最強の魔法使い第14話どうぞ!
3日間続いた体育祭は総合的に〝引き分け〟に終わった。
1年は俺達黒犬。2年は引き分け。3年は白猫の勝ちでだ。
アレから1ヶ月…各寮の状況には少し変化があった。
まずアビは卑怯な手段を使いながらも俺と犬塚の2人に完敗し皆からパッシングを受け一気に人望を失いアビ派は事実上の解散。
ペルシアの傷は見た目より浅く1ヶ月でもうすっかり歩けるようになった。
かく言う俺はと言うと…
丸流「なんで白猫のお前らがここに来てんだよ!」
治療室で安静にしている。
寮監に授業出なくていいのか聞いたら何言ってるか分からなかったけど問題ないようだった。
まぁ無理に界王拳10倍使ったせいでな。
それでダンスとかよくやったな俺。
ペルシアにはめっちゃ謝られたが
ペルシア「別にいいじゃない。減るものじゃないんだから。それに借りを返しに来ただけよ」
いや。いやいやいや
シャル「はい。りんご持ってきたわ。口開けなさい」
ゆうき「おかしいだろ!?丸ごと食える奴がいるわけねぇだろ!」
ペルシア「シャルちゃん貸して?りんご切るわ」
シャル「ならお願い」
くだものナイフをペルシアが持った。
何故だろう俺は冷や汗が止まらない
ズッ
パァァアン!
ペルシア「あ、リンゴが飛んでちゃった、ごめんなさい」シュン
丸流「お前はこれから包丁とかナイフとか持って料理とかすんじゃねぇ」
あれでリンゴが飛んでったって言うの!?
壁にぶち当たって粉々になってるんですけど!
丸流「で、調子はどうだ?」
ゆうき「問題ない。それよりもお前が俺の事心配してくれる何てな」
丸流「う、うるせぇ!犬塚よりもお前の方がまだマシなんだよ!じゃあな!」
バタン!
ゆうき「どういう意味だよ?それよりもお前らもさっさと自分の寮に帰れよ」
ペルシア「私が無理をさせたのが、原因何だから、居させて欲しいのよ。ダメ?」ウワメ
ゆうき「ウグッ!」
久しぶりのその顔!やっぱり可愛い!
シャル「何デレデレしてるのよ」
ゆうき「してねぇよ!それよりもさっさと帰った!」
シャル「仕方ないわね〜ペルちゃん帰りましょ」
ペルシア「そ、そうね。またね」
ゆうき「またな」
ペルシア達も出て行った
ゆうき「俺がこのままこの世界に居ていいのか?」
俺はそう思いながら、眠りに着いた
そして3日後
ゆうき「おいで」
木に登って降りれなくなってた猫の鳴き声が聞こえてベンチの上に登り手を伸ばしてるんです
ゆうき「ん?」
今木に誰か飛び乗った?
ザザッ!
???「わわっ!どいてどいて!」
ゆうき「へっ?って!おい!」
ドッ
木から落っこちてきた女の子を抱き抱える形になった
ゆうき「俺は別に君においでなんて言ってないんですけど」
???「えーとぉ〜どうも〜?」
ゆうき「はぁ」
サッ
ダキッ
???「な、なんで」
ゆうき「猫。助けてくれてありがとな」
お団子ヘアーの女の子も落ちてきた為片手で受け止めた
ゆうき「こっち見てただろ。まぁいいおろす」
ピョン
ゆうき「あ、おいこら。肩に乗るな。擽ったいだろ」
2人をおろすと猫が肩に飛び乗ってきた
猫「にゃ〜」ゴロゴロ
ゆうき「なんだ。甘えてきても何も無いぞ」
ナデナデ
???「「…」」
ゆうき「お前を助けたのは俺じゃない。あそこの2人だ。だから、2人にしてやれ」
フンス
ゆうき「え、何その反応」
カプッ
ゆうき「うわぁ」
耳たぶを甘噛みされた
ピョン
ゆうき「な、なんだったんだアイツは」
猫は耳たぶかじるの好きなのか?
???「私達が蚊帳の外だったヨ」
ゆうき「まぁいいか」
トボトボ
ゆうき「グエッ」
突然後ろから制服を引っ張られた
ゆうき「コホッ。おい!いきなり何すんだよ!」
???「山崎ゆうき君だよネ?」
ゆうき「人違いです。それでは」
グイッ
???「待つヨ」
ゆうき「はぁ、何か用があるのか?」
???「君がどういう人間なのか調」
スタスタスタ
???「話の途中だヨ!?」
ゆうき「ん?俺に話してたのか?」
???「君以外にいないヨ!」キィー!
