問 次の問題に答えなさい。
『 ベンゼンの化学式を答えなさい。 』
竈門炭治郎の答え
『 C6H6 』
教師のコメント
正解です。有機化学の基本ですね。
土屋康太の答え
『 ベン + ゼン = ベンゼン 』
教師のコメント
君は化学式を知っていますか?
吉井明久の答え
『 便 + 善 = 善逸のうんこ 』
教師のコメント
小学生みたいな解答はやめましょう。
side 明久
強化合宿二日目、今日はAクラスとの合同学習なんだよね〜。学習内容は基本的に自由なんだ。まあAクラスとFクラス同じ授業じゃ無理だもんね〜。まあ僕はどっちの授業でも結局分からないからあんまり変わらないけど。
今はこんな感じのグループで一緒に勉強してるよ。と言っても3つとも席は結構近いんだけどね〜。ちなみに不死川君は今回の合宿は休みだよ。
Aグループ 雄二、善逸、久保君、島田さん、霧島さん
Bグループ 僕、姫路さん、ムッツリーニ、伊之助、工藤さん
Cグループ 炭治郎、秀吉、栗花落さん、木下さん
僕のグループで工藤さんだけあまり面識がないんだよね〜
「えっと、工藤さんだっけ?」
「そうだよ吉井君。」
この人確か保健体育の実技担当の人だっけ?そう思ってるとあっちから自己紹介してくれた。
「改めて自己紹介『やらない』?僕はFクラスの吉井明久です。よろしくね。」
「それじゃあ改めて自己紹介させてもらうね〜。Aクラスの工藤愛子です。」
「上弦の陸だっけ?」
「まあ一応ね。趣味は水泳と音楽鑑賞でスリーサイズは上から78・56・79。特技はパンチラで好きな食べ物はシュークリームだよ。」
ん?何か魅惑的なセリフが混ざってるような…?Aクラス戦のときに言ったことも気になるし〜。よし、聞いてみよう!
「えっと、工藤さんの得意教科って確か…」
「さてはキミ〜、疑ってるね?」
「う、うん。」
「ならここで披露してみせよっか♪」
「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 神速 俺はFクラスの我妻善逸です‼︎パンチラを俺にも見せてください‼︎保健体育について勉強したいんです‼︎」
「ちょっと善逸⁉︎」
うわ出たコイツ。よく島田さんから逃げられたね。雄二と炭治郎はそれぞれ霧島さんと栗花落さんに目潰しされてるのに。
あれ、そういえばアイツが大人しいような…。
「………明久、善逸、工藤愛子に騙されないように。」
「あれ?ムッツリーニ?随分と冷静だね。僕ですら『こんなにドキドキしてるんだ』からてっきり鼻血の海に沈んでいるんだと思ったのに。」
「………ヤツはスパッツを履いている‼︎」
「「そんな⁉︎『工藤さん、僕(愛子ちゃん、俺)』を騙したね‼︎」」
って善逸とハモっちゃった。声似てるから変な気分…。
「あははバレちゃった♪流石はムッツリーニ君だね!」
そんなことを工藤さんが言ってたら隣のグループの栗花落さんが突然口を開いた。
「まるで愛子の相棒みたい。なんでも知ってそう。」
「………相棒?」
「ちょ、カナヲ⁉︎変なことを言わないで!」
「別に。」
そういえばこの子ムッツリーニのことが好きなんだっけ。からかうのは得意だけどからかわれるのは苦手なんだね。
そんなことを思ってたら工藤さんが再び話し始めた。
「それは置いといて、まあ特技ってわけじゃないけど最近凝ってるのはコレかな?」
「………小型録音機。」
「うんコレ凄く面白いんだ〜。例えば…」
ん?何をするんだろう?
「『工藤さん、僕(愛子ちゃん、俺)』『こんなにドキドキしてるんだ』『やらない』」
ちょっと、僕こんなことを言ってないんだけど‼︎さては善逸か?
「ちょっと善逸、変なこと言わないでよ!」
「俺じゃないよ‼︎明久でしょ‼︎」
「僕でもないんだけど‼︎」
「ね?面白いでしょ?」
面白くないよ!こっちは変な誤解を生まれてるんだよ。
「ええ最っっ高に面白いわ、善逸〜?」
「本当に面白いセリフですね、明久君?」
「「ヤバ‼︎」」
後ろ2人の地雷を踏んだんだけど‼︎ちょっとどうするのさこれ!
