バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 英語

問 なんでもいいので英語で一文書いて下さい。


不死川玄弥の答え

『 I will buy soccer ball to play with my friends.
(私は友達と遊ぶためにサッカーボールを買う予定です。) 』

教師のコメント

不死川君はとても優しい子ですね。


坂本雄二の答え

『 I want to free from Syoko.
(俺は翔子から解放されたい。) 』

教師のコメント

頑張って下さい。


姫路瑞希の答え

『 I used hydrochlonic acid as secret taste.
(私は隠し味として塩酸を使った。) 』

教師のコメント

人でも殺すつもりですか。


我妻善逸の答え

『 Please forgive me, Minami !
(俺を許してくれ、美波‼︎) 』

教師のコメント

前回のバカテストの件ですね。


第四十九話 金欠高校生

  side 善逸

 

 夏休み遊び過ぎて、俺は金欠になった。こういうときは爺ちゃんの遺産だ♪

 

「ねえ兄貴。」

「なんだカス。」

「爺ちゃんの遺産前借りしていい?」

「お前今月で5回目だぞ。流石にダメだ。」

「うるせえクズ。さっさとよこせ。」

「ダメなもんはダメだ。バイトでもして稼げ。」

 

 ということで兄貴ことクズに断られたので仕方なくバイトをすることになった。でも一人でやるのも嫌だし皆を巻き込んでやろ〜っと!そうと決まればグループ通話で呼びかけだ〜!

 

《皆、バイトやろうぜ、バイト‼︎》

《どうした善逸。頭でも打っておかしくなったか?》

《………元から。》

《雄二とムッツリーニったら酷いよ〜‼︎》

 

 全く、こいつらは友達をなんだと思ってるのだろう。そんなことを思ってると炭治郎が反応した。

 

《それなら駅前にある『ラ・ペディス』って喫茶店が募集してたよ。確か日雇いで今週の土曜日、8時間勤務の日給8,800円程度で未経験者歓迎だから丁度いいんじゃないかな〜?》

《何かありそうだけど、都合がいい。俺もちょうどやろうと思ってたところだからな。》

《雄二は金必要な時あったっけ?》

《自分の部屋に鍵をつけたくてな。とびきり頑丈なやつを。》

 

 それってただの翔子ちゃん対策だろ。しかもそれをやっても翔子ちゃんにぶち壊されそうな気がする。

 

《そういえば炭治郎、募集人員って何人だったの?》

《確か4〜5人かな〜。》

《それじゃあ今反応している俺、善逸、ムッツリーニ、炭治郎でやるか〜。》

《カナヲも来たいって言ってるからいいかな?》

《カナヲちゃん来るの⁉︎是非‼︎》

 

 マジで⁉︎めちゃくちゃ楽しみになってきた‼︎

 

《そうと決まれば皆で面接行くぞ‼︎》

《………楽しみ‼︎》

《分かった!》

《楽しみだな。》

 

 

 

 

 

 

 そして全員採用になった土曜日……

 

「ああ………よく来てくれたね………。」

 

 店長が死にそうだった。大丈夫かこの人?あと炭治郎とカナヲちゃんはバイトのときくらいは二人三脚やめろや。

 

「「「「「よろしくお願いします。」」」」」

 

 俺たちは小声で店長についてみんなと話す。

 

「(ねえ皆、この店長さん大丈夫かな?)」

「(確か奥さんと娘に逃げられたらしいよ。)」

「(それは災難だね。)」

 

 可哀想に。俺が救ってあげよう。

 

「(あと炭治郎、栗花落、流石にバイトの時はそれやめとけ。)」

「(分かった。)」

「(終わるまでの辛抱だね。)」

 

 ねえ知ってる?人間って二足歩行が基本なんだよ?なんでその時よりも二人三脚の方が楽なのかな〜?俺に教えて欲しいよ。

 

 

 そんな下らないことを思ってると店長から制服が渡された。ってサイズが…

 

 

