ありふれた転生者はデジモンテイマー   作:友(ユウ)

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第28話 修学旅行

 

 

 

楯無とのデートから、また暫く経ったこの日。

俺達IS学園1年生は、新幹線に乗っていた。

行き先は京都。

本日はIS学園の修学旅行の初日なのだ。

IS学園は、そのカリキュラムの都合上、1年生の時に修学旅行を行う事になっている。

そして現在、修学旅行の目的地である京都に新幹線で向かっているという事だ。

今は移動中の暇潰しで、それぞれ何人かのグループになってトランプやら何やらで楽しんでいる。

俺達も例に漏れず、俺、葵、優花、簪、ラウラ、ドルモン、リュウダモン、ハックモンで集まってババ抜きを楽しんでいた。

その勝敗だが、

 

「はい、あがり!」

 

優花が全戦全勝を突き進んでいる。

まあ、優花は感覚が鋭いために、僅かな表情の変化も見逃さないんだろう。

よって、基本的に2位争いが熱くなっていたりする。

話は変わるが、最近少し気になる事があった。

織斑が俺に突っかかってくる事が無くなったのだ。

それと同時に、織斑は何処か憑き物の落ちたような顔をするようになった。

急な変わりように俺は最初戸惑ったが、文句を言われない分学校生活を満喫できるようになったので、結果オーライだと考えた。

 

 

 

 

そんなこんなで京都に辿り着いた俺達。

宿泊する旅館に到着すると、

 

「良いですか皆さん? この後は、各班毎に自由行動になりますからね!」

 

「夕方の清水寺の拝観は集団行動だ。その時間までには現地に集合する事。わかったな? では、解散!」

 

引率の山田先生と織斑先生が今後の予定を述べてから自由行動へと移る。

俺も移動しようとした時、山田先生が話しかけてきた。

 

「あの、黒騎君?」

 

「はい?」

 

「黒騎君にお荷物が届いていますよ」

 

「荷物?」

 

山田先生の言葉に俺は怪訝な声を漏らした。

山田先生に言われて荷物を見に来たのだが、そこには何の変哲もない大き目のトランクケースが1つ。

勿論心当たりはない。

一応タグを確認したが、お届け先は俺の名が書いてあったが、差出人は『ひ♡み♡つ』と書かれている。

だが、

 

「この筆跡って………もしかして………」

 

何となく筆跡に見覚えがあった。

すると、

 

「どうしたの大士さん? 皆待ってるよ?」

 

簪が俺を呼びに来た。

 

「いや、心当たりの無い荷物が届いてたんだが………」

 

「ふーん?」

 

簪がそのトランクケースを眺めていた時、ガタガタッとトランクケースが動いた。

 

「「ッ!?」」

 

俺達は驚きつつ咄嗟に警戒したが、突然ガパッとケースが開き、

 

「じゃじゃーん! 楯無おねーさんでしたぁ♪」

 

楯無が現れた。

何故かバスガイドの恰好で。

 

「お、お姉ちゃん!?」

 

「あ、やっぱり楯無だったか」

 

簪は驚いたようだが、何となく筆跡に覚えのあった俺は、驚くよりも納得してしまった。

 

「むぅ……大士さんが驚いてくれなかった………」

 

楯無は不満顔になるが、

 

「いや、勿論驚いてるさ。まあ、それでも、驚きよりもお前が近くにいるという嬉しさの方が勝ってるからな」

 

俺がそう言うと、楯無は顔を赤くする。

 

「た、大士さん…………」

 

「まあ、楯無もこっちに来たのは何か目的あっての事なんだろうけど、仕事に支障がなければ一緒に回らないか?」

 

「えっ? いいんですか!?」

 

「ああ、もちろんだ」

 

「で、では、是非………!」

 

こうして、俺達のグループに楯無が加わることが決定した。

 

 

 

 

俺、葵、優花、簪、楯無に加え、ドルモン、リュウダモン、ハックモンを連れて歩いている俺達だが、周りからは特に注目されていない。

理由は優花が空間魔法と魂魄魔法を使って認識阻害をしているからだ。

流石に地元から遠く離れた京都でデジモン達を連れて歩いていれば大騒ぎ間違いなしなので、その対処法としてあらかじめ考えておいたのだ。

 

「最初は何処に行くんですか?」

 

飛び入り参加の楯無が予定を聞いてくる。

 

「最初は伏見稲荷大社に行く予定だ」

 

「『千本鳥居』や『おもかる石』が有名だよね?」

 

俺が目的地を言って、葵が有名なものを挙げる。

 

「ああ、石を持ち上げて、思ったよりも軽ければ願いが叶い、重ければ叶わないって奴でしたっけ?」

 

道すがら話に華を咲かせながら目的地へと向かう。

目的地が近付いてくると、

 

