バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 現代文

問 次の問いに答えなさい

『 物事は繰り返されるものである、をことわざで言うとなんと言うでしょう。 』


竈門炭治郎の答え

『 二度あることは三度ある 』

教師のコメント

正解です。流石ですね、竈門君。


木下秀吉の答え

『 輪廻転生 』

教師のコメント

来世もFクラスですか?


我妻善逸の答え

『 またナンパに失敗しました。 』

教師のコメント

そろそろ島田さんに怒られて下さい。


第六章 第二次試召戦争
第二十八話 誤解


  side 善逸

 

 今日は停学明け。ぶっちゃけ家でずっとゲームしてたから学校戻りたくなかったんだよね〜。俺も玄弥みたいに不登校になろうとしたけど兄貴にマジギレされて仕方なく学校来たんだよね〜。もう!ちょっとはこっちの気持ちも考えてよ‼︎まあ美波の弁当が久々に食べられるのはいいことかな。あれめっちゃ上手いんだよね〜。

 

 ちなみに今日だけは珍しく朝にパワハラ補習がない。超ラッキー!そんなことを思ってると向こうでなにやら明久と瑞希ちゃんが話してるような〜。ちょっと聞いちゃお♪

 

「だからその…、私のお風呂覗いてもいいですよ…」

「えぇ、何言ってるの姫路さん⁉︎大丈夫?」

「覗いてもいいですけどその代わり……」

「そ、その代わり……」

「わ、私を明久君のお嫁さんにして下さいね!」

 

 あ、異端者発見‼︎これは直ちに須川会長に報告しないと‼︎明久にはちゃんと罰を乗り越えて強くなってもらわなきゃね♪ということで……

 

「須川会長‼︎異端者吉井明久を発見しました‼︎彼は瑞希ちゃんといかがわしい話をしていました‼︎」

「我妻会員、報告ありがとう。では異端者を拉致せよ‼︎」

「はっ!」

 

 ということで、明久を拉致します♪

 

「あっきひっさく〜ん♪」

「何善逸?気持ちわ………」

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

「グファ‼︎」 バタン

「須川会長、異端者吉井明久を回収しました‼︎教室の方への運搬よろしくお願いします!」

「感謝する、我妻会員。」

 

 

 

 さて、一仕事終えたな〜っとあれ?あそこにいるのは………?

 

「ムッツリーニ君♪そんなに覗きたかったら言ってくれれば良かったのに〜。」

「………だから主犯は俺じゃない。」

 

 あ!保体カップルだ‼︎こっちもちゃんと裁いてあげないと‼︎

 

「ムッツリーニ‼︎」

「………どうしたぜんい…」

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

「ちょ、ちょっと!大丈夫なの?」

「安心してくれ愛子ちゃん、ムッツリーニを強化してあげるから‼︎」

「えぇ…。それじゃあまたね〜。」

 

 愛子ちゃんの意外と常識人なとこ好き♪背伸びしてる感じがたまらないよね〜。って会長に報告しないと‼︎

 

「須川会長、異端者土屋康太を回収しました‼︎教室の方へと運搬お願いします‼︎」

「感謝する、我妻会員。」

 

 

 

 今日の審問会は忙しくなるな〜っと、ん?あれは炭治郎とカナヲちゃんだ!でもあそこは審問しないよ。だって前炭治郎の審問やってたらカナヲちゃんがやってきて異端審問会会員45人全員をボコボコにしたんだよね〜。それ以降怖くて出来ないんだよ。

 

 そんなことを思ってたら後ろから美波に呼ばれた。久々に声聞いたからなんかドキッとしちゃったよ〜。

 

「善逸!」

「久しぶりだね〜美波!」

「善逸、目をつぶりなさい‼︎」

「え?あ、はい?」

 

 まさか強化合宿の続き?俺は死ぬのか?って……!キスされたんだけど⁉︎ちょっと!なになになに⁉︎マジで〜⁉︎なんか嬉しいって思うちゃう自分にびっくりしてるけど‼︎俺のファーストキスやぞこれ‼︎なんか、美波なのに、あの美波のくせに‼︎なんで俺をこんなにさせるんだよ〜!

 

「そ、その…、あのとき気持ちを言ってくれてありがとう///」

「え、あ!」

 

 って走ってっちゃった…。あの間違いメールの誤解を解いてないんだよね〜。とりあえずあとで言おう。あとなんか忘れてる気がするけどいっか〜。

 

「我妻会員。」

 

 あっ…。コイツいたんだった。

 

「えっと、今のはたまたまぶつかっただけで〜」

「異端者我妻善逸を発見した。直ちに確保して異端審問にかけよ‼︎」

「「「「了解‼︎」」」」

 

 こういうときは…!