???「…」アセアセ
ゆうき「それで俺に何か?」
???「ふっふっふ〜よくき」
ゆうき「あ、そういうのいいです。間に合ってます。それでは」
よし。完璧。
ブチッ
???「私達が「ゆうき〜!」〜ッ!」ドンドン!
蓮季「誰と話して」サー
ゆうき「どうした?それに話してないぞ。俺は」
???「さりげなく私達省いたネ!?」
ゆうき「ん?あ、いたんだ。悪ぃ悪ぃ忘れてた」
???「ずっといたヨ!」
蓮季「ゆうきがすみません!」ペコ!
ゆうき「いつも蓮季がお世話になってます。後、犬塚もか」ペコ
蓮季「ゆうき!?ふざけるのはやめろ!この人達は」
ゆうき「監督生プリフェクトだろ?胡蝶先輩と手李亞先輩」
蓮季「知ってたのか!?」
ゆうき「まぁな」
胡蝶「知ってる上でその態度、ふ〜ん」
ゆうき「そりゃ〜監督生って言ったって俺と同じ人間だし。敬えと言うなら敬語で話す。でもその前に」
ずっと静かに俺を見てるお団子の子を見る
ゆうき「なんであの時俺のあとをつけてたんだ?」
「「「!?」」」
ゆうき「気がついてないと思ってたのか?気がついてたぞ?」
手李亞「ご、ごめんなさい」プルプル
ゆうき「え?いや、あの、俺は責めてる訳じゃなくてですね?どうして俺のあとをつけてきてたのかな〜なんて思っただけでして!決して泣かせるために聞いたんじゃないんですよ!」アセアセ
胡蝶「ムッ、私の時と反応が全然違うヨ」
ゆうき「ん?そんなことないだろ。むしろ同じすぎて違和感を感じるまである」
胡蝶「自白したヨ!」
ソッ
手李亞「嫌いになった?」ウルウル
ゆうき「ん?どういう事?」
ジー
遠くから視線を感じる。そしてそこを向きたくない。なぜなら
ペルシア「…」ゴゴゴ
ペルシアがめっちゃ怖い。俺この後ヤバいかもしれねぇ!
ゆうき「嫌いになったって言われてもなんとも思ってないんですけど」
手李亞「よかった」ホッ
胡蝶(それでいいの!?)
ゆうき「で、なんでつけてたんだ?」
手李亞「その、どんな人か気になった」オドオド
ゆうき「あぁ、そうなんか」
蓮季「ゆうき。先輩だゾ」ボソ
ゆうき「それで俺に何か用があったんですか?」
胡蝶「決めたヨ。君を監視する。山崎ゆうき君?」
蓮季「えぇ!?」
ゆうき「お前変態かよ」
胡蝶「なんで!?」
ゆうき「風呂とトイレの時まで監視するって言ってんだろ?」
胡蝶「なんで!?」
ゆうき「風呂とトイレの時まで監視するって言ってんだろ?」
胡蝶「一言も言ってないヨ!?」
蓮季「ゆうき!早く謝らないと!監督生に目をつけられるってどういう事なのか分かってるのか!?」
ゆうき「知らねぇ」
胡蝶「ふ〜ん山崎ゆうき君。君はあの時白猫を助けた。黒犬のリーダーなのにね。もしかして誰かと内通してるんじゃないのかな?」
ペルシア・蓮季「「ッ!」」
ゆうき「な、なんで知ってる!?」
胡蝶「やっぱり「とでも言って欲しかったか?」〜ッ!」ジタバタ!
ゆうき「はぁ、ハッタリはよせ。目的は?」
胡蝶「はぁ、正直に話すヨ。実は」
ゆうき「やっぱり良いや」
胡蝶「まだ何も言ってないヨ!」
ゆうき「何嘘ついてんだよ。正直に〜って言ってたろ」
胡蝶「きぃー!」プンスカ
蓮季(ゆうきに遊ばれ、え!?ゆうきが楽しそうに笑ってる!?)
ゆうき「ぷっ、く」
ペルシア(ゆー君が笑ってる!)
