バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

44 / 164
バカテスト 物理

問 次の問題に答えなさい。

『 気体や液体における圧力、体積、物質量、温度の関係を表した式を何というか。 』


島田美波の答え

『 状態方程式 』

教師のコメント

正解です。島田さんは最近数学だけでなく他の理系科目と英語の成績がかなり伸びてきましたね。とても良いことです。


嘴平伊之助の答え

『 温度絡みの式 』

教師のコメント

そのまんますぎます。


我妻善逸の答え

『 四角関係 』

教師のコメント

昼ドラ顔負けのドロドロ具合ですね。


木下秀吉の答え

『 もう姉上の解答を写すのはやめます。 』

教師のコメント

前回で懲りたんですね。反省したのはとても良いことです。


第四十四話 馬鹿の底力

  side 善逸

 

 俺たち3ペアは別々にお化け屋敷に入った。ちなみに秀吉曰くチェックポイントの科目はあいつらの得意な物理らしい。翔子ちゃんに無双させるしかないよね。やっちゃえ翔子ちゃん!雄二を犠牲にボコボコにしちゃえ‼︎

 

 

 それはさておき、さっきまで意気込んでたんだけど……、正直めちゃくちゃ怖い。早く帰りたい。震えが止まらない。美波に至っては俺にしがみついて立てなくなってるし…。あとこの間の如月ハイランドみたいに変な音声が流れてきて美波に金属バットで襲われるようなことは無いと信じたい。

 

「だ、大丈夫、美波?」

「に、日本のお化けは慣れてないだけだよ!ドイツなら……」

 

 嘘つけ!そんなこと言ってたら目の前にドイツのお化けのフランケンシュタインが現れた‼︎しかも他のお化けも俺たちを追ってくるし‼︎

 

「きゃぁぁ‼︎」

「み、美波、叫んじゃダメ!口を押さえて走ろう!」

「わ、分かった!」

 

 そうして俺と美波は走ってるんだが‼︎こいつら足速いんだけど‼︎ストーカーかよ‼︎もう‼︎こうなったらアレを使うしかない‼︎

 

「美波、俺にしっかり捕まって!」

「分かったわ!」

 

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 

 刀は持ってないけど、高速で一直線に進む壱の型は逃げるのにめちゃくちゃ便利だ!今まで何度助けられたことか!たまに失敗したけどね。

 

 

 でもお化けもついてくる。この曲がり角を曲がるか。曲がり角を曲がると…………って行き止まり⁉︎マズい!そう思ってると……

 

 

「試獣召喚《サモン》」

 

 

 美波の塗り壁召喚獣が曲がり角のカモフラージュになってくれた!

 

「サンキュー美波!」

「さっきのお返しよ!」

「とにかくお化けが去るまでここで待つか。」

「そうだね。」

 

 こうして俺と美波は何とかお化けをやり過ごした。

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 僕は姫路さんと歩いているのだが…

 

「うぅぅぅぅ…、もうちょっとゆっくり歩いて下さい…。」

 

 と姫路さんが思った以上に怖がってる。でもこうして頑張ってくれてるだけでもありがたいな〜。

 

「姫路さん、参加してくれてありがとね。」

「いえ…。私の方こそ、いつも明久君に頼ってばかりで…。」

「いやいや、そんなことないよ〜。頼ってもらって嬉しいくらいだよ〜。」

「うぅぅぅぅ…」

 

 こうして大好きな姫路さんに頼られるのが結構嬉しい。善逸とかに言ったら即異端審問されそうだけどね。

 

「可愛くて、頭が良くて、その上優しくて…、まるでお姫様を守っているようなんだよね〜。まあ問題は一緒にいるのが僕みたいに……」

 

 僕が続きを言おうとすると姫路さんは立ち止まってしまった。

 

「姫路さん?」

「私、お姫様なんかじゃありません…。」

 

 そんなことは無いと思うのに…。

 

「鈍臭いし、やきもち焼きだし、大事な時に倒れちゃうし、欠点ばっかり…。」

「そんなことな……」

「あるんです!明久君はそのことを、全然分かってません!欠点に気がつかないのは、明久君が私との間に距離を取ってるからじゃないですか?」

 

 姫路さんとの距離…、確かに僕なんかが近づいちゃいけないと思ってたけど……

 

「目では私を見てるのに、実際は私じゃない誰かを見てませんか?明久君は、私のことを……」

 

 姫路さんがそう言いかけた時、視界が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 姫路さんは?どこ行ったの?姫路さ〜ん!

