問 次の数式をロピタルの定理を使って解きなさい。
『 lim sin(x)/x 』
x→0
島田美波、木下優子の答え
『 1 』
教師のコメント
正解です。ロピタルの定理はxの関数f,gに対して次のように表されますね。
lim f/g = lim f'/g' (いずれもx→aの極限をとるとき)
我妻善逸、木下秀吉の答え
『 美波(姉上)に聞いてください。 』
教師のコメント
他人任せにしないようにしましょう。
side 明久
目を覚ますと、そこは僕が知らない天井だった。目を覚ました僕に伊之助が声をかけてくれた。
「ようバカひさ‼︎えーいーでぃーで蘇ったぜ!」
「ありがとう伊之助…。」
嘘でしょ⁉︎僕AED使わないとヤバいくらいだったの?姫路さんの弁当恐ろしくない⁉︎あと無理矢理食べさせた雄二には罰を与えないと!
まあ今はいないから、とりあえずここがどこだかみんなに聞くか〜。
「ところでみんな、ここどこなの?」
「合宿所じゃ。旅館を学園が買い取ったらしく召喚獣が呼び出せるように造り替えたらしいの。」
「そんでもってここが俺たち下弦の部屋ってわけさ!」
「じゃあ雄二をぶっ殺せるんだね!」
「でも伊之助、秀吉、ムッツリーニもあの場にいたのに押し付けたんだから酷くな〜い?」
「黙れもんいつ。」
「余計なことを言うでないぞ。」
「じゃあまずは君たち2人から始末するね♪」
「「逃げろ!」」
全く、みんな僕の命をなんだと思ってるんだろう。そう思ってると雄二とムッツリーニが帰ってきた。
「よう明久、お前生きてたのか。」
「………………凄い!」 グッ!
「ちょうど良かった!2人とも仲良く死んでくれないかな〜?」
なんで僕はこんな奴らと友達やってるんだろう。善逸は毎日島田さんに愛妻弁当作ってもらってるのがムカつくし‼︎
そういえば脅迫の犯人は分かったのかな〜?雄二がムッツリーニに聞いてみる。
「そんなことよりムッツリーニの調査の結果を知りたい。」
「………昨日校内で犯人が使ったと思われる道具の痕跡を見つけた。」
「流石だな、ムッツリ‼︎」
「………手口などから善逸と雄二の件は同一人物の犯行と断定できる。」
「そんなことするやつ学校内じゃ限られてるしね〜。」
「それで犯人は誰だったんだ。」
「………分からなかった。」
まあそう簡単には分からないか〜。
「………犯人は女子生徒でお尻に火傷の痕があると言うことしか分からなかった。」
なんで逆にそれが分かるんだよ‼︎
「………校内に網を張った。………音質は悪いがこれが証拠。」
どれどれ〜?
《土屋君、この前の清涼祭の明久君の女装しゃ………》 プツッ
「………間違えた。」
「いやちょっと待って!なんか聞き捨てならない情報なんだけど‼︎姫路さんが僕の女装をどうしようとしたの⁉︎」
「………企業秘密。」
「そんなどうでもいいこと今は関係ないでしょ〜。はやくはやく!」
善逸、今のは僕にとって全然どうでも良くないことなんだけど!姫路さんは僕の女装写真を全世界に広めようとしてるの⁉︎
「………本物はこっち。」
《…雄二のプロポーズをもう一つお願い。》
「しょ、翔子⁉︎アイツもう動いてたのか‼︎」
「よっぽど早く手に入れたかったようじゃのぅ。」
《毎度!二度目だから安くするよ!》
《…値段はどうでもいいから早く。》
《流石太っ腹お嬢様だね〜。明日、と言いたいところだけど明日から強化合宿だから引き渡しは来週月曜で。》
《…分かった。我慢する。》
雄二良かったね♪。合宿がなかったら今頃晴れて妻帯者だったね。
「………それで、こっちが犯人特定のヒント。」
《相変わらず凄い写真ですね。こんなことばれたら酷い目に合うんじゃないですか?》
《ここだけの話前に一度母親にばれてね。》
《大丈夫だったんですか?》
《文字通り尻にお灸をすえられたよ。全くいつの時代の話なんだか。》
《それはまた……》
《おかげで未だに火傷の痕が残ってるよ。乙女に対して酷いと思わない?》
「………分かったのはこれだけ。」
なるほどね〜。だから女の子で尻に火傷の痕が残っている生徒が犯人なんだね〜。
そんなことを思っていると、予想通り善逸が飛びついてきた。
「それなら簡単じゃん‼︎今から俺が女の子全員に話しかけてお尻を見せてもらうことにするよ‼︎これはあくまで脅迫犯を捕まえるためだからね‼︎仕方ないよね‼︎」
「いや捕まるじゃろそれは…。」
「お前本当にバカだな。あとで島田にチクるぞ。」
「雄二、それだけはやっちゃダメだ‼︎俺が本当に死んじゃうから‼︎」
まあ普通に考えて犯罪だよね〜。秀吉くらいしか許されないよね〜。…って秀吉?そうだ‼︎いいこと思いついた!