 

「かみ……グファ!」  バタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目を覚ますとそこでは異端審問会が開かれていた。罪人は俺と明久とムッツリーニらしい。ってかこういう時って大抵雄二が裁かれるはずなのに‼︎なんでアイツは無罪なんだ‼︎

 

「これより、異端審問会を始める。まず初めに特別顧問の村田さんより挨拶をいただきたいと思う。村田さん、よろしくお願いします。」

「今日の一時間目は地学で俺が担当なんだけどね〜。君たち3人には授業の一環で岩石の強度を知って欲しいんだ。協力してくれるよね?」

 

 いやちょっと待てやこのクソ教師‼︎授業やれや‼︎なんで他の生徒そっちのけで異端審問やってるんだよ‼︎

 

 

「まずは被告人、吉井明久の罪状を発表する。」

 

 よし、ここは俺が発表してあわよくば拷問を避けてやる‼︎

 

「はい、俺が……」

「罪人は口を慎みたまえ。」

 

 ちょ、待ってくれよ‼︎俺の立場を良くするための行動が‼︎

 

「被告、吉井明久は姫路瑞希にプロポーズされた。この件に相違はないか。」

「「「「「相違ありません‼︎」」」」」

「ちょっと待って、あれは覗きの誤解を解くためで‼︎」

「吉井君には花崗岩をお願いね〜。」

「判決を言い渡す。石を投げてから死刑‼︎」

「ウデがなるぜ!」

「ぎゃぁぁぁぁぁ‼︎やめてくれぇぇぇぇ‼︎」 

 

 うわ〜痛そう…。なんとかして逃げなきゃ!

 

「………おい待て善逸。」

「どうしたのムッツリーニ?俺はまだ何もしてないよ?」

「………俺をハメた奴が帰るな。」

「ちょっと酷いな〜ムッツリーニ!そんなことはしてないよ!」

「罪人は口を慎みたまえ。」

「「はい。」」

 

 逃げるタイミングを見逃した。次はムッツリーニの番か……。

 

 

「次は被告人、土屋康太の罪状を発表する。被告は上弦の陸にセクハラをした。この事実に相違ないか。」

「「「「「相違ありません。」」」」」

「………お前ら、ムッツリ商会利用禁止。」

「判決を言い渡す、無罪‼︎」

 

 おい待てよ‼︎ムッツリ商会のブラックリストを盾に取るのはずるいだろ‼︎それなら俺どうすればいいんだよ‼︎まったくもう‼︎

 

「………哀れ。」

「ブチ殺すぞ。」

 

 クソ‼︎なんとか逃げなきゃ…って明久とムッツリーニ⁉︎なんで俺を抑えるの⁉︎気持ち悪い笑いしやがって……。

 

「ちょっと邪魔だよ2人とも!どいて‼︎」

「異端者には!」

「………裁きを!」

 

 クソ!終わった……

 

 

「最後は被告人、我妻善逸の罪状を発表する。被告我妻善逸、以下『甲』とする、は本日未明、島田美波、以下『ペッタンコ』とする、に対して強制的に猥褻行為を働いたとされる。また『甲』は以前から『ペッタンコ』に対して弁当を作らせたり、如月ハイランドでデートさせたりするなど自身との関係を強要することが多かった。これにより『甲』は『ペッタンコ』に対してかなりの精神的被害を与えてきたということができる。」

 

 なんか俺だけ超長くね?あと関係強要したのは美波の方だからね‼︎しかも俺は美波から身体的被害を与えられてきたからね‼︎あとペッタンコペッタンコ言ってるとマジで殺されるぞ。

 

「我妻君には玄武岩をプレゼントしようね〜。」

「判決を言い渡す。石を投げてから、死刑‼︎」

「勝負だもんいつ!」

「全員が悪いんだよ〜」

「………俺の石をくらえ。」

「イィィィヤャャャ〜‼︎タ〜スケテ〜‼︎」

 

 クソ!これ超痛えんだよ‼︎マジでぇぇぇぇ‼︎

 

 

 

 

 

 異端審問(一限)を終えたあと美波が話しかけてきた〜。早く誤解を解かないとな〜。

 

「善逸、あ、改めておはよう……//」

「う、うん…。」

「あのさ、ちゃぶ台一緒に使っていい?ウチの壊れちゃって〜。」

「あ、うん、いいよ//」

 

 今まで隣のちゃぶ台だったのに、一緒ってこれヤバくない⁉︎ちょっとどうしちゃったのさ美波‼︎急に距離近くなってない⁉︎確かに一途なのは知ってるよ‼︎その相手俺じゃない方がいいと思うくらい‼︎でもだからって距離詰めすぎじゃない⁉︎早くあのメールの誤解を解かないと…。って!

