バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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バカテスト 音楽

問 次の問題に答えなさい。

『 ドイツ音名でEはイタリア音名でなんというでしょう。 』


我妻善逸、尾崎綾女の答え

『 ミ 』

教師のコメント

正解です。ドレミファソラシドがイタリア音名だということもきちんと覚えていたようですね。


竈門炭治郎の答え

『 エ 』

教師のコメント

それはイタリア語でのEの読み方です。


土屋康太の答え

『 ローマ 』

嘴平伊之助の答え

『 ピザ 』

教師のコメント

わからないからといってとりあえずイタリアのものを挙げればいいというわけではありません。


吉井明久の答え

『 パリ 』

教師のコメント

それはイタリアでもドイツでもなくフランスです。


第六十話  愛の力

  side 秀吉

 

 玄弥、やっと来おったか‼︎ようやくクラスに戻る決心がついたのじゃな‼︎

 

「錆兎先生、不死川玄弥は木下秀吉に現代文勝負を挑みます‼︎」

「受けて立つぞい‼︎」

「秀吉だけじゃあ厳しいから俺も混ざるよ‼︎」

「承認する‼︎漢同士の熱い戦いを期待するぞ、竈門、不死川‼︎」

「ワシも男じゃ‼︎」

「え……あ……はい……。」

「「「試獣召喚《サモン》」」」

 

 

 

現代文

 

Fクラス

    竈門炭治郎 416点

     木下秀吉 112点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 645点

 

 

 

 玄弥が超文系人間じゃから普通は現代文は避けるべきじゃが、炭治郎も文系人間じゃから仕方ない‼︎そしてワシも台本読むので鍛えておるから語学は得意なのじゃ‼︎

 

「秀吉はともかく炭治郎も現代文得意だったのか!」

「そうだよ玄弥‼︎ここにいる人は皆文系‼︎いい勝負になるんじゃないかな‼︎」

「そうじゃな!」

「ああ!」

 

 さて、玄弥の武器は刀と南蛮銃の2つじゃ!こっちは2人とも刀じゃから遠距離攻撃が出来ない分ちょっと不利じゃな!

 

「秀吉は右から行ってくれ‼︎俺は左から行く‼︎」

「分かったのじゃ‼︎」

 

 こうやって別れることによって南蛮銃の対象を一つに絞らせる!………って‼︎

 

「玄弥、なぜワシばかり狙うのじゃ!」

「戦いの基本は敵の頭数を減らすことだからな。だからまずは点数の少ないお前を狙う‼︎」

「なるほどのぅ!なら炭治郎、頼んだぞい‼︎」

「OK! 水の呼吸 弐の型・改 横水車」

「おおっと危ねえ‼︎」

 

 流石じゃな。不登校で召喚獣の扱いに慣れていないはずなのに、それを4年間の喧嘩で身につけた戦闘センスでカバーしておる。

 

「秀吉を銃で対処しながら俺を剣で対処するとは、なかなかやるね‼︎」

「炭治郎こそ、不意打ちなしでよくここまで出来るな‼︎」

「俺は不意打ちが嫌いだからな!」

「なるほどな。流石だ!」

「どうも!水の呼吸 捌の型 滝壺」

「後ろじゃ‼︎ほれ!」

「生憎多人数相手は慣れてるんでね‼︎」 バンバン

「うっ………でも‼︎」

「流石秀吉‼︎それくらいじゃ怯まねえか‼︎」

 

 流石じゃ…。銃が当たったフィードバックで痛いのじゃ…。まああの時1VS7で喧嘩して無傷で勝った男には1VS2は余裕なのかのぅ…。

 

「水の呼吸 陸の型 ねじれ渦」

「ワシもそんな感じのやつじゃ‼︎」

「なかなかやるな!」

 

 

Fクラス

    竈門炭治郎 289点

     木下秀吉 62点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 487点

 

 

 

  side 炭治郎

 