「秀吉が見に行けばいいじゃん‼︎」
「明久アッタマいい〜‼︎流石下弦の壱‼︎」
「流石だな、バカひさ‼︎」
「褒めてんのか貶してんのか分からないのやめてくんない⁉︎」
「そもそもワシがなんで女子風呂に行かねばならんのじゃ。それも善逸とやってること同じじゃろう。」
「それにこれを見てみろ。」
雄二がしおりのある1ページを開くと…
〜宿所での入浴について〜
男子 ABCクラス 20:00〜21:00 大浴場(男)
男子 DEFクラス 21:00〜22:00 大浴場(男)
女子 ABCクラス 20:00〜21:00 大浴場(女)
女子 DEFクラス 21:00〜22:00 大浴場(女)
Fクラス 木下秀吉 21:00〜22:00 個室風呂④
「どうしてワシだけ個室風呂なのじゃ?」
秀吉が第3の性別になってる。まあ、この間の海水浴場でも欲情しそうになっちゃったからね。仕方ないね。
そんなことを思ってると善逸が何かを閃いたみたい!
「いい案があります!」
「どういうことじゃ?」
「秀吉が優子ちゃんのフリして女子風呂に入る‼︎」
「局部を隠しきれずにバレるから却下じゃ。」
確かにいい案だとは思ったけどこの状況だとそれは無理だよね〜。
そんなことを思っていたら……………
「頭を垂れて蹲え、平伏せよ‼︎」
無惨先生の台詞を真似をしたCクラス代表の小山さんの声とともに女子生徒が大量に入ってきた‼︎まずい!窓から逃げないと‼︎
「木下君はこっちへ‼︎他のバカ5人は窓から逃げるのをやめて正座しなさい‼︎」
クソ!逃げるのを止められた‼︎ってか5人が窓から一気に逃げられるわけないか…。
逃げるのをやめた雄二が言葉を返す。
「仰々しくゾロゾロと一体なんの真似だ。」
「よくもまあそんなシラが切れるものね。貴方達が犯人だってことくらいすぐに分かるというのに。」
「黙れテメェ!オレたちが何したっていうんだ‼︎」
伊之助の言う通りだよ〜。僕ら何もしてないのに〜。
「女子風呂の脱衣所に盗聴器と小型カメラが仕掛けられていたの。」
「それって盗撮じゃん‼︎友香ちゃん‼︎俺たちはそんなことしない‼︎」
「そ〜だそ〜だ‼︎もんいつの言う通りだ‼︎」
流石善逸‼︎ここぞと言う時に頼りになるね‼︎
「俺は堂々と女子風呂に入る‼︎そして堂々と女の子の裸を見るんだ‼︎盗撮盗聴なんて、そんな小賢しいことはしない‼︎俺は正々堂々勝負する‼︎勘違いするんじゃねえぞ‼︎」
頼むから死んでくれ。お前のようなものは生まれてさえ来ないでくれ。お前が存在していると僕たちの無実が証明できないのだ。
「ぜ〜ん〜い〜つ〜?ウチがた〜ぷり可愛がってあげるからね〜?」
「ひぃぃぃぃ〜‼︎タ〜スケテ〜‼︎」
ざまあみやがれ‼︎大人しく島田さんに拷問されろ!
お、姫路さんが僕のところに近づいてきた!僕たちを庇ってくれるのかな…………って、なんで拷問道具持ってきてるの⁉︎
「明久君?ちょっとお話を聞かせてくださいね?」
「ちょっと待ってよ姫路さん!誤解だ……ってあァァァァ‼︎」
石の板膝に乗っけられたんだけど‼︎痛いよ!最近怖いよ姫路さん!
