ありふれた転生者はデジモンテイマー   作:友(ユウ)

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特別コラボ スーパーロボット対デジタルモンスター 2

 

檜山の両親が化物に変貌し、化物になった二人を倒した彼は俺の恋人である葵に用があるみたいになったのだが、流石に時間が遅いので、今日は少しでも彼から事情等を聞くために、俺の家で泊まってもらうことにしてもらった。 

 

因みに彼が用のある葵とは俺達は知り合いだと話すと、彼は何にも疑わずに信用してくれた。同時に俺は時間的な面もあるので葵にLINEで連絡しておいた。

 

 

 

そして俺達は家に向かった。

 

帰ると両親から遅いことに心配をかけたが、彼がいることに不審に思われたが、彼が自分から話をした。

 

「夜分遅くに失礼します。私の名前は《天宮勇太(あまみやゆうた)》。実は少し事情があり、彼のご厚意に甘えさせてもらいました。後、ご事情は後ほどで。流石に、ね」

 

そう言うと、流石に眠気がキツそうなミュウとクオンの様子を見て納得し、俺達は家の中に入り、ミュウとクオンの二人を母親とカンナに預けた。

 

 

 

そして居間でお茶を出し、俺達は勇太から話を聞くことにした。

 

「まぁ時間が遅いから本格的なのは明日にするぞ。まず俺はこの世界の住人じゃない。別の世界からこの世界にやって来た異邦人だ」

 

「いきなりからとんでもないな。だけど、何でこの世界に来たんだ?」

 

「それに関しては俺自身が原因なのと、この世界に起きた事件が原因らしいんだ。悪いが、これ以上の話は明日にさせてくれ」

 

流石にこの世界に来た意味が分かりにくいと思ったが、勇太は俺達から許可をもらって窓を開けて外に出ると、勇太の前に2体のロボットが現れたのだが、俺達はそのロボットの姿に驚いてしまった。

 

「悪いが二人共、この世界の情報収集を頼む。明日には色々と『シャドウ丸にボルフォッグ!?』知ってたのかよ」

 

「ど、ど、どうなってるんだよ!?何でこのふ『すみませんが、声が大きいですよ』あ・・・悪い」

 

『俺達の説明も明日と言う事で』

 

『すみませんが、我々も今回の事案は色々と準備が必要かも知れませんので』

 

そう言うと二人は消え、勇太は部屋の中に戻り、俺達はミュウとクオンの二人が寝てるのも思い出し、声を抑えながら話をした。

 

「何で勇者警察ジェイデッカーのシャドウ丸と、勇者王ガオガイガーのボルフォッグの2体が出るんだよ!」

 

「実は俺、転生者って奴でな。転生する時にスパロボ参戦作品系列を出せたり、自分で使えたりする能力を持ってるんだ。で、その応用みたいなので召喚したんだよ」

 

笑顔でとんでもない台詞を言われたが、あの時に俺達を助けてくれたのは【牙狼(ガロ)】と言う特撮番組のヒーローらしく、流石の俺もハジメも頭を抱えそうになった。

 

どう考えても目の前の勇太という存在はデジモン以上に危険な存在だとも判断できたが、化物に変貌した檜山の両親の理由も知りたいのと、流石に俺達も眠くなってきたので、両親とも話をして眠ることにした。

 

 

 

そして朝になって俺達は勇太と話をし、元帰還者の中で俺達と同じテイマー組と愛子先生、テイマーズの皆も集めての話し合いとなろうとしたのだが、勇太が昨日の夜に出したシャドウ丸とボルフォッグの二人からの連絡を受けたらしく、そのメンバーも含めてある場所に行こうと言ってきた。

 

「何でそこなんだ?」

 

「実はついさっき、電話である家の子供をちょっと脅してな。いやぁ~、俺の知ってる人物で助かったわ。何しろ聞いてる案件的にヤバいから、後方支援できる系列の人達の手が欲しかったから、マジで助かったわ。あ、序に行くのもその子の知り合いの場所だから心配はいらないと思うぞ。まぁもし敵対しても俺が勝つけど、被害は知らんぞ」

 

流石の言い分にドン引きしつつ、俺達は全員に緊急連絡とし、勇太が言った場所に皆で行くのであった。

 

