なっ⁉︎」

 

 参考になりません‼︎

 

尾崎「そんな単純な事でいいんだ〜。」

恵子「そう、単純なのよ…………6歳の弟なんて。」

ケバ子「バカ‼︎一瞬でも信じた私のバカ‼︎」

 

 全く参考にならないじゃん‼︎

 

きっこ「そういや恵子って実家暮らしだっけ。」

恵子「うん。」

かなこ「ごめん愛菜、軽いジョークだから。」

ケバ子「うぅぅぅぅ………」

尾崎「それに、厚化粧合コン(十四杯目参照)のとき話した感じだと、あの人の精神年齢は106歳くらいだからね。」

清水「100歳足りませんわね。」

かなこ「アンタの惚れた相手マジで大丈夫?」

 

 既に余生なんじゃないか、ってくらい達観している気がするからね。

 

きっこ「まあとにかく、着ていく服だけでも相談しない?」

ケバ子「えっ、いいの⁉︎」

かなこ「じゃないとアンタ、ギリギリまで決められなくて遅刻するでしょ?」

尾崎「愛菜はベタだからね〜。」

恵子「ということで、早速選定の開始よ‼︎」

他5人「「「「「オー‼︎」」」」」

 

 ということで、私のための服選びがしばらく続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしていよいよデート当日がやってきました!でもちょっと来るの早かったかも………。トイレで鏡でも確認してこようかな………

 

妓夫太郎「おう、もう来てたのかぁ。」

 

 うわっ!お、思ったよりも早く妓夫太郎が来てびっくりしてる………。胸の高鳴りが止まらない………っ!

 

ケバ子「妓夫太郎こそ早かったね///」

妓夫太郎「まあこういう日だしなぁ。」

 

 嘘⁉︎恋愛に興味が無かった妓夫太郎がデートを意識してくれてる‼︎服装もいつもよりもオシャレだし、髪も整ってる‼︎そのためいつもにも増してドキドキする‼︎もしかしてきっこたちが言ってた通り、実は乗り気なのかも⁉︎

 

妓夫太郎「どぉしたぁ?」

ケバ子「な、なんでもない‼︎」

 

 ということで、私たちは電車で映画館まで向かった。

 

ケバ子「妓夫太郎って映画好きなの?」

妓夫太郎「たまに1人で行ったり妹と行ったりしてるぞぉ。」

ケバ子「そ〜なんだ!」

妓夫太郎「そういえば今日は、『劇場版 Demon Slayer 〜無限夢列車編〜』を見るんだろぉ?」

ケバ子「えっ?」

 

 そ、そう言えばテンパって何観るか考えてなかった……!

 

妓夫太郎「違うのかぁ?」

ケバ子「ううん!私もそれ観たいと思ってたの‼︎なんせ今話題だからね‼︎」

妓夫太郎「だよなぁ!そんじゃ、発券機に行こうぜぇ。」

ケバ子「あれ?チケット買わないの?」

妓夫太郎「先にカップル割で買っておいたぞぉ///」

 

 えっ⁉︎やっぱり妓夫太郎も意識してくれてる‼︎心なしか少し照れてるようにも見えるし‼︎嬉しい‼︎

 

ケバ子「そ、それは買い物上手だね///」

妓夫太郎「ま、まあ人気の映画だったからなぁ。先に買わないと席取れないかと思って///」

ケバ子「だ、だよね〜///」

 

 そして私は遂にシアターの中に入った。でも凄く緊張する〜!映画館ってなんか独特な雰囲気で………全然映画に集中出来ないかも………

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな私の心配は映画が終わる頃には無くなっていた。

 

妓夫太郎・ケバ子「「ぐすっ………ぐすっ………」」

ケバ子「すごい泣けたね………」

妓夫太郎「熱くて燃えたバトルの後にそれだからなぁ……」

ケバ子「心が折れそうになった主人公を励ますシーンとか………」

妓夫太郎「そう!アレ本当にカッコ良かったなぁ………」ヒュポッ

 

 ん?私の携帯にLINEが届いてる。

 

かなこ(LINE)『まさかとは思うけど、映画観終わって真っ直ぐ帰ったりしないよね?』

尾崎(LINE)『この前教えた、雰囲気のいいお店でも行って頑張りなさい!』

 

 そうだ!近くの良い感じのお店教えて貰ったんだ‼︎お店、お店は………

 

 

 

 

OPEN 17:30〜

 

現在時刻→16:32

 

 

 

 

まだ開いてない〜⁉︎だったらなんとか時間を繋がないと‼︎

 

ケバ子「あの、え〜っと、その!ご飯行くにもお店の時間がアレで‼︎」

妓夫太郎「そ、そぉだなぁ。だったらあそこに行くかぁ///」

 

 そうして妓夫太郎は………

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妓夫太郎「悪いなぁ。少し遠くまで連れてきちまって………///」

 

 バスで………

 

ケバ子「こ、恋人岬⁉︎」

 

 まさかのスポットまで連れてきてくれた!前面に広がる海と、その先に見える富士山がとても綺麗なスポットだ。しかも丁度今は夕暮れ時で、西側に面しているため夕陽がとても美しい。

 

ケバ子「え、えっと、その……///」

 

 やっぱり妓夫太郎も意識してくれてるのかな……?

