アルゴモンとの戦いから時が経った。
あの事件から楯無も俺の恋人となり、4人となった俺を織斑は悪人としていたが、楯無が色々と織斑自身が間違っていたと教える為に生徒会長権限で大運動会を開催し、結果的に少しは織斑も少しは変化した。
因みにだが、セシリア・鈴・シャルロットの3人に関しては、大運動会後からは織斑から完全に距離を置く感じになった。
これは前に聞いていた勇太の話も考える要素になったのだろうが、元々3人は織斑に対して恋愛的な思いがあったのだが、大運動会での織斑自身の行動や態度等で完全に思いが冷めてしまい、逆に何で自分達は織斑のような男を好きになったのだろうかと言う状態になってしまったのだ。
知らぬは本人ばかりといった感じであるが、これに関しては関わるつもりもなく、勇太もこれまでの織斑自身の行動や態度等もあり、自分の世界織斑と同じように何かあっても助ける気など全く無いと宣言してしまったほどだ。
「流石にそれは無いんじゃないか?」
「あいつには蜘蛛の糸で助けてやろうって理由すら無いんだ。流石の俺でも誰でも1度は蜘蛛の糸を出してやろうと思う気持ちはあるが、織斑と篠ノ之にはそれをするだけの理由も俺達全員が無いからな」
「・・・あの2人も哀れだな、色々と」
そんな感じで月日は経過したのであった。
そしてその次の日に大士が楯無とデートをしたその夜に戦艦への潜入任務もあったのであるが、偶然現れた勇太が話を聞いて、勇者警察ジェイデッカーのシャドウ丸をこの場に呼び、シャドウ丸の隠密回路の力で任務で必要だとされた情報は全て抜き取られ、楯無は唖然としていた。
「幾ら何でもここまで凄いだなんて(汗)(汗)」
『仕方ありませんよ。あっしは元々隠密行動での行動を前提にしているロボット刑事ですからね。今回は特別ですよ』
「悪いな。さて、念の為に俺もその戦艦に行くわ」
俺がそう言うと楯無は唖然としたが、大士も不思議そうにしていた。
「必要なデータを抜いたんなら、わざわざ行かなくてもいいんじゃないのか?」
「楯無がその戦艦に敵幹部のデータがある事を知っているなら、敵もその事を知ってる可能性が高いからだ。なら、そんなデータがある戦艦をこの世に残す理由があると思うか?」
俺がそう言うと2人も納得し、楯無はシャドウ丸から得たデータで敵幹部の情報を素早く確認した。
そしてそこにあった敵幹部の情報に楯無も唖然とするが、結果的には戦艦にいる乗員を助けに行くために俺・楯無・勇太の3人が戦艦に向かうのであった。
勇太に関しては戦艦内に入らず、海上での迎撃をするとし、俺と楯無が中に入るのであった。
結果的には勇太の予想が大当たりで、戦艦を潰そうと敵幹部スコール・ミューゼルが自身の専用機でもある黄金のIS《ゴールデン・ドーン》で来たのであるが、元々戦艦内の人間を逃がすために行動していた俺達からすると、敵を確認した後は余りにも哀れすぎた。
「へっ?」
「大・雪・山おろし〜!!」
海から伸びてきた2つの黄色い巨大なヘビのような機械の間に挟まれたかと思うと、その2つのが高速で動き、中心部にいたスコールは周囲の機械によって発生した竜巻に巻き込まれ、高速で錐揉み回転をしながら空を飛ばされた後、海から飛び出た三機の戦闘機が高速で一直線に並んで合体し、今度は片腕がドリルになった存在が現れ、次の瞬間には残像しか残らないスピードでスコールの周囲を移動し、装甲をボロボロにしたと思ったら、突然スコールは赤い鬼を思わせる存在に頭を掴まれていた。
「な、何なのよ、お前は・・・」
『お前が知る必要はねぇよ』
そう言って空に投げられた後、ガトリングガンのよつな物を取り出し、そこから放たれたミサイルが直撃し、相手はボロボロの状態にしたのだが、煙が晴れた時には逃げられてしまったようだ。
