最強の魔法使い   作:最強の魔法使い

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2話目いきます!
かなり書くのに時間がかかりました!
それでは第17話どうぞ!


第17話

ゆうき「なぁ犬塚。何で俺掃除してるんだ?」

 

犬塚「大人しくしといた方が良い」

 

俺と犬塚は放課後にペルシアの誕生日にあったパイ投げ祭りの後片付けをさせられている

 

ゆうき「主犯格はお前だな?なんで俺まで掃除させられてるの!?」

 

犬塚「代表達がゆうきにもやらせるって言って聞かなかったんだ!」

 

ゆうき「理不尽だろ!」

 

胡蝶「ゆうき君!四の五の言わずに掃除する!」

 

ゆうき「あ〜の〜もしかしてあの場に呼ばれなかったから怒ってます?」

 

手李亞「怒ってない、ただ、許せないだけ」

 

それを怒ってるって世間では言うんじゃないんでしょうか。

 

胡蝶「全く!あんな面白そうな展開を私達抜きでやるなんて!」

 

ゆうき「怒ってるじゃないですか」ハァ

 

掃除と言っても終わる気配がない。

 

ポンッ。

 

ゆうき「なぁ」

 

ある事を思いついたため実践することにしてみた

 

胡蝶・手李亞「「なに?」」

 

ゆうき「俺を一時的に代表の雑務係にさせてもらえないか?」

 

胡蝶「手李亞!すぐにアーちゃんに連絡入れて!早急に!これは緊急事態だヨ!」

 

手李亞「うん!」

 

え?緊急?

 

犬塚「っておい、携帯は持ち込み禁止じゃ」

 

胡蝶「今は緊急事態!仕方ないヨ!」

 

手李亞「うん、すぐに来て!」

 

電話が終わったけども2人には落ち着きがない

 

犬塚「何すんだゆうき?」

 

ゆうき「ん?あぁ適材適所って言葉知ってるか?」

 

犬塚「適材適所?」

 

ゆうき「その場に合わせて適任な人材を。そんな感じだ」

 

犬塚「?」

 

バン!

 

藍瑠「さっきの話しは本当か?」

 

胡蝶「本当だヨ!気が変わらない内に!」

 

藍瑠「あぁ。山崎。今日をもって貴様は俺の雑務係に任命する」

 

ゆうき「了解しました?」

 

なんでこんなに焦ってるんだ?

 

ゆうき「まぁ一時的にで」

 

藍瑠「双方の意見が合わない場合。解任も受け付けない」

 

ゆうき「ちょっまって?なかったことに」

 

藍瑠「もう遅い。俺は貴様を解任する予定はないぞ」

 

ゆうき「辞退します」

 

藍瑠「ダメだ」

 

ゆうき「なら今すぐ目の前の俺の親友であなたの弟である犬塚をボコります」

 

犬塚「なんでだよ!」

 

藍瑠「あぁ。むしろ精神を鍛え直してくれ」

 

犬塚「兄さん!?」

 

ゆうき「はぁ〜まぁ諦めます。じゃあ雑務係としてやりたいことがあるんでいいですか?」

 

藍瑠「何をするんだ?」

 

ゆうき「少しだけ手配を。代表達を困らせませんよ」

 

その後すぐに執務室に向かい適当に調べて掃除を生業としてる人達を調べて急遽入れる会社を探し手配する。

この時かかるお金はーうん、後で犬塚に請求するとして俺が立て替えておこう。

 

ゾロゾロ

 

犬塚「な、なんだ!?」

 

ゆうき「よろしくお願いします」

 

俺は犬塚の襟をつかみこの場を去る

 

藍瑠「まさかこの為に雑務係になると?」

 

ゆうき「はい。掃除がめんどくさいので適任者に依頼しました」

 

藍瑠「…」パチクリ

 

ゆうき「金の件は安心してください。犬塚に少しづつ請求します」

 

犬塚「おい!」

 

ゆうき「犬塚も雑務係になるなら許してやる」

 

お前も雑務係として苦しめ。

そして俺の仕事をお前に押し付けてやる

 

ササッ!

