俺、天龍!フフフ、怖いか?ってそんなに怖がらなくても… 作:きつね。
ぱんぱかぱーい!ぱんぱかぱんぱかぱんぱかぱーい!
誤字報告もあざしたっ!次は感想くださいっ!(強欲の罪)
今回、なんか全然書こうと思えなくって、やばかった。(小並感)
「ふぁぁ〜。ねっむ」
翌日。
昨日の夜にある程度の解決策を纏めた後眠りについた俺は喧しい総員起こしに合わせて起きていた。
「結局、龍田は来なかったな」
相部屋だと言うから龍田のことも待っていたのだが、龍田は一向に帰ってこず、寝てしまったのだ。どうしたんだろうか。
いやまあ予想はついてんだけどさ。
『天龍。起きているか?』
ドアの向こうから長門の声がする。どうやら俺を訪ねて来てくれたようだ。
「あーい、起きてるよ。朝っぱらからありがとな」
俺は長門に返事をしながらドアを開ける。勿論、制服に着替えて。
「おはよう、天龍。なに、礼には及ばないさ。お前に情けないところを見せたせいで予定を伝えられなかったからな。その償いみたいなものだ」
「おいおい、償いって大袈裟だな。それで?今日の俺の予定は?」
「ああ、まずは天龍は私に勝ったから出撃組だ。今日は新たに海域を攻略することになっている」
「ふんふん」
「出撃時間はマルロクマルマルだ。今がマルヨンマルマルだから、あと二時間後だな」
「へぇ。起きたらすぐ出撃って訳じゃねーのな、意外だぜ」
「いや、それは私たち出撃組だけだ。遠征組は寝る間もなく動いている。提督は性能が高ければ、駆逐艦や軽巡洋艦も出撃させるが、その他は基本的に遠征だ。お前は“特例”だろう」
「んま、そーだろうな。それで?“特例”の俺と一緒に出撃するメンバーは?」
「少し待て。えーとだな…」
長門は持っていたファイルのようなものを開き、ペラペラとページを巡る。
さて、誰と出撃できるかな?駆逐艦がいると嬉しいんだが、この鎮守府の現状じゃ無理そうだな。戦艦とか空母だったら大鳳とか瑞鶴が好きなんだけど…
え?なんでかって?貧乳好きだからに決まってんだろ。
「ああ、あったあった。まず、旗艦が航空戦艦日向。そして随伴艦が重巡那智。軽巡に天龍と、那珂。駆逐艦に白雪と夕立だ」
「おいおい、海域攻略に新人の俺を入れて納得してもらえるメンバーなのか?」
「まあ恐らく、大丈夫だろう。確かに気難しい奴等だが、お前の実力なら文句は言わせないだろう?そしてこのメンバーは提督の指示なのだが、まあお前に対する腹いせのようなものだろう」
「はっ!器の小せぇ男だなあいつは。ちょっーとからかっただけじゃねえか」
「まあ、うちの提督は艦娘を“自分の思い通りに動く兵器”としか思っていないからな。思い通りに動かないお前が気に入らないんだろう」
「“思い通りに動く兵器”ねぇ…そういや長門の悩みは解決したのか?」
「ああ、お前の一言のおかげで“本当に”したいことに気づけたよ。
礼を言わせてくれ」
「ふーん。それなら良かったぜ。あえてお前の出した答えは聞かねえぞ?」
「それでいいさ。お前はその態度が似合っているからな」
「ハハッ、そいつは光栄な評価だな。んで、正面の扉が食堂か?」
「ん?もう着いていたか。そうだ、此処が食堂だ。今の時間だと皆いると思うから、しっかり挨拶を済ませようと思ってな」
「おおそうか。昨日は結局長門と陸奥にしか会えなかったしな。
誰かさんが途中で変なことになったせいで」
「うっ…それに関しては本当にすまなかった。申し訳なく思っている…」
「オイオイ、そんなマジにとんなよ。ちょっとした冗談じゃねえかよ」
俺は笑い飛ばすようにニカっと笑い、食堂の扉を開ける。
しかし、目の前に飛び込んできた光景は、
