バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


三杯目   新歓コンパ

  side 善逸

 

 俺たちは新歓コンパの会場に着いた。

 

時田「さてそれでは新入生諸君、ダイビングサークル『Peek a Boo』へようこそ!」

寿「早速だが、席を決めるので皆さっきテープを貼った腕を出して並んでくれ。」

 

 あれは確かアルコール耐性を試すためのパッチテストだよね。

 

時田「お前はCテーブルだな。」

寿「千紗ちゃんはBテーブルだな!」

前田「え〜と、島田は古手川と同じBテーブルだね〜。」

美波「お!千紗と一緒だ!一緒に飲も♪」

千紗「うん!」

時田「耕平はAテーブルだな。」

寿「妓夫太郎もAテーブルだな。」

前田「善逸と伊織は問答無用でAだな‼︎」

 

 いや俺パッチテストしてないんだけど⁉︎伊織も同じってことは昨日のアレでアルコール強い認定されたのかよ‼︎となるとテーブルにあるのは…………

 

 

 

Cテーブル:ソフトドリンク(アルコール度数0%)

Bテーブル:ビール・サワー類(アルコール度数約3〜8%)

Aテーブル:ウイスキー・ウォッカ類(アルコール度数約20%以上)

 

 

 

 全力で殺す気じゃねえか‼︎よし、こうなったら………

 

善逸「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃」

 

 逃げるしかないよね!さて、これなら………

 

美波「善逸、どこへ行くつもりなの♪」

時田「おおっと善逸、そうはしゃぐなよ。」

寿「ちゃんと乾杯をしなきゃいけないだろ?」

前田「杯がないのにどうするつもりなのかな〜?」

善逸「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」

時田・寿・前田「「「わっしょい、わっしょい、わっしょい‼︎」」」

美波「行ってらっしゃ〜い♪」

 

 煉獄先生のサツマイモを食ってる時みたいな掛け声をしながら俺を連れ戻すなよ‼︎全くもう!それはそうと、あそこにいるのは………

 

善逸「甘露寺先輩と伊黒先生?お久しぶりです!Fクラスの我妻善逸です‼︎」

伊黒「どうした我妻。何か用か?あと俺は今は教師ではないからさん付けにしろ。」

甘露寺「我妻君だ!久しぶり〜♪」

善逸「本当に久しぶりですね!それより、伊黒さんはともかく、甘露寺先輩はなんでAテーブルにいるんですか?」

伊黒「酒が強いからに決まってるだろ。」

甘露寺「私、結構強いのよ‼︎」

 

 甘露寺先輩が強いってなんか意外だね〜。でも甘露寺先輩にこの酒を渡すのは可哀想だから………

 

善逸「じゃあ伊黒さん、俺のコップになぜか入ってるウイスキーを全部飲んで下さい♪」

伊黒「それは無理だ。」

善逸「なんで⁉︎」

甘露寺「伊黒さんは少食だから、コップ一杯の飲み物を飲むだけで満腹になっちゃうの♪でもお酒自体は強いのよ!」

伊黒「その通りだ。」

善逸「嘘でしょ⁉︎」

 

 そこまで少食な奴初めて会ったよ⁉︎胃袋小さすぎでしょ!

 

寿「伊黒の胃袋がもっとデカかったらいっぱい飲めたのにな〜。」

伊黒「すまん。」

寿「気にするな。その気になればアルコールを血液注射すればいいだけの話だからな!」

善逸「いやそれ死にますよ‼︎」

 

 全く、これじゃあダイビングサークルじゃなくてアルコールサークルじゃないか‼︎

 

前田「ちなみに蜜璃ちゃんはあまりにも酒が強すぎて、通常の人間の捌倍の強さの肝臓を持ってるんじゃないかって言われているよ。だからついたあだ名が肝臓捌倍娘なんだよね〜。」

甘露寺「そうで〜す♪」

 

 エグっ!もはや化け物じゃん、それ‼︎

 

前田「まあ胸も捌倍………」

伊黒「前田、不死川にチクるぞ。」

前田「不死川先生⁉︎それだけはやめて‼︎」

善逸「何があったんですか?」

伊黒「コイツの高2・高3の時の担任が不死川だったんだ。」

前田「だってあの人超怖いんだよ!俺が作った服を見て怒鳴りに来たし………」

善逸「知ってますよ!俺もあの人が担任だったんで!まあもっと怖い人を知ってますけどね〜。ちなみにその人は鉄人でもないですよ?」

前田「マジで⁉︎そんな奴いたんだね……」

 