「嘴平、瑞希、ちょっとアレを取りに行くのを手伝ってもらえる?」
「アレですね?喜んでお手伝いします!」
「石の板だな‼︎分かった‼︎」
ちょっとまって、昨日のアレまたやるの⁉︎いい加減にしてよ〜。それはそうと善逸が言葉を返した。
「愛子ちゃん、それって録音した会話を合成したの〜?」
「うん、そうだよ〜。」
もしかして工藤さんが犯人か?善逸に小声で聞いてみよう。
「(善逸、工藤さんが犯人だったりするかな〜。)」
「(今の手際の良さならそうかもね。ただ愛子ちゃんって美波と一応付き合ってる俺に嫉妬しないと思うんだよね。)」
「(確かに、工藤さんの好きな人ムッツリーニだもんね。)」
「(でも協力者の可能性もあるよね。一応俺が聞いてみるか。)」
「(よろしく)」
さあ頼んだぞ、善逸‼︎
「『君が俺にお尻を見せてくれると嬉しい‼︎』」
馬鹿野郎が。何やってんだよ。
「ぷっ。あははっ♪我妻君はお尻が好きなの?それとも胸が小さいボクに気を遣ってくれたのかな?」
「はい‼︎俺は女の子の『お尻が大好き』です‼︎」
「ちょっと善逸、録音機の前でしょ‼︎」
「あっ…。」
ちょっと‼︎僕と善逸声似てるんだからやめてよ!僕まで巻き込まれるじゃん!
「ごめんね。せっかくだから録音させてもらったよ。『君が俺にお尻を見せてくれると嬉しい‼︎』」
「合成じゃない分、声似てる僕まで善逸のせいで大ダメージだよ‼︎『お願い工藤さん』、今のは消して‼︎」
「吉井君と我妻君ってからかい甲斐があって面白いね♪つい虐めたくなっちゃうよ♪」
こっちは全然面白くないんだけど!
「『お願い工藤さん』、『俺にお尻を見せて』」
「俺と明久が合わさって更なる変態になってるんだけど‼︎」
「それはこっちのセリフだよ〜、善逸‼︎」
「今の何かしらね、瑞希?」
「なんでしょうね、美波ちゃん?」
「まさかただでさえ問題行動の多い下弦なのに、これ以上問題を起こすようなことをしたバカがいるのかしら?」
「困りましたね。そんな人には厳しいお仕置きが必要ですよね?」
「毎度あり‼︎」
ちょっと、姫路さんと島田さんが拷問道具持って帰ってきたんだけど〜!てか伊之助協力してんじゃねえよ!
「姫路さん、これは誤解なんだ‼︎」
「美波も誤解だよ〜‼︎」
「僕達はそんな気はなくて、ただ純粋に『お尻が大好き』なだけなんだ‼︎ってちょっと待って姫路さん‼︎縛らないで!」
「美波も待ってくれ!ちょっと待ってくれないか‼︎今『の』は音を重ねられただけなんだよ〜‼︎」
「あとみんなも笑ってないで助けてよ〜。『特に雄二』‼︎」
全く、僕の声が善逸と似てなかったらな〜。そんなことを思ってると助け舟が飛んできた‼︎
「………工藤愛子、おふざけが過ぎる。」
「「ムッツリーーーーニ!助けて‼︎」」
「………上手くやってみせる。」
さあムッツリーニ、頼んだぞ‼︎
「姫路さん、島田さんよく聞いて。さっきのは誤解で僕たちは『お尻が大好き』って言いたかったんだ。『特に雄二』『の』『が大好き』っておい‼︎ムッツリーニ‼︎ふざけんなよ!」
「後半はお前の仕業だな‼︎」
「………工藤愛子、お前はまだ甘い。」
「くっ!流石はムッツリーニ君!」
コイツ、後でブチ殺してやる…。
「…我妻、吉井!…雄二は渡さない。」 キリッ!