雄二(身長180前半)→Sサイズ

善逸(身長160後半)→Mサイズ

炭治郎(身長160後半)→Lサイズ

ムッツリーニ(身長160前半)→Lサイズ

カナヲ(身長150後半)→女子用Sサイズ

 

 

 合わな過ぎだろ‼︎まず身長がほぼ同じはずの俺と炭治郎がなんで違うんだよ‼︎それに雄二とムッツリーニ逆だろ‼︎あとカナヲちゃんの150後半は女子だと平均的な身長だぞ‼︎

 

「店長‼︎制服がおかしいです‼︎」

「そうかな……」

 

 疲れ過ぎて目でもおかしくなったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「坂本君と栗花落さんはSで我妻君はMで、土屋君と竈門君はエロ…じゃなくてLに見えたんだけどな〜。」

 

 そっちかよ‼︎この店長意外と侮れないな‼︎

 

「………エロなどに興味はない。」

「「「嘘つけ‼︎」」」

 

 エロ目的で透き通る世界を会得した奴が言えることじゃないんだよな〜。

 

「俺は興味がある‼︎」

「「「正直だね!」」」

「さすが炭治郎。」

 

 炭治郎のこういうとこ、ほんと好き♪

 

「そうか…そうだよね…。うっかりして『制服』と『性癖』を間違えちゃったよ…。」

 

 世界でそれ間違う奴、多分お前だけだと思うぞ。

 まあそれはともかく、炭治郎はMサイズに、雄二とムッツリーニはお互いのを交換し、カナヲちゃんも女性用Mサイズに変更した。途中透き通る世界を使ったムッツリーニがカナヲちゃんの着替えを見て倒れたけど、無理やり起こして事なきを得た。

 

 

 

 さあって、いよいよ接客開始だ‼︎そんなことを思っていたら……

 

「ねえ雄二、あれやばくない?」

「店長椅子でくたばってるな。まあ一応話をしなきゃな。」

 

 雄二に対応してもらおう。

 

「店長、大丈夫ですか?」

「ん…ああ、大丈夫さ……こうやってボク一人でも立派に店を切り盛りしていたから…。きっと二人も帰ってきてくれるさ…。」

 

 いや三途の川渡りそうなんだけどこの人⁉︎とりあえず日常会話で繋いでくれ、雄二!

 

「ところで店長、今日はいい天気ですね。」

「ああ…そうだね…。お父さんってウザいよね…。」

 

 いや後半関係なくないか⁉︎天気と父親ってどう結びつくんだ⁉︎

 

「えっと、お客さん一杯くるといいですね。」

「ボクの可愛い娘はね…、一歳になるまでは『お父さん大好き!』が口癖だったんだよ。」

「店長、それは捏造です。赤ん坊との会話が成立するのは二歳からです。」

 

 なんか対応している雄二が可哀想になってきた。ここは助け舟を出そう!娘の話とかならいいんじゃないかな?

 

「あの、店長の娘さんってどんな………」

「五秒やる。神への祈りを済ませろ。」

 

 は⁉︎ちょっと待ってくれよ⁉︎いきなり首元にナイフが当てられてるんだけど⁉︎何こいつ⁉︎怖いんだけど⁉︎

 

「店長‼︎俺を殺さないでください‼︎」

「ああごめんね。君はアルバイトに来てくれた子だったね。」

「そうですよ…。嫌だな〜。」

 

 俺なんとなくコイツが奥さんと娘に逃げられた理由分かった気がする…。一応ムッツリーニに店長が大丈夫か判断してもらうか。

 

「(この店長はアウト?セーフ?)」

「(………チェンジ。)」

 

 アウト3つね。妥当な判断だろう。本当は脱走したいのだけども、お金がないからそれもできない。さて、どうするか…。そんなことを思ってると着替え終わったカナヲちゃんが出てきた。

 

「皆お待たせ。この服結構複雑で時間かかっちゃった。」

「カナヲ、凄く似合ってるよ!」

「ありがとう、炭治郎!」

 

 まあこの2人のやりとりは………

 

「ディア・マイ・ドウタアァァァァ‼︎」

 

 ちょ、店長が発狂してカナヲちゃんに飛びつこうとしてるんだけど‼︎

 

