バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 日本史

問 次の文を読み、( )を埋めての名前を完成させなさい。
『第二次世界対戦で大日本帝国海軍によって編成された爆装航空機による、敵艦に体当たりを行い自分もろとも相手を撃沈させる事を目的とした特別攻撃部隊を(      )という。』


竈門炭治郎の答え
『神風特攻隊』

教師のコメント
正解です。他には『神風特別攻撃隊』とも呼ばれますね。


土屋康太の答え
『死なばもろとも部隊』

教師のコメント
確かに本質は間違ってはいませんが、不正解です。


吉井明久の答え
『捨て駒』

教師のコメント
お国の為に散った人達に謝って下さい。


我妻善逸の答え
『鬼殺隊』

教師のコメント
それはあなた達の前世です。


第四話   殺人料理人

 side 雄二

 

 やっぱりきたか…Eクラス!

 DクラスとFクラスが戦争したとなれば、通常であればDクラスの設備を勝ったクラスが手に入れることになる。その後に戦後で弱ったクラスを「格下のEクラス相手に逃げるんですか?」と煽って戦えば自分達が楽にDクラスの設備を手に入れられると思ったのだろう。だから代表以外のほぼ全員でDクラス前で待機していた。

 

しかし残念だったな!お前らは勝ってもFクラスの設備だし、負けたら俺らの手駒に…じゃなかった要求を飲んでもらう!

 

「ああいいぜ、その戦争受けてやるよ!」

「勝負だ勝負だ!ガハハハハ!ウデがなるぜ!」

「じゃあ、アタシは遠慮なく代表倒してやるよ!」

「俺はそこそこのバカ1人倒して下校するぜ。俺は安全に勝ちたいんだよ。」

「そうは…させません!継國先生、古典勝負をEクラスに申し込みます!」

「戦争は終わりでは…なかったか…まあいい…承認する。」

 

「「「「試獣戦争《サモン》‼︎」」」」

 

 

古典

 

Fクラス 

     姫路瑞希  398点

      VS

Eクラス 

     謝花梅   52点

     賽子厚焼肉 66点

 

「「なっ!」」

「いやさっきの戦い見てなかったのかよお前ら。バカだな。しかも勝ってもDじゃなくてFクラスの設備が手に入るぞ。」

「「は?」」

 

 決着は一瞬だった。

 

Fクラス 

     姫路瑞希 347点

      VS

Eクラス 

     謝花梅  0点

    賽子厚焼肉 0点

 

 てか賽子厚焼肉(サイコロステーキ)ってすげえキラキラネームだな。なんか召喚獣も斬られてサイコロみたくなってたし。

 さて、そろそろ炭治郎達に指示を出すか。

 

《聞いての通りEクラスが試召戦争を仕掛けてきた。黄色いカチューシャを付けた代表が呑気にクラスで待ってるから潰してこい。》

()()()

 

 

 

 side 炭治郎

 

 雄二から連絡があった後、俺と島田さんはEクラスの教室にやってきた。あとで善逸も来るらしい。奇襲しているはずの自分達が奇襲されるとは思ってもいなかっただろう。代表の中林さんは眼を丸くしている。そしてなにより予想以上に守りが手薄だった。おそらく雄二達を倒すのにほとんど回しているのだろう。

 

「Fクラスの竈門炭治郎です!Eクラス代表の中林さんに数学勝負を行います!」

「同じくFクラスの島田美波で〜す。不死川先生承認よろしくお願いします!」

「「は?マジで?」」

「承認するぜェ」

 

 

数学

 

Fクラス 

     竈門炭治郎 223点

     島田美波  231点

      VS

Eクラス

     中林宏美  118点

     三上美子  71点

 

 俺は理系科目は苦手でBクラス並みだったんだけど、島田さんが同じくらいだったおかげでなんとかかてそうだ!でも奇襲されて可哀想なのであれを使おう。

 

「水の呼吸 伍の型 干天の慈雨」

 

 

Fクラス 

     竈門炭治郎 187点

     島田美波  194点

      VS

Eクラス

     中林宏美   0点

     三上美子   0点

 

 決着がついたときに善逸が息を切らしながらやってきた。

 

 

 

「もう終わっちゃったの⁉︎」

 

 

 

 side 善逸

 