「「いや要らないから。」」
あと姫路さんと島田さんがなんか悔しがってるんだけど!そんなことを思ってたら善逸が叫び始めた。
「それじゃあ俺が同性愛者みたいじゃないか〜‼︎俺にそんな趣味は…」
「同性愛をバカにしないでください‼︎」
ちょ、なんか変なの増えたんだけど‼︎確かDクラスの清水さんだっけ?島田さんが好きらしいんだけど…。てか犯人では?
「み、美春⁉︎どうして今、ここに…。」
「お姉様‼︎美春はお姉さまに逢いたくてDクラスをこっそり抜けてきちゃいました‼︎」
「吉井バリア!」
ちょ⁉︎何すんのさ島田さん⁉︎あ〜でもちょっといい匂い!
「汚らわしいですわ!腐った豚にも劣る抱き心地です‼︎」
ひっど‼︎僕泣いちゃうよ‼︎
「清水さん、吉井君は汚い豚なんかじゃないです!」
「ご、ごめんなさい…。」
姫路さんに怒られてや〜んの♪ありがとね、姫路さん!
「美波、俺をバリアにして欲しかったんだけど!絶対に美波を守るから‼︎ねぇ‼︎」
「アンタじゃ喜んじゃうでしょ‼︎」
全く、この女好きめ‼︎島田さんで満足しろよ‼︎
「酷いですお姉様!美春はこんなにもお姉様を愛していると言うのに‼︎こんなタンポポ野郎と付き合ってるなんてあんまりです‼︎」
「ちょっと美春、こんなところで愛してるって言わないの!あとウチは善逸と好きで付き合ってるんだから//」
「み、美波…」
こんなところで惚気ないでくれませんかね〜。とても気まずいんですけど〜。てか清水さんが犯人なんじゃ…。そんなことを思っていると、隣のテーブルから声が聞こえてきた。
「君たち、少し静かにしてくれないかな?。」
「周りもちょっとだけ見た方がいいんじゃない?」
「あ、ごめん『久保君』、木下さん。」
「とにかく気をつけてくれ。全く姫路さんといいFクラスには危険人物が多くて困る。」
確かにFクラスには危険人物が多いけど、なんで先に姫路さんなんだろう?まあ確かに最近怖いけどさ…。
「それと同性愛者を馬鹿にする発言はどうかと思う。彼らは個人的嗜好が世間一般と少し食い違っているだけの普通の人たちなのだから。」
「利光、ごめんな。ついカッとなっちゃって…」
「分かればいいのさ我妻君。」
善逸が素直に謝ってる…。珍しい。そう思ってると島田さんが清水さんを追い返そうとしている。
「ほら美春、くだらないことしてないで自分の学習室に戻りなさい。」
「くだらなくなんかありません‼︎美春はお姉さまを愛しているんです‼︎性別なんて関係ありません‼︎美春は本当にお姉さまのことが…」
「はいはい、ウチにその趣味なんてないからね?」
「性別なんか関係ない、か。」
なんかさっき久保君のセリフで鳥肌が立ったんだけど…。気のせいかな?
「性別なんか関係ない、ですか…」
「あのね姫路さん、そのセリフを呟きながら雄二と僕達を『交互に』みるのはやめてもらえるかな?」
「瑞希ちゃん誤解だよ〜‼︎知っての通り俺と明久は『秀吉』『が好き』なんだからね〜。ってちょっと‼︎」
「二人とも何してんの⁉︎」
まあ僕と善逸も否定はできないか…。でもこのままでもまずいから一応弁明しとかないと…。
「けど勘違いしないでね?僕と善逸は秀吉の『特に』『お尻が大好き』なんだ。」
「おい明久、それじゃ余計に酷くなってるだろ〜が〜‼︎あとそこのバカップル‼︎その機械をそっちに渡せ‼︎」
「ぼ、ボク達はカップルなんかじゃないよ…。な、何勘違いしてるのかな〜我妻君?」
「違うの?」
「カナヲはいちいち変なこと言わないで欲しいな…」
やった!僕たちをからかってきた工藤さんに仕返しができたぞ……ってそうじゃない!秀吉に誤解を解かないと…。
「明久、善逸よ…。ワシはどんな返事をしたら良いのじゃ?」
「アンタ達、アタシの弟になんてことを言ってるのよ。」
「しまった、もう手遅れ!」
「優子ちゃんなら許してくれると思ったんだけどな〜。」
木下さんがいくら腐女子でも弟をネタにされるのは流石に嫌だと思うよ…。そしてこの状況、なんとかしないと!