 

妓夫太郎「いや、お前が好きな人に告白する場所として相応しいかな、って思って………///」

 

 や、やっぱりそう言う事なんだ〜。やっぱり自分の恋愛には興味ないのかな………?だったらこのデートも私の応援ってことか〜。だから『あぁ、なるほど。』って返信したのね………。だとしたら聞くことは………

 

ケバ子「も、もし妓夫太郎が告白する立場だったらここでするの?」

 

 これかな?

 

妓夫太郎「あ…………いや、俺が恋愛をする日は来ないから関係ないなぁ………///」

 

 やっぱりそう答えるか………。でも一瞬言い淀んだのはなんでだろう?

 

 まあとにかく、感謝の気持ちを伝えないとね!

 

ケバ子「とととと、とにかく、連れてきてくれてありがとね!すすすす、すっごいいい景色だよ‼︎」

妓夫太郎「ど、どういたしまして……///」

ケバ子「そ、それじゃ写真を撮ってから店に向かおうか!」

妓夫太郎「あ、あぁ……///」

 

 ということで、しばらく恋人岬からの景色の写真を撮った後、私たちはバスに乗って店に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 そしていよいよ店で飲むときがやってきた。

 

妓夫太郎・ケバ子「「かんぱ〜い!」」

 

 さっきの恋人岬のこともあって、私の胸の鼓動は更に速くなっている。き、緊張してボロを出さないようにしないと!

 

妓夫太郎「良い店知ってるんだなぁ。」

ケバ子「ま、まぁね〜。」

 

 店を教えてくれてありがとう、5人とも!

 

妓夫太郎「そういえば、映画の冒頭で師匠がめっちゃ美味そうに飯食ってたよなぁ。」

ケバ子「そうだよね!『うまい‼︎うまい‼︎うまい‼︎』ってずっと大声で連呼してるのを聞いて笑っちゃったよ〜!」

妓夫太郎「だよなぁ!最初は笑える感じだと思ったのに、気がついたら泣ける感じになってたよなぁ‼︎」

ケバ子「夢から覚めるシーンは熱かったよね!」

妓夫太郎「その後はボス戦に突入したよなぁ。」

ケバ子「まさかのギミックにびっくりしちゃったよ‼︎」

妓夫太郎「でも主人公や同期の子が満身創痍になりながらも倒したのは熱かったよなぁ!」

ケバ子「すごい達成感があったよね!」

妓夫太郎「そしてなんといっても………」

妓夫太郎・ケバ子「「敵幹部との戦い‼︎」」

 

 ああ、楽しい!同じモノ見て感想を言い合うのって……やっぱり楽しい‼︎好きだなぁ………。映画も………ダイビングも………絶景も…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケバ子「………好いとうよ。」

 

 貴方も。

 

妓夫太郎「えっ………///」

 

 ってマズい⁉︎思わず口に出しちゃった‼︎ここはなんとか誤魔化さないと‼︎

 

ケバ子「えっと、そ………」

妓夫太郎「お、お手洗い行ってくる………///」

ケバ子「えっ、あっ、うん!行ってらっしゃい!」

 

 あっ………妓夫太郎がトイレに行っちゃった………。ま、まあ、帰ってくるまでに言い訳を考えとくか!

 

 

 

 

 

  side 妓夫太郎

 

 最近から少し思ってたんだが………

 

 もしかして愛菜の好きな人って俺かぁ⁉︎毒島に嫉妬したりしてたし‼︎愛菜の好きな人を知ってそうな工藤たちは、愛菜の事情を俺だけに話してきたし!だからもしかしたらって思って、ついカップル割りを使ったり恋人岬を紹介したりしちまった!

 

 きょ、今日だってデート()()()っていう割にはアイツめちゃくちゃ緊張してたし!練習じゃなくて()()()デートみたいなテンションだったし!

 

 そ、そして極めつけはさっきの告白‼︎や、やっぱ俺の事好きなのかな⁉︎い、いや、か、勘違いかもしれないけどさ!た、多分勘違いだけどさ!と、とにかく緊張して、思わずトイレに逃げて来ちゃったよ‼︎は、はやく愛菜のところに戻ってあげないと‼︎

 

 そう思ってトイレのドアを開けようと思ったとき…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

累の姉「さっきのがあたしが中学の時にいた『梅毒太郎』だよ!」

友達1・2「「へぇ〜!」」

 

 トイレの外からよく知ってる声が聞こえてきた。そうだ、俺はコイツに重要な事を教えられたんだった。それなのになんで今の今まで浮かれて忘れてたんだろうか……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が誰かから好かれる事は絶対に無いと言う事を。




 ということで映画館デートでした!ちなみに恋人岬は伊豆に実在するスポットです。ぐらんぶるの舞台である伊東市(伊豆の東側)とは逆側(西側)にあるので少し遠いですが。また、現実では横断バスは多分無いかもしれませんが、そこは小説の中ということで許して下さい。

 そして、まさかの累の姉が登場です!名前は『綾木涼子』です。担当声優の名前からとりました。伊豆医科大学看護学部2年です。妓夫太郎と彼女の間には何があったのでしょうか。それは次回のお楽しみに!

 あと今日は鬼滅22巻発売日ですね!さらに再来週には映画公開!劇場で無限列車編が観れるのが楽しみです!

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