待ってくれてる方もそうで無い方も、最新が遅れてしまってすみません…
今日は一気に4話連続投稿します!
それでは第16話どうぞ!
カラーンカラーン
黒犬モブ男子A「おい。代表と一緒にいるの山崎じゃね?」
黒犬モブ男子B「もしかしたら代表は山崎のたまに見せる優秀さに目をつけたとか?」
おい。誰だか知らないお前ら。なに気持ち悪いこと言ってんだ!
スコット「あいつ監督生にでもなるつもりか?」
ペルシア「ゆー君」ボソ
今のゆー君いつもより一層だるそうに見えるのは気の所為かしら?一体なにが
胡蝶「アーちゃん。絶対痛い目見るヨ?」
手李亞「姉さんズバリ言い過ぎ」
胡蝶「だってゆうき君を監視なんていつも冷静なアーちゃんがあんな判断するなんてありえないヨ。だってゆうき君は」
ゆうき「ん?」
紙飛行機が飛んで来てた為掴む
男の子A「ごめんなさい」
男の子B「だっ代表達!?」
ゆうき「お前達のか?」
男の子達「はい」
ゆうき「俺なりに改造していいか?」
男の子A「は、はい!」
ゆうき「みてろよ!」
スッ!グシャ!
ゆうき「ほれ!これでさっきより上手く飛ぶはずだぜ!」
男の子A「パ…パワーアップしてるー!!」
男の子B「カッケー!」
男の子達「「ありがとうございます!」」
ゆうき「羽に自分達の名前書くともっとテンション上がるから広いところでやってみろ」
男の子達「「はい!」」
胡蝶「すごく優しいから」
藍瑠「…」
…
ゆうき「まさかの勉強ですか」
藍瑠「そうだ。貴様は高等部に上がってから急激に成績が上がった。俺がその場にいなかったからな。カンニングの可能性がある」
ゆうき「そうですか」
ペチペチとムチのような物を自分の手の平に当てている
ゆうき「はぁ〜やりますよ」
やる必要性を感じないんですけどね
カキカキ
「「…」」
お互い自分から話すことがないためカチカチと部屋の時計の音が聞こえてくる
藍瑠「なにか間違えろ」
ゆうき「横暴な」
俺がミス無しで解けてるから暇なんですね
次の日は
テーブルマナーときた。
ゆうき「代表。お腹減ったので夕飯も合わせてもいいですか?」
藍瑠「仕方あるまい。だが元からその予定だ」
ディナーメニューをご馳走されて一瞬この人いい人なんじゃ?とか勘違いした。
ゆうき(なんなんだこの人?)
テーブルマナーの次は言葉遣いや日常生活。
トイレは基本夜しか行かないから着いてこられず済んだのだが
ゆうき「風呂まで一緒の理由あります?しかも他の奴らが入り終わった後に」
藍瑠「犬塚家の家訓だ。気にするな」
ゆうき「俺が気にする。俺が気にするから!」
藍瑠「俺は先に行くぞ」
ゆうき「はぁ〜胡蝶と手李亞に事情を聞いてるだろうからそれの確認か」
仕方ない。ここで逃げて厄介事になったらめんどくさい。言う通り入りますか。
それに俺は今晩学園を抜け出すし。変に目をつけられたくない。
この監視の日々。俺も代表の事は監視しているからどの時間動いてるのかだいたいわかった。
カコン…
藍瑠「本当だったようだな」
ゆうき「まぁそうですね。嘘ついても意味無いでしょうし」
藍瑠「山崎すま」
ゆうき「?なんですか?」
藍瑠「いや。なんでもない」
ゆうき「?」
こうして日が過ぎ誕生日前日。
ガッガッ!
ゆうき・藍瑠「「…」」
ゆうき「稽古やる意味あります?」
藍瑠「あぁ」
代表と俺の持つ竹刀が擦れギシギシと音が鳴る
犬塚「兄さんと互角に渡り合ってる!?」
丸流「ゆうきの野郎。マジで強ぇーな」
古羊「代表にも勝てんじゃねー?」
土佐「ゆうきだけだろうな。代表に怖がらないの」
藍瑠「この1週間監視してきたが。貴様に趣味は無いのか?」
ゆうき「なにが目的の監視だったんですか?趣旨変わってますよね?」
藍瑠「…」
ゆうき「図星かよ」
会話をしながら稽古は進む
藍瑠「山崎。手を抜いているな?」
ゆうき「…」
藍瑠「そうか」
グンッと俺を切り払い距離をとった。
藍瑠「俺は本気で行く。山崎。貴様も本気でこい」
ゆうき「えぇ」
藍瑠「構えろ」
ダメだこの人。やる気満々だ
ゆうき「わかりましたよ」
息を吸って長く息を吐き俺なりの構えを取る
スッ
藍瑠「なんだその構えは」
ゆうき「いいから来てください。本気でやるんですよね?」
藍瑠「あぁ!行くぞ!」
ダンッ!パシッ!