 

「ひゃあ///」

「善逸ってば可愛い声出しちゃって♪」

 

 み、美波の髪の毛が触れて変な声出ちゃった…。クソ‼︎俺のことをからかうんじゃねえ‼︎こうなったら別のもので仕返ししてやる‼︎例えばこのえ……

 

「ひゃあ///」

「可愛い♪」

「ずるいぞ美波‼︎今度は俺のターンだ‼︎雷の呼吸 捌の型 髪の毛触り

‼︎」

「ちょ、ちょっと‼︎」

 

 さあこれで…。ってなんだコレ!何この手触りの良さ!しかも美波なのに良い匂い!ってか触ってるとドキドキするんだけど!こんなの俺の知ってる髪の毛じゃない‼︎ということは…

 

「これはズラかな?」

「アンタ何言ってるの⁉︎」

「可哀想に。私が救ってあげよう。」

「勝手に変な誤解をしない!」

 

 いや、誤解してるのアンタだからね‼︎って髪の毛解かなくていいのに……。

 ってなんだこれ!なんか髪型変わるだけでいつもと違う気がする!そういえば強化合宿で美波に暗殺されかけたときもこれだったっけ…。なんか凄いドキドキする。クソ‼︎今日の美波はなんかヤバい‼︎美波のくせに‼︎

 とにかく、早く誤解を………ってあれ?

 

 

 

 

 

「これより、異端審問会を始める。被告人、我妻善逸の罪状を発表する。」

「今回は私も参戦しますわ‼︎」

 

 なんか異端審問にかけられてるんだけど……。

 

「ちょっと待ってみんな‼︎それさっきやったよねぇ⁉︎ねぇ⁉︎あとDクラスの美春ちゃんが勝手に入ってくるんじゃない‼︎」

「被告人、我妻善逸は…」

「私が発表します‼︎」

「清水会員、よろしく頼む。」

 

 いや勝手に部外者に頼むなし‼︎

 

「このタンポポ豚野郎は今まで一応お姉様と付き合ってるという体裁を取っていただけに過ぎませんでしたが、あろうことか今日から本当に付き合ってるみたいにお姉様とイチャイチャし始めました‼︎」

「ちょ、美春⁉︎体裁も何もウチは前から善逸と付き合ってたし!」

 

 いやまああれは無理矢理だったから、ね?

 

「それでは罪状を言い渡す。紐のないバンジージャンプの刑に処す‼︎」

「ちょっと待ってよ〜‼︎それってただの飛び降り自殺じゃん‼︎やめてくれよ‼︎俺死んじゃうよ〜‼︎」

 

「テメェらいい加減に黙りやがれェ‼︎‼︎‼︎あと清水はとっとと自分のクラスに帰れェ!」

「「「「「はい」」」」」

「わかりましたわ。今回のところは引かせていただきますわ。でも覚悟しておきなさい、このタンポポ豚野郎‼︎」

「ネーミングセンスもっと良くしようね〜。」

 

 まさかスケベに助けられるとは…。あとちょっとムカついたから美春ちゃんを煽っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

 午前の授業が終わった後、俺は他の下弦や炭治郎にパワハラ部屋に呼ばれた。ちなみに玄弥はお昼時だけこの教室に通ってる。その玄弥が話しかけてきた。

 

「なあみんな、俺ここにいて大丈夫か?」

「今回はAクラスは関係ない。あと炭治郎も耳飾りを付けていて問題ない。だからここにいていいぞ。」

「ありがとう雄二。」

「あとムッツリーニ、清水の盗聴器や隠しカメラが隠されてたりしないか?」

「………Fクラスとパワハラ部屋のは既に取り除いた。」

 

 玄弥も早くクラスに戻れるといいね〜。あと流石ムッツリーニだ!そんなことを思ってると雄二が俺に向かって怒ってきた。

 

「さて善逸、お前のせいで大変なことになってきたぞ。」

「大変なことって?まさか雄二まで異端審問する気なの?」

「いいや俺じゃない。」

 

 いやいるんかい‼︎3回目は流石に無理だよ‼︎

 

