??「さて今日集まってもらったのは他でもない。1週間後に迫った体育祭の件だ。このダリア学園において体育祭はもはや祭りではない。両国から官僚や千を超える見学者が集まり各寮が国の威信をかけて戦う。言わば。戦争だ。何が起こるか分からない。だが、我々監督生には寮生を守る義務がある。これから1週間寮の監視を更に厳重に」
???「黒犬に言われるまでもないよ。白猫は皆優秀だからねぇ」
???「アビ派の連中が近頃不穏な動きをしていると聞いたが?しっかり把握は出来てるんだろうな?」
???「そっちこそ超問題児・犬塚露壬雄の首に縄でも付けておくべきじ?それに最近になって学年1位をとった黒犬のもう1人のリーダー山崎だっけ?その子の詳しい情報はちゃんと掴めてるのかな?」
???「問題ない。先生方からも話しが来ている。奴は、この学園内で最強の生徒だと聞いている。それに貴様も耳に入っているのではないのか?」
???「ま〜ね〜でも本当かどうかは自分の目で確かめないことにはなんとも。なんせ黒犬だからね」
???「代表。偏見はよした方がいいかと」
???「サイベルちゃん?」
サイベル「今まで各寮誰一人として名が上がってこなかったにもかかわらず突如名が上がったのです。きっと事実でしょう。それに白猫の初等部の子達の間でめっちゃくちゃ強くてカッコいい黒犬のお兄様と好評のようです」
???「へ〜って、ウチの子達?」
サイベル「はい。先生から話を聞いた後、調べてみた結果そのように」
???「強くてカッコいい黒犬のお兄様か。どんな漢なんだか気になるな!」ガハハ!
???「サイベルちゃんは見たことある?」
サイベル「はい。あとを追跡し事実かどうか確かめてきました」
???「で、どうだった?」
サイベル「可愛かった」
???「サイベルちゃん!?」
サイベル「いきなり叫ばないでください。うるさいです」
???「私も」
???「手李亞?」
手李亞「私もたまたま見る機会があって」
???「なんだと?」
???「山崎ゆうき君だっけ?何してたの?」
手李亞「羊や馬と遊んでた」
???「何だそれわ?それよりも続けるぞ」
…
ゆうき「ふぅ〜犬塚今日はこれぐらいで良いか?」
犬塚「あ、あぁ。やっぱりゆうきは強いな。全然かなわなかったぜ」
ゆうき「そんな事はねぇと思うぜ。お前も強くなったって。自信を持てよ」
犬塚「ゆうき…サンキューな!」
蓮季「やっと見つけだゾ!ゆうきと犬塚!」
ゆうき「どうしたんだ?」
蓮季「今日の朝学園長先生が黒犬、白猫両方共集まって話があるらしいゾ」
犬塚「そうか。とりあえず行くか」
ゆうき「そうだな」
俺達は、体育館に向かった
学園長「今日皆さんに集まってもらったのは他でも無い。連続失踪事件について、こちらで発表したい事と今後の対策について話したいと思います」
ザワザワ
ゆうき(連続失踪事件、確かこの学園の内で起きている事件の事だ。白猫黒犬関係無く生徒が消えてっている。多分だが、俺を狙っていたキルスと同じ奴だと思うって言うか絶対にそうだ。最近俺の後ろを着けてきている奴がいるのは気付いていたが、その時に対処しておくべきだった!)
犬塚「…ゆうき、ゆうき!」
ゆうき「うお!ど、どうした!?犬塚!?」
犬塚「どうしたじゃあねぇよ!何回も呼んでいるのに全然反応しないから心配だったんだよ!」
ゆうき「わ、悪ぃ。それよりも対策方法って何だと思う?」
犬塚「俺に聞かれてもな。ゆうきは何だと思う?」
ゆうき「俺は多分強い奴が見回りをするんじゃないんかな?」
犬塚「ま、まさかその強い奴ってお前の事か?」
ゆうき「多分な」
犬塚「ッ!もしゆうきだったら!俺も一緒にやらせてもらう!この前の時みたいに1人で戦わせたりしねぇ!」
ゆうき「フッ!その時は頼んだぜ!」
犬塚「おう!」
俺達がそう話していたら
蓮季「2人共静かにするんだゾ!」
蓮季に注意された
ゆうき・犬塚「「すみません」」
学園長「皆さんも知っている通り、この学園の生徒が何人も行方不明になっています。そこで、この学園としての対策方法は生徒2人で見回り等してもらいます」
全員「えぇぇぇぇ!」
ゆうき(やっぱりか。だが、その方法だったら俺が確実的にその生徒の1人になれる。だが、後1人は誰だ?)
