バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

26 / 164
バカテスト 日本史

問 次の問題に答えなさい。

『 1603年に江戸幕府を開いた人物を答えなさい。 』


姫路瑞希の答え

『 徳川家康 』

教師のコメント

正解です。ちなみに旧姓は松平元康ですね。


土屋康太の答え

『 豊臣秀吉 』

教師のコメント

不正解です。豊臣秀吉は天下を統一しましたが江戸幕府は開いていません。その前に亡くなりましたね。


我妻善逸、島田美波の答え

『 木下秀吉 』

教師のコメント 

木下君は何歳なんですか?


第二十六話 総力戦

  side 善逸

 

 美波………、どうして今、ここに………

 

「目が覚めた?」

「う、うん…」

「な、何よその目…」

「あ、な、なんでもない…」

 

 なんかいつもと違う雰囲気にドキドキする…。髪縛ってないからかな…。

 ていうかなんで美波はここにいる?ここは俺たち下弦の部屋だぞ?もしや………

 

 

日頃の恨み→覗きへの加担→さっきのメール→ブチ切れ→夜中→侵入→全身凶器…………

 

 なるほど、今日が俺の命日か‼︎

 

「美波、せめて苦しまないように頼む…」

「アンタってどういう思考回路してんの⁉︎それに…」

 

 それに…?

 

「ウチだってあの時だって今だって勇気を出してきたんだよ?だからそのああいう事はメールじゃなくてちゃんと言葉で…」

 

 それは俺の遺言をメールじゃなくて直接聞くって意味かい?てかあの時っていつだよ。お前いつも俺を殺そうとしてくるだろ…。クソ‼︎こうなったら何か役に立つものは……。そうだ、周りをみよう!どれどれ………

 

 

1.可愛らしく寝ている秀吉

2.寝相が悪すぎて押し入れに首突っ込んでる伊之助

3.伊之助に潰されてぐちゃぐちゃの明久

4.撮影に熱心なムッツリーニ

5.浴衣を脱いで雄二の布団に入ろうとしている翔子ちゃん

 

 

 なんか色々おかしくね?

 

「ダメだ‼︎どいつもこいつも使えねえ‼︎」

「その前に俺を助ける気はないのか‼︎」

「ちょっと、坂本と土屋はなんで起きてるの⁉︎早く言いなさいよね‼︎」

 

 こいつ、俺を暗殺する気だったのか……

 

「そっか、周りが起きてたから善逸は知らないふりをしてたのね…」

 

 いや違うよ⁉︎必死に生き延びようと考えてただけだよ⁉︎とにかく、先生に見つかるとまずいな……早くなんとかしないと………

 

 

 

 

「お姉様無事ですか⁉︎美春が助けに来ましたよ‼︎」

「私も助けに来たよ‼︎美波ちゃん‼︎」

「美春に綾女⁉︎どうしてアンタ達がここにいるのよ⁉︎」

 

 うわぁ、美春ちゃんに綾女ちゃん(尾崎さん)のダブルパンチかよ…。こいつら絶対めんどくせえじゃん。

 

「さっきお姉様のお布団に入ったら誰もいなかったからもしやと思ったら…!やはりここで正解です!」

「私も美春ちゃんに先を越されないように来たらこうなったのよ!」

「危なかったわ…。昨日で完全に懲りたと思って油断したわ…」

 

 コイツら何してんだよ…。てか昨日も来たの⁉︎流石だな〜。ってそうだ、コイツらにお尻に火傷の痕があるか聞かないと!脅迫犯の可能性大なんだから‼︎

 

「2人とも、ちょっと話を聞いてくれないか‼︎」

「は?なんで……」

「何事だ‼︎今我妻か吉井の声が聞こえたぞ‼︎」

 

 鉄人だ‼︎でも明久は伊之助に潰されて寝てる……。ってことは俺のせいじゃん‼︎ここは雄二に助けを求めよう!

 

「クソ、善逸のせいで面倒なことになった‼︎とにかくお前らは見つからないようにここから逃げろ‼︎」

「俺のせいにされて納得いかないけど、取り敢えず俺たちがなんとかする‼︎」

「で、でも……」

「お姉様悩んでる時間はありません!ひとまず服を脱いで美春の部屋に行きましょう!」

「ダメよ!美波ちゃんは私の部屋に来るの!」

「アンタ達は黙ってなさい‼︎」

 

 クソ、こうなったら仕方ない‼︎脅迫犯探しは一旦諦めて注意を引きつけるしか!