そして俺達が他の面々全員(デジモン込み)と合流し、問題の場所に行くまでに話をし、葵が勇太が言っていた女神様だと伝えると勇太は納得し、今回の事案は場所についてからとされた。

 

 

その場所に行くと、小学生位の身長の女の子達がいたのだがその女の子達を見て優花が驚いていた。

 

「なのはに、フェイト!それにはやて!!」

 

「えぇ~優花さん!それに葵さんまで!!他の人達に、色んなデジモンまで!!」

 

「知り合いだったのか?」

 

優花が目の前の子達の知り合いだったのに加え、どうやら勇太が言っていた脅した相手は彼女達らしく、なのは達も警戒するような感じになっていたが、勇太は中で事情等を説明すると言われ、なのは達は渋々といった感じで俺達は建物の中に入るのであった。

 

 

 

そして勇太はなのはに脅した事を謝罪しつつも、別世界でなのは達とあった事があるのと、今回の事案で時空管理局と呼ばれる別世界の組織は、完全に戦力外扱いなので、被害を最小限に留める為に隔離結界に専念してほしいと話した。

 

流石にいきなりから戦力外通告を受けて、クロノ・ハオラウンと言う奴がブチギレたが、勇太は時空管理局と呼ばれる組織は最初から戦力外扱いだと宣言した。

 

「仕方ねぇだろ。一番の最低最悪の場合、俺達の相手ってマジンガーZEROとゲッターエンペラーが一緒にいらっしゃいませ~って感じで目の前にスタンバイしてるみたいなレベルの可能性があるからな。もしもそうなったら時空管理局の全戦力程度でも十秒、いや一瞬で全滅だな」

 

「ふざけるのも『悪いが少し黙って下さい』グハッ!」

 

クロノと名乗っていた奴は葵によって拘束され、俺は勇太にその言葉が事実なのかを確認した。

 

勇太はふざけるような真似はせず、一度深呼吸をし、俺の目をしっかりと見て口を開いた。

 

「俺が聞いた限りでの一番最低最悪の場合で、だ。現状ではそこまで行かないことを俺も祈ってる。口に出したとは言え、そうなったらもはや事態そのものが最低最悪を通り越して、絶望で祈りになるぞ」

 

「だろうな。お前が言った2体が揃って相手になるなんてなれば、ロイヤルナイツ全員が揃い、更に四聖獣や七大魔王、他の上位系究極体全てに、デジモン達の神であるユグドラシルが俺達の仲間として共闘して揃ったとしても、その2体には【絶対に勝てない】からな」

 

「むしろ逆にそんな事態になった時点で、神々ですら対処はできないでしょう。何しろその2体が揃った時点で戦闘みたいな話になれば、多数の次元世界と並行世界が一瞬にして千から万単位で消滅します。戦闘時間が1分間程度で京もしくは垓(がい)と言う天文学的な単位扱いで消滅してしまう可能性もありますからね」

 

『『『『『・・・・・はぁぁ(えぇぇ)~〜〜!!!』』』』』

 

葵の口から言われた単位に意味を理解した面々であるが、幾ら何でもたった2体でデジモン達の面々でも凄まじいものなのに、消滅するかも知れない世界の単位にこの場にいた全員が驚愕の声を上げた。

 

周りを落ち着かせるのに少し時間がかかったが、名前を言われた2体に関しては俺と葵、そして勇太しか知らないので、軽く説明した。

 

 「・・・・因果律を操れて、技1つで地球を簡単に壊滅できるし、宇宙すら滅ぼせる戦闘能力をもつ終焉にして原初の魔神」

 

「・・・・多次元世界だけじゃなくて未来と過去にまで影響を及ぼし、未だに進化を続けている太陽系並の大きさの3機が合体し、オマケに合体するだけでビックバンを引き起こすのを更に超えるエネルギー放出をする進化の皇帝」

 

「・・・・・そんな2体が目の前にいたら、流石に絶望以外の何ものでもないぞ(汗)(汗)(汗)(汗)(汗)」

 