胡蝶「もう怒ったヨ!」
ゆうき「ふぅ〜あ〜怒られた〜」
胡蝶「私をおちょくって!この!」
サッ
ゆうき「へー腕の中にこんなの仕組んでたんだな」
胡蝶「あれ!?なんで避けられた!?」
ゆうき「いや。お前の動作を見れば腕から何かが出てくるって予想つくだろ。それにお前監督生だし」
胡蝶「あの体育祭やあの事件を解決させた実力は伊達じゃないネ」
ゆうき「はぁ。で本当に何の用ですか?」
胡蝶「わかったヨ。私達の目的。それは〝才能を授かったのならそれは他の人を導き守る為に使わなければならない〟それが私達のモットー。山崎ゆうき君。君には才能があるのは分かってる。ただ君の人間性を見ないといけない立場なんだヨ」
ゆうき「くだらねぇな」
蓮季「ゆうき?」
ゆうき「まずお前ら2人に聞く。才能があるという言葉で片付けられて嬉しいのか?」
「「ッ!」」
胡蝶「それは」
ゆうき「その反応を見れば理解した。それで続きは?」
胡蝶「君を私達の誰かの雑務係になってもらってこの学園、寮生を守り導いて欲しいヨ」
蓮季「え、えぇー!?」
ペルシア(えぇー!?)
胡蝶「でもその為には君の人間性を見たいと思ってるんだよネ」
ゆうき「やるって言ってないんですけど」
胡蝶「君には守りたい人や助けたい人。この学園で許せない決まり事。それを助け、守り、変えられるとしたら?」
手李亞「姉さん?」
ゆうき「…」チラ
ペルシア「ッ!」ドキドキ
胡蝶「これは言うか悩んだヨ。だけど言うヨ」
蓮季(ゆうきが目をつけられてるのってこういう理由だったんだ)
胡蝶「君は黒犬の代表に認められてるヨ」
蓮季「うそ」
胡蝶「真っ先に代表が君を雑務係にすると決意してた見たいだヨ」
ゆうき「ん?ま、待て!何この流れ!俺が説得されてるみたいじゃないですか!やらねぇよ!」
胡蝶「なんで!?今ので心揺さぶれてると思ったヨ!?それに普通は揺さぶれるはずだヨ!?」
ゆうき「なわけねぇだろ。それにめんどくさい」
胡蝶「厶〜!」
ゆうき「それに守る助ける変える為に利用するのはいいことだろうけどよ。楽をして変えても必ず瓦解する。だから」
フッ
ゆうき「今はその誘いを断る。それに俺はお前達をよく知らないしその代表とやらが凄いのかも分からない」
胡蝶「アーちゃんを侮辱したネ?」
ゆうき「あ〜おう!」
バシッ!
ゆうき「痛て」
蓮季「こら!こういう時まで嘘つくな!」
胡蝶「どういう事かな?嘘?」
蓮季「ゆうきはただ代表を知らないって言っただけです。わざと嫌われるように言って」
胡蝶「どうして?」
蓮季「え、えっとですね、胡蝶先輩を怒らせてわざと黒犬代表を動かすか、興味を無くさせる為にです」
胡蝶「ふ〜ん」
この会話の中で物事の判断先読み
私達の発言と感情の誘導
ニヤ
胡蝶「私達監督生は君を監視する。くまなくネ」ニヤ
手李亞「くまなく」ウキウキ
ゆうき「なんでだよ」
胡蝶「それじゃ」
「「再見!」」
ビュン!
ゆうき「困ったことになった」
目をつけられるのは予想外。
まぁ色々やったしな
蓮季「凄いゾゆうき!監督生にあそこまで言われるなんて!」
ゆうき「困るだけだ」ハァ
俺はそのまま寮に戻る為に歩きはじ
キランキラン!
眩し
手鏡で太陽の光を反射させてペルシアが何か訴えてる
ゆうき「?人目のつかない所に来て?」
呼び出しをくらいました。
そして言わせてほしい。口パクは読み取りずらい
…
ペルシア「えっと、ね」モジモジ
ゆうき「な、なんですか?」
ペルシア「今日学校の下の湖岸で豊作祈願の小さい祭りがあるのだけど、出店とか花火とかもあって、良かったら一緒に行かない?」
なんて言うタイミング
今はあの二人は俺の監視をまだしていない。
あいつらが今いないってことはきっと監視を始める報告してるんだと思う。
いざ監視が始まってペルシアといる所を見させる訳にはいかない
ペルシア「やっぱり無理よね、言って見ただけ」
わけにはいかない
ペルシア「…」シュン
ゆうき「行くか。一緒に」
ペルシア「いいの!?」
ゆうき「ペルシアも聞いてたと思うが2人が監視を始めるとか言ってたからな。最善の注意を払って行動になって楽しめるかどうか分からない」
ペルシア「ゆー君と一緒に花火が見れるなら」テレ
ゆうき「お、おう」
可愛い
ゆうき「ただ中等部の変装はやめとけ。どこでバレるか分からないからな」
ペルシア「じゃあ出店とか回るのは厳しいわね」
ゆうき「おう。落ち込むと思ってたんだがそうでも無いのか?」
ペルシア「あなたと花火が見たいのよ。それ以外は我慢するわ」プイ
俺の彼女がものすごく可愛いです
ゆうき「まぁ、そうか。それにペルシアは白猫のみんなと回るだろ?」
ペルシア「多分」
じゃあペルシアは白猫のメンバー
女子と男子で
キュッ
ペルシア「ゆ、ゆー君!?」
ゆうき「ん?」
ペルシア「い、いきなり手を繋いできたから」カァ///
ゆうき「ん?あ、わ、悪ぃ!」
なんで俺はペルシアの手を繋いだんだ?
