バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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第七十八話 旅立ちの日

  side 善逸

 

 俺たちが文月学園に入学してから4度目の春が訪れ、遂に卒業式の日がやってきた。今は卒業式で卒業生の名前を読み上げようとしているところだよ。そして読み上げる順番が下のクラスかららしい。なので………

 

「Fクラス。我妻善逸。」

「はい‼︎」

 

 この俺がトップバッターなんだよね!ちなみに卒業証書授与は代表で翔子ちゃんだけがやるらしい。だから一番最初に皆の前に行ってカッコつけることは出来ないんだよね‼︎悔しいよ‼︎

 

 続いてクラスメイトの名前が呼ばれた。

 

「竈門炭治郎。」

「はい!」

 

 炭治郎は俺たちの母ちゃんみたいな存在だったな〜。ぬいぐるみの件といい、やらかした時はちゃんと叱ってくれたな〜。まあスケベな一面もあったけどね。そこももちろん好きだよ‼︎あと、カナヲちゃんとこれからも仲良くね‼︎

 

「木下秀吉。」

「はい。」

 

 Fクラスのアイドル、秀吉だ!相変わらず可愛い‼︎それとこの学校で一番最初に出来た友達だったな〜。雄二もだけどね。これからは俳優として沢山活躍してね‼︎まあ忙しくなって大好きなお姉ちゃんや彼女の美紀ちゃんに会いにくくなるのが可哀想なんだけどね。

 

「坂本雄二。」

「はい。」

 

 秀吉と同じく一番最初に出来た友達………って言うより悪友だね。一緒にバカやったり互いを貶めあってたのはめちゃくちゃ楽しかったな〜。あとクリスマスパーティーの時の婚姻届は結局出してないらしい。早く結婚しろや‼︎

 

「島田美波。」

「はい!」

 

 美波の番か!コイツにはマジで頭が上がらないな〜。あの日以来毎日お弁当を作ってきてくれたし、受験の時は勉強を散々教えてもらったし。そして何より俺のためにめっちゃ勉強してくれたしまさかの壱の型も会得してくれた。それなのに俺はまだ何も返せてない。情けない彼氏だよね。だから何かしてあげないとな!とりあえずは大学生活を全力で楽しませるようにしなきゃ、ね‼︎

 

「須川亮。」

「はい。」

 

 異端審問会会長だ。大学では彼女が出来るといいね!

 

「土屋康太。」

「………はい。」

 

 お、ムッツリーニだ‼︎最強の下心を持つ男だね!あと看護学部を志望してたのはナース服が見たいからじゃないことを知ってびっくりしたよ。自分が看護師になって、医者になるつもりの愛子ちゃんと一緒に病院を開くつもりらしい。凄い夢だよね!俺が患った時はよろしくね!

 

「嘴平伊之助。」

「ハ〜イ‼︎」

 

 伊之助は、最初は授業をサボって山を走り回ってたただの野生児だったのに、今ではすっかりクラスに馴染んだよね。これからもアオイちゃんと仲良くね!あと、人の名前はちゃんと言えるようになろうね!

 

「姫路瑞希。」

「はい!」

 

 瑞希ちゃんは確か俺が2年生の時に最初に求婚した人なんだよね。最初は単に可愛いだけの人かと思ったけど、時折見せる芯の強さやエースとしての活躍がカッコ良かったよ!これからは明久を自作の料理で殺さないようにね!

 

「福村幸平。」

「はい。」

「横溝浩二。」

「はい。」

 

 異端審問会の会員達だ。お前らも大学入ってから彼女が出来るといいね!

 

「吉井明久。」

「は〜い♪」

 

 相変わらず声が似ている明久はぬいぐるみの件以来の悪友だよね。基本的にバカなんだけど、時折仲間のために自分のことを無視して行動する姿はめちゃくちゃカッコ良かったよ‼︎あとは瑞希ちゃんの手料理で死なないようにしてな!

 

 そして今日でこのクラスともお別れか……。

 

「Fクラス、以上50名。」

 

 担任のスケベとも今日で最後だね。最初は単なる粗暴なヤクザだと思ったけど、めちゃくちゃ面倒見が良くていつもクラスのために頑張ってたいい担任だったんだよね。特に進路相談の時は親身になって話を聞いてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったよ‼︎

 

「続いて………Eクラス………。」

 

 Eクラス担任の継國先生は透き通る世界をムッツリーニに教えてくれたんだよね。そのおかげで今の女体スケスケライフが楽しめてるからね!ありがとうございます!