学園長「皆さんお静かに。その生徒2名は既に決定しています。名前を呼ばれた者はこの後私の所に来てください。黒犬の山崎ゆうき君、白猫のペルシア・ジュリエットさんの2人にやってもらいます」
ゆうき「なっ!」
ペルシア「え?」
全員「えぇぇぇぇ!」
学園長「静かに。それに伴って白猫黒犬両方共事件が解決するまで、一緒に授業を受けてもらいます。それでは解散」
ゆうき(あの先生何考えてんだ!?普通は犬塚とかだろ!?)
俺はそう思いながら、学園長の所に向かった
…
ペルシア「あ」
ゆうき「よう」
ペルシア「どうして私とゆー君なのかしら。何か知ってる?」
ゆうき「さぁ、それよりもこんな所で仲良く話してたらバレるぞ?って着いたか」
俺とペルシアは学園長室の扉の前に着いた
コンコン
学園長「どうぞ」
ゆうき・ペルシア「「失礼します」」
ガチャ
学園長「良く来てくださいました。山崎君にペルシアさん」
ゆうき「えぇ。それよりも何で俺とペルシアが選ばれたんですか?」
ペルシア「私もそれに関しては良くわかりません。普通ならば、黒犬の犬塚辺りでよろしいのでわ?」
学園長「確かにそうだね。けど、この事件を解決しなければ、1週間後の体育祭は開催出来ません。それにこの事件は黒犬白猫関係無く生徒が失踪しています。最初は生徒が何かしらの方法で姿を消しているだけかと思いましたが、違うようですし、それならば生徒を狙っていると言うなら、生徒に見回りをさせたら良いのでは無いのかと思いまして」
ゆうき「なるほど、ですが、俺だけでも良かったのでは無いのでしょうか?」
学園長「確かにそうかもしれません。ですが、白猫も失踪している生徒が居ると言う事でペルシアさんと一緒に行動してもらいます。それと犯人に遭遇した時は、捕まえてください。失踪している生徒の居場所を聞かなければいけないので。2人共よろしいですね?」
ゆうき「分かりました。必ず犯人を捕まえてみせます」
ペルシア「私も分かりました。必ず捕まえてみせます」
学園長「頼みましたよ。それでは教室に戻ってください」
ゆうき・ペルシア「「失礼しました」」
ガチャ
ゆうき「ペルシア余り無茶するなよ?」
ペルシア「それはゆー君にも言えるんじゃないの?」
ゆうき「フッ!確かにな。とりあえず教室に戻るか」
ペルシア「えぇ」
俺達は、教室に戻った
…
教室
スコット「何故貴様ら黒犬と一緒に受けないといけないのだ!この事件を起こしているのは貴様ら黒犬じゃないのか!」
犬塚「何言ってんだよ!逆にお前らじゃないのか!」
スコット「何を言うか!これだから黒犬とは一緒に受けたくないんだよ!」
犬塚「こっちだって白猫とは一緒に受けたくねぇよ!」
先生「し、静かにしてください」
ガラガラ
ゆうき「てめぇら何してんだ?」
ペルシア「何してるの?」
犬塚「ゆうき!とペルシア!」
スコット「ペルシア様!本当に山崎と一緒に見回りをするのですか!?」
ペルシア「えぇ。学園長先生に頼まれたら断れないわよ。それにこの事件の犯人は白猫にも黒犬にも存在しないわ。そうでしょ山崎」
ゆうき「あぁ。何人もの生徒を消せる訳がねぇだ。どう考えても黒犬の奴でも白猫の奴でも出来ねぇ事だ」
犬塚「ッ!って事はゆうき!この間の奴と同じって事だったらヤバいんじゃないか!?」
ゆうき「あぁ。だから、俺とペルシアが選ばれたんだと思う。それよりもさっさと授業受けるぞ。白猫の奴らもさっさと座れよ」
スコット「黒犬の貴様の言う事を聞く訳ないだろ!なぁお前達!」