ペルシア「どうしたの?」
ゆうき「あ、いや〜」
ペルシアが他の男といる所を想像したら手を繋いでたなんて言えるかよ
ペルシア「…」ジー
俺の顔を覗いてきてるんですが?
顔が近くてドキドキしちゃうんですけど
ペルシア「何を思ったの?」
ゆうき「わ、笑うなよ?」
ペルシア「クス」
ゆうき「俺まだ何も言ってないんですけど」
ペルシア「ふ〜ん、一応聞かせて?」
ゆうき「他の男といるのを考えたら勝手に動いたんだよ」
ペルシア「乙女崎君」
ゆうき「おい!ならこっちは蓮季を」
ペルシア「ん?」ニコ
ゆうき「犬塚と行けるようにセッティングしようかな〜でもやっぱりやめとこうかな」
こ、怖い
ペルシア「ええ。それがいいわ」ニコニコ
ギュ〜!
手を繋いでるのですが思いっきり力を込めてきた。そう、もちろん笑顔で。
ペルシア「ゆー君は私がいるのに他の人を誘うの?」ニコニコ
ゆうき「さ、誘うわけないじゃないですか」ダラダラ
ペルシア「バカ」プイ
可愛い
ペルシア「私だってあなたが他の女の人といる所を見るのは辛いんだからね」
ゆうき「そ、そうか」
顔が熱い。何これ。
これがいわゆる嫉妬?
ペルシア「じゃあゆー君。頃合いを見てお互い合流しましょ?」
ゆうき「そうだな。花火楽しみにしてる」
ペルシア「私も!それじゃまた!」
ゆうき「行ったか」
はぁぁぁぁぁあ
ペルシアが可愛すぎる。
なんなんだよあの仕草
どんどんペルシアが積極的になってくるし
ペルシアと祭りか。どうなるんだろうな
ガチャ
寮に今度こそ戻り自分の部屋を開ける
胡蝶「お帰りなさ〜い。ご飯にする?お風呂にする?それとも「帰れ」ここは最後まで聞くお決まりでしょ!?」
手李亞「ゆうき君のベット」ポワポワ
ゆうき「なんで俺の部屋にいるんだ?手李亞先輩だったけ?ベット乗るなら上着は脱いどけ」
ビクッ!
手李亞「い、いつの間に」
ゆうき「嫌、それこっちのセリフだから。俺が先輩達に言いたいから」
胡蝶「まぁまぁ。今の手李亞はほっといて。ゆうき君」
ゆうき「なんだよ」
胡蝶「これ何?なんで東和民がロザリオを?」
ゆうき「そいつに触れるな」
ゾワッ
胡蝶「ど、どうしてかなぁ?」
ゆうき「とても大事な物なんだ」
胡蝶「東和民なのに?」
ゆうき「大切な人から貰った物なんだよ!」ギリ
悪ぃ、ペルシア。
まさかペルシアと会うって約束した日以外は部屋に置いておいたのがあだとなるなんて
手李亞「は、はい。ごめんネゆうき君。そんなに大切な物だと知らなかったヨ」
手李亞先輩が胡蝶先輩からひったくり渡してきてくれた
ゆうき「返してくれるなら別にいい。その〜すまんな」
てかこいつら本当に厄介だな
胡蝶「東和民が何でロザリオ何て持ってるの?」
ゆうき「詮索するな。」
胡蝶「分かったよ」
ゆうき「いやいいよ。仕事だからだろ?」
胡蝶「ありがとう」
ゆうき「はぁ」
ガシガシ
ゆうき「それで俺の監視スタートか?」
胡蝶「そうそう!監視の始まり〜!」パチパチ
手李亞「始まり」ウキウキ
ゆうき「そうか。んじゃ2人。俺少し着替えたいから出てもらえるか?」
胡蝶「仕方ないなぁ」
手李亞「お着替え」ワナワナ
パタン。カチャリ
胡蝶「あー!鍵閉められたー!」
バカでよかったぁ〜
まぁいいや。シャツとか着替えたかったし
胡蝶「手李亞、こうなったら」
手李亞「…」コクコク
ペルシアと祭り、花火
やばい。時間がまだまだあるのに楽しみで仕方ない
カチャリ、キィィ
ゆうき「どうやって入ってきた?」
胡蝶「こんなドア手李亞かかれば簡単だヨ」
ゆうき「けど一つだけ言いたい。変態共め!」
胡蝶「な!どこが変態なの!?」
ゆうき「着替えるって言ったのに対して鍵開けてまで入ってくるか?」ニヤ
胡蝶「う」
ゆうき「冗談」
ポン
ナデナデ
胡蝶「う〜」
ゆうき「じゃない」ニヤ
胡蝶「キィー!」
手李亞「姉さんずるい。ゆうき君私も」
ゆうき「え?何を?」
手李亞「その」チラチラ
ゆうき「え?いじられたいの?」
Mなのか?