「店長、どうしたんですか‼︎カナヲちゃんの父親じゃないでしょう‼︎」

「ディア・マイ・ドウタアァァァァ‼︎」

 

 ダメだ、言葉が通じない‼︎ここは…

 

「雄二‼︎店長を止めるんだ‼︎」

「了か……ってこいつ速いんだが‼︎」

「じゃあムッツリーニ、店長にスタンガン‼︎」

「目標が絞れない‼︎」

「こうなったら、炭治郎、カナヲちゃん、水の呼吸、雷の呼吸、花の呼吸の合わせ技だ‼︎」

「分かった善逸‼︎」

「やってみる!」

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

「水の呼吸 肆の型 打ち潮」

「花の呼吸 伍の型 徒の芍薬」

 

 こうして俺たちはなんとか店長を倒した………ってよくないだろ‼︎バイトどうするんだよ‼︎

 

「とりあえず皆、店を休みにして今日は帰ろう。」

「しょうがないね。店長がこれじゃあどうしようもないしね。」

 

 まあ本物の接客をやってみたかったのはあるかもね。例えばこうカンベルをカランコロン鳴らしてやってきたお客さんに元気よく…

 

「いらっしゃいませ‼︎」

 

 って感じで挨拶したりとか楽しそうだったのに残念だね。

 

「良かった、開いてるみたい。時間潰す場所なくて困ってたのよね〜。」

「ほんと助かったね。」

 

 ってマジでお客さん入れちゃったよ‼︎

 

「おい善逸、何やってるんだよ‼︎」

「ごめん雄二、わざとじゃないんだ!」

「でもこれじゃあもはや追い返すようなことは出来ないしね〜。」

「………店長が目を覚ますまでは頑張るしかない。」

「そうだね。」

 

 うわ〜。清涼祭の時の経験を活かして乗り切るしかないのか〜。

 

「やれやれ仕方ないな…。メニューを限定すればなんとかなりそうだし頑張ってみるか。善逸と栗花落はウェイター、ムッツリーニと炭治郎はキッチンを頼む。俺はドリンク関連を担当する。」

 

 

 わお、ウェイターか…。まあ他2つ出来ないから仕方ないよね…。カナヲちゃんの手本でもみて頑張るか…。

 

「カナヲちゃん、とりあえず清涼祭の時みたくやってくれると助かる!俺自信ないからさ〜。」

「分かった。やってみる。」

 

 さあって、お手本の時間だ!

 

「いらっしゃいませ!二名様ですか?それではこちらへどうぞ〜。」

 

 凄い‼︎いつもはあまり抑揚の無い喋り方だけどスイッチ入ると違うね!

 

「ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい。」

 

 本当に違和感ないな〜。まるで別人みたい!

 

「カナヲちゃん凄かったね!違和感全くなかったよ!」

「清涼祭の時に優子にしごかれたからね。これくらいは大丈夫!」

「よし、俺も頑張るぞ‼︎」

「頑張って!」

 

 お客さんが女性じゃなければいけるはず‼︎そう思ってやってきたのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3人組の女性だった。ヤバい‼︎求婚しそう‼︎落ち着け‼︎こういう時は美波のことを考えて平静を保つんだ。美波美波美波美波美波美波美波美波……よし、落ち着いたぞ。しかも清涼祭では出来たんだ。今なら出来るはず‼︎

 

「いらっしゃいませ!三名様ですね!それではこちらの席へどうぞ‼︎」

 

 しゃあ‼︎乗り切ったぜ‼︎どうだ見たか俺の力を‼︎

 

「お前ようやく求婚しなくなったんだな。」

「美波ルーティーンを完成させた俺の敵じゃないね‼︎」

「なんだそれは…。」

「女性に求婚しそうになると、美波に暴力を振るわれる映像を頭の中で再生するんだ。そうすると身体が恐怖で縮こまって求婚が出来なくなる。そして男性に接する時と同じ扱いが出来るようになるのだ‼︎これを俺は美波ルーティーンと名付けたのだ‼︎」

