バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


七十一杯目 王様ゲーム・Round2

  side 美波

 

 夏休み終盤、ウチは善逸と一緒に伊豆に戻った。そして今は店でPaBの人たちと飲み会をしていた。

 

美波「夏休みももう終わりか〜。」

千紗「来週から大学ってめんどくさいなぁ。」

ケバ子「結局畑の手伝いで夏休み後半ほとんど青春を味わえなかったしぃぃぃぃ‼︎」

愛子「あはははは。それは残念だね〜。」

 

 楽しい日々もほぼ終わり。バイトも含めて毎日善逸とデート出来て幸せだったな〜。そして、来週から授業を受けるのが少しめんどくさい。

 

 そんな事を思っていると、

 

善逸「皆、これ取って〜!」

 

 と、善逸が美味しそうな刺身と、それ用の割り箸を持ってきてくれた。

 

美波・千紗・ケバ子・愛子「「「「ありがとう‼︎」」」」

愛子「この刺身美味しそうだね〜。」

ケバ子「海の幸を味わえるなんて、久しぶり〜♪」

美波「そういや愛菜は山育ちだもんね。」

ケバ子「うん………」

 

 そんなたわいもない会話をしていると、

 

千紗「ねえ皆、何これ?」

 

 千紗が割り箸の後ろに書かれた数字を見せてくれた。もしかしてウチのにもあるかな?そう思って見てみると…………ウチのにもあった。果たしてこれは一体何だろう?そんな事を思っていると…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

善逸「王様ゲーム‼︎」

他1年男子・2年・奈々華・寿・まさお「「「「「イエ〜イ‼︎」」」」」

 

 衝撃の展開になった。まあ王様ゲームは好きだけど………

 

ケバ子「ちょっとちょっと‼︎ストーップ‼︎」

伊織「どうしたケバ子?」

耕平「何故止めるケバ子?」

善逸「体調悪いの、ケバ子ちゃん?」

ムッツリーニ「………なら休め、ケバ子。」

ケバ子「ケバ子言うな‼︎」

 

 代わりに愛菜が一言物申してくれるようだ。ここは任せるか!

 

妓夫太郎「んで、何の用だぁ?」

ケバ子「突然王様ゲームってどういう事⁉︎」

善逸「だって、さっき割り箸受け取ったじゃん?」

ケバ子「アレって刺身用でしょ⁉︎」

善逸「そんな事一言も言ってなくない?」

 

 善逸が言ってた事は……………

 

善逸「皆、これ取って〜!」

 

 確かに刺身とは一言も言ってない‼︎

 

美波「そうね!」

ケバ子「ホントだ………」

愛子「まあ王様ゲームは好きだし、参加しよっか!」

美波「ウチも高校の時やったし、またやってみたかったんだ〜!」

千紗「私は一回だけね。一回。」

ケバ子「私も………」

善逸「よし、それじゃあ決まりだね‼︎」

 

 ということで、王様ゲームが始まりました‼︎

 

 

 

 

  side 善逸

 

 まあ美波と愛子ちゃんは乗ると思ったよ‼︎あとは千紗ちゃんとケバ子ちゃんなんだけど、あの2人をハメる方法ならある‼︎

 

善逸「では伊黒さん、ルール説明をお願いします‼︎」

伊黒「ここに1から13と書かれた割り箸と、王様と書かれた割り箸がある。そして王様と書かれた割り箸を引いた人が王様となり、甘露寺………じゃなかった、番号を指定してその人に命令する。そして最後に、王様の命令は………」

1年男子・美波・愛子・甘露寺「「「「「絶対‼︎」」」」」

 

 ということで、王様ゲームが始まりました‼︎

 

 

 

 

 

ーーーーー1st Roundーーーーー

 

善逸「第一ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さて、王様は誰になるかな?ちなみに俺は13番だったよ。

 

甘露寺「はいはいはいは〜い♪私で〜す♪」

 

