バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 物理

問 次の問題に答えなさい。

『 力学的エネエルギー保存の法則が成り立つ条件を答えなさい。 』


工藤愛子の答え

『 保存力のみが働く場合 』

教師のコメント

正解です。運動エネルギーと位置エネルギーの和が常に一定という法則ですね。


竈門炭治郎の答え

『 摩擦がない場合 』

教師のコメント

惜しいです。摩擦力が働かないという条件も必要ですが、それに加えて空気抵抗などの他の非保存力も働かないという条件も必要です。


我妻善逸の答え

『 美波にいじめられていないとき 』

教師のコメント

あなたの中のエネルギーの話ではありません。


吉井明久の答え

『 ご飯をいっぱい食べたとき 』

教師のコメント

吉井君にとってそのときはいつくるのでしょうか。


木下秀吉の答え

『 物理なら姉上の出番は…… 』

教師のコメント

今回はありません。


第五十八話 穴埋め上弦

  side ムッツリーニ

 

 偵察をしていたら工藤愛子に見つかってしまった…。

 

「「試獣召喚《サモン》」」

 

 

保健体育

 

Fクラス 土屋康太 1096点

      VS

Aクラス 工藤愛子 1023点

 

 

「な⁉︎またムッツリーニ君のが上なの⁉︎」

「………俺を舐めるな工藤愛子‼︎」

 

 点数は俺の方が上。召喚獣の扱いも俺の方が上。でも油断はできない。なんせ相手は工藤愛子。これくらいで諦めるような女じゃない。……って思ってるそばから避けられた‼︎

 

「ボクだって召喚獣を動かす練習をしていないわけじゃないんだからね‼︎」

「………ならこれは‼︎」

「しゅ、手裏剣もあるの⁉︎」

 

 俺の武器は小太刀二刀流だけでなく手裏剣もある。忍者仕様でさまざまな武器があるのが特徴だ。対して工藤は大斧。近接攻撃は不利だが遠距離ならかなり有利だ。

 

「ちょっと、逃げないで‼︎」

「………距離を取ってるだけ‼︎」

 

 そうして手裏剣を投げまくる。手裏剣そのものは小さいためかわされやすいが数を投げれば相手の集中力も落ち、当たりやすくなってくる。

 

「だったらボクにはこれがある‼︎」

「………な⁉︎………グッ……」

「フィ、フィードバック大丈夫?」

「………敵に情けは無用‼︎」

 

 お、斧を投げた⁉︎正気か⁉︎俺と違って武器がなくなるんだぞ⁉︎

 

「じゃあ怯んでる隙に回収♪」

「………クソ‼︎」

 

 斧は攻撃力が高い…。一度当たるとフィードバックがかなりキツくなる…。でもやることは一緒。ひたすらに距離を取る。工藤が斧を投げてきたら今度こそよけるまでだ‼︎

 

 

Fクラス 土屋康太 853点

      VS

Aクラス 工藤愛子 786点

 

 

 ここでそろそろいい頃合いだろう。工藤愛子には、俺の武器が小太刀と手裏剣だけじゃないことを教えてやる‼︎

 

「クナイね〜。ムッツリーニ君、いっぱい武器あるね‼︎」

「………俺を舐めるな‼︎」  ドガ〜ン‼︎

「ってこれ火薬付き⁉︎そんなのありなの⁉︎」

 

 そう。火薬付きクナイ。攻撃力に優れている。

 

「………まだまだ‼︎」

「ちょっと‼︎だったらボクも‼︎」

 

 また斧か⁉︎……って投げてこない?なら引き続き攻撃を………

 

ヒューン

「………グッ……」

「ほら回収♪」

 

 タイミングをずらされた‼︎フィードバックで身体が痛い…。でも回収させるか‼︎

 

「………これは渡さない‼︎」

「な⁉︎」

「………俺の小太刀をくらえ‼︎」

「無理矢理にでも取り返すよ‼︎」

 

 だったら斧を踏んで……

 

「させない‼︎」 ドゴォ

「………グッ………」

 

 パンチもありかよ‼︎斧から足を離しちゃった。って体勢も……。マズい‼︎

 