「こうなったら、『久保君』『雄二と』『交互に』『お尻を見せて』…って違う‼︎どうして久保君のお尻が出てくるのさ!」
「吉井君、そういうのは少々困る…。物事には順序がある///」
「分かってる!順序云々の前に人として間違っていることも‼︎」
「吉井君って女よりも男の方が…」
「違うからね姫路さん‼︎」
そうやってガヤガヤ騒いでいると……
「アンタ達、さっきも言ったけど少し静かにした方がいいんじゃない?あと清水さん、貴女は自分のクラスに帰りなさい。」
「は〜い…。」
木下さんに怒られて録音機騒動は終了した………。
side 善逸
夕食後、俺たち下弦は作戦会議をしていた。最初に声を出したのは明久だった。
「僕は犯人が2人いるかもしれないと思うんだよね〜。清水さんと工藤さん。この2人が協力してるんじゃないかな?」
「依頼したのが清水で、実行したのが工藤ってことか。」
「美春ちゃんは美波Loveな女子の中でも特にすごかったからね〜。」
「それじゃあその2人を一気に取り押さえた方がいいのかのう?」
これで証拠を押さえれば万事解決だね。そう思ってたらムッツリーニが言葉を返した。
「………それはやめた方がいい。」
「何か問題でもあんのか?」
「………チャンスは一度きり。………失敗したら犯人は見つからない。」
「それはきついな、ムッツリ!」
「もし捕まえて間違いだった場合、それを見た真犯人がどうするかだ。」
「………証拠隠滅と更なる脅迫。」
それはきついな〜。状況がさらに悪くなっちゃう…。というか本当に犯人は2人なのかな?そう思ってると雄二が言葉を返した。
「とにかく、女子風呂を覗いて尻に火傷の痕がある方を捕まえるんだ。そうすれば犯人の人数もわかる。」
「でもどうすればいいのかのう?女子風呂までは一本道、昨日と同じ正面突破しかないと思うぞい。」
「そうだな。基本的に昨日と同じようにやるしかない。そこでだ。昨日よりも人を増やそうと思う。」
確かに、道が一本道ならそれ以外の作戦が取れないよね…。一階から穴開けて地下までブチ抜けるのは難しいし…。それはそうと、どこにあてがあるんだろう…。とりあえず聞いてみるか…。
「雄二、どこにあてがあるの?」
「そろそろくるぞ。」
そう言われて扉の方をみると、Fクラス男子全員がいた。
「よく来てくれた。みんなに提案がある。まず炭治郎は耳飾りを外してくれないかな?」
「……………いいよ。ほい。」
今の間はカナヲちゃんに確認とってたんだな。律儀な奴だ。
「全く、今度はなんだよ〜。早く帰りたいな〜。」
「みんな、とりあえず話を聞こうよ!」
炭治郎がまとめてくれる。ありがとう!
「みんな、女子風呂の覗きに興味はないか?」
「「「「「詳しく聞かせろ‼︎」」」」」
俺はこのクラスが大好きだよ‼︎ってか炭治郎まで乗ってるし!まあコイツスケベだけどカナヲちゃんが怖くないのかな?
「ねえ炭治郎は大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないかもしれない!でも女の子の裸はみたい‼︎」
「それでこそ炭治郎だ‼︎よく言った‼︎」
カナヲちゃん最近炭治郎を拘束しすぎなんじゃないかな?海水浴場の時は抑えられてたのに、今回はもうダメになってるよ?
そう思ってると雄二が昨日のことを話してくれた。
「昨夜俺達は女子風呂の覗きに向かったんだが、そこで卑劣にも待ち伏せしていた教師陣に妨害を受けたんだ。」
「「「「「ふむ、それで?」」」」」
みんな雄二のセリフに誰もツッコまないんだね。まあそれでこそFクラス男子だ!