 

「俺と雄二が囮になる!その隙に4人は一気に自分の部屋まで逃げて!」

「善逸、ウチらのためにごめんね…。」

「…ありがとう。」

「「……………」」

「雄二、いくぜ!」

「おう‼︎」

 

 そうして俺はドアを開けると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドカン!

 

 鉄人に思いっきりぶつかった。

 

「我妻、貴様だったのか‼︎」

「げ、鉄人⁉︎」

「ファインプレーだぜ、善逸‼︎」

「待つんだ貴様ら‼︎」

「善逸、アレを頼む。」

「分かったぜ雄二‼︎俺と肩を組め‼︎」

 

 そう、この長い廊下で逃げるための手段と言ったら……

 

 

「「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」」

「クソ!待ちやがれ!」

 

 残念だね〜鉄人♪壱の型の速さにはついていけてないようだね〜。さって、これで鉄人を巻いたからあとは失礼するか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オィ待てェ、失礼するんじゃねェ。これからテメェらは指導を受けなきゃならねえだろうがァ。」

「「す、スケベ⁉︎」」

「これで挟み撃ちだな、我妻、坂本‼︎観念して指導を受けるんだな‼︎」

 

 こうして俺たちは鉄人&スケベと熱い夜を過ごした。優子ちゃん、ネタにしないでね♪

 

 

 

 

 

 翌朝、俺たちは朝飯を食べながら昨日の写真を見ていた。

 

「凄いよムッツリーニ‼︎」

「………善逸、声がでかい。」

「本当にすごいよ!瑞希ちゃんに秀吉、そして昨日の夜撮った翔子ちゃん、美春ちゃん、綾女ちゃんの凄まじい色気!いつもは色気のない美波ですらめっちゃ色気が出ている!我妻善逸、我が人生に一片の悔いなし!」

「よし、これをあとは全男子達に回すだけだ。絶対女子や教師にはバレるなよ。あと勝手にパクったやつは俺が私刑を執行するように伝えろ。」

「りょーかい!」

 

 さあ、いよいよ準備は整った‼︎D・E・Fクラスは昨日に続いて全員参加みたい!あとはA・B・Cクラスが協力してくれるだけだ!それを信じよう‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 そしていよいよ戦いの火蓋が切って落とされた。俺たち下弦は今日は全員で地下を目指すつもりだ‼︎玄弥からの指示が届いた。

 

《3階は現在Eクラス男子とFクラス男子が交戦中!教師には煉獄先生、後藤先生、悲鳴嶼先生、宇髄先生がいる模様!かなり有利な状況だから気にせず行ってくれ‼︎》

 

 玄弥の指示もあって楽々3階を突破できた‼︎次は2階だが…

 

《2階はDクラス男子が交戦中!だが教師には胡蝶先生、錆兎先生、継國先生、船越先生、響凱先生、伊黒先生と多数いる模様!かなり厳しい状況だ…。》

 

 まずい……。2階なんかで止まってるわけにはいかない!そう思ってると………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Cクラス男子28名、今から女子と教師に向けて宣戦布告を行う!あの素晴らしい写真を見せてくれた下弦共にに恩を返そうぞ!」

「「「「「オー‼︎」」」」」

「矢琶羽‼︎ありがとう‼︎」

 

 Cクラス男子も加勢‼︎ここまでは順調だ‼︎次は1階‼︎

 

《1階はBクラス男子と炭治郎が交戦中‼︎教師は真菰先生に万世先生だけの模様!だが上弦女子3人と姫路が地下への階段を塞いでいる様子‼︎》

 

 マジか…。地下への階段は一つしかない!あの人達を倒さなければ先に進めないのか…。しかもAクラスはいないみたいだし……

 

 

 

 

 

 

 地下への階段にたどり着くと、そこには悲惨な声が飛び交っていた…。

 

「こんなのあんまりだよ〜‼︎」

「沼田三兄弟もやられた‼︎Bクラスはほぼ壊滅だ‼︎」

「お前ら、アレは無理だ…。」

 

 そう言ってBクラス男子が指差す方を見ると………

 

「…雄二、悪戯はそこまで。」

「アンタ達、ここで観念しなさい!」

「みっともないから降参したほうがいいよ。」

「明久君、ここは通しませんよ!」

 

 くそ!またコイツらか…。でも根本と炭治郎が来てくれた!