 

「賽子厚焼肉………。」

「ほい‼︎」

 

 サイコロステーキって奴そういえば居たな。変な名前に舐めた性格のアイツだよな、確か。

 

「謝花梅………。」

「はいっ‼︎」

「中林宏美………。」

「はい!」

「三上美子。」

「はい!」

 

 コイツらは宇髄さんにダイナマイトで教室がある旧校舎がぶっ壊されて以降大変だったらしいね〜。可哀想に。

 

「Eクラス………、以上50名………。」

「続いてDクラス。」

 

 でた、Dクラス担任の万世先生。胡蝶先輩にフラれて嫉妬に狂ったサイコパスだ!

 

「綾木累。」

「はい…。」

「清水美春。」

「はい。」

「玉野美紀。」

「はい!」

「平賀源二。」

「はい。」

 

 改めて見るとこのクラス個性派揃いだよね。美春ちゃんだけでもお腹いっぱいなのに累と美紀ちゃんもいるのヤバいよね。

 

「Dクラス、以上50名。」

「続いてCクラスで〜す。」

 

 Cクラスの担任、胡蝶先生なのずるいよね〜。スケベと交換して欲しかったよ!

 

「尾崎綾女。」

「はい。」

「小山友香。」

「はい。」

「朱紗丸。」

「はい‼︎」

「新野すみれ。」

「はい!」

「矢琶羽。」

「はい。」

「山本愈史郎。」

「はい。」

 

 嘘でしょ⁉︎あの保健室登校が卒業式に参加してるんだけど⁉︎まあ最後だからってのはあるかもね。あとここのクラスもなかなかメンツが濃いよね〜。

 

「Cクラス、以上50名で〜す。」

「続いてBクラス‼︎‼︎」

 

 Bクラスの担任って2年生の時は確か伊黒先生だったよね。あの人甘露寺先輩の卒業と同時にストーカーしに休職したから3年生の時からは煉獄先生になったんだよね。

 

「魘夢民尾。」

「は〜い。」

「釜鵺京也。」

「はい。」

「神崎アオイ。」

「はい‼︎」

「素山恋雪。」

「はい!」

「沼田鬼一郎。」

「はい。」

「沼田鬼三郎。」

「………」キリキリキリキリ

「沼田鬼二郎。」

「はい!」

「根本恭二。」

「はいっ♪」

「轆轤大輔。」

「はい。」

 

 沼田三兄弟、五十音順のせいで違和感めっちゃあるね。あと根本、返事を女声でするのはやめて欲しかったな。

 

 それにしてもこのクラスとは色々あったな〜。美波が拉致されたり、明久が瑞希ちゃんのために壁ぶっ壊したり、ムッツリ商会が解散する原因になったり、アオイちゃんが糾弾されたりなど………。恨みも正直あるけど最高級の設備も手に入れられたし、良しとしよう!

 

「Bクラス、以上50名‼︎‼︎」

「それでは最後にAクラス。」

 

 そして遂にラスボス、Aクラスのお出ましだ‼︎

 

「赤羽零余子。」

「はい!」

「交野病葉。」

「はい。」

「佐藤美穂。」

「はい!」

 

 本当にコイツら相手によく引き分けに持ち越せたよね〜。そしてなんといってもAクラスの華といえば………

 

「そして最後にAクラスに所属する中でも特に成績優秀だった6名、上弦を紹介する。彼ら彼女らは学園の上位6人として常に他の生徒の見本となっていた。今後の活躍にも期待したいと思う。ではその6人を今から紹介する。」

 

 上弦だよね。ここでも別個紹介とは流石だね。異次元の学力に試召戦争の時はめちゃくちゃ苦戦したよ。でも同い年の友達として仲良くしてくれたのはとても嬉しかったな〜。ちなみに下弦は別個紹介されなかったよね。まあ問題児集団だから当たり前か!

 

「上弦の陸、工藤愛子。」

「はい!」

 

 ボクっ娘いじられキャラの愛子ちゃん!最初は他人をからかうだけの人だと思ってたけど、超真面目な一面を知ってからは凄く見方が変わったんだよね〜。あと大学はムッツリーニと同じで国立の伊豆医科大学なんだって。俺と美波が通う伊豆大と近いから、もしかしたら結構会うかもね〜。

 

「上弦の伍、不死川玄弥。」

「はい。」

 

 玄弥もクラスに戻れて良かったね。今となっては元不良の面影はどこにもないしね。あと大学は優子ちゃんと一緒に西日本大に行くらしい。関西はまあまあ遠いからこれからしばらく会えなくね。残念だな〜。あとこれからも優子ちゃんと仲良くね!