死んだ目で少量飯を食べ、表情は何も無い。
発する言葉もなく、ただ黙々と目の前に置かれた朝食を食べ続ける、そんな光景であった。
「はあ…正直そうであって欲しくなかったんだがなぁ」
ここまで予想通りだとむしろ清々しい。典型的なブラック鎮守府だ。
本当に絵に描いたようにブラックで草も生えない。
「天龍。予想はついていただろうが、食堂はこんな感じだ。いや、
「ああクソ。俺は外れて欲しかったよ、できればさ」
「じゃあ、天龍のことを紹介しようと思う。少しそこで待っててくれ」
そう言って長門は食堂の真ん中へ歩いて行く。しかし、誰も見向きもせず、黙々と朝食を食べ続けている。
「総員、注目!」
長門が一声かけると、全員少し気怠げに長門の方へ注目する。
しかし、表情は依然として無のままだ。
「えー、知っている者は居るかもしれないが、昨日うちに新しい艦娘が着任した。今この場で挨拶をしてもらおうと思う。こっちへ来てくれ」
長門が俺を呼ぶと、全員の意識がこちらを向いた。
うおっ、怖っ。無表情で大勢見られると、ヤバいんだけど。鳥肌たったわ。
「えーあー。ンッウン!俺は、天龍型一番艦で軽巡洋艦の天龍だ。よろしく!俺の戦闘センスと装備は世界水準超えてるぜ!フフ、怖いか?」
こんな感じだよな、天龍って。大丈夫だよな?違和感ないよな?
俺は大きな声で名乗りを上げたものの、他の艦娘たちから反応はなく、ただこちらを見ているだけだ。
「えー、次に天龍の配属のことだが、今日の海域攻略班だ」
ピクッ
長門がそう言った瞬間、艦娘達が少し反応した。
なるほどね。そういうのもあんのか?まあ後で確かめるかな。
「それでは、私からの話は終わりだ。各自朝食をとり、出撃に備えるように!」
長門がそう言うと、全員また無表情で朝食をとり始めた。
おいおい、アクションあってもこれかよ。随分とまいってんだな。
つか、長門ほんとに心配してんのか?なんか態度に心配の色が見えないんだが。
長門が食堂の外に歩いて行こうとするので、俺は追いかけていく
「おい、長門。どこ行くんだよ。飯食わねぇのか?」
「ん?天龍か。私は要らないさ。携帯食で十分だからな」
そう言って長門は携帯食が入った小さい箱を俺に見せ、中身を3つ食べた。
「本当にそんな少量で足りんのか?出撃中に倒れたりすんなよ?」
「心配ないさ。何せこれは軍で開発されたかなり実用的な携帯食で、ふた粒で一食分食べたぐらいまで腹が膨れる。私は今三粒食べたから、普通に大丈夫さ。
それに、この鎮守府では出撃の成果が悪いと飯が食えない。
ならば、私の分だけでも食べれない連中に回してやって欲しいのだ」
「そっか、それはいいことだな。おい長門、俺にもその携帯食くれよ」
「ん?どうしてだ?お前の分の朝食はあるぞ?」
「おいおい、食べれない連中に回してやろうと思うのは悪いことか?」
「フッ。いやそんなことはないさ。ほら、手を出せ」
そう言って長門は俺の手にニ粒携帯色をくれた。
俺はそれを一息に飲み込む。すると、腹が膨れる感覚がした。
「うわお。本当にこんなちっこい粒で腹が膨れるのね。すげーな、おい」
「そうだな。こればかりは大本営も捨てたものではないと思っている」
「確かにそーさな」
やっぱりこの線が確実か。この鎮守府がこうなった理由。
なら、この後の出撃で…
あーもう!なんでこんな面倒臭え世界線なんだよぉ!
やっと投稿できた…
登校遅くなってごめんなさい。
Vtuberにハマっちゃって…
次回出撃して、その次の話で色々やって、それから勘違い開始って感じだと思います。
投稿不定期で遅遅更新頻度だけど、待っててください。