問 次の問いに答えなさい。
『 ドイツの有名な作曲家として3大Bというのが挙げられますがそこに該当する人物を全員答えなさい。 』
我妻善逸の答え
『 バッハ ベートーベン ブラームス 』
教師のコメント
正解です。答える順番も時代を意識していてとても良いです。
竈門炭治郎の答え
『 分かりません。 』
教師のコメント
正直なのはいいことです。
土屋康太の答え
『 ボイン バスト ボンキュッボン 』
教師のコメント
君の好きな部位が分かりました。
綾木累の答え
『 ばあちゃん ばあちゃんのばあちゃん ばあちゃんのばあちゃんのばあちゃん 』
教師のコメント
隔世遺伝が凄いですね。
side 善逸
外から見たときも凄かったけど‼︎なかにきたらもっと凄いね‼︎そうだ、前から気になってたことを‼︎
「Aクラス男子のみんなに聞きたいことがある!」
「なんだ?」
「個人用パソコンでAVは観れるの⁉︎」
「「「「「…………」」」」」
1人の生徒が近づいて…
「(無理だ、WiFiが特殊だったからだ)」
「(ありがとう)」
「皆聞いてくれ!AクラスのノートパソコンではAVは観れない‼︎だから俺たちはここに要はない‼︎帰るぞ!」
「島田、善逸をシメろ。」
「任せて!」
「イィィィヤャャャ!タ〜スケテ〜‼︎」
雄二、確かにAクラスのリクライニングシートとシステムデスクは凄かった‼︎だけど個人用ノートパソコンでAVが見れないことは絶対許さない!
「あのバカは放っておくぞ。俺たちFクラスはAクラスに試召戦争として代表同士の一騎打ちを希望する。」
「それは無理ね。坂本は代表と幼馴染みでしょ?明らかに代表の弱点を知ってないとそんなこと申し込まないでしょう?」
優子ちゃん、そこまで知ってるのか…。まあ同じ上弦同士仲良くて話しててもおかしくないしね。
「ところでBクラスとCクラスはどうしたんだい?」
「それのことならアタシが貴方達とBクラスにいたんだから全部知ってるわ。Bクラスとは和平交渉で終わってるから宣戦布告ができるそうね。」
「そうだ。要求を飲んだ方が無難だと思うぞ。」
「それなら一つ提案があるわ!一騎打ちを1回じゃなくて5回やって先に3勝した方の勝ちっていうのはどう?」
「なんで5回なんだ?上弦は6人いるはずでは?」
「上弦の伍は今日は休みなの。だから5回ね。」
上弦全員に会えると思ったのに、1人いないのか〜
「いいだろう。ただし勝負の内容はこちらで決めさせてもらう。」
「う〜んと、じゃあ条件付きで!」
「条件とはなんだ。」
「負けた方が勝った方の言うことを一つだけ聞く!あと5回中2回はアタシらで決めさせて!」
「いいだろう。交渉成立だな。」
「(明久、心配するな。絶対姫路には迷惑かけない。)」
「(雄二…)」
「(でも誰を出すの?)」
「(俺に任せろ善逸。ちなみにお前は今日は出番なしだ。)」
「(へ〜い)」
今日は俺暇らしい。ゆったりとソファーで観戦しますか〜
ちなみに今日の承認は学年主任の産屋敷先生が担当なんだってさ〜。学年主任は全教科と総合科目の承認をできるんだよね〜。あと、あの人の声聞いてると眠くなるから学年集会の記憶がほとんどないんだよね〜。
あと、上弦は教師の許可なしでも召喚できるんだけど、一応公平に試召戦争をするために呼んだらしい。
ん、美波がこっち来たぞ?
「善逸聞いて!先鋒はウチがでるの!あれからたった2日だけど数学で頑張って腕輪(400点以上、上弦並)貰ったんだ♪」
「え、マジで⁉︎これなら上弦撃破も夢じゃない!」
「やってみるわ!」
美波、あれからたった2日でそこまで上がったのか!本当にすごいね!
