バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 音楽

問 次の問題に答えなさい。

『 3拍子が一般的とされるテンポの良い淡々とした舞曲、およびそれに合わせて踊るダンスのことをなんと言うでしょう。 』


我妻善逸の答え

『 ワルツ 』

教師のコメント

正解です。ズンチャチャのリズムが特徴的ですね。


竈門炭治郎の答え

『 三三七拍子 』

教師のコメント

確かにテンポはいいですけど不正解です。


土屋康太の答え

『 女性用のダンスの衣装には様々な種類がある。例えば(後略) 』

教師のコメント

ダンスの衣装については聞いていません。あと長すぎです。


吉井明久の答え

『 僕の食事 〜水 塩 砂糖〜 』

教師のコメント

3拍子っぽく言わないでください。


第四十七話 ハイカラバンカラデモクラシー

  side 善逸

 

 今日は午前中は美波と映画館デート、午後は禰豆子ちゃん達のバンドのライブを聴きに行く予定だよ。今丁度美波と一緒に映画の開演までロビーで待ってるわけだが……、

 

「ねえ美波、知り合い多くない?」

「そうだね善逸。午後はみんなで聴く予定だったけど、まさか午前に会うとはね…。」

 

 何故か今日に限ってみんな同じ日に同じ場所にいるのである。まあ映画化したDemon Slayerの公開日だから仕方ないけど。例えばあそこにいるのは……

 

「母ちゃん、チケット買って来たよ。」

「ありがとう玄弥。みんな、入るよ〜。」

「「「「は〜い‼︎」」」」

「母ちゃん、俺トイレ行きたい!」

「お袋、就也は俺が連れて行くから先に入っててくれェ。」

「実弥よろしくね。」

 

 スケベと玄弥が率いる不死川ファミリーだ。家族で和気藹々としてて凄く楽しそう!あとスケベ家では大人しいんだね〜。いつもはすぐキレるくせに‼︎

 

 

 そして今俺たちに気づかず目の前を通ったのは……

 

「開演時間だね!みんな行こうか!」

「バカなお兄ちゃん、よろしくお願いしますぅ‼︎」

「は〜い!」

「明久君、楽しみですね!」

「僕も楽しみだよ、吉井君!」

「そうだね瑞希、利光!」

 

 明久のハーレムである。葉月ちゃんが用事あるのは知ってたけど、まさかここで再会するとはね〜。ちなみに明久は本当は金の節約のために行きたくなかったらしいが、3人に懇願され、来る羽目になったのだ。

 

「じゃあ席は両脇が男子の方がいいから…」

「葉月がバカなお兄ちゃんの隣になるですぅ‼︎」

「そうしましょうか…。」

「逆側…。」

「どうしたの2人とも?」

「「なんでもないよ、吉井君(です、明久君)‼︎」」

 

 どうやら明久の隣は葉月ちゃんに決まったみたい。流石に小学生にお願いされたら敵わないよね。瑞希ちゃんと利光が震えながら下唇を噛んでいるのは気にしないでおこう。

 

 

 次にあそこでチケットを買っているのは翔子ちゃんと手枷をつけられて引っ張られている雄二である。

 

「…雄二、どれが観たい?」

「早く自由になりたい。」

「…じゃあ地獄の黙示録、完全版を観る。」

「それ3時間23分あるじゃねえか‼︎」

「…2回観る。」

「おい待てェ、それ1日の授業より長いじゃねえか‼︎」

「…授業で雄二に会えない分の、う・め・あ・わ・せ♡」

 

 お・も・て・な・し、みたいに言うな‼︎

 

「やっぱ帰る‼︎」

「…今日は帰さない。」

「なんだ翔子、それはぁぁぁぁ‼︎」 バタン

 

 翔子ちゃん雄二のことスタンガンで気絶させたし…。

 

「…学生2枚、2回分で。」

「はい学生1枚と気を失った学生1枚、無駄に2回分ですね!」

 

 販売員がやたら毒舌なのは気にしないでおこう。

 

 

 そしてその後ろでチケットを買おうとしてるのは…

 

「カナヲ、二人三脚って難しいね‼︎」

「頑張って炭治郎!私達が1つになるために‼︎」

 

 1つになるってそういうこと?耳飾りwith盗聴器だけじゃ飽き足らず、物理的に1つになろうとしてるの?

