バカとお酒と鬼滅の刃   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。


四杯目   マイルーム(前編)

  side 善逸

 

 まさかこっちに来てから二晩連続で飲み会とはね〜。大学生活って怖いね♪そんなことを思いながら伊織と家に帰ると………

 

善逸・伊織「ただいま戻りました〜!」

寿・前田・宇髄「「「おう、お帰り‼︎」」」

 

 この3人が出迎えてくれた…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裸エプロンで。

 

 

 

善逸・伊織「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」」

 

 正直言ってめちゃくちゃ気持ち悪い……

 

宇髄「2人とも派手にどうしたんだ?」

寿「二日酔いか?」

前田「吐くならトイレでね〜!」

善逸「3人の格好のせいですよ‼︎」

伊織「なんで裸エプロンなんですか⁉︎」

寿「ああ、この格好か。」

前田「ふっふっふっ。なんせこの後潜るからね!」

宇髄「この下にはきちんと派手な水着を着けてるから安心しろ。」

伊織「なんだ、そうだったんですか。」

善逸「安心しましたよ!」

 

 流石にこの人たちにも少しくらいの常識はあるよね〜。そんなことを思ってると奥から須磨さんの声が聞こえた。

 

須磨「3人とも〜、ちょっといいですか〜?」

寿・前田・宇髄「「「ん?」」」

 

 そうして3人が振り向くと…………見事に全員が全裸だった。

 

善逸・伊織「「嘘つき〜‼︎」」

善逸「やっぱり裸じゃないですか⁉︎皆さんは馬鹿なんですか⁉︎」

前田「違うのさ2人とも、これは俺作の水着なのさ!」

宇髄「とても派手だろう?」

寿「1年にはまだ見えない水着だからな〜。」

善逸・伊織「「そんなわけないでしょ⁉︎」」

 

 全く、ここの人たちは裸が隊服だと勘違いしてるよね!そんなことを思ってると須磨さんがやってきた。もしかしたら………

 

須磨「今日のお客さんなんですけど………あ!おかえりなさい、我妻君、北原君‼︎」

 

 な〜んだ、服を着てるのかい!まあ透き通る世界が見える俺には服なんて関係ないけどね〜。

 

伊織「ああ…。須磨さんだけは普通なんですね…。」

須磨「どうしたのかな⁉︎」

善逸「気にしないで下さい!」

宇髄「んで、そのお客さんがどうかしたか?」

須磨「急病の人が出たみたいで来週に延期して欲しいそうです‼︎」

宇髄「じゃあ今日のダイビングは中止だな。お前ら、仕方ないから地味に服を着とけ。」

寿・前田「「は〜い。」」

伊織「いや、普通は常に着るもんですよね⁉︎」

善逸「なんでそんなに嫌そうに服を着るんですかね⁉︎」

 

 ということで宇髄さんと先輩方が服を着た後、みんなで昼食を取ることになった。

 

 

 

 飯を食ってると、先輩方がある話を口にした。

 

寿「いや〜それにしても暇になっちまったな〜。」

前田「夜の飲み会まで時間が空いちゃったね〜。」

寿・前田「「それじゃあ伊織、善逸、夜までどうする?」」

善逸・伊織「「何故そこで俺たちに振るんですか⁉︎」」

前田「現地集合でいいってこと?」

寿「それとも店集合?」

善逸「今日は飲み会に参加しないってことですよ‼︎」

伊織「流石に3日連続はキツいです‼︎」

寿・前田「「飲み会に参加しないなんて、お前達は一体何のサークルに入ったつもりなんだ‼︎」」

善逸・伊織「「え⁉︎ダイビングじゃないの⁉︎」」

 

 やっぱりPaBはダイビングサークルじゃない気がする。そんなことを思っていると奈々華さんが口を開いた。

 

奈々華「伊織君に我妻君、今日も夜遊びなんて許しませんからね?」

善逸・伊織「「はい?」」

奈々華「2人とも、ここに来て3日目だけど、知ってる?」」

善逸・伊織「「何をですか?」」

 

 伊豆のことかな?それとも………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈々華「自分の部屋がどこにあるかを。」

 

 

 

 

 

 その時、善逸達は思い出した。酒に支配されていた恐怖を。自分の部屋に囚われていなかった屈辱を。

 

 

 

善逸・伊織「「俺たち、まだ自分の部屋に一歩も入ってなかったです…。」」

奈々華「でしょう?大学生になってはしゃぐ気持ちも分かるけど、来てから三日連続で夜遊びなんてダメよ。今日はちゃんと家で寝て貰うからね。」

伊織「俺自ら望んで夜遊びをしていたわけじゃないんですが……」

善逸「俺も……」

 

 なんもかんも酒のせい‼︎そういうことにしよう‼︎

 

善逸「まあとにかく、奈々華さんの言う通りですね‼︎」

伊織「俺は今日は大人しくここにいることにします!」

 