「・・・哀れだな。ゲッターチェンジアタックをもろに食らうとは」
「えぇっと、何、あれ?腕がドリルの機体から突然に赤鬼みたいなのに変わったんだけど(汗)(汗)」
「馬鹿にしか乗れないと言えるような最悪の機体だよ、おれは。因みに試験機でも受けるGでプロパイロットの身体が滅茶苦茶に潰れて、最終的に死亡事案を平気で起こす程の激ヤバの機体だ。因みに乗り手になれる奴は目を瞑ってでも合体できるらしいぞ」
「・・・乗り手がその時点で化物じゃないのよ(汗)(汗)」
『手加減してんだぞ、こっちも?この旧ゲッターは元々宇宙作業用のゲッターを戦闘用にしただけで、本格的な戦闘使用じゃねぇのに、ここまで差があるとはな』
「・・・・・敵があまりにも哀れすぎるわね、これ(汗)(汗)」
流石の俺でもそう思うが、ゲッターチェンジアタックなのもあるから仕方無いと諦めてもらうしか無いだろう。
元々俺の知る限りでもゲッターロボはヤバい機体なのもあるので、アレでもマシなのだろうと思うことにした。
そしてこの事件から数日後、俺達IS学園1年生は京都へと修学旅行に来ていた。
京都について各班ごとの移動となり俺・葵・優花・簪・勇太だけであったのだが、そこに荷物として変なやり方でやって来た楯無も加わり、デジモン達に関しては空間と魂魄魔法を使った認識阻害でデジモン達は気づかれないようになっていた。
伏見稲荷大社のおもかる石の所で、ハジメ達元クラスメイトと再会し、その後の行き先でハジメ達とまた再会し、ハジメ達と一緒に行動する事となった。
オマケに宿泊する宿まで一緒であったので、車両は違うが同じモノレールで移動する事になったが、全員が乗った所にモノレールが突然動き出し、更に外にいた黒いISが出していた槍のような武器からビームを織斑先生に発射したが、織斑の白式の零落白夜でビームを防いだのだが、モノレールのドアは吹き飛ばされてしまった。
その後雪片を構えて外に出て、少女と交戦を開始した。
そしてモノレールに爆弾を仕掛けられていると楯無から言われ、電車を止めるためにシアの力で止め、止まった電車の扉は雫がアッサリとバラバラにしたので、織斑先生ですら唖然としていた。
その後に関しては残った専用機持ちが敵幹部3人と交戦となったのだが、線路内にいた面々に対して攻撃をしたのだが、その攻撃が原因でハジメ達が参戦し、苦戦していた織斑をあざ笑うかのようにハジメ1人で敵幹部3人を撃退した。
その後突然虚空に向けて発砲したと思うと、《導越の羅針盤》で何かを確認したかと思うと、クリスタルキーを取り出してその場にゲートを作り出した。
そしてそのゲートに右手を突っ込んだかと思うと、そのまま何かを引き摺り出した。
その引き摺り出した物とはISの生みの親である篠ノ之束の頭を掴んでいた。
だがしかし、突然黒い煙のようなものが現れるとハジメの拘束を振りほどいた。
ただ事では無いと感じたハジメが即座に発砲し、容赦なく束の急所を狙うが、何かの障壁に阻まれたようにその弾丸は防がれた。
その煙は束の背後で集まると、その黒い闇の中に2つの眼が開いた。
そして黒い影が人型をなしていき、同時にその影からコウモリが飛び立ち、マントを着た紳士のような姿をした、完全体のアンデット型のデジモン『ヴァンデモン』が姿を現したのだった。
だがしかし、ヴァンデモンはハジメとアグモンと交戦したのだが、究極体になったハジメに負けかけ、この世界におけるISの事を話した。
ISコアにはデジモンの命とも言えるデジコアが原料だと言われ、女性のみとしたの篠ノ之束らしいが、それでも何体のデジモンの命を奪ったのかと思った。
そして全