全員「「「「「は?」」」」」
ゆうき「どうしました?」
代表が俺に振り落としてきた時俺は竹刀をそっと忍び込ませ代表の攻撃が流れるよう起動をずらし代表はそのまま俺の背後へと回った
藍瑠「まだだ!」
パシン!
藍瑠「なっ!」
ゆうき「そっちを向かずに受け止めた事が予想外ですか?」
背中に竹刀を回し込むように持っていき代表の攻撃を防いだ。
藍瑠「ッ!」
バシッ!パシン!
そこから左右からの攻撃、不規則な起動からの攻撃を全て防いでは弾くのを繰り返す
藍瑠「ハッ、ハッ」
犬塚「兄さんが遊ばれてる?ゆうきの奴どんだけ強いんだよ」
丸流「おい、ゆうきの奴1歩も動いてねぇぞ?全部同じ場所で受け止めてやがる」
藍瑠(化け物か!)
ゆうき「俺の番でいいですか?」
藍瑠「ッ!」
まさか俺の体力が切れるのを!
ゆうき「行きます」
スッ
静かに代表に近づいて
藍瑠「フンッ!」
俺の上からの切り落としを受け止める体制になった瞬間膝を曲げ最大まで姿勢を低くする
藍瑠「消えた!?」
そう。これは本人からしら消えたように見える。
ただしゃがんだだけだとしても。
そのまま代表を通り過ぎるように背後に回り
スッ
代表の肩に竹刀を伸ばす
ゆうき「引き分けですね」
シーン
藍瑠「なぜだ?」ハッハッ
息止めてたんですね。呼吸が少し荒いですよ?
ゆうき「俺は始まってから動いてないのに対してそっちは本気で来てくれたじゃないですか。こんなの勝負になってない。むしろ無効って言ってもおかしくないでしょう」
藍瑠「なんだその理論は」
ゆうき「知りませんよ」
藍瑠「フッ俺の負けだ」
ゆうき「あ、おい!」
犬塚「マジかよ」
丸流「ゆうきが勝ちやがった」
蓮季「凄い!凄いゾ!ゆうき!」ピョンピョン!
ワァァァァァア!
ゆうき「うるさ!」
犬塚「よっしゃ!兄さん!俺とも手合わせしてくれ!」
もしかしたら兄さんに勝てるかもしれねぇ!
藍瑠「あァ。いいだろう」
パチコーン!
犬塚「いてー!やっぱり勝てねぇ!」
全員(((そりゃあねぇ)))
この時だけ皆の気持ちが同じになった気がした
…
蓮季「ゆうきがまさか代表に勝つなんてな!凄かったゾ!」
ゆうき「勝ってねぇよ。あれは引き分けだ」
蓮季「またまた〜どうせ代表の威厳があるからそう言ってるんだろ?このこの〜」ツンツン
ゆうき「俺はただ代表に勝ったって事が広まると嫌だからだ。別に代表の為とかじゃない。俺の為だ」
蓮季「捻デレめ〜」
う、うぜぇ
けど、ペルシアの次に可愛いから許す。
蓮季「白猫の奴らが騒いでたけど明日ペルシアの誕生日なんだろ?」
ゆうき「え?明日なの?」
蓮季「え?ペルシアの為じゃなかったのか!?代表とも戦って勝ったのも!」
ゆうき「まず戦いには勝ってないが。明確な日にちを教えて貰ってないな。ただペルシアの誕生日が近いって。な?ペルシア」
ギクッ
蓮季「何言ってるんだ?ペルシアなんてどこにも」
ゆうき「いるぞ。あそこの反対側に」
蓮季「…」
スタスタ
蓮季「わ!」
ペルシア「きゃあ!」
蓮季「ゆうきと蓮季のイチャイチャを盗み聞きしようなんてな?」
ペルシア「あら、さっきの会話を指して言っているのならどこを聞けばイチャイチャに聞こえたのかしら?」ゴゴゴ
蓮季「フン!ゆうきとの会話全てに決まってるゾ!ペルシアには簡単に出来ないからな」ドヤ
ドヤるところおかしい
ペルシア「グヌヌ!」
ゆうき「何か用か?今はいないが代表に監視されてんだよ。」
ペルシア「そ、それよ!なんで監視されるようになったの?」
ゆうき「大した事じゃない。気にするな」
蓮季「ゆうきが持ってるロザリオが見つかったからだゾ。もうないけどエロ本も」
ゆうき「…」サー
蓮季さん蓮季さん。最後。最後の言う必要あった?ねぇあったの?