 圧倒的な戦闘センス。呼吸無しでこの強さとか、もし呼吸を習得したらどうなるんだろう。

 

 それにしても玄弥の腕輪の力は何だろう。呼吸が使えないのであればムッツリーニや姫路さんみたいな独特な技になるからな…。初見で対応しなきゃいけないとかなりキツイ‼︎この時にヒノカミ神楽が腕輪無しで使えたらな〜。あれは12個繋げることによって初めて完成するのに、1個しか使えないとなると結構厳しいよね〜。

 

「炭治郎、考え事か?動きが遅くなってるぞ!」

「おっとすまない‼︎」

「これでどうじゃ‼︎」

「まだまだ甘いぞ、秀吉‼︎」

「水の呼吸 参の型+陸の型 ねじれ渦・流流」

「うお!なかなかやるな、炭治郎!」

「ワシもいるぞ!」

「秀吉もちょっとずつ動けるようになってきたな!」

 

 俺と秀吉で別方向から間髪入れずに攻撃をしてるんだが、それを全部対処してくる玄弥は流石としか言いようがない。

 

「水の呼吸 壱の型 水面斬り」

「ほれ!」

「うおっと!同時攻撃とはなかなかやるな!」

「水の呼吸 漆の型 雫波紋突き」

「ワシは下からじゃ‼︎」

 

 

 

Fクラス

    竈門炭治郎 184点

     木下秀吉 35点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 357点

 

 

 

「ほれほれ〜♪」

 

 そして何より煽る秀吉がめちゃくちゃ可愛い‼︎じゃなくて秀吉の点数が危ない‼︎ここは腕輪の力でヒノカミ神楽だ‼︎

 

「玄弥、秀吉が可愛い……じゃなかった、俺の攻撃をくらえ‼︎」

「お前、秀吉は男だぞ?確かに可愛いけど…。」

「ほ、褒められると嬉しいのじゃ…///」

「照れる秀吉が尚可愛い………じゃなかった……」

 

 

 

 

 

「ヒノカミ神楽 斜陽転身」

 

 

 

 

「オラァ‼︎」  ガブッ‼︎

 

 

 は⁉︎

 

「な⁉︎俺のヒノカミ神楽に噛みついただと⁉︎どういう神経してるんだ⁉︎クソ‼︎抜けない‼︎」

「お主、いつの間にゲテモノ好きになったのじゃ⁉︎」

「違うわ!ここからが俺の腕輪の力だ‼︎」

 

 

 

 

「ヒノカミ神楽 斜陽転身」

 

 

 

 

「「な⁉︎」」

「ぎゃぁぁぁぁ‼︎」

 

 

Fクラス

    竈門炭治郎 117点

     木下秀吉 0点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 103点

 

 

 俺の腕輪の力のコピーだと⁉︎それが玄弥の腕輪の力か‼︎てか秀吉がやられた‼︎ここは俺がなんとかしないと‼︎幸い玄弥はヒノカミ神楽のダメージを結構受けている。なら畳み掛ける‼︎

 

「水の呼吸 拾の型 生生流転」

「これで銃が炭治郎に使えるな‼︎」 バンバン

 

 たとえ相討ちになってもいい‼︎回転力を落とすな!連撃、連撃、連撃‼︎

 玄弥は刀も構えたか。……って下から銃弾、上からは刀‼︎うまく避けないと‼︎そして当てるんだ、この攻撃を‼︎

 

 

Fクラス

    竈門炭治郎 32点

     木下秀吉 0点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 32点

 

 

 

 同点…。ってマズい‼︎銃弾が飛んでくる‼︎避けて避けて、そして前へ進む‼︎

 

「来い、炭治郎‼︎」

「そのつもりだ、玄弥‼︎」

「頑張るのじゃ、炭治郎‼︎」

 

 最後はこれで‼︎回避と攻撃を合わせた水の呼吸らしい滑らかな足運びで!