 

「雄二達、俺と根本と生き残りのBクラスでなんとかする!」

「学年10位の力を見せてやる‼︎」

「俺も参加するよ〜」

 

「「「試獣召喚《サモン》」」」

 

 

総合科目

 

男子  

    竈門炭治郎  4238点

     根本恭二  5442点

     魘夢民尾  3567点

      

      VS

女子・教師

     姫路瑞希  6873点

    栗花落カナヲ 6720点

     木下優子  7281点

     霧島翔子  10865点

 

      

 嘘だろ……。炭治郎だってAクラス並のはずだぞ…。根本に至っては学年10位くらいのはず………。本当に上弦は格が違い過ぎる………。無理矢理通り抜けても地下にいる鉄人達と挟み撃ち……。もうおしまいだ………。

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 絶望…。おそらく上のC・D・E・Fクラスを連れてきても勝てる気がしない…。みんなも絶望している…。

 

「これ以上は無理だ…。上弦3人に姫路なんて勝てるわけがない…」

「だいたいあの4人が入っていない風呂なんて覗く価値がなくないか?」

 

 でもここで引くわけにはいかない‼︎

 

「みんな、諦めちゃダメだ‼︎ここにはいない工藤さんや島田さん、その他諸々女子が入っているはずだ‼︎」

 

 秀吉が僕に呼びかける。

 

「明久、ここまで圧倒的に不利でありながらなぜ諦めないのじゃ?お主は何も脅迫されておらんのに…。」

 

 でもね秀吉、そうじゃないんだよ。今からそれを説明してあげるね!

 

「確かに最初は雄二や善逸のために真犯人も捕まえて覗きの疑いを晴らすつもりだった。でもこうして仲間が増えて、その仲間を失いながらも前に進んで、初めて僕は気がついたんだ。」

「明久、お主何を言って…」

 

 そう、今まで自分に嘘をついてたってことに…。理由をつけて本当の気持ちを隠してきたってことに…。

 

「たとえ許さない行為であろうとも自分の気持ちは偽れない!正直に言おう、今僕は純粋に欲望のために女子風呂を覗きたい‼︎」

「あ、明久‼︎」

「善逸?」

 

 そして善逸は何か吹っ切れたらしく………

 

「そうだ、明久の言う通りだ‼︎もう脅迫なんて関係ない‼︎真犯人なんかどうでもいい‼︎ただ俺たちはあの写真に写っていた女の子達のいる理想郷《アガルタ》を目指して進むだけなんだ‼︎」

 

 続くように下弦のみんなが反応する!

 

「明久、お主はバカじゃのう!」

「………俺も覗きたい!」

「バカひさの言う通りだ!」

「ああ、俺達でたどり着こうじゃないか!」

 

 そう、僕たちは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「世間のルールなんて関係ない‼︎誰にどう思われようと僕は僕の気持ちに正直に生きる‼︎」

「よく言ったね吉井君‼︎」

 

 ん、この声は………‼︎

 

「待たせたね吉井君。」

「久保君‼︎来てくれたんだ!」

「到着が遅れてすまない。踏ん切りがつかず準備しながらもずっと迷っていたんだが……。さっきの君の言葉を聞いて決心がついたよ。」

「それじゃあ!」

「ああ、今この時より、Aクラス男子23名が君の覗きに力を貸そう‼︎」全員吉井明久達下弦を援護するのだ‼︎」

「「「「「オーーーー‼︎」」」」」

 

 ついに来た、Aクラス男子‼︎そして、上弦の弐、久保利光‼︎

 

「ありがとう久保君‼︎君たちの勇気に感謝するよ‼︎」

「いいや感謝するのは僕の方さ。君が言った通り自分の気持ちに嘘はつけない。世間的には許されない思いであろうとも、好きなものは好きなんだ‼︎」

 

 なんか一瞬妙な悪寒がしたけど気にしないでおこう。

 

 

「…久保、邪魔しないで。」

「アンタ、上弦の弐なんだからちゃんとしなさいよ!」

「許さない。」

「そうはいかないよ上弦のみんな。僕らは彼らの覗きに加担すると決めたんだ。あの不死川君でさえも家から加担している。だから僕は西村先生を倒す力を守るために、ここで立ち止まるわけにはいかないんだ!」

「ちょ、玄弥まで⁉︎」

「…不死川、覚えておきなさい。」

「許さない。絶対に許さない。」

 

《玄弥、お主結構言われとるぞ。》

《気にしないよ、友のためだろ‼︎》

《ああ‼︎》

 

 

 こうして久保君達に上弦女子+姫路さんは任せて僕たち下弦は先に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地下、女子風呂への一本道の前までついにたどり着いた。

 

《見ての通り地下には手前から順に兄ちゃん、工藤さん、冨岡先生、そして西村先生がいる。兄ちゃんは雄二と秀吉と伊之助、工藤さんと冨岡先生はムッツリーニ、西村先生は明久と善逸が担当してくれ!終わり次第他を手伝うように!》

 

 鉄人のことは僕が一番知っている。だからしばらくは僕と善逸で対応しなければならない。なんとかしないと!