「そこで女子風呂警備隊の排除に協力してもらいたい。報酬はその後に得られる『理想郷《アガルタ》』だ。どうだ?」
「「「「「乗った‼︎」」」」」
そしてムッツリーニが時間を告げ、雄二が作戦を伝える。
「…………20時10分。」
「今から隊を4つに分ける‼︎A班は俺、B班は明久、C班は秀吉、D班は善逸にそれぞれ従ってくれ‼︎」
A→雄二&炭治郎
B→明久
C→秀吉&伊之助
D→善逸&ムッツリーニ
「「「「「了解‼︎」」」」」
「いいか、俺たちの目的はただ一つ‼︎理想郷《アガルタ》への到達だ‼︎途中何があろうとも、己が神気を四肢に込め、目的地まで突き進め‼︎神魔必滅・見敵必殺‼︎ここが我らが行く末の分水嶺になると思え‼︎Fクラス気合を入れろ、出陣だ‼︎」
「「「「「オー‼︎」」」」」
今日こそ辿り着いてやる、理想郷《アガルタ》に‼︎
side 天元
「西村先生、流石に今日は地味に現れないんじゃねえっすか?」
「宇髄、彼等を甘くみちゃいけない。彼等は生粋のバカだ。あの程度で懲りるようであれば今頃模範的な生徒になってるはずだ。」
「そうなんでしょうか?いくらなんでもそこまで派手なバカは……」
あの雄叫びは、あいつらか⁉︎
「おおおおお!障害は排除だ‼︎」
「邪魔する奴は誰であろうとブチ殺せ‼︎」
「サーチ&デェース‼︎」
あいつらめ、派手にやってきやがったな‼︎
「西村先生、変態が編隊を組んで派手にやってきました‼︎俺が派手に相手します‼︎」
「まさか懲りるどころか数を増やしてくるとは…。宇髄、ここは任せた‼︎俺は定位置に着く‼︎」
「お願いします‼︎」
さあ、祭りの神の出番といこうじゃねえか‼︎
「ようオメェら、派手に戦争といこうじゃねえか‼︎この祭りの神、宇髄天元が相手してやる‼︎」
side 善逸
秀吉率いるC班が宇髄先生達と遭遇した。ここはC班に任せて先に行くか‼︎
「クソ‼︎地味に干渉が嫌だぜ!」
宇髄先生がわけわかんないこと言ってる。
「ムッツリーニ、干渉ってなんだ?」
「………2つの召喚フィールドがぶつかると消える。」
「つまり今ここで俺が音楽で召喚してお前が保体で召喚すると召喚フィールドが二重になってどっちも消えるってこと?」
「………そういうこと。」
なるほどね〜。それって結構便利だね〜。って思ってたらあいつらが現れた‼︎
「そこまでです!薄汚い豚ども‼︎」
「この先は男子禁制の場所‼︎大人しく引き返して下さい‼︎」
「美波ちゃんに綾女ちゃん(尾崎さん)⁉︎後その他女子多数だと⁉︎」
ここは説得しないと…。とりあえずリーダーっぽい美春ちゃんからだ!