「なんかバカっぽいな、それ。」

「うるさい雄二‼︎俺は必死なんだぞ!」

「炭治郎にもやらせてみるね。」

「カナヲちゃん、程々にね。」

 

 美波ルーティーンの力によってなんとか無事接客をこなすことが出来た。

 

 

 しばらくすると、お一人様の見知った奴が入ってきた。

 

「いらっしゃいませ‼︎…って利光か!」

「なんだ、吉井君じゃなくて我妻君なのか…。失礼する。」

「おい待てェ、失礼するんじゃねェ。ドアを開けたのに入らねえのはおかしいだろうが。」

「僕は吉井君の声がしたから入っただけなのに…。全く我妻君は吉井君と声が似ていて本当に困るよ…。」

 

 コイツ一回ぶっ殺してやろうか?明久がいいなら声だけじゃなくて姿をちゃんと見てから入って来いよ。

 

「とりあえずどうする?」

「まあ折角来たんだ。案内してもらえるかい?」

「は〜い!」

 

 とりあえず入ってくれたみたい。ん、雄二がなんか呼んでるぞ。

 

「おい善逸、栗花落。ミルクの搬入が遅れているからもう在庫がない。注文が入ったら気をつけてくれ。」

「分かった。」

「ほ〜い。」

 

 なるほどね。でもミルクを抜くとどうなるんだろ?カナヲちゃんのお手本を見よう。

 

「お決まりでしょうか?」

「はい、えっと、アイスコーヒーとアイスミルクティーを一つずつ!」

「申し訳ございません。只今ミルクを切らしておりまして、アイスミルクティーはアイスティーになってしまうのですがよろしいでしょうか?」

「あ、そうなんですか。それならアイスティーでいいです。」

「畏まりました。アイスコーヒーとアイスティーですね。少々お待ちください。」

 

 ありがとうカナヲちゃん!ミルクの部分を取ればいいんだね!お、利光が呼んでる!早速使うぞ!

 

「お決まりですか?」

「我妻君、アイスミルクをお願い。」

「お客様申し訳ありません。只今ミルクを切らしておりましてアイスミルクはアイスになってしまいます。ご了承下さい。」

「いやちょっと待……」

 

 よし、これでOKだ‼︎あとはコップに氷を入れて持ってくるだけ‼︎

 

「お待たせしました!こちらアイスになります‼︎」

「あのね我妻君。これじゃあただの氷じゃないか。」

 

 う〜ん、利光はもっと良質な氷を求めてたのかな〜?

 

「分かりました!では次回までに南アルプスで生産された天然氷を調達してきます‼︎」

「そういう問題じゃないよ我妻君。もういい、ミルクがないならブレンドでお願いできるかな?」

「ブレンドですか?畏まりました‼︎」

 

 でも何を混ぜるんだろう?ってか雄二いないし‼︎利光を待たせるのも悪いし、勘でいく‼︎

 

「お待たせしました、ブレンドです。」

「ありがとう我妻君。ちなみに何をブレンドしたんだい?」

「ホットコーヒーとアイスコーヒーのブレンドです!」

「それはただぬるくなっただけだよね?」

「備え付けのタバスコと爪楊枝はお好みでお入れ下さい!」

「僕はそんな特殊な好みは持っていないよ‼︎」

 

 まずい、周りが騒つき始めている。ここは一つ小粋なトークで気分を落ち着かせよう‼︎

 

「お客様、今日は彼氏の塩と水はお持ちでないのですか?」

 

 キマった‼︎いける‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ、我妻君の接客には呆れましたよ。ですから島田さん、僕の代わりにキツく言ってくれないかな?」

 

 ゑ?美波がいるだと?そんなはずは…………

 

「ねえ善逸?隣の席にいたのに全然気づかないし、アイスミルクの件も、ブレンドの件も、ジョークの件も、全然ダメじゃない!」

「ちょ、怒らないで美波‼︎ってかいつからいたの⁉︎」

「久保より先にいたわよ。まあアンタが手一杯で分からなかったんだろうけど。」

 

 ごめん、マジで気付いてなかった。ってか俺バイトとしか言ってないのに、よく1人で来れたな。もしや連れがいるのかも?

