バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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第六十九話 蝶屋敷パーティー

  side 善逸

 

 今俺は美波ととあるパーティーの会場についたところだ。その名も……

 

「うふふふふ♪第二回、蝶屋敷パーティーの開催よ♪よろしく〜!」

 

 蝶屋敷パーティーだ!カナヲちゃんから招待されたんだよね〜。まあせっかくの機会だし参加してみるか〜ってことで美波と一緒に来たわけだよ。さて、他に誰がいるかな〜?

 

「伊之助!」

「なんだバカひさ?」

「胡蝶三姉妹全員と知り合いだったんだね‼︎」

「アオイとめんつゆはなおが仲良いからな‼︎」

「なるほどね〜。」

「こら伊之助!めんつゆはなおじゃなくて栗花落カナヲ!ちゃんと覚える‼︎」

「だってムズイんだもん‼︎」

「言い訳しない‼︎」

「ハイ……」

「伊之助は相変わらずだね〜♪」

 

 まずは明久と伊之助とアオイちゃん。いつも通り伊之助が怒られてるね〜。あと瑞希ちゃんは今日は来れないらしい。

 

 次にあそこにいるのが………

 

「カナヲ、今日は人がいっぱいいるね!」

「そうだね炭治郎!結構来てくれて嬉しい!」

「私もお兄ちゃんについてきて正解でした!とても楽しいです!」

「禰豆子ちゃんも来てくれてありがとう!」

 

 招待主のカナヲちゃんと竈門兄妹。炭治郎はともかく禰豆子ちゃんまでいるってレアだね〜。おかげで顔面偏差値の暴力だよ‼︎

 

 そしてその隣にいるのが……

 

「しのぶちゃん!今日は呼んでくれてありがとね♪」

「どういたしまして、蜜璃!せめてコイツも一緒じゃなければよかったのに……」

「そんなこと言わないでくれよ、しのぶちゃん!俺はカナエちゃんと友達なんだから来たんだよ!それに小芭内殿だっているじゃないか!」

「黙れ童磨。いい加減胡蝶のストーカーをやめたらどうだ。」

「小芭内殿、それはブーメランってやつさ‼︎」

 

 文月学園トップクラスの美女2人とストーカー2人だ。本当あのストーカー達はいつも一緒にいるよね‼︎とっとと捕まれ糞野郎共‼︎

 

 そしてなんといってもこのパーティーの主役は……

 

「うふふ♪皆幸せそうで何よりだわ〜。」

 

 胡蝶三姉妹の長女、カナエ先生だ……って隣にいるのは………

 

「カナエ先輩、お久しぶりです。」

「玲ちゃんじゃん!久しぶり〜。」

「相変わらずお元気そうで何よりです。」

「玲ちゃんこそまた一段と可愛くなったね〜。」

 

 まさかの玲さん!あの2人部活の先輩後輩だったのか!知らなかったよ‼︎意外な組み合わせだね………って誰かがカナエ先生に近づいたぞ?まさかあれは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「胡蝶先生、俺を女にして下さい‼︎」

 

 

 根本⁉︎嘘でしょ⁉︎アイツ何やってんの⁉︎てかなんでここにいるの⁉︎

 

「あらあら〜♪根本君、いいわよ〜。私が色々教えてあげる〜♪」

 

 いや良くねえだろ‼︎何しようとしてんだよ!しかも根本もめちゃくちゃ真剣に話を聞いてるし!意味がわからないよ!

 

「おい吉井‼︎お前もこっちに来い‼︎女にしてやる‼︎」

「根本君、それは絶対に嫌だ‼︎」

 

 相変わらず明久は勧誘され続けてるし…。外道じゃなくなったのはいいことだけど、これはこれでキツいな……。

 

 とりあえず気持ち悪いから女装絡みから目をそらそう……って伊之助、アオイちゃん、カナヲちゃんに女子中学生3人組が近付いたぞ?