 

「水の呼吸 参の型 流流舞い」

「オラよ‼︎」

「それもよけて、ここだ‼︎」

 

 

Fクラス

    竈門炭治郎 20点

     木下秀吉 0点

      VS

Aクラス

    不死川玄弥 0点

 

 

 

 

  side 秀吉

 

 玄弥はすごいのぅ。これでもし召喚獣の扱いに慣れておったら2人まとめてお陀仏じゃった。点数ももっとあったかも知れんしな。流石は天才じゃ!

 

「ああ…、負けちまったよ。秀吉しか倒せなかった。」

「正直俺も危なかったよ…。腕輪の力にびっくりしちゃった。」

「あん時は玄弥が化け物にでもなったのかと思ったのぅ♪」

「う、うるせえ!俺は人間だ‼︎」

 

 全く、いじられて照れおって♪可愛いのぅ♪

 

「それじゃあ、2人ともまた後で‼︎」

「炭治郎、頼んだぞい‼︎」

 

 さてと、玄弥には言うべきことがあるのじゃったな。

 

「じゃあ秀吉、一緒に戦死者用補習行くか。」

「それなんじゃが、お主はまず行くべきところがあるはずじゃ!」

「え?でも補習が………」

「その話ならお前の兄貴から頼まれてな。一応福原先生同伴の元お前には補習より先に行って欲しい場所がある。だからそこへ行け!」

「西村先生、兄ちゃん……‼︎ありがとうございます‼︎」

「どこに行くかは分かっておるようじゃな!」

「当たり前だ‼︎それを忘れたらここに戻ってきた意味がないからな‼︎」

 

 頼んだぞい、玄弥‼︎ 

 

 

 

 

  side 炭治郎

 

 Aクラスの残った人を倒すために向かったのだが、上からカナヲの声が聞こえてきた‼︎俺たちの補給拠点を制圧していい気分になったのかな?

 

「炭治郎〜‼︎」

「どうしたカナヲ⁉︎」

「さっきの、秀吉が可愛いって2回言わなかった⁉︎後で説明して‼︎」

「すいませんでした‼︎」

 

 ヤバい……。どうやらこの試召戦争が終わったら俺は死ぬみたいだ……。

 

 

 

  side 雄二

 

《雄二、俺と秀吉で玄弥を倒したよ‼︎ただ秀吉が戦死しちゃった…。ちなみに使った科目は現代文だよ!》

《報告ありがとう、炭治郎。お前はまず正面玄関にいる残りのAクラスの人を倒してくれ‼︎》

《分かった‼︎》

 

 帰ってきたか、玄弥‼︎なんとか炭治郎と秀吉で倒せたものの、秀吉を失ったのは少し痛いな。まあ炭治郎の方が死ななかっただけマシと考えよう。

 そして相変わらず利光戦は苦労しているみたいだ。あの指示を出さなくては!

 

《利光戦の皆聞け!善逸だけは翔子討伐に絶対必要だ。なんとしてでも生かして利光を倒せ‼︎》

 

 

 

 

  side 善逸

 

Fクラス

     我妻善逸 12点

     島田美波 162点

     吉井明久 19点

      VS

Aクラス

     久保利光 253点

 

 

 雄二から飛んできた命令。絶対に生き残らなきゃいけない。

 

「吉井、なんとしてでも善逸を生きて翔子に送り届けるよ‼︎」

「分かってるさ島田さん‼︎」

「2人とも頼んだ‼︎」

「こっちだよ、利光‼︎」

「ウチがメインってことを忘れないでね‼︎」

「忘れないさ‼︎上弦の弐を舐めてもらっては困る‼︎」

 

 なんか守られるだけなのは嫌だけど、わがままも言ってられないしね。ここは命令を守って、なんとしてでも生き残る‼︎そしてこの上弦の弐、利光を倒す‼︎

 

 

 

Fクラス

     我妻善逸 12点

     島田美波 145点

     吉井明久 19点

      VS

Aクラス

     久保利光 226点

 

