バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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第七十六話 クリスマスパーティー

  side 善逸

 

 今日はクリスマス当日。受験の息抜きという名目でFクラスのいつもの9人で集まっていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…今日は皆、来てくれてありがとう!」

 

 翔子ちゃんの家に。 

 

 

「なあ皆、何故翔子の家なんだ?おかしくないか?」

「雄二だけが昨日のクリスマスイブにデートをしなかったって聞いたからね。可哀想だから翔子ちゃんの家にしてあげたんだよ!」

「頼むから死んでくれ。」

「…我妻はいい人♪」

「ど〜も♪」

「ブチ殺すぞ。」

 

 と素直になれない雄二はさておき、さっさとクリスマスパーティーを始めますか!そして、クリスマスパーティーにやることといえば………

 

「第一回、プレゼント交換会を開催する‼︎」

「「「「「イェ〜イ!」」」」」

 

 プレゼント交換会だ!誰のプレゼントが来るか分からないからドキドキして楽しいんだよね、これ!

 

「炭治郎、ルール説明を頼む!」

「OK善逸!それじゃあルール説明といくよ!まず参加者は予め言われてた通り1人1つずつプレゼントを持ってきます‼︎文房具でも食べ物でもなんでもOK!さて皆、用意はして来たかい⁉︎」

「「「「「OK!」」」」」

「次に、全員が輪になって座ります。そして皆が持ち寄ったプレゼントを一人ずつ中央に置きます!この時他の人は目隠しをしていて下さい。ここまではOK⁉︎」

「「「「「OK!」」」」」

「そして音楽が流れたら全員で目隠しを外します。そして中央にあるプレゼントの中から好きなものを1つ取ります!そして必ず音楽が流れ終わるまでに全員一つずつプレゼントを取ること。ここまではOK?」

「「「「「OK!」」」」」

「そして音楽が止まったら俺が指定した順番でプレゼントを開封します。その時に送り主は名乗り出て下さい!ここまではOK?」

「「「「「OK!」」」」」

「そして最後に超重要なルールが一つ!貰ったプレゼントはその場で必ず使う、もしくは食べること‼︎いいね‼︎」

「「「「「OK!」」」」」

 

 ということでプレゼント交換会が幕を開けた!

 

「さて、音楽をかけるね〜!」

 

《放っといて育つもの〜、なんだなんだろ?》

 

 さてと、どれにしようかな〜。えっと、この黄色い箱のやつにするか!

 

 

 

 数分後、音楽が終わっていよいよプレゼントを開ける時が来た!

 

「じゃあ、最初は俺から開けるか!」

 

 まずは炭治郎の番だ!

 

「えっと〜、これはシャーペンだね!誰からかな?」

「ワシからじゃ!使うと良いぞ!」

「ありがとう秀吉‼︎じゃあ早速使うね!」

 

 おお!この受験の時期にシャーペンってサイコーだね!俺もあれが欲しかったな〜!まあいいや、次は………

 

 

 

「姫路さん!」

「わっ、分かりました!」

 

 瑞希ちゃんの番だ!

 

「えっと、これは手袋ですね!どなたからの物でしょうか?」

「それは俺からだね!」

「ありがとうございます、竈門君!早速使わせていただきます!」

 

 おお!この冬の時期に手袋ってサイコーだね!でも今使うのかい!室内だと暑いよね、それ。

 

 さて、次は………

 

 

 

「霧島さん!」

「…私の番!…楽しみ!」

 

 翔子ちゃんだね?雄二からのプレゼントは受け取れたかな?

 

「…クッキーだ!…誰から?」

「翔子、市販のやつだ。食べ物だから今食え。」

「…ありがとう、雄二‼︎」

「「「「「おめでとう‼︎」」」」」

「…ありがとう!」

 

 運良く雄二からのプレゼントを引き当てたんだね!おめでとう、翔子ちゃん!

 

 さて、次は……

 

 

 

「伊之助‼︎」

「オレ様の出番ってワケだな‼︎」

 

 伊之助の番だ!