手李亞「そうじゃなくて」
ゆうき「あーロザリオ返してくれてありがとな」
ナデナデ
手李亞「…」ポワポワ
なんだコイツ。俺に撫でられてめっちゃ嬉しそうなんですけど
ワシャワシャ
手李亞「わふ」フラ
ゆうき「お、おい!」
ダキッ
手李亞「もう、だめ」ガクッ
胡蝶「手李亞ー!?」
…
ペルシア「何かゆー君が他の女の子といる気がする」
シャル「何言ってるの?」
ペルシア「あ、シャルちゃん」
シャル「今日のお祭りやっぱり彼と?」
ペルシア「花火だけでも見れたらいいな〜って」
シャル「なるほど、スコットが邪魔ね」
ペルシア「あ、あはは」
やっぱりなぜかムカムカしてくるわね。
早くゆー君に会いたい。会って確認するんだから!
ペルシア「…」ゴゴゴ
なんで監督生のあの双子が肩に乗っかってるのかしら?
ゆうき「…」アセアセ
あ、俺終わったかも
ペルシア「いい所に来たわね。私と屋台で勝負なさい」
ゆうき「い、良いぜ。負けないからな」
ペルシア「それじゃまずあの射的で殺りましょ?」
ん?今言葉がおかしくなかった?
ペルシアが先に屋台へ向かい店員と何か話してる
ペルシア「先輩方もやりませんか?」
胡蝶「いいの?」
ペルシア「思いついたことを一緒にやって欲しいなと」
手李亞「分かった」キラキラ
ペルシア「山崎。店員さんには許可もらってるわ。中に入って」
ゆうき「あ、あれ?俺との勝負は?」
ペルシア「誰もあなたとするなんて言ってないわ」
屁理屈
ペルシア「先輩。中にあるものに沢山当てた方が勝ちというのはどうでしょうか」
胡蝶「ふふ〜ん。面白いこと考えるネ」
手李亞「当てたら貰える?」
ペルシア「本人次第です」
ん?どういうこと?
ペルシア「では」
チャキッ
ゆうき「ま、待てお前ら!俺は賞品じゃない!」
やっぱりペルシア怒ってる。それもかなり
ゆうき「それにおもちゃでも人に銃口を」
モブA「ケンカだー!」
モブB「学生達が暴れてるぞ〜!」
モブc「いいぞヤレ〜」
モブD「バカ言え屋台がめちゃくちゃになっちまう!」
モブE「止めろー!花火中止にするぞー!」
子供A「うわぁぁぁんお祭りが」
子供B「花火中止になったら嫌だ〜」
ゆうき「ッ!」
ダッ!
胡蝶「まっ」
ポン
射的台から飛び出し泣いてる子供たちの頭に手を置く
ゆうき「泣くな。花火は中止になんてさせない。お兄ちゃんに任せろ」ニッ
子供A「ふぇ?」
子供B「お兄ちゃん?」
ゆうき「いい子だ」
ナデナデ
ゆうき「じゃ行ってくるな」
ダンッ!
ガシッ!
ゆうき「はい。こっち来てくださいね」
モブ男子A「なっ!離せ!」
モブ男子B「誰だてめぇは!」
ゆうき「まずわ」
フリフリ
ゆうき「あの屋台の私物を壊したな」
喧嘩してた2人の頭を鷲掴みして連れてく
ゆうき「こいつらが大変ご迷惑をお掛けしました」ペコ
ヒュン
ドン!