 

 

  side 久保

 

 吉井君が好きだ。初めて会った時からその愛おしい姿がたまらなかった。ただ僕はこの気持ちに正直になっていいかどうか最初は不安だった。でも強化合宿のとき、君はこう言ってくれた。

 

「世間のルールなんて関係ない‼︎誰にどう思われようと僕は僕の気持ちに正直に生きる‼︎」

 

 そうか、自分の気持ちに正直に生きるか…。あのとき以来、僕は踏ん切りがついたよ‼︎だから吉井君よ、僕の愛を受け止めておくれ‼︎

 

 

 

「愛の呼吸 弐の型 A・K・H・S」

 

 

 

 

  side 善逸

 

 利光の腕輪の力に新しい型が追加されてる‼︎どんな攻撃なん………

 

「ヤバい‼︎吸い込まれる‼︎」

「真ん中で鎌を振りまくってる久保に当たっちゃう‼︎」

「俺も逃げきれない‼︎まるで蟻地獄だ‼︎」

 

 この前の壱の型は自分の中心から強烈な風を吹き飛ばしていた。今回はそれとは逆か‼︎そして風が集まる真ん中で鎌を振りまくって吸い込んだ獲物を刈り取る。えげつない型だ!……ってかマズい‼︎吸い込まれる‼︎あの中に入ったら本当に死ぬ‼︎逃げ切らなきゃ‼︎

 

「クソ‼︎風が強すぎる‼︎」

「ヤバい‼︎3人まとめて死んじゃう‼︎善逸だけは残さなきゃいけないのに‼︎」

 

 絶対に美波と明久の頑張りを無駄にはしないからな‼︎

 

 

 

  side 美波

 

 またなの⁉︎腕輪の力の使い所が分からなくていつも出し渋っちゃう……。このまま放置してたら本当に3人まとめて死んじゃう!何をうじうじしてるのよウチは‼︎善逸に追いつこうと必死でやってきたじゃない‼︎ここで使わなきゃいつ使うの⁉︎

 

「美波‼︎大丈夫か⁉︎」

「大丈夫よ!それより善逸はウチを少しだけ支えてて!」

「よ、よく分かんないけど分かった!」

「2人とも、その間は僕が引き受ける‼︎」

「「ありがとう吉井(明久)‼︎」」

 

 アンタが必死に極めた技。極めついて新しい型にまで到達した技。それをウチはずっと間近で見続けてきた。あわよくば一緒に使えたらいいなとも思った。だから練習してみることにした。

 

 義兄さんに聞いてみたけどあの人は使えないらしい。だからウチは独学でやるしかなかった。そうしてやっていくうちに分かった。アイツがどれだけ日頃から頑張ってきたかを。常人では考えられないような肺活量と手の動きの速さ。そして何より異常にかかる脚への負担。アイツはこれをずっとやってきたんだ。フィードバックもあるのに何度も何度も脚を酷使して、その度にウチを守ってくれた。だから、今度はウチが守る番だね‼︎

 

「ごめん2人とも、僕ももう限界だ‼︎だけど死ぬ時に出来る限り多くのダメージは与えてやる‼︎絶対にね‼︎」

「ありがとう吉井、善逸‼︎準備はできたからね!」

「うん……、って美波、まさかその構えは‼︎」

「そう、ウチの腕輪の力は………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 

 

 

 

Fクラス

     我妻善逸 12点

     島田美波 0点

     吉井明久 0点

      VS

Aクラス

     久保利光 0点

 

 

 

 

 

  side 善逸

 

 ずっと一緒にいながら初めてみた美波の腕輪の力……。いつも明久や雄二が俺を真似してやってるようなパチモンじゃない…。正真正銘、本物の壱の型だった。本当凄いなぁ、美波は。ますます好きになっちゃうよ。

 

