未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。
side 善逸
俺たちは今温泉に入りながら作戦会議をしていた。
伊織「ではまず、俺の予想からだ。」
さぁ、どんな予想を立てるのかな?
side 伊織
夜、栞が眠っていると…………スーっと、襖が開く音がするんだ。そして…………
栞「な、なんでしょう………って誰⁉︎」
ドイツ人1「Hello, I'm Tanaka.(ぐへへ……)」
ドイツ人2「Hi, I'm Ken.(夜這いに来たぜ、お嬢ちゃん。)」
例の連中が入ってくるんだ。
ドイツ人1「Are you from Canada?(大人しくしろ。)」
ドイツ人2「No, I'm from America.(可愛がってやるぜ‼︎)」
栞「へ、変態‼︎だ、誰か助け………」
助けを求める栞に対して、
伊織「待ちな。」
俺が颯爽と登場する‼︎そして、
伊織「栞には手を出させないぜ。成敗。」ドゴォ‼︎
ドイツ人1・2「「グハァ……」」バタン
栞「に、兄様……‼︎」
俺は華麗にドイツ人を倒した後、栞のところに駆け寄り、
伊織「大丈夫か、栞?」
栞「ありがとうございます、兄様‼︎」
感謝された後、
栞「お礼にパスポートをお返しします‼︎兄様は素敵です‼︎私の理想です‼︎」
伊織「フッ……よせよ。」
栞からパスポートを返してもらうのだ‼︎
side 善逸
伊織の作戦はガバガバ過ぎるね。
伊織「というのが狙いなんだ。」
耕平「いや無理だろ。」
善逸「というか無駄にカッコつけ過ぎでしょ。」
伊織「うるせえ‼︎」
耕平「まあとにかく、俺の見立ては恐らくこうなる。」
次は耕平の作戦か………。どんなのだろう?
side 耕平
今宵、栞ちゃんと葉月ちゃんの部屋に奴らがやってくるはずだ。
ドイツ人1「Ichiro plays tennis.(私たちはロリコンです。)」
ドイツ人2「Hanako likes soccer.(今からエロい事をします。)」
栞・葉月「「きゃぁぁぁぁ‼︎」」
そしてそこに2人を観察していた俺が颯爽と駆けつけるのだ‼︎
耕平「待てい‼︎妹は俺が守る‼︎」
そして当然俺は奴らを倒した後、
栞「ありがとうございます、耕平兄様‼︎」
葉月「耕平お兄ちゃん、カッコ良かったですぅ‼︎」
耕平「いやいや、気にしないでいいんだよ。」
栞「せめてものお礼に……私をめちゃくちゃにして下さい‼︎」
葉月「葉月も、お兄ちゃんと遊びたいですぅ!」
耕平「栞ちゃん……!葉月ちゃん……!」
2人と熱い夜を過ごすのだ‼︎そして更に………
梅「耕平お兄ちゃんに会いたくて来ちゃった♪」
遠路はるばるやってきた梅ちゃんも合流してくるはずだ‼︎
side 善逸
いやいや、まず耕平は栞ちゃんの部屋で何してるんだよ。観察って事は例の不審者スタイルなわけだし。それと、葉月ちゃんは居るのに美波は居ないんだね。部屋割りが訳わからないよ。最後に至ってはここを知らないはずの梅ちゃんまで駆けつけてるし。
耕平「どうだ、俺の作戦は?」
善逸「ガバガバ過ぎでしょ。」
伊織「お前、よく兄貴の前でそんな事言えるな。正直引くわ。」
耕平「照れるだろ、バカ♪」
いや、絶対違うと思う。
善逸「それに、パスポートはどうするの?」
耕平「そんな物よりも俺と栞ちゃんと葉月ちゃんの仲の方が大事だ‼︎」
伊織「ふざけんな‼︎ちゃんと俺のパスポート奪還に協力しろや‼︎」
なるほどね〜。
善逸「だったら2人の折衷案はどうかな?」
伊織・耕平「「折衷案?」」
善逸「まず2人が栞ちゃんを助ける!」
伊織・耕平「「ほう。」」
善逸「そして栞ちゃんはこう言うんだ‼︎『せめてものお礼に、パスポートをめちゃくちゃにして下さい‼︎』ってね。」
伊織「のぼせて脳みそ
何がいけなかったんだろう?