「実際なんだが、〘闇の帝王〙と呼ばれる悪の組織の中で親玉的な存在が、今自分を倒しても何時かの時代で自分の理想を絶対に叶えるみたいな事を言ったんだが、因果の果てでその2体と戦うことを知って、絶望して自分から復活を拒否して自害したほどだからな」

 

「・・・・・悪の親玉すら絶望して自害するほどって、どれだけヤバいんだよ(汗)(汗)(汗)(汗)(汗)」

 

「まぁ色々と脱線して悪いが、話を元に戻すぞ。俺が、いや、俺達がこの世界に来た理由だ」

 

勇太が俺達と言ったので不思議に思っていたら、勇太の姿が金髪碧眼の女の子に変わった。

 

 

流石に男から女に変わり、しかも髪の色や体系まで変化した時点で滅茶苦茶だと思っていたら、今度は腰まで伸びた黒髪で爆乳と言える女性に変わったかと思うと、今度は俺の知る流竜馬の姿になり、更に青い髪で赤い瞳でグラマラスな体系の女性、そしてキラ・ヤマトの姿になったのだ。

 

流石の姿の変化に驚いていると、キラ・ヤマトの姿から勇太の姿に戻るのであった。

 

「俺達って言ったのは、俺にはまず1つ目に今見た5人の人格と体型まで変化させる能力がある。で、もう1つは色んな系列の力を保有する機動兵器とかの系列の力を使える能力がある。分かりやすく言えば、アニメや特撮の機体に乗り込んで戦えると思えば良い」

 

こちらとしては女の子や他の男性に姿を変えた時点で滅茶苦茶だと思うが、話を聞いてスーパーロボット大戦シリーズの参戦存在みたいなのが勇太達の力なのだろうと俺は認識した。 

 

因みにこの世界にスーパーロボット大戦シリーズみたいなのはなく、Gジェネレーションシリーズは存在している。

 

まぁそれでもチートでしか無いだろう。

 

「で、その色んな力を保有する機動兵器の1つを過去に俺のいる世界で怒りに任せて使ったんだ。因果律干渉型の危険な存在とその技をな」

 

「それだけで檜山の両親が化物になったのか?」

 

俺がそう言うと勇太は首を左右に振り、正確には勇太のした行為はこの世界に少しだけ干渉した程度で、分かりやすく言えばガラスにボール状の穴を開けた程度で、神々も時間はかかるが何の問題も無く、2つの世界に生きている俺達は何も知らずに消えるはずの案件だったらしい。

 

「本来ならそんなものだったらしいんだが、お前等が異世界に行く事になった事案と、その異世界への度重なる干渉で小さな穴だったものが大きく、他の異世界とかにまで影響を及ぼす程の系列になってしまったらしい。だが、この時ならまだ修復可能で、次元修復する際に何かしろの被害は何かしろの形で起きるんだったのが、今度はその被害とは別の異世界からの干渉があったらしい」

 

「別の異世界から?・・・・・アクアが葵を召喚しようとしたのと、ルイズとティファニアの使い魔召喚の儀式か!!」

 

俺がそう言うと勇太は事情等を知らないが、勇太を転生させた神からの話では別世界からこの世界に対しての干渉があったらしい。

 

「それのせいで広がっていた大穴を修復しかけてるのに、今度は色んな所に何度も大小様々な穴を開けられて、更にそれが色々と干渉し合った結果、別世界からの特大の干渉があって修復そのものが相当困難な状態になったらしい。その結果、他の別世界事案にまで影響を及ぼした」

 

「・・・なるほど。俺達がマブラヴ世界に行く羽目になったのはそういうことかよ(汗)」

 

この前までいたマブラヴの世界まで行くことになった事案がここで繋がるとは思いもしなかったが、流石にトータスに異世界召喚された事案から始まった俺達の世界への次元干渉が原因だと理解した。

 

因みにデ・リーパー事件に関して、神々からすればそこまで酷い次元干渉事案ではないらしく、次元世界間への穴が空くような規模では無かったらしい。

 