ペルシア「ふうん〜」ジトー
ゆうき「ペ、ペルシアさん?」
何その表情
ペルシア「別に年頃だし普通なんじゃないの?」プイ
ゆうき「ま、まて!年頃だから思ってるかもしれないが俺が興味あるのはお前だけだ信じてくれ!」
ペルシア「ゆー君!」パァ!
え。俺今なんて言った?
焦りすぎてとんでもないこと言わなかった?
蓮季「はいはい!蓮季の前でイチャイチャ禁止!ペルシアは帰れ!ゆうきと会ってるところ見られたら追放される!」
ペルシア「追放?」
ゆうき「お、おい。蓮季」
蓮季「知らない!蓮季はゆうきに居なくなったら絶対嫌なんだゾ!」
ゆうき「わかったわかった!ペルシア。今晩噴水の前でな」ボソ
ペルシア「え、えぇ」
…
時間は過ぎ代表が就寝してる時間。見回りに来るのは1時。だが
シュル
寮の屋根に上り辺りを観察する。
ゆうき「油断しないか」
あの人。門の外で待機してるわ
ゆうき「こっちにはこっちなりのやりようがあるんだよ」
スッ
藍瑠「ん?今人影が、気のせいか?」
月明かりが雲で隠れ影ができる
藍瑠「雲か」
…
ゆうき「待ち合わせは噴水の所じゃなかったか?」
ペルシア「そうだけど」
ゆうき「どうしてここに?」
ペルシア「あなたを止めに来たのでも遅かったみたい」
ゆうき「ん?」
ペルシア「私との仲を疑われて、藍瑠代表に監視されてるってバレたら学園追放だって」
ゆうき「蓮季から聞いたな?」
ペルシア「…」コク
スッ…ダキッ
ゆうき「そんな不安な顔するな」ナデナデ
これはあの時の図書室で抱きしめると言ったからであって他意はない!本当だよ?
ペルシア「だって!私のせいで!」
ゆうき「蓮季から何をどこまで聞いたか分からないが」
ペルシアを離して両頬に触れて顔を見る
ゆうき「泣くな。俺はお前の誕生日を一緒に迎えに来たんだ」
親指で涙を拭き取る
ゆうき「監視されてたとしても俺が弱ってるように見えるか?」
ペルシア「…」フリフリ
ゆうき「そういう事だ。それと誕生日。おめでとう」
ペルシア「うん!ありがとうゆー君!その言葉1番にゆー君に言われたかったの」
ゆうき「だから迎えて欲しいって事だったのか?」
ペルシア「そう」
ゆうき「あ、いや。気にするなって。俺もペルシアの誕生日祝いたかったし。あと、ほれ」
ペルシア「もしかして」
ゆうき「おう。ペアのアクセだ。夜中に抜け出して遅くまでやってる店を探すのに苦労したけどな」
ペルシア「クス隠さないのね。そういうの」
ゆうき「ん?隠すものなのか?」
ペルシア「さぁね」ニコ
ゆうき「誤魔化すなって」
ペルシア「そんな事より」
ゆうき「おい」
ペルシア「ゆー君につけて欲しいな」
どの指に付けるのかしらね
ゆうき「は!?」
ペルシア「何驚いてるのよ」
ゆうき「お、驚いてねぇよ?ただ」
なんだこの状況。指輪なんて買わなければよかった。でもネックレスとかはロザリオがあるし、やっぱり指輪しか
ゆうき「わかった」
右手の薬指にはめることにした
ペルシア「ふ〜ん」ニヤヒヤ
ゆうき「なんだその顔は」
ペルシア「左手の薬指に付けるのだとばかり思ってたから」
ゆー君にはいつもやられっぱなしだからやり返そーっと
ゆうき「あ、アホ。それは将来にだな」ポリポリ
ペルシア「…」カァ///
やり返されちゃった
ゆうき「ペルシア?」
ペルシア「うんん!なんでもない!」
ゆうき「ってそろそろ見回りの時間だな。帰るか」
ペルシア「そうね。ゆー君本当にありがとう」
ゆうき「それよりも帰るぞ」
ペルシア「そうね。気をつけて帰るのよ?」
ゆうき「お前もな」
俺達は別れそのまま自分の部屋へと戻って行った
シャル「おかえり〜」
ペルシア「た、ただいま」ポワポワ
心ここに在らずね
シャル「これで一安心ね〜。明日のパーティーがまた犬塚達に潰されなければだけど」
ビクッ!