 まあ俺はこの後も暇だし伊豆の雀荘を探しに行くけどね。エロ本争奪麻雀大会(第五十話・第五十一話)以来俺の麻雀ブームが再熱したんだよね。そして大学生になって遂に雀荘解禁‼︎美波とデート出来ない時の暇つぶしのためにきちんと探しておかなきゃね‼︎あとちゃんと夕方までには帰ってくるから大丈夫だよ‼︎

 

善逸「ということで!」

善逸・伊織「今晩は不参加です。いいですね?」

前田「まあ仕方ないか〜!」

寿「伊織と善逸は不参加か…。」

善逸「いや〜ホントすいませんね〜w」

伊織「今日の飲み会は参加出来なくてw」

前田「いいよ別に!そういう事なら仕方ないね!」

寿「今日の飲み会は『青海女子大との交流会』だしな。どうせ人数は足りるだろ。」

 

 女子大との飲み会ね〜。美波と付き合う前だったら行ってただろうけど、今は興味ない…………

 

 

 

 

伊織「奈々華さん!今日の飲み会に参加させて下さい‼︎」

 

 

 

 

 伊織が奈々華さんに突然土下座したんだけど⁉︎

 

奈々華「でもさっき……」

伊織「それなら!」

 

 そして伊織は全裸になって再び土下座をした。なんで?

 

善逸「伊織、何があったの?」

伊織「善逸、俺は思い出したんだ‼︎自分が何のサークルに入ったのかを‼︎」

善逸「ダイビングじゃない?」

伊織「いいや違う‼︎そんなものに入った覚えは無い‼︎」

宇髄「随分と派手な掌返しだな。」

善逸「派手過ぎて手首がねじ切れそうですね。」

伊織「だからお願いします、奈々華さん‼︎今日の飲み会に行かせて下さい‼︎」

奈々華「えっとね、とりあえず顔を上げて服を着てね。」

善逸「だいたいなんで服を脱いだの?」

伊織「裏表の無い誠意を表明する為‼︎」

 

 確かに赤裸々な意思表示ではあるけどね。でも本当に裸になってどうするのさ。

 

奈々華「あのね伊織君。大学生になって遊びたい気持ちは分かるけど、こういう生活はダメだと思うの!」

伊織「ですが御大将‼︎」

 

 どういう呼び方してんだよ、コイツ。

 

奈々華「ダメです。ご両親からお預かりしている伊織君にそんな荒んだ生活をさせるわけにはいきません!」

伊織「そこをなんとか‼︎」

奈々華「ダメなものはダメ‼︎今日伊織君は自分の部屋の荷解きをするの‼︎」

善逸「諦めなよ〜、伊織!」

伊織「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 伊織が絶叫しているのが面白いね〜。さてと、

 

善逸「んじゃあ俺は夕方まで雀荘巡りに行ってきま〜す!ちゃんと夕方には帰ってくるのでご安心を‼︎それから荷解きは帰ってきてからやりますね〜w」

伊織「クソ‼︎お前は女子大との行く気がないからいいよな‼︎」

善逸「そうだね〜w。お前と違って俺には『彼女』がいるからね〜w」

伊織「死に腐れぇぇぇぇ‼︎お前はどうせ帰ってきた頃には荷解きを忘れてるだろうがぁぁぁぁぁ‼︎」

奈々華「その事なんだけどね、後ろを振り向いてごらん?」

善逸「はい?」

 

 そうして後ろを振り向くと……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美波「善逸、選んで。今から荷解きをするか、ウチに殺されるか。」

善逸「荷解きをさせていただきます。」

 

 

 千紗ちゃんと一緒に遊んでた美波が帰ってきていた。ここ2日間の件でめちゃくちゃキレてるので大人しくしておいた。こうして俺の雀荘巡りの旅は延期となった。

 

 

 

 

  side 伊織

 

 俺は仕方なく荷解きをすることになった。だが是非とも青海女子大との交流会には行きたい‼︎そうだ、ここは先輩方に相談しよう。

 

伊織「先輩方に質問です!どうやったら奈々華さんの許可が下りると思います?」

前田「いやいや〜、あそこまで言われたなら諦めなよ!代わりに俺が女の子を堪能してあげるからさ‼︎」

寿「荷解きなら手伝ってやるぞ?」

伊織「嫌です‼︎俺がくじけることは、絶対にありません‼︎」

寿「いったい何がお前をそこまで突き動かしてるんだ?」

 

 ここはきっぱり言っておこう‼︎

 

伊織「恥ずかしながら性欲です。」

 

 男なら、性欲はあって当然だよな‼︎まあムッツリーニについてはありすぎだけどな。

 

寿「本当に恥ずかしいな。」

前田「でも俺も分かるわ〜。」

伊織「前田さん、分かってくれるんですか!なら一緒に奈々華さんの説得方法を考えましょう‼︎」

寿・前田「「う〜ん………」」

 

 さて、先輩方はどんな案を思いつくのだろう?

 

寿「とりあえず荷解きを済ませるとか?」

 

 普通だった。それじゃあダメじゃん!