眠くなりそうな産屋敷先生の承認のもとAクラス戦は始まった…
ーーーーー先鋒戦ーーーーー
「では、これからAクラス戦を始まるね。先鋒の人、前へ。」
「Fクラス先鋒、島田美波です!」
「Aクラス先鋒、上弦の参、木下優子です!」
これは!この組み合わせといえば…
「貧乳対決‼︎」
「善逸、あとでシメてあげるわ♪」
「島田さんよろしく〜」
この戦いが終わったら…俺…ナンパするんだ…
変なことを考えてると美波が威勢よく優子ちゃんを煽った。
「そういえばこないだは瑞希がお世話になったわね!借りは返すわよ!」
「いいじゃない!科目は島田さんが決めていいよ〜。」
「じゃあ数学で!」
「へ〜数学ね。いいわ。」
「待つのじゃしま…」
「承認するね。」
さあ、油断してる優子ちゃんに美波の力を見せてやれ!今秀吉が何か言いかけたけど気にしない♪
「ねえ木下さん、実はウチは数学だけは得意なのよ。瑞希よりもね!」
「へぇ凄いね〜島田さん。」
「数学Fクラス一位の力、見せてあげる‼︎」
「じゃあアタシは数学学年一位の力、見せてあげる!」
「へ?」
「「試獣召喚《サモン》‼︎」」
数学
Fクラス 島田美波 423点
VS
Aクラス 木下優子 1054点
これが一教科の点数⁉︎ 化け物の姿か…これが…
でも美波がなんとか立ち回れば…
「はや!どこにいっ…」
決着は一瞬だった。
数学
Fクラス 島田美波 0点
VS
Aクラス 木下優子 871点
「勝者、Aクラスだね。」
「「ありがとうございました」」
「島田、すまんのう…姉上は数学と物理なら学年一位なのじゃ…。しかも2位の霧島とは400点以上差をつけとる…。」
「ゴメン…皆。」
美波が珍しく落ち込んでる…。そりゃそうだよ。自分の自信のある分野で手も足も出なかったんだから…。
「美波、運が悪かっただけだよ!数学苦手な上弦だったら勝てたかもしれないよ!また一緒に頑張ろ!」
「ありがとね…善逸。」
「とりあえずそこのリクライニングシートに寝てていいよ。」
「うん。」
美波も休んだところで次鋒戦だ!
ーーーーー次鋒戦ーーーーー
「では次に次鋒戦を始めるね。選手の人、前へ。」
「………………Fクラス土屋康太。」
「Aクラス、上弦の陸、工藤愛子です。よろしくね!」
「教科は何にしますか?」
「………………保健体育。」
出た!ムッツリーニの保健体育!これがあればまずは1勝!
「キミ〜?かなり保健体育が得意なんだって〜?」
「………………そんなことはない。」
「でもボクも得意なんだ〜。しかもキミと違って…」
マジか⁉︎意外な強敵が‼︎
「『実技』でね!」
なんだと⁉︎これは行くしかない!
「Fクラス我妻善逸と申します‼︎私は上弦の陸、工藤愛子さんに保健体育の実習を申し込みます‼︎つきましては、今日これらぁぁぁぁぁ‼︎」
「ウチの善逸がご迷惑をおかけしました!」
「あははは…、そうだ!そこの吉井くんも教えてあげようか?勿論、『実技』でね!」
「よろしくおねが…」
「吉井君には必要ありません!」
ざまあみろ明久。瑞希ちゃんに止められてや〜んの。
まあ美波がちょっと元気になったしいいか。
鼻血まみれのムッツリーニがやっと立ち上がると、遂に試合が始まった!
「理論派と実技派、どっちが強いか見せてあげるよ!」
「承認するね。」
「「試獣召喚《サモン》‼︎」」
保健体育
Fクラス 土屋康太 623点
VS
Aクラス 工藤愛子 507点
「バイバイ、ムッツリーニ君‼︎」
「………………『加速』」
「へ?」
「………………『加速終了』」
ん?これは俺のパクリじゃ?
保健体育
Fクラス 土屋康太 379点
VS
Aクラス 工藤愛子 0点
「そんな…このボクが…。」
「おいコラ、ムッツリーニ‼︎俺の霹靂一閃パクってんじゃねぇ〜〜‼︎あれはな、俺ができる唯一の技なんだぞ‼︎それをパクられたら、俺の上位互換になっちゃうじゃないか‼︎」
「……………そんな技知らない。」
「ほら善逸、落ち着け。次が正念場だ。」
「分かったよ雄二。」
ごめんな明久。優子ちゃんが明久の上位交換って言ってごめんな。
ーーーーー中堅戦ーーーーー
さ〜て、次はどんなカード…なんだあれ?