 

 

「オィテメェら、いい加減にしやがれェ‼︎」

「スケベ、俺たちが相手だ。」

「この伊之助様が相手してやる!」

「覚悟するのじゃ、実弥さん!」

 

「「「試獣召喚《サモン》‼︎」」」

 

 

 

 あの3人に任せて先を急ごう!

 

 さて、次は冨岡先生と工藤さんだ!

 

「愛子ちゃ〜ん、そこどいてくれない?」

「工藤さん、僕らの邪魔をしないでくれ!」

「それは無理だね〜。ボクも一応女の子なんだから覗きは防がないとね?」

「ムッツリーニ、一人で大丈夫?」

「………構わない。」

「「頼んだ‼︎」」

「じゃあムッツリーニ君に免じてここは通してあげる〜。」

 

 こうして僕と善逸は先を急いだ。

 

 

 

 

 

  side ムッツリーニ

 

 冨岡先生が何か言ってる。

 

「土屋、お前には失望した。生徒が教師に勝てると思うとは、愚か!」

「冨岡先生が出るまでもないですよ〜」

 

 この2人は何か勘違いしている!俺が教えてやる。

 

「………生徒が教師に勝てないなんて誰が決めた。」

「威勢がいいな。相手してやる!」

 

「「「試獣召喚《サモン》」」」

 

 

保健体育

 

男子

    土屋康太  1067点

     VS

女子・教師

    冨岡義勇  816点

    工藤愛子  523点

 

 

「「な⁉︎」」

「………信念は不可能を可能にする。」

「保健体育でこんな点数取れる人初めて見たよ‼︎てか昨日はそこまでじゃなかったのに…」

「土屋、貴様いつの間にこんな力を…。」

「………時間がない、2人まとめてかかってこい。」

 

 

「………《加速》」

 

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 ムッツリーニに任せて先に行くと…、そこには鉄人だけではなく美春ちゃんまでいた。美春ちゃん何か持ってるし…。もしや犯人か?そんなことを思ってたら明久が口を開いた。

 

「善逸は清水さんを頼む‼︎僕は鉄人をやる!」

「分かったよ明久、鉄人はお前に任せる!」

 

 よし、まずは美春ちゃん退治だ‼︎

 

「よう美春ちゃん、こんなところで何してるんだ?」

「女子が女子風呂に入ることがおかしいんですの⁉︎」

「じゃあなんでスタンガンを持ってる‼︎」

「これはアンタのような豚野郎を退治するためですわ!覚悟なさい!」

「物理攻撃は反則だぞ!」

「この写真がバラされたくなかったら大人しくくたばりなさい‼︎」

 

 あの写真は、善子ちゃん‼︎さてはテメェか、脅迫犯は‼︎

 

「なあ美春ちゃん、君お尻に火傷の痕があるでしょ?」

「な、なんでそれを知ってるんですか!さては覗きや盗撮をやってますね!」

「やってたのはテメェだろ‼︎とっととくたばれ、試獣召喚《サモン》」

 

 

音楽

 

男子    我妻善逸  360点

       VS

女子・教師 清水美春  107点

 

 

「な⁉︎なんですかその点数は‼︎下弦の豚野郎のくせに‼︎」

「俺は音楽だけ得意だからね〜。じゃあ、これで終わり‼︎」

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 善逸を清水さんの元へ向かわせると、僕は鉄人と向かい合った。

 

「試獣召喚《サモン》」

「やはり来たか、吉井。」

「よく僕がここまでたどり着くと思いましたね!」

「俺は相手を過小評価せんからな!貴様は阿保だが口惜しいことにその行動力だけは並ではないと認めている‼︎」

「それはまたありがとうございます!」

 

 鉄人のパンチを交わす。そして召喚獣の木刀で鉄人の腕に攻撃する。しかしびくともしない。

 鉄人が会話を続ける。

 

「だがそれは他のことに活かすべきだ!これでは貴様らはただの性犯罪者だぞ!停学が怖くないのか!」

「脅そうったってそうはいきませんよ!あの多人数から覗きに加担した生徒を全て特定できますか‼︎一部の生徒だけ処分なんて平等じゃないですからね!」

「それは特定されれば処分されると何故理解できんのだ!」

 

 足に、腕に攻撃を当てていく。だけども鉄人はびくともしない。僕は会話を続けた。

 

「それなら覗きに加担した生徒を全てリストアップしてみて下さいよ‼︎」

「言うじゃないか!」

 

 ってやば、足元が‼︎

 

「ならば貴様ら全員を打ちのめし、ゆっくりと名前を記録してやろう!まずは貴様がその一人目だ‼︎」

 

 クッ‼︎鉄人からの攻撃を受けてしまった!無惨ほどじゃないけどかなり効く。それに召喚獣一体じゃ不利だ。ならば、白金の腕輪の力で‼︎

 

「いくぞ、二重召喚《ダブル》‼︎」

「く、吉井、貴様‼︎」

 

 両方から挟み撃ちにするようにして攻撃する!両腕を、両脚を、何度も攻撃を喰らわせている!これなら行けるぞ!