 

「どんぐりだ‼︎……ってこれオレからのじゃねえか‼︎」

 

 草。自分の箱を覚えてなかったんかい!

 

 さて次は………

 

 

 

「ムッツリーニ‼︎」

「………俺の番!」

 

 ムッツリーニのターンだ!さて、何が入ってるかな?

 

「………くっ、これは!」

「僕が入学式の時に着ていたセーラー服だね!」

 

 明久のやつかよ‼︎ということはムッツリーニが女装するのか!

 

「………返品。」

「ダメだよムッツリーニ!さっき炭治郎が言ったじゃん!プレゼントは………」

「………必ず使う……」

 

 そうしてムッツリーニが着替えに行った。

 

 

 数分後、セーラー服を着たムッツリーニが現れた………って何これ!めちゃくちゃ似合うじゃん!超可愛い!アキちゃんよりタイプかも!

 

「ひゅ〜!ムッツリーニ、似合ってるよ‼︎」

「とてもお似合いです、土屋君!」

「………不名誉な‼︎」

「僕の写真フォルダに入れなきゃ!」

「俺も写真撮る!」

「………恥ずかしいからやめて欲しい///」

「ムッツリーニよ、今日はお主は撮る側ではなく撮られる側じゃな!」

「土屋、後で愛子に送っとくわ!」

「………それだけは本当にやめて欲しい///」

 

 愛子ちゃんもきっと大喜びだね!さてと、次は………

 

 

 

「島田さん!」

「ウチの番ね!」

 

 美波だ………って待てよ?俺からのプレゼントはアレだから、絶対に引き当てないで欲しいな‼︎俺が死にかねないからね!

 

「えっと〜、これは何?」

 

 良かった。俺からのじゃなかったっぽい!でもアレはなんだろう?

 

「………小型盗聴器。………善逸につけておくといい。」

 

 ふざけんなよ!盗聴器はあの水着だけで十分だよ!

 

「ありがとね土屋!じゃあ早速使うね!」

「ちょっと待ってよ美波!お願いだからそれは………」

「ダメだよ善逸!さっき自分でも言ってたじゃない!渡されたものは………」

「必ず使う………」

「OK!」

「いやぁぁぁぁぁぁ!」

 

 ということで俺の言論の自由が無くなった。

 

 さてと、次は………

 

 

 

「善逸!」

「俺の番か……」

 

 正直もうプレゼント貰った気がしてるんだけどね……。あの盗聴器で……。

 

「えっ〜と、これはクーラーボックス?」

「ウチからだね‼︎その中にあるものがプレゼントだよ‼︎」

 

 やった〜‼︎美波からのだ‼︎嬉しいな〜♪さてと、中身は………

 

「おお!ショートケーキじゃん‼︎」

「ウチの手作りよ!善逸、遠慮なく食べて‼︎」

 

 マジで⁉︎最高のプレゼントを引き当てたんだけど⁉︎

 

「いやっふぉぉぉぉ〜‼︎いただきま〜す‼︎」

 

 最高の味わいだ‼︎生クリーム、スポンジ、苺、その全てがバランス良く揃っていてとても綺麗なハーモニーを成している!さっきの盗聴器がどうでもいいくらいの当たりを引き当てたよ‼︎やったね!

 

「美波、めっちゃ美味しいよ‼︎ありがとう‼︎」

「ど、どういたしまして///」

 

 さらには他の人も羨やんでいる!

 

「善逸、いいな〜!俺も欲しいよ〜!」

「…美味しそう!」

「美波ちゃんからのケーキを貰えてよかったですね!」

「僕もお腹が空いてきちゃったよ‼︎」

「うまそうだな、モナミのケーキ‼︎」

「なんて幸せそうな顔をしとるんじゃのぅ!」

「………ずるい!」

「良かったな、善逸!」

 

 どうだ!これが俺の運の力だ‼︎

 

 さてと、美波作のケーキを食べたところで次だ!

 

 

 

 

「次は明久の番だね!」

「りょ〜かい!」

 

 そういえば俺からのプレゼントはまだ出てないよな?まあ残った3人相手なら誰でもいいんだけどね!