「「カハッ」」
ゆうき「こちらできつく言い聞かせておきますので後で学園の方に被害届を出して頂いて、お金が必要でしたらこいつらがお支払いします」
2人を地面に頭を当て2人は謝れなくなったので俺が代わりに謝る
ゆうき「ちゃんと泣き止んだな?」
子供A「お兄ちゃんありがとう!」ニコ
ゆうき「まだその言葉は早いぞ?」
子供A「え?」
ゆうき「お前ら2人。やることはなんだ?」
モブ男子達「「はなせ!」」
ゆうき「仕方ないもう一度くらうか?」
モブ男子達「「ケンカしてすみませんでした!今日はもう大人しくします!」」
ゆうき「だとよ。許してやってくれるか?」
子供達「「うん!」」
2人を離すと腰を抜かしたのかフラフラと帰って行った
胡蝶「私達の仕事取られちゃったネ」
ゆうき「ん?あぁそうか。先輩達いたんでしたね。なら俺が動かなくても良かったのか」
手李亞「どうして動いたの?」
ゆうき「しらん。勝手に動いたからだ」
クス
ペルシア「私を助けた時と同じこと言ってるわね」
胡蝶「やっぱりゆうき君は監督生になるべき人だヨ」
ゆうき「やだよめんどくさい。それに」
カチャ
ゆうき「勝負はまだついてないぞ?」
射的の屋台に戻りおもちゃを取る
ペルシア「あら。賞品が何を言ってるのかしら?」
ゆうき「誰が賞品だ!」
手李亞「勝ったら花火一緒に見れる?」
ピシッ
胡蝶「なら負けられないヨ!勝った人はゆうき君と二人きりで見るヨ!私が勝てばみっちりとゆうき君に監督生の素晴らしさを教えてこの薬を使って洗の、コホン。便利さを教えるヨ!」
ゆうき「おい。なんだその危険そうな薬物は。まぁ二人きり券な?ん?待て、なんで俺が賞品になってるんだよ!さらっと言われて承諾しかけたわ!」
ペルシア「花火まで時間がないわ。早くケリをつけてあげる」
私が先にゆー君とで、デートに誘ったんだから!
誰にも譲らないしゆー君は私のよ!
パン!カン!
ゆうき「へぇ?」
ドス
店員「あ、あれ威力調整したはずなんだけどな」
ペルシアが撃った銃の威力が強く賞品に当たって跳ね返ってきて俺の顔に当たるという。それとペルシアの奴!魔力で威力上げやがったな!結構痛かったし!
胡蝶「射止めたネ。賞品もゆうき君も」
ペルシア「あなたには銃口向けてないから問題ないはずよ!」フフン!
ゆうき「屁理屈って言葉知ってる?」
ペルシア「屁理屈も立派な理屈でしょ?」
俺みたいな事言いやがって
ペルシア(今のゆー君ぽい気がする。も、もしかしてゆー君と付き合い始めたから似てきた!?)
ペルシアの百面相。
怒ってる雰囲気から柔らかい笑顔になって次はドヤ顔からなんか嬉しそうに顔を赤くしてる。
ペルシアの顔大忙しだな。つい見入ってしまう
手李亞「つぎ、は?」
ゆうき「俺の「パン!」」
胡蝶先輩が撃ったせいで俺のパン!ってなってしまった!恥ず!
胡蝶「あぁ!外した!」
ゆうき「今度は俺だな」
ペルシア「あなたは賞品なのよ?やっちゃだめよ」
ゆうき「おいコラ!」
賞品じゃない。彼氏だ!
って!自分で思ってくそ照れる!
ペルシア「あ」テレ
何となく今のゆー君が思ったことわかる
パン
手李亞「当たった」ウキウキ
ゆうき「え〜とペルシア1、手李亞先輩1。胡蝶先輩は」
フッ
胡蝶「今鼻で笑ったネ!?次はハンマー叩きだヨ!」
ゆうき「俺はやらないから泥仕合になる気がするんですけど」
胡蝶「ゆうき君はここに座る!」
ゆうき「おい。そこ的。叩く的が置いてある場所だから。泥仕合にはならず血祭りになるから!」
手李亞「真っ赤なお花だネ?」
ゆうき「花火をかけたんだろうがそんなのみんな逃げるわ」
ペルシア「ならアイスの早食いはどうですか?」
胡蝶「おー!それなら!」
ゆうき「決まりだな」
おい
胡蝶「ハイ。あ〜ん」
ゆうき「勝負なのに俺に食わそうとするな。って持ってきたの皿のみ。胡蝶先輩は俺に皿を食えってか」
手李亞「…」ワナワナ
ゆうき「そ、その〜手李亞先輩。少し貸してください」
手李亞「うん」
ゆうき「ほれ。これで食えるだろ」
スプーンとアイスを受け取りそのまま俺が掬って口に運ぶ
手李亞「う、うん」テレ
ゆうき「ハッ!」ビクッ!
ペルシア「ふっん〜」
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ!ここで逃げたら後がやべぇ!