 

犬塚「2人に逃げられてんだけど」

 

ゆうき「まぁエロ本を大量に持ってる奴のファグマスターになりたくはないな。仕方ない。かかった費用は犬塚に。ざっとP万円くらいだから安心しろ」

 

犬塚「待ってください!お願いします!どちらかの雑務係にしてください!学園生活のお小遣いがなくなっちまう!」

 

犬塚が2人を追いかけて行った

 

ゆうき「絵面がやばい」

 

実年齢中等部をエロ本を大量に持ってる高等部の男が追いかけ回す。危険臭しかしない。

 

藍瑠「だが山崎」

 

ゆうき「はい?」

 

藍瑠「これでは昨日の件の反省の意を込めて貴様には掃除をやらせたのだが」

 

ゆうき「何日かかると思ってるんですか」

 

藍瑠「何日でもかけてだ」

 

ゆうき「もしかして代表も怒ってます?」

 

藍瑠「怒ってなどいない」

 

その割に顔がすごく厳つい

 

ゆうき「主犯格は犬塚ですよ?」

 

藍瑠「だから2人にやらせている」

 

ゆうき「ま、まさか俺に3人分の仕事やらせるとか言わないですよね?」

 

藍瑠「その手があったな」

 

ダッ!

 

藍瑠「逃がさんぞ」

 

はや!ってなんでこういう時だけ足が早くなんだよ!

 

 

胡蝶「いらっしゃいゆうき君」

 

手李亞「いらっしゃい」

 

ゆうき「お前達はこの連行されてる状態をいらっしゃいといい笑顔で歓迎してくるとかいい趣味してるよ」

 

犬塚「ムームー!」

 

胡蝶「追いかけられてすごく困ったヨ!」

 

手李亞「困った」

 

ゆうき「縛られて口をガムテープで塞がれてる感想をお聞きしても?」

 

犬塚「ムムムム!」

 

(訳)最悪!

 

ゆうき「代表。解説お願いします」

 

藍瑠「…」

 

ゆうき「あ、悩むならいいです。それと最高!って言ってました」

 

藍瑠「変態か露壬雄」

 

犬塚「ムムーム!」

 

(訳)ちげーよ!

 

この人もしかして冗談通じない?

ペルシアみたいだな。

いや、ペルシアの方が比べ物にならないくらい可愛い。

 

 

ペルシア「今ゆー君に褒められた?」

 

 

藍瑠「ちょうどいい。胡蝶、手李亞。お前らの仕事を山崎にやらせる。あの件の反省としてだけ」

 

胡蝶「…」キラーン

 

手李亞「…」ウキウキ

 

ゆうき「待ってください。反省なら犬塚にも」

 

胡蝶「露壬雄君は寮に吊るしておくヨ。これを貼り付けてね」

 

【俺は女の子のお尻を追いかけた変態です】

 

犬塚「ムゥ!?」

 

(訳)え!?

 

ゆうき「やめてさし上げて?」

 

犬塚「ムムムム」

 

(訳)ゆうき

 

胡蝶「ならゆうき君に全部負担してもらうヨ」

 

ゆうき「犬塚。今までお疲れ。俺は絶対に忘れないからな」

 

犬塚「ムゥ!?ムムム!?ムムムム!」

 

(訳)えぇ!?やめて!?助けて!

 

ゆうき「え?マジで?嬉しい?って言ったのか?」

 

犬塚「ムムム!」フリフリ

 

(訳)違う!

 

ゆうき「そうだって?胡蝶。そうして欲しいみたいだ」

 

犬塚「ムゥムゥ」

 

(訳)あぁ、あぁ

 

クイクイ

 

胡蝶「手李亞?」

 

手李亞「時間なくなっちゃうヨ?」

 

胡蝶「ムッそれはまずいネ」

 

犬塚「ムムムー!」

 

(訳)手李亞ー!

 

ビクッ!サッ!

 

ゆうき「な、なんだよ」

 

胡蝶「決めたヨ!」

 

ゆうき「犬塚の待遇事をか?」

 

胡蝶「露壬雄君は放置!」

 

犬塚「ムム!?」

 

(訳)えぇ!?

 

胡蝶「アーちゃん」

 

藍瑠「なんだ」

 

胡蝶「今日は手李亞のお手伝いをゆうき君にさせていいかな?」

 

藍瑠「構わない」

 

ゆうき「まって?今日はってなに?」

 

胡蝶「じゃあ手李亞。そういう事だから1日ゆうき君と監督生の業務こなしてみて」

 

手李亞「頑張る」フンス!