「皆さん、こちらにあるのは『おもかる石』と言います。石灯籠の頭の部分の石を持ち上げて、自分の想像より軽ければ願いが叶い、重ければ叶わない、と言われています。どなたか試してみませんか~」

 

何かのツアー御一行のバスガイドらしき若い女性が、説明しながら周りの集団に声をかけていた。

俺は、その一行が終わるまで待とうと思っていたのだが、ふとその周りにいる集団に目が行った。

その周りにいる集団は俺達と同じぐらいの年頃の少年少女だ。

そして、学生服を着ている事から、彼らもおそらく修学旅行に来た学生たちだという事が予想出来る。

ついでに言えば、その来ている学生服には見覚えがあった。

更に言えば、その集団の中に、見覚えのある後姿の金髪の少女や、青みがかった白髪頭に〝ウサミミ〟を生やした少女が混ざっている。

極めつけは………

 

「ね、ねえ大士さん………あそこにいるの………もしかしてデジモン………?」

 

簪がその集団の中に居る生き物を指差す。

それは黒いアグモン、ガブモン、ブイモン、コテモン、先程のウサミミ少女の首にはクダモンが巻き付いている。

すると、彼らがバスガイドさんに言われた通り、おもかる石をキャッキャッと騒ぎながら次々に持ち上げ、試していく。

そんな中、

 

「今日中に彼女ができますように!」

 

1人の少年が無謀極まりない願い事を恥ずかしげもなく叫びながら、チラッと視線をバスガイドさんに向けて石を手に取る。

そして持ち上げたのだが、

 

「っ!? ……か、かっるぅ! めっちゃ軽いわぁ!」

 

その声は明らかに動揺しており、明らかに思っていたよりも重かったのだろう。

しかし、その台詞を聞いた俺と葵、優花は軽く頭が痛くなった。

 

「何あれ…………?」

 

「あはは………物凄い願い事をする子がいたものね………」

 

簪は呆れた口調で呟き、楯無は苦笑しているが、その言葉には呆れが多分に含まれていた。

 

「……あれ? どうしたんですか? 大士さん? 葵さんと優花さんも?」

 

頭を軽く抱えていた俺達に、怪訝そうに問いかけてくる楯無。

その言葉に更に俺達は恥ずかしくなった。

なぜなら…………

と、その時、我慢できなくなったのか優花が小石を拾うと振り被り、

 

「こんな往来で恥ずかしい事を叫ぶような変態に彼女が出来る訳無いでしょうが!!」

 

結構な勢いで投擲した。

並の人間なら頭が弾け飛ぶほどの勢いで小石が投げ付けられ、集団のほんの僅かな隙間を縫ってその少年の頭に直撃。

その頭はトマトの様に弾け………る事無く少年は吹っ飛ばされるだけで済んだ。

しかし、その頭には大きなタンコブが出来ており、気も失っている。

その際に少年が持っていたおもかる石が手から離れ、こちらにポーンと飛んできた。

俺は念のためにデジソウルで身体強化しつつ、その石をキャッチした。

まあ、思ったよりも軽かったが。

だが、

 

「えええぇっ!? 何やってるんですか優花さん!? 優花さんの力で石をぶつけたら死んじゃいますよ!?」

 

楯無は慌ててそう言うが、

 

「大丈夫よ。あの馬鹿はこの位じゃ死なないし。『元クラスメイト』としてお灸を据えてやっただけよ」

 

優花は悪びれる事もなくそう言う。

すると、

 

「元クラスメイト…………?」

 

簪が気になった事を口にする。

すると、突然の事態にも関わらず落ち着いた様子で1人の長身の少年がこちらに振り返った。

それは、

 

「あ? 大士達じゃねえか」

 

「ハジメ………」

 

共にトータスを旅した親友のハジメ。

そう、ここに居る集団は、俺と葵と優花の元クラスメイト達。

『帰還者』と呼ばれるトータスに召喚された者達だった。

 

「えっ? 黒騎君!?」

 

年下と思える容姿だが、実際は年上で教師の愛子先生が俺達を見て驚く。

 

「神代さんに園部さんも!? どうしてここに!?」

 

愛子先生が続けて疑問を零す。

 

「お久しぶりです先生。俺達は、IS学園の修学旅行で京都に来たんですよ」

 

「そうなんですか!? 偶然ですね! 私達も遅くなりましたが修学旅行なんです!」

 

「そうだったんですか」

 

俺が愛子先生の言葉に納得すると、

 

「教えられたのは昨日だけどな」

 

「はうっ!?」

 

ハジメの一言に、グサッと刺されたように胸を押さえる愛子先生。

何となくその様子が想像できて、俺は苦笑する。

そのまま愛子先生が落ち込み、

 

「ハジメ君! そこは黙っていようよ!」

 

