俺、天龍!フフフ、怖いか?ってそんなに怖がらなくても… 作:きつね。
俺「( ゚д゚)」
俺「((・・?)」
俺「ファッ!?Σ(゚д゚lll)」
て、なったので連日投稿です。朝の方が集中しやすくてすぐ出来た。
プシュー
ガコン!
俺は、あの
しかし、今再び意識が煙と何かの機械音で目覚める。
ようやくだろうか。恐らく、この暗闇は建造ドックの中とかだろう。
さあ開いてくれ誰かよ。駆逐艦か龍田だとめちゃくちゃ嬉しいぜ。
ギィィィー
鈍い金属音と共に、光が差し込んで来る。さあ、俺の転生ライフの始まりだ。天龍ならこれだよな?
「俺は天龍型一番艦天龍だ。フフフ、怖いか?」
決まったぜ!さあ相手さんの反応はどんなもんだ?
「やあ、天龍。私はこの鎮守府の提督だ。早速で悪いが、遠征に行ってもらおう。ではー
は?
「ちょちょちょっと待てよ!俺に出撃させてくれよ!遠征なんて嫌だよ!なあ!」
俺は少し焦って提督に詰め寄る。ふざけんな。俺は駆逐艦と龍田を守るために特典使ったんだ。遠征じゃ発揮できないだろ。しかもなんだその無反応。
「ふむ、君のスペックでは頼りにならないのだから燃費の良い君を遠征に回そうと思ったのだが、どうなのかね?」
「舐めんなよ!俺の装備と戦闘センスは世界水準超えてんだぞ!」
「そうか。そこまで言うのならばいいだろう。長門!長門!すぐに入ってこい!」
提督は大声で長門の名を呼ぶ。えらっそーな奴だなー。
「提督、よんだだろうか?」
すると、長門がこの部屋?ってここ工廠か。に入ってくる。
うお、なんか“強者”って感じのオーラしてんなぁ。
「この天龍の世界水準を超えた戦闘センスと装備とやらを見てみたくなった。今から彼女と演習だ。準備したまえ」
「んなっ!?彼女のその
カッチーン
あーきちゃったわ。カッチーンと来ちゃったわ。
俺キレると何するかわかんないんだよね。(イキリオタク)
「いいぜ?長門。やってやるよ。その代わり、俺が勝ったらその俺を舐めたような態度と認識を改めやがれ…」
「いいだろう。君がもしも、万が一この長門に勝てたらなんでも君の言うことを聞いてやろう。まあ、私が鍛え上げた自慢の戦艦に、君のような
ブチッ
はい許さん。コロス。誰が時代遅れの軽巡洋艦だ?
コイツ、典型的なクソ提督じゃねえか。
「ほー、いいだろう。じゃあ早くやろうぜ。ボコボコにしてその無駄なプライドへし折ってやっからよぉ。あん?」
「フン。では、長門とともに、演習場へ行きたまえ」
「ああ。んじゃ長門、案内頼むぜ」
「あっああ」
そして長門共に俺は歩き出す。ったく、なんだアイツは。
「…すまないな、天龍。提督はああいう人なんだ。戦果を挙げて、階級も高く、有能なのは間違いないのだが、いかんせん戦艦や空母を沢山使うために、一部を除いて、軽巡、駆逐艦は全員遠征に回されているのだ。
だから、少し軽視したような発言が多いのだ。しかし、私も負ける訳にはいかないからな。少し本気でいかせてもらうー「ごちゃごちゃうるせーな」んなっ!?」
さっきから聞いてりゃ何だこいつは本当にあの戦艦長門か?
