ゆうき「あー暇だー!」
俺がこの世界に来てから、白猫と戦ってばっかりだった。そのお陰で自分の力も理解出来てきてきた。俺はそう思いながら、歩いていたら...
???「ちゃんと歩け!!」
???「離せぇ!」
すると体育館の近くを歩いていると大きな声が聞こえてきた。
その方を見ると白猫の高等部の奴らが黒犬の初等部の三人を無理矢理に引っ張っていた。なんだか嫌な予感がするな……
すると体育館の出口にペルシアが出てきた
ペルシア「どうしたの?」
白猫モブA「黒犬のガキどもがね、白猫の寮に落書きをしてやがったんでちょーっと痛い目に遭わせてやろうと思ってさ」
話し声が少し遠くに居た俺からにも聞こえてきていた
成る程な、そういう事。無理矢理リンチとかではなさそうだな
ペルシア「どうしてそんな事をしたの?」
黒犬の初等部の男の子「白猫の奴に黒犬は弱いってバカにされたから。だからやり返したんだ、文句あるかよ!!」
白猫モブB「何だその口の聞き方は!!」
すると白猫の高等部の男子が初等部の男の子を殴ろうとした。
ゆうき「ちょっと邪魔するぜ」
俺はその白猫の奴の腕を掴んで止めた。こいつらこの威力は白猫の奴本気で殴るつもりだったのかよ!
白猫モブB「何をする……貴様は!!」
ペルシア・モブ達「山崎ゆうき!!」
白猫の男子とペルシアが驚いた表情をして俺の方を向いて言った。やっぱり俺って有名なのかな?
ゆうき「悪いが今はその拳を下ろして貰うよ、不満があるのなら後で喧嘩を俺が買ってやる少しだけコイツらと話をさせてくれ」
そう言って俺は手を離してから初等部の男の子の目線に合わせて話をする事にした。
ゆうき「さっきの話を聞いていたから大体の状況はわかった」
黒犬の初等部の男の子「白猫の奴らが悪いだろ!」
ゆうき「いいや、今回はお前らが悪い。白猫の人達に謝ってから落書きを消しに行くぞー」
俺がそう言うと初等部の子達は驚いた顔をして俺の方を見た。
普通なら黒犬は絶対に黒犬に味方をする。それがどれだけ黒犬が悪くてもだ。だけど俺は違った……
黒犬の初等部の男の子「にいちゃんは白猫の奴らの味方かよ!」
ゆうき「いいや、俺は黒犬のリーダーでもあるしちゃんと黒犬の味方だ。だが、今回は君達のやり方が悪いんだ。白猫の奴らに黒犬は弱いと悪口を言ってきたんだろ?だけど君達はそれを言い返さなかった、その時点で君達は負けだ。それに君達は落書きというセコイやり方をしたんだ、セコイやり方をする奴は弱いんだ。弱くてもいいのか?」
黒犬の初等部の子達「いや」「いやだな」「いやです」
三人は口を揃えて言った。
うん、根は真面目は子達だな。
ゆうき「だったら次からは正面を切って喧嘩を売りに行くんだ!良いな?」
黒犬の初等部の子達「「「はい!!」」」
いい返事だ。この子達は純粋に育つな。
白猫モブA「何勝手に話を終わらせてるんだ!!」
すると白猫の高等部の男子が怒鳴ってきた。
白猫の奴らも怒りっぽいな。
そんな事を思いながら振り向いて男を見た。
ゆうき「悪ぃ悪ぃ、で俺に喧嘩を売るか?」
白猫モブA「あぁ、売ってやるよ。テメェをボコボコにしてやる!!」
ペルシア「ま、待ちなさい、相手は山崎よ!!」
ゆうき「悪いが少しだけ下がっててくれないか?」
俺は初等部の子達を後ろに下がらせた。
男は真正面からパンチを繰り出してきた。ペルシアは慌てて止めようとしてきたが、男は止まる事はなかった。しょうがねぇな。この子達とも話さないといけないし、ペルシアにも謝らねぇといけねぇからさっさと終わらせるか
ゆうき「さっさと終わらせてもらう」
俺はそう思いながら、少しだけ本気のスピードで白猫の男達を投げ飛ばした
黒犬の初等部の子達「す、すげぇ……」
男の子「あんなにも人が簡単に投げるなんて……」
女の子「すごいです」
すると初等部の子達が目をキラキラさせて俺の所にやってきた。
まぁこんなにも早く動く人は居ないからな
ペルシア「何て速さなの!」
ペルシアも俺の本気のスピード見て驚いているな
さてと、そろそろ野次馬が集まって来そうだから、早く白猫の寮の落書きの消しに行かないとな
ゆうき「さて、落書きを消しに行くか。俺も手伝うからよ」
黒犬の初等部の子達「「「はーい」」」
ゆうき「悪かったなペルシア、こいつらを許してやってくれないか?」
俺はペルシアだけに聞こえる声で言った
ペルシア「ええ、私達も子供相手に大人げなかったわ」
ゆうき「サンキューな。それじゃあま「今日の夜噴水前で会えないかしら?」はぁ?」
ペルシア「だから、今日の夜噴水前で会えないのかって聞いているの!」
ゆうき「あぁ、会えるぞ。時間は?」
ペルシア「矢を飛ばすわ」
ゆうき「嫌、普通に危ないだろ!」
俺はそう突っ込んだが、ペルシアは...