「ハジメ………メッ!」

 

白崎さんとユエに、ハジメがお叱りを受けていた。

 

「あっ………南雲さん…………」

 

簪が、会ったことのあるハジメに声を漏らす。

 

「おっ、簪じゃねえか? 作ってやったISは如何だ?」

 

「は、はい………! とても調子が良いです……!」

 

「そうか」

 

そのやり取りを見て、

 

「簪ちゃん、この人達知ってるの?」

 

楯無が声を掛けた。

 

「えっと……この人は南雲 ハジメさん。大士さんの友達で、私の打鉄・凶鳥の制作者……」

 

「ええっ!? 簪ちゃんのISを……!? しかも、大士さんの友達って事は………」

 

「ああ、俺達と同じ『帰還者』だ」

 

「そうなの………彼らが…………」

 

一応情報としては聞いていたんだろう。

彼らがそうなのかと納得する。

 

「因みに………もしかしてですけど、彼らも大士さん達並の『力』を持ってたりするんですか………?」

 

楯無が神妙な面持ちでそう聞いてくる。

 

「まあ、俺ら3人並のレベルの実力者は、この中ではハジメと白崎さん、ユエ、シア位だが、他のメンバーも並の人間の数倍から十数倍のスペックは持ってるぞ」

 

「そ、そうなんですか………」

 

まあ、暗に自分達は別格だと自慢しているようで恥ずかしいがな。

 

「…………それにしても」

 

突然ハジメがニヤニヤしながら歩み寄ってきて、俺の肩に手を置く。

 

「新しい女が増えてるじゃねえか………!」

 

その顔は何処となく嬉しそうだ。

お仲間カモンと言ってる様にも聞こえる。

まあ、否定する要素は何も無いので、

 

「まあな。俺には勿体ないぐらい良い女達だよ」

 

肯定の意味を込めてそう言ってやる。

 

「「ッ!?」」

 

その言葉に反応したのか、簪と楯無が顔を赤くした。

 

「お、おう……」

 

ハジメはまさか肯定すると思ってなかったのか戸惑った。

 

「流石神すら殴る『魔王の盟友』にして『女神の伴侶』………南雲を戸惑わせるとは…………」

 

元クラスメイト達から感心する声が漏れる。

ってか、『魔王の盟友』と『女神の伴侶』って何だ!?

いや、何となく言いたいことは理解できない事も無いけれど!?

とりあえず聞きたくなかったので聞いてなかった事にした。

 

「それにしても黒騎の奴………何だかんだでハーレムを拡張してやがる………!」

 

「やはり女の園であるIS学園には出会いがたんまりと…………」

 

男子生徒の一部がそんな事を言うが、

 

「もう1人の男性IS操縦者の織斑はイケメンだから、全部そっちに行くだけだぞ?」

 

「「イケメン死すべし!!」」

 

矛先を織斑に向けておいた。

その傍らで、

 

「アグモン! 皆も! 久しぶりだね!」

 

「おう! ドルモンも元気そうだな!」

 

デジモン達が久々の再会に会話を弾ませている。

当然だが優花の結界のお陰で他の観光客からの注目は逸らしている。

だが、

 

「うぼぁ~?」

 

結界内に居たバスガイドさんだけは一連の出来事を目の当たりにしてSAN値が限界に達したらしく、ぶっ倒れたのだった。

 

 

 

 

 

 

優花や葵は元クラスメイト達と親睦を深めたいところだが、俺達は別々の学校。

それぞれに予定がある。

少し後ろ髪惹かれる思いで別れることになった。

なったのだが…………

 

「まさか行き先が被るとはな…………」

 

乾いた笑いを漏らす俺の視線の先には、先程も見た元クラスメイト達の姿。

夕方の学年全員での清水寺の拝観の為に集合場所へ来た所、そこに元クラスメイト達の姿もあったのだ。

まあ清水寺は有名な観光地だし、修学旅行の目的地が被るのはともかく、時間まで被るとは思わなかった。

因みに楯無は途中で別行動になってここには居ない。

 

「それでは皆さん! 時間になったらモノレール乗り場に集合してくださいね!」

 

山田先生の言葉で自由行動の時間になる。

 

「よう、大士」

 

「ああ……」

 

ハジメ達が声を掛けてくる。

 

「念のために聞くが………お前達の泊まる宿って何処だ?」

 

何とな~く先の展開が読めた俺は、念の為にそう聞くと、

 

「ん? 俺らの泊まる宿は………」

 

ハジメの口から出た宿の名を聞いて、俺はやっぱりと項垂れた。

 

「そこ、俺らが宿泊する宿だわ………」

 

「そうなのか?」

 

「あはは、凄い偶然だね」

 

「なら、久々に奈々たちとゆっくり話せそうね」

 

