未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
なお本作では現実の日本とは異なり、
18歳になって初の4月1日を迎えた時から
飲酒が可能という法律になっています。
よろしくお願いします。
十五杯目 柱の選定
side 善逸
合コンの次の日、俺たちは合コンの写真を見せていた。
美波「それで、合コンはどうだったの?」
善逸「伊織たちが散々な目に遭ってたよ〜。」
伊織「全くだよ‼︎だって女が全員ケバ子化したんだぞ‼︎」
耕平「俺は辛かった、耐えられなかった。」
ケバ子「気合い入れてあげたんだから感謝しなさいよ‼︎」
妓夫太郎「これが写真だぁ。」
美波「えっと……、これはすごいね……。しかも美春と綾女もこれやったんだね……。」
千紗「わお。」
ムッツリーニ「………怖い。」
愛子「もはや誰だか分からないね……」
まさか6人全員がケバ子ちゃん化するとは思ってなかったからね。びっくりしたよ!
美波「ところで、愛菜はこのサークルが何のサークルだか知ってるの?」
ケバ子「ダイビングサークルでしょ?」
千紗「その通り‼︎そういえば、どうしてダイビングに興味を持ったの?」
ダイビングの話となった途端の千紗ちゃんのテンションの上がりっぷりが凄いね!
ケバ子「ちょっと憧れてたのよね〜。大人の趣味って感じで!」
千紗「分かる‼︎」
美波・愛子「「なるほどね〜。」」
ケバ子「海の中の浮遊感も色とりどりの魚にも興味があるし!」
千紗「本当に凄いよ♪」
美波「確かにそれはそうね。」
愛子「綺麗だよね〜!」
ケバ子「なにより南の島の綺麗な海で大学の仲間とダイビング!まるでドラマみたいじゃない⁉︎」
千紗「そ、そうかな……」
美波「なるほどね〜。」
愛子「そこまでダイビングに興味があるんだね〜。」
ケバ子「そうなの!」
なるほど、ケバ子ちゃんはある勘違いをしているわけだね。それならここは俺たちからハッキリと言っておかないと!
男子5人「「「「「ならこのサークルはやめておけ。」」」」」
美波「そうね。」
愛子「あまりおすすめじゃないかも〜。」
ケバ子「ここダイビングサークルじゃないの?」
酒飲み全裸サークルです‼︎
side ケバ子
ここにはドラマみたいなダイビングはないのかな?気のせいだと思いたいけど………
千紗「みんな、一応うちはダイビングもやるから。」
美波「そうだね〜。」
愛子「ただドラマみたいなロマンチックさは求めない方がいいね〜。」
ケバ子「どういうこと?」
愛子「例えばあそこをみてごらん?」
そうして愛子が指を差した先では………
男たちが全裸になって酒盛りをしていた。
ケバ子「このサークルおかしくない⁉︎」
さらにはさっきまで話していた同級生の男たちも………
妓夫太郎「ど〜したぁ?」
善逸「何を言ってるのかな?」
全裸になっていた。
ケバ子「いつの間に脱いだの⁉︎」
伊織「そう驚かれてもな。」
耕平「春祭で飲んでる時散々見ただろ。」
ムッツリーニ「………これが俺達のデフォルト。」
アレって学祭でテンション振り切ってたからじゃなかったんだ………。私もあのテンションに合わせちゃったけど………
愛子「ということ。」
美波「ちなみに女性の先輩方もあんな感じだよ。」
そう言って私が梓さんと蜜璃さんを見ると、その2人は下着姿で男性陣と野球拳をしていた。
ケバ子「ねえ、ここにまともな人はいないの?」
美波「愛子くらいじゃない?」
千紗「愛子だけだね。」
善逸「愛子ちゃんだけだね。」
伊織・耕平・妓夫太郎「「「工藤だけだな。」」」
ムッツリーニ「………流石愛子!」
愛子「いや、ボクはそんなことないかな……」
ケバ子「いや、そんなことあると思うよ!」
初対面のときにちょっとだけからかってきた子だったけど、どうやら一番の常識人みたい!よかった!