 

「すいません!Demon Slayer 4DX、学生1枚で‼︎」

 

 いや無理に決まってんだろ。あれで1人の人間に見える奴がいるか。

 

「学生2枚なら可能です。」

「カナヲ、ダメだって…。」

「これで一つになれたと思ったのに…。もっと密着しなくては!」

 

 馬鹿なの?ねえ馬鹿なの?そうじゃないでしょ‼︎お前らお互いを縛りすぎて脳みそぶっ壊れたんじゃないの?

 

「では学生2枚で…。」

「はい二人三脚をしながら物理的に一つになろうとした学生2枚分で!」

 

 販売員のセリフがパワーワード過ぎる。全部間違ってないのもウケる。

 

 

「ねえ美波。」

「なに善逸?」

「愛の形って、いろいろあるんだね。」

「そうだね…。」

 

 こうしてみると美波って割とまともなんだな〜。変なことしなければ暴力も振るわないしね。そんなことを思いながら俺たちはシアターの中に入った。

 

 

 

 

 

 

 映画を観終わったあと、たまには外食もしてみたいという美波の提案で俺たちはレストランで食べていたのだが……

 

「お姉様、美春達はお気になさらず食べて下さい。」

「美波ちゃん、私達のことは気にしないでね♪」

 

 と美春ちゃんと綾女ちゃんが隣の席に座ってこっちをずっと見てくるのである。正直見ないで欲しい。

 

「アンタ達、あんまりじろじろ見ないで‼︎」

「お姉様、美春達は外の景色を見てるのです‼︎」

「いい景色だね〜。」

 

 確かにいい景色なのは否定できないけど、あの2人の目線はどう考えても美波の方を向いている。そうでなかったら今あの高台で踊っている6匹?のムキムキネズミのコスプレをした集団に目がいくはずだからだ。

 

「美波、気にせず食べよう!」

「タンポポ豚野郎はお黙りなさい‼︎」

「えぇ…。」

 

 綾女ちゃんは何も言わないからまだいいけど、美春ちゃんは相変わらず毒舌だ。そんな美春ちゃんを見かねた美波が遂に俺のために動いてくれた!

 

「ねえ美春?」

「なんですかお姉様?」

「ウチの善逸のこと馬鹿にするなら、今度から貴方のことを清水さんって呼ぶわ!」

 

 きた!効果は抜群だ‼︎

 

「も、申し訳ございませんお姉様‼︎というわけで、タンポポ君、よろしくお願いしますわ‼︎」

「じゃあ私もタンポポ君って呼ぶね♪」

 

 いや良くねえだろ。明久や雄二が俺を馬鹿にするときと一緒じゃねえか!

 

「それでOKよ、美春、綾女♪」

 

 美波も認めるなよ!今度からお前のこと貧乳って呼ぶぞ‼︎

 

 

 そんなことを言い争ってるとすっかり料理のことを忘れていた。今日俺が頼んだのは豚カツ定食。せっかくだからお弁当で食べるのが難しい物を頼んでみたんだよね。セットでついてる味噌汁とかも、お弁当じゃ無理だからね〜。

 

 それにしても結構美味しいな〜。流石はプロだね。ただこれをもし美波が作ったらどんな味になるんだろう。如月ハイランドの時も思ったけど、やっぱり俺は美波が作る料理が一番好きなんだよね。豚カツとまではいかなくても、せめて味噌汁くらいは作ってくれないかな〜?

 

「ねえ美波。」

「なによ善逸?」

「美波が作った味噌汁飲んでみたいな〜。」

「へ?あ、アンタ、な、何言ってるの///」

 

 え?そんなにおかしかったかな〜?それとも味噌汁ってめちゃくちゃ作るの難しいやつ?いつもインスタントで済ませてるから分かんないんだよね〜。

 

「タンポポ君、アンタ結構大胆ね…。」

「お姉様がそんなことを…!」

 

 あっちの2人もなんか変な反応してるし…。俺のことをからかってるのか‼︎こうなったら調べてやる!