 

「上弦の肆、栗花落カナヲ。」

「はい。」

 

 カナヲちゃんはずっと炭治郎Loveだったよね。盗聴器付き耳飾りを付けたり二人三脚し始めたりとその行動がめちゃくちゃ面白かったよね〜。でもクラスの為に自分の視力削って頑張る姿はとてもカッコ良かったよ‼︎

 

「上弦の参、木下優子。」

「はい‼︎」

 

 最初に会った上弦だね。優等生中の優等生で付け入る隙が無いような人だと思ってたら、部屋の片付けが苦手だったり雪で無邪気に遊んでたり腐女子だったりと意外な一面が多かったよね。これからも玄弥と仲良くね!今度暇になったら関西に遊びに行くからね〜!

 

「上弦の弐、久保利光。」

「はい‼︎」

 

 でた、明久Love男!普段のキテレツな行動はめちゃくちゃ面白かったな〜。でも試召戦争の時は超強敵で正直かなり心が折れそうになったんだよね。これからは瑞希ちゃんから明久を奪う為に活動するらしい。まあ頑張れよ!

 

「そして最後に、上弦の壱、霧島翔子。」

「…はい。」

 

 俺たちの学年の不動の一位、翔子ちゃんだね。雄二とあの手この手を尽くして結婚しようとしていたのはめちゃくちゃ面白かったよ‼︎ただ試召戦争の時のラスボスっぷりは半端なかったね!これからは雄二を上手く調教してね!そして結婚式にはちゃんと呼んでね!友人代表としてスピーチをするからさ!

 

 それにしても、同級生に恵まれたよな〜。大学でもコイツらみたいに仲良くなれる奴に出会いたいな〜。一人確定でダメな奴がいるけどアイツは無視することにしよう。

 

 

 

 そうして式が終わると、今度はスケベのHRになった。

 

「テメェら、これが卒業アルバムと、その他書類だァ。個人個人で違う書類は名前が書かれた封筒に入ってるから適当に持ってけェ。」

 

 ということで卒アルとその他書類を貰った。そしてやることといえば………

 

「秀吉、サインを下さい‼︎」

「「「「「俺たちにもよろしく‼︎」」」」」

 

 未来のスーパー俳優、秀吉のサイン会だ‼︎

 

「みんな、嬉しいのじゃ♪それじゃあ名前の順でお願いするのぅ!」

 

 ということで一番目はこの俺だ!

 

「秀吉、サインよろしく♪」

「じゃあ善逸も書いて欲しいのじゃ♪」

「おっけ〜!」

 

 ということで秀吉には何を書こうかな〜?文章だけだと寂しいからな〜。あ、そうだ!アレを書こう!

 

「ほい、これで!」

「ありがとなのじゃ……ってこれは麻雀大会の時の三倍満の手か!」

「そうだね♪」

「あの時はしてやられたのぅ!」

「それまでは俺たちがボコボコだったけどね!」

「まあのぅ。ほい、これじゃ!」

「ありがとう……ってめっちゃカッコいいね‼︎」

「こっちこそありがとなのじゃ!」

 

 これが未来のスーパー俳優のサインか!大切に飾っとこ♪

 

 

 そしてあとはみんなのサイン待ちだ。まあ待ってる間も暇なのでみんなから寄せ書きでも貰っとくか〜♪

 

「このスーパーイケメン、我妻善逸にサインを書いてくれる人〜‼︎」

「「「「「「…………」」」」」」

「みんな酷いよ〜‼︎」

 

 全く!そんなことを思ってると雄二と明久がやってきた。

 

「ほら、俺が書いてやるぞ。」

「僕も‼︎」

「ありがとう2人とも‼︎」

 

 そうして2人は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンポポの絵と自分の名前だけを書いて返してきた。

 

 

「ブチ殺すぞ。」

「もしかして僕たちの名前要らなかった?」

「そっちじゃね〜よ‼︎」

「それとも善子の写真の方が良かったか?」

「そういう問題じゃな〜い‼︎」

 

 全く、コイツらは最後までこんななのかよ‼︎更には………

 

「俺もタンポポの絵を描いてあげるよ‼︎」

「………俺も!」

「私も描きましょうか?」

「もんいつ!オレ様が本物のタンポポ取ってきてやるか?」

「みんなも揃って酷いよ〜‼︎」

 

 炭治郎、ムッツリーニ、瑞希ちゃん、伊之助までからかってきた。コイツら全員まとめて壱の型で倒してやろうか?そんなことを思ってると美波がやってきた。彼女の美波ならきっと俺に優しい寄せ書きを書いてくれるはず!