ペルシア「どうしよう」
シャル「え?」
ペルシア「多分ゆー君はそれ知らない」
ペルシア・シャル「「…」」
ペルシア「どどどうすればいい!?」
シャル「おおお落ち着きなさいペルちゃん!彼に直接会って!」
ペルシア「そうだった!直接言えば」
ガックシ
ペルシア・シャル「「監視されてるんだった…」」
…
藍瑠「貴様は本当に趣味の1つや2つ無いのか?」
あんたは俺の親か!なんの心配してんだよ
ゆうき「まぁ趣味かどうかは分かりませんが本を読むくらいですかね」
今日で監視が終わる日。そしてペルシアの誕生日でもある
藍瑠「そうか。俺は俺の授業に出てくる」
言わなくていいわ
ゆうき「俺も行きますけども」
スコット「いいか貴様ら!今日はいよいよペルシア様の誕生日だ!パーティーは放課後!計画の乱れはゆるさん!」
白猫全員「「「サー・イエッサー!」」」
ゆうき「うるさ」
え?何?ゴンドラに乗ったペルシアがスモークの中登場?ペルシア近衛連隊によるマーチングバンドを披露?そしてペルシア像をプレゼント?それ全部やらない方がいいぞ。やると逆にペルシアの場合引くぞ。あいつも目立つのあまり好きじゃなさそうだし。
なんでわかるかって?
俺の彼女だからだ。ドヤ
コホン。
皆さん今のは忘れてください。切実に。
白猫モブ男子A「しかしまた黒犬の妨害があったらどうする!」
白猫モブ男子B「そうだ!あいつら毎年この日をペルシアパイ投げ祭りとか呼んでいるんだ!」
白猫モブ男子c「許せん!」
まだまだあいつらの中て盛り上がっている中俺は自分の思ったことが恥ずかしさのあまりすぐにこの場を立ち去った
ペルシア「あら、どこに行くのかしら?」
ゆうき「うおっ!」
突然のペルシア登場によりマジで驚いた
ゆうき「び、びっくりした」ドキドキ
ペルシア「なによ。そんなに驚くことないじゃない」シュン
ゆうき「いやそのな?ペルシアの事考えてたら突然出てきてびっくり」
ダラダラと自分の発言に冷や汗をかく。
たとえ彼氏だからと彼女のことを思ってたなんて知られたら絶対キモイとか頭の中そればっかりとか言われ引かれ
ペルシア「そ、そっか、嬉しい」プシュ〜
てないな。うん。むしろなぜか喜ばれてるな。
ゆうき「ま、まぁ見られたら大変だから行くわ」
ペルシア「そ、そうね。気をつけて」
死にたい
恥ずかしすぎる
ドン
「わっ!」
ガシッ
ゆうき「す、すまん」
誰がとぶつかってしまい相手が転ぶ前に手を掴んで立たせる
蓮季「あっ」
ゆうき「ん?」
黒犬モブ女子A「蓮季ちゃ〜ん。先に行ってるね〜」
どうやら俺がぶつかった相手は蓮季だったみたいでその友達が先に教室へと走って向かっていった
ゆうき「大丈夫か?」
蓮季「だ、大丈夫だゾ!もしかしてラブコメ的な展開を期待したか?」ニヤニヤ
ゆうき「アホか。けどまぁ突然ぶつかって本当に悪い」
蓮季「大丈夫だゾ。」
ゆうき「そ、そうか」
蓮季「ゆうきも授業遅れるゾ。早く行こ?」
ゆうき「おう」
こうして何事もなく今日の授業が終わり放課後
カラーンカラーン
犬塚「よっしゃー!授業が終わった!お前ら!毎年恒例の準備を始めるぞ!」
黒犬全員「「「おぉー!」」」
ゆうき「毎年恒例?」
蓮季「絶対一泡吹かしてやるゾ!」
蓮季さんが何かに燃えてらっしゃる。
丸流「アホくせぇ」ゲェ
ゆうき「何か知ってるのか?」
丸流「ん?あぁ毎年ペルシアの誕生日の日は俺達でパイ投げしてたんだよ」
ゆうき「あぁ、そう」
丸流「お前もやんのか?」
ゆうき「俺は無理だろうな。監視されてるし」
合法的にペルシアの顔が見れると思ったけど無理だよな
丸流「ゆうきも一緒に行きてぇのか?」
ゆうき「ん?あぁそうだな」
ペルシアの顔が見たかったなんて言えるかよ
丸流「ふーん。珍しいな」
ゆうき「そうか?」
…
???「やぁやぁ。君から相談があるなんてめずらしいね。ペルシアちゃん。でもこんなことしてていいの?君は今日誕生日会が」
ペルシア「はい。この話が終わったらすぐに」
バンッ!
白猫モブ男子A「だ、代表大変です!ロビーにパイを持った黒犬の集団が」
犬塚「やっほ〜ペルシアちゃ〜ん。誕生日祝いに来たぜ!」
白猫モブ男子B「扇動者は犬塚露壬雄です!」
ダッ!