 

 こっちは…、壁!それでこっちは?壁!んでそれでこっちは…人?

 

「あれ、吉井じゃない?」

「島田さん?なんでここにいるの?善逸は?」

「と、突然視界が真っ暗になって…、気がついたら1人だった。」

「僕もだね。」

 

 さっきの暗闇でシャッフルされたのか!前に利光と来たときはこんなことなかったのに…。チェックポイントまで辿り着いた秀吉も言ってなかったから、恐らく僕たちだけに仕組まれたんだろう。だとすると姫路さんはどこへ?今日は無線機を持ち込まなかったから善逸に聞くことができないし…。

 

「と、と、とにかく、瑞希達を探そう!ひょっとしたら翔子達までシャッフルしてるかも…。」

「分かった!一緒に探そう。」

 

 そういえば島田さんもお化けが苦手って善逸が言ってたね。それでも頑張って役に立とうとするの凄いな〜。善逸が好きになるのもわかる気がする。

 

 こうして僕と島田さんは他の4人を探し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 

 なになに⁉︎急に暗くなったんだけど‼︎ふざけんなよ‼︎美波はどこ⁉︎どこ行ったの⁉︎探さなきゃ!

 

 そんなこんなで彷徨ってると、1人の人間らしきものにぶつかった。

 

「だいじょう………」

 

 再び明るくなると、そこには雄二の顔があった。

 

「ブサイク?」

「黙れ善逸。」

 

 なんで美波じゃなくて雄二がいるんだろう?まさか!

 

「雄二が電気を消して翔子ちゃんと俺を入れ替えたの?」

「バカかお前は。そんなことをしたら俺の命がなくなるだろ。」

「確かにね〜。じゃあ常夏コンビのしわざか!」

「その通りだな。他のペアがどうなっているかは分からないが、それ程俺たちにリベンジしたいということだろう。憎らしい作戦だな。こっちだってやってやろうじゃないか!」

 

 俺は知っている。コイツがこれ以外のことを思っていることを。

 

「で、本音は?」

「翔子と2人でお化け屋敷にいると、何故か金属バットで襲われた思い出が蘇るんだ。」

「分かるよ雄二。俺も美波と2人でいると、何故か金属バットで襲われた思い出が蘇るんだよね。」

「「はぁ…」」

 

 本当あの遊園地は最悪だったな〜。企画した明久達のことをもう一回ぶん殴りたいわ。

 

 

 ってあれは!

 

「瑞希ちゃんと翔子ちゃんだ‼︎お〜……。」

「やめとけ逆効果だ。迂闊に近づいて姫路が悲鳴を上げて失格になったら大変だろう。」

 

 

 

 

 

 そんなことを思ってると左から明久と美波が出てきた。

 

「「「「あっ!」」」」

「美波に明久!無事でよかった〜。」

「吉井のおかげで何とか来れたわ…。」

「島田さん、お化け苦手なのに頑張ってくれてありがとね!」

「そ、そんなことないよ…。」

「何とか合流できたみたいだな。あとは姫路と翔子だが、あんな感じだ。」

 

 雄二の指差す方には俺がさっき見た翔子ちゃんと瑞希ちゃんがいる。

 

「…瑞希。…大丈夫、怖くない。」

「うぅぅぅぅ…。怖くないです…。」

 

 明久が行こうとする。

 

「助けない…、」

「待て明久。」

「なんでだよ雄二!」

「まあ待て。」

 

 瑞希ちゃんがさっきから何回もお化けを克服しようと頑張っている。

 

「きゃあ!こ、怖くないです怖くないです…。」

「…瑞希、大丈夫。…怖くない。」

 

 なるほどね。瑞希ちゃんはやっぱり芯の強い子だ。誰かのために役に立とうと必死に頑張ってる。でも明久はかなり心配している。

 

「何でダメなのさ、雄二。」

「姫路なりに努力してるんだろ。俺たちと距離が近い、助け合える距離になるためにな。」

「雄二、もしかしてさっきの話……」

 

 さっきの話ってなんだろう?でもなんとなく分かる気がする。

 

「姫路がよくこぼしていたからな〜。自分は、みんなに助けられてばかりだって。」

「なるほどね…。そういうことか。」

 

 まあ既に俺たちのことを結構助けてるんだけどね〜。優子ちゃんやカナヲちゃんとの一騎討ちとかさ。

 そしてこうして今も頑張ってる。

 

「大丈夫です…、怖くない、怖くない…。」

「…大丈夫よ瑞希。…いい子いい子。」

 

 翔子ちゃんもそんな瑞希ちゃんをみて励ましている。あの子もあの子でいい子だな〜。ってそうだ!