白猫全員「そうだそうだ!」「黒犬と一緒とかマジで有り得ねぇぜ!」
犬塚「ほ〜う、そこまで言うならやってるやるよ!行くぞ!お前ら!」
黒犬全員「おぉぉぉ!」「やってやるぜ!」
ゆうき(こいつら1回黙らせるか。まぁ今はこいつらよりもさっきから俺の事を見ている奴がいやがる。ここでやるのは流石に不味いな。さて、こっちの問題をどうにかするか)
俺はそう思いながら、犬塚達を止めに入った
ペルシア(ゆー君は多分気付いてると思うけど、さっきから見られてる。それに魔力は消しているつもりだと思うけど、かなり強い。私が挑んでも勝てる気がしない。そんな事よりも今はスコット達を止めないと)
私はそう思いながら、スコット達を止めに入った。結局ゆー君がボコボコして静かになったけどね
昼の見回り
ゆうき「ふぁ〜眠てぇ〜」
ペルシア「しっかりしてくれないかしら?山崎」
ゆうき「悪ぃ悪ぃ。にしても昼間の見回りっているのか?流石に昼間に行動するマヌケじゃないだろ」
ペルシア「分からないじゃない。そんなに気を抜いていて大丈夫なのかしら?」
ゆうき「俺の実力はお前が1番知ってるだろ?俺はお前よりも強い」
ペルシア「ッ!言ってくれるわね!この件が終わったら貴方に勝ってみせるわ!絶対に!」
ゆうき「フッ!やってみろよ。白猫のリーダーさん」
ペルシア「言ってわね!覚悟して起きなさい!」
黒犬モブ男子「あの2人もう喧嘩してるよ。大丈夫なのかよ?アレ?」
黒犬モブ男子「俺に聞くなよ!けど、あの2人が手を組んだら誰も勝てなくねぇか?」
こんな話をしている奴もいたりと色々とあって、3日が経った。授業中は喧嘩ばっかりだったけどな。まぁ全部俺が静かにしてけどな
ゆうき「3日経ったのに何も起きねぇな」
ペルシア「確かにそうね」
ゆうき「このまま何も起きずに体育祭まで行ってくれると助かるんだけどな」
俺がそう言った瞬間
???「ならば今から起こしてやろう」
ゆうき・ペルシア「「ッ!」」
俺とペルシアは同時に振り向いた。そこに立っていたのは男だった
ゆうき「ペルシア。先生達を呼んできてくれ」ボソ
ペルシア「分かったわ。けど、無茶はしないでね」ボソ
ゆうき「おう」
ペルシアはそれだけ言って、先生達を呼びに行った
ゆうき「やっと出てきたか。で、お前がこの事件の犯人でいいんだよな?」
カリス「如何にも私の名はカリス。キルスよりも強いと言う事は言っておこうか。山崎ゆうき」
ゆうき「へ〜キルスよりも強いんだ。で、目的も同じって事で良いのか?」
カリス「あぁ。だが、お前を直ぐに殺すのは面白くないから、この学園の生徒を何人か殺させてもらったよ。中々面白い魔法を使う奴も居たよ」
ゆうき「そうか。学園長先生は捕まえろって言ってたけど、それは出来なくなった。てめぇはぶっ倒す!」
ブワッ!
カリス「おいおい。そんなに怒るなよ。こんな場所で戦ったら被害が凄いぞ。それでも良いのか?」
ゆうき「フッ!それに関しては安心してるんだよ。こっちは準備万端だからな!」
俺がそう言った瞬間
黒犬白猫寮の先生「「防壁展開!」」
パァー!
カリス「ほ〜う確かにその通りのようだな。だが、貴様1人でこの俺に勝てるとでも思っているのか?」
ゆうき「あぁ。キルスとやり合ってから、俺も相当修行したんだぜ」
カリス「修行しただけでこの俺に勝てると思っているのか!?」
バッキューン!
ゆうき「あぁ!」
バッキューン!
バッコーン!
ゆうき「はぁぁぁぁ!」
ボン!
カリス「チッ!」
ボン!