 

「えっと、これはクーラーボックス?」

 

 ん?その流れさっきやったぞ?

 

「私からですね!その中にあるものがプレゼントです!」

「「「「「「炭治郎、寝ろ‼︎」」」」」」

「えっ?う、うん……」

 

 マズい‼︎さっきの流れからするとあの中にはおそらくヤバいものが入っている……。とりあえず匂いで死ぬ炭治郎を寝かせておかないとね!

 

「えっと、ショートケーキだね……」

「私の手作りです!明久君、遠慮なく食べて下さい!」

 

 なんでだろう。さっきの俺&美波の時と同じやりとりなのに貰う側の反応が全く違うんだけど……。明久が小声で話しかけてくる。ここはちょっと誤魔化すか!

 

「(ヤバいヤバいヤバいヤバい‼︎これって僕に死ねってこと⁉︎)」

「(いいじゃん、彼女からの手作りケーキなんだしさ!)」

 

 他の人もさっきと同じような反応をする。俺も乗っとくか〜!

 

「…美味しそう。」

「瑞希からのケーキを貰えて良かったじゃない!」

「いや〜、俺もさっき食べたばっかだけどお腹が空いてきちゃったよ‼︎」

「うまそうだな、シメジのケーキ‼︎」

「なんて幸せすぎて死にそうな顔をしとるんじゃのぅ!」

「………ずるい!」

「良かったな、明久!」

 

 翔子ちゃんと美波はともかく下弦のみんなの言葉には悪意がこめられてるけどね!そしてやっと明久は観念したのか………

 

「いやっふぉぉぉぉ〜‼︎いただきま〜す‼︎」 バタン

 

 死んだ。

 

「え?明久君、どうしちゃったんですか⁉︎」

「興奮しすぎて倒れたみたい♪彼女からの手作りケーキだからね!こうなっても仕方ないよ‼︎」

「わぁ、そうなんですね‼︎良かったです♪」

 

 瑞希ちゃんが天然で助かった!さて、次行くか!

 

「お、おはよう……。もしかして俺寝てた?」

「炭治郎、おはよう!さて、明久の番が終わったから次よろしくね!」

「あ、うん!」

 

 残るは後2人、果たしてどっちが先か………?

 

 

 

「次は秀吉だね!」

「ワシじゃな‼︎」

 

 秀吉か!さてあれは………、俺が渡したプレゼントだ!

 

「ってこれはなんじゃ‼︎」

「エロ本だね‼︎俺からのプレゼントさ!」

「ちょっと善逸!ふざけるでないぞ‼︎」

「ふざけてないよ〜♪」

 

 まさか一番反応が面白い秀吉の手に渡るとはね〜。今日の俺、ついてる‼︎

 

「とにかくこれは善逸に返すのじゃ‼︎」

「ダメだよ秀吉〜!さっき炭治郎が言ってたじゃん!」

「………貰ったものは必ずその場で使う‼︎」

「ルールは守らないとダメだぞ、秀吉。」

「皆、ふざけないで欲しいのじゃ‼︎」

「まあまあ皆、この場で使うのは流石にダメだからさ〜。」

「炭治郎の言う通りじゃ‼︎」

 

 炭治郎になだめられてしまっ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「秀吉、トイレに行って使って来なよ‼︎」

「炭治郎も酷いのじゃ〜‼︎」

 

 まあ流石にそこまでのセクハラは可哀想だから……

 

「秀吉も炭治郎も何勘違いしてるの〜?本を使うってただ読むだけのことなんだけどな〜。」

「あ、俺勘違いしちゃった……。秀吉ごめん!」

「そ、それでも十分恥ずかしいのじゃ‼︎」

 

 ということで秀吉の読書タイムとなった。ん?なんか美波が話しかけてきたぞ………?