白猫モブ男子A「ペルシア様!?」
ガシッ!
ペルシア「代表!?」
???「狙いは君だろ?だったら大人しくしててね♪」
犬塚「さーて!ペルシアどこだー!出てこい!」
スコット「誤算だったな犬塚!ペルシア様はここには居ない!今退ければ貴様の顔面にパイを叩き込むだけで許してやろう。それともしらみ潰しに探すか!?僕がそうはさせないが」
パァン!
蓮季「お邪魔しま〜す!」
黒犬モブ男子A「今だー!ペルシアを捜せー!」
黒犬モブ男子B「タイムリミットは藍瑠代表が乗り込んで来るまでだ!」
シャル「彼は居ないのかしら?」
ゆうき「…」モグモグ
なんかいたわぁ
1人でパイ食べてる?
いえ、どう中を動くか観察してるのかしら?
シャル「あ」プイ
目が合った
ゆうき「目をそらされた。こんな気持ち悪い顔しててごめんね」
けどペルシアが居ないのは仕方ないのか?
ゴンドラに…いや。それらしい物の近くに誰もスタンバイしてない。これはおかしすぎる。
ゆうき「まさかな」
パイを片手に持ち中を探索する事にした
犬塚「お!ゆうきもペルシアに叩きいれるんだな!?」
ゆうき「そういう事にしておいてやる。けど別行動だぞ」
犬塚「おう!」
二手に分かれて俺は走り出す
ソマリ「ハァ〜イ!」
サッ!
上から飛び降りながら声を出てた奴から逃げるため床を蹴ってその場から離れる
ソマリ「避けられたの!」
ゆうき「ってお前かよ!まぁいいや。じゃあな!」
「まて!」
ゆうき「まぁお前もいるよな」
声で判断したんですが
ゆうき「アビって知ってる?お前の声にそっくりなんだが」
アビ「それが目の前にいる俺だ」
ゆうき「髪と髭。だいぶ伸びたな」
アビ「あぁ」
ゆうき「今パイがアホみたいに準備されてるから保存出来るやつは持ち帰れば。その格好から察するに自給自足の生活してんだろ」
アビ「そうだ。だが心配にはおよばん!もう既にやっているからな!」
ゆうき「あぁそう、俺はもう行く」
アビ「行かせん!貴様には俺の支持を堂々と得る為に犠牲になってもらう!」
ゆうき「ソマリ。俺ならわかる。今すぐお前にいい所を見せたいが為にソマリが他の男に触れるのをものすごく我慢してるのを」
ソマリ「!」
アビ「は?何を言って」
ゆうき「今こうして離れてる間もソマリに抱きしめてもらいたくてうずうず」
アビ「耳を貸すな!」
ゆうき「みろ。図星をつかれて言うことなくて怒ってきてる姿を」
ソマリ「ごめんねアビ〜!いつでも抱きしめてあげるの〜!」
アビ「このバカー!」
ボキボキ!
ゆうき「じゃ」
ゾロゾロ
ゆうき「おいおい、犬塚の方に行けよ」
アビ「貴様が犬塚と一緒に入っていくのが見えた。お前を先にやれば犬塚なんて後で」ゴフッ
ご愁傷様。
ゆうき「あー」フリフリ
左右は人で埋め尽くされ戻る選択しかないが戻ったところで無意味になる
なら上か?
上を見た瞬間点検口が動いた
ゆうき「大人数より1人の方がやりやすいか」
白猫モブ男子A「捕まえろ!」
ダン!
白猫モブ男子B「いない!?逃げたのか!?探せ!」
???「あぶな!」
ゆうき「チッ避けられたか」
???「助けようとしたら必要なかったね」
ゆうき「そりゃどうも。白猫代表」
ケット「おや?俺の事知ってるみたいだね」
ゆうき「まぁ。人がいなくなったんで俺はこれで」
シュタッ!
俺が飛び降りると同時に白猫の代表まで着いてきた
ケット「待った待った」
ゆうき「そっちの監督生が俺のあとを着いてきた事があったように監督生は人をつけるご趣味がおありで?」
ケット「へー気がついてたんだ」
ゆうき「いや。あれは嫌でも気が付きますよ?こっちが猫とじゃれてたらすごく羨ましそうに見てくるわ無意識なのか可愛い可愛いって連呼してて」
サイベルちゃん
ケット「ごめんって!お詫びにペルシアちゃんの居場所教えてあげるからさぁ」
ゆうき「そっちに利点がないだろ」
ケット「いやいや!俺は面白いことが大好きでね。ゲームは盛り上がらないとつまらないでしょ?俺達は今2階。ペルシアちゃんは3階の角部屋にいるよ♪」
ゆうき「はぁ、本当かどうか分からないのでなんとも」
ケット「信じる信じないは君の自由さ!手助けはここまでだ。ファイトだ山崎く」
???「代表」
ケット「…」ギクッ
???「姿が見えないと思ったら」
ケット「アチャーもう見つかるなんて、君ツイてないね」
???「なに遊んでるんですか。死にま」
ゆうき「ん?」
目が合った?