 

 でもなかなかダメージが与えられていない⁉︎しかも思ったよりも2体を同時に動かすのは難しい…。頭がこんがらがる…。

 

「どうした吉井、焦りが見えるぞ?」

「クソ!」

 

 鉄人の狙いは副獣か……じゃなくて主獣か!クソ‼︎次は副獣を脇腹へ……、ブロックされたから今度はローキックを主獣、じゃなくて副獣の方がいいか?

 

「動きが鈍っているぞ、吉井‼︎」

「クッ‼︎」

 

 これはどっちが受けた攻撃だ?…ってまずい追撃が来る!とにかく木刀を振って………、って間に合わない!今度はどっちだ?主獣?それとも副獣?ってフェイクか?ヤバイ!

 

「ぐぁぁぁぁぁぁ‼︎」

「所詮下心のための集中力なんてそんなもんだ。ここまでだな、吉井。」

 

 

 

 二体の召喚獣を操るなんてやっぱり無茶だったのか?いや、そもそも攻撃が届いたってダメージを与えられないんじゃ意味がない…。

 

 そうだ。集中力が足りないんだ。だから余計なことを考えて二体の召喚獣の行動が混ざってしまう…。でも今分かったところでそんな集中力が身につくわけないし、覗きは諦めて明日から集中力を鍛える訓練でも始めよう。

 ってん?集中………集中………、そうだ‼︎

 

「おらよ!」

「ほぅ、まだやれるのか?根性だけは人一倍だな!」

「鉄人、感謝するよ。今アンタは俺にヒントをくれた。」

「ヒントだと?」

「今言ったじゃないか、『集中』って!」

 

 二体の召喚獣に個別の指示を出すから頭が混乱する。攻撃を分散させるから威力がない。これを解決する、たった一つの方法。それは……

 

「そう、集中だ。狙いを絞るんだ。拳に蹴りに木刀、主獣も副獣も今から放つ全ての攻撃をただの一点……………」

 

 そう、その場所とは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アンタの股間に集中させる‼︎」

「き、貴様!なんて恐ろしいことを考えるんだ‼︎」

「いくぞ鉄人‼︎」

 

 狙え、狙え、ひたすら股間を狙え‼︎

 

「これほど執拗な急所攻撃をするヤツは初めてだ‼︎」

「まだまだいくぜ!」

 

 まだ狙え、狙うんだ‼︎鉄人の股間を‼︎

 

「悶絶しろ、鉄人‼︎」

「クッ!」

 

 と見せかけて………

 

「なんてウソです♪」

「しまっ……」

「もらった‼︎」

 

 鉄人の首に強烈な一撃を入れる‼︎股間狙いはフェイクなのさ!

 

 

「ぐっ……吉井、貴様…………」 バタン

 

 て、鉄人を倒したぞ‼︎

 

 

「やったー‼︎やっと終わった〜‼︎」

「明久、ずいぶん早かったな!俺も終わったぜ!」

「ありがとう善逸、無惨に比べれば余裕よ!」

 

 そしてムッツリーニがやってきた。

 

「………任務完了!」

「凄いよムッツリーニ、あの2人を相手に勝つなんて!」

「………これが俺の力!」

 

 さらにはスケベを相手にしていた3人まで!

 

「ワシらも実弥さんを倒したぞい!」

「オレ様のおかげだ!」

「お前らのおかげでようやくここまで来れた。さあ、理想郷《アガルタ》へ行くぞ!」

「「「「「オー‼︎」」」」」

 

 痛い思いもしたけど、なんとか勝利を得た!しかも俺たち下弦6人は全員生き残れた‼︎さって、早く女子風呂へと行こ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しつこい。」

「「「「「「む、無惨先生⁉︎」」」」」」

 

 ……うとした時、中から無惨が現れた。




 と言うことで脅迫犯は清水美春でしたね。尾崎さんにも美波Love勢を担当してもらいましたが、彼女は犯人ではありませんでした。もちろん、工藤も犯人ではありません。

 そして、ついに無惨戦です。普段パワハラしてくる最強の先生相手に下弦6人はどう立ち向かって行くのでしょうか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。