 

「ねぇ善逸。」

「何美波?」

「友達にセクハラしてんじゃないわよ‼︎」ドゴォ‼︎

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 美波に蹴られちゃった………。クソ痛え……

 

 

 さてと、いよいよ最後は………

 

「雄二だね!霧島さんからのプレゼントを受け取ってあげて!」

「…雄二、私からのプレゼント!」

「あいよ………ってこれは‼︎」

 

 そうして雄二が持ってる箱の中を見ると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔子ちゃんと雄二の婚姻届が入っていた。

 

 

「おいちょっと待て‼︎ふざけるな翔子‼︎これは捨てるぞ‼︎」

「ダメだよ雄二!さっき言ったじゃん!貰ったものはその場で………」

「必ず使う………」

 

 やったね!これで坂本翔子の誕生だね‼︎さてと………

 

「ああ、暖房がちょっと暑くて汗をかいたな……。そうだ、この汗拭きを使おう。」

 

 おい!この世のどこに婚姻届を汗拭きに使う奴がいるんだよ‼︎

 

「…雄二、使い方が違う。」

「翔子、俺の物の使い方くらいは俺で決めさせてくれ。」

「…いくらでも婚姻届の予備はある。…あとこれは市役所に届けるのが正しい使い方。…言う事を聞かなかったら即結婚。」

 

 翔子ちゃんの勝ちでした。おしまい。

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

「「「「「「「「2人とも、結婚おめでとう‼︎」」」」」」」」

「…ありがとう‼︎」

「ふざけるなぁぁぁ‼︎」

 

 こうして坂本雄二&翔子夫妻の誕生によってプレゼント交換会は幕を閉じた。

 

 

 

 その後、皆で予約した大きなケーキや料理を食べようとしていると、突然秀吉がやってきた。

 

「島田、善逸を抑えていて欲しいのじゃ‼︎」

「分かったわ、木下!」

「え?ちょ、ちょっと待って⁉︎何するつもり⁉︎」

「ワシにセクハラした罰じゃ♪」

 

 ちょっと待って⁉︎またスタンガンでベランダに出すつもりなの⁉︎でも秀吉は足を振りかぶってる………。ならキックか!秀吉はあんまり強そうじゃないからこれなら………

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 ちょ、ちょっと‼︎コイツ躊躇いなく股間を蹴りやがった‼︎クソ痛えんだけど‼︎しかも美波は笑ってるし‼︎ふざけんなよ‼︎

 

「ワシにセクハラする度に同じことをするがよろしいかのぅ♪」

「すいませんでした……」

「それで良いのじゃ♪」

 

 流石に連続で股間を蹴られるのはヤバい………。こうして悶えながらその後のパーティーの時間を過ごすことになった。

 

 

 そしてパーティーが終わって美波と一緒に帰ることになった。

 

「アンタ、友達にセクハラするのはもうやめなよ?」

「はい………」

 

 うぅ………。まだ痛い………。

 

「それと、アンタってなんであの箱選んだの?」

「あの箱?」

「プレゼント交換会のときね。」

 

 あぁ、あれか……。確か………

 

「箱の色が黄色だったから!」

 

 そう。俺は黄色が大好きだからね。だからただ単に色だけで選ばせて貰ったよ!

 

「ふ〜ん、やっぱり♪」

「え?どういうこと?」

「アンタが黄色好きなのを知ってたから、黄色い箱にしたのよ!」

 

 マジか⁉︎じゃあアレは運が良かったんじゃなくて美波が狙ってやった物だったんだ‼︎凄いね‼︎

 

「流石美波!俺のために色々こだわってくれてありがとね!」

「ま、まあアンタが選ぶ前に他の人に渡ったら意味なかったけどね!」

「それでもここまで考えて選んでくれたのが嬉しいよ‼︎本当にありがとね‼︎」

「ど、どういたしまして///」

 

 美波の照れ顔が可愛い♪それにしても、俺はネタのことだけ考えてエロ本選んじゃったから、なんか申し訳ないね〜。そんなことを思いながら家に帰った。




 ということでクリスマスパーティー、というかプレゼント交換会でした。ちなみに翔子が渡した婚姻届は雄二と翔子の名前が書いてあるので、誰に渡しても結果は同じでしたね。

 さて、次は受験の話です。もしかしたら短すぎるので卒業の話とまとめちゃうかもしれません。よろしくお願いします。
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