ありふれた転生者はデジモンテイマー   作:友(ユウ)

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第41話 絆の姉妹、シスタモン!

 

 

 

デジタルワールドに飛ばされた直後、光の柱に巻き込まれ、俺とドルガモン、カンナ、クオン、葵とギンリュウモン、優花とハックモン以外のメンバーの姿がその場から消えてしまった。

 

「皆ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

俺は思わず叫ぶ。

 

「み、皆いなくなっちゃった!?」

 

「ど、どうなったの!?」

 

葵と優花も驚愕と焦燥感を感じさせる。

 

「大士! 落ち着いて!」

 

ドルガモンが俺に強めの声を掛ける。

 

「ッ………!」

 

「皆は光の柱に巻き込まれただけだ。冷静になって!」

 

パートナーの言葉に、俺は幾分か頭が冷えて来る。

 

「………すまない。少し取り乱した」

 

何とか心を落ち着け、現状を把握する。

 

「大士! 皆は一体何処に!?」

 

葵が動揺を隠せない様子で問いかけてくる。

 

「簡単に言えば、デジタルワールドの何処かに転送されたんだ」

 

「ッ! 一体何処に!?」

 

優花も問いかけてくる。

 

「それは分からない。あの光の柱に巻き込まれたら、行き先は完全にランダムだ」

 

「なら、早く追いかけないと!」

 

俺の言葉に葵がそう言うが、

 

「いや、もう無理だ。今追いかけて行って光の柱に飛び込んでも、ほぼ確実に別の場所に飛ばされる………それに…………」

 

俺は離れていく光の柱を見る。

今気付いたが、俺達の世界のデジタルワールドにある光の柱よりも不安定で、時折ノイズの様に光の柱に乱れが生じている。

 

「呑み込まれた全員が同じ場所に飛ばされたかも怪しい………接触する程近くにいた者同士は同じ場所に飛ばされるとは思うが…………」

 

最悪、個々に飛ばされていたら…………

そんな予感が脳裏を過るが、俺は首を振ってその考えを捨て去る。

今は信じる。

それしかない。

 

「不幸中の幸いは、パートナーデジモンを持たないシャルロット、カトレア、テファがカイル達と共に居た事か………あいつ等なら、よっぽどの相手じゃ無ければ大丈夫だと思う」

 

「そうなんだ…………」

 

葵は、一先ずほっとした息を漏らす。

 

「まずは下に降りよう。落ち着いて行動指針を決めたい」

 

「賛成」

 

「分かったわ」

 

俺達は一先ず地上へ降りる事にした。

 

 

 

地上へ降りると、ドルガモンとギンリュウモンは成長期へ退化する。

俺は、改めて周りを見渡した。

岩山が立ち並び、大地は荒れ果て、草木もほんの僅かしか無く、空も暗雲に覆われていて全体的に薄暗い。

 

「これが………この世界のデジタルワールドなのか………」

 

俺達の世界のデジタルワールドと比べると、やはり滅びへ向かっていると感じさせる。

 

「…………………」

 

だが、今は逸れてしまった恋人達や仲間達が優先だ。

意識を切り替えて皆と話し合う事にした。

 

「まず、行動の指針だが、目的は皆との合流………これに反対は無いな?」

 

俺の言葉に皆は頷く。

クオンはいまいちわかって無さそうだが………

 

「現状、手掛かりは何も無し。各地を回って生き残ってるデジモン達から情報を集めるぐらいしか方法は思いつかないな………それと………」

 

俺は〝宝物庫〟に意識を向ける。

だが、うんともすんとも言わない。

しかし、これは予想出来ていた事なので、特に落胆は無い。

まあ、大半のカードは〝宝物庫〟の中だったので、取り出せないことは痛いが、進化に必要なカードや、基本的なサポートカードはポケットに入れてあるので、致命的ではない。

 

「やっぱりデジタルワールドでは、魔力を使うアーティファクトの類は使えない様だな。葵、優花、カンナ。お前達自身は如何だ?」

 

俺が尋ねると、

 

「駄目ね。全然力が入らないわ。魔法はもちろんの事、固有技能も使えないわね。それと、身体能力もガタ落ちしてるみたい」

 

優花の身体能力は、魔力の多さで発揮している所が大きいからな。

デジタルワールドじゃ魔力が使えないから、身体能力もそれ相応に下がっているのだろう。

 

「私も魔力は使えないけど、『神力』なら行けると思う」

 

葵はそう言う。

そう言えば、葵は神力でデジモンであるレオモンを治療したことがあったな。

 

「私も魔法が使えない………というより、魔力が全然感じられないわね。身体能力ならそこそこあるけど………」

 

カンナも少しもどかしそうに言った。

身体能力が高いのは獣人の素のスペックが高いからだろう。

 

「因みに俺は………」

 

右の拳を握りしめ、デジソウルを宿した。

 

「この通りデジソウルなら問題なく使える」

 