 

「善逸!」

「何、美波?」

「ウチからはこのタンポポの種をあげるね♪寄せ書きのページに貼るといいよ!」

「伊豆の海に沈めてやろうか?」

「やれるもんならやってみなさいよ!」

「じゃあ俺からは美波に後で胸パッドをあげるからそれを寄せ書きのページに貼っといてね♪」

「アンタこそ伊豆の海に沈めるわよ?」

「よし、それじゃあ勝負だ‼︎どっちが早く相手を沈められるかを、な‼︎」

「望むところよ‼︎」

 

 美波に期待した俺がバカでした。伊豆に着いたら覚えてろよ‼︎

 

「………島田、俺と愛子も協力する。」

「サンキュー、土屋‼︎」

「ふざけんなよムッツリーニ‼︎」

 

 ついでにコイツも沈めておこう。そういえば伊豆に行くメンツって俺、美波、ムッツリーニ、愛子ちゃんの4人なんだね。まあ保体コンビは大学が違うけどね〜。

 

 そんなことをしているうちに、遂に秀吉のサイン会が終わってスケベが再び喋り始めた。

 

「それじゃあHRはこれで終わりだァ。ただ下弦はまだ特別補習が残ってるからこれが終わったら隣の部屋に行くように。」

 

 パワハラ補習まだあんのかよ‼︎まあいいや、とりあえず雄二、頼んだよ‼︎

 

「それじゃあ……」

「待って下さいスケベ先生。」

「俺はスケベじゃねェ‼︎」

「先生に渡したい物があります。炭治郎、明久、アレ持ってこい‼︎」

「「はっ‼︎」」

 

 そうして炭治郎と明久はクラスの50人全員が一人一通ずつ書いた手紙と…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一人一個ずつ作ったおはぎを持ってきた。クラス全員で50人いるからおはぎは50個あるんだよね!ちなみにスケベはおはぎが大好きだからこのプレゼントにしたんだよ!

 

 

「先生、これが俺たちからのプレゼントです。お受け取り下さい。」

「手紙はともかくおはぎはこんなに食えるわけねえだろォ‼︎」

「そこはスケベなんだからなんとかして下さい。」

「だから俺はスケベじゃねぇって言ってんだろォ‼︎」

「「「「「「えっ?」」」」」」

「テメェらまとめて表出ろやァ‼︎」

 

 このやりとりが見れるのも今日で最後になるのか……。なんか寂しいね………。

 

「まあとにかく、元気でなァ。」

「「「「「ありがとうございました‼︎」」」」」

 

 そう言ってスケベは帰って行った。そして最後のHRが終わってしまった。そして……

 

「じゃあ俺たちは外で待ってるから、頑張ってこいよ‼︎」

「死なないようにね!」

「頑張って下さい‼︎」

「「「「「「ああ‼︎」」」」」」

 

 炭治郎、美波、瑞希ちゃんの3人を先に行かせて、俺たちは最後のパワハラ補習へと向かった。

 

 

 

 そして下弦6人がパワハラ部屋に集合すると、パワハラ補佐の優子ちゃんがやって来た。

 

「それじゃあ最後に記念で出欠確認をしよっか!」

 

 そういえば最初の時はこうやって始まったんだよね〜。懐かしいな〜。

 

 

「下弦の陸 坂本君。」

「はい。」

「下弦の伍 土屋君。」

「……………はい。」

「下弦の肆 我妻君。」

「今度関西に遊びに行っていい?」

「大歓迎よ!下弦の参 木下君。」

「姉上の苗字は不死川だったはずなのじゃが……」

「ちょ、ちょっと‼︎いい加減にして‼︎下弦の弐 嘴平君。」

「ハイ!」

「じゃあ最後に、下弦の壱 吉井君。」

「は〜い♪」

「じゃあそれでは全員揃ったので、鬼舞辻先生、よろしくお願いします。アタシはこれで失礼するわ。」

 

 そう言って教壇を降りた優子ちゃんの代わりに無惨が現れた。そしてこう言った。

 

「お前たちが来てくれたことを感謝する。今日が最後の特別補習だ。」

 

 無惨が俺たちに感謝しただと⁉︎バカな、そんなはずはない‼︎続けて無惨が喋る。

 

「吉井、嘴平、木下、我妻、土屋、坂本。下弦は無事6人全員卒業出来たな。他の生徒たちも全員卒業することが出来た。」

 