耕平「というかお前は作戦に居ないのかよ。」
善逸「俺は美波んとこ行くから居ないね。」
伊織「協力しろや‼︎」ドゴォ
善逸「痛っあ‼︎」
何も殴る事ないじゃん‼︎そんななんだからパスポート返してもらえないんだよ‼︎そんな事を思いながら俺たちは温泉を出た。
俺たちは温泉を出て脱衣所で身体を拭きながら、作戦会議の続きをした。
伊織「耕平、お前に美味しいところは譲るから代わりに……」
耕平「俺から栞ちゃんにパスポートを返すよう頼めって事か。」
それなら良さそうだね。
伊織「それにしても、問題は奴らが来るかだが……」
耕平「それは俺が保証する。宵街きららと斑鳩さくらが好きだったら、栞ちゃんと葉月ちゃんに興味がない訳がない。」
伊織「まあストーキングするような連中だしな。」
確かに。ただ一個疑問が残るんだよね。
善逸「それなら葉月ちゃんと栞ちゃんのどっちの部屋に行くかが分からなくない?」
伊織「確かにな。」
耕平「それについては推測なんだが………あの2人は仲が良いからな。一緒の部屋に居てもおかしくないはずだ。」
まあそれも考えられるよね。でも………
善逸「それだったら、美波も一緒にいるはずじゃない?」
これが言えるはず。
伊織「確かに。島田が居てもおかしくないはず。」
耕平「いや、そのはずは無い。」
えっ?
善逸「どういうこと?それなら美波は1人で別の部屋って事になるよね?」
耕平「恐らく栞ちゃんは姉である島田に気を遣ったのだろう。我妻と2人で夜を過ごせるように、と。」
なるほどね〜。
善逸「よし分かった‼︎なら俺は戦線離脱としよう!」
美波とイチャイチャしたいので‼︎
伊織「ざけんなテメェ‼︎それに、島田が1人部屋の保証が無いだろ。」
善逸・耕平「「確かに。」」
伊織「とにかく俺に………ん?」
ん?伊織はどうしたんだろう?
善逸「どしたの、伊織?」
伊織「いや、俺の着替えがおかしいんだが。着てきた服はどこにも見当たらんし。」
気になったので伊織の着替えを見ると…………
名札に『きらら』と書かれている園児服だけが置いてあった。
善逸「確かに、伊織の頭って幼稚園児レベルだからね〜。」
伊織「殺すぞ。」
耕平「それを着るしか無いだろう!」
伊織「絶対に嫌だ‼︎そもそも誰がこんなもん………」
そうして俺たちが見た先には、
北原父「………」トコトコ
伊織の服を持って歩く伊織のお父さんがいた。
伊織「待ちたまえ、マイ・ダディ。」
北原父「なんだ、マイ・サン。早く着替えて出てきなさい。」
伊織「その着替えがおかしいんだよ‼︎返せ俺の服‼︎」
北原父「その格好は嫌なのか?」
伊織「嫌に決まっとろうが⁉︎」
北原父「そうか……なら父さんも一緒に着るしかないか。」
伊織「何?親父の頭も茹だったの?」
やっぱり、伊織のバカって父親譲りなのかもしれない。
耕平「でも何故急に宵街きららの格好を?」
北原父「うむ。先程ロビーでドイツ人男性のお客様が、栞にこの服を着て欲しいとお願いしてる様子だったのだがな。」
善逸・耕平「「ふむふむ。」」
アイツら、栞ちゃんにも頼んだのか。
北原父「栞が断りきれなくて困っていたので、代わりに遺伝子が同じ伊織に着せようと思ったのだ。」
善逸・耕平「「なるほど……」」
伊織「一番大事な性別が違うだろ⁉︎」
善逸「伊織は女装経験があるからいけ……」
伊織「そんなものはない‼︎」
まあ流石に女装が似合ってても、大学生が幼児服を着るのは無理だよね〜。多分秀吉でもダメだと思う。
そんな事を思ってると………
耕平「それより栞ちゃんに危険が‼︎」
耕平が大切な事を言ってくれた。
伊織「懲りない連中だな、全く‼︎」
善逸「とりあえず行かないと‼︎」
そうして俺たちは栞ちゃんの元へ駆けつけた。
そしていざ駆けつけると、
ドイツ人1・2「「zzzzzzz」」
何故か奴らはソファーにもたれかかって寝ていた。
善逸「栞ちゃん、なんでそいつら寝てるの?」
栞「それが栞にもさっぱり………」
本当になんでだろうね?瑞希ちゃんの飯でも食ったのかな?それはさておき、
耕平「とにかく無事で何より。」
善逸「だね!」
伊織「心配したぞ。」
栞「お気遣いありがとうございます。」
栞ちゃんが何も無くて良かったと思ってるよ!