「チャンスね‼︎」

「………加速」

「な⁉︎」

 

 ここで腕輪の力を使っちゃうとは……。当たったからいいけど…。

 

 

 

Fクラス 土屋康太 736点

      VS

Aクラス 工藤愛子 374点

 

 

 さて、工藤が動揺している今がチャンス‼︎一気に畳み掛ける‼︎

 

「よ、よけきれない‼︎」

「………まだまだ行くぞ‼︎」

「なら近づいて…。」

「………させない‼︎」

 

 ここまでは順調。だがアイツはまだ腕輪の力がある。気をつけなければ…。

 

 

Fクラス 土屋康太 713点

      VS

Aクラス 工藤愛子 254点

 

 

 

 

 

  side 愛子

 

 ああ…。情けないなぁ…。ボクって所詮こんなもんだよね…。なんの取り柄もない…。所詮は瑞希の代わりの穴埋め上弦なんだから…。

 

 

 ボクは振り分け試験の一週間前に転校してきた。2年のクラスを決める試験なんだからみんな必死で誰もボクのことなんか相手にしてくれなかった。まあ仕方ない。2年生になってから友達を作るか…。そう思っていると…

 

「アタシは木下優子。これからよろしくね、工藤さん!」

 

 たまたま前の席にいた優子が話しかけてくれた。この学校で初めての友達である。ボクはそれが嬉しかった。振り分け試験の直前にもかかわらず色んな話をしてくれた。その中で、当然勉強の話になった。

 

「愛子は上弦って制度知ってる?」

「知らないね〜。どんな制度なのか教えて、優子♪」

「簡単に言うと振り分け試験の上位6人を上弦って呼んで上から順に壱から陸の席を与える制度なの。」

「それになると何かあるの?」

「学費、施設利用費、旅費などが全てタダになるの‼︎それ以外にも教師とほぼ同じくらいの権利を持てたりしてすごいのよ‼︎」

 

 凄い制度だね。まさに別格の扱いって感じ。ボクも人よりは少し勉強ができるとはいえ、流石にそこには入れないかな〜。

 

「おお、凄いね〜。でもボクは無理かな〜。」

「そうかな〜?愛子は結構成績いいしなれたりするんじゃない?」

「優子もいるんだし、流石に上位6人は厳しいと思うよ。」

「でもね、それがいけるかもしれないんだよ⁉︎」

 

 優子がそんなに言う根拠はなんだろう?

 

「とりあえずなれそうな人を挙げていくね。まずはいつも学年トップの霧島さんと学年2位の久保君。その次に姫路さん、栗花落さん、アタシってところかしら?アタシが言うのもなんだけど、この5人はほぼ確定って言われてるよ!でもあと1人余っているの!愛子はその点数だと学年10位くらいだから頑張ればなれるんじゃない?」

「そ、そうかな〜。とりあえず頑張ってみるよ‼︎」

 

 まあ最後の一席になれるならいいかも。その時はそう思ってボクは勉強した。でもこれが後に後悔することになるとは、この時はまだちっとも思っていなかった。

 

 

 2年生に上がったとき、努力の甲斐あってボクはまさかの上弦の陸になった。メンツを見てみると優子が言ってた人たちばかりが入っていた。でもボクはある違和感に気付いた。

 

「ねえ優子、上弦のメンバーなんか変じゃない?そもそも伍の人って誰?」

「えっとね、伍の不死川玄弥って子は学校に来てなかったの。彼は地頭はとてもいいんだけど、一年間学校に来てなくてどのくらいの成績なのかが分からなかったからアタシの予想に入ってなかったんだよね…。」

「じゃあボクが陸にいるのおかしくない⁉︎不死川君以外に当確の人が5人いたんでしょ⁉︎」

「えっと、壱が霧島さん、弐が久保君で参がアタシ、肆が栗花落さんだだから……姫路さんがいないね。」

「そしたら姫路さんの調子が少し悪かったのかな?」

「う〜ん、それでもAクラスから落ちることはないと思うけどな〜。もしかしたらまだクラスに来てないだけかも!」

「なるほどね。」

 