side 善逸
一年生で集まってケバ子ちゃんに色々とこのサークルのことを紹介していると、時田先輩、寿先輩、前田先輩の3人がやってきた。
寿「しかしアレだな。」
善逸「アレって何ですか?」
寿「新入生も増えたしいよいよ…………」
何をするのかな?歓迎会……は前にやったし。それじゃあ一体………
寿「新たな『柱』の選定といくか。」
柱?確かこの前も言ってたやつだよね?Demon Slayerの世界ランカーのことかな?でもアレはそう簡単になれるもんじゃないしな〜。じゃあ一体何なのだろう?
伊織「『柱』ってなんです?」
時田「飲み会を企画したり、酒を調達したりと、このサークルのアルコール面において中心となる幹部の人達の事を言うんだ。」
このサークル酒以外の要素は微々たるものだから、実質上の幹部って事だね。
まさお「酒に強い人達や飲み会を盛り上げている人達が担当するんだよね。」
それって要するにPaBの中でもトップクラスのアル中ってことじゃん‼︎絶対になりたくないな〜。
まさお「ちなみに定員は『柱』っていう画数に合わせて9人なんだよね。そのうち2・3年生で5人既にいるんだよね。」
善逸「4年生は?」
まさお「引退してるからOB・OG扱いだね。」
そういうことね。じゃああと2年間しかいられないわけだね。
寿「ちなみに柱になると、無限に酒が飲めるぞ。」
いやいいですそんな特権。どうせみんなアホみたいに飲むんだからその特権がなくても大して変わらないじゃん!
時田「ちなみに柱が誰になるかは会員全員の投票によって決める。期間は今週の一週間だ。」
まさお「1人4票投票して、得票数が多い順に柱になるんだよね。」
なるほどね〜。となると伊織、耕平、ムッツリーニ、妓夫太郎の4人かな?いや、化粧をしたケバ子ちゃんも結構凄いから入るかもね。あと、美波はあまり飲まないし、千紗ちゃんは大人しいし、愛子ちゃんは弱すぎてすぐ寝ちゃうからこの3人は入らなそうだよね〜。
善逸「なるほど、ありがとうございます!まあ俺には縁のない話ですけどね〜。」
伊織「いや、お前は絶対あるだろ。むしろ無いのは俺の方かな?」
耕平「我妻も今村も、寝言は寝て言え。」
妓夫太郎「お前ら2人は確定だろぉ‼︎」
ムッツリーニ「………むしろよく自分は違うと思えたな‼︎」
伊織・善逸「「なんで⁉︎」」
いや、絶対に俺は入らないと思う‼︎
そう信じて待った一週間後、遂に柱が発表された。
雛鶴「では今年度の柱を発表させていただきます。まずは前年度から継続となる方について発表します。」
継続じゃないパターンもあるんだね。
雛鶴「肉柱。それは誰よりも強靭な肉体を持ち、酒を愛する者。時田信治。」
時田「はい。」
まあ時田さんはPaBの会長だから当然だよね。それと○柱みたいな二つ名も付くんだね。
雛鶴「性柱。それは誰よりも性に深い関心を持ち、酒を愛する者。前田まさお。」
まさお「は〜い!」
どんなネーミングだよ‼︎しかもこれじゃあムッツリーニが柱になったら被っちゃうじゃん!
雛鶴「音柱。それは誰よりも飲み会でコールや物音などの大きな音を出し、酒を愛する者。寿竜次郎。」
寿「はい。」
声が似ている宇髄さんが音の呼吸を使うせいでめちゃくちゃ紛らわしいじゃん!これ絶対にわざとでしょ!