そうだ、誰か助けになりそうな人、ムッツリーニは⁉︎
「ムッツリーニ君?バレるなんて珍しいね〜?」
「…………違うぞ工藤愛子。」
「頼んだら見せてあげるのに〜?」
捕まってる!あと僕も工藤さんの裸が見たい!それはともかく、ムッツリーニがダメなら伊之助は⁉︎
「伊之助、何してるの‼︎それは犯罪!とにかくちゃんと説明して‼︎」
「ゴメンネ…ヨワクッテ…。」
ダメだ、アイツは神崎さんには逆らえない!じゃあ雄二は⁉︎
「…浮気は許さない。」
「翔子まて‼︎落ちつぎゃぁぁぁぁ‼︎」
僕や善逸みたいに処刑されてる‼︎てか姫路さん痛いよ!よし、こうなったら最後の頼みの綱、秀吉だ‼︎
「秀吉?あなた何企んでたの⁉︎しかもあなたこっち側(被害者側)じゃなくてあっち側(加害者側)だよね〜?」
「違うんじゃ玉野‼︎ワシは何もしとらん‼︎」
玉野さんと秀吉って知り合いだったんだ〜。ってそうじゃない!詰んだじゃないか‼︎
30分の拷問ののち…証拠不十分でやっと僕たちは解放された………
side 善逸
やっと拷問から解放された…。本当に死ぬかと思ったよ…。
「アイツら酷くない⁉︎勝手に勘違いしてさ‼︎俺は正々堂々と覗くのに‼︎」
「…………見つかるようなヘマはしないのに。」
「善逸、ムッツリーニ、その発言はギリギリじゃぞ。」
「クソ女どもが‼︎」
「伊之助の言う通りだよ〜!」
全くだよ‼︎美波も全然話聞いてくれなかったし‼︎
そういえばさっきっから雄二が黙ってるような…
「雄二、大丈夫?」
「………上等じゃねえか‼︎」
「へ?どうしたの?」
「どうせここまでされたんだ。本当にやってやろうじゃないか‼︎」
まさか⁉︎
「あっちがそう来るのなら、本当に覗いてやろうじゃねえか‼︎」
「「「「「オー‼︎」」」」」
キター‼︎お尻に火傷の痕があるかどうかをこの目で判断してやる‼︎そのためには、色んな女の子のお尻を見なくてはならない‼︎これは仕方のないことなんだ‼︎
それにしても、雄二はなんでこんなに本気なんだろう。いや、俺も善子姿をばら撒かれたくないんだけどさ。
「雄二、翔子ちゃんと何かあったの?」
「実はこの前いつものように薬(魘夢製)を嗅がされて気を失ったんだが。」
「いやその前置きからおかしくない⁉︎本当にアイツの作る薬は危ないからね‼︎」
「目覚めたらヤツの家に拉致されてたんだ。」
あまり雄二が嫌がるもんだから強硬手段に出たのかな?
「そこで翔子ちゃんの両親に挨拶したとか?」
「いや、そうじゃない。ただ奴の家に……………」
「俺の部屋が用意されてたんだ。」
コイツももう終わりだな。あの録音聞いたら間違いなく坂本翔子か霧島雄二が誕生するね。
「とにかく、実際に覗いてお尻に火傷の痕がある脅迫犯を探さなくちゃね‼︎」
「その通りだ善逸。今から女子風呂行って見に行くぞ‼︎」
「「「「「オー‼︎」」」」」
こうして、俺たち下弦の学力強化合宿こと女子風呂覗き合宿は始まった。
女子風呂は地下にある。そのため地下へ行く階段を降りて廊下を渡らなければならないんだけど…
「少年達、止まりなさい‼︎‼︎覗きをするなど到底許される行為ではない‼︎‼︎」
「ここは俺がなんとかする!だからみんな先に行け!」
「オレも加勢する‼︎」
クソ、歴史の煉獄先生だ‼︎でもこっちは白金の腕輪で召喚獣を召喚できる‼︎召喚獣は人間の5倍の力を持つ‼︎だから勝ち目はあるはず!ここは雄二に任せて先に行くか…。そう思ってたら……
「「「試獣召喚《サモン》‼︎」」」
日本史
男子
坂本雄二 193点
嘴平伊之助 9点
VS
教師
煉獄杏寿郎 917点
そうだった‼︎教師と上弦は自由に召喚できるんだった‼︎クソ、先生達の邪魔を抜けなければいけないのか‼︎
しかも点数高‼︎確かババアの話だと教師もテストを受けなきゃいけないらしい。だからってこれはあんまりだろ!腕輪の倍以上の点数じゃん!流石教師といえば教師だけど…
でも煉獄先生はとりあえず雄二達に任せて、俺たち4人で先を急ごう‼︎
そう思ってると今度は生物のカナエ先生だ‼︎ここは俺が引き受ける‼︎これは友を庇うためだ‼︎決して美人の先生とお喋りがしたいとかそう言うわけではない‼︎
「明久、ムッツリーニ、秀吉‼︎先に行け!カナエ先生は俺が食い止める‼︎」
「分かった!ありがとう!」
「………感謝する。」
「ワシも頑張るからの。」
「ではカナエ先生、俺と一対一で大人の会話を楽しみましょう‼︎」
「うふふふ、それは無理かな〜?」
「「試獣召喚《サモン》」」
生物
