バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 古典

問 次の問いに答えなさい。

『 古文における動詞の活用形を全て答えなさい。 』


竈門炭治郎の答え

『 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 』

教師のコメント

正解です。古文における基本ですね。


島田美波の答え

『 現在形 過去形 過去分詞形 』

教師のコメント

それは英語です。


我妻善逸の答え

『 V系 』

教師のコメント

それは音楽です。


坂本雄二の答え

『 処刑 』

教師のコメント

人を勝手に殺さないで下さい。


第四章 長月海水浴場
第十九話  磯の香りとスイカ割り


  side 善逸

 

 7月頭の土曜日、俺は友達と長月海水浴場に行くことになったのだ‼︎海水浴場といえばそう‼︎なんと言っても女の子の水着だ‼︎女の子の特徴であるおっぱい2つ、お尻2つ、太もも2つを合法的に眺めることができる‼︎イィィィヤッフォォォォ‼︎しかも今日は美波がいない‼︎だからこの機会にせいぜい楽しませてもらうぞ〜‼︎ちなみに水着はこの間美波がプレゼントしてくれた。サンキュー美波‼︎悪いが女の子遊びの道具に使わせてもらうぜ‼︎

 

 そういえば今日は誰がくるんだろう?雄二が企画したから知らないんだよね〜。まあ多分秀吉と翔子ちゃんと瑞希ちゃんは来るでしょう‼︎早速楽しませてもらうぞ〜‼︎

 

 しばらく歩くと集合場所のバス停が見えてきた‼︎さあ、誰がいるかな〜。

 

「み〜んな〜、お待たせ〜。」

「善逸遅いぞ。よし、全員来てるか確かめるために出席とるぞ。」

 

 なんか学校みたいだねそれ。最初は俺だろうな〜。

 

 

「我妻善逸。」

「はいはいはいは〜い‼︎」

「竈門炭治郎。」

「はい‼︎」

「久保利光。」

「みんなよろしくね。」  キリッ!

「土屋康太。」

「……………はい!」

「嘴平伊之助。」

「へい‼︎」

「吉井明久。」

「は〜い!」

「そして最後はこの俺、坂本雄二だ。」

 

 

 え、ちょっと待って……。メンツおかしくね?てかなんかむさくね?

 

「ねえねえ雄二‼︎おかしくない‼︎女の子がいないんだけど‼︎秀吉は⁉︎瑞希ちゃんは⁉︎翔子ちゃんは⁉︎女の子がいなかったら海水浴場行く意味ないよ〜‼︎」

「秀吉はだいぶ遅れてくるそうだ。だから先に行く。女子は上弦とFクラスの6人で女子会をやってるからこない。故に今日は男だけだ。」

「イィィィヤャャャ‼︎タ〜スケテ〜‼︎」

 

 こうして男だけの旅行が始まった………。秀吉が来るまでの辛抱だな………。

 

「そういえば、明久はバスで大丈夫なの?酔わない?」

「スタンガンで気絶させてくれると助かるよ〜。」

「わ、分かったよ…。」

 

 この世のどこに酔い止めにスタンガンを使うやつがいるだろうか…。しかも自分から頼んで。このバカ、只者じゃない。

 

 

 

 

 

 海水浴場にくると、そこは沢山の女の子で溢れかえっていた‼︎やった‼︎ナンパし放題だ‼︎俺達はすぐに水着に着替え、ナンパをしようとすると……

 

「ハラ減った‼︎なんか食いてえ‼︎」

「伊之助の言う通りだ。昼飯を食うか。」

 

 まあ確かにお腹は空いたよね〜。先に昼飯を食べるか。

 すると炭治郎が大きな荷物から何かを取り出した。

 

「みんな、昼食はこれにしよう‼︎スイカ割りをして割ったスイカを食べるんだ‼︎」

「竈門君に賛成だね。僕もちょうどスイカを食べたかったところだよ。吉井君はどう思う?」

「僕も久保君と一緒だよ。みんなで割ったスイカを食べよう‼︎」

「ウデがなるぜ‼︎」

 

 そういってスイカ割りをすることになった。まあ海水浴場にピッタリだよね〜。ナンパはその後でしよう‼︎

 

 

 

 

 

 

  side 炭治郎

 

 今度は俺の番だ‼︎絶対にスイカを割ってやるぞ〜!

 

「炭治郎〜、右だよ右!」

「いやもっと左だな。」

 

 ってちょっと‼︎善逸と雄二の言ってること逆じゃん‼︎

 

「ごんぱちろう、真っ直ぐだ‼︎」

「………………いやそこにある。」

 

 伊之助とムッツリーニも真逆だし…。

 

「竈門君、正面から右に37°、323.7cm進んで‼︎」

 

 いや細か‼︎分かんな‼︎これが上弦の弐の力か…。

 

「炭治郎〜、右に70m進んで‼︎」

 

 明久、そんなに進んだら溺れちゃうよ…

 

 みんながバラバラなことを言っている…。これが他の人だったらスイカに辿り着けなかっただろう。だが、俺にはこの鼻がある‼︎嗅ぎ分けるんだ…。磯の香りの中に漂うスイカの匂いを………………ってそこだ‼︎

 

「水の呼吸 壱の型 水面斬り‼︎」  パカっ!