 よし、甘露寺先輩だ‼︎

 

甘露寺「では1から13番の全員は………このゲームに最後まで参加する事‼︎」

千紗・ケバ子「「なっ⁉︎」」

 

 そう!これがあの2人をハメるための方法だったわけさ‼︎

 

千紗「ハメられた………」

ケバ子「うう……………」

伊黒「貴様ら、密璃*1の命令に文句があるのか?」

千紗・ケバ子「「ありません……」」

善逸「という事で、次いっくよ〜‼︎」

 

 あの2人を巻き込めたところで、第二ラウンドだ‼︎

 

 

 

 

 

ーーーーー2nd Roundーーーーー

 

善逸「第二ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さてと、王様は誰かな?俺は7番なんだけど…………

 

まさお「おお!俺だ!」

 

 まさお先輩か!さて、誰にどんな命令が来るんだろう?

 

まさお「それじゃあ1から13番の全員が、服を1枚脱ぐ‼︎」

 

 その言葉が発せられた時、既に俺の服は脱げていた。

 

1年男子・寿・まさお「「「「「これでよし。」」」」」

ケバ子「脱ぐの早くない⁉︎」

愛子「まあこの人らは慣れてるからね〜。」

奈々華「えっと、それじゃあ………///」

甘露寺「脱ごうかな♪」

 

 そ、そうか⁉︎あの2人が脱ぐのか‼︎

 

ムッツリーニ「………ぬはっ⁉︎」ブー、バタン

伊織「しゃぁぁぁぁぁぁあ‼︎」

耕平「こ、堪えるんだ‼︎堪えるんだ‼︎」

伊黒「前田、貴様‼︎貴様‼︎」

 

 でも俺も耕平みたいに堪えないと‼︎アイツが堪えてる理由は知らないけど‼︎あと伊黒さんはまさお先輩に感謝してるのか恨んでるのかよく分かんない反応をするな。あとムッツリーニが死んだのはいつもの事だから気にしないでおこう。

 

 そんな事を思ってると、

 

ケバ子「ストープ‼︎脱ぐにしても靴下でしょ‼︎」

 

 ケバ子ちゃんがストッパーになった。

 

伊織・まさお「「てめえぇぇぇぇ‼︎」」

善逸・耕平「「ふぅ………」」

奈々華「確かに、そうね……///」

甘露寺「なら私もそっちのが楽だし、そうしようかな〜。」

愛子「ボクもそうします〜♪」

千紗「今回は許すけど。」

ムッツリーニ「………なっ、生足⁉︎」ブファッ

伊黒「吉原、貴様‼︎貴様‼︎」

 

 ムッツリーニはどっちにしろ死ぬんだね。あと伊黒さんがまた怒ってるのか喜んでるのかよく分かんない反応をしている。

 

美波「ありがとう愛菜。危うく善逸が死ぬところだったわ。」

ケバ子「礼は要らないよ。」

 

 美波、お前はさらっと俺を殺そうとするな。命を何だと思っていやがる?

 

 そんな事を思ってると、

 

寿「それじゃあ、一応次からの命令は常識の範疇で頼むぞ〜。」

全員「「「「「は〜い。」」」」」

 

 寿さんが命令を限定した。まあ普通こうなるよね。そしてそのまま第三ラウンドが始まった。

 

 

 

 

 

ーーーーー3rd Roundーーーーー

 

善逸「第三ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さてと、俺は9番なんだけど、王様は誰になるかな?