 

やっぱりゆうき君相手だと恥ずかしがり屋の手李亞でも自信持てるんだネ。今日1日観察してみるヨ。

 

ゆうき「その前にカメラある?」

 

手李亞「はい。学園の備品だけど」

 

ゆうき「サンキュ」

 

パシャリ

 

犬塚「ムム!ムムムムムムムム!」

 

(訳)おい!何撮ってやがる!

 

ゆうき「お咎め無しはずるいからな。悪さしたらばらまいてやる」

 

藍瑠(自然と牽制したぞ)

 

犬塚「ムムムムムム」

 

(訳)気をつけます

 

ゆうき「ほれ」

 

犬塚の縛られてる腕を解く

 

犬塚「わりぃ、助かった?あれ?何か腑に落ちねぇ」

 

ゆうき「気の所為だろ。んで雑務係なるのか?」

 

犬塚「雑務係なると何かあんのか?」

 

ゆうき「監督生は雑務係から選ばれるのが多いからな。なったらなったで他のやつに威張れる。個室が与えられる。そしてモテる」

 

ピクッ

 

犬塚「モテるって言ったか?」

 

ゆうき「あ、あぁ。それがどうかしたのか?」

 

犬塚「やってやるぜ!ゆうき一緒に頑張ろえぜ!ですから!お願いします!」

 

胡蝶「じゃあ手李亞とゆうき君の仕事見てくるといいヨ」

 

ちょうどいい機会だから冒険してみるといいヨ

頑張れ手李亞

 

犬塚「分かった!」

 

サッ

 

犬塚「あ、あれ?避けられてる?」

 

手李亞「監督生は主に4つの役職に分かれている。私は庶務会計」

 

役割分担が書かれている物を見せてきた

 

ゆうき「…」

 

庶務会計の仕事は

・校内の見廻り

・ボランティア

・出金の管理

・部費の調整

この4つのようだった

 

ゆうき「んで何やる?」

 

手李亞「まずは」

 

黒犬の寮に向い

 

手李亞「寮で飼ってるペットの管理」

 

ゆうき「どわっ」

 

ヘッヘッ…ワン!

 

ゆうき「今日も元気だな」ナデナデ

 

犬塚「懐かれてんな」

 

手李亞「ゆうき君だから」ドヤ

 

ゆうき「今のうちにエサ入れといてやれば?犬苦手なんだろ?」

 

ビクッ!

 

手李亞「私は監督生だヨ。犬なんか怖くない」

 

なるほど。あの時蓮季がGOサインを出した気持ちがこれか

 

ゆうき「行け。与太郎」

 

ワン!

 

手李亞「…」ビックゥゥウ

 

ゆうき「おいで」

 

ガシッ

 

ゆうき「手李亞さん?何故あなたが?」

 

手李亞「…」プルプル

 

ゆうき「次行きましょう」

 

 

手李亞「さっきはちょっと失敗した。今度はいくつかの部が部費の交渉に来てるからそれの対応をする」

 

ゆうき「頼んだ」

 

手李亞「任せて私は監督生」

 

キィィ

 

「オウ野球部の予算10じゃ足りねーんだけど!?」

 

「サッカー部も」

 

「ボード部も全然足りませんねぇ!?」

 

ギャーギャー

 

手李亞「オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク」

 

犬塚「手李亞の奴、辞世の句詠み始めたぞ」

 

ゆうき「犬塚。お前にしか出来ないことを頼む。あの状況をどうにか出来るのはお前だけだ。そうすれば犬塚を雑務係にするって判断するかもしれない」

 

犬塚「なんだ!?やるぞ!」

 

ゆうき「いいか。成功する鍵はお前が写真を見ないことだ」

 

犬塚「分かった!」

 

ゆうき「じゃこのカメラをこのままもってあいつらに見せて〝お前らもこうなりたくなければウチの手李亞先輩になめた態度とらねぇ方がいいぞ。手李亞先輩が我慢してるのは辞世の句が詠み終わるまでだ〟って脅すように言ってこい。この写真はばらまかれたらそいつの人生が終わるほど強烈だ」

 

犬塚「よし!任せろ!」

 

犬塚が3人の元へ向かっていった

 

犬塚「おいおめぇらよく聞け!」

 

見せてる写真は犬塚が縛られててガムテープで口を閉じられてる時の写真なんだよなぁ

 

犬塚「テメェらもこいつのようになりたくなかったら大人しくしておくんだな!大人しくしねぇんじゃこの写真のようにおめぇらにもやってばらまいてやっからな!」

 

(((やられた本人調教されてやがる…!)))