 

伊織「けどそれだけじゃ足りないと思います。」

前田「ならさ、お前が自立した一人の男だとアピール出来る部屋を作ればいいんじゃないか⁉︎」

伊織「んな事言われても……」

前田「仕方ない‼︎可愛い後輩のために俺たちが一肌脱いでやるよ‼︎いつも脱いでるけどね‼︎」

寿「伊織が一人の立派な大人の男だと一目でわかるような部屋作りをしてやる‼︎」

伊織「せ、先輩方‼︎」

 

 こうして俺は先輩方に荷解きを任せることにした。さて、どんな部屋が出来上がるかな〜♪

 

 

 

 数十分後、先輩方から部屋が完成したと連絡があったので俺は奈々華さんを呼びに行った。

 

伊織「奈々華さん、荷解きが終わりました!」

奈々華「もう終わったんだ!流石は男の子、力があるね!」

伊織「俺だってもう自立した大人ですから‼︎」

 

 そうして俺は自分の部屋のドアを開けると………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには大量のエロ本、AV、アダルトグッズ、AV女優のポスターが置いてあった。しかもめちゃくちゃレベルが高かった。気味が悪かった。

 

 

 

伊織「ち、違うんです奈々華さん!こ、これは!」

奈々華「い、伊織君も、男の子、だもん、ね!」 バタン

 

 そうして奈々華さんは部屋から出ていってしまった。その後、先輩方と何故かムッツリーニが帰ってきた。

 

寿「どうだった、伊織?」

前田「バッチリだったでしょ!」

ムッツリーニ「………これが大人の部屋‼︎」

伊織「このど畜生共がぁぁぁぁ‼︎というかなんでムッツリーニがいるんだよ‼︎」

ムッツリーニ「………監修兼資料提供。」

前田「そんなことより、この部屋はダメだったの?」

伊織「むしろどうしてこの部屋を見せて成功すると思えるんです⁉︎」

寿「エロ本を見つけた母親はよく、『大人になったわね』という反応をするだろう?」

伊織「それは意味が全然違うんですよ‼︎」

ムッツリーニ「………文句が多い‼︎」

前田「じゃあどうして欲しいの?」

伊織「普通で良かったんですよ‼︎初めて一人暮らしをする大学一年生が作るような普通の部屋で‼︎」

 

 全く、この人達は常識に囚われなすぎるよ‼︎

 

寿「なんだ、それだけで良かったのか!」

前田「それならそうと先に言えよ〜w」

ムッツリーニ「………指示が下手。」

伊織「例えそうだとしても、この部屋作りはあり得ませんが……。全く、先輩方を頼った俺がバカでした。後は自分でやりますからこれを持って帰って下さい。」

前田「え?これ片付けちゃっていいの〜?」

伊織「当たり前じゃないですか!」

前田「そうか、それは残念だね〜w」

伊織「何が残念なんです?」

寿「前田と時田で話し合ったんだよ。せっかくだから入学祝いにお前やムッツリーニがそれぞれ気に入ったものを一本ずつ贈呈しようと思ったんだけどな。」

伊織「成る程、それでは選定致しましょうか!」

前田「それでムッツリーニも来たんだよね〜w」

ムッツリーニ「………俺はエロに興味は無いです。………ただ伊織のためだけに来ました。………それと選定会には参加致します。」

 

 嘘つけ‼︎お前は興味があったから来たんだろ‼︎こうして俺とムッツリーニは先輩方が選んだAVの選定会をすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

  side 千紗

 

 私はこの不要になったカラーボックスを伊織にあげようとしていた。すると我妻君の部屋から美波が出てきて声をかけてきた。

 

美波「あ、千紗!何してるの?」

千紗「カラーボックスを伊織にあげるとこ。美波は?」

美波「善逸の荷解きの手伝いよ!もうすぐ終わるけどね!」

善逸「本当に感謝しております!」

千紗「なるほどね。それじゃあ終わったら一緒に遊ぼう!」

美波「いいね!それじゃあまた!」

千紗「は〜い!」

 

 そうして私は伊織の部屋に向かうことにした。

 

 

 

 部屋の前に着くと、中から騒がしい声がしていた。あのバカはちゃんと荷解きをしているかな?まあとりあえずこのカラーボックスをあげるか。そう思って私は部屋のドアを開けると……

 

 

 

AV『Oh!Yes! Oh!』

 

 

伊織「ふむ、中々良いですね。78点。」

ムッツリーニ「………演技感が出過ぎている。………53点。」

寿「なんだ、これでもダメなのか。自信の一本だったんだがなぁ……」

前田「ムッツリーニはこれくらいじゃ満足しないよね〜w」

伊織「あ、千紗じゃん!お前も一緒に観ないか?」

 

 

 伊織と土屋君と先輩方がエログッズに囲まれた部屋でAVを観ていた。




 ということで伊織の部屋作りが始まりました。果たして伊織は無事自立した大人の部屋を作ることができるのでしょうか?それは次回のお楽しみに。

 あと、関係ないですけど、前田まさおとムッツリーニが集めたエログッズってなんかとんでもないですよね。両作品のエロの頂点が織りなすアダルティーな部屋はどれほどのものなんでしょうね。ちょっと気になります。
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