「「「「「「おぉ〜‼︎」」」」」」

 

 目を開けてみると……、そこには綺麗に割れたスイカがあった‼︎

 

「どうだ‼︎これが俺の鼻の力だ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 炭治郎がスイカを割った。ってかあいつの鼻ずるくね?姫路さんのときは災難なんだけどこういう時はチートだよね〜。って次は伊之助の番か…。

 

「獣の呼吸 漆の型 空間色覚‼︎」

 

 おい、あれスイカ割りにも使えるのかよ‼︎コイツも大概チートじゃん‼︎でもどうやって攻撃するんだろう…。そこからじゃ絶対届かないよね…。

 

「獣の呼吸 玖の牙 伸・うねり裂き‼︎」  グニョ〜ン、パカっ!

「「「「「「気持ちわる‼︎」」」」」」   

 

 ちょっと待って‼︎なんか関節が全部外れてるように見えるんだけど‼︎てかあれ元に戻るの?久保君も不思議に思ってたらしく代わりに聞いてくれた。

 

「嘴平君、その外れた関節は元に戻るのかい?」

「余裕だ、ボボ(久保)‼︎」 バチン‼︎

「す、すごいね…」

 

 久保君引いてるじゃん。野生児ならなんでもありなのかな?あとボボってなんか外国人みたい…。

 

 さて、次は僕の番だ‼︎僕の目標はスイカではない‼︎そう…

 

「明久〜、右に5m、そのあと平泳ぎして50mのところにあるよ〜。」

「いいや善逸違うぞ。平泳ぎじゃなくてバタフライだ。」

「雄二、それ泳ぎ方変えただけで一緒じゃん‼︎」

 

 如月ハイランドで僕をハメて姫路さんを怒らせたあの二人への復讐だ‼︎あのあとずっと説教されて大変だったんだからね‼︎姫路さん最近怖いんだから、僕を揶揄うのもいい加減にしてよね‼︎

 

「明久〜早く泳いで〜」

「ごめん明久、やっぱ左に425kmだわ。」

 

 あの二人の声は左の……少し後ろから聞こえる。近づいて……ここだ‼︎……って外した‼︎

 

「クソ‼︎」

「おいコラ‼︎危ねえじゃないか明久‼︎あと雄二は俺を盾にするな‼︎」

「危ねえじゃねえか明久!善逸がいなかったら死んでたぞ。」

「いや〜ごめんね2人とも♪まさか2人がそんなとこにいるとは思わなかったな〜♪」

「「ブチ殺すぞ貴様」」

 

 くそ〜。次は絶対当ててやる‼︎覚悟しろ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 明久がその気なら俺だってやってやる‼︎あと俺を盾にした雄二もやってやる‼︎

 

「「………………………」」

 

 クソ‼︎あいつら黙りやがった‼︎でもな、それは俺に通用しないね‼︎なんせ、俺は心の音が聞こえるからね‼︎友達をどさくさに紛れて殺そうとする、歪んだ奴らの音なんてお見通しだ‼︎

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

「「逃げろ‼︎」」

 

 目を開けると、2人の討伐には失敗していた…。

 

「クソ‼︎」

「3人とも危ないからやめろ‼︎」

「「「はい……」」」

 

 俺たちの母ちゃんこと炭治郎に怒られてしまった…。

 

 その後スイカ割りは利光、ムッツリーニが成功、雄二が失敗して幕を閉じた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなでスイカを食べてると、俺たちの姫こと秀吉から連絡があった。

 

《着いたのじゃ。今から着替えるから少し待っててくれるかの?》

 

 とうとうこの時が来た‼︎女友達の水着イベント‼︎普段制服着ていて隠されてる部分が露わになり、いつもとは違う妖艶な姿にドキドキするイベントだ‼︎さあ見せてくれ、お前の全てを‼︎

 

「みな!お待たせなのじゃ‼︎」

「「「「「「じょ、上裸だと⁉︎」」」」」」   

「…………………日光が…」 バタン

 

 秀吉の上裸⁉︎ヤバい‼︎隣でムッツリーニが鼻血を出しすぎて倒れたのは気にしないでおこう。お前熱中症じゃなくて秀吉の上裸で倒れたんだろ。あと隣で鼻血が止まらない炭治郎も気にしないでおこう。

 

 そう思ってると女性の係員に秀吉が呼び止められた。

 

「そこの貴女、ちゃんと水着を着なさい‼︎」

「いや、ワシはちゃんと着ておるぞ。」

「上はどうしたんですか⁉︎女の子なんだからちゃんと隠さない‼︎」

「いや、ワシは男じゃ‼︎」

「とにかく連れて行きます‼︎」

「酷いのじゃ〜‼︎」

 