 

「美波もいつもお化け屋敷のときに俺を守ろうとしてくれてありがとね。」

「ど、どういたしまして//」

 

 美波がお化け苦手なのにもかかわらず必死に嘘をついて俺を守ろうとしてくれたのはこういうことだったのか。俺も頑張らなくちゃ!

 

 

 

 

 

 そんなことを思ってると、あの2人がチェックポイントである常夏コンビのところに到達した。やっちまえ2人とも!上弦の壱と参点伍の力を見せてやれ‼︎ちなみに瑞希ちゃんは上弦の参(優子)に負けて肆(カナヲ)に勝ったから勝手にこう呼んでるよ。

 

 常夏コンビが口を開いた。

 

「クソ!お前ら失格になったんじゃなかったのかよ‼︎」

「飛んだ邪魔が入ったのによ〜。まずはクズの秀吉以外の下弦どもを叩きのめすつもりだったのによ〜。」

「やっぱり逃げたんじゃねえのか?」

「所詮はクズだな‼︎」

 

 クズって俺の兄貴のあだ名だけどそんなことは今どうでもいっか〜。翔子ちゃんが反論する。

 

「…雄二達はクズじゃない。…クズじゃない‼︎」

「あいつらがクズじゃないだと〜⁉︎面白えな‼︎」

「すぐに問題は起こすわ、成績は悪いわ、アイツらをクズって呼ばずになんで呼ぶんだ⁉︎」

「こんなのはどうだ!クズ改め、社会のゴミ!」

「いや、それはゴミに失礼だよね〜。ゴミはゴミらしくゴミだめに埋まってろや‼︎」

 

 美波がキレて走って行こうとしている。止めないと。

 

「ダメだ美波、今ここでキレたら失格になっちゃう!」

「でも!善逸達のことをクズ呼ばわりするなんて許せない!」

「ここでキレたらアイツらの思う壺だ。だから大人しくしてろ。」

「分かったよ…。」

 

 美波のそういう気持ちは正直とても嬉しい。だからあんな奴らにその気持ちを利用されるって考えると腹が立つ。

 常夏コンビが会話を続ける。

 

「全くだぜ!アイツらみたいなクズでバカでどうしようもねえゴミ野郎が……」

「どうしてそんな酷いことをいうんですか‼︎」

 

 瑞希ちゃんが大声でキレた。流石に耐えられなかったのだろう。

 

「確かに明久君達はそんなに成績は良くありません。問題行動を起こしちゃったかもしれません。」

 

 まあこれは事実だから仕方ないよね〜。瑞希ちゃんが話し続ける。

 

「でも、どうしてそれだけでそんな酷いことを言うんですか⁉︎知らないくせに⁉︎明久君達がどれだけ優しいのかも知らないくせに‼︎」

「は?お前アイツらがどれだけ頭悪いのか知らねえんじゃねえのか?」

「どうして成績でしか、人を見られないんですか⁉︎点数なんかじゃ測れない、大切なことが沢山あるのに‼︎」

「ギャンギャン喚くな‼︎あんなカスどものことなんて知ったことかよ。」

「明久君達は、クズでもゴミでもありません‼︎」

「全くうるせえなぁ‼︎失格者はさっさと出てけ‼︎」

「…言われるまでもない。…行こう瑞希。」

 

 

 

ブーーー  翔子&姫路ペア  OUT

 

 

 

 

 

 ありがとう瑞希ちゃん、翔子ちゃん。俺たちのためにそんなことを言ってくれて。まあ言ってることは合ってないけどね〜。

 