「いや〜、3人とも凄かったね〜。特に最後の島田さんの腕輪の力と吉井君の捨て身の攻撃はね‼︎」

「ありがとう利光‼︎善逸を生き残らせるためにはこうするしかなかったんだよね‼︎」

「ウチもやっと善逸の前で腕輪の力を使えて良かったわ。フィードバックがないのが申し訳ないけど…。」

「いや美波、フィードバックは無い方がいいんだからね‼︎ていうか本当に凄いね‼︎いつから使えるようになったの?」

「前までは単なるそれっぽい動きだっただけ…。でもなんとか腕輪の力を使えば発動できるようになったわ……。アンタには全然届かないけどね…。」

「それでも凄いよ‼︎ありがとう、美波‼︎」

「ど、どういたしまして……///」

 

 

 もしかしたらいつか漆の型も使ってくるんじゃないか?そう思わせるような美波の頑張りっぷりに感化されたのであった。

 

「では行こう、吉井君。僕と一緒に補習にね。」

「ありがとう利光!あとズボン履いた方がいいよ。ほれ、ベルト。」

「あ!すまないね。吉井君のことを考えていたらつい忘れていたよ。」

 

 さっきまであまりにも強過ぎて忘れてたけど、そういえば利光はパンツ姿で戦ってたんだよな……。どこまでもブレない男だ。

 

「じゃあね善逸、次はAクラスの教室で会おうね‼︎」

「分かってるさ美波‼︎2人の分まで活躍してやるよ‼︎」

 

 さて、正面玄関で戦ってる炭治郎のところに混ざるか……っとその前に皆に伝えなきゃな‼︎

 

《こちら善逸‼︎美波と明久の努力の甲斐あってなんとか上弦の弐撃破‼︎美波と明久は戦死したが俺だけはなんとか生き残ったぞ‼︎》

 

 

 

 

  side 炭治郎

 

 善逸達も利光を倒したみたい‼︎あとはここにいる人を倒せば……‼︎

 

「水の呼吸 壱の型 水面斬り」

「うわぁぁぁ‼︎」

 

「おらぁ‼︎」

「水の呼吸 陸の型 生生流転」

 

 ふぅ…。なんとか正面玄関にいるAクラスの人は倒したけど………

 

「炭治郎、どんな感じ?」

「善逸か。ここにいるAクラスの人は全員倒した。だけどFクラスの生き残りは俺だけだよ。」

「マジか。じゃあ今生き残ってるのは俺、炭治郎、ムッツリーニ、雄二、伊之助、瑞希ちゃんの6人だけか。」

「そうだね。それで敵はまだ上弦の壱、参、肆が残っている。他の人がいるかはよく分からない。」

「結構きついね、それ……。」

 

 なんとか敵の残りがその3人だけだといいんだけど……。

 

《………こちら土屋。………校舎を1階から屋上まで調べた結果、校舎内の敵はFクラス前にいる上弦の壱と肆だけであることが分かった。………今から校舎外を透き通る世界を使って見てみる。》

 

 校舎外に残りがいるかもしれないのね……。厄介だね。

 

 

 

 

  side 雄二

 

 今現在の戦力はこんな感じか。

 

 

 

Fクラス 俺、伊之助、姫路、炭治郎、善逸、ムッツリーニ

 

Aクラス 翔子、木下、栗花落(+α?)

 

 

 また残った腕輪の力は姫路、炭治郎の古典、日本史、家庭科、そして善逸の音楽だ。2人が腕輪を使える科目じゃないと部が悪い。その観点から炭治郎の家庭科は姫路が使えないため除外。日本史は煉獄先生があの場にいるから問題ない。古典は継國先生を連れてくる必要がある。音楽は響凱先生がまだだ。では今から日本史で挑むべきだろう。

 

 だが何か妙だ。というかそもそも木下はどこにいるんだ?この状況で校舎外に何人かを残しておいてまとめて連れてくるのか?だとしたら代表である翔子をいくら栗花落がいるとはいえ敵の教室に放置するのか?意味が分からなすぎる。下手したら翔子を囮に俺たちをおびき寄せて袋叩きにするつもりかもしれない。

