バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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 今回の話はギャグがかなり少ないです。よろしくお願いします。

 あと超今更ですが文月学園は都内にある設定です。


第七十五話 進路相談

  side 善逸

 

 2学期が始まったある日、Fクラスのいつもの9人で昼食をとっていた。そんな中で、明久がふとあることを口にした。

 

「そろそろ皆ともお別れか〜。」

 

 確かに。このクラスともあと半年でおさらばだね。そして進学・就職に伴う別れ。みんなが全国に散っていくんだよね〜。明久の言葉に雄二が返事をした。

 

「まあ生きてりゃ会えるだろ。それより皆は卒業後は何をするつもりなんだ?」

 

 確かに。皆がどこに行くかが気になるね!最初に答えたのは炭治郎だった。

 

「俺はソフィア大学志望だね。カナヲが行く東日本大学とは結構近い場所にあるからもし受かったら同棲する予定だよ!」

「同棲するのは素敵だと思います!結婚まで一直線ですね!」

「竈門は相変わらずカナヲと一緒なんだね〜。」

「………流石!」

「さらっと難関大が出てくるあたりは流石炭治郎だね〜。」

「え?ソフィア大学って難しいの?」

 

 まあ明久は知らなそうだね。雄二が代わりに教えてくれた。

 

「明久は進学しないから分からないと思うが、炭治郎の行くソフィア大は国内トップ10〜15番くらいだから結構難しいぞ。」

「心外な‼︎僕だって進学するつもりだよ‼︎」

「「「「「「「えっ?」」」」」」」

 

 明久が進学?下弦の壱が?とち狂ったのかな?

 

「明久が入れる大学なんてないでしょ〜w」

「うるさいな善逸!確かに大学は無理だけどね!」

「明久君は料理の専門学校に行くんですよ!」

「僕は料理とゲームくらいしか出来ないからね!」

 

 あ〜成る程ね!確かに明久は金払っていいくらい料理がうまいからね〜。普通に大学行くよりは良さそうだね。そうだ、明久といえば……

 

「ちなみに瑞希ちゃんは東日本大なの?」

「はい!しかも明久君の学校と結構近いんですよね!」

 

 まあ瑞希ちゃんはレベル的にそうなるよね〜。明久とも近いなら良かったね!

 

「瑞希は流石ね〜。ウチなんか何年経っても入れる気がしないわ〜。」

「………分かる!」

「流石シメジ(姫路)‼︎」

「本当に凄いのぅ!」

「み、みなさん!私受かったわけじゃないですからね!」

「カナヲのことをよろしくね!」

 

 そういえば東日本大といえば………

 

「利光と一緒だよね!」

「そうですね!久保君から明久君を守るためにも頑張りたいと思います‼︎」

 

 そうなるんだね。まぁまたいつもの如く喧嘩をするんでしょう。俺は東日本大には行かないから今度は巻き込まれないで済むね!やったね!

 

 そういえば同じ東日本大志望の翔子ちゃんといえば……

 

「凄い頑張りだな…。ついでに同じ東日本大志望の翔子が俺を追ってこないようにしてくれ。」

「それは無理ですね♪」

「頼む。」

「雄二、諦めなよ〜♪」

「霧島さんと同棲するのもいいと思うよ!」

「お主はもう結婚すればいいのにのぅ。」

「結婚式にはオレ様も呼んでくれ!親分として挨拶してやるぜ!」

「嫌だあぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 雄二は翔子ちゃんから逃げようとしているみたい。絶対無理だと思うけどね〜。

 

 さてと、次は雄二の前に喋った伊之助のこと聞くか。

 

「伊之助はどこ行くつもりなの?」

「オレ様は出稼ぎに出るぜ!」

「どこに?」

「工場!この辺の!」

 

 いやこの辺かい!出稼ぎにしては距離が近すぎるでしょ!家から出る必要がないじゃん!