 

「それより、美波は1人なの?」

「いや、4人よ。まず1人は今お手洗いから帰ってきた……」

「ボクだね〜。我妻君、大変そうだけど頑張ってね〜。」

「そして1人は……」

「…雄二、妻への隠し事は浮気の始まり。」

「なんだ⁉︎いるはずのない翔子の声が聞こえるぞ⁉︎呪いか⁉︎」

「それであと1人は遅れてくるわ。ちなみにアンタがここで働いているって教えてくれたのは翔子よ。」

 

 なるほど、愛子ちゃんと翔子ちゃんね。ってか翔子ちゃん雄二は何も言ってないのにここを探し出すとか行動力おかしいだろ。

 

「お客様、お待たせしました。こちら『土屋』シェフの愛情がこもった料理になります。どうぞお召し上がりください。」

「愛子〜、『土屋』が作ったんだって♪」

「なんでみんなムッツリーニ君の名前を強調するのかな///」

「「さあ?」」

 

 愛子ちゃん女の子の間ではすっかりいじられキャラだね。まあ背伸びしてるだけで意外と照れ屋な常識人だからね〜。仕方ないよね♪

 

 

 

 その時、噂の4人目が現れた。

 

「み、皆さん!遅くなってすいません!」

「「瑞希〜、こっちだよ〜‼︎」」

 

 な〜んだ、瑞希ちゃんか!ってかメンツ考えたら瑞希ちゃんか優子ちゃんの2択だからね〜。優子ちゃんは最近見ないからそうなると普通瑞希ちゃんだよね。迷うまでもなかったか…。そう思ったその時…………

 

「姫路さん、『僕の』吉井君を知らないかい?このメンツならここにいてもおかしくないはずなんだけど?さては君が勝手に抜け駆けして先程まで遊んでいたね?」

「そんなことないですよ、久保君‼︎明久君とは今日一度も会っていません‼︎そちらこそ抜け駆けして先程まで一緒に過ごしてたんじゃないですか?」

 

 え?なんかこの2人喧嘩し始めたんだけど…。しかも抜け駆けしない取り決めってなんだよ。なんか夏休み入ってからこの2人バチバチしすぎじゃないか?恋敵と知ってからの対応がキツすぎるだろ!

 

「そもそも、明久君は久保君のものではありません‼︎明久君の恋愛対象は女の子なんです‼︎だから諦めて下さい‼︎」

「それは違うね姫路さん。彼はまだ自分の気持ちに気付いてないだけだ。そう、かつての僕のようにね。それよりも君は吉井君が嫌がっているのにもかかわらず手を出したそうじゃないか!」

 

 いや店の中で喧嘩するなし……ここは俺が!

 

「お客様‼︎他のお客様の……」

「「我妻君は黙って(ください)‼︎」」

 

 ブチ殺すぞ貴様ら。利光はともかく瑞希ちゃんに殺意が湧いたの初めてだよ。

 

「ちょっと代表……」

「…雄二、お仕置き。」

「ちょっとやめろぉぉぉぉ‼︎」

 

 あっちはあっちでヤバいことになってるし‼︎カナヲちゃんでも止められないみたい‼︎あぁぁぁぁもう‼︎そう思ったその時、

 

「君達、お客様の前で何をしているんだ‼︎」

 

 店長‼︎起きてくれたんだ‼︎俺とカナヲちゃんじゃ収拾つけられなかったから助かった‼︎

 

「人が倒れている間に何をしているんだ君たちは‼︎店を開けてしまったことはともかく、お客様の前でこんな真似をしているなんて何を考えているんだ‼︎」

 

 気絶前はキチガイかと思ったけど、やっぱり店長なだけあるんだな。

 

「お客様、大変失礼致しました。どうぞお気になさらずごゆっくりと……」

 

 対応も凄い!そう思ったその時………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 美春ちゃんが入店してきた。

 

「どうお父さん、少しは反省した?」

 