 クソ‼︎俺たちの至福の時間を邪魔しおって‼︎許せない‼︎

 

 

 

 

 しばらくすると上着を着てしょぼくれた秀吉がやってきた。

 

「あの人も酷いのじゃ…」

「お前の裸でムッツリーニと炭治郎が死んだんだから仕方ないだろ。お前知らない人には女に見えるんだからさ。」

「雄二も酷いのじゃ!霧島にワシの裸見て興奮したと告げるぞ‼︎」

「頼むからやめてくれ。」

 

 いや秀吉は女だ‼︎可愛くて色気があって演劇が好きでちょっとおバカで双子の姉が大好きな女の子だ!必ず世間に認めさせてやる‼︎俺がくじけることは、絶対にない‼︎

 

 

 

 

 みんなでスイカを食べ終わったところで、雄二がある提案をした。

 

「みんな、せっかく海水浴場に来たからにはいい提案がある‼︎」

「なに雄二、なんかいいことでもあるの?」

「ああそうだ善逸、ここには男しかいない‼︎」

 

 いや秀吉がいるよ?

 

「それがどうしたのじゃ雄二よ。」

「男で海といったら………ナンパ対決だ‼︎」

「「「「「「「なんだって〜⁉︎」」」」」」」

 

 天才かコイツ⁉︎翔子ちゃんが居ない隙を見計ったのか‼︎流石神童と呼ばれてただけのことはあるね‼︎

 

「ルールは簡単‼︎二人一組になって、連絡先を交換した人数がより多いチームの勝ちとする‼︎」

「「「「「「オー‼︎」」」」」」

 

 やってやろうじゃないか!俺の力を見せてやる‼︎みんなが乗り気になってるところに一人テンションが低い奴がいた。

 

「どうした炭治郎、お前も栗花落がいなくて羽を伸ばせるんじゃないのか?」

「いや…実はそうでもないんだ…。」

「どういうことだ。」

「…………………盗聴の気配‼︎」

 

 な⁉︎こんな海水浴場のどこに盗聴器が…。もしこの会話を美波に聞かれてたらまずい‼︎

 

「みんなごめんな。最近貰ったこの耳飾りは特殊な盗聴器なんだよ。俺が他の女の子に変な気を逸らさないようにカナヲにつけられたんだ。カナヲ的にアウトな発言をしたと思ったら、カナヲが持ってるスイッチで電流が流されるんだ…。」

「おい待て‼︎じゃあ俺の話は…」

「大丈夫だよ。この盗聴器は指向性が強くて俺の声しか拾わないんだ。」

「良かった…。一緒にいる翔子に筒抜けかと思った…。」

 

 なにその耳飾り。怖すぎんだろ…。美波がそんなんじゃなくて良かった…。てか翔子ちゃんやカナヲちゃんに比べると美波ってだいぶまともなんだな…。

 でも炭治郎が可哀想じゃね?そう思ってたら当の本人がとんでもないことを言った。

 

「みんな俺のことを可哀想な目で見てるけど、俺も同じ盗聴器カナヲにつけてるから大丈夫だよ‼︎なんならこれでいつでも会話できるし‼︎」

 

 いやよくねえだろ‼︎お前ら互いに束縛し合ってどうするんだよ‼︎いずれお互いに深みにハマって死ぬぞ、それ‼︎

 

「というわけで俺はここで休んでるよ。」

「奇数になるからワシも休むとするかのぅ。」

 

 あ〜。せっかくの秀吉とのデートが…。ちょっと狙ってたのに‼︎もう‼︎

 さて、いよいよチームの発表だな。楽しみだぜ‼︎

 

 

 

「ではチーム分けを発表する‼︎まずはムッツリーニ&伊之助チームだ‼︎」

「ウデがなるぜ‼︎」

「…………………勝負。」

 

 伊之助絶対ナンパの意味分かってないでしょ。ムッツリーニも無口だし、このチームには勝てそうだな〜。

 

「では次、利光&明久チームだ‼︎」

「吉井君、よろしく頼むよ///」

「こちらこそよろしくね、久保君!」

 

 いや悪意ありすぎんだろこのチーム分け。絶対このチームナンパする気ないでしょ。久保利光と吉井明久のウキウキデードコースでしょこいつら。そして俺は雄二と組むのか。如月ハイランドコンビだな。

 

「では最後は残った善逸&俺のチームだ。制限時間は3時間、再集合場所はここにする。皆、健闘を祈る‼︎」

「「「「「オー‼︎」」」」」

 

 さあ、今こそ俺の経験が生きるときだ‼︎待ってろよ、美女達‼︎




 鬼滅原作では重要な役割を果たす炭治郎の耳飾りですが、本作ではゴミのような扱いになりました。一番キャラ崩壊してるのはこの耳飾りだと思います。次点で秀吉。ご容赦ください。

 さて、次はいよいよナンパ対決です。果たしてどのチームが優勝するでしょうか!
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