 

「「「アオイ先輩、カナヲ先輩、親分、お久しぶりです‼︎」」」

 

 ちょっと待った〜‼︎

 

「おい伊之助‼︎なんで女子中学生3人に親分って呼ばれてるんだよ‼︎」

「ああ、コイツらはオレ様の子分だからな‼︎」

「嘴平は後輩から慕われてるのね。」

「たりめえよ‼︎」

「「「伊之助さんは私たちの親分です‼︎」」」

「ええ……」

 

 なんか凄い関係だね……。

 

「すみ、きよ、なほ、お菓子もいっぱいあるから是非食べて。アオイの手作りもあるよ!」

「私の手作りお菓子はともかく、せっかくだし何か食べたいきなさい‼︎」

「「「は〜い‼︎」」」

 

 なんかこの3人って……

 

「カナヲちゃん、アオイちゃん!この3人って三つ子?」

「それウチも気になった‼︎」

「違うね。三人ともそれぞれ別の家の子だよ。」

「苗字も全員違うね‼︎」

「「「そうです‼︎」」」

「「嘘でしょ⁉︎」」

 

 まさかの三人とも別家庭。確かに声がちょっと違うけど、それを除いても息の合い方といい、顔といい、色々似てるよね。正直木下姉妹よりも似てるかも。

 

 そんなことを思ってると、2人が遅れて入ってきた。

 

「みんなお待たせ〜♪」

「………遅くなった。」

 

 保体コンビの登場‼︎愛子ちゃんはともかくムッツリーニが来たとなったらやることはひとつだ‼︎

 

「ムッツリーニ‼︎」

「………分かってる‼︎」

「「ぬっ‼︎」」

 

 透き通る世界の使用だ‼︎これだけ女の子がいればやるのは当然だよね♪

 

「素晴らしき四肢達だ‼︎」

「………練り上げられている!」

「これ程の楽園を見るのは…」

「………生まれて初めて‼︎」

「ムッツリーニ、やっと俺が何のために生まれてきたかが分かったよ!」

「………善逸、俺も分かった!………なんせ俺たちは……」

「「幸せになるために生まれて来たんだ‼︎」」 バタン

 

 ああ、さいこ………

 

「善逸、遺言があったら聞くよ?」

「すいませんでしたぁぁぁぁ‼︎」 バタン

 

 うだと思ったら、美波のせいで2回死んだ。

 

「あははは……相変わらずだね〜。」

「そういう愛子は相変わらず告れてないの?」

「私も気になる‼︎」

「美波、カナヲ⁉︎2人が羨むようなことは何もないよ⁉︎」

「「へぇ〜」」

 

 愛子ちゃんどんだけ照れ屋なんだよ!早くしろよ‼︎

 

 

 多少身体の痛みが消えてきた頃、一人の男がやってきた。あれは誰だろう?そう思ったとき……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、お前がFクラスの非モテ男、我妻か。なにやら今までナンパを1万回やってきて全敗だったらしいな。まあ俺は勝率8割だけどね〜w。俺とお前じゃ格が違うのさ!」

 

 

 出会った瞬間に、俺はこの男を倒すために生まれてきたのだと分かった。

 

 その男は暴力的なナンパ力に満ち溢れていた。空気のようにのらりくらりと女を替えているような男だった。チャラチャラとしており、全ての女を自分のものにしようとしていた。

 

「お前誰?」

「俺は2年Bクラスの釜鵺京也さ。暇だから蝶屋敷にナンパしに来た。良かったら俺と勝負しないか?負けた方が勝った方の言うことを聞く。それでどうだ?」

「生憎俺には彼女がいるんでね。そんなことはしないよ。」

「寝言は寝て言ったらどうだい?お前に彼女が出来るわけないだろ。」

「起きながら言ってるから寝言じゃないんだよね〜。」

 

 まさか隣にいる美波が彼女だとは思うまい!

 

「なるほど、君が彼女ね……」

「そうよ!ウチが善逸の彼女よ!」

 

 思うのかい!流石チャラ男!