雛鶴「
梓「は〜い。」
女性でも普通に選ばれるんだね。まあ梓さんなら納得だけどね。
雛鶴「恋柱。それは誰よりもトキメキに胸を高鳴らせ、酒を愛する者。甘露寺蜜璃。」
甘露寺「はいっ‼︎」
まあこの人は肝臓捌倍娘だからね。納得だね。それと先輩方は全員去年から継続なんだね。
雛鶴「以上で前年度から継続となるメンバーの発表を終了します。続いて今年度から新規加入となるメンバーを発表します。」
さて、誰が発表になるかな?
雛鶴「
耕平「はい‼︎」
凄い当て字だね。でも耕平が選ばれるのは納得だよね!
雛鶴「
おお、ケバ子ちゃんだ!彼女は普通の状態ならともかく酔うとめっちゃ暴れるからね!ぴったりだね!
ケバ子「ちょ、ちょっと⁉︎なんで私なんですか⁉︎」
時田「伊豆春祭の打ち上げでの暴れっぷりが投票理由の多数を占めてるぞ。」
ケバ子「そんな〜‼︎」
さてと、次は誰だろう?
雛鶴「邪柱。それは誰よりも邪な考えを持ち、酒を愛する者。北原伊織。」
草。伊織だけ完全に悪口じゃん。
伊織「ちょっと⁉︎俺だけただの悪口じゃないですか⁉︎」
善逸「伊織〜、事実なんだから仕方ないでしょ!それより、アル中の称号をもらったんだから喜びなよ〜。」
伊織「クソがぁぁぁぁ‼︎」
さて、最後の1人に選ばれなければ俺の勝ちだ‼︎どうせ妓夫太郎かムッツリーニでしょ!やったね!
雛鶴「鳴柱。それは雷が落ちるようにイッキ飲みをし、酒を愛する者。我妻善逸。」
えっ?なんで?
善逸以外「「「「「知ってた。」」」」」
善逸「そんなぁぁぁぁ‼︎」
こうして俺は無事アル中の称号を手に入れた。
雛鶴「以上が今年度の柱となる9人です。柱の皆さんには早速ですが明日のサークル活動の前に行われるアル柱合会議に出席して貰いたいと考えております。よろしくお願いします。」
しかもどうやらアル中が集まる会議に出席しなきゃいけないらしい。面倒くさ!
時田「よし、新たな柱も決まったことだし、記念に今から飲み会をするか‼︎」
全員「「「「「オー‼︎」」」」」
クソ!こうなったらヤケ酒だ‼︎死ぬほど飲んでやる‼︎
side ムッツリーニ
どうやら俺は柱に選ばれなかったようだ。良かった!さてと、今から飲み会となった訳だが、俺は明日からサークル活動は参加しないで愛子とデートをする予定である。明日ぐらいしか行きたい場所に行けなかったから仕方なかったってやつだ。
さて、明日のコンディションを整えるためにも今日はセーブしなければならない。なんせ愛子とのデートだからな♪だから俺はこうしてこっそり俺特製の水を持ってきた。よし、これで準備は万端だ!
そして翌朝目覚めると………、
愛子「ムッツリーニ君、起きて!ムッツリーニ君!」
愛子が隣にいた。というかヤバい、寝坊か⁉︎でも………
ムッツリーニ「………どこだここは?」
場所が分からない。なんせ明らかに俺の家の布団じゃないからな。
愛子「Grand Blueの店内だよ!そして………」
ん?俺は店の中で酔い潰れたのか⁉︎バカな、そんなはずは………!でも頭も痛いし気持ち悪い……。そう思いながら周りを見渡すと………
愛子「柱の前だよ!」
柱の人達が俺のそばに立っていた。
ということで柱が決まりました!PaBにおけるお酒担当ですね!今後は彼らが中心となって酒を飲み、飲み会を盛り上げていきます。
そして柱といったらやっぱり柱合会議ですよね!というわけで次回はアル柱合会議です!お楽しみに。
最後に、評価・感想をお待ちしております。