 しかしいくら待っていても瑞希は来なかった。そしてその日の放課後、ボクは廊下から驚愕の事実を聞いてしまった。

 

「Fクラスの姫路瑞希です!Dクラス代表の………」

 

 上弦候補生がまさかの一番下のFクラス。信じられなくてすぐに優子に聞いた。

 

「ねえさっきの廊下の声聞こえた⁉︎姫路瑞希さんがFクラスだって‼︎」

「そ、そうなの⁉︎……でももしかしたら姫路さんこの学園にもう一人いたのかもね。アタシも知らなかったけど。」

 

 これが優子の気遣いだってことはすぐに分かった。姫路なんて苗字はそうそういない。しかも廊下では、なんで君がFクラスにって声が聞こえていた。姫路さんの体調不良で試験を途中退席したって声も聞こえてしまった。この瞬間ボクは気付いた。所詮おこぼれで貰っただけの、穴埋めのための上弦の席なんだって。

 

「愛子、気にしないの♪体調管理も実力のうちなんだから、上弦の陸はちゃんと愛子の実力で掴んだ席なんだよ。胸を張りなさい!それに愛子は保健体育が得意なんでしょ‼︎それも誇れることじゃない‼︎」

 

 優子はこう言って励ましてくれたけど、やっぱりボクは落ち込むしかなかった。  

 

 

 そしてこの事実はかなり広まった。ボクは色々なことを陰から言われた。上弦の陸は姫路さんの体調不良の穴埋めで特権を貰えてずるい。不登校の伍に負けるような奴が上弦を名乗っていいのか。陸はどうやら振り分け試験の直前に転校してきたらしいぞ、すっとやってきて席を奪った余所者じゃないか。上位の点数が開示されると、陸は不登校の伍よりも七位以下の方が点数が近いじゃないか。あんな奴が上弦?信じられるか‼︎などなど…。

 

 こんなことならあのとき勉強しなければ良かった…。もしボクが上弦じゃなかったらこんなことを言われなかったのに…。

 

「愛子、気にしないって言ったでしょ!アタシや他の上弦はちゃんと愛子が正式な上弦だと認めているの!それに変なことを言った奴らは全部アタシが注意しておいたから大丈夫!そんなことよりも愛子が今よりも成績をあげてアイツらを見返しちゃえばいいじゃない‼︎」 

 

 優子にこう言われてとても嬉しかった。だからその日以降ボクは今まで以上に勉強に力を入れて取り組んだ。授業を録音して復習するときに聞く。分からないことがあったらすぐに先生や他の上弦に聞く。授業開始初日からそれを徹底した。

 

 ただ、そんな中で保健体育だけは上弦の中でボクが一番得意だった。保健体育だけは他の人に誇れる。そう思って過ごしてきた。

 

 

 だけどFクラスとの対決の日、その考えは崩れ去った。唯一自信があった保健体育で、ムッツリーニ君に完膚なきまでに叩きのめされた。そうして誇れるものが何もなくなった。やっぱり所詮は穴埋め上弦。なんて惨めな存在なんだろう。

 

 でもそんなボクにムッツリーニ君は仲良くしてくれた。保健体育のことで色々と聞き合った。そうしてお互いを高め合っていくうちに、ムッツリーニ君のことが好きになった。でもそれと同時に、彼にだけは絶対に保健体育で負けたくない、あの日優子が言ったみたいに、今は負けていても後で勝ってやろうというライバル心も芽生えていた。

 

 でも結局今日に至るまで一度も勝てなかった。どんだけやってもやってもムッツリーニ君には一度も勝てなかった。そして絶対勝つつもりで来た今日もボロ負け。ああ、なんて惨めなんだろう。結局他の科目でも他の上弦には全然及ばなかったし…。こんなのが上弦名乗って特権を使ってるなんて、本当に最低だな…。

 

 

 

「………工藤愛子、調子が悪いのか。」

 

 そんな惨めなボクをムッツリーニ君は気遣ってくれた。保健体育に真摯でありながらもこういった優しさを見せてくれる彼が本当に好きだ。だから彼のためにもここは本当のことを言わなければいけない。

 