 無惨って下弦以外にはあまり知られていないんだよね。そんなことを思っていると……………

 

 

 

時田「酒の呼吸 壱の型‼︎」

Aテーブル全員「「「「「かんぱ〜い‼︎」」」」」

 

 という怒号のもと新歓コンパが始まった。

 

 

 さてと、俺が潰れないための作戦は一つ!まずはこの一杯を飲み干し………

 

善逸「すいません、チェイサーとしてウーロン茶を下さい‼︎」

 

 これを永遠に飲み続ける‼︎これで作戦は完璧だ‼︎

 

甘露寺「分かったわ!」

 

 そうして甘露寺先輩は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォッカ9:ウイスキー1の比率で俺のコップに酒を入れて渡してきた。

 

 

甘露寺「はい、ウーロン茶♪」

善逸「ちょっと待って下さいよ‼︎これはウーロン茶じゃないですよね⁉︎」

甘露寺「何言ってるの我妻君、きちんとウーロン茶の色が付いてるよ♪」

伊黒「色だけではなく火もつくぞ。」

善逸「火が付く時点で大部分がアルコールですよね⁉︎それと伊黒さん、貴方化学の先生なんだから分かるはずですよね⁉︎」

時田「おいおい2年2人よ、先輩になれたからってあまり後輩をいじめちゃダメだろ?」

寿「おら、水だそ‼︎」

善逸「あ、すいません。」

 

 まあコイツらのことだから………

 

善逸「甘露寺先輩、ライターを貸して下さい。」

甘露寺「いいよ〜♪」

 

 そして水に火がついた。

 

善逸「ねえ先輩方、どうしてこの水は火がつくんですかね〜?」

伊黒「可燃性なんだろ。」

寿「色はきちんと水だから安心してくれ。」

善逸「アンタらは飲み物を水でしか判別できないんかい⁉︎」

 

 全く、このサークルはどうなってるんだよ!クソ、なんとか酒を飲まないようにするには………そうだ!

 

善逸「伊織、あちらの甘露寺先輩が入れたウーロン茶だよ!」

伊織「お、マジで⁉︎サンキュー!」グビグビ カチッ ボッ

 

 あ、コイツ火をつけやがった。

 

伊織「嘘つけ‼︎」

善逸「可燃性のウーロン茶だよ!」

伊織「なわけあるか‼︎」

善逸「ですよね、甘露寺先輩?」

甘露寺「そうだよ!」

伊織「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 よし、これで伊織に押し付けられたぞ!そんなことを思ってると向こうから妓夫太郎とオタクがやってきた。

 

妓夫太郎「おいおい善逸、きちんと水も飲まないとダメだろぉ。」

耕平「俺は今村耕平だ。伊織に水を渡しにきた。」

善逸・伊織「「サンキュー‼︎」」

 

 ラッキー!この2人は気がきくね!さぁって、それじゃあ飲むとしますか…………ってこの味はまさか………

 

 カチッ ボッ

 

善逸・伊織「「ウォッカぁぁぁぁ‼︎」」

妓夫太郎・耕平「「いい飲みっぷりだな。」」

善逸「妓夫太郎、これは復讐のつもりか‼︎」

伊織「お前もだぞ、耕平‼︎」

妓夫太郎「いや、そんなつもりはないぞぉ。」

耕平「俺は謝花と話し合ってある結論に至ったんだ。」

善逸・伊織「「それは?」」

妓夫太郎・耕平「「一人くらい潰して入会させないと脱出出来ないように見えてな。」」

 

 なるほどね〜。じゃあ誰かを潰せばいいんだね〜。

 

妓夫太郎「ところで甘露寺、久しぶりだなぁ。」

甘露寺「あ、謝花君だ!久しぶり〜♪元気してた?」

妓夫太郎「う〜ん、そうとも言えないなぁ。なんせ浪人してたしなぁ。まあそのおかげでなんとか伊豆大に受かったんだけどなぁ。」

甘露寺「それは大変だったね!でも受かって良かった‼︎」

妓夫太郎「ありがとうなぁ。ところでお前は学部はどこだぁ?」

甘露寺「あの、私は青海女子大なの♪ここはインカレサークルだから色んな大学の人がいるのよ♪」

妓夫太郎「そうなのかぁ。」

 

 よし、作戦は決まった!

