問 次の問題に答えなさい。
『 紀元前334年にマケドニア軍を率いて東方遠征を始めた人物の名前をなんと言うか。 』
不死川玄弥の答え
『 アレクサンドロス大王 』
教師のコメント
正解です。彼はそのままトルコ→シリア→エジプトへと進軍しましたね。
清水美春の答え
『 豚野郎 』
教師のコメント
彼が可哀想なのでやめてあげてください。
嘴平伊之助の答え
『 俺 』
教師のコメント
嘴平君は何才ですか。
アレクサンドロス大王の答え
『 ササン朝ペルシア 』
教師のコメント
解答欄がずれたのは残念ですね、吉井君。
side 善逸
終業式が終わった放課後の教室、俺たちはFクラスいつものメンバーと翔子ちゃんと愛子ちゃんで集まってあるゲームをしていた。その名も………
「王様ゲーーーーム‼︎」
「「「「「「「「「「イェーイ‼︎」」」」」」」」」」
「炭治郎、ルール説明を頼む!」
「OK雄二!ルールは簡単‼︎1から10の番号札が書かれた紙と、王様って書かれたカードがあります。これをこの箱の中に入れて、みんなで1枚ずつ取ります!そして王様のカードを引いたひとは番号を指定して、その人になんでも1つ命令することが出来ます‼︎全部でこれを7回行います‼︎そして王様の命令は…………」
「「「「「「「「「「絶対‼︎」」」」」」」」」」
かくして、雄二の音頭と共に王様ゲームは始まった……
「まずは一回戦、行くぞ!せ〜の‼︎」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「俺だな。」
「クソ、雄二かよ!」
どんな命令が来るんだろう?俺2番だから来ないで欲しいな〜。
「それじゃあ、2番と7番が、スケベに、『好きです〜付き合ってください』と告ってこい‼︎」
はぁ⁉︎ふざけんじゃねえよ‼︎殺されるだろ‼︎
「あぁぁぁぁぁぁ‼︎僕が行くのかよぉぉぉぉぉ‼︎」
「おい雄二、ふざけんなよ⁉︎明久はともかく俺は美波がいるんだぞ‼︎」
「ダメよ善逸、その言葉は嬉しいけどさ〜。さっき竈門が言ったじゃない。王様の命令は〜?」
「「絶対……」」
クソ、明久と一緒に行くしかないか……
「「おいスケベ!好きです、付き合ってください‼︎」」
「ブチ殺すぞテメェらァ‼︎」
「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」
こうして俺と明久はスケベにボコボコにされた…。
「2回戦、行くぞ‼︎せ〜の!」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「………俺。」
「ムッツリーニかよ!」
頼むよムッツリーニ、俺の10番だけは呼ばないでくれ。
「………1番が女子をナンパする。」
良かった〜♪
「ちょっと待ってよムッツリーニ、俺そんな事をしたらカナヲが…?」
「だめだぜ〜炭治郎、さっき自分で言ったじゃないか!王様の命令は?」
「絶対…。」
炭治郎が耳飾りを勢いよく外して廊下に飛び出していった。
数分後、カナヲちゃんにボコボコにされたらしい炭治郎が帰ってきた。耳飾りなくてもバレるのかよ!
「さぁって、3回戦、行くぞ!せ〜の‼︎」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「あ、ボクだね〜。」
お、愛子ちゃんだ!ということはエッチな命令が来るぞ!さあ8番よ、どんと来い‼︎
「じゃあ〜、6番が10番の、ほっぺにチューで♪」
もっと過激なの来るかと思った。てか明久がちょっと反応してるけど10番なのかな?そして6番は……
「あ、明久君⁉︎さ、さあ!私とチューしましょう♪」
「ひ、姫路さん!僕……………」
瑞希ちゃんノリノリだな!まあ好きな人にキス出来るんだから願ってもない機会だよね〜。
「1番なんだ。」
「へ?」
「ウチが10番よ、さあ瑞希、いらっしゃ〜い♪」
草。でも瑞希ちゃんが美波にキスしてるのはこれはこれであり。ムッツリーニに至っては鼻血出して倒れてるし。
「分かりました。そういうちょっとエッチなのもありなんですね!それなら容赦はしません!」
「姫路よ、普通女子はそういうのを嫌がるもんじゃが…。」
秀吉よ、瑞希ちゃんって意外とそういうの好きだからね。
「さあ4回戦だ!行くぞ!せ〜の!」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「いょっしゃぁぁぁぁ‼︎俺だ!」
さあて、どんな命令出そうかな〜。俺に女の子がエッチなことしてくれる命令も考えたけど、野郎どもを引く可能性のが高いからやめとくね♪そうだ!ここはちょっと面白く………
「3番が9番の耳に息を吹きかける‼︎」
「………俺か。………9番は誰だ?」
ムッツリーニか…。危なかった…。ここで9番じゃなくて王様って言ってたら俺がムッツリーニの吐息を浴びることになったじゃないか!
それと9番は誰なんだろう?さっきから全然出てこない……
「9番は誰ですか〜?」
「もんいつ!これ6だよな‼︎」
「そうだね伊之助!じゃあ9は………」
「愛子〜、それ9だよ〜?何恥ずかしがってるのかな〜?」
「えっ、い、いや、あの〜。ボクこれ6番だと思ってた///」
なんとまさかの愛子ちゃん‼︎この組み合わせは熱い‼︎さっきまでからかってたのにめちゃくちゃ照れてるし!