これも予想出来ていた事だ。

 

「相棒、俺っちも忘れないでくれよ!」

 

携えていたデルフリンガーが声を上げる。

そう言えば出しっぱなしだったな。

 

「っているか、デルフの意識はあるのか」

 

「おう! ピンピンしてるぜ!」

 

「そうか………無事でよかったよ」

 

すると、

 

「ってなると、クオンを除けば私が一番足手纏いかしら?」

 

自嘲気味に優花が言う。

すると、

 

「心配するな。その為に私が居る」

 

ハックモンが口を開く。

 

「優花は私のテイマーだ。私は優花を頼りにしている。例え魔法が使えなくとも、優花を信じる気持ちに一遍の揺らぎも無い」

 

「ハックモン………ありがとう」

 

ハックモンの言葉に、優花は一旦目を伏せてその言葉を刻み込むように頷いてから、再び目を見開く。

そこには、先程までの悲壮感は無かった。

 

「ごめん! 少し弱気になってたわ! このデジタルワールドの冒険じゃ、テイマー専門として頑張らせてもらうわ」

 

「その意気だ」

 

優花の姿に、ハックモンも笑みを浮かべた。

と、その時、カンナに抱かれていたクオンの耳がピクピクッと動く。

 

「おとーさん………! 何か居る………!」

 

クオンがいきなりそう言う。

 

「えっ?」

 

俺は声を漏らすが、カンナが集中するように目を瞑り、その獣耳を澄ますように耳を動かす。

 

「確かに何か居るわ………! 多分獣みたいな4足歩行が4………いえ、5匹ね!」

 

その言葉通り、周りに立ち並んでいた石柱の間を何か影が横切った。

 

「ッ!」

 

俺は気を引き締める。

 

「優花の固有技能が使えないって事は、感知技能も使えないって事か……! 気を抜き過ぎたな………! クオンとカンナに感謝だ」

 

下手をすれば、奇襲を受けて大惨事になる所だった。

すると、奇襲が失敗したことに気付いたのか、石柱の影からゆっくりとその姿を現す。

その姿は、瘦せ細った赤い毛皮の狼の様であり、異様に細長い口から見える無数の牙が印象的なデジモンだった。

そして、明らかにこちらに敵意……と言うより獲物と認識している様だ。

 

「このデジモンは………」

 

俺はDアークを取り出し、データを表示させる。

 

「ファングモン 成熟期 データ種 魔獣型デジモン。必殺技は『スナイプスティール』と『ブラストコフィン』」

 

情報を読み上げる。

どうやら成熟期の様だし、油断しなければ負けることは無いだろう。

俺達は、迎え撃とうとして………

 

「ミッキーバレット!!」

 

突如として無数の弾丸がファングモン達に降り注いだ。

 

「何だっ!?」

 

突然の攻撃に俺達は声を上げる。

 

「白詰一文字切り!!」

 

続けて音もなく忍び寄った人影がファングモンの1体を切り裂く。

 

「ッ!?」

 

突然の事に驚愕していたが、

 

「こっちです!」

 

ファングモンが居た方向とは反対の方向から、女の子の声がした。

俺達が咄嗟に振り返ると、そこには白うさぎのような被り物をし、三つ又の槍を持った銀髪の女の子が、こっちに来るよう促すように手を振っていた。

 

「ッ!」

 

俺達は、直感的にその声に従う。

その女の子がいる方に向かって一斉に駆け出した。

反射的にファングモン達が俺達を狙い、追いかけてきた。

だが、

 

「ブレスファイア!!」

 

「白殺!!」

 

俺達が石柱の間を走り抜けた直後、その石柱が崩れ、ファングモン達に倒れかかった。

 

「「「「!?!?」」」」

 

ファングモン達は足を止める。

俺達はそのまま走り続けると、

 

「こちらに!」

 

先程の女の子が先導するように駆け出した。

俺達はその後を追う。

暫く走り続けると、少し大き目の岩山が見えた。

その岩山には、小さな亀裂のような入り口が見える。

女の子は、その亀裂に入っていく。

俺達もその後を追った。

人1人が通れる位の狭い道を進んでいくと、行く先に光が見え、一気に視界が開けた。

そこは、豊かな草木が生い茂る美しい光景だった。

 

「こ、これは…………」

 

俺は思わず声を漏らしながら辺りを見回す。

先程の荒野とは打って変わって、まるで別世界の様に緑に溢れている。

よく見れば、この場所は周りを直径1km程の岩の壁に覆われており、中央にオアシスのような湖があり、それを中心に草木が生い茂っている。

すると、

 

「大丈夫でしたか?」

 

先程の少女が声を掛けてきた。

 

「あ、ああ………助かったよ………」

 

まあ、あの程度どうとでも出来た事は黙っておこう。

 

「無事だった様ね」

 

「ったく、何であんなところをうろついてやがった?」

 