防壁の外
白猫の寮先生「全く彼はどうして自分勝手なんですかね!黒犬の寮先生さん!」
黒犬の寮先生「私に聞くな!それよりもあの2人は化け物か!全く魔力が減ってない」
ペルシア「先生方話してないで防壁に集中してください!私が居てもかなりキツイんですから!」
白猫の寮先生「ごめんなさいね。それよりも彼は何故狙われるのでしょうか?」
黒犬の寮先生「私にも分からん!だが、アイツは絶対に負けん!何せ最強何だからな!」
先生がそう言った時後ろから
犬塚「先生分かりきったこと言ってるんじゃないですよ!ゆうきはマジで強いんですから!」
犬塚がそう言いながら、防壁を保つ為に魔力を注ぎ込んでいる
ペルシア「犬塚!何してるの!?」
犬塚「うるせぇ!ゆうきが戦っているのに俺達だけが見てる訳にはいかねぇんだよ!なぁ!みんな!」
犬塚がそう言った瞬間、黒犬の全員が注ぎ込んでくれた
黒犬全員「俺達の(私達の)魔力で保たせてください!先生!」
黒犬の寮先生「お前達!」
スコット「ペルシア様!我々も助太刀致します!それに黒犬の奴らに負けられません!貴様達やるぞ!」
白猫全員「おぉぉぉ!」
そう言って、白猫のみんなも注ぎ込んでくれた
ペルシア「みんな!ありがとう!」
絶対に勝ってね!ゆー君!
防壁内
ゆうき「界王拳10倍だぁぁぁぁ!」
ブワッ!
カリス「ッ!それが界王拳10倍か!だが、その程度では俺のフルパワーには勝てん!」
ブワッ!
カリスもフルパワーになって、俺にかかってきた
ゆうき・カリス「「はぁぁぁぁ!」」
バッコン!
バッコン!
カリス「グハァ!」
ゆうき「波ぁぁぁぁ!」
カリス「チッ!こんなもの跳ね返してくれる!」
カリスも技を打ってきたが
ゆうき「てめぇに負ける訳にはいかねぇんだよ!全部持ってけぇぇぇ!」
ブワッ!
カリス「な、何!?」
バッコーン!
ゆうき「俺の勝ちだな。カリス」
カリス「そのようだな。だが、俺に勝てたからと言って油断するじゃないぞ。俺よりも強い奴はまだまだ居る。それに今の貴様ではあの方には絶対に勝てない」
ゆうき「そのあの方って誰の事なんだ?そろそろ教えてくれねぇか?」
カリス「フッ!それは無理だな。何故なら!」
カリスはそう言った瞬間、魔力を極限まで上げ、そして
カリス「お前諸共死ぬんだからな!」
ゆうき「しまった!」
バッコーン!
俺はカリスの自爆攻撃を防げなかった
防壁の外
ペルシア「山崎!」
犬塚「先生!早くゆうきを助けに行かねぇと!」
黒犬の寮先生「分かっている!おい!」
白猫の寮先生「貴方に言われなくても分かっているわよ!」
先生達はそう言って防壁を解除した。私は直ぐにゆー君の所に向かった。そこには誰もいなかった
ペルシア「そ、そんな…」
犬塚「ゆうき事自爆するなんて、考えてなかったぜ!」
犬塚の言う通り、私達は誰もその事を考えてなかったので、余計に悔しい
シュン
ゆうき「何勝手に殺してんだ」
全員「ッ!」
そこに立っていたのは
ゆうき「危なかったぜ〜。まぁ〜結局聞けなかったけどな」
ゆー君だった
ゆうき(マジで危なかったぜ。それにしてもカリスの奴自爆しやがって!結局誰なんだよ!あの方って!)
俺はそう思いながら、ペルシア達の方に向かった。だが、カリスの言う通り俺のフルパワーが通じない相手がいる事を知るのは、そう遠くは無かった
???「カリスすらも倒すか。だが、この俺様は絶対に倒せないぞ。あの男が選んだ転生者よ」
3話連続投稿しました!
感想が中々増えないので困ってますが…見てくれる人がまだ居るだけでもありがたいと思ってます!もしよろしければ感想を書いてくれると非常に嬉しいです!
それと今回は戦闘を少し入れてみました!まだまだ慣れませんが優しく見守っていただけると嬉しいです!