 完全に無駄足だった…。雄二をボコるつもりだったのに…

 でもEクラスからの殺気を感知して危機を知らせた伊之助と、それに対応した策をすぐに思いついた雄二はやっぱ凄いな〜。でも船越先生の件は許さねぇ…。

 そんなことを考えてると雄二達が帰ってきてEクラス代表と話をしていた。どうやらAクラス戦の時に利用するつもりらしい。これでシステムデスクのための手駒が増えたぜ!やったね♪

 

 

 あとそれとなんか忘れてるような気がするけどまあいいか〜♪

 

「そういえばお主は船越先生のところに行かなくてよいのか?」

「あ…」

 

 その日、善逸は思い出した。結婚願望に支配された者の恐怖を…。初めてを奪われかけた屈辱を…。

 なんとか近所に住む用務員の鱗滝さんを紹介して事なきを得た。(色んな意味で)死ぬかと思ったよ〜。

 

 その後クラス内で瑞希ちゃんがラブレターを1人で書いているときに明久が入っちゃったらしい。でも明久が鈍感なため未だに両片想いのままだ。早く気がつけばいいのにね〜。

 

 

 

 翌日、俺をめちゃくちゃにしてくれた雄二が呑気に座ってた。コイツ昨日のこと覚えてないんかな?せっかくだから呼吸を使って殴ってやろう。もちろん木刀で♪そんな俺に雄二が呑気に話しかけてきた。

 

「善逸、昨日の後始末は終わったのか?」

「今からするところさ……雷の呼吸…壱の型…」

「霹靂一閃‼︎」ドガァ!

 

 これから一気に距離を詰めて居合いをするはずが、なんか視界がゆがんだんだが…

 

「アンタ、よくもウチに器物損害の罪被せてくれたわね‼︎おかげでまた彼女にしたくないランキングが上がったじゃない‼︎」

「違うよ…あれは…明久の…せい…。」

「吉井はあのとき戦死して補習室にいたんでしょうが‼︎」

 

 ヤベ…すっかり忘れてた…

 

「あと言っておくけど、1時間目の家庭科のテスト、船越先生だって♪」

「え?」

 

 その日、善逸は思い出した(以下略)

 

 

 午前中の授業を終えてようやくお昼になった。そして〜、待ちに待った瑞希ちゃんのお弁当だ!俺はこの時のために生きてきた!このために昨日の辛い時間を耐えてきたのだ!

 

「お疲れなのじゃ、善逸。姫路と島田の弁当楽しみじゃのぅ。」

「そうだね〜…ってええええ!」

「どうしたのじゃ?」

「いや…その…ありがとうございます‼︎似合ってるね!」

「そ…それはどうもなのじゃ///」

 

 朝から美波のキックに船越先生とボロボロになってた俺は秀吉のポニーテールに気づかなかった‼︎ヤバい‼︎ものすごく劣情が煽られる‼︎どこぞの貧乳ポニーテールとは別物だ‼︎しかも秀吉が褒められて照れてる‼︎イィィィャッホウ‼︎此方も抜かねば♪無作法というもの♪…って抑えろ俺…ここでは人目につく…

 

 溢れ出る劣情をなんとか抑えた俺は屋上へとやってきた。途中雄二と劣化ポニテこと美波が飲み物買いに行ったのは都合がいい。あいつらが来る前に瑞希ちゃんの弁当を食ってやる!

 

「相変わらずいい天気じゃのぅ」

「昨日よりもいいね!」

「風がキモチイな‼︎」

 

 それにしてもこんなにいい天気に瑞希ちゃんのお弁当だなんて…。昨日生き残って良かった♪

 

「あんまり自信はないですけど…」

 

 そうして開かれたお弁当箱の中には…とても綺麗な…

 

 

 

ドゴォ

 

 突然大きな音がしたので振り向いてみると、そこには気絶した炭治郎がいた。なんで?さっきまで元気だったのに…4月に熱中症?

 

「ワシと善逸で保健室運ぶよ!」

「大丈夫か?炭治郎?」

「………大丈夫………だよ……みんな……ちょっと………日陰に……」

 

 遺言を残した炭治郎を俺と秀吉で保健室まで運んだ。でも保健室の珠世先生曰く特に変なとこはないとのこと?どういうことだ?