「だってさ雄二、善逸。僕らって優しいらしいよ〜。」

「初耳だな〜。明久や善逸ほどじゃないにしろ、自分は立派なクズだと思ってたんだが。」

「俺もだよね〜。明久や雄二ほどじゃないけど、ダメ人間の自覚はあったからね〜。」

「そ、そんなことは……」

「そんなことはあるよ美波。まあとにかくみんな、瑞希ちゃんと翔子ちゃんが文句を言ってくれたんだ。その仇を取るのは誰だか、言わなくても分かるよね?」

「お前に言われるまでもないさ。行くぞ明久。」

「善逸ゴメンね。本当ならアイツら的には善逸の方がいいかもしれないけど、僕が行かせて貰うよ!」

「たりめえよ!俺と美波は最終チェックポイント突破の要なんだから、離れたところで待ってるよ‼︎何かすることはある?」

「いや特に。休んで待ってろ。」

 

 そして雄二と明久はどこか走って行った。アイツら何をする気なんだろう。まあいいや。アイツらを信じよう。

 

 

 

 

 

 

 

  side 明久

 

 僕と雄二は常夏コンビ討伐の準備をして、遂にアイツらの前に立った。

 

「よう先輩方。」

「やっと来たか!遅かったじゃねえか‼︎って我妻じゃなくて吉井かよ‼︎」

「声似てるから一緒みたいなもんですよ!それに中身もね。」

「まあいい、どうせバカの下弦どもには変わりねえんだ。早速勝負といこうぜ…サ…」

「その前にだ。罰ゲームの内容を決めようぜ。」

 

 最初言ってたけど結局決めてないんだよねコレ。まあ今決まったけど。常夏コンビが言葉を返す。

 

「罰ゲームだと⁉︎」

「お前ら、何か企んでんじゃないだろうな?」

「そう警戒するなよ。お前らはもともと俺たちと個人的な勝負がしたかった。違うか?」

「違わね〜けどよ。」

「だったら勝負するからには何か罰ゲームがないと面白くないよな?」

 

 そりらそうだね。負けても痛い目見ないんじゃ意味ないしね。アイツらが言葉を返す。

 

「そりゃそうだな。んで何にするんだ⁉︎」

「勝った方が負けた方の言うことをなんでも一つ聞く。これでどうだ。」

「面白えじゃねえか‼︎やってやるよ‼︎真菰先生よろしくお願いします‼︎」

「承認するね〜。」

「「「「試獣召喚《サモン》」」」」

 

 

 

物理

 

2年Fクラス  吉井明久  31点

2年Fクラス  坂本雄二  217点

         VS

3年Aクラス  常村勇作  423点

3年Aクラス  夏川俊平  402点

 

 

 

「なんだその点数は〜w。」

「俺たちの足元にも及ばねえじゃねえかw」

 

 常夏コンビがバカにしてくる。まあどっちも腕輪持ち。普通にやったら勝てると思うだろう。ってか勝てる。けどね!

 

「ほざいてろ。行くぞ明久‼︎」

「おう!逃げるぞ‼︎」

「ちょ、待ちやがれ‼︎行くぞ夏川!」

「おう!」

 

 天下の逃亡大作戦‼︎勉強ばかりのAクラスの運動神経じゃ追いつけないですよね〜?

 

「は?アイツらどこ行きやがった⁉︎」

「行き止まり⁉︎ならこっちか‼︎」

 

「ってこっちにも居ない⁉︎」

「アイツらどこに⁉︎」

「お〜い!鬼さんこ〜ちら〜♪」

 

 逃げながらとりあえず煽っといた!でもまだまだ‼︎

 

「は⁉︎こっちにも居ねぇんだが‼︎」

「何やってやがる⁉︎」

「先輩方意外と足遅いんですね〜。」

「おい失礼だろ明久。あれが本気なわけないだろう。」

「「なんだと⁉︎」」

 

 これ善逸が見たら凄いドン引きするんだろうな〜。まあいいや、とにかく逃げ回って撹乱する!

 

 

『アイツら本当遅いよね〜。僕たち疲れちゃった♪』

『そろそろ飽きたな。まだ見つけられねぇのかよ‼︎』

「ふん、お前らのすることなんてな、お見通しなんだよ‼︎」

「覚悟しやがれ‼︎」

 

 

パリ〜ン  物理フィールド破壊

 

「「な⁉︎物理のフィールドが消えた⁉︎」」

 

 引っかかった。最後のセリフはお墓につけたカメラからのもの‼︎もちろんCVは秀吉‼︎それに引っかかった先輩は『干渉』を受けて物理のフィールドが消滅した!