「ねえ美春ちゃん、そこをどいてくれな〜い?」
「ダメです‼︎そうやってお姉様のペッタンコを堪能しようなんて、神が許しても私が許しません‼︎」
美春ちゃんは誤解してるね〜。ここは一つ誤解を解いてあげないと♪
「違うよ‼︎俺の目的はペッタンコなんかじゃない‼︎信じて‼︎」
「嘘です‼︎お姉様のペッタンコに興味がない男子なんているはずがありません‼︎」
「本当だよ‼︎いいか美春ちゃん‼︎俺たち男子が興味あるような女の子ってのはなぁ〜⁉︎ペッタンコなんかじゃなくてちゃんとおっぱい2つ、お尻が2つ、太ももが2つ付いていて色気があり、とてもいい匂いがする生き物のことを指すんだ‼︎決して美波のようなペッタンコよりも右肘がネジ切れるぅぅぅぅぅぅ‼︎」 ミシッ‼︎
ヤベ、本人降臨じゃん。
「黙って聞いてれば人の事をペッタンコペッタンコと…」
「み、美波!待ってくれ‼︎ってかなんでCクラスの綾女ちゃんもいるんだ‼︎今は入浴時間だろ⁉︎」
「貴方達を止めるためにも参加したのよ。上弦女子に至っては全員参加してるわよ。」
「そ、そんな……。」
これが絶対絶命ってやつか………。てか美波、もうすぐ右手がなくなりそうだからやめて……く………れ………。
side 雄二
他の隊は次々と交戦している。でも我が隊だけは無事だ。
「炭治郎、次は1階に降りるぞ。」
「そうだね雄二、ここまではじゅんちょ………」
「どうした炭治………」
あれは、翔子⁉︎それに栗花落まで…。さらには悲鳴嶼先生に後藤先生まで…。Aクラスは風呂の時間じゃなかったのか⁉︎マズい…。
「…雄二。何してるの?」
「炭治郎、お仕置き。」
「早くあの哀れな恋人共を説教してやれ。」
「お前ら、彼女いんのにバカだな〜?」
こうなったら‼︎
「炭治郎、逃げるぞ‼︎」
「そうだね雄二‼︎水の呼吸 参の型 りゅう……」
「…逃がさない。」
「花の呼吸 肆の型 紅花衣」
「「ぎゃゃゃゃゃゃ‼︎」」
あれ、意識が…………… バタン
side ムッツリーニ
善逸が死んだ。雄二と炭治郎達A班も霧島と栗花落に嬲られている。ここは俺はなんとかあの工藤愛子を止めないと。そう思ってると本人がやってきた。
「ムッツリーニ君、ボクのことを覗きに来てくれたのかな〜?」
「………その録音機について教えろ。」
「先生の授業を録音しておいて後から復習するためだよ〜。」
「………真面目に勉強してるようには見えない。」
「嫌だな〜ムッツリーニ君。まさかボクがあのカメラの犯人だっていうのかな〜?」
「………なんだそれは。………何故お前が知ってる。」
「偶然見つけただけなんだけどな〜。」
「………もういい。………勝負だ。」
「そうだね〜。」
「「試獣召喚《サモン》」」
side 明久
A・C・D班がほぼ壊滅。まさかこんなに女子生徒が来ていたなんて…。しかもあそこにいるのは鉄人じゃないか!
「嘘だろ…生身の鉄人を突破しなきゃならないのか…。」
「バカ言うな、そんなの無理に決まっている‼︎」
「一体どうすれば…」
みんなが動揺するのもわかる。無惨を知らないみんなにとって最強はこの人。この人に勝たなければ理想郷《アガルタ》には辿り着けない。
「吉井、今日こそは貴様を念入りに指導してやろう!」
僕は昨日この人に負けた。そして背後には沢山の女子…。万事休すか?そう思ってると……
「吉井、諦めるな‼︎ここは俺たちが食い止める‼︎」
「今日は無理だ!でもお前だけ生き残っていれば明日にはチャンスがあるはずだ‼︎」
「鉄人を倒せるのは吉井達下弦だけだ‼︎だからなんとしてでも生き残ってくれ‼︎」
「お前ら、指導の邪魔をするな‼︎」
みんなありがとう‼︎そういうことか‼︎なんとしてでも僕は生き延びなければならない‼︎
「みんなありがとう!絶対に生き延びてみせるよ‼︎」
そして僕は戦うみんなを横目に走った。走って走って、そして誰もいない下弦部屋まで戻ってきた。ここまでくれば大丈夫……。あとは誰かが生き延びてくれるはず………!そう思っていたら………
[放送連絡です。Fクラス、下弦の壱、吉井明久君。至急臨時指導室に来るように。]
まあそうなるよね〜。面割れてるんだし。
こうして強化合宿2日目は大敗北に終わった……
録音合戦が原作よりも地獄になりました。お互いに声似ているせいで互いに濡れ衣を着せられる善逸と明久でした。
また雄二と炭治郎が嬲られるシーンで出てきた後藤先生は、柱合会議の時にいた隠の後藤さんです。第十五話でも少しだけでてきましたが一応書いておきます。
あと、宇髄の敬語は無理矢理頑張りました。鬼滅原作では全然使ってませんでしたが、鉄人の方がかなり先輩なので本作では敬語を使わせました。