ゆうき「勝者は胡蝶先輩。」
ペルシア「次はパイ投げにします?」
ゆうき「やな予感しかしないんですけど」
胡蝶「くらえ!ゆうき君!」ブン!
ゆうき「俺って大事な賞品じゃなかっの!?」
まぁ避けたけどよ
手李亞「美味しい」モグモグ
ゆうき「大人しい子でよかっぶね」
手李亞「残念」
油断も隙もありゃしねぇ
ハッ!
ブォン
ゆうき「うおっ!」
ただいま全てがスローモーションに見えております。
そして説明するのなら
まるで映像を超スローモーションにした時の声が聞こえてくると思います
ベチャ
ゆうき「…」ジー
ペルシア「私の勝ちです」フンス
胡蝶「ハァーハッハ!私を馬鹿にするから罰が当たったネ!」
カチーン!
ゆうき「胡蝶先輩」
胡蝶「なにか、って危な!何するのさ!」
ゆうき「すみません。外しちゃいました」
胡蝶「私が避けたから外れたんだヨ!」
ゆうき「楽しめましたか?」
胡蝶「え?」
ゆうき「まぁ聞いてくださいよ」
モブ女子A「監督生もやっぱり遊ぶよね〜」
モブ女子B「すっごく楽しそうだったね!」
モブ女子c「やっぱりあの双子すごく可愛い〜!」
胡蝶・手李亞「「ピクッ!」」
手李亞「ま、まさか?」
ゆうき「いえ。別に狙ってませんよ」
ペルシア(嘘ばっかりなんだか)クス
胡蝶「監督生がこんなことしてちゃダメなのに」
手李亞「…」シュン
ゆうき「なんでだ?」
胡蝶「監督生は寮生を守り導く存在でないと」
ゆうき「はぁ〜」
手李亞「ゆうき君?」
ゆうき「アホだよな。お前達はそれに縛られて楽しいのか?しかもそんな縛られる存在に俺をさせようとするとかいじめかよ」
胡蝶「違うヨ!私達は別に縛られてるなんて思ってなんか」
ゆうき「なら別にいいだろ。ハメを外したって。それにお前らも俺と同じここの生徒だろ?」
手李亞「けど監督生は寮生の鏡にならないと」
ゆうき「無理だ。絶対にな」
胡蝶「そんな事ないヨ!」
ゆうき「鏡になってるならみんなお前らみたいになってると思うが?なってないってことはほぼ無関心なんだよ。あの人はあの人だから。私達俺達が全部真似する必要ないってな」
胡蝶「それは」
ゆうき「じゃ〜ほれ。そうだ、今から俺が監督生だと思ってお前達は俺の真似をしてくれないか?」
「「…」」ジッ
ゆうき「いきます」
掌を見せ1本の指を左手で掴み
ゴキッ!
ペルシア「な!ばかっ!」
ゆうき「ほれ。真似出来るか?」
ぷら〜ん
胡蝶「むむむ無理だヨ!?早く治療しないと!」
ゆうき「そういう事だ。お前達を監督生として見てるがお前達のようになるのは無理だって寮生は自分を否定してるんだよ」
手李亞「その事を教えるためにわざと」
ゆうき「これくらい気にするな」
まぁ〜後で治せるしな
ゆうき「胡蝶先輩、手李亞先輩。背負いすぎですよ。寮生は必要以上に先輩達監督生を期待しますけどあなた達のように周りの事を考えてませんよ。多分。知らんけど」
ペルシア「ばか!今はこのリボンしか無いから応急処置しかできないからね!?」
髪に付けていたリボンを俺の指に巻いてくれた
ゆうき「す、すみません」
胡蝶「ゆうき君は馬鹿だヨ。本当に」
ゆうき「嫌〜褒めるなよ〜」
胡蝶「褒めてないんだけど」
手李亞「私達がしてきたこと間違ってた?」
ゆうき「なんでだよ。間違ってたらみんなお前ら見てどこぞのアイドルを見つけたみたいに盛り上がらないだろ」
手李亞「そっか」
ゆうき「あ〜まぁアレだ。俺はよく知りませんが間違ってないんじゃないんですかね?じゃなかったら可愛いとか言われないだろ」
胡蝶「ゆうき君さては私に惚れたネ?」
ゆうき「いや全くもってそれはねぇ」
胡蝶「照れてる照れてる」ウンウン
ゆうき「照れてなっい」
それとペルシアさん。膨れたままつねらないでください
胡蝶「仕方ないな〜今日の監視はこれで終わりにしてあげるヨ!」
手李亞「してあげるヨ」
ゆうき「そいつはどうも」
制服に着いたパイを拭き取る
この甘ったるい匂い。悪くない
胡蝶「また遊んでくれるかな?」
ゆうき「やだ。めんどい」
手李亞「だめ?」
ゆうき「ウグッ!はぁ〜分かった。暇だったらな」
胡蝶「じゃあ毎日だ!」
ゆうき「おい」
胡蝶「ゆうき君!私達監督生は君の事諦めないヨ!」
手李亞「諦めないヨ」
ゆうき「やめてくださいね!?」
胡蝶「仕方ないから黒犬代表に今日のこと報告してあげるヨ!」
ゆうき「それのどこが仕方ないの?嫌がらせだよね?その人も俺を雑務係にしようとしてるって言ってたよね?」
「「…」」プイ
ゆうき「おい!目をそらすな!」
胡蝶「また、暇になったら遊んでよネ。ゆうき君」
手李亞「遊んで?」
ゆうき「おう」
胡蝶「あと敬語も禁止ネ!」
手李亞「禁止!」
ゆうき「了解」
「「再見!」」
胡蝶「さー行くぞー!」
タタタタタタ
ゆうき「全く騒がしいヤツらだな」
さて後は
ガシッ!