 

 

 

ーーー検索結果ーーー

 

俺に味噌汁を作ってくれ→プロポーズの一種

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 え?マジかよ⁉︎俺さっきプロポーズしたってこと⁉︎ちょ、ヤバくない⁉︎通りで皆があんな反応をするわけだ…。

 

「美波、変なこと言ってゴメン‼︎」

「う、うん…。でも味噌汁は今度水筒に入れて持ってくるね。」

「ありがとう!」

 

 本来の目的は果たせたんだけど、凄く恥ずかしくなってしまった…。今度からはもっと常識を知っておこう…。

 

 

 

 

 

 

 

 恥ずかしさの残る中、遂に午後のライブ会場にやってきた。

 

「お主ら、席はこっちじゃ!」

「ライブ、楽しみだぜ‼︎」

「………写真の準備も万全!」

「2人とも、ラブラブだね〜。」

 

 先に秀吉、伊之助、ムッツリーニ、愛子ちゃんが着いていた。炭治郎カナヲちゃんペアと明久ハーレムはまだ来てないらしい。ちなみに雄二と翔子ちゃんは映画を7時間も観ているせいでライブは来れないそうだ。

 

「みんなお待たせ〜‼︎我妻善逸&島田美波、参上‼︎」

「みんな場所取りありがとね!」

 

 そんなことを話していると炭治郎カナヲペアが他の人もゾロゾロ連れてやってきた。相変わらず二人三脚している。

 

「差し入れ届けてたら遅くなっちゃった!」

「今日は炭治郎の家族も一緒だよ。」

 

 なるほど、家族と一緒か〜…………、ってちょっと待て‼︎お前ら家族の前でそれやるの⁉︎家族も何平然としてるの⁉︎

 

「ねえ炭治郎。」

「何善逸?」

「その二人三脚親とか兄妹が見ても何も思わないの?」

「これは俺とカナヲが一つになるために家族みんなで考えたんだ‼︎」

「へ〜そうなんだね〜。ん?」

 

 いやいやいやいや⁉︎家族全員で考えたのかよ‼︎竈門家の恋愛観どうなってるんだよ‼︎絶対小さい弟や妹が言ったこと鵜呑みにしただろコイツ‼︎

 

 

 

 

 そんなことを思ってると、明久ハーレムがやってきた。その時、

 

「………ぬっ‼︎」

 

 ムッツリーニ、瑞希ちゃんの方を見て目を見開いた。何をやってるんだコイツは?

 

「………これ程までに整った肉体の完成形。………これを見るのは、それこそ3年ぶり、か。」  バタン

「「ムッツリーニ(君)⁉︎」」

 

 継國先生みたいなセリフを吐きやがって。でもなんでコイツは鼻血出して倒れたんだ?瑞希ちゃんが水着を着ている訳でもないのに。愛子ちゃんに聞いてみよう。

 

「ねえ愛子ちゃん、ムッツリーニはなんで倒れたの?」

「それがボクにも分からないんだ。」

「何か心当たりは?」

「う〜ん、ムッツリーニ君が最近継國先生と仲が良いくらいかな?」

 

 継國先生か…。ん、待てよ‼︎一つ心当たりがあるぞ‼︎

 あの人たしか前武を極めると『透き通る世界』に辿り着けるって言ってたよな。相手の筋肉などが透けて見え、攻撃の先読みが出来るとか…。それをコイツは習得して、服だけが透けて見えるように調整したのか⁉︎流石だねムッツリーニ‼︎エロに対する執念は並大抵のものじゃないね‼︎そうと決まれば!

 

「ムッツリーニ‼︎」

「………どうした善逸。」

「あとで俺に透き通る世界を教えてくれ‼︎」

「………俺の修行は厳しいぞ。」

「覚悟している!それでも頼む!」

「………分かった。………お前に透き通る世界を教えてやる。」

「ありがとう!」

 

 これで合法的に覗きが出来るのか‼︎最高だね!

 

「ねえ愛子、透き通る世界って何?」

「ごめんボクにもよく分からないんだよね〜。」

「そうなんだ。」

 

 愛子ちゃん、これを知らないで保健体育の実技が得意っていうのは無理があるよ!あとでムッツリーニに教わりな‼︎

 

 

 そんなことを話していると、遂にバンドメンバーが入場した!実は演奏聴くの初めてなんだよね、俺。そして禰豆子ちゃんのMCが始まった。

 

「本日は『2代目ハイカラバンカラデモクラシー』のライブにお集まりいただき、誠にありがとうございます‼︎」

 