後ろから、また別の女性の声が聞こえた。

俺達が振り返ると、そこには黒猫の被り物をした、修道女のような恰好をした女性と、水色のネズミのような被り物をした、白い服装の女性が立っていた。

 

「えっ? に、人間………?」

 

葵が困惑した声を漏らす。

だが、

 

「いや、彼女達は…………」

 

俺はそう呟きながらDアークに視線を落とす。

すると、データが表示された。

 

「シスタモン ブラン 成長期 ワクチン種 パペット型デジモン。必殺技は、『ディバインピース』と『プロテクトウェーブ』。シスタモン ノワール 成熟期 ウイルス種 パペット型デジモン。必殺技は、『ミッキーバレット』と『ブレスファイア』。シスタモン シエル 成熟期 データ種 パペット型デジモン。必殺技は、『白詰一文字切り』、『白殺』、『突蜂』」

 

「人間に見えたけど、デジモンだったのね………」

 

優花が意外そうな声を漏らす。

まあ、シスタモンは見た目人間と変わりないからな。

 

「………あら? あなた達って、デジモンじゃない………?」

 

シスタモン ノワールが、今気付いたように頬に指を当てながら首を傾げる。

 

「ああ………ドルモン達はデジモンだが、俺達は人間だ。俺は黒騎 大士。パートナーはドルモン」

 

「よろしくね」

 

「私は神代 葵。パートナーはリュウダモン」

 

「よろしく頼む」

 

「園部 優花よ。パートナーはハックモン」

 

「ハックモンだ」

 

「私はカンナ。こっちが娘のクオンよ」

 

「………よろしくおねがいします」

 

俺達が一通り自己紹介すると、

 

「人間!? 人間が何でデジタルワールドに居るんだよ!?」

 

シスタモン シエルが驚愕の声を上げる。

 

「まあ、事故で偶然開いたデジタルゲートに呑み込まれて偶然来ちまったってだけなんだが………」

 

俺はそう説明する。

 

「ふーん、運が良かったなお前ら。丁度アタシらが通りかかって。そうじゃ無きゃ、今頃あいつらの腹の中だったぜ」

 

シエルがそう言ってくる。

まあ、人間と成長期だけだから、そう言われてもおかしくは無いが…………

 

「………さっきのファングモン達は一体何なんだ? それと、この場所は?」

 

俺は気になっていた事を訊ねる。

 

「それなら、先にこの場所の説明をした方がいいわね」

 

今度はノワールが話し出した。

 

「あなた達も見たでしょうけど、現在デジタルワールドは衰退………いいえ、滅びへ向かっているわ。殆どの大地は荒れ果て、住みにくい場所ばかりなんだけど、ほんの僅かにデータの溜まりやすい場所………『スポット』が存在するの。ここもその『スポット』の1つね。『スポット』では、砂漠のオアシスの様に水が湧き出て植物が豊かに育つわ」

 

「なるほど………」

 

こんな荒れ果てた世界で、このような豊かな場所は正に生命線だ。

そして、それは即ち、

 

「………けど、だからこそ、この場所は狙われやすいの………」

 

俺が思った通りの言葉を漏らすノワール。

 

「さっきの奴らは、この場所を奪おうとする奴の手下よ。最近になって力を付けて来て、勢力を伸ばしてきているの」

 

やはりそういう類か。

俺が納得していると、

 

「シスタモン、戻ったかね?」

 

そんな声が聞こえた。

 

「長老!」

 

その声にブランが答える。

俺達もそちらを向くと、そこには一瞬毛むくじゃらに見える老人のような姿をしたデジモンが居た。

 

「あのデジモンは………」

 

葵がDアークを見る。

 

「ジジモン 究極体 ワクチン種 エンシェント型デジモン。必殺技は、『ハング・オン・デス』」

 

肉球のような杖をつきながら、ジジモンはこちらに歩み寄って来る。

 

「客人かね?」

 

ジジモンは俺達の方を伺いながら、シスタモン達に問いかける。

 

「事故でこのデジタルワールドに来てしまった人間達です。ファングモン達に襲われている所を、姉さんたちが助けました」

 

「人間とな………?」

 

ブランの言葉にジジモンは意外そうな声を漏らした。

 

「…………言い伝えでは、デジタルワールドが滅びの危機にある時、世界を滅びから救う為に選ばれた人間達が現れるというものがあるが………」

 

この世界にも、選ばれし子供の伝承とかあるのかね?

