時期がきたので、投稿しました。
今回の話の時系列ですが、『月の少年の休日日記』の『第28.5話 その日の夜のガールズトーク?』の辺りになります。
それではどうぞ。
ここは
一部でしか知られていない、特別な学校だ……
そして広大な敷地面積を誇る。具体的な広さは定かではないが、噂ではドーム40個分か、それ以上らしい。
とにかく藍音学院は広大だ。何せ街すら有るのだから。
校舎はもちろん、ショッピングモールや、コンビニ、喫茶店や娯楽施設まである。
更には居住区も存在している。
しかし、ここに通う生徒は皆、訳ありだ。
「………(さて。今日の夕飯は何を作ろうかな? お客も多いし……)」
そんな居住区の一角にある一軒家に、
今夜の夕飯は何にするか迷っている最中だった。
「…あのさ。みんなは何か食べたいのある?」
悠里はリビングにいる8人の少女達に声をかけた。
「えっ!? ゆうちゃんが作ってくれるの!?」
「その……苦い物じゃなければ、私はなんでもいいわ」
この2人は苦い物が苦手だった筈。穂乃果はピーマン、友希那は特にゴーヤが。
「悠里君、手伝いますよ。1人だと大変でしょうし……」
「私も手伝います」
…断っても手伝うって言うので、2人にレシピを渡して作業に取り掛かってもらう。
「あ。リサちゃん、筑前煮食べる? 食べるなら作るけど……」
「えっ!? 食べたいけど……アタシが作るよ!」
悠里が
「悠里、私達も手伝うわよ」
「何かやって欲しい事とか、あるかな?」
「…じゃあ、サラダを作るのをお願いしてもいい? 作り方は2人に任せるよ」
ちなみにサラダ=カレーとは限らない。
「ゆーくん、私も何か手伝うよ」
「わ、わたしも……できる事があったら……言ってくれると……嬉しいな……」
「えっと……じゃあ、
悠里は妹の涼香の相手をしてあげて欲しいと2人にお願いした。もし涼香が宿題で解らないところがあったら、教えてと付け加えて。
「…あ。部屋に忘れ物があったの思い出した。ちょっと待ってて」
急に忘れ物を思い出した悠里は彼女達にそう言うと、一旦コンロの火を止めてリビングから出た。
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「…えっと確かここに……あった」
自室に戻った悠里は忘れ物を見つける。
「探し物は見つかったのか?」
見つけたと同時に、悠里のデッキケースからマーメイドの少女が現れた。
「…整理整頓してあるからね。てか、セレナ……どうしたの? 頬を膨らませて」
「ユーリが最近、私に構ってくれないからだ」
マーメイドの少女……セレナが可愛く頬を膨らませながら、そっぽを向きながら悠里に言った。
彼女は『惑星クレイ』のユニットなのである。
「そもそも私と同年代の女の子にあんなに好かれてるとか……ユーリは罪深いぞ」
「……みんな、物好きだと思うけどね」
「まぁ私はユーリのそういうところも好きだぞ。まぁソナタ達も同じ事を言うと思うが」
「…ソナタが居ないからって、よくもまぁ……」
「ユーリの前だけだぞ? こんな事言うのは」
何を今更言うんだ?と少しドヤ顔で言うセレナ。
「……そっか」
「そう言う訳で、ユーリ、今度の休日にデートしよう!」
「…分かった、分かった」
「本当か!? 約束だぞ!? 予定が分かったら呼んでほしい! あ! 誰かとファイトする時もちゃんと呼ぶんだぞ!」
それだけ言い残すとセレナは上機嫌な笑顔で、悠里のデッキケースに戻って行った。
やれやれと思いつつも、悠里はセレナ達との出会いを思い出す。
高校2年生になっての初めての休日……
目覚めたら『惑星クレイ』のメガラニカ、パーレル村に迷い込んで……
ソナタ、カノン、フィナ、キャロ。そして……
セレナの5人に出会った時の事────
読んでいただきありがとうございます。
次回から、『月の少年の休日日記』の前日談スタートになります。
頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。
本日はありがとうございました。
※主人公の簡単なプロフィールです。
容姿イメージ:『らき☆すた』の岩崎みなみ
誕生日:12月12日、いて座
血液型:A型
一人称:僕