 まあ誰も留年しなかったのは意外だよね〜。

 

「下弦は今日で解散する。」

「「「「「「御意」」」」」」

「長きに渡り身命を賭して、世の為人の為に学んで戴き尽くして戴いたこと、この私鬼舞辻無惨が心より感謝を申し上げる。」

 

 そう言って無惨は俺たちに礼をした。嘘でしょ⁉︎この人が俺たちに頭を下げただと⁉︎他の下弦も動揺している‼︎

 

「無惨先生、顔を上げて下さい‼︎」

「何をしてるんだ、親分‼︎」

「礼など必要ないのじゃ‼︎」

「下弦が無事卒業出来たのは!」

「………無惨先生の尽力が第一です‼︎」

「無惨先生が立派に務めを果たされたこと、学園長含め文月学園教職員の皆様も誇りに思っておられることでしょう‼︎」

 

 下弦全員でお礼を言う。まあキツかったとは言え、自分の学力が上がったわけだしね〜。感謝もしてるよ!そして無惨は………

 

「ありがとう………っ!」

 

 と少し泣きながら言った。この人が泣いてるとこ初めて見たよ!

 

「ではこれで全ての特別補習を終了とする‼︎」

「「「「「「ありがとうございました‼︎」」」」」」

 

 そして最後のパワハラ補習が幕を閉じた。

 

 

 

 その後俺たち元下弦は外にいる炭治郎、美波、瑞希ちゃんと合流した。炭治郎がまず最初に口を開いた。

 

「それじゃあ、これでみんなとお別れだね。特に善逸、ムッツリーニ、島田さんはしばらく会えなくなるね。」

「そうは言っても伊豆だからね〜。どうせすぐ会いにくるよ!それより都内残留組(明久、伊之助、秀吉、雄二、炭治郎、瑞希ちゃん)も元気でね!」

「あぁ、俺たち6人でも仲良く遊んでるよ!秀吉は忙しいから厳しいかもしれないけどな‼︎」

「炭治郎、そのことなんだが………」

 

 ん?雄二が何か言おうとしてるぞ?

 

「俺は北海道の網走まで行くことになった。」

「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」

 

 どういうこと?だって………

 

「東京生命大学に行くんじゃなかったの?」

「いや、俺が通うのはそこで合ってる。」

「じゃあどういうこと?」

「俺が受けた学部だけがまさかのオホーツクキャンパスだったんだ。本来滑り止めの予定だったから大して調べてなかったんだよな。それで俺が一人で網走に向かうことになった。全く、この俺がこんなことで失敗するなんてな‼︎」

 

 普通の人や明久みたいにバカな人だったらここで茶化して笑っていただろう。でも相手は雄二だ。コイツがこんな失敗をするはずがない。多分狙ってやったんだと思うけど一応聞いておこう。

 

「で、本音は?」

「翔子から逃げるために、都内の大学を受けたように見せかけて受験してやった。」

「もちろんここが本命?」

「当たり前だろ。」

「国公立の農工大の方は?」

「わざと落ちてやった。」

 

 でしょうね。流石外道だね!

 

「ということで俺はしばらく会えないと思う。まあ生きてりゃそのうちどっかで会えんだろ。それより最後に写真を撮ろうぜ‼︎」

「「「「「「「「了解‼︎」」」」」」」」

 

 こうしていつもの9人で写真を撮った後、みんなそれぞれの予定があったので解散することになった。毎日通ったこの学園も今日でおしまい。次来るのはいつになるだろうか。もしかしたらもう来ないんじゃないだろうか。それなら最後に一つだけ学園に向かって言っておこう。

 

 

 

「今までありがとうございました‼︎」




 ということでバカテス編が終了です‼︎今までありがとうございました‼︎そして次の話からは善逸達が大学に進学して、ぐらんぶる編が始まります‼︎よろしくお願いします‼︎



 ちなみに今現在読者の方目線だと登場するキャラクターが……

鬼滅:善逸、宇髄、宇髄の嫁3人
バカテス:美波、ムッツリーニ、愛子

 となっています。宇髄とその嫁3人は立場の都合で登場回数が他のキャラと比べて少なくなると思います。じゃあ鬼滅キャラはほぼ善逸しか出ないんじゃないかって?安心して下さい。他にも何人かちゃんと出します。というか主人公であるはずの善逸より出番が多いんじゃないか、というくらいのキャラが登場します。それは一体誰でしょうか?お楽しみに。
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