何故か耳栓している炭治郎の隣にいる子が立ち上がったぞ。
「カナヲ、もう耳栓とっていいか。」
「いいよ、愛子の話が終わったし。」
そうか、コイツがさっきの保健体育の実技の話で鼻血を出さなかったのは耳栓してたから…ってどんな関係なんだあいつら‼︎場合によっては裁かなければならない!
「では、中堅戦を始めるね。選手の人、前に。」
「Fクラス、姫路瑞希が参ります!」
「Aクラス、上弦の肆、栗花落カナヲ。」
あの娘めっちゃ可愛い!でもさっきの耳栓が気になって仕方ない…
「科目は…栗花落さんが選んで下さい!」
「総合科目で。」
「承認するね。」
「「試獣召喚《サモン》‼︎」」
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 6937点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 6632点
「瑞希ちゃん、めっちゃ強くなってるね!」
「いけるのじゃ!」
「はい!私…」
「姫路、気を付けろ。敵の栗花落は木下よりも運動神経がいい。
「はい!」
「花の呼吸 弐の型 御影梅」
お!あの娘も呼吸使えるんだ!点数自体は低くても巻き返されるかもな。お、でも姫路さんがうまくかわしてる!お!姫路さんが上に飛んだ!上からの攻撃ね!
「(ここならならどうでしょう?)」
「花の呼吸 陸の型 渦桃」
空中で体を大きく捻りながらの斬撃。体柔らかいね〜ってそんなこと言っている場合じゃない!瑞希ちゃん当たっちゃった!これで点数は五分五分か…。でもまだまだ!
あのあと瑞希ちゃんが召喚獣の扱いが上手くなるように、みんなで練習してたんだよね〜。一騎打ちって聞いてたからまさかもう出番があるとは思わなかったけどね〜。
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 4229点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 4347点
side 姫路
「花の呼吸 肆の型 紅花衣』
前方に向けての大きな円を描く斬撃…。この娘、木下さんよりも運動神経は良さそうです…。私は体力に自信がないので、短期戦をするしかありません…。もう点数も栗花落さんの方が上です。でも、Fクラスのみんなのためにも、そして明久君のためにも、頑張るしかないです!
大剣であることの利点を生かして、まずは相手の手から剣を離させます!剣同士で思いっきりぶつければ!
「花の呼…⁉︎」
集中力が乱れた隙に!
「熱線!」
「……!」
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 2917点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 1043点
side 雄二
この作戦は姫路にかかっていると言っても過言ではない。作戦の肝として、まず俺が勝つことが前提条件だ。その上でどこかで2勝する必要があった。
まず一勝はムッツリーニ。コイツは保健体育なら学年一位だから問題ないだろう。本当はなるべく弐や参に当てたかったんだがな。
次に島田。この一騎打ちでは一科目特化型がかなり戦力になる。そのため炭治郎を外してまで入れた。作戦ではコイツを先鋒に使って出てきた陸に勝つ予定だった。でもそれを翔子と木下に読まれて負けてしまった。
となるとやはり鍵を握るのは姫路。彼女は絶対に上弦の陸に当てたかった。弐と参では潰されて絶対に勝てないからだ。そして当たったのは肆。点数なら勝てるが運動神経が良すぎるのが難点だった。だからギリギリ勝てるかのラインが肆だった。つまりもう一勝は姫路がどこに当たるか、当たったとしてなんとか勝てるのか、という状態だった。
でも今は結構勝ってる…。これなら行けそうだが一応炭治郎に聞いておこう。
「なあ炭治郎、お前上弦の肆と知り合いなんだよな。」
「俺の彼女だよ。」
「これより異端…」
「まて須川。それは後にしろ。んで上弦の肆はこのまま終わると思う?」
「終わらないね。眼に負荷がかかるから腕輪がないと使えない技がある。多分そろそろ使ってくると思う。」
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 1516点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 267点