ケット「サイベルちゃん俺を探してくれてたの?」
サイベル「永久に見つからなければよかったのに」チッ
おぉう女の子舌打ちってどうしてこうも怖いんですか?
ケット「ひどい!」
ゆうき「はぁ時間稼ぎされたわけだ」
ケット「いや。見つかったのは君の運のなさだ」
否定できませんね
ケット「まぁこうなった以上俺にも代表のメンツがあってね」
サイベル「山崎ゆう、ゆ」プルプル
え?なに?どうしたの?
サイベル「コホン。山崎さん。1階に居た連中は駆けつけた黒犬代表とレックスが制圧したわ。あなたも観念なさい」
こうなってもペルシアが出てこないのはおかしすぎる。
ゆうき「ペルシアを監禁する理由がこれか」
ケット「…」ピク
ザワザワ
ゆうき「いくらなんでも不自然すぎる。あいつの誕生日会なのに準備していたゴンドラには誰もスタンバイしてる様子もないのとこんな騒ぎになっているのに対して白猫のリーダーであるあいつが動かないわけが無い。なら」
ケット「いやはや!山崎君!君には驚かされてばっかりだね!実は俺助っ人として呼ばれててさ」
ゆうき「ケットだけに?」
ケット「ブフッ!コホン。もうすこし君を見ていたかったけどここでゲームオーバーだ」
ゆうき「俺のライバルを監禁するなんてな。あいつをやっていいのは俺だけなんだよ。アンタらじゃ相手にすらならない」
ケット「言うね〜」
ゆうき「じゃあほれ。俺が今持ってるパイを落とすかできたら俺は大人しく帰りますよ」
ケット「そう、わかったよ!」
…
ガン!
ペルシア「ハァ、ハァ。駄目、硬すぎる」
まさか代表に閉じ込められるとは思わなかった
相談になんて行くんじゃなかった
チラ
ペルシア「ゆー君の顔を見るためならこれぐらい!」
…
ケット「強いね」
ゆうき「弱いっすね」
白猫モブ男子A「代表が指一本触れられない?」
ゆうき「大人しく俺を通してくれませんか?」
ケット「代表としてのメンツがあるって言ったでしょ!」
ダン!
ゆうき「はぁ」
パイを支えながらバク転するように飛び。界王拳10倍を使って
ガッ!
ケット「なん、で」ガクッ
白猫代表の顎を蹴り飛ばしそのまま着地する
白猫モブ男子A「何だよ、今の魔力」
白猫モブ男子B「あれが界王拳か」
ゆうき「このまま大人しく、いや」
ケット「ま、て、どこに行くつもりだ!」
ゆうき「もうめんどくさいのでここで失礼します」
パイを持ったまま窓を開け、飛んだ
サイベル「代表!」
ケット「かっこ悪い姿見せちゃったね」
サイベル「いえ。山崎さんは先日圧倒的力の差を見せ黒犬代表に勝ったとか」
ケット「はは、さすがだね」
俺は飛んで行った窓を見て
ケット「ん?彼を止められるのってペルシアちゃんだけじゃ」ダラダラ
おっと、閉じ込めたことが逆に仇となってる?
…
ゆうき「んで?なに無茶してんだ?壁を伝ってここまで来て」
ペルシア「ゆー君の顔がみたいなと」アセアセ
なんで同じこと思ってんだよ
ゆうき「そ、そうか。もうやるなよ?お前がいなくなったら俺は辛いと思うから」
何なんでしょうか。
ペルシアといると思ってることがスラスラと出てきてしまう
ペルシア「そ、そうね。私もゆー君がいなくなるのはとても辛い」テレ
はい。お互い顔が合わせられず背けるよね。
ゆうき「白猫の代表にペルシアしか俺の相手をままならないことを伝えまして。もしかしたら俺を止めさせるべくペルシアの元に向かうかもしれないんですよ」
ペルシア「それって」
ゆうき「おう。かなりまずい」
ペルシア「どうすればいいの!?」
ゆうき「戻る方法はあるにはあるんだが」
ペルシア「どうやって!?」
ゆうき「引くなよ?」
ペルシア「…」コク
ゆうき「俺が抱き抱えて瞬間移」
ペルシア「すぐに戻りましょう!」
ダキッ!