俺達は子供と言えるかわからないが………

 

「残念だが、俺達がこのデジタルワールドに来てしまったのは、完全な事故だ。今の俺達の目的は、光の柱に巻き込まれて逸れてしまった仲間達との合流とリアルワールドへの帰還だな」

 

俺は早とちりさせないように予め言っておく。

 

「ふむ………」

 

ジジモンもガッカリしたような様子は見せない。

 

「だけど………」

 

そこで俺は言葉を付け足す。

 

「滅びの原因が俺達や仲間達に危害を加えるというのなら、遠慮なくぶっ飛ばすけどな」

 

俺がそう言うと、ジジモンの毛の隙間から覗いた眼が、見開かれたような気がした。

 

「………………なるほど。光の柱に仲間が巻き込まれてしまったのか。それは災難だったの………」

 

ジジモンはその言葉をスルーして仲間達と逸れたという所を強調した。

 

「光の柱に巻き込まれたのであれば、各地にあるこのような『スポット』に送られた可能性が高いじゃろうな」

 

ジジモンの言葉に、俺は目を見開く。

 

「如何して!? 光の柱に巻き込まれると、デジタルワールドの各地にランダムに飛ばされるんじゃないのか!?」

 

俺は思わず問いかける。

 

「データの流れが多い古代デジタルワールドではそうじゃが、今のデジタルワールドはデータの流れが少量じゃ。光の柱もデータの流れであり、その流れも昔のデジタルワールドと比べるべくもない。そのデータの流れに流されてしまったとは言え、そのデータが集まる場所は、『スポット』のようなデータが集まりやすい場所なのじゃ」

 

思わぬところで手掛かりを手に入れた俺は、思わず顔を綻ばせる。

 

「他の『スポット』の位置は分かりますか!?」

 

俺は反射的に問いかけた。

 

「まあ、近場の『スポット』は大体把握しておるが………」

 

「教えてください! お願いします!」

 

俺は深く頭を下げる。

 

「…………………」

 

ジジモンは自分の顎を撫でながら少し考え、

 

「まあよかろう。お主らは悪人では無さそうじゃ」

 

「ありがとうございます!」

 

「ただ、出発は明日にするといい。間もなく夜が来る」

 

ジジモンがそう言った時、薄暗かった周辺が一瞬のうちにさらに暗くなった。

 

「な、何っ!?」

 

「夜になっちゃった!?」

 

カンナと葵が驚愕の声を上げた。

そう言えば、デジタルワールドじゃ一瞬で昼と夜が入れ替わるんだったか………

一先ずジジモンの言葉に甘え、一晩をここで過ごす事にした。

 

 

 

 

焚火を囲い、俺達は夕食を摂っていた。

ここではテントを取り出せないため、完全な野営となる。

 

「…………こういうのも久しぶりだな………」

 

焚火を眺めながら俺は呟く。

トータスでの旅は、こういう野営も多かった。

 

「ぶらんちゃん!」

 

「クオン!」

 

ふと見れば、クオンがブランと和気藹々と笑い合っている。

 

「フフッ、可愛い子ね」

 

その様子を眺めながら、ノワールが言った。

 

「でしょ? 私と旦那様の自慢の娘よ」

 

カンナが自慢するように言う。

 

「あら? 私の妹も可愛いわよ」

 

「それは否定しないけど、クオンの次にね」

 

「言ってくれるじゃない」

 

「フフフ………」

 

カンナとノワールは娘と妹自慢で張り合っている。

 

「ブランは末っ子だからな。妹みてーな存在が出来て嬉しいんだろ」

 

シエルがそう言う。

何でもいいが、デジモンの兄弟とか姉妹の設定って一体どうなってるんだろうな?

そう言えば、シスタモンって確かガンクゥモンやジエスモンと関りがあったよな?

俺は優花とハックモンを見つめる。

ハックモンは特に気にしてはいない様だが………

そのまま俺達は、一晩を過ごした。

 

 

 

 

 

翌日。

夜の暗さから、昼の薄暗さに変わったところで目が覚める。

朝食を済ませた後、ジジモンの厚意で食料を分けて貰い、いざ出発しようと準備を完了させたところ、

 

「………今更だけどよ、お前らだけで大丈夫なのか?」

 

シエルがそう問いかけてきた。

まあ、見た目は人間と成長期デジモンが3体だからな。

この過酷な環境を生き延びる事が出来るのか疑問に思うのは不思議ではない。

 

「心配するな。こう見えて俺達は結構強いと自負してるから」

 

「いや強いって………」

 

シエルは怪訝な目でドルモン達を見る。

 

「ぶらんちゃん………のわーるおねーちゃん………しえるおねーちゃん…………」

 

クオンは一晩で仲良くなったシスタモン達との別れを惜しんでいる様だ。

 

「クオン………」

 

ブランも別れは寂しい様だ。

このままいても、別れが辛くなるだけなので俺は出発を促そうとした。

その時、

 

―――ドゴォォォォォォォン!