「そんなことないよ、ムッツリーニ君。これがボクの実力さ!」

「………嘘つけ。………お前はそんなんじゃない。………それになんでそんなに早く諦めてる。」

「そりゃだって諦めるしかないでしょ‼︎ボクだって本当は諦めたくないよ‼︎でも毎回毎回こうやって挑んでは負け、挑んでは負け、を繰り返す。反省して努力して次に挑んでも同じ結果。もう疲れたんだよ‼︎ボクには才能がなかったのさ‼︎」

「………上弦にまでなったくせに自分に才能がないとかいうのか?」

「その上弦だって瑞希が体調不良で貰っただけの穴埋めでしょ‼︎不登校で自分よりも不利な環境にいる不死川君にだって歯が立たないんだよ‼︎これが穴埋めじゃなかったら何なのさ‼︎」

「………体調管理も実力のうちだろう。………それも込みで勝ち取った工藤の実力だ。………それに勝手な話だが、俺はお前に憧れている。………これも勝手な話だが、俺は憧れの人がすぐに諦める姿を見たくない。」

「本当に勝手な話だね‼︎ボクに憧れる要素なんてないでしょ‼︎」

 

 ムッツリーニ君、嫌味で言ってるのかな⁉︎ボクはこんなに惨めな人なのに…。

 

 

 

 

  side ムッツリーニ

 

「………それに勝手な話だが、俺はお前に憧れている。………これも勝手な話だが、俺は憧れの人がすぐに諦める姿を見たくない。」

「本当に勝手な話だね‼︎ボクに憧れられる要素なんてないでしょ‼︎」

 

 ある。俺にとってお前は憧れの存在、そして大切な存在なんだ。

 

 

 俺は小さい頃から人よりもエロに対して興味が強かった。それを理性で抑えようとしてもバカだから理性が足りず、自分を制御できなかった。そしていつもセクハラをしては周りの女子に嫌われていった。ぐうの音も出ないほどの自業自得。かろうじて無理やり否定することを覚えたが、それは変態からムッツリって呼ばれるようになっただけで前と大して状況は変わっていなかった。

 

 だがあの日、最初のAクラス戦の時にお前は保健体育の実技が得意だと自信満々に言ってきた。俺は興奮して倒れたと同時に、女子なのにそんなことを人前で堂々と言える自信がすごい羨ましかった。その姿に憧れて、俺はお前と接するようになった。

 

 接していくうちに、お前の内面がだんだんと分かってきた。最初はただ人をからかっているだけのお調子者だが自分と同じものが好きな子だと思った。からかわれるのはちょっと嫌だったが、それでも同じ趣味を持てる異性がいて幸せだった。そうして関わっていくうちに、もう一つの一面を知った。

 

 強化合宿のとき、お前は録音機を見せてきた。授業用だとお前は言っていたが、普段のお調子者の姿からはただ単にふざけているようにしか聞こえなかった。だが部屋での雄二の言葉を聞いてその考えは変わった。

 

「工藤はあんなんでも上弦の陸だ。地頭いいだけの勉強しない奴がなれるようなポジションじゃない。立場相応の努力をしてるってことだ。」

 

 工藤の真面目な一面。その日からその一面が本当にあるのかを確かめたくて仕方なかった。それ以降、色々工藤について考え、観察してみた。俺と勝負するために毎回保健体育の勉強をして点数を上げてくる姿、カメラで分かった必死に食らいつくように授業を受けてる姿、プールの日の時、この後自主練するために競泳水着を着てくる姿。お前はとても真面目で努力家だったのだ。

 

 俺は好きなこと以外は全く努力ができない。だからそんなお前の姿を見て憧れた。何があっても諦めずに必死に食らいつく姿。そんな姿を見てきたからこそ、今日のお前の姿は調子が悪いとしか言いようがなかった。だけどお前も色々と悩んでいたみたいだ。気づけなくてごめん。だったら自分勝手ではあるが、俺なりの励ましの言葉を言わせてもらおう。

 

 