 

 そう考えるとムッツリーニの透き通る世界と伊之助の空間色覚できちんと木下や他のメンバーを炙り出してから動いた方が無難だろう。それまで屋上で隠れていても遅くはない。幸い善子の写真はまだ残ってるから足止めにはなるはずだ。

 

《ムッツリーニ、疲れると思うが校舎外を透き通る世界を使って満遍なく校舎外をみてくれ。木下や他のAクラスのメンバーの場所が割れたら善子の写真やら物やらを使って足止めしろ。》

《………了解。》

《炭治郎は継國先生を、善逸は響凱先生がフリーになるまで職員室付近で待機だ。》

《分かった‼︎》

 

 さて、この階段を上りきれば屋上だ。そこでやることといえば……

 

「伊之助、いつもの。」

「分かった‼︎獣の呼吸 漆の型 空間色覚」

 

 ムッツリーニの情報だと屋上には人がいないから大丈夫だが念には念を入れとかなきゃな。

 

「いるにはいる。2人だ。だが殺気が薄い。」

「どのくらいだ。」

「他のクラスの生徒くらい。」

「2年Aクラスの人が殺気を抑えて待ち伏せしてる可能性は?」

「ない。頭に戦争のことが少しでもあるとどうしても殺気が濃くなる。」

「じゃあ屋上でサボってる他のクラスの奴らみたいな感じか。」

「ああ。そんな感じだ。」

 

 コイツの殺気感知が外れたことはほとんど無い。一回だけあるとすれば麻雀大会の秀吉の時くらいだ。

 

「じゃあ行くぞ伊之助、姫路、産屋敷先生。」

「おう!」

「はっ、はい!」

「分かった。」

 

 そうして俺たちは隠れ場所、屋上に足を踏み入れた。奥の方に隠れるための道具が置いてあるからそこへ行こう。サボりの生徒には悪いけどどいてもらうか…。

 

「すまん。試召戦争で使うからそこを………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 信じられないものを見た。真菰先生が見ている中で物理の問題集を解く木下の姿がそこにはあった。

 

 

「あ、やっときた……」

「Fクラス姫路がAクラス木下に総合科目勝負を挑みます!産屋敷先生、承認お願いします‼︎」

「承認するね。」

「「試召戦争《サモン》」」

 

 

 

総合科目

 

Fクラス  姫路瑞希  7501点

       VS

Aクラス  木下優子  7501点

 

 

 

「あ〜。アタシが物理で挑もうと思ったのに、ちょっと反応が遅れちゃったわね。」

 

 上弦の…参?どうして今、ここに…




 上弦の伍戦、玄弥の腕輪の力、上弦の弐戦後半、久保の新しい型、美波の腕輪の力、そして上弦の参との遭遇、と怒涛の展開でしたね。ここから最終決戦も後半に入っていきます。

 玄弥の腕輪の力は相手の攻撃を召喚獣の口で噛むことによってコピーできるという力です。鬼滅原作の鬼喰いの能力を元に考えました。

 久保が腕輪の力で使う愛の呼吸は風の呼吸の派生です。本当は恋の呼吸の派生にしようと思ったんですが技の内容的に風の方が合っていると思ったのでこうしました。

 また美波の腕輪の力については最初からここで出すと決めていました。善逸にようやく見せられて良かったですね。

 
 あと思ったんですけど文系男子がめちゃくちゃ多いですよね。

久保 → 語学得意
玄弥 → 超文系
炭治郎→ 文系科目の方が得意
秀吉 → 演劇で役に立つ語学が得意
明久 → まともにできるのが日本史

 対して理系男子は魘夢くらいですかね。保体入れるとムッツリーニもいるけど。文系男子が多過ぎましたね。


 そして最後に優子が登場です。彼女がどうやって雄二達を欺いてきたのかは次回のお楽しみに。
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