栞「ですがそんなに栞が心配なら家に戻れば……」チラ
おっ!栞ちゃんが伊織をチラッと見たぞ!このアピールはまさにブラコン‼︎なんて可愛らしいんだ‼︎これで酷い事を言える奴は兄じゃないね。
伊織「それは御免被る。」
どうやらコイツは兄じゃないらしい。
耕平「耕平兄様はいつでもOKだよ。」
いや、お前はいつでもダメだろ。
栞「耕平兄様には都会が似合いますから。」
耕平「確かに田舎だとアニメの放送が少ないが。」
伊織「DVD買えばいいだけだろ。」
善逸「確かに!時間にも縛られなくて済むしね!」
耕平「そういう問題ではないぞ2人とも。」
じゃあどういう問題なんだろう?そんな事を思ってると………
北原父「zzzzzzzzz」
何故か伊織のお父さんが寝ているのを見かけた。
善逸「あれ?伊織のお父さんも寝てるみたい。」
伊織「あ、ホントだ。いつの間に……」
栞「きっと日頃の疲れでも出たのでしょう。」
旅館の仕事って大変だね。中学生なのにやってる栞ちゃんが凄いと思うよ。
side 栞
もちろんこのお客様やお父様は私の薬を染み込ませたハンカチによって気絶しました。これは仕返しです!
side 善逸
それにしても、こんな客がいると栞ちゃんと葉月ちゃんは危ない目に遭いそうだね。あと万が一美波が巻き込まれないといいけど………
善逸「栞ちゃん、正直に言うと結構危険な目に遭うかもよ?」
栞「確かにそうですね……」
伊織「安心しろ。
栞「良かった♪
伊織「いやいや、俺も学校があるしな〜。」
栞「いえいえ、兄様にお勉強は似合いませんし。」
あと絶妙に会話が噛み合ってないね。ん?あれは……?
伊織「………」チラッ
伊織が俺と耕平を交互に見てきたぞ?これは合図か!だとすると話を合わせろ、って事だね‼︎
善逸・耕平「「そういう事か‼︎」」
伊織「どうした2人とも⁉︎」
耕平「恐らくこの連中、今寝ておいて深夜に夜這いをする気だ‼︎」
善逸・伊織「「なんだって⁉︎」」
伊織「畜生‼︎いくら栞が可愛いからって‼︎」
善逸「このままでは栞ちゃんが大ピンチだね‼︎」
耕平「これは強くて聡明で頼りになる誰かが守ってあげる必要があるな‼︎」
そして栞ちゃんの方を見る‼︎果たして、反応は?
栞「………」ニコニコ
特に無し‼︎なら追加で畳み掛ける‼︎
伊織「今夜あのドイツ人どもは必ず栞の部屋に来る‼︎」
善逸「間違いない‼︎」
耕平「なにせ北原お手製の侵入ルート案内図があるからな‼︎」
おい、それ言ったらダメでしょ。
伊織「そうとも‼︎なにせ俺お手製の……ってふざけんなゴラァ‼︎」ドゴォ‼︎
耕平「グハァ………」バタン
そりゃ殴られて当然だね‼︎まあここは俺が助けるか!
善逸「とにかく栞ちゃん、今夜は危険な目に遭う可能性が高いんだ‼︎」
栞「そうなんですか……」
伊織「だから俺たちがお前の部屋で寝る。」
善逸「いや、伊織はともかく俺と耕平はそれダメでしょ。」
栞「兄様ならいつでも大歓迎ですよ♪」
伊織「ああ………」
いや、嫌なんかい‼︎まあ俺も兄貴と同じ部屋で寝るとかは御免被るけどさ‼︎
栞「もし仮に兄様方が栞の部屋で寝るとして、栞はどこで寝ればいいんですか?」
善逸「伊織の部屋とかどうかな?」
栞「ええと、兄様の部屋は今物置になってまして…………」
伊織「ざけんなよ‼︎」
草。可哀想に…………
伊織「だったら島田姉妹の部屋は?」
栞「あっ♪それはいいですね‼︎」
確かに、それなら栞ちゃんは喜びそう。でも………
善逸「それだと連中が葉月ちゃんに狙いを定めた時が危険なんだよね。一緒にいる美波も心配だし。」
かなり問題があるんだよね。
栞「えっ⁉︎葉月のピンチなんですか⁉︎なら栞が姉として、葉月を守ります‼︎」
伊織「お前までまとめてやられそうだから心配なんだよ。」
善逸「美波もね。」
栞「そ、そうなのですか………それならどうすれば……」
俺たちが色々と迷ってると、
栞「ってもうご夕食の時間ですね。話はその後にしましょうか。」
夕飯タイムになった。
そして夕食の時間、俺たちは美波&葉月ちゃんと合流して食べ始めた。
全員「「「「「いただきま〜す‼︎」」」」」
そしてメニューは………刺身をベースにした定食料理だね!煮物なんかには山を感じられる野菜が入っててとても良い‼︎
栞「し、栞もご一緒してよろしいでしょ………」
葉月「栞お姉ちゃん、葉月の隣で食べませんかっ?」
栞「は、はい‼︎」
耕平「じゃあ俺も………」
美波「却下。」
耕平「うぅ…………」
ちなみに座席は、
栞 葉月 美波
テーブル&料理
伊織 耕平 善逸
こんな感じだよ。
そしてなんと言っても………
善逸・美波・耕平「「「美味しい‼︎」」」
料理が結構美味いんだよね‼︎流石旅館だね!