「………俺はお前がひたむきに努力している姿に憧れた。………どんな時でも諦めずにいろんなことに食らいついてくる姿がとてもかっこよかった。」

「惨めな自分を少しでもまともに見せるためだよ?」

「………理由はなんであれ、その姿勢がとてもかっこよかった。………それに、自分の好きなことを自信を持って言えるその姿がカッコよかった。」

「それしか取り柄がないからだよ。」

「………俺にとってお前は初めてできた同じことが好きな異性の友達なんだ。………俺にとって憧れでありとても大切な人なんだ。………だから諦めないでほしい。………自分に自信を持って欲しい。………俺のわがままだけどな。」

「大切な、人なの?ボクなんかが?」

「………そうだ。………とてもかけがえのない、大切な人なんだ。………だからお願いだからそうやって自分を否定しないで欲しい。………頼むよ、工藤愛子‼︎」

 

 

 

  side 愛子

 

 ボクが誰かにとってかけがえのない、とても大切な人…。そこまで言ってくれたのはムッツリーニ君、君が初めてだったよ。まさか自分の好きな人から言われるとは思ってなかったけどね…。とっても嬉しいなぁ。そんなことを言われたら、諦めてなんていられないよ‼︎こんなボクに優しくしてくれた優子や他の上弦たちに、そして大好きな貴方のために、ボクの全てを届けるね!

 

「ありがとう、ムッツリーニ君‼︎じゃあいくよ‼︎」

「………望むところだ‼︎」

 

 

 

 

 

 

「電斧霹雷」

 

 

 

 

 

 

 

 

「………よけてや……うわぁぁぁ‼︎」 ビリビリ

 

 

Fクラス 土屋康太 327点

      VS

Aクラス 工藤愛子 221点

 

 

 

 

 

  side ムッツリーニ

 

 フィードバックでめちゃめちゃ痺れる…。でもこれがお前の腕輪の力か‼︎

 

「だ、大丈夫?フィードバックで痺れるんだっけ?」

「………なんのこれしき‼︎………戦いで余計な気遣いは無用‼︎」

「わ、わかった‼︎じゃあ遠慮なくいくね‼︎」

「………ぐぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 カッコつけたけど痺れて動けないのがヤバい。ここはなんとか相手を巻く‼︎

 

「………煙玉。」  ボン

「ちょ、どこ行ったの⁉︎」

 

 痺れも取れてきた。なら今のうち‼︎火薬付きクナイを投げつける‼︎

 

「く‼︎また火薬⁉︎」

「………まだまだ!」

 

 手裏剣も投げまくる‼︎一気に行くぞ‼︎

 

「そこだ‼︎」

「………見つかったか‼︎………なら小太刀で迎え撃つ!」

「斧のボクに勝てるとでも⁉︎」

「………それはどうかな?」

 

 工藤が近づいた隙に!俺の方が点数が高いのを活かして‼︎

 

「………自爆テロ。」

「きゃあ!ちょっと、なにそれ‼︎」

 

 火薬を至近距離で爆発させる‼︎死なば諸共だ‼︎

 

 

Fクラス 土屋康太 92点

      VS

Aクラス 工藤愛子 0点

 

 

 なんとか生き延びた…。

 

「あ〜あ、やっぱりボクが負けちゃったな〜。」

「………次は分からない。………正直毎回ヒヤヒヤしている。………だから俺も点数を伸ばさざるを得ない。」

「言ってくれるじゃん‼︎次は絶対ボクが勝つからね‼︎」

「………そうはさせない‼︎」

「じゃあ、またね〜♪」

「………バイバイ‼︎」

 

 工藤愛子にかなり削られた。これでは霧島への奇襲ができない。点数を回復させるか…。それより先に皆に報告しなければ。

 

《………こちらムッツリーニ。………上弦の陸を倒した。………これから保健体育の点数回復に向かう。》




 というわけで上弦の陸戦でした。工藤の腕輪の力の名前は斧に電気属性を付与するっていうバカテス原作の設定から考えました。電気を纏った斧を強烈な雷鳴のように振り下ろす、っていう意味です。僕の造語です。

 あと、ムッツリーニの武器何種類もあって強いですね。しかもこれだいたいバカテス原作に登場するんですよね。忍者仕様マジでずるい。まるでどこかの祭りの神みたいですね。

 さて、次の展開はどうなるでしょうか。お楽しみに。
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