 ちなみに初代のときに俺所属してたんだよね。三味線が俺でボーカルが神経逆撫音痴ボイスの炭治郎、めちゃくちゃ雑な太鼓が伊之助で圧倒的肺活量による爆音ハーモニカが宇髄先生なんだよね。1年生の時清涼祭でライブをやったら吐き出す人が続出してそのまま解散したっけ。

 

 ただその時の炭治郎の姿を見た禰豆子ちゃんが何故かバンドをやりたくなったらしくて、2代目を襲名する形で今のメンバーを集めたんだよね。初代と違って2代目は結構うまいらしい。清涼祭のときに召喚大会で忙しくて聴きに行けなかったのが残念だよ。

 

 

 さて、禰豆子ちゃんのMCのもとメンバー紹介が行われてるぞ。

 

「まずはギター、鳴女!無口な性格と激しい演奏のギャップが特徴的な女の子です!」

「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」  ←軽いインスト

 

 でた、清涼祭のファンファーレで聞いたやつ。あの時はどこの世界にギターの速弾きをファンファーレにする奴がいるんだよ、って思ったね。今日は短縮版らしい。てか清涼祭の時もそうしろや!あれ3分くらいあってびっくりしたんだからな!

 

 

「次はベース、有一郎!勝気な性格と安定感のある演奏が特徴的な男の子です!」

「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」

 

 双子の活発な方だ!なんか最近校内でお姉様方に人気らしい。生意気なところが可愛いんだとか。

 

 

「次はキーボード、無一郎!クールな性格と美しい演奏が特徴的な男の子です!」

「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」

 

 双子の大人しい方だ!でもこの子意外と芯が強いらしいんだよね。だから1年生の間では有一郎よりも人気があるみたい。

 

 

「そして次はドラム、千寿郎!大人しい性格とカッコいい演奏のギャップが特徴的な男の子です!」

「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」

 

 煉獄先生の弟だ!兄はあんなに熱血教師なのに弟は凄く大人しいらしい。オドオドした感じからこれまたお姉様方に人気らしい。

 

 

「そして最後はボーカル、私こと禰豆子です‼︎」

「「「「「オー‼︎」」」」」

 

 観客席から大声が上がる。それもそのはず、このバンドの目玉はなんといってもボーカルの禰豆子ちゃんなんだよね‼︎あまりの可愛さにアイドルのスカウトがかかるくらいなんだよね。今年の文月学園美女コンテストで胡蝶先輩と甘露寺先輩を倒すかもと言われるくらいにはね。

 

 

「………高校1年生にしてはなかなか良い。」  バタン

「ムッツリーニ君⁉︎」

 

 透き通る世界を使ったムッツリーニはこの際無視しよう。きっと凄かったに違いない。

 

 

 

 

 

 そんな中、遂にライブが始まった!

 

「それでは参りましょう、まずは一曲目、『紅蓮華』‼︎」

 

 確か明久が鼻歌で歌ってた奴だっけ?

 

「強く〜、なれる〜、理由をし〜った〜♪僕を〜連れて〜進め〜♪」

 

 やっぱりそうだ‼︎明久がめちゃくちゃテンション上がってる!観客のヴォルテージもMaxだ‼︎

 

 

 そんなカッコいい1曲目が終わると次の曲になった。

 

「では二曲目、『エウレカベイビー』‼︎」

 

「閃いて♪」

「「「「Pa♪」」」」

「輝いて♪」

「「「「Pi♪」」」」

「電♪」

「「「「Po♪」」」」

「球♪」

「「「「Pa♪」」」」

「ぴっかんこ♪」

「「「「はいっ♪」」」」

 

 さっきとうって変わって可愛らしい曲だ!他4人の合いの手もとても良い‼︎そしてその後に入った鳴女ちゃんのギターがめちゃくちゃカッコいい‼︎

 

 凄いね2代目ハイカラバンカラデモクラシー‼︎俺たちとは全然違う‼︎完成度が高すぎるよ‼︎そうしてあっという間に時間が過ぎていった……

 

 

 

 

 

 それから数曲、色んな曲を聴いては盛り上がった。さて、次は何の曲なのかな?

 

「次はちょっと切ないバラードです!孤独で辛いときにピッタリな歌です。」

 

 お、ここに来て重めのバラードね。今まで盛り上がる系の曲ばっかりだったからこれは良いね!