 とりあえず急いで戻ると…

 

 

 

 

 そこにはジュースを買って戻ってきた雄二とずっと屋上にいた伊之助が倒れていた。なんで?何があったの?

 残っていたムッツリーニと明久に小声できいてみた。

 

「(これはどういうことだ2人とも)」

「(…………姫路の弁当はヤバい)」

「(雄二達はあれを食べた途端倒れたんだ)」

「(そういえば島田はどこじゃ?)」

「(…………虫がいたことにして手を洗わせた)」

「(なるほど。それでどうする?)」

 

 どうやら俺の憧れていた瑞希ちゃんの弁当は劇物らしい。最初に鼻が強い炭治郎がわずかに香る劇物の臭いを嗅いで倒れたのにも納得がいく。てか、野生児の伊之助が即死するってヤバくねえか?

 

「皆さんどうしたんですか?」

「「「「次誰が食べるか決めてただけだよ(のじゃ)」」」」

 

 ヤバい…なんとかしてここから逃げないと…

 

「(次は誰がいく?)」

「(やっぱり明久なんじゃないか〜w、瑞希ちゃ〜んの愛妻弁当だよ〜w)」

「(ち、違うよ!それ言うならさっきいなかったぜんい…)」

「(ワシが行こう)」

「「「(秀吉⁉︎)」」」

「(大丈夫じゃ、ワシの演技力と胃袋でなんとかしてみせるのぉ!)」

「「「(女神様〜!)」」」

「(ワシはおとこじゃ!)」

 

 そう言うと秀吉は瑞希ちゃんのところに近づき…

 

「次はワシが食おうかのぅ」

「ど…どうぞ!」

「ん〜ふむふむぅ⁉︎」 バタン

「あの…大丈夫ですか?」

「良き……哉」

「みんな姫路さんのお弁当が美味しすぎて昼寝しちゃうんだよ…♪」

「そうなんですか…それは良かったです♪」

 

 また一輪…花が散った…命という儚い花が…

 

「(…………どうする?)」

「(ムッツリーニなら寡黙だからなんとかなるんじゃない?)」

「(…………無理)」

 

 ここは!

 

「あ、みんな!見てみて〜綺麗な飛行機が飛んでるよ〜」

「「「どれ(ですか)?」」」

 

 みんなが目を離した隙に!呼吸を使って肺に取り込む酸素を大量に増やし、物凄い速さで弁当を取り、ムッツリーニに半分流し込み、残りを明久に流し込む!そして元に戻す!ここまでわずか3秒!いいな呼吸って♪とても便利だね!

 

「あれ?土屋君と吉井君はどうしたんですか?」

「昼寝したんだよ、2人は。とても幸せそうに寝てるね!」

「そうですね♪」

 

 ちなみに瑞希ちゃんの心の音を何回か聞いてるけど心から楽しんでるね〜…。彼女の天然さが逆に凶器になるとは…

 まあ、なにはともあれこの昼を生き残ったんだ!確か美波も弁当を作ってきてたらしいから後で貰おっと♪

 

「そういえば、デザートもあるんですよ!良かったらどうですか?」

「ごめんトイレ行く!雷の呼吸 壱の型 霹靂ィ…」

 

 あれ、階段に逃げるはずなのに…どうして空が………男どもの薄汚い笑顔が……

 

 

 

 

 

 数分後、目を覚ますといつの間にか全員が揃っていた。

 

「善逸も起きたようだし、次の戦争の作戦会議を始める。」

「次はどこ攻めるの?」

 

 雄二の発言に美波が答える。今残ってるか分かんないけどあとで美波の弁当もらお〜っと。

 

「Bクラスだ。Aクラスに一騎打ちを持ち込むときのネタにする。」

「そもそもなんで一騎打ちなの〜?普通の試召戦争じゃダメなの〜?」

「無理だ。前も行った通りあそこは別格だ。特に上弦がヤバすぎる。」

 

 最もだ。瑞希ちゃん6人と炭治郎44人を相手に戦ったら勝てるはずもない…

 雄二が続けて話す。

 

「そこで前にD・Eクラスに使ったように、設備のレベルを落とさなくていいから俺たちの要求を飲め、というんだ。」

「それは脅迫ではなかろうか?」

「まあそうだな。でもこうでもしないと勝てないんだ。」

「それで、Bクラスにはどんな要求をするの〜?」

「和平交渉ってことにしてAクラスを攻めさせるか、模擬試召戦争でAクラスを攻めさせるかのどっちかだな。」

 