 

突如として、出入り口の亀裂の周辺が爆散した。

 

「「「「「「「「「「ッ!?」」」」」」」」」」

 

俺達が振り返ると、

 

「ふっふっふ! ようやく見つけたわよ!」

 

崩れた岩壁の向こう側から1体のデジモンが姿を現した。

それは金色の身体に王冠と豪華なマント。

更には胸の『大王』の文字。

サルのような姿をしたそのデジモンは………

 

「貴様は……キングエテモン!」

 

ジジモンがその名を呼ぶ。

 

「キングエテモン 究極体 ウィルス種 パペット型デジモン。必殺技は『サルしばい』」

 

優花がDアークのデータを読み上げた。

キングエテモンはこの『スポット』の景色を見回すと、

 

「中々いい場所じゃなーい! このアチキの物になるには相応しい場所だわ!」

 

キングエテモンはオネェ言葉で勝手な事を言う。

 

「ふざけるでない! この場所は、この荒れ果てたデジタルワールドに残された数少ない憩いの場じゃ! 誰の物でもないわ!」

 

ジジモンはそう言い返す。

 

「チッチッチ! 甘いわね。デジタルワールドでは強さこそが全て。力があれば何でも手に入るし、逆に力が無ければ奪われるだけ。それがこの世の真実よ」

 

キングエテモンは人差し指を立てて振りながら、舌を鳴らし、気障ったらしくそう言う。

 

「ならば、その力でワシが護ってみせる!!」

 

ジジモンは気合を入れて杖を構えた。

が、その時、

 

―――グキッ!

 

何ともベタな音が聞こえた。

 

「アイタタタタ………腰が………」

 

ジジモンが腰に手を当てながら前屈みになる。

 

「なんつーベタな展開を………」

 

俺は逆に呆れてしまった。

 

「長老!」

 

ノワールが声を上げる。

 

「す、すまぬ………」

 

ジジモンは戦えそうにない。

 

「ここは私達が!」

 

ノワールが二丁の銃を構え、シエルが刀を抜き、ブランが三つ又の槍を構える。

 

「ま、待てお前達! キングエテモンは究極体! お前達の叶う相手では………!」

 

ジジモンが彼女達を止めようとするが、

 

「ブレスファイア!!」

 

ノワールが銃弾を2連射し、キングエテモンを爆煙に包む。

そこへ、

 

「白詰一文字切り!!」

 

「ディバインピース!!」

 

シエルとブランが刀と三つ又の槍で攻撃を仕掛けた。

だが、煙の中から伸びてきた手に、それぞれが止められる。

 

「なっ!?」

 

「うっ!?」

 

シエルとブランが声を漏らし、

 

「その程度じゃアチキを倒すなんて不可能よ。ほうら!」

 

キングエテモンはそのまま2人を投げ飛ばす。

 

「うあっ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

2人は悲鳴を上げる。

 

「しえるおねーちゃん! ぶらんちゃん!」

 

クオンが悲鳴のような声を上げる。

 

「シエル! ブラン! くっ!」

 

ノワールが倒れる2人の前に立ち塞がる。

 

「ミッキーバレット!!」

 

ノワールは二丁の銃を乱射し、キングエテモンを攻撃するが、

 

「無駄よ、無駄無駄」

 

キングエテモンは全く意に介さず、そのままの金色のスーツの前に全ての銃弾が弾かれる。

そのまま一歩踏み出す。

 

「ッ!?」

 

その威圧に、ノワールは攻撃を中断してしまう。

 

「フフフ、力の差は分かったかしら……? けど、そうね………アチキの足元にも及ばないけど、ファングモンよりは使えそうね…………」

 

キングエテモンは、シスタモン達を眺めながら呟くと、

 

「ようし! あんた達、これからはこのアチキに仕えなさい」

 

「なっ!?」

 

その言葉に、ノワールは驚愕の声を漏らす。

 

「このアチキに忠誠を誓うというのなら、あんた達は生かしてあげるわ。どう? 悪い取引じゃないと思うけど……?」

 

キングエテモンはそう問いかける。

しかし、

 

「ふざけんじゃねぇっ!!」

 

シエルが開口一番に否定した。

 

「テメェなんかの手下になるなんて、まっぴらごめんだ!」

 

シエルが傷付きながらも立ち上がろうとする。

 

「それに………私達シスタモン一族が仕えるのは………私達の御先祖様を救ってくれた、ロイヤルナイツのガンクゥモン様…………」

 

ブランも槍を支えに立ち上がる。

 

「そして………! ガンクゥモン様の弟子であり、同じロイヤルナイツのジエスモン様だけよ!」

 

ノワールが戦意を失わない意思を示すように、銃を再び構えた。

 

「「ッ……!?」」

 

その言葉に、優花とハックモンから僅かに声が漏れた。

 

「はぁ~、おバカさんたちね。折角助かるチャンスをあげたって言うのに………じゃあ、もう少し痛い目を見て、考えが変わるのを待とうかしら?」

 

キングエテモンが、指をボキボキと鳴らしながらシスタモン達に歩み寄っていく。

しかしその時、

 

「だめっ!」

 

小さな影がキングエテモンの前に立ち塞がった。

 

「ん?」

 

キングエテモンはその影を見下ろす。

 

「みんなをいじめちゃだめっ!!」

 

「クオン!?」

 

それはクオンだ。

小さな体で両手を目一杯広げ、シスタモン達を護ろうとしている。

 