 

「ちなみに神崎さんはどうするの?」

「近くの………確かブルーマウンテン!」

「コーヒーメーカー?」

「大学だよ、バカひさ!」

 

 確かにコーヒーメーカーにも似たような名前のあるけどさ!それにしても伊之助&アオイちゃんも炭治郎&カナヲちゃんと一緒のパターンだね。それにしても伊之助って体力あるし意外と器用だからこういう工場勤務がピッタリだよね。

 

「そういえば、ムッツリはどこ行くんだ⁉︎」

「………看護学校か大学の看護学部。………場所は未定。」

 

 コイツ下心丸出しだろ。聞いてやろう。

 

「ナース服の女の子が見たいの、ムッツリーニ?」

「………違う。」

「お主はもう下心を隠さなくて良いと思うのじゃが……。」

「………それは秀吉。」

「じゃからワシは違うぞい‼︎」

「玉野さんがこの間いろいろ話してくれたよ〜。」

「あぁぁぁぁぁぁ‼︎美紀、絶対に許さないぞい‼︎」

 

 秀吉のことが明久に色々バレてんの面白いよね〜。まあ美紀ちゃんにとって明久は同性の友達だから話しやすいんだろうね。

 

 

 そういえば……

 

「そういう秀吉はどこに行くつもりなの?」

「ワシはとある芸能事務所に所属するぞい!実は出演作が何本か既に決まっておるのじゃ。宣伝許可が出たら皆にも知らせるつもりじゃ‼︎」

 

 ちょっと待って⁉︎もう俳優デビューするの⁉︎演劇部で活躍してることは知ってたけど、まさかここまでだとは思わなかったよ‼︎そして俳優から貰うものといえば………

 

「秀吉、サインを頂戴‼︎」

「………有名になる前に貰っておかなきゃ!」

「木下君、私にもサインをください!」

「ウチにも!」

「僕にも!」

「俺とカナヲの分も!」

「わ、ワシはまだ自分のサインを考えてないのじゃ!じゃから卒業アルバムに書くぞい!」

「「「「「「ありがとう‼︎」」」」」」

 

 秀吉は絶対人気出そうだからね!今のうちに貰っておかなきゃね!

 

「そういえば、善逸と島田は同じ大学なのかのぅ?」

「「う〜ん。」」

 

 いや、まあなんて言うかね〜。

 

「それはどういう反応なのじゃ?」

「簡単に言うと、俺の志望大学は美波の滑り止めってことだね。流石にレベルが違い過ぎるからね〜。」

「ウチが志望大学に受かったら善逸とは遠距離になるわね。」

「お互いが行きたいところを優先させた感じか。」

「まあ雄二の言う通りだね。あとはお金の問題かな〜。国公立は俺の学力じゃ無理だから学費が超安いここ文月みたいな私立にしたんだよね〜。それが都内じゃないから美波とは離れるってわけ!」

 

 俺の家族って他に兄貴しかいないからね〜。だからいくら爺ちゃんの遺産があるとはいえお金があまり無い。兄貴は東日本大に家から通っていて、更に学費免除だからいいけど、俺はそういうわけにもいかなかったからね〜。

 

「まあ善逸の通う大学は伊豆大学ってところで、ウチはほぼ都内にある大学志望だからそんなに離れてないんだけどね〜。」

「そんな大学あったんだな。知らなかった。」

「俺みたいな貧乏人には有名な大学さ!」

「じゃあ僕も行けばよかった!」

「いや、明久の学力じゃ無理!」

「そういう善逸だって音楽がなかったら僕と大差ないじゃん!」

 

 そう。一般入試なら音楽を使えない以上、俺が伊豆大に入るのは無理。でもね……

 

「伊豆大は特別入試もあって、そこで音楽が使えるんだよね!」

「なにそれずっこい!僕の家庭科も使えばよかった!」

「それは無理!なんせ音響工学関係の学科だからね〜。一応名前だけは機械工学科になってるけどね〜。あと音楽以外にも数学と物理を受けなきゃいけないしね。」

「なるほどね……。」

 

 純粋に楽器作りとかにも興味が湧いてたからちょうどよかったのさ!俺が得意な音楽と美波が得意な数学・物理の合わせ技って感じがしてなんかいいよね!