「「「「「「「「結局攻めさせるんじゃん!」」」」」」」」

 

 ちなみに模擬試召戦争っていうのはいわゆる試召戦争の練習試合みたいなやつだね。点数の回復テストとかがなく相手の体力も奪えることから相手の弱体化に便利な手段だよ。試召戦争は体力も使うからね。

 

「まあそうだな。それをネタに今度はAクラスに交渉するんだ。B・Eクラスとの戦争後に攻め込むぞ!ってな」

 

 なるほど頭いい!Aクラスの点数と体力を削ったところで挑むのか!

 

「でもそもそも一騎打ちで勝てるのかのぅ…。相手は上弦の壱じゃぞ。」

 

 確かに…瑞希ちゃんでも勝てる気がしない…

 

「それに関しては考えがある。それよりまずはBクラス戦だ。」

「まあ考えがあるならいっか〜」

「で明久。お前がBクラスに行って宣戦布告してこい。」

「やだよ〜雄二が逃げ足の早い善逸が行けばいいじゃん!」

「じゃあ公平にジャンケンで決めようぜ〜」

「ただし心理戦ありな。」

「分かった、それなら僕はグーを出すよ。」

「「それなら俺たちは…」」

 

雄二と目を合わせて…

 

「「お前がグーを出さなかったらブチ殺す」」

「もんいつ!さかぐら!俺もやる!」

「よしきまりだな。いくぞー、ジャンケン」

 

明久 → グー

善逸、雄二、なぜか混ざった伊之助 → パー

 

「2人はひどいね…」

「炭治郎、そんなことはない。Bクラスは美少年好きが多いから心配はいらない。」

「良かった!じゃあ安心だね」

「でもブサイクじゃね?」

「伊之助ひどいよ〜。365°どこからみても美少年じゃないか!」

「5°多いぞ」

「実質5°だな〜wウケる〜w」

「2人とも嫌いだ〜‼︎」

 

 あぁ、明久はいつ見ても面白いな〜。雄二が本当のこと言う訳ないのに〜。

 

 

 数分後、

 

「おいお前ら、話が違うんだが。」

「「大丈夫だ。問題ない。」」

「ブチ殺すぞ。」

「それよりはやく帰れ。明日は午前テストからの午後はBクラス戦だからな。」

「はやく帰らないとダメだよ〜w」

「友達やめていい?」

 さ〜って、そろそろ帰ろうかな〜。そういえばめっちゃ腹減ったな〜。昼は瑞希ちゃんのデザートでK.O.したからほとんど食ってないんだよね〜。そういえば美波作のお弁当はどうなったんだろう。もし残ってるならダメ元で聞いてみよう!

 

「み〜なみ〜!お弁当余ってる〜?」

「ぜっ、善逸⁉︎あっ、余ってるけどお腹壊すかもよ//」

「い〜のい〜の、頂戴♪」

「はぃ///」

 

 良かった!瑞希ちゃんと違って美波のは美味しい!生き返る〜っ!ってそうだ!美波に毎日作って貰えば、自分の食費が浮く!やったね!俺超天才!今なら上弦になれるかもしれねえ!

 

「その…どうだった?//」

「美味しかったよ!是非とも毎日作って欲しいな〜!なんて♪」

 

 言って思った。ヤバい…、いつものアレが飛んでくる。身構えなきゃ!

 

「善逸が言うなら…//」

 

 あれ、飛んでこなかった?なんで?体調でも悪いのかな?なんか妙に女の子っぽいし…

 

「大丈夫?なんか変だよ?珍しく女の子っぽいね!」

「ぶっ飛ばすわよ!」

 

 あ〜良かった。いつもの美波が帰ってきた。これで今日は眠れるな!

安心した俺は美波に別れを告げて帰路に着いた。

 

 

 

 

 そして次の日の午後、ついにBクラス戦が開幕した。

 

「システムデスクめがけて、気合入れていくぞ〜〜‼︎」

 

「「「「「オー‼︎」」」」」




 原作にはなかったEクラスの奇襲を入れてみました。
 次回からはBクラス戦です。個人的に好きな戦争なので書くのが楽しみです。
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