「因みに修復困難になってるのに関しては、その次元の大穴から大規模な何かしろの干渉を因果律に干渉できる存在達の力を一時的に神々に貸して防いでるんだが、完全には無理だから、あの家族が化物になった事案とかのヤバい系列の因子がこの世界に落ちたらしい。他に落ちた系列が分からないが、恐らくこの世界に生きているお前等が対処できない系列の可能性があるらしくて、元々の原因とも言える俺達が呼ばれて対処しろって話になったんだ」

 

「デジモン達で対処できない系列の案件って、どんな風な案件になるんだ?」

 

「恐らくだが、この世界の特撮とかアニメに出る特定の武器や術式が無いと殺せないタイプや対応できない系列だと思うぞ。俺は使う存在系列が色々とあるから、対象がどんな奴でも対応できるように転生特典で付加されてるから、大抵の存在とは戦闘可能だ」

 

特定の武器や術式が必要と言われ、時空管理局側(なのはとはやてを除く)と俺達側の一部も???という状態であったので、勇太が分かりやすい例を出してくれた。

 

「一番分かりやすいのはインベーダーだな。ゲッターロボの出る話の1つに出た敵で、細胞レベルで分離・合体・増殖を繰り返し、更には無機物・有機物を問わず取り込んで己の力とする能力を有している。他生物に寄生・同化することを唯一の繁殖・学習方法としていて、積極的に知的生物の存在する惑星を襲っては寄生・同化を繰り返すことによってその規模を増やしているヤバい奴だ。オマケに機械と融合したのは有機体と機械の両方の性質を備えた個体《メタルビースト》と呼ばれる存在になる。人間や動物が感染したら最後で、感染した相手を殺す以外救う道すら無い。弱点が特殊な放射線《ゲッター線》で、そいつを過剰に与える進化による自己崩壊以外で殺せない奴だ。因みにゲッターエンペラーと未だに戦い続けているとされている生きている存在全てにとって最低最悪の敵だ」

 

流石のヤバさに俺と葵以外の全員が顔を真っ青にし、勇太はこのインベーダーをゲッターロボ以外の存在で倒せると言うと、皆も納得した。

 

 

そして勇太がいる世界の話となり、勇太は少し嫌そうな顔をしてから、自分のいる世界を話してくれた。

 

そしてそれは俺が知る【インフィニット・ストラトス】の世界だと知り、俺も自分が知る限りで皆に話すと、勇太はIS学園に在籍しているらしいのだが、高校生活をもう一度やらされた挙げ句、物語の主人公である織斑一夏と、彼の幼馴染の一人である篠ノ之箒をこれでもかと嫌いだと宣言した。

 

「あぁ~、何でそんなに嫌いなんだ?」

 

「織斑一夏に関しては、ISで皆を護れると思っているんだが、実際には自分の自己満足的な正義感でやっているだけにすぎないからだ。こっちからすれば熱血系で、カッコいい奴に見えるかも知れないが、実際は不満等があれば普通に顔にでるし、戦闘面でもそれが出る上に、口にしているのはある種の理想論で、現実という点では後々の後始末が鬱陶しいものが多い。俺達も、ある事件からあいつには何にも期待してなければ、何かあっても頼りにする気すら無い。だから学園を卒業するまでの間、俺達は世界にバレないように召喚側の能力を隠し、織斑一夏に関しては放置してる。元々あいつが持ってる名称的なモノ以外にあいつの価値は無いに等しいからな。清掃道具は満場一致で、何もあったとしても、何もしないと決定してる。その理由は清掃道具は自分勝手の自己中的な存在だからだ。入学した当初に姉と自分は関係無いと周りに宣言したにも関わらず、織斑一夏が他人に取られそうになると姉の名前を平気で使って、オマケに他人に取られないように誕生日には専用機まで強請っている。そんな奴等を好きになれると思うか?俺達もこの二人とは学校のクラスメイトとして最低限度で対応することにしてる。」

 

勇太からそう言われると納得できるため、俺達も納得しかけたが、それでも仲良くした方が良いのでは話は言われた。

 

「俺達がこの二人とは最低限度の付き合いと決めたのは、俺達の世界の一番最初に起きた異変で、俺の邪魔をしたからだ」

 

「お前の、邪魔?」

 

そして勇太は一番最初に行われたクラス対抗戦のイベントで起きた事件を話した。

 

 