 

善逸「伊織、耕平!あの甘露寺先輩とイチャイチャしている妓夫太郎を潰すぞ‼︎」

伊織・耕平「「了解‼︎」」

 

 そうして俺たち3人は妓夫太郎に………

 

善逸「ほ〜い、水だよ!俺がこのサークルに入れたんだし、責任とって俺が代わりにその酒を飲んであげるよ!」

伊織「俺からもあげるよ!」

耕平「俺からもプレゼントしよう。」

妓夫太郎「お、お前ら、ありがとうなぁぁ。」グビグビ カチッ ボッ

 

 あ、バレちゃった。

 

妓夫太郎「どういうことだぁぁぁぁ‼︎」

善逸「別に犠牲になるのが俺である必要はないよね〜⁉︎」

伊織「蜜璃さんとイチャイチャしてるのがムカつくんだよ‼︎」

耕平「他人の幸せは反吐が出るからな‼︎」

 

 コイツらは本当に異端審問会の連中と大差ないよね!さてと、次は誰を犠牲に………

 

妓夫太郎「そういえば、善逸はあそこにいる島田が彼女なんだってなぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 あっ………。

 

伊織「耕平、妓夫太郎‼︎善逸を抑えてくれ‼︎俺がありったけの酒をぶち込んでやる‼︎」

耕平・妓夫太郎「「了解‼︎」」

善逸「雷の………」

耕平・妓夫太郎「「逃すか‼︎」」

善逸「やめろぉぉぉぉ‼︎」

 

 クソ‼︎何か策はないか………。酒、犠牲、PaB、ダイビングサークル

、インカレサークル………っそうだ‼︎

 

善逸「お前らよく聞け‼︎何も犠牲になるのが俺たち4人である必要はないよね‼︎」

伊織・耕平・妓夫太郎「「「どういうことだ?」」」

善逸「今から追加メンバーを召喚する‼︎」

 

 もちろん連絡するのはアイツさ‼︎

 

善逸『もしもし、ムッツリーニ?』

ムッツリーニ『………なんだ、善逸?』

善逸『今甘露寺先輩がいるインカレのダイビングサークル、「Peek a Boo」の新歓コンパをやってるんだよね。そしてなんと、今は「裸」の人がいっぱいいるのさ‼︎』

ムッツリーニ『………エロに興味はない。………だがダイビングには興味がある。』

善逸『場所は伊豆大の正門入ったとこだよ!よろしくね‼︎』

ムッツリーニ『………了解‼︎』

 

 裸の人と言っても男だけなんだけどね♪コイツは下心満載だからすぐ来そうだよね♪まあ愛子ちゃんも元水泳部でダイビングにぴったりだから丁度いいよね!これで作戦は完璧………

 

伊織「まあ善逸、とりあえず死んでくれや。」

妓夫太郎「彼女を作ったんだからもう十分だろぉぉぉ⁉︎」

耕平「貴様の生涯に、一片の悔い、無し‼︎」

善逸「イャャャ〜‼︎タ〜スケテ〜‼︎」

 

 コイツら後でブチ殺してやる………。

 

 

 俺が死にかけて僅か1分後、ムッツリーニがやって来た。速すぎんだろ……。下心が絡んだ時のコイツは本当に凄いよな!

 

ムッツリーニ「………遅くなってすまない。」

善逸「いや速すぎるでしょ⁉︎」

ムッツリーニ「………さてと………ん、騙したな、善逸‼︎」

善逸「騙してないでしょ‼︎俺は裸の人がいっぱいいるって言ったじゃん‼︎」

ムッツリーニ「………男の裸しかない。」

善逸「誰も女の裸って言ってないよね〜w」

ムッツリーニ「………クソが!」

 

 さてと、みんなに自己紹介させてあげるか!

 

伊織「それで、お前は誰だ?」

ムッツリーニ「………伊豆医科大学1年。………土屋康太。………善逸の元クラスメイト。」

妓夫太郎「国立の医学部かぁ‼︎超頭いいんだなぁ、お前‼︎」

 

 看護学部だけどね。まあ国立だし難しいのには変わりないけどね。ちなみにムッツリーニは保体意外にも生物がまあまあ得意(保体と近いから)だからある程度のとこまではいけたんだよね。あとは愛子ちゃんの上弦パワーだね!