「なぁに? このおチビちゃんは?」

 

キングエテモンは呆れた様な声を漏らす。

 

「……………………」

 

俺はクオンをいつでも助けられるよう拳を握りしめ、デジソウルを宿す。

 

「クオン! 逃げて!」

 

ブランが叫ぶ。

だが、クオンは動こうとはしない。

 

「生意気なおチビちゃんね。このアチキの恐ろしさが分かって無いのかしら?」

 

キングエテモンはクオンに顔を近付け、睨み付けた。

 

「………………ッ!」

 

クオンは息を呑むが、キッと睨み返す。

キングエテモンは一度顔を離すと、

 

「ホンッと、気に食わないおチビちゃん……………ねっ!」

 

不意を突くようにクオンに殴りかかった。

しかし、

 

「やらせねぇっ!」

 

「しえるおねーちゃん!?」

 

シエルがキングエテモンの腕に飛び掛かり、その拳をズラす。

 

「おわっ!? アンタ!?」

 

「クオンはやらせない!」

 

「ぶらんちゃん!」

 

ブランがクオンを護る様に立ちはだかり、

 

「クオンは護ってみせる!」

 

ノワールもキングエテモンに掴みかかる。

 

「のわーるおねーちゃん!?」

 

「くっ、あんた達………!」

 

キングエテモンはイラつくように言葉を吐くと、

 

「いい加減鬱陶しいのよぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

咆哮と共に、その身体からエネルギーを放出した。

 

「うぁあああああっ!?」

 

「きゃぁあああああっ!?」

 

その衝撃にシエルとノワールは吹き飛ばされ、衝撃波がクオンとブランに襲い掛かる。

 

「プロテクトウェーブ!」

 

ブランが石突で地面を突き、そこから放たれる波動が身を守る防御壁となる。

しかし、

 

「きゃぁああああっ!?」

 

究極体と成長期の差は如何ともし難く、ブランは吹き飛ばされた。

しかし、そのお陰かクオンは無事だ。

 

「ぶらんちゃん………のわーるおねーちゃん………しえるおねーちゃん…………!」

 

傷付き倒れるシスタモン達に、クオンは涙を零す。

 

「いや……………」

 

その口から呟きが零れる。

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「うっふっふ、良い悲鳴ね」

 

その悲鳴を聞き、キングエテモンは満足そうな声を漏らす。

しかし、そのクオンの悲鳴は、キングエテモンへの恐怖では無い。

それは、シスタモン達を思う悲鳴。

その悲鳴が辺りに響き渡る。

その瞬間、クオンの前に光が発生した。

 

「なっ、何なのこの光!?」

 

キングエテモンが狼狽える。

 

「ッ! この光はっ………!」

 

「あの光は………デジヴァイス!?」

 

優花と葵が驚愕の声を漏らす。

その形は、今まで見たものよりも細長く、マイクのような形をしている。

 

「あれは………クロスローダー!?」

 

俺は思わず叫ぶ。

 

「クオン! それを取れ!」

 

「ッ!」

 

俺が叫ぶと、クオンは迷わずに手を伸ばした。

クオンがそれを掴むと、白かったクロスローダーがきつね色に染まる。

そして、

 

「そして、シスタモン達の名を呼んで叫べ! 『デジクロス』と!!」

 

俺が叫ぶと、クオンはクロスローダーを掲げ、

 

「ぶらんちゃん!」

 

「えっ?」

 

「のわーるおねーちゃん!」

 

「え?」

 

「しえるおねーちゃん!」

 

「あ?」

 

シスタモン達の名を叫び、

 

「でじくろす!!」

 

渾身の声でそのキーワードを叫んだ。

その瞬間、シスタモン達が光に包まれ飛び立った。

 

「な、何ッ!?」

 

キングエテモンが叫ぶと、黒、白、水色の三色の光が一点にぶつかり、

 

「「「デジクロス!!」」」

 

3体のデジモンが1つとなる。

1つとなった光の中から、1人に人影が浮かび上がった。

それは、灰色の犬のような被り物をして、金の髪を靡かせ、黒い頭巾と白のワンピースを纏った女性型のデジモン。

連結された二連装の銃と、ブランの槍とシエルの刀が合体した薙刀を持ったその姿。

それは、

 

「シスタモンX(クロス)!!」

 

シスタモンが1つになった、新たなる姿だった。

 

「みんなが………ひとつに………」

 

クオンが呆然と呟く。

 

「こ、これは………!」

 

シスタモンXも、自身に起こったデジクロスに驚愕している。

 

「な、何なのよ一体!?」

 

キングエテモンが、意味が分からないと叫ぶ。

その瞬間、

 

「ッ! ブレスファイア!!」

 

シスタモンXが二連装の銃を向け、放った。

 

「そんなもの効く訳が………アイタッ!?」

 

先程は全く通用しなかった弾丸が、少ないながらもダメージが通った。

 

「白詰一文字切り!!」

 