栞「ありがとうございます。美波姉様、善逸兄様、耕平兄様。」
葉月「栞お姉ちゃん、とっても美味しいですぅ‼︎葉月、栞お姉ちゃんの料理がも〜っと食べたいですぅ!」
栞「葉月、そう言っていただけると嬉しいのですが、これは栞が作ったものではなくて……」
葉月「あっ、そうなのですかっ!」
栞「あっ、それでしたら帰りに栞の手料理をお作りします‼︎」
葉月「本当ですかっ⁉︎ありがとうございますぅ‼︎やったぁ〜!栞お姉ちゃんの手作り料理ですぅ!」
栞「ど、どういたしまして///」
栞ちゃんが褒められて照れてるね!可愛い‼︎
栞「あ、あの、宜しかったら美波姉様と善逸兄様と耕平兄様もいかがですか?」
マジで⁉︎
耕平「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
美波「えっ、いいの⁉︎ありがとう、栞‼︎」
善逸「流石、気遣いの塊‼︎」
栞「いえいえ、むしろ嬉しいくらいです。」
美波「嬉しい?」
どういう事だろう?
栞「はい。旅館で癒されて帰りの電車で楽しそうに………、美波姉様は栞のおにぎりを手に、今村先輩は栞の手作りの卵焼きを手に、」
耕平「あれ、兄様は?」
栞「善逸兄様は栞の手作りのタンポポを手に、」
善逸「ねえ栞ちゃん。タンポポって手作り出来ないんだよ?」
まさか栞ちゃんにイジられるとは思わなかったよ。
栞「葉月は栞の手作りの料理とノインちゃんのぬいぐるみを手に、」
葉月「本当ですかっ⁉︎ありがとうございますぅ、栞お姉ちゃん♪」
栞「どういたしまして!それで、兄様は栞の手作りのパスポートを手にして笑顔になる。そういうのが栞は凄く嬉しいんです。」
タンポポイジりはともかく………、
耕平「栞ちゃん……ぐすっ!」
善逸「いい子だね!」
美波「流石は葉月のお姉ちゃん!」
葉月「はいっ!」
善逸「美波、今さらっと自画自賛しなかった?」
美波「気のせいよ。」
伊織「お前ら、なんで誰も俺のパスポートが偽造されてる事に気付かないんだよ。」
栞ちゃんって基本的にはいい子だね!伊織とは正反対だ‼︎
そんな事を思ってると、
美波「そういえば栞は着物から浴衣に着替えたんだね。」
美波が栞ちゃんの服の話題について触れた。
栞「はい。今日の手伝いは終わりましたから。着物でいると仕事中に思われてしまいますので、着替えました。」
善逸「なるほどね〜。お仕事お疲れ様!」
葉月「栞お姉ちゃん、お疲れ様ですぅ!あと、浴衣も良く似合ってますよっ♪」
美波「可愛いね!」
耕平「それな‼︎」
栞「あ、ありがとうございます///」
耕平「あぁ、やはり兄に褒められると照れるのか……」
耕平、栞ちゃんは葉月ちゃんに褒められて照れたんだからね。勘違いしない方がいいよ。
伊織「栞、とりあえず一枚脱いでくれないか?あとはもう少し胸元を開けてくれ。」
善逸・美波・栞「「「はぁ?」」」
コイツは何を言ってるんだろうか?実の妹に要求するような事じゃないよね。
side 妓夫太郎
今伊豆にいる組は浴衣でパーティー*1をしてるぞぉ。
奈々華「千紗ちゃん、写真を撮りたいから、ちょっと一枚脱いでくれるかな?」
千紗「嫌。」
奈々華「え〜!」
奈々華さん、実の妹にコレ要求するのすげえよなぁ。流石シスコンだぁ。
side ケバ子
今伊豆組は浴衣パーティーしてるの⁉︎羨ましい‼︎確か妓夫太郎もそこに居るよね⁉︎私も混ざりたいんだけど⁉︎
side 善逸
伊織の命令はさておき、本題に入らないと。