 

「聴いてください、『バカと個室と孤独飯』」

「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」

 

 ん?題名がおかしいぞ?でも鳴女ちゃんの哀愁漂うギターソロは確かに重いバラードなんだけど…

 

「卵、かけ〜、ご飯です〜♪僕は1人きりで〜♪」

 

 ん?なんか歌詞がちょっと変だぞ?

 

「便所の個〜室〜、昼下がり〜♪孤独がスパイス〜♪」

 

 って便所でぼっち飯食ってる歌かよ‼︎確かに孤独で辛いけれども‼︎なんでこんな哀愁漂うバラードにしたんだよ‼︎

 

「アクシデント〜、が起きる〜♪不穏な匂いする〜♪」

 

 ん?何が起きたんだ?

 

「隣の奴がレトルトのカレーを食いだ〜した〜♪本気か〜♪」

 

 それはまずい!トイレでカレーを食うのはやばい‼︎絵面も臭いも相当やばいぞ‼︎アレを連想しちゃうじゃん!

 

「ちょっと待てよトイレでカレーを〜♪食いだすのは〜♪マナー知らずってやつだろう〜♪」

 

 その通りだよ!みんなも絶対にやらないでね!

 

 そんなこんなでしばらくしてこのネタバラードは終わった。あの後も凄い変な歌詞が続いたな〜。後何人か泣いてるけど、正気か?これで泣くの相当だぞ!

 

 

 

 まあその後も楽しい曲だったり面白い曲だったりでとても楽しいライブだった。最後の曲が終わったので、みんなでアンコールを連呼している。

 

「「「「「アンコール、アンコール‼︎」」」」」

 

 そう言ってるとさっき舞台袖に引っ込んだ禰豆子ちゃんが帰ってきた。

 

「皆様の期待に応えてアンコールをやりたいと思います‼︎」

 

 来た!さて、何の曲をやるんだろう!

 

「この曲は私たちが学園祭でお兄ちゃんのクラスに行った時にその人たちを見て作りました!」

 

 お、俺たち2年Fクラスのテーマソングか!やるじゃん‼︎とてもカッコいい曲なんだろうな〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「聴いてください!『バカ・ゴー・ホーム』‼︎」

 

 

 おい待てや‼︎バカは家に帰れってことじゃん‼︎確かに俺たちFクラスはバカだけどさ‼︎あんまりだよ!

 その後、歌詞の途中でFクラスのみんなが盛り上がった。

 

「駐車場で見〜る〜♪『月極』のこと〜♪会社の名前だと思ってた〜♪ずっと〜♪」

 

「え?違うの?」

「会社じゃねえなら何なんだよ!」

「ワシも初めて知ったのじゃ。」

「俺も〜!」

「………知らなかった。」

「ウチも知らなかったわ。」

 

 見事に下弦+日本語が苦手な美波が期待通りの反応をした。まあ俺も今まで知らなかったんですけどね♪

 まあその曲は思ったよりはカッコいい曲だった。最後にお家に帰ろうとか言ってたし。

 

 

 

 そんなこんなでライブが終わった。いや〜めちゃくちゃ楽しかったな〜。本当、初代とは比べものにならないくらい上手かったね〜。

 美波と葉月ちゃんを連れて帰る時、ちょうどその話題になった。

 

「そういえば1年前、アンタ初代ハイカラバンカラデモクラシーにいたわよね?」

「まあね。ゴミみたいな演奏だったけどね〜。あれも1年前か…。」

「そういえば1年前って色々あったよね〜。ウチと善逸が出会ったり…」

「葉月がバカなお兄ちゃんからぬいぐるみを貰ったりしたですぅ!」

「ああ、そういえばそんなことあったね〜。」

 

 懐かしいな。あれは確か1年前のことだったな……。




 というわけで禰豆子達のバンド、2代目ハイカラバンカラデモクラシーのライブでした。めちゃくちゃ久しぶりに禰豆子ちゃんが出てきましたね。まあバカテスでは1年生はほとんど出番がないのでこうでもしないと出せなかったんですけどね。

 また、ムッツリーニは透き通る世界を会得しました。もちろんエロのためです。当然師匠である兄上はもっと使いこなしているんですけどね。お労しや、兄上。

 さて、次は清涼祭の時に飛ばした葉月のぬいぐるみの話です。明久メインに下弦6人で話を進める予定です。よろしくお願いします。

使用楽曲コード:16741391,18078478,24511544,70304823

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