続けてシスタモンXは薙刀を振り被り、一気に振り切る。

 

「ぬわっ!?」

 

その一撃は、僅かながらもキングエテモンに傷を付けた。

 

「グランドシスタークルス!!」

 

薙刀で十字架を描くように振ると、光の十字架が目の前に現れ、続けてその十字架に向かって銃を撃つと、その十字架がキングエテモンに向かって放たれた。

 

「のわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

キングエテモンがその光の十字架に呑み込まれる。

そして、

 

「ゲホッ!? ゲホッ!? やってくれるじゃなーい!」

 

多少ダメージを負ったようだが、まだまだ余裕を見せるキングエテモンが姿を見せた。

 

「ッ………!」

 

シスタモンXは再び身構える。

 

「でも、アチキにダメージを負わすなんて、やっぱり勿体ないわね。もう一度聞くわ。アチキに仕える気はなーい?」

 

「答えは同じよ! 私達が仕えるのは、ガンクゥモン様かジエスモン様だけ!」

 

「ガンクゥモンとジエスモンね………伝説のロイヤルナイツのデジモンって事は知ってるけど、この滅びかけのデジタルワールドで、もう一度ロイヤルナイツが現れる可能性なんて、ゼロに等しいんじゃないの?」

 

「ッ………!?」

 

その言葉に、シスタモンXは動揺を見せる。

 

「現れない主人を待つより、今の強き者に傅いた方が、お利口だとは思わないの?」

 

「それは…………」

 

「でもま、例えガンクゥモンやジエスモンが目の前に現れても、このアチキの敵じゃないけどね! アチキこそ『キング・オブ・キングス』! 最強のデジモンよ!!」

 

キングエテモンが調子に乗ってそう叫ぶ。

その時、

 

「へぇ………そこまで言われたら、黙って見ているわけにはいかないわね………」

 

その場に声が響いた。

その声の主は優花だ。

 

「当然だ。ロイヤルナイツの実力をその程度と思われては困る」

 

ハックモンも優花の横に並ぶ。

 

「何よアンタ達は? 弱い奴には用は無いのよ。シッシ!」

 

キングエテモンは手を振ってあっち行けと言わんばかりだ。

 

「何やってるのあなた達! 逃げなさい!」

 

シスタモンXはそう叫ぶが、

 

「心配無用よ。大士が言ったでしょ? 私達はこれでも結構強いのよ」

 

「うむ。ここは、私達に任せよ」

 

優花とハックモンはそう答える。

 

「何? あんた達、このアチキに挑もうっていうの?」

 

「ええ、そうよ」

 

キングエテモンの言葉を肯定する優花。

 

「はっ! 身の程知らずがまだいたのね? いいわ! 口で聞かないなら、その身体にじっくりと教え込んであげる!」

 

キングエテモンが両手を広げ、優花達に襲い掛からんとした。

その瞬間、優花はDアークを掲げ、

 

――MATRIX

  EVOLUTION――

 

「マトリックスエボリューション!!」

 

優花がDアークを自分の身体に押し当てると、優花の身体がデータ化される。

 

「ハックモン進化!」

 

ハックモンと優花が1つとなり、新たな進化が始まる。

ハックモンの前足が分解され、剣を装備した腕として再構成される。

ハックモンの後脚が分解され、剣と一体化した足として再構成される。

ハックモンの体が分解され、赤いボロボロのマントを纏う体として再構成される。

ハックモンの頭が分解され、優花の真っ直ぐな瞳を持つ、竜人の頭部として再構成される。

それは両腕と両足、尻尾の計5本の刃。

白く輝く身体を持つ竜人の聖騎士ロイヤルナイツ。

その名は、

 

「ジエスモン!!」

 

ジエスモンとなった優花とハックモンがその場に現れる。

 

「ジ、ジエス………モン………?」

 

シスタモンXが呆然と声を漏らし、

 

「ジ、ジエスモンですって!? ロイヤルナイツの!?」

 

「異世界の………だがな」

 

キングエテモンの困惑した言葉に、ジエスモンが答える。

ジエスモンは、ゆっくりとキングエテモンに近付く。

 

「い、いくらロイヤルナイツだからって、このアチキの敵じゃないわ!」

 

キングエテモンは、高く跳び上がり、

 

「キングモンキック!!」

 

そのまま飛び蹴りを放ってきた。

だが、

 

「………………………」

 

ジエスモンは微動だにせず、代わりにアト、ルネ、ポルが顕現して、キングエテモンを叩き落した。

 

「ふぎゃっ!?」

 

顔面から地面に墜落したキングエテモンが、地面から顔を引っこ抜くと、

 

「な、なかなかやるじゃなーい!」

 

動揺を隠すように余裕の言葉を発した。

すると、その手に高密度のエネルギー球を生み出す。

 

「これでも喰らいなさい!」

 

キングエテモンは、そのエネルギー球を下手投げで投げ付ける。

 