 

ケバ子「私です!」

 

 ケバ子ちゃんか‼︎これはもしかして妓夫太郎に何か命令するのかな?楽しみ〜♪

 

ケバ子「それでは1から13番の全員が…………」

 

 ん?また全員に命令するのか………。果たしてどんな命令が来るのかな…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケバ子「次の飲み会で服を脱がない‼︎」

 

 なんだと⁉︎コイツは俺たちを殺す気か⁉︎

 

寿・まさお「「なんだと⁉︎」」

伊黒「王様の命令は………」

妓夫太郎「絶対……………」

善逸・伊織・耕平・ムッツリーニ「「「「服の着脱に関する命令は常識外れだろうが⁉︎」」」」

ケバ子「常識の為に脱ぐなって言ってんでしょ⁉︎」

美波「愛菜の言う通りよ‼︎」

愛子「皆、ちゃんと言う事守りなよ?」

千紗「その通り。」

男子全員「「「「「クソォォォォォォォ‼︎」」」」」

 

 地獄のような足枷をはめられたところで、次のラウンドだ………

 

 

 

 

 

 

ーーーーー4th Roundーーーーー

 

善逸「第四ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さてと、王様は………………

 

善逸「俺だぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

伊織・耕平・ムッツリーニ「「「マジかよ⁉︎」」」

 

 遂に引き当てたぜ、王様タイム‼︎さてと、どんな命令しちゃおうかなぁ〜?う〜んと…………そうだ!

 

善逸「8番の人と、12番の人が、1週間以内にYouTuberとしてデビューする‼︎」

 

 これならいいでしょう‼︎

 

愛子「あっ、ボクだね〜。」

ムッツリーニ「………俺もか。」

他全員「「「「「おお‼︎」」」」」

 

 そして医大コンビを引き当てるとは‼︎流石俺‼︎

 

愛子「じゃあちょっとエッチな動画でもあげようか〜♪」

ムッツリーニ「………ぬぁっ⁉︎」ブハッ、バタン

 

 なんだろう………1週間以内にBanされそうな気がする………。そんな事を思ったところで、次のラウンドだ!

 

 

 

 

ーーーーー5th Roundーーーーー

 

善逸「第五ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 俺は……1番か。さてと、王様は誰かな?

 

耕平「王様は俺だ‼︎」

 

 耕平だと?頼むからまともな命令をお願い‼︎

 

耕平「それでは、3番の人が今から流すセリフを全力で言う‼︎」

 

 そう言って耕平はアニメのセリフを流した。果たして、3番は誰かな………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千紗「残高溶解!海面蒸発!不思議なステッキ一振りで………魔法少女ららこになぁれ☆」

 

 まさかの人だった。

 

耕平「合格!」

美波・ケバ子・甘露寺・善逸・まさお「「「「「可愛い〜♡」」」」」

寿・ムッツリーニ「「中々いいな。」」

伊黒「出来れば密璃にやって欲しかった………」

奈々華「千紗ちゃん、目線をこっちにお願い‼︎動画撮るから‼︎」

愛子・伊織「「アンコール‼︎アンコール‼︎アンコール‼︎」」

千紗「もうやらないから///」

 

 普段こういうノリをやらない千紗ちゃんがノリノリでやってる姿。面白すぎて動画に撮っちゃったよ♪後で別の機会にばら撒くとしよう!

 

 

 

 

 

ーーーーー6th Roundーーーーー

 

善逸「第六ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さてと、俺は5番なんだけど………

 

美波「ウチが王様よ〜♪」

 

 美波が王様か‼︎さて、どんな命令をするのかな?

 

美波「それじゃあ5から8番の人が、この中で誰が一番好みなのかを発表する事‼︎」

 

 そういう事ね!ならどんとこいだ‼︎

 

善逸「まずは5番、我妻善逸です‼︎好みはもちろん美波です‼︎」

全員「「「「「おお〜‼︎」」」」」

美波「ありがとう、善逸///」

 

 さてと、後の3人は誰かな?

 

甘露寺「私が6番で………好みはもちろん小芭内*2さんです!」

全員「「「「「おお〜‼︎」」」」」

伊黒「………尊い///」

 

 まずは甘露寺先輩‼︎ここも予想通りだ‼︎あとさっきから伊黒さんの反応が独特で面白いよね〜。

 

 さて、次は?