ペルシア「それじゃあまた今日の夜で!」
そう言いながら、立ち去って行った
ゆうき(とてつもなく嫌な予感がするんだが。まぁ許してくれたし、行くだけ行ってみるか)
俺はそう思いながら、初等部の子達と一緒に落書きを消した
そして、夜...
ペルシア「来てくれたのね」
ゆうき「あぁ、特に来なくても良い理由もねぇしな。それで俺に何か用があるのか?」
ペルシア「ええ、あなたは相手が女でも本気で相手をしてくれるのかしら?」
ゆうき「はぁ?何聞いてんだ?」
ペルシア「答えて!」
ゆうき「俺は全力で戦いを挑んでくる相手が男でも女でも本気で戦う。そうじゃないと相手に失礼だしな。けど、そんな事を聞いてどうすんだよ?」
ペルシア「どうする?ってそんなの決まっているじゃない。私と本気で戦って欲しいのよ」
ゆうき「はぁ?お前何言ってるんだ?何で俺がお前と本気で戦わないといけないんだ?別に今じゃなくても良いだろ?」
ペルシア「今じゃないとダメなの!私は全力のあなたを倒したいのよ!私の夢を叶える為に私は強くならないといけないの!」
俺はペルシアの思いを聞いて感心した
こいつ俺に何回もやられているのに諦めずに挑んでくる理由は自分の夢を叶える為か、フッならその気持ちに答えねぇといけねぇな
俺はそう思いながら、ペルシアに向かって
ゆうき「わかった。お前と全力で戦ってやるよ。ただし、魔力は一切使わないと言うルールでだ。良いな?」
ペルシア「ええ、その代わりあなたは本気で私と戦ってもらうわよ」
ゆうき「あぁ。本気でやるよ」
俺はそう言った瞬間、心の中で黒龍刀を呼び、構えた
それを見た、ペルシアも同様にシャイニングスピアを構えた
そして次の瞬間
ゆうき「行くぞ!ペルシア!」
ペルシア「ええ!」
俺達はぶつかり合った
ガッキーン
ガッキーン
ゆうき(ペルシアの動きが今までって言うか、昨日来たばっかりだから、余りわからねぇけど、良い動きだ。けど)
俺はそう思いながら、ペルシアと戦っていた
ペルシア(つ、強い!やっぱり私と戦っている時はいつも手を抜いていたんだわ!けど、山崎に勝たないといけない!絶対に!)
私はそう思いながら、山崎と戦っていた
けど、勝負は一瞬で着いた
ペルシア「はぁぁぁ!」
ブン!
ゆうき「悪いが、これで終わりだ!」
ガッキーン!
ペルシア「きゃ!」
ドサッ!
ペルシアはそう言いながら、尻もちを着いた。そして、ペルシアの武器が消えたのを確認して、俺も黒龍刀を消した
ゆうき「俺の勝ちだ。またな」
俺はそう言って立ち去ろうとした、だが
ペルシア「ちょっと待って!」
ゆうき「今度は何だ?」
ペルシア「山崎ゆうき。私と付き合ってちょうだい」
ゆうき「はぁ?付き合うって彼氏彼女になれって事?」
ペルシア「ええ、そうよ」
ゆうき「アホ」
ビシ!
俺はそう言いながら、ペルシアの頭をチョプした
ペルシア「イタッ!人の話は最後まで聞くものよ!」プンスカ
ゆうき「わ、悪ぃ。で、理由があるんだろ?」
ペルシア「ええ」
ゆうき「その理由を話してくれないか?」
ペルシア「私の夢を叶える為なの。私の夢はね、この世界を変える事なの。今の黒犬と白猫の関係を変えたいと思ってるの、その為には力が必要なのだから、あなたに修行をつけてほしいのよ。その対価としてあなたに私を差し出すのよ。これが理由よ」
俺はそれを聞いた瞬間、再びチョプをした
ビシ!
ペルシア「イタッ!」
ゆうき「お前はアホか。俺がお前を利用するかもしれないんだぞ。それでも良いのか?」
ペルシア「それは絶対に無いわ。その証拠に今日のあなたの行動が示しているじゃない」
ゆうき「ウッ、わかったよ」
ペルシア「え?」
ゆうき「ハァーだから!お前の夢を叶える為に協力してやるって事だよ!」
ペルシア「それじゃあ!」
ゆうき「まぁ何だこれからよろしくな」
ペルシア「うん!こちらこそよろしく!」
ゆうき「俺もこの世界を変えたいって思っている。それに救いたいとも思っている」
ペルシア「え?」
ゆうき「嫌、何でもねぇ」
ペルシア「ねぇさっきの話もっと聞かせてくれない?」
ゆうき「何でだよ。忘れてくれよ」
ペルシア「嫌よ。聞かせてくれない?」ウワメ
ゆうき(やべぇめっちゃくちゃ可愛いんですけど!これはヤバいな!)
ゆうき「また今度話すよ。時間も時間だしな」
ペルシア「確かにそうね。それじゃあまた明日ね!」
ゆうき「あぁ。また明日な」
ペルシアは手を振りながら、寮に戻って行った
ゆうき「アレちょっと待てよ。犬塚とペルシアが付き合わねぇと原作が変わっちまんじゃねぇ?やべぇ!やらかした!」
今更気付くバカだった。だが、この2人がこの世界で最強のカップルと言われるのはこの時は知らなかった