男子 我妻善逸 23点
VS
教師 胡蝶カナエ 897点
やはり桁違いの点数…。どうあがいても勝てない…。でも脅迫犯の為にも、ここは足止めさせていただきます‼︎
side 明久
さあ、教師達の待ち伏せはここまでにしてくれ!僕たちは女子風呂を覗かなければならないんだ‼︎
ん、また刺客か!でもあそこにいるのは…
「アンタ達、何やってるの‼︎」
「姉上、これは友のためじゃ!だからどいてくれぬか‼︎」
「無理に決まってるじゃない。上弦の参として、同級生の覗きには処罰を与えなければならないわ!」
「じゃったらワシが姉上の相手をする!2人とも先を急ぐのじゃ!」
「ありがとう秀吉!」
「…………感謝する!」
「「試獣召喚《サモン》‼︎」」
物理
男子 木下秀吉 4点
VS
女子・教師 木下優子 1043点
「姉上‼︎なぜ胡蝶先生や煉獄先生より点数が高いのじゃ!」
「物理と数学って生物や歴史と違って点数の差がつきやすい教科なのよ。だから上位陣の点数もその分他教科よりも高くなることが多いの。」
「姉上でこれなら真菰先生とかはどうなるんじゃ…。」
「あの人は1300点くらいね。さあ秀吉、覚悟しなさい‼︎」
「受けて立つのじゃ‼︎」
秀吉、君の犠牲は無駄ではなかったよ‼︎
さて、先を急ぐか……。ってまだ出てくるのかよ!今度はムッツリーニの保健体育の師匠、冨岡先生‼︎
「…………冨岡先生。」
「なんだ。」
ん?ムッツリーニが説得しにかかったぞ。これは珍しい。
「…………これは覗きじゃない。」
「なんだ。」
「…………これは………」
さて、どう説得するかな………
「………保健体育の実習。」
「試獣召喚《サモン》」
「………試獣召喚《サモン》」
失敗してるし…。あれで説得できると思ったのかな…。
保健体育
男子 土屋康太 618点
VS
女子・教師 冨岡義勇 873点
保体学年一位のムッツリーニでさえ200点以上の差。これが教師の力か…。
でもムッツリーニもなんとか抑えてくれてる…。あとは僕が女子風呂にたどり着くだけ……
「おい待て吉井‼︎」
「て、鉄人⁉︎」
「西村先生と呼べ。お前らに覗きはさせん‼︎いいから観念しろ‼︎」
「僕は仲間達のために戦ってるんです!だから観念するのは鉄人、貴方です!試獣召喚《サモン》」
総合科目
男子 吉井明久 87点
あれ?鉄人はなんで出さないの?
「召喚獣は人の五倍の強さがあるんですよ‼︎しかも僕たち下弦のは人に触れることができるんです‼︎それを生身で耐えられますかね⁉︎」
「俺は今色々あって点数がないんだ。だからこれで行く‼︎」
な〜んだ。無惨先生じゃないんだから無理しなくていいのにな〜。さあさっさと日頃の恨みも込めて倒してやる‼︎
「とっととくたばれ鉄人‼︎」
僕の召喚獣が殴りかかって…………
「ふんぬ‼︎」 ドゴォ‼︎
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
は、跳ね返された⁉︎生身の人間が召喚獣を⁉︎し、信じられない…。無惨先生以外でフィードバックの痛みをここまで味わったのは初めてだ…。
「召喚獣を殴っても体罰にはならない。下弦の補習の時でもそうだろう⁉︎覚悟しろ、吉井‼︎」
「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」ドゴォ
男子 吉井明久 0点
ま、負けた…。生身の人間に…。鉄人強すぎるよ…。
「うぅぅぅぅ………」
「なぁに、俺も鬼ではない。きっちり指導を終えたら解放してやる。」
「ま、まさか?無惨先生が……?」
「鬼舞辻先生は別の用事でしばらく居ない。だから俺達が指導してやる‼︎」
クソ!無惨先生がいないとはいえ、これはきつい!でも、他の5人の誰かが女子風呂にたどり着ければ…‼︎そう思ってると……
「そっちの5人もだ‼︎下弦まとめて指導してやる‼︎」
マジか…。まさか全滅するとは…。
「さて、今回は英語で反省文を書いてもらうか‼︎文法や単語を間違えたら何度でもやり直しだ‼︎終わったものから部屋のシャワーを浴びて寝てもよし‼︎」
こうして、僕たちの強化合宿1日目は終わった…。
教師の実力が判明しましたね。まあ担当教科に関しては上弦の比じゃないですね。強化合宿は4泊5日なのであと3回こういった戦いが続きます。よろしくお願いします。
ちなみに炭治郎は異端審問会会長須川達と同じ部屋です。
余談ですがバカテストの数式は無理やり書いたので気持ち悪いことになってます。すいません。