その際にリザードマンのような存在が現れ、更に織斑達アリーナ内にいた面々はISが展開できない状態にもなっていたらしい。

 

しかも敵はアリーナに侵入し、破壊された無人機と融合しており、ひと目みて危険な存在だとアリーナ内に侵入した勇太達はアリーナ内にいた織斑一夏・セシリア・鈴の3人を庇いながら戦う羽目になったらしい。

 

「俺がアリーナ内に入らなかったら、織斑一夏は敵に殺されたかも知れないのに、展開できないISに呼び続ける上に、俺の攻撃の射線上にいたりして俺の邪魔をするし、清掃道具は放送室からの声で邪魔して、あいつ等2人のせいでどれだけ余計な被弾を受けたか。最終的には織斑一夏は強制的に気絶させて、清掃道具がいる放送室を狙おうとした敵をぶった斬って、破片にミサイルぶち込んで終わらせたんだ。というか、お前等が俺と同じ状況下になったとして、こいつ等を許せるか?」

 

流石の内容に時空管理局側であるなのはちゃん達まで『うわぁ~』と言って否定しており、勇太は更に続けた。

 

「その次のイベントで学年対抗戦がタッグマッチになって、俺の相方のラウラって子が自分のISに隠されていた隠しコマンドを起動させてしまって、世界中で禁止されてる【VTシステム】っていう俺達の世界にあるISの国際大会であるモンド・グロッソ優勝者の戦闘方法をデータ化し、そのまま再現・実行するシステムを起動させたんだ。そしたら織斑一夏の姉で、未だに世界中やファンの間でブリュンヒルデの称号を持つ織斑千冬の剣技を使ったんだ」

 

「つまりお前の世界における過去の世界最強の剣技を使える存在って訳か」

 

「まぁな。だがな、まずお前等に聞くが、もしも何かの力でお前等の前に、今のお前等の友人達でなく、その何かの力で現れた偽の友人達が敵として現れたら、お前等は敵として現れた友人達を戦いの中で《本人》だと認めるか?」

 

流石の言葉になのはちゃん達は分からない感じだったので、『友達の姿をした偽物が目の前にいて、その偽物と戦いもしたとして、本物の存在として認めるか?』と言われると、なのは達は否定した。

 

「だってそれは最初から偽物なんだよね?それなら最初から本物じゃないし、戦いの中で気付いたとしても、私は偽物を本物として認めない」

 

なのはちゃんがそう言うと、この場にいた全員が同じ答えだとした。勇太も同じ意見だとしたが、織斑一夏はその際に現れた織斑千冬の偽物を本物として認めたらしい。

 

「何しろ倒そうとした理由を聞いたら『あれは千冬姉のものだ!千冬姉の技なんだ!千冬姉だけのものなんだ!』って言ってな。その言葉を聞いて俺達は織斑一夏に対しての関心も無くなったからな。だから理由を聞いて速攻で絞め落とした。事件が終わった後の話し合いで、担任でもある織斑千冬に織斑一夏とは俺達全員がクラスメイトとして最低限しか関わらないって宣言したからな」

 

不思議そうにしていた面々がいたので、勇太が最大の理由としては【守破離(しゅはり)】だともした。

 

「意味を知らない奴もいるだろから簡単に説明すると、守破離って言うのは、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修業における過程を示したものなんだ。守は師匠から教わった基本を指していて、破は師匠から教わった基本を自分に合わせるように模倣や考えたりし続け、離は師匠から教わった基本を持ちつつ、自分流を合わせた感じになる、つまり新しい流派を構築するって感じだ。こう聞いたら自分もそうかもって部分、無いか?」 

 

そう言われるとこの場にいる全員が理解できる部分もあり、頭を縦に振って納得したりしていた。

 

「ただのデータ存在でしかないのを利用するのは俺達でも分かる。だがあいつはそれを本人のモノとした。たかがデータの真似事剣技を本物として認めた馬鹿を認めるわけ無いだろ」

 

そう言うと勇太はこれ以上は嫌な気分になるとし、俺達もこれから先で何が起きるか分からない厄災に対応する為に、連携するのであった。

 




特別コラボの2話目です。
このコラボ小説はナハト・リコリス様により執筆されています。
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