 うげ‼︎しかもコイツ美春ちゃんの父かよ‼︎じゃあアイツのキチガイの遺伝子って店長からかよ‼︎

 

「み、美春⁉︎ディア・マイ・エンジェル‼︎」

「良かったですね‼︎」

「娘さんが帰ってきてくれて。」

「我妻君、栗花落さん、ありがとう!美春、もうどこにも行かないで………」

 

 まあ何はともあれ万事解け……

 

「ああっ!美波お姉様じゃないですか!さては美春に会いにきてくれたんですね‼︎そうならそうと言ってくださればベットを用意してお待ちしていましたのに!」

「み、美春⁉︎ここアンタの家だったの⁉︎」

「み……は……る……?」

 

 つしてないじゃん‼︎美春ちゃんのいつもの発狂のせいで台無しだよ‼︎店長ショック受けてるじゃん!

 

「………キサマが」

「どうしました店長?」

「キサマが娘を誑かす女かぁぁぁぁ‼︎」

 

 ヤバい‼︎店長壊れた!てか美波がヤバい‼︎

 

「て、店長‼︎落ち着いて下さい‼︎そうしないとまた皆が暴れ出しちゃいます‼︎っていうか『娘を誑かす女』っておかしいでしょ‼︎」

「ディア・マイ・ドウタアァァァァ‼︎」

 

 クソ‼︎コイツ止まる気配ないし‼︎

 

「…雄二、処刑再開。」

「だからお前は何を言ってるんだ⁉︎どうして俺が処刑されなきゃぐあぁぁぁ‼︎」

「手を出した記憶なんてありません!あれは単なるコラ画像です‼︎」

「君が間違ってお酒を飲んで記憶を飛ばしただけだろう‼︎」

「ディア・マイ・ドウタアァァァァ‼︎」

「ち、違うのよおじさん‼︎」

 

 こんなの止められるか‼︎こうなったら!

 

「カナヲちゃんは炭治郎呼んできて!店長は俺が止める‼︎」

「分かった!」

「店長とて美波を襲う奴は許せぬ‼︎雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 神速‼︎」

「ギァァァァァ‼︎」

「みんな、ふざけるのも大概にしろ‼︎」

 

 

 店長討伐後、炭治郎の言葉によってなんとかこの騒ぎは収まった。まあ閉店後小一時間店長も含めてずっと炭治郎に説教されたんですけどね♪どんちゃん騒ぎしたせいで給料も減ったし。仕方ないね。とりあえず美波に謝るか〜。

 

「ごめん美波、知っての通りあまりお金を稼げなかった。だからしばらくの間どこか行くのは厳しいかも。」

「まあウチにも責任があるから仕方ないわ。お互いの家で遊ぶことにしよう!」

「そうだね!」

 

 

 ということで残りの夏休みは金欠のため俺の家か美波の家で遊ぶことになった。と言ってもやることもないので大人しく宿題をやったんだよね。俺にしては珍しく。そのおかげか人生で初めて夏休み中に夏休みの宿題が終わったよ♪これは大成長だね♪

 

 

 宿題が終わって数日後、朝起きて暇していた時、雄二からとんでもない連絡が入った。

 

『2年Fクラス男子よ、明後日一人一冊ずつエロ本を持って学校に集合しろ。』




 かなり変わった組み合わせでのバイトでした。理由は伊之助がバイトするイメージがなかったからです。ただ伊之助だけ省くのもあれだと思ったので明久と秀吉も省きました。またカナヲは炭治郎とセットということで入れました。

 あと炭治郎と善逸の身長を伸ばしました。理由はもう少し高い方がいいかな、と思っただけです。

 また明久をめぐる姫路と久保の関係ですが、この2人ならバカテス原作での美波と姫路の関係よりも悪化すると思ったのでこうなりました。これを見た明久は2人が付き合ってると勘違いしそうですけどね。

 さて、次の話で第九章は最後の予定です。原作での野球大会の代わりになります(僕は野球素人なので野球が書けません)。少し長くなる予定なので複数話にまたがるかもしれません。よろしくお願いします。
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