ペルシア「早く私を抱き抱えなさいよ」テレ
ゆうき「お、おう」
ペルシアを抱き抱え瞬間移動をした
ゆうき「じゃ俺は2階に戻るから」
ペルシア「えぇ」
ゆうき「離して?じゃないと代表が来ちゃうから」
ペルシア「仕方ないわね」ムス
ゆうき「すみません」
なんか俺謝っちゃったよ。
ペルシア「私もこっちでやっておくから」
ゆうき「なにを?」
ペルシア「私のゆー君を困らせた仕返し?」ゴゴゴ
ゆうき「そ、そうか。お手柔らかに?」
何か怖くなったので2階ではなく1階に戻ることにした。
ペルシア「よいしょっと」
私はまた椅子を持ち上げて
ペルシア「もう!硬すぎるのよ!」
ガチャ!
ケット「ペルシアちゃん?」
ペルシア「あ」
ブン!
ケット「ブヘッ!」
ヒュン!ドゴーン!
タイミング的にそろそろだと思ったら本当に来て椅子で殴っちゃった
サイベル「ペルシアさん。山崎さんを止めてください。代表が監禁したことは先程の攻撃でどうか」
ペルシア「は、はい!すみません!」ペコ
ケット「だ、大丈夫!もうやらない、から早く行こうか!」
…
藍瑠「狛井蓮季」
蓮季「は、はい」
藍瑠「俺は露壬雄と山崎を探す。大人しく皆を待機させてろ」
蓮季「りょ、了解だゾ!」
古羊「ラッキー。今なら逃げられんじゃね?」
土佐「わりーな蓮季」
ソロ~
ゆうき「あの」
???「あぁ?って!中にいたんじゃねぇのか!?」
ゆうき「白猫の代表に追われて2階から飛び降りてここに戻ってきました」
???「なかなかワイルドな野郎だな」ゴクリ
ガチャ
古羊・土佐「「いざ自由へ!」」
???「どこ行く気だぁあ?」
古羊「ギャアアアア!」
土佐「山崎!?助け」
ピク
???「ズオオオオ!」
古羊・土佐「「うわぁぁあ!」」
???「ガッハッハ!白猫の寮に忍び込んでタダで逃げられると思うんじゃねぇぜ!」
土佐「そうだこいつが居たんだ」
古羊「くっそ変な格好しやがって!」
レックス「変な格好じゃねぇ!白猫監督生・レックス!世界一ワイルドな男だ!監督生として女の子の気持ちを理解するために着ている!どうだ似合うだろう!?強さと可愛さを併せ持つ。そんな男を俺は目指している!誰にもバカにさせねぇ!もしお前らが可愛いさで俺を上回ることができたら見逃してやってもいいぜ?勝負だ!」
古羊「可愛さ!?い意味分からんがやるしかねぇ!せーの…」
古羊・土佐「「萌え萌えキュ〜ン♥」」
ゆうき「気持ち悪」
レックス「可愛くねぇ!」
ドゴッ!
古羊・土佐「「理不尽!」」
土佐「蓮季助けて!」
古羊「お前ならやれる!」
蓮季「えぇ!?」
レックス「俺は女だろーと容赦はせんぞ!?」
スッ
ゆうき「近い。蓮季にそれ以上近づくな」
蓮季「ゆうき」パア
ゆうき「遅くなったな」
蓮季「うんん、来てくれて嬉しいゾ!」ニコ
ゆうき「そうか」
ナデナデ
蓮季「へへ、ゆうきのナデナデだゾ」テレ
レックス「可愛いじゃねぇか、負けたぜ」
古羊・土佐「「これが、可愛い」」ドキドキ
ゆうき「どういう事?」
藍瑠「どこに行っていた山崎」
ゆうき「ずっとここにいましたけど?」
犬塚「どこだよここは!」
犬塚白猫の寮内で迷ってやがる
ケット「いた!山崎君を止められるのはペルシアちゃんだけだからね!連れてきたよ!」
犬塚「そこかペルシア!」
ヒュン!
ペルシア「ッ!」
ゆうき「犬塚!俺が先だ!」
犬塚の投げたパイに当たるように俺も投げる。
そして俺が投げたのはずっと大切に落とさないようにペルシアに持ってもらったりした奴だ
犬塚「あぁ!?クソ!」
ゆうき「外した」
ペルシア「やられないわよ!」
ヒュン!
ゆうき「え?」
いつパイを手に取った?