 

手李亞「…」ビクビク

 

(((これも油断させる演技!?)))

 

犬塚「おいおいどうしたよ。いきなり大人しくなったじゃねぇか」ヘッヘッヘッ

 

「「「もういいっス!今のままで十分です!」」」

 

(((俺達もこいつみたいになりたくない!)))

 

ガチャ

 

「あら。私が来る必要なかったかしら?」

 

ゆうき「あぁども。今しがた終わったところです。えっと」

 

サイベル「アン・サイベルです。気軽にアンとお呼びください」

 

ゆうき「サイベル先輩」

 

サイベル「…」ムゥ

 

ゆうき「え、なに」

 

サイベル「いえ別に。私は考えを改めないといけませんね」

 

手李亞「?」

 

クス

 

サイベル「なんでもありません。ちなみにどのように解決なさったのですか?」

 

ゆうき「ん?あぁ犬塚が持ってるカメラの写真を見せてお前もこうはなりたくなければ手李亞先輩をなめるなって」

 

バッ!

 

サイベル(あんなに可愛い態度は演技だと言うのですか?)

 

ゆうき(何か誤解されてる気がする)

 

サイベル「容赦ありませんね。恐れ入りました」

 

手李亞「露壬雄君。そのカメラ貸して」

 

犬塚「おう」

 

手李亞「!?」アワワワ

 

ゆうき「次行こ次」

 

手李亞「ゆうき君!?」

 

ポカポカ

 

手李亞「誤解されたヨ」

 

サイベル(可愛い…)

 

ゆうき「まぁほら。これでなめられるのとは無くなったんじゃないんでしょうかね?」

 

手李亞「だけど」

 

ゆうき「次はなんだ?」

 

手李亞「構内清掃のボランティア」

 

 

ゆうき「あー俺と犬塚でやるか」

 

手李亞「お手本見せる」

 

ゆうき「えっとだな。引かないで聞いてくれるか?」

 

手李亞「?」

 

ゆうき「お前俺たちのようにズボンじゃないからな」

 

手李亞「!」サッ

 

ゆうき「そういう事だ」

 

手李亞「じゃ、じゃあお願いするヨ」

 

ゆうき「おう」

 

なんの問題もなく掃除を終わらせ

次は業務連絡のポスター作成

 

ゆうき「犬塚。さっき脅した時の顔してくれないか?」

 

犬塚「ん?これか?」ヘッヘッヘッ

 

パシャリ

 

ゆうき「これを大きく現像して野犬注意のポスターを作ろう」ププ

 

犬塚「ゆうき!俺の何処に野犬要素があるんだよ!」

 

ゆうき「俺たち黒犬だから理解して貰えると思うぞ?」

 

犬塚「俺に注意ってなるだけだろ!?」

 

手李亞「2人とも」クスクス

 

ゆうき「冗談はさておき。犬塚かけるか?」

 

犬塚「おう。任せろ」

 

ゆうき「犬塚がかけたらカラーコピーして複製して貼るようにすれば俺と手李亞の手間が省けて楽できる」

 

犬塚「俺は!?」

 

ゆうき「まぁーうん頑張れ」

 

手李亞「プッ」

 

胡蝶(ゆうき君がいると仕事が楽しくできるネ)

 

手李亞「こんなに楽しいの初めて」クス

 

ゆうき「だとさ。犬塚良かったな顔が面白いって」

 

犬塚「わざと言い変えて言ってくるのやめてくれる!?」

 

ポスターも無事に終わり次は書類整理。

 

ゆうき「手李亞。このプリントをこう持ってこの椅子に座ったあと足を組んで自分を扇いでくれ」

 

手李亞「こう?」ファサファサ

 

ゆうき「おう。よし、おい犬塚。手李亞先輩が退屈してるぞ。さっさと終わらせて次に行かせろって」

 

!?