side カナヲ
私は炭治郎が全てだった。幼い頃の虐待のせいで感情を隠していた私に感情のまま生きることを教えてくれた。それが嬉しくてずっと炭治郎といた。炭治郎さえいればよかった。だからクラスが同じ1年生の時は友達なんて作る気がなかったし、2年生になっても炭治郎一緒にAクラスになるから何も友達のことは心配してなかった。
だけど振り分け試験の日、炭治郎は禰豆子の看病で休んだ。でもその時は彼はそういう人だし予備日があるだろうと思って普通に解いたのだ。そして私はAクラスに上弦の肆として入った。でもそこに炭治郎はいなかった…。だから私はクラス内での居場所は無いと思ってしまった…。もともと炭治郎以外の人と話したことがない私になんて、他の人と今更喋る能力なんてものは持ち合わせていなかった。これは今までの馬鹿な自分が悪いんだから仕方ないんだ、と思っていると…。
「アタシは上弦の参、木下優子よ!確か上弦の肆の栗花落カナヲさんだよね?これから同じクラスメイトとして、そして同じ上弦としてよろしくね!」
「ボクは上弦の陸、工藤愛子だよ〜。同じくよろしくね。」
「…上弦の壱、霧島翔子よ。よろしく。」
「僕は上弦の弐の久保利光だよ。よろしくね。」
こんな私に話しかけてくれた…。こんな私と仲良くしてくれた…。炭治郎しかなかった私にとってはそれがとても嬉しかった。
そのあとは徐々に他の子とも話せるようになった。みんなが私と仲良くしてくれた。だから、これはそれの恩返し!そして炭治郎に新しい居場所を作れたことの報告なんだから!
「花の呼吸 終の型 彼岸朱眼」
眼球に負荷をかけ、動体視力を極限まで上げる。そして相手の攻撃をかわし、隙を見て攻撃していく。全ては新しい居場所を作ってくれたみんなのために!
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 753点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 116点
side 善逸
なんだあれ⁉︎腕輪の力か?攻撃が全部かわされてる!
「美波、あれどういうこと?」
「動体視力を上げてるんじゃない?」
「なぜ今更?」
「多分、眼とかに凄い負担ががからんだと思うの。召喚獣の視界はウチ達には見えないから、召喚獣じゃなくて本人の眼に負荷がかかってるのだと思う。」
「そんな…」
「まあどこかの誰かさんは自分の足犠牲にして体育倉庫のドアぶっ壊したらしいけどね〜。」
「誰だろうね〜。」
まあつまり相手もそのくらいの覚悟でやってるってことだね!俺もいつかあんな感じで好きな人たちのために体張れる人になりたいな〜
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 231点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 53点
side 姫路
さっきから栗花落さんにギリギリで攻撃を躱されてます…。なかなか当たりません…。体力も、限界…。でも…!
「姫路さん、あとちょっとだよ〜!相手強くなってるけど姫路さんなら行けるよ!」
明久君!そうだ、私はこの人の為に頑張ると決めたんです…!もちろん他のFクラスの人とも!ここで、必ず攻撃を当てて見せます!そして、後ろの2人に繋ぎます…!
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 17点
VS
Aクラス 栗花落カナヲ 0点
side カナヲ
負けた…。視力は少し弱まっただけ…。もっと早く使ってれば!
「カナヲお疲れ〜!最後凄かったね!」
「とてもカッコ良かったよ!ボク泣いちゃった…」
「…良かったよ!」
「よく頑張ったね、栗花落さん。」
「みんな…勝てなくてごめん…もっと早く使ってれば。」
「あれ眼がヤバイんでしょ〜?むしろ頑張って使った方だよ!気にしないの!」
「みんな…」
本当…。ここの人達に会えて良かった!
「じゃあ敵は僕と霧島さんでとってくるよ!」
「…頑張る!』
「「「よろしくね!」」」
side 善逸
「やったね‼︎勝ったよ‼︎良かったね瑞希ちゃん!」
「瑞希、やるじゃない!」
「ありがとう姫路さん!」
「凄かったのじゃ!」
「……………………」 グッ!