「キングスピリッツ!!」

 

流石は究極体と言うべきか、そのエネルギー球には、ここら一帯を吹き飛ばす程のエネルギーが込められている。

しかし、

 

「………………………!」

 

ジエスモンの剣の、無造作な一振りにより、そのエネルギー球はあっさりと掻き消された。

 

「ええっ!?」

 

キングエテモンは驚愕の声を漏らす。

ジエスモンは一歩ずつキングエテモンに近付いていく。

すると、

 

「ごめんなさいっ!!」

 

キングエテモンは見事なジャンピング土下座をかました。

 

「調子に乗りました! もうしません! 今日から心を入れ替えます!」

 

そのまま次々に言葉を並べる。

 

「……………………」

 

ジエスモンはそんなキングエテモンを見下ろすと、興味を無くしたように背を向けた。

そのままキングエテモンから離れていく。

ジエスモンはシスタモンXに向かって歩み寄る。

だが、その瞬間、土下座していたキングエテモンの目がキラーンと光った。

 

「もらったぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

土下座の状態から、無防備なジエスモンの背に向かって飛び掛かる。

 

「う、後ろっ!」

 

シスタモンXが慌てて危機を知らせようとした。

しかし、

 

―――ドシュッ

 

「あ………が………」

 

キングエテモンは、ジエスモンの尾の先の剣によって貫かれていた。

 

「その程度のサルしばい、見抜けぬ私と思ったか?」

 

ジエスモンは、キングエテモンを一瞥すらせずにそう言う。

 

「そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁ…………!」

 

キングエテモンは、そのままデータの粒子に分解されて消え去った。

まあ、当然の結果だ。

ジエスモンはそのままシスタモンXに歩み寄り、

 

「無事か?」

 

そう問いかけた。

その瞬間、シスタモンXが元の3体のシスタモンに分離し、その場に跪いた。

 

「ジエスモン様! 我らシスタモン姉妹、あなた様とお会いできる日を心待ちにしておりました!」

 

ノワールが代表してそう言う。

ジエスモンは軽く息を吐き、

 

「よせ。私はこの世界のジエスモンでは無い。異世界のデジタルワールドのジエスモンだ。君達が傅く必要は無い」

 

「いいえ! 例え異世界だろうとあなた様がジエスモン様であらせられる限り、我々シスタモン姉妹は、あなた様に傅く所存です!」

 

ジエスモンの言葉に、ノワールはそう言う。

 

『……………どうする、大士?』

 

優花が俺に向かって問いかける。

 

「………まあ、いいんじゃないか? シスタモン達は、どうやらクオンのパートナーになったようだし………」

 

俺はそう言う。

 

「ふふっ! 流石私達の娘ね!」

 

カンナはクオンを褒めちぎってるし。

ジエスモンはシスタモン達に向き直ると、

 

「私達についてくるのは構わない。だが、それは主従の関係ではなく、対等な『仲間』として接して欲しい」

 

「「「ッ!?」」」

 

ジエスモンの言葉に、3人は目を見開く・

 

「「「はっ! ジエスモン様の仰せのままに!」」」

 

『いや、だからそう言うのを止めてって…………』

 

シスタモン達の姿に優花は思わずツッコミを入れるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

オリジナルデジモン

 

 

【シスタモンX(クロス)

 

 

 

テイマー:クオン

 

レベル:完全体

 

属性:データ種

 

タイプ:パペット型デジモン

 

必殺技:『グランドシスタークルス』

 

進化:シスタモンブラン+シスタモンノワール+シスタモンシエル→(デジクロス)シスタモンX

 

 

備考:完全体上位クラスの力を持つシスタモンの融合体。

それぞれのシスタモンの長所を全て備えており、遠距離、中距離、近距離、防御面など、全てにおいて高い能力を発揮する。

意志のベースはノワールが担当。

 

 

 

 







オリジナル異世界編第41話です。
はい、テイマー第一号はクオンでした。
パートナーはシスタモン姉妹です。
そして調子こいてシスタモンのオリジナル形態を出してしまいました。
そしてデジヴァイスはクロスローダーと言う何ともな設定………
ついでに言っておくと、キングエテモンのキングスピリッツは自分が勝手に考えた技です。
ダークスピリッツの強化技ですね。
公式のイラストでは、それっぽいような絵が描かれていたので、勝手に名前考えました。
必殺技のサルしばいは、あっさり見抜かれて何とまぁ…………
それでは次も頑張ります。



の前に皆様にご相談。
カンナのパートナーですが、候補が狐繋がりでクズハモンと炎と獣繋がりでアポロモンを考えていますがどっちがいいと思いますか?
自分的にはクズハモンの方が合っていると思うのですが、クズハモンはサクヤモンの下位互換に当たるので、ヒロインのパートナーとしてそれは如何かと思うのでご相談の次第であります。
投票お願いします。

カンナのパートナーは?

  • クズハモン
  • アポロモン
  • その他
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