「そんな難しいこと考えず、まずは本気でこいよ。そうじゃなきゃ面白くないだろ?この鎮守府の事情はある程度理解した。ようはあの提督がクソってことだろ?」
「そんな何処ぞの駆逐艦のようなことを…」
「だけど、今はそんな事情は忘れろ。ただ俺と本気で勝負すればいいんだよ。じゃなきゃー」
俺は長門に顔をグイッと近づけて、
「死ぬぜ?」
そう吐き捨ててやった。
ーーー
何故だろうか。彼女の言葉は、実力の伴わない冗談の様なもののはずなのに。
何故だろうか。スペック的にもそんなことはないとわかっているのに。
何故だろうか。彼女が一言
ーーー
俺は、長門と演習場で向き合っていた。
今から、演習、いや本気の殺り合いが始まる。
『それでは、長門対天龍の演習、開始!』
さて、どーすっかな。
まず大前提として、この体は、耐久力がない。だったら、一発貰ったら演習弾とは言え、大破判定だろう。だから、先ずはー
「行くぞ!天龍!」
そう言って長門は主砲を発射した。
馬鹿だなぁ、なんで言っちゃうんだよ。
俺は軽く避ける。そこで、異変に気づく。
わかるのだ、手に取るように。長門がどこを狙っているか。何をしようとしているか。手に取るようにわかるのだ。
なるほど、これが転生特典か。火力や装甲を
なるほど、俺の口から天龍の台詞ではない、“戦闘センス”と出たのもその影響か。
『ええい、なぜ当たらないのだ!長門、もっとしっかり狙え!』
あのゴミ提督の焦ったような声が聞こえる。ハハッ、ざまーないぜ。
「さて、そろそろこっちも反撃といこーかぁ!魚雷発射!」
そう言って俺は魚雷を三本撃つ。
『馬鹿めが!そんなわかりやすい攻撃に長門が当たるかっ!』
ゴミ提督がまた叫び、長門は魚雷を回避した。
「馬鹿はお前だよ」
俺は呟き、長門へ急接近する。
「なっ!接近戦だと!?」
『ハハハッ!長門!至近距離でぶちかましてやれ!安心しろ、装甲の差で勝てる!』
「言ったろ?馬鹿はお前だって」
その瞬間、長門に魚雷が命中した。
見事にかかってくれたな。そして、ペイントが塗られた刀を長門首元へ突きつけ、主砲をこめかみに突きつける。
「これでどうだ?判定員さん?」
『な、長門、中破…そして、行動制限判定…』
「いやいいよ大淀」
そう言って長門は両手を挙げた。
つかあの判定員さん大淀だったんかい。
「ここから逆転する手立てが思いつかない。私の負けだ」
『なにぃ!?』
おーおーあのゴミ提督が驚いてらっしゃる。最高かよ、オイ。
「天龍。少しいいだろうか?」
長門が俺に耳打ちをして来た。なにか聞きたいことでもあんのか?
「なんだ?」
「最後の接近する前の魚雷だが、いつ放った?そしてなぜお前は魚雷を持っている?」
「ああ?んなもん決まってんだろ。工廠を出るとこに置いてあったから機銃と入れ替えておいたんだよ。あと、魚雷を撃ったのは、お前が回避行動を取ろうとした瞬間だ。俺は三本の魚雷をちょっと角度をずらして撃ったから、少し魚雷を見てから動いたろ?その隙に撃ったんだよ」
「なんともまあ無茶苦茶な戦法だが、まあいいだろう。とりあえず、勝負は貴様の勝ちだ、天龍」
そして俺は笑顔を浮かべ、
「ははっ!当然だろ?なんてったって俺の装備と戦闘センスは世界水準を軽く超えてるからな!」
キメ台詞を口にするのだった。
ーーー
不思議なやつだ。
誰もが不利と思ったカードを奇想天外な戦い方で覆して見せた。
そして更に、殺気を浮かべたかと思えば、無邪気な子供のような笑顔を浮かべる。
本当に不思議な奴だ。
もしかしたら、彼女は。
この“最強の傀儡艦隊”と呼ばれる鎮守府に新しい風を持ってきてくれるかもしれないと、私は一人、勝手に期待をするのであった。
世界観としては、艦これのゲームと同じ感じです。
多分次回は少しブラック要素が入ると思う。
でも、バッと解決して、すぐに天龍の勘違いコメディが始まるから待ってて?
あと、艦これの小説がもう一つと、東方の小説も書いてますのでそちらもよかったら。
評価とか感想くれると嬉しいです。では、また次話で。
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