 

手李亞「い、言ってない」アセアセ

 

犬塚「ゆうきも動けよ!」

 

ゆうき「俺は手李亞先輩を宥めるのに忙しい」

 

犬塚「嘘つけ!」

 

ゆうき「おう。嘘ついた。犬塚が1人苦しんでる姿を見て楽しんでる」

 

犬塚「そこは嘘ついてて欲しかった!」

 

手李亞「もう、だめ」プルプル

 

ゆうき「おい犬塚。お前の動きが遅すぎて手李亞が我慢の限界だってよ」

 

手李亞「ち、違うヨ。面白くて」プルプル

 

ゆうき「やっぱり犬塚の顔芸が面白いんだと」

 

犬塚「何もしてねぇよ!」

 

胡蝶「…」ウズウズ

 

私ならもっとこう

ハッ!ダメダメ!手李亞の観察なんだから!

そう言えば1回もミスしてないネ

ゆうき君が事前に防いでる?まさかね

 

ゆうき「まぁやるか。手李亞は見ててくれないか?俺達がどう動けばいいのか指示してくれるだけでいいから」

 

手李亞「でも」

 

ゆうき「俺は雑務係だからな。まず慣れないといけないだろ」

 

手李亞「わかった」

 

胡蝶「ッ!」

 

気の所為じゃない!ゆうき君は手李亞を理解して

 

胡蝶「…とんでもないネ。ゆうき君は」

 

 

ゆうき「次は校内の見廻りだけか?」

 

手李亞「そう、最近野犬がうろついてるらしいから注意喚起しないと」

 

犬塚「監督生って結構忙しいんだな」

 

ゆうき「みたいだな」

 

犬塚「ゆうきはあんまり動いてねぇだろ!?」

 

ゆうき「はは」

 

誤魔化しやがった

 

「キャアア!」

 

バッ!

 

手李亞「ゆうき君!」

 

ゆうき「お前か。野犬って奴は」

 

グルルル

 

犬塚「オイオイでけぇな。あれはヤベぇぞ!逃げろゆうき!」

 

手李亞「私が」

 

ゆうき「大丈夫だ」

 

ザッザッ

 

ビクッ!

 

ゆうき「噛みたければ噛めよ」スッ

 

グルルル

 

ゆうき「…」ジー

 

グル

 

ゆうき「おいで」

 

トテトテ

 

ゆうき「よしよし。叫ばれて怖かったな」ナデナデ

 

ヘッヘッ

 

犬塚「す、すげぇ」

 

子供A「お兄ちゃんかっこいい〜」

 

子供B「ありがと〜!」

 

ゆうき「まだ危ないから近づくなって」

 

胡蝶「…」ポッ

 

え。なになに!?どうしちゃったの私!?

 

手李亞「ゆうき君?大丈夫?」

 

ゆうき「おう。この野犬は保護した後の事は任せるわ」

 

手李亞「まかせて」

 

 

ゴーンゴーン

 

門限の鐘がなり時間だということを知らせてくる

 

ゆうき「校内の見廻りも無事に」

 

終わってないんですよね。ペルシアと胡蝶が俺達の後を着いてきてて胡蝶はもう居ないけどペルシアが凄い睨んできてるんですよ。

 

犬塚「ゆうきってやっぱりすげぇな」

 

ゆうき「何だよ。お前も十分すげぇと思うぜ」

 

犬塚「なんつーかさ。改めてゆうき見てたらよ?監督生に必要なものを兼ね備える感じがしたんだよな」

 

ゆうき「パシられすぎてなにかに目覚めた?」

 

犬塚「真面目に聞けよ!」

 

手李亞「ゆうき君は監督生になるべき人だヨ。寮生を守って導ける人だから」

 

ミスも何もしなかった

これはゆうき君が私を見て判断してくれたから

そう出来た

 

犬塚「腕っ節だけじゃダメなんだなって思ったわ」

 

ゆうき「それですんだら監督生みんな脳筋すぎるだろ」

 

犬塚「そうじゃなくてだな。こう、言葉にするのは難しいって言うか」

 

手李亞「この人にならついていける安心感?」

 

犬塚「そうそれだ!ゆうきにはそれがあるんだよ!こいつがいれば大丈夫だって!」

 