「しめじ(姫路)、ヨカッタな!」
「本当に勝ってくれてありがとう!」
「いいえ!皆さんの応援のおかげです!ありがとうございました!」
「んじゃ次は…」
ーーーーー副将戦ーーーーー
「では、副将戦を始めるね。選手の人、前へ。」
「Fクラス、吉井明久が行きます!」
「Aクラス、上弦の弐の久保利光です。よろしく吉井君。」
「おいおいおいおい‼︎なんで明久なんだよ!おかしいだろう‼︎お前下弦の壱だろ‼︎」
「知らないの善逸、僕の『本気』を…」
「何⁉︎まさかお前、あれを使うのか⁉︎」
「そうさ雄二…今まで隠していたけど、上弦の弐相手じゃ使わざるを得ないのさ!」
「いい心がけだ吉井君!科目は総合科目でお願いします‼︎」
「承認するね。」
「「試召戦争《サモン》‼︎」」
明久が今まで隠してきた本気?一体何をする気だ?
「ではその隠してた『本気』を見せてくれ!吉井君!」
「分かったよ久保君!今まで隠してきたけれど、実は僕……」
「左利きなんだ!」
総合科目
Fクラス 吉井明久 83点
VS
Aクラス 久保利光 7432点
は⁉︎
総合科目
Fクラス 吉井明久 0点
VS
Aクラス 久保利光 7421点
「お前ふざけんなよ!なんで炭治郎じゃないんだよ!」
「悪かったよ善逸〜。単純に上弦の弐は無理だから捨て駒さ。」
「俺も納得してるよ。だから善逸も納得してくれるとうれしいな〜。」
「まあ…それなら。」
「そういう作戦だったんだね吉井君。君の本気、確かに受け取ったよ!」
「ありがとう久保君。」
さっきの中堅戦からの落差酷くない⁉︎ねえ酷くない⁉︎みんなただ笑ってるだけだし!まあ相手が強すぎるから仕方ないけどさ。
それとこの上弦の弐こと久保君はどうやら明久のことが好きらしい。瑞希ちゃん、思わぬところにライバルいるから気を付けて!あと不思議と貫禄を感じない、何か馬鹿っぽいのは気のせいだろうか。優子ちゃんより強いんだよねこの人?
ーーーーー大将戦ーーーーー
「最後に大将戦を始めるね。選手の人、前へ。」
「Fクラス代表、坂本雄二だ。」
そして、奥からついにあの人が現れた。
「…Aクラス代表、上弦の壱、霧島翔子です。」
この人が上弦の壱、霧島翔子…。他の上弦とは比べ物にならない…。華麗でありながらどこか重厚で、そして威圧感さえある…。自分とは格の違う存在なんだと、肌から感じる…。
「ぜ・ん・い・つ?」
「いや、美波が思ってるようなことは考えてないよ。」
「そう、それならいいけど。」
ちなみに重厚感は胸から感じてたよ!美波ごめんね!
「教科はどうするの?」
「教科は日本史。内容と方式は小学生レベルで百点満点の上限ありだ!」
相手のAクラスは動揺する。それそうだよね。上弦の壱相手に下弦の陸が集中力と注意力勝負に持ち込まれるんだもん。
っと上弦連中は気付いてるかな?多分優子ちゃんあたりには気づかれそうだけど。
「分かったよ。でもそうなると問題を用意しなくちゃいけないね。筆記試験なので視聴覚室でやることにしよう。」
試召戦争はあくまでテストの点数がベースだからこういうのもアリなんだよね〜。
お、雄二がみんなに挨拶していぞ。
「あとは任せたよ、雄二!」
「ああ明久、任された!」
「(坂本君、あのことを教えてくれてありがとうございました)」
「(ああ、明久のことか。気にするな。あとは頑張れよ!)」
「雄二、今まで頑張ってくれてありがとな!」
「こちらこそだ炭治郎。お前がEクラス代表を討ち取って無かったら今は無い。」
「………………………」グッ!