避けましたけども
犬塚「まだまだこれから」
藍瑠「露壬雄。貴様何をしている」
犬塚「兄さん!」
黒犬代表か犬塚に近づいて行ってるため視線が皆そっちに向かって行ってる
丸流「ん?ゆうきもやっぱり来てたのか」
ゆうき「おう。これから面白いことやるわ」
丸流「面白ぇこと?」
ゆうき「このパイをそれ」
適当にパイを持ち下から上へと投げ
藍瑠「貴様はなんど俺に尻拭いさせ「ベチャッ」れば」
丸流「おま、おま」プックク
ケット「あっははは!藍瑠君がパイまみれになっ「ベチャッ」た」
サイベル「だ、代表」プッ
藍瑠「まず貴様をやらねばならないようだな。ケット」
ケット「へぇ〜面白いこと言うね。藍瑠君」
ゆうき「代表達が喧嘩ですか?殴り合いで?パイを当てられただけで?へぇ〜代表と言うのも名ばかりなんですね?」
藍瑠「なんだと?」
ケット「なんだって?」
ゆうき「言っておきます。お二人に当てたのは俺ですよ?」ニヤ
藍瑠・ケット「「…」」
ゆうき「まさか代表2人が俺に1つも当てられないとか言わないですよね?」
藍瑠「露壬雄。俺にも寄越せ」
ケット「ごめんねペルシアちゃん」
スッ
藍瑠・ケット「「山崎(君)に当てる!」」
ゆうき「2寮で遊ぶのは初めてですね」
ペルシア「まさか、私にそれを見せるため?」ボソ
ケット「くらえ!」
ヒョイ
ゆうき「残念」
俺は界王拳10倍を使いながら、投げてきたパイの皿を流れにそうように受け止めできるだけ綺麗な状態でパイを保ち
ベチャッ
ゆうき「はい。白猫の代表2回目」
藍瑠「ふん。無様だな」
ケット「なら藍瑠君も当ててみなよ!」
藍瑠「とうぜ「ベチャッ」んだ」
ゆうき「黒犬代表2回目」
ケット「あっははは!よそ見してるから山崎君のパイに当たったんだ〜!」
ブン!
ケット「ぶっ!」
藍瑠「山崎はあとだ。貴様を先に黙らせてやる」
ペロ
ケット「言うねぇ〜なら俺だって!」
サイベル「加勢します」
犬塚「俺達黒犬は兄さんに着くぞー!」
黒犬全員「「「おぉー!」」」
レックス「おもしれぇ展開になってきたじゃねぇか!俺もまぜろよ!」
スコット「黒犬共を蹴散らせー!」
よし。俺は離脱するか。流石にまだ10倍は早かったな
ペルシア「待ちなさい。逃がさないわよ」
ゆうき「逃がしてくれると嬉しいんですけど?」
ペルシア「最高の誕生日プレゼントをどうもありがとう」スッ
パイを俺に見せてきて言う言葉ですかね?
ペルシア「まさか〝遊ぶ〟なんて言うのは予想外だったわ」
バレてる
ペルシア「今のこれは私、私達が望む先の些細な延長線上にあるもの。そう思わない?」
ゆうき「何を言ってるか分からないな」
ペルシア「そう、ならあなたも受けなさい!」
ブン!ブン!
ゆうき「やだよ。汚れたくない」
ペルシア「あら。いいこと聞いたわ」
すぐに近くのパイを取り投げてきた
ゆうき「当たらないぞそんな「ベチャッ」もん」
ペルシア「あら。私が1人の場合はよね?」
ゆうき「まさか」
誘導させられてたなんて
シャル「…」フリフリ
すごく幸せそうな笑みですこと
しかも視線に気が付かなかったってことはただパイを落としてきただけ
ペルシア「私は1人じゃないのよ?」
ゆうき「あぁそうだな。けど、それなら俺も」
シャル「ペルちゃん!後ろ!」
ペルシア「え?」
丸流「おせぇ!」
ベチャッ
ゆうき「これでおあいこだ」
シャル「よくもペルちゃんを!」
丸流「先にパイを当てたのはそっちだろうが!」
シャル「それを言うならペルちゃんだって!」
丸流「黙れ王女!」
ブン!
シャル「私にパイを投げるなんていい度胸じゃない!」
ブン!
ペルシア「さぁ。これで正真正銘の1体1よ」
ゆうき「そうだといいな」
ペルシア「どういう「ベチャッ」」
蓮季「一泡吹かしてやったゾ!」ベ-!
ペルシア「邪魔しないで!」
ベチャッ
蓮季「やったなぁ!」
ペルシア「そっちが先に手を出したんでしょ!」
ゆうき「よし。帰るか」
すごく騒がしい白猫の寮を出て1人部屋へと戻って行った。
ゆうき「制服のクリーニング代でクリーニング屋さん結構儲かるな」
俺は見知らぬクリーニング屋さんにいい事したと思いながらもこうして1週間の監視を終えそのまま眠りについた
第16話どうでしたか?
まぁ見た事がある展開だと思いますが…
よろしければ感想等よろしくお願いします!
後、小説を書いている方が居ればコラボ等もしてみたいので、よろしければそのような話でも大丈夫ですのでよろしくお願いします!