「Dクラスが俺たちに宣戦布告しようとしている。」

「は⁉︎それって美春ちゃんの八つ当たり⁉︎」

「お前なんか今日冴えてるな。その通りだ。覗きの主犯の制裁という名目でやってくるっぽい。」

「マジかよ‼︎てかそんなんで代表は許すの⁉︎」

「Dクラス代表の平賀は覗きのせいで発言力を失ってる。」

「なるほどね〜。」

 

 男子の多い俺たちFクラスは兎も角、他のクラスではそんなことになってるのね〜。

 

「しかも今Dクラスに攻め込まれたらまずい。俺たちは48/50人が男子で停学をくらって点数が殆どない。そんな状態で女子が25人以上いるDクラスに攻められたらいくら姫路がいても無理だ。」

「まあ確かにね〜。」

「そこで今のお前と島田の状態を聞きたい。今まで付き合ってたのは知ってたが、なんであんな感じになったんだ。」

 

 とりあえず説明するか〜。結構複雑な状況なんだよね〜。

 

「まず俺は美波にBクラス戦の時消化器の罪をなすり付けられたことを盾にして付き合わされた。」

「それが今までの状態だったわけだ。」

「んで強化合宿の間違いメール。今まで俺が美波に対する想いを言ったことがなかったからそこで勘違いが発生。」

「んで今に至る、と。」

「そういうこと。」

 

 ふう、これで納得してくれたかな?

 

「とりあえず自業自得ってわけだな。」

「酷いよ‼︎そんなことないと……」

「消化器然り、間違いメール然り、殆どお前のせいじゃないか?告白の場面はともかく。」

「た、確かに……」

 

 うわ…。言われてみれば結構俺が悪いね、これ。だいたい俺のせいじゃん。あんな一途に思ってくれる美波を、こんな雑な扱いしてたんだ…。ますます自分じゃ不相応だな……。そう思ってると炭治郎が口を開いた。

 

「とりあえず善逸はどうしたいの?」

「あのメールの誤解を解きたいだけ。」

「なるほどね。」

「まあとにかく島田の誤解を解けば清水の怒りも収まって戦争の話は流れるだろう。」

「前までの感じに戻すんだね。」

「そういうこと。あとクラスのみんなは万が一に備えて補給試験を受けておくことだな。」

「りょ〜かい!」

「じゃあここに島田と姫路を呼ぶぞ。」

 

 ごめんね美波。なんか勘違いさせちゃってね。

 

 

 

 

 

 しばらくすると雄二が美波と瑞希ちゃんを連れてきた。

 

「ねえ美波、話があるんだ。あのメールのことを覚えてる?」

「あのメールのこと?」

「うん、あのメールは誤解なんだ。」

「へ?」

「誤解というか送り先を間違えたんだよね…。」

「ま、間違えたって誰とよ‼︎」

「炭治郎。」

「「へ?」」

 

 ごめんな美波、炭治郎、凄いびっくりするよね。

 

「善逸、なんで俺なの?あとどんなメールなの?」

「あの日炭治郎さ、『そもそも本当に女の子が好きなんだっけ?なんか最近は雄二や秀吉のお尻が大好きだって言ってたような…』って送ったじゃん。あれに『勿論好きに決まってるじゃないか‼︎雄二や秀吉よりもね‼︎』って返しただけ。」

「凄い誤解の連鎖だったんだね…。あと島田さんごめんね。」

「気にしなくていいよ〜竈門。あとウチが日本語苦手で早とちりしただけだから…。」

 

 改めて思うと凄い文章だよね。我ながら感心しちゃうよ。ってそんな場合じゃない。美波に謝らないと…。

 

「とにかく美波ごめん‼︎今まで通りの関係でいてくれないか‼︎」

「うんわかった。ウチこそごめんね。」

「よしそれじゃあ万事解決だ。あとはムッツリーニが清水に適当に伝えといてくれ。」

「………任された!」

 

 とにかく一件落着!あとそろそろ美波に対する俺の気持ちをちゃんと考えないとな〜。俺は美波とどうなりたいんだろうか…。

 

 

 

 一安心して久しぶりに美波の弁当を味わっていると、ムッツリーニが鬼の形相で帰ってきた。

 

 

 

「………Bクラスが俺たちに宣戦布告しようとしている。」




 遂に第二次試召戦争編が始まりました。村田さんが思ったより魔物になってて自分でもびっくりしています。まあキメ学と文月学園の治安の悪さが合わさった結果ですね。

 あと思ったんですけど伊之助出しにくいですね…。いや〜、その場にはいるんですけどね。メインキャラ(下弦、炭姫美)でside Xになってないの伊之助だけだですし。サポート役感が強すぎるのが悪いと思います!
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