 

まさお「う〜んと、7番なんだけど………」

 

 まさお先輩だと⁉︎これめちゃくちゃ気になるヤツじゃん‼︎一体誰なんだ⁉︎誰なんだ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさお「な、奈々華さんです……///」

 

 わお‼︎まさかの‼︎いいね‼︎

 

全員「「「「「ひゅ〜‼︎」」」」」

奈々華「あ、ありがとう……///」

甘露寺「素敵ですね♪」

善逸「いやぁ、よもやよもやですね‼︎」

ムッツリーニ「………大胆に言うとは‼︎」

伊織「そこに痺れる‼︎」

耕平「憧れる‼︎」

まさお「ほらほら‼︎と、とりあえず、8番の人いくよ‼︎」

 

 まさおさんの好みが分かったところで、最後の人は誰だ〜?

 

妓夫太郎「俺は8番ですが、全員同じくらいなので、好きな人は居ません。」

 

 妓夫太郎か〜。ここでケバ子ちゃんが引っかかってくれたら面白かったんだけどね〜。

 

 

 

 

  side 妓夫太郎

 

 まさお先輩は正直に言ったが………俺が同じく正直に言えるはずがないだろぉ。愛菜に悪いし。

 

 

 

 

  side ケバ子

 

 やっぱり妓夫太郎の好みは居ないのか…………。うぅ、残念…………

 

 

 

 

  side 善逸

 

 さてと、次のラウンドだ‼︎

 

 

ーーーーー7th Roundーーーーー

 

善逸「第七ラウンド、行くよ‼︎せ〜の!」

全員「「「「「王様だ〜れだ⁉︎」」」」」

 

 さてと、俺はまた5番なんだけど………

 

奈々華「えっと、私が王様だね………///」

 

 王様は、さっき大胆にも好みの人と言われた奈々華さんだ‼︎果たして、どんな命令をするのかな?

 

奈々華「それじゃあ、9番の人が、右隣の人に、『お姉ちゃん大好き♡』と、愛の告白をして下さい♪」

 

 わお!奈々華さんらしい命令だ‼︎そして、

 

善逸「ほらほら千紗ちゃん、照れずに告白しなよ!9番なんでしょ?」

 

 いよいよ千紗ちゃんの告白タイムだ‼︎

 

千紗「えっ?何言ってるの?」

善逸「その番号、見れば分かる。9番でしょ?」

千紗「いや、これ6番だけど………」

善逸「6?」

 

 そう言われて千紗ちゃんの割り箸をよく見てみると、確かに6だった。それじゃあ9は別の人か…………って待てよ?これって相手によってはヤバくないか⁉︎俺の左隣は寿さんだぞ⁉︎頼むから寿さんだけは…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寿「善逸、9番は俺だ。

 

 やめて欲しかったな…………

 

善逸「待ってくれ‼︎ちょっと待ってくれないか⁉︎これは流石にダメでしょ⁉︎」

美波「善逸、諦めなよ。王様の命令は絶対なんでしょ?」

寿「お、お、………」

善逸「待って‼︎マジで待って‼︎心の準備が‼︎まだ心の準備が………」

寿「お姉ちゃん大好きぃぃぃぃぃぃ‼︎」

善逸「いやぁぁぁぁぁぁぁ‼︎たぁぁすけてぇぇぇぇ‼︎」

 

 これを最後に、俺の記憶は途絶えた。

*1
付き合い始めた事により、名前の呼び方が変わった。

*2
付き合い始めてから名前の呼び方を変えた。




 ということで、王様ゲーム第二弾でした。ぐらんぶるアニメ9話と、本作では飛ばした無人島編のネタを混ぜたものになります。寿さんのセリフを声が同じ宇髄さんに言わせようかとも思ったのですが、もれなく嫁3人がついてきて人数がとんでもない事になるので、今回はやめました。

 さて、次回は夏休みの最終話(短編集はまだ少し続く)、いよいよアイツがやってきます。お楽しみに!

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