善逸「ところで栞ちゃんは今夜どこで寝るの?」
栞「そういえばそうでしたね。」
耕平「耕平兄様と一緒の布団だよ。」
善逸「霹靂一閃」
耕平「グハァ………」バタン
美波「ん?どういう事?」
そういえば美波は事情を知らないからね。説明するか。
善逸「実はロリコンのストーカーが出たらしいんだよね。」
美波「なるほど………それなら栞と葉月が危ないわね。」
葉月「怖いですぅ………」
葉月ちゃんと美波は清涼祭の時に一回不良に拉致されてるからね*2。怖がるのも無理はない。
栞「大丈夫です。葉月は栞が守るので!」
葉月「でも栞お姉ちゃん、本当に怖いのですよ……」
善逸「とにかく葉月ちゃんの言う通り、栞ちゃんは無理しない事。もちろん美波もね。」
美波「ウチなら2人守れるから安心して。」
善逸「いや、危ないから無茶はしないで。」
美波「大丈夫。全然無茶じゃないから……」
善逸「無茶すんなって言ってるだろ‼︎」
清涼祭の時みたいに美波が傷ついて欲しくないんだよ‼︎
伊織「お前、急にどうしたんだ?」
あっ………つい大声をあげちゃった………
善逸「ごめん美波。」
美波「気にしないで、善逸。ウチも悪いから……」
耕平「急に真剣な表情になって……お前ら何かあったのか?」
善逸「ちょっとね。」
美波「だったらウチと善逸で2人のそばにいるのはどうかな?」
伊織「それなんだが、ストーカーの目星はついている。だから……」
カリーナ「アノ………」
うわっ、びっくりした‼︎カリーナさんが再び俺たちのところに現れた。
カリーナ「オ昼は失礼シマシタ。オワビにドリンクでもト思っテ……」
美波「いえ、そんな!」
栞「そこまでお気になさらずとも‼︎」
葉月「そうですぅ‼︎」
この人はまともだね!安心だよ!
カリーナ「あの、3人もドウゾ!」ガッ
そう言ってカリーナさんはまた伊織の手を取って顔を近づけた。そばに俺や耕平が居るとはいえ、やっぱりこの人、伊織に気があるのかな?
伊織「ああ……///」
耕平「どうも……」
善逸「ありがとうございます‼︎」
それにしても………、
善逸「そういや、連れの2人はどうしたんです?」
ターゲットである他2人が一緒にいないんだよね〜。
美波「一緒じゃないんですか?」
カリーナ「ハイ。先に部屋に戻ってマス。二人トモ私に隠れてずっと何かしてるみたいデ………。撮った写真も見せてくれないシ、地図を見てコソコソ話をしてるシ………」
なるほどね〜。これは黒だね‼︎
伊織・耕平「「………」」チラッ
伊織と耕平とも目が合った。だったらやる事は1つだ‼︎
伊織「あの2人の部屋は分かるか?」
耕平「用事があるんだが。」
カリーナ「デしたラ、『松の間』にいるはずデス。」
よし、これで奴らの居場所は特定出来た‼︎
伊織「松の間か。」
耕平「了解。」
善逸「よし、行くぞお前ら‼︎」
伊織・耕平「「おう‼︎」」
こうして俺たちは戦場へと向かった。
ということで、伊織たちがパスポートを奪還しようと必死になる話でした。冒頭のガバガバ英語は井上堅二先生がTwitterで触れたように、バカテス時代からのネタです。
そして、いよいよ劇場版鬼滅の刃〜無限列車編〜が公開されましたね‼︎僕も今日見ました‼︎めちゃくちゃ良かったです(特に俺の家族を侮辱するな、のシーンやめちゃくちゃ盛られてた煉獄vs猗窩座)‼︎冗談抜きで5回観れます‼︎
さて、次回はいよいよあの名言が飛び出します。お楽しみに!
最後に、評価・感想をお願いします。