ゆうき「花火まで時間が少ない。人目のないところ行くぞ。俺は賞品なんだろ?」
ペルシア「そうよ!あなたが知ってる場所に早く連れていきなさい!」
あ〜!ゆー君から手を〜!
…
手李亞「ゆうき君のおかげでお祭り楽しめたネ…」
胡蝶「ゆうき君にはオドロキの連続だったヨ」
手李亞「悪い人じゃなかったでしょ?」
胡蝶「そうだネ。むしろ優しすぎるネ」
手李亞「うん」コクコク
胡蝶「アーちゃんも手李亞もゆうき君を推す理由が分かったヨ。監督生目指してくれないかな〜」
手李亞「きっとゆうき君はみんなに慕われる人になれるヨ」
胡蝶「うんうん!手李亞もそう思うよネ!」
手李亞「ゆうき君は監督生の鏡になれるヨ」
胡蝶「もしかしたらとんでもない革命を起こしてこの学園に名前を残す人になるかもネ」
アーちゃん。早く手を打たないと危ないヨ
校長に取られる前に
…
ゆうき「ここなら誰もいないし見やすいな」
ペルシア「そうね。それとゆー君?」
ゆうき「どうした?」
やべぇーペルシアさんかなり怒ってらしゃる
ペルシア「自分を軽く見るのはもうやめて。さっきみたいに自分を粗末にしないで」
ゆうき「悪ぃ」
まさかの指を折ったことですか。
折ったって言っても軽くだし、それに俺だったらこれぐらいは治せるしな
ペルシア「約束して」
ゆうき「難しいな」
ペルシア「や・く・そ・く!」
ゆうき「わ、分かった。約束する」
ペルシア「破ったらゆー君からしてもらうからね!」
ゆうき「何を?」
ペルシア「そのキスを」モジモジ
ゆうき「はい」
って俺何普通に答えてるじゃねぇよ!
ギュッ
左手を握り寄り添ってきたためペルシアに顔を向ける
ヒュルルードン!
パァァン!パァァン!
花火による灯りでペルシアの顔が照らされ
言葉にするとしたらどんな言葉を選び使えば上手く表現できるか分からないほどペルシアがとても
ペルシア「綺麗ね」
ゆうき「あぁ、本当にな」
ペルシア「ゆー君も花火が」
俺の顔を見るためにこちらを向いて顔を上げてきたため自然と視線があってしまった
ペルシア「花火、見てよ!」カァ///
ゆうき「あ。嫌、そ、そうだな」カァ///
花火を見に来たのに花火よりペルシアに見惚れてたみたいだ
ペルシア「も、もしかして私に見惚れちゃった?」
俺をいじるようにあくどいにやけ顔を見せて言ってくる
ペルシア「なわけないか。私がこうして擦り寄ったから見てたのでしょ?」
ゆうき「それもあるがまぁペルシアがとても綺麗だと思ったんだよ!」カァ///
ペルシア「なっ!」カァ///
ゆうき「わ、忘れてくれ」プイ
俺は誤魔化すように夜空を見上げる
グイッ
ゆうき「うおっ!」
ペルシア「ゆー君はすごくかっこよかったわよ」ボソ
ゆうき「ば、バカやろう!きゅ、急に何言い出するだよ!」カァ///
俺はペルシアのその言葉に照れて、最後まで花火をちゃんと見れなかった。まぁ、良い思い出が出来たから良しとするか
こうして、俺達の祭りは終わった
最強の魔法使い第14話どうでしたか?
書く量を増やしてみたのですが、誤字等見つけた方は連絡ください!
後、感想等よろしくお願いします!