ゆうき「なにその根拠の無い自信」

 

手李亞「クス今日の事報告しておくからネ。藍瑠君と姉さんに」

 

ゆうき「あー全部犬塚の手柄ってことで」

 

犬塚「ゆうき」ジーン

 

ゆうき「勘違いするな。俺は無能の烙印を押されて代表にこいつ使えねぇって思わせる為にだな」

 

手李亞「…」

 

犬塚「やっぱりゆうきは良い奴だな!」

 

手李亞「わかった。伝えておくヨ。2人のおかげで仕事が捗ったって」

 

ゆうき「俺は省け」

 

犬塚「おう!ありがとな!」

 

手李亞「じゃっまた明日」

 

犬塚「俺も先帰るわ!じゃあなゆうき!」

 

ゆうき「はぁ」プイ

 

ペルシア「あらあら。夕暮れ時に女の子相手に鼻の下伸ばしてたようだけど、浮気かしら?」

 

ゆうき「これが浮気になったらこの世界浮気者だらけだよ」

 

ペルシア「監督生の反応見る限り変なことしたでしょ」

 

ゆうき「変な事?あぁ。これか?」

 

ペルシア「ブフッい、犬塚が」

 

ゆうき「変なことって言ったらこれぐらいだな。見てただけだが」

 

ペルシア「そ、そう。監督生の雑務係になったんですって?」

 

ゆうき「不本意ながら」

 

ペルシア「はい。お疲れ様」

 

ゆうき「いいのか?」

 

ペルシア「もちろんよ」

 

ゆうき「いただきます」

 

ングッ甘い

 

ゆうき「ところでなんで知ってんだ?」

 

ペルシア「寮に掃除業者が来てて聞いて回ったらあなたが手配したみたいじゃない。代表の雑務係になったってその時聞いたのよ」

 

ゆうき「そういうこと」

 

ペルシア「それで〜?代表の雑務係がどうして他の監督生かつ小さい子とイチャイチャしながら行動してたみたいだけど〜」

 

ゆうき「誤解してるみたいだから聞いてくれ」

 

ペルシア「なに?」クスクス

 

ゆうき「この間の罰として俺は監督生全員の仕事をやらされてるんだよ」

 

ペルシア「普通に言ってるけど他の人じゃ出来ないわよ?」

 

ゆうき「そうなの?」

 

ペルシア「当然よ。なんの為に3人選ばれると思ってるのよ」

 

ゆうき「確かに。あれ?俺がおかしい?」

 

ペルシア「まぁそれほどの実力があるって事ね」

 

ゆうき「ないわ。今日はほとんど犬塚をパシってた」

 

ペルシア「うわぁ犬塚に容赦ないわね」

 

ゆうき「まぁあいつも雑務係になりたいって言ってたからな」

 

ペルシア「どうして?」

 

ゆうき「しらん」

 

ペルシア「ゆー君は黒犬の監督生目指してるの?」

 

ゆうき「目指してはいないな。けど監督生になれば堂々としてられるなとは思ってる」

 

ペルシア「!」

 

ゆうき「けどまぁアレだ。監督生になるなら別に雑務係にならなくてもいいんだけどな」

 

ペルシア「え?」

 

ゆうき「いや、なんでもない」

 

なると決めたわけじゃないしな

 

ペルシア「?」

 

ゆうき「話変わるけど近いうちにある臨海学校の一環のダリアビーチ。俺サボるわ」

 

ペルシア「え!?どうして!?」

 

ゆうき「めんどくさいからな」

 

ペルシア「そんなぁ」

 

ゆうき「え?そこまで落ち込むことですか?」

 

ペルシア「学生で一生の1度なのよ?それにあなたとの思い出が欲しいじゃない」シュン

 

ゆうき「ッ〜」ガシガシ

 

はぁ

 

ゆうき「やっぱりサボることをやめるわ。代表の雑務係だしな」

 

ペルシア「本当!?」

 

ゆうき「おう」

 

ペルシアの悲しむ顔がまさかここまで堪えるとは思わなかったな。俺って案外チョロいかもしれねぇな




昨日連続投稿します!とか言っておいて投稿すること出来なくてすみません…

今回はそこまで面白く無いかもしれませんが感想等よろしくお願いします!
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