「………早くしろ工藤愛子。」
「ムッツリーニ君、そんなにボクにしたかったらいつでもしていいんだよ?//」
「……………」 フー
「きゃ//」
「………王様の命令。」
さっきまであんなにノリノリでからかってた愛子ちゃんが照れてるのすごい可愛い♪ムッツリーニはなんで平気でいられるんだろう?普段背伸びして大人びてる女の子の照れてる姿だよ!とてもいいじゃないか!
「それじゃあ5回戦、行くぞ!せ〜の!」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「ワシじゃのう!」
キューティーマイエンジェル秀吉の命令!そして俺は5番!さあ、秀吉よ、何がなんでもお受けしますぞ!
「それじゃあ4番が姉上に、『お労しや、姉上。』と叫んでくるのじゃ!」
このシスコン女め。どんだけ姉のこと好きなんだよ!
「オレかよ‼︎絶対アイツ怒るじゃん!」
「はっはっは〜!王様の命令は?」
「絶対…」
てか伊之助かよ‼︎なんかウケるね♪さあ、とっとと優子ちゃんに怒られてこい‼︎
数分後、伊之助が優子ちゃんを連れてきた。
「秀吉、ちょっといいかしら?」
「なんじゃ姉上?ワシは王様ゲームでいそがぁぁぁぁ‼︎」 グギギギ
しばらくした後、怒られてしょんぼりした秀吉が帰ってきた。
「さあ後2回、6回戦だ!せ〜の‼︎」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
ん?王様が出てこないな〜?俺は1番だから違うし………って!
「…私が王様。」
「すまんちょっと急用が‼︎」
「「逃すか雄二‼︎」」
雄二君、いくら翔子ちゃんの命令だからって逃げちゃダメだよ?
「…じゃあ私は雄二に何かする。」
「何かってなんだよ‼︎」
「…そんなの、恥ずかしくて言えない///」
きたー‼︎スケベ展開だ‼︎いやっふぉぉぉぉ〜‼︎でも待ってよ?
「ねえ翔子ちゃん、ちゃんと番号で呼ばなきゃダメだよ?」
「そうだぞ翔子。ルール違反はダメだぞ。」
「…じゃあ、4番。」
雄二の番号を見ると、4番だった。凄え‼︎
「すまんがきゅう……」
「「逃すか‼︎」」
そうして雄二は翔子ちゃんに連れてかれた。
数分後、まるで拷問を受けたかのような雄二が帰ってきた。
「何その姿〜!ウケる〜w」
「コロス。」
「雄二がこんなんだし、俺が代わりに音頭をとるよ〜‼︎最終7回戦‼︎せ〜の‼︎」
「「「「「「「「「「「王様だ〜れだ‼︎」」」」」」」」」」」
「僕の番だね〜‼︎」
明久かよ‼︎でもコイツバカだし大した命令して来なそう。俺は9番か!
「じゃあみんなは隠し持ってる僕の写真を全部焼却処分して、持ってた枚数分だけ善子の写真をコピーして自分のものにする‼︎」
ブチ殺すぞ貴様。お前の女装結構可愛いから何枚か持ってたんだけど!てか善子ちゃん広めるなって言ってんだろうが‼︎この前のCクラス戦といい、強化合宿の美春ちゃんの脅迫が意味ないじゃないか‼︎
「明久君、そんなのあんまりです!」
「そんな気持ち悪いのに変えないで‼︎」
「………貴重な商品がゴミに……。」
「玉野に頼まれて何枚か持ってたんじゃが……。」
「んんんんんんんんん‼︎」
「明久、お前は存在してはいけない生き物だ。」
てかアキちゃんの写真持ってるやつ多くね?瑞希ちゃんとムッツリーニと美紀ちゃんの分の秀吉はともかく、炭治郎と雄二まで持ってたのかよ‼︎俺も人のこと言えないけどさ‼︎あとみんなひどいよ‼︎俺を何だと思っていやがる‼︎
「そうです美波ちゃん、善子ちゃんの写真あげますよ!」
「ウチは善子の写真はいらないかな〜。気持ち悪いし。」
「ブチ殺すぞ貴様。」
美波にすら嫌われてんのかよ、あの写真……。俺泣きそう……。
こうして阿鼻叫喚の中アキちゃんの写真が燃やされて善子の写真が増やされた……。これにて王様ゲームは終了………。最悪な1日だった……。
side 秀吉
王様ゲームを終えて帰っとると、丁度下校する玄弥に会ったのじゃ。
「玄弥じゃないか。もうこの時間まで学校にいるようになったんじゃのぅ。」
「秀吉か。まあ何とか登校時間は増えてきたな。」
「そろそろクラスに戻れるんじゃないかのぅ?」
「う〜ん、まだ厳しいかも…。」
「そうかのぅ?まあお主のペースに任せるぞい。」
「ありがとう秀吉。何とか努力するよ。」
玄弥よ、お主の完全復活、楽しみにしとるぞい。
ということで王様ゲーム回でした。善子の写真は広まるばかりですね…。まあこれも1年の時に美術の宿題をほったらかしにした善逸のせいなので自業自得なんですけどね。
そして次の話からお化け屋敷回です。どっちもお化けがダメな善逸美波ペアはどうなるのでしょうか?
また最後には玄弥の近況報告を入れました。少しずつではありますが学校にいる時間が伸びています。早く完全復活して欲しいですね。