 

「そんな珍妙なタンポポとじゃなくて、俺と遊ばない?俺ならもっと凄い事ができるぜ〜。」

 

 嘘でしょ⁉︎さっき彼女って言ったよねえ⁉︎それでもお構いなしにナンパするのかよ‼︎本物はやっぱり違えな‼︎

 

「嫌よ!誰に何を言われようがウチは善逸以外と付き合うつもりはないわ‼︎」

「サンキュー、美波‼︎」

「う、嘘だろ⁉︎」

 

 ざまあみやがれ‼︎でもこういうチャラ男って……

 

「あ、アオイちゃんじゃん!俺と遊ばない?」

 

 ってすぐに別の女のところに行くよね〜。でもね、ここに参加している人たちって……

 

「結構です!」

「じゃあ上弦の肆ちゃん!」

「嫌。私は炭治郎がいればいいの。」

「お前はクズ男の匂いがする‼︎俺の妹に手を出したら絶対に許さない‼︎」

「じゃあ上弦の陸ちゃん!」

「ボクはいいカナ〜。」

「………保健体育で1000点取ってから出直して来い。」

「じゃあ中学生の君たち!」

「「「お断りします‼︎」」」

「じゃあ甘………」

「甘露寺に近づいたら殺す。」

「しのぶちゃんをナンパしたらどうなるか分かってるよね〜?」

「彼氏面しないでください、糞野郎。でも私もそういうのは結構です。」

「私もお断りします。」

「ごめんね〜、私も彼氏いるんだよね〜。」

「嘘でしょ⁉︎」

 

 こんな感じだから全敗するよね〜。あとカナエ先生の彼氏が気になります‼︎とても気になります‼︎まあそれより前に……

 

「いよぅ釜鵺、惨めだね‼︎あんだけ調子に乗ってて全敗だなんてね!」

「うるせえよ我妻‼︎今日はたまたま調子が悪かっただけだ‼︎」

「調子ね〜。」

 

 あ、そうだ、いいことを思いついた!

 

「ねえ釜鵺!最後に一人だけナンパに成功すれば、それは全敗とは言わないよ?」

「もう女いないだろ‼︎」

「いるんだな〜、それが。」

 

 そう!たった一人だけ残されたその名は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい根本‼︎女になったお前に朗報だ!釜鵺って奴がナンパしに来たぞ‼︎」

「おいちょっと待てよ‼︎根本は女装趣味なだけで男だろ‼︎ふざけんなよ‼︎」

「今のアイツは心から女になろうとしてるのさ!」

「そんなの知らねえよ‼︎」

「釜鵺、俺が逆ナンしてやる‼︎さあ、俺、いや、私と一緒に遊ぶわよ!」

「やめろぉぉぉぉ‼︎根本、頼むからぁぁぁぁぁ‼︎」

「いってらっしゃ〜い!」

 

 ということで根本×釜鵺を誕生させておいた。あとは優子ちゃんに報告しておかなきゃね!

 

「ねえ善逸。」

「何美波?」

「アンタって結構鬼畜よね…」

「クソ男に当然の報いをしただけさ‼︎それよりもまず聞かなきゃいけない事があるでしょ〜?」

「何よ?」

「カナエ先生の彼氏‼︎」

「なるほどね!すいませ〜んカナエ先生‼︎」

「何〜?」

「「彼氏は誰ですか⁉︎」」

「確か2人ってFクラスだったわよね〜?」

「「はい‼︎」」

「貴方達の担任だよ!」

「「えっ⁉︎」」

 

 嘘でしょ⁉︎あのスケベが⁉︎カナエ先生と⁉︎何かの間違いでしょ⁉︎でもまあいい‼︎いいネタが出来だぞ!

 

「明久、ムッツリーニ‼︎至急須川に連絡しろ‼︎休み明けのHRは異端審問会だ‼︎」

「………もう連絡済み‼︎」

「他のみんなにも連絡したよ‼︎」

「流石だね、2人とも‼︎」

 

 というわけで来週が楽しみだ‼︎

 

 その後も蝶屋敷パーティーは夕方まで続いた。色々あったけど、こうして平和に過ごせるのが一番だよね〜。そんなことを思いながら俺は帰路に着いた。




 というわけで今まで登場してこなかったすみ、きよ、なほの三人衆が登場しました。あの3人って正直誰が誰だか分かってないんですよね。まあ覚えなくてもなんとかなるでしょう!

 また、釜鵺が2回目のBクラス戦に出てきたときは善逸は戦死していたため、面識がありませんでした(第五十四話参照)。一回目のときは善逸からすればただのモブなので会ってはいますが認識はしていません。よろしくお願いします。
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