 

「何しやが…ってカメラ⁉︎」

「なんだと⁉︎」

『残念じゃったのう先輩方♪』

『………お見通しなのはこっち。』

『オレたち下弦よりバカなんじゃね〜か‼︎』

『先輩方、失礼ですけど考えが足りないんじゃないですか?』

『僕たちの策略にまんまとハマりましたね。』

 

 秀吉、ムッツリーニ、伊之助、炭治郎、そして復活した利光が煽っていく‼︎そして僕たちが後ろから……

 

 

「継國先生‼︎召喚許可をお願いします‼︎」

「此方も承認せねば…、無作法というもの…。」

「「試獣召喚《サモン》」」

「ここはもう古典のフィールドだ‼︎アンタらの得意な物理では戦えないぜ‼︎」

「「汚えぞテメェら‼︎」」

 

 汚いのはお互い様だよね〜。でもね、ちゃんとルールを見なかったアイツらが悪い‼︎

 

「チェックポイントの教科を変えてはいけないなんてルールはありませんよ!」

「それとも物理以外じゃ怖くて戦えないんですか、先輩!」

「「バカを言え‼︎オレたちAクラスがテメェらFクラスのさらに底辺に負けるわけねえだろ‼︎試獣召喚《サモン》」」

 

 

 

 

古典

 

2年Fクラス  吉井明久  47点

2年Fクラス  坂本雄二  216点

        VS

3年Aクラス  常村勇作  27点

3年Aクラス  夏川俊平  36点

 

 

 

 

「あ‼︎あのメガネと額に痣があるやつにやられた時のまんまだ‼︎」

「テメェら、それを見越して‼︎」

 

 当たり前だよ‼︎利光と炭治郎、ありがとね‼︎さあ雄二も煽れ‼︎

 

「今更足掻いても遅いんだよ‼︎」

「何〜⁉︎」

「バカっていうのは面白いよな、先輩‼︎一つのことになるととんでもない集中力を発揮する。いろんな○○バカって言葉があるけど、それは物事に集中する奴っていう褒め言葉だ!」

「「ごちゃごちゃうるせぇ‼︎くたばれ‼︎」」

 

 くたばるのはお前らだ‼︎雄二が僕の頭を蹴っ飛ばす‼︎

 

「「な、頭が⁉︎」」

「要するに、このバカのスイッチが入ったってことだ‼︎」

 

 

古典

 

2年Fクラス  吉井明久  13点

2年Fクラス  坂本雄二  198点

        VS

3年Aクラス  常村勇作  0点

3年Aクラス  夏川俊平  0点

 

 

 

「「なんで、俺たちがこんなバカどもに……」」

 

 ざまあみやがれ‼︎あとはあのことを話すだけだ!

 

「僕たちの勝ちです。約束、覚えてますよね?」

「俺たちに何をやらせるつもりなんだ。」

「そんなの、決まってる。」

 

 僕はそのあとさっき決めたお願いを言った。

 

 

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 実は美波と一緒に物陰に隠れてこっそり見てたんだけど、アイツら、まじで凄かったな‼︎昨日の炭治郎と利光のことまで利用するとは、流石だぜ‼︎これで瑞希ちゃんと翔子ちゃんにもいいことがあるといいね。

 

 さ〜って、ここで戦いは終わりじゃないんだ。この後にはラスボスが待っている。だから早くアイツらと作戦会議だ‼︎

 

「2人とも、流石だったね‼︎」

「ウチと善逸は途中から見てたんだ〜。ありがとね!」

「いえいえ〜。僕のやりたいことをやっただけさ!」

「よし、それでいよいよ最終チェックポイント、Cクラスの教室へ行くぞ‼︎」

「「「了解‼︎」」」

 

 さあ、待ってろよラスボス‼︎

 

「っとその前に秘密兵器を発動する。善逸と島田は一旦4階旧校舎とかで待機しててくれ。」

「う〜ん、よく分かんないけど分かった。行こう美波!」

「うん!」

 

 そう、俺たち2年が最後に残した秘密兵器とは………




 バカテス原作ではここでこの章は終了ですが、本作ではあとちょっと続きます。まあ教室の広さ的にAやBよりもかなり短いんですけどね。さて秘密兵器とは、ラスボスとは、誰なんでしょうね〜?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。