 

善逸「ちなみにあだ名はムッツリーニ!エロが大好きな奴さ!前は盗撮とか盗聴もやってたよ!」

妓夫太郎「ムッツリ商会のアイツかぁ。」

ムッツリーニ「………エロなどに興味はない。」

伊織「裸の人って単語で釣れたのに、まだ否定するのか。」

耕平「ムッツリの名は伊達じゃないな。」

 

 さてと、ここでコイツらの怒りを買うセリフを言いますか!

 

善逸「ところでムッツリーニ、同じ大学に通う『彼女』の愛子ちゃんはどうしたの?」

ムッツリーニ「………遅れて来る。」

善逸「そっか〜、なるほどね〜!いけ、お前ら‼︎」

伊織・耕平・妓夫太郎「「「はっ!」」」

ムッツリーニ「………こ、これはっ……、異端審問会⁉︎」

妓夫太郎「お前も善逸と同じように彼女がいるのかよぉぉぉ‼︎許せねえよなぁぁぁぁ‼︎」

耕平「ムッツリはムッツリらしく一人で修行でもしてろ‼︎」

伊織「看護師の女の子を誑かすヤブ医者は成敗しなきゃなぁ⁉︎」

 

 初対面の奴にここまで出来るって凄いよね!でもね、コイツらはある勘違いをしてるんだよ。

 

善逸「みんな、ムッツリーニはそんなんじゃないよ‼︎」

伊織・耕平・妓夫太郎「「「どういうことだ?」」」

ムッツリーニ「………助かった‼︎」

善逸「コイツはね…………」

 

 真実を告げてやろう!

 

 

 

 

 

 

 

善逸「可愛い女医さんを誑かすクソ看護師だよ‼︎」

 

 

 

 

 

 愛子ちゃんが医学部でムッツリーニが看護学部だからね!

 

伊織「殺れ。」

耕平・妓夫太郎「「はっ‼︎」」

ムッツリーニ「………のぉぉぉぉぉ‼︎」

 

 ムッツリーニがやられている最中に愛子ちゃんが来た。

 

愛子「えっと、どういう状況?」

善逸「異端審問会at伊豆大だよ!」

愛子「なるほどね……。」

 

 これで異端審問会、大学編は無事完結だ‼︎

 

 

 

 その後のパッチテストの結果、ムッツリーニはもちろんAテーブル、そしてまさかの愛子ちゃんはCテーブルになった。

 

愛子「あれ?ボクはお酒無理なんだね………」

善逸「まあ愛子ちゃんは無理そうだよね〜。」

愛子「どうしてさ!お酒でちょっと酔ってからかう予定が………」

美波「からかわれる予定じゃなくて?」

愛子「ちょっと美波⁉︎変なことを言わないで欲しいナ!」

美波「は〜い♪」

 

 愛子ちゃんにはまたPaBのいじられキャラになってもらうか!

 

 

 

 そうして美波達とゆる〜く飲んでいると、先輩達から呼ばれた。

 

前田「ムッツリーニ、善逸、妓夫太郎、伊織、耕平の5人はこっち来て〜!」

善逸達「「「「「は〜い。」」」」」

 

 ということで集まってみると………

 

前田「ほい、水を欲しがってただろ?安心して、これはさっきまでのウォッカとは全然違うんだからね!」

善逸達「「「「「ありがとうございます‼︎」」」」」

 

 久しぶりの水だ!さて、お味は…………おいコラ。これウォッカじゃねえか。

 

前田「おめでとう!お前ら5人にはこれをプレゼントするね‼︎」

 

 そうしてさっき飲まされたのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルコール度数96%のスピリタスだった。

 

 

 

善逸達「「「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」

 

 

 

 こうして俺たちは朝まで飲み会という名の殺し合いをすることになった。そしてムッツリーニを愛子ちゃんに売り飛ばした後、4人でガイダンスを受けたよ。もちろん全裸でね。やったね♪ちなみに美波が俺に服を渡そうとしてくれたんだけど、他の3人に全力で妨害されたんだよね。全く、ふざけるんじゃねぇ‼︎こうして俺の大学生活は更に灰色に染め上げられた。




 ということで新歓コンパでした。これで若干一名を除いてPaBの1年生が揃いましたね。そして蜜璃ちゃんには肝臓捌倍娘になってもらいました。胃袋もでかいからとんでもない量を飲めますね。

 ちなみに美波と愛子は善逸とムッツリーニが飲みたがっていたので2人を置いて先に帰りました。
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