 

「それで島田さんはどこの大学に行くつもりなの?」

「諭吉大学!学科は善逸と同じ理工学部機械系のつもりよ!」

「え?美波ちゃん、そこってかなり難しい大学ですよね……」

 

 私立では最難関だね。国公立を入れても5番目くらいになるからかなり難しい。でもね……

 

「受験科目が英語、数学、物理、化学の4つだけだからね!だからウチでももしかしたら届くかも、って思ってね!」

 

 私立理系なら文系科目ができない美波でも届くかもしれないんだよね〜。

 

「善逸の伊豆大とは難易度が桁違いじゃないか?」

「坂本の言うことなんだけど、一応自分のレベルに合ったところとしては東日本理科大があるね。そこももちろん受けるわ!それすらもダメだったとき用の伊豆大ね!」

「なるほどな。」

 

 正直美波が俺のレベルにまで落ちてくるとは思えないけどね。だから美波とはしばらく遠距離になるのさ!

 

 さて、全員が話し終わったところで………って全員じゃなくね?

 

「ねえ、雄二はどこに行くつもりなの?」

「東日本農工大か東京生命大のどっちかだ。第一志望は前者だな。」

「なんだかんだ都内の大学なんだね。」

「ああ。」

 

 翔子ちゃんから逃げることを諦めたみたいだね!良かったよ!そのまま学生結婚すればいいのにね〜。

 

 さてと、みんなの進路をまとめるとこんな感じか……

 

 

 

善逸  伊豆大

美波  蘭学塾大(ほぼ都内)

明久  料理専門学校(都内)

伊之助 工場勤務(文月学園付近・都内)

秀吉  芸能事務所(都内)

土屋  看護学校or看護学部(場所未定)

雄二  東日本農工大or東京生命大(都内)

炭治郎 ソフィア大(都内)

姫路  東日本大(都内)

 

 

 

 って俺だけ都内じゃないじゃん!まあ正確には美波もだけど、あそこはほぼ東京だからね!

 

「遠くに行くの俺だけかよ‼︎」

「遠くって言っても伊豆だろ。新幹線を使えば1時間半、在来線だけでも2時間半じゃないか。強化合宿の場所である卯月高原よりよっぽど近いだろ。」

「確かに……。」

 

 そう考えると思ったよりも近いかもね!

 

「まあ、暇なときは遊びに行くよ!」

「ありがとう、炭治郎‼︎」

「僕も瑞希を連れて遊びに行くよ!」

「お願いします!」

「ありがとう明久、瑞希ちゃん!」

「オレ様も仕事サボって行くぜ!」

「伊之助、仕事はサボっちゃダメだよ……。でも来てくれるのは嬉しいな‼︎」

「………ダイビングが有名。」

「ムッツリーニは相変わらず下心丸出しだね!」

「伊豆はドラマの撮影とかが意外と多いからのぅ。もし会えると分かったら連絡するぞい!」

「秀吉、一人だけ来る目的が強すぎない⁉︎でもありがとね!」

「そう簡単にホームシックになるんじゃないわよ!」

「分かってるさ、美波‼︎」

 

 

 皆も応援してくれてる‼︎ありがとう‼︎こうなったらなにがなんでも伊豆大に受かって、薔薇色の大学生活を送ってやるぞ‼︎あとダイビングが気になるからちょっと調べてみようかな〜。大学入ってから新しいことにも挑戦してみたいしね!




 というわけで主要メンバーの進路(希望)でした。ちなみに上弦会議の時同様登場した大学は伊豆大学以外全て実在の大学に基づいています。難易度も同じくらいだと思って下さい。ちなみに次の通りです。


東日本大学      東大
諭吉大学       慶應義塾
ソフィア大学     上智
東日本理科大学    東京理科
東日本農工大学    東京農工
ブルーマウンテン大学 青山学院
東京生命大学     東京農業


 さて、次はクリスマス回です。受験勉強の箸休め的なお話です。お楽しみに。
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