どうせなので、このままハジメ達と見て回る事にした。

お土産屋を見て回ったり、舞台から絶景と言える風景を眺めたり、学生らしい修学旅行を満喫していた。

そんな中、クラス代表であり撮影係を担っていた織斑に、女子達が殺到していた。

どうやら写真を見せてくれとせがんでいるらしい。

しかし、どさくさに紛れてボディタッチする女子達がなんと多い事か。

それに困っていた一夏がカメラを守ろうとしていたが手が滑り、カメラが空中に投げ出される。

 

「「「「「「「「「「あっ!」」」」」」」」」」

 

そのままカメラは手摺の向こう側の断崖へ―――

 

「よっと!」

 

行く前に、瞬時に移動した俺がキャッチした。

 

「ほれ」

 

キャッチしたカメラを織斑に差し出す。

 

「あ、ああ…………サンキュ………」

 

カメラを受け取った織斑だが、何と俺に向かって小さい声だがお礼を言ったのだ。

一瞬耳を疑う。

俺は驚きで織斑の顔を見てしまうが、織斑はすぐに振り返ると、

 

「ほらほら、危ないから順番にな!」

 

そう女子達に呼びかけていた。

 

「………………………」

 

その後姿をジッと見つめる。

 

「どうしたの?」

 

ドルモンが声を掛けてくる。

 

「………いや。織斑の奴、変わったなと思ってな」

 

以前楯無が言っていた挫折を経験した所為か、いくらかは自分の中で折り合いをつけるようになったのか。

俺はそう思うと、ハジメ達の方へ足を向けた。

 

 

 

 

 

 

そしてやはりと言うべきか、宿へ向かう為のモノレールもハジメ達と一緒だった。

まあ、車両は違うがな。

 

「皆さーん! 隣の席の子は居ますかー?」

 

山田先生の確認の声が飛ぶ。

その声に全員が肯定の声が返ってくる。

山田先生は安心したように自分の席に着く。

だがその時、発車時刻でないにも関わらず、モノレールのドアが閉まり、電光板の文字が消える。

 

「何ッ!?」

 

織斑先生が声を漏らした瞬間、モノレールが急発進した。

 

 

 

 

 

 

 

 

【Side 三人称】

 

 

 

 

 

同じ頃、タワーの展望台の上で、楯無とスコールが向かい合っていた。

 

「こんな所で優雅に街を眺めてるなんて、セレブは考えてることが違うわね?」

 

楯無の言葉に、スコールは余裕の笑みを浮かべる。

 

「何が目的なの? 『亡国機業(ファントム・タスク)』」

 

「あら? 何処まで御存じなのかしら? 更識 楯無さん」

 

「あなた達の好きにはさせないわ」

 

「フフッ………いいシチュエーションが出来たのに…………ちょっと遅かったみたいね!」

 

その言葉と同時にゴールデン・ドーンの尾の部分だけを部分展開し、楯無を捕らえる。

 

「あぐっ!?」

 

楯無は苦しそうな声を上げた。

 

「もう始まったのよ!」

 

スコールは笑いながらそう叫んだ。

 

 

 

 

 

 

急発進したモノレールは、グングンとスピードを上げていく。

 

「「「「「「「「「「きゃぁぁぁぁぁっ!?」」」」」」」」」」

 

生徒達は悲鳴を上げた。

 

「どうなってるの!?」

 

鈴音が叫ぶ。

 

「わからない! 制御システムに侵入してみる!」

 

簪が空間パネルを開いてシステムにアクセスする。

 

「織斑先生! これは!?」

 

「山田先生! 至急、学園に連絡して、軍に救援要請をしてくれ!」

 

「わかりました………! ッ!? 織斑先生! 後ろをっ!?」

 

千冬の言葉に頷こうとした真耶が何かに気付いたように叫ぶ。

千冬が振り向くと、窓の向こうに黒いISが飛んでおり、モノレールに………

いや、千冬に槍の様な形状をしたビーム砲を向けていた。

次の瞬間、

 

「ッ!?」

 

そこからビーム砲が放たれた。

 

 

 

 

 

 






IS編第28話です。
IS編最後のイベントは修学旅行。
何事もなく進むかと思いきや、まさかまさかのハジメ達とバッタリ。
ありふれアフターの修学旅行先も京都だったので、ここで絡ませることは結構前から決まってました。
はい、つまりそう言う事です。
亡国機業終了のお知らせって奴です。
まあ、流石にラスボスが亡国機業だと盛り上がりに欠けるので別の奴ですけどね。
ついでに言っておきますが、深淵卿はこの時点で既に神隠しにあっているので居ません。
そして居ない事にも気付かれてないです。
というわけで、IS編残りはおそらくあと1話か2話ぐらいだと思います。
それではもう少しお付き合いを。
次も頑張ります。
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