「ムッツリーニ、お前には随分助けられた。感謝する。」
「ブチのめせ、さかぐら!」
「ブチのめすさ、伊之助!」
「期待してるのじゃ!」
「姉に痛い目みせてやろうぜ、秀吉!」
「坂本、今まで引っ張ってくれてありがとう!」
「雄二、やっちゃえ〜!」
「善逸島田コンビには色々と助けられたぜ!」
さあ期待してるぞ雄二‼︎あとはあの問題が出るのを祈るだけ‼︎
『試験、始め。』
問1 次の()に正しい年号を入れなさい
()年 平城京に遷都する
()年 平安京に遷都する
:
:
()年 大化の改新
「「「「「「「「「「よっしゃー!」」」」」」」」」」
ついに手に入れたんだ!システムデスクにリクライニングシート、冷蔵庫に個人用エアコン、そして、このバカでかい豪華な部屋を‼︎
日本史
Aクラス 霧島翔子 97点
VS
Fクラス 坂本雄二 53点
「3対2でAクラスの勝利だね。」
頼むから死んでくれ。お前のような者は生まれてさえこないでくれ。お前が存在しているとこの世の理が狂うのだ。
「「「「「「ぶち殺せ〜‼︎」」」」」」
「おい雄二、なんだあの出来は!」
「いかにも俺の実力だ。」
「0点とかならまだしも53点てなんだよ!」
「明久なら30点点も取れないでしょ〜w」
「まあすまねえな。」
「…………下弦の伍と陸入れ替えだな。」
「それは無惨先生に言え。」
「お労しや、雄二…」
「ああ。」
お前が失敗したらダメじゃんかよ!ほら、あっちからやってくる翔子ちゃんに瑞希ちゃんがとられるよ!これはまずい!早くムッツリーニ、準備しないと!写真の!此方も抜かねば!無作法というもの!
「…ところで約束。」
「分かってる。なんでも言え。」
「…それじゃ……」
くるぞ、翔子×瑞希‼︎明久には悪いが堪能させて…
「…雄二、私と付き合って」
「「「「「「「は?」」」」」」」
「やっぱりな。お前まだ諦めてなかったのかよ。」
「…私は諦めない。…ずっと雄二のことが好き。」
「その話は何度も断っただろ。他の男と付き合う気はないのか。」
「…私には雄二しかいない。…他の人なんて興味ない。」
なるほどね。瑞希ちゃんを気にかけてたのは雄二の近くにいた異性だったからか…。良かったね美波、お前は対象外だってよ。
「拒否権は?」
「…ない。…だから今すぐデートに行く。」
「ぐぁっ‼︎放せ‼︎やっぱこの話は無かったことに…」
「「「「「さて、用が無くなったしここから失礼するか!」」」」」
「オィ待てェ失礼するんじゃねェ。これから俺らFクラスについて話し合わなきゃならねェだろうが。」
「え?不死川先生何しにきたんですか?」
「お前らが戦争に負けたから、俺が福原先生に代わって担任になったんだろうがァ。」
「「「「「えー⁉︎」」」」」
数学教師、不死川実弥。180cm近い身長に全身キズだらけの体。血走った眼に全開の胸元。そしておまけにこの口の悪さ。明らかに堅気の人間ではない先生である。1年生の時数学なんていらない、といった生徒を窓からぶん投げるといった通称スマッシュブラザーズ事件を引き起こした。校内危険教師ランキング第3位の男である。ちなみに2位は鉄人で1位は無惨である。
パワハラ補習に塗り壁女、そしてヤクザ教師により俺の高校生活は幕を閉じた…。
「ねぇ美波。俺たち負けちゃったから3ヶ月間試召戦争は中止だね。」
「そうだね〜。」
「瑞希ちゃんや炭治郎をAクラスの設備にしてあげたかったな〜。」
「本当にあの2人には助けられたからね〜。でも美波だって数学で上弦並にまでなったじゃん?」
「あの一騎打ちで完敗だったけどね〜。」
「それに比べて俺は…Dクラス戦じゃただ撤退しただけ、Eクラス戦は不参加。Bクラス戦も怒りに任せてただ動いただけ。Cクラスの煽りにも参加してない。そしてAクラス戦では出番なかったしね…」
「そんなことないよ、ウチにとってはとても助けられたんだから//」
「そうかな?まあ、次までに3ヶ月間頑張るとするか〜。」
今までほとんど勉強したことのなかった俺にとって、人生で初めて勉強しようと思えた日になった。
「ん、電話だ?」
「どうしたの?」
《お前達下弦どもに通告する。今回の試召戦争の敗北により、来週からは課題を増やすことにする。お前達に拒否権はない。必ずやるように。》
「イィィィヤャャャ‼︎タ〜スケテ〜‼︎」
やっぱ勉強するのやめようかな…
姫路が戦うとどうしても長くなってしまいます…。
そしてついに上弦がそろ……ってません!ごめんなさい!伍は今しばらくお待ち下さい。
あと、鉄人の出番がめっちゃ減ってます…。一応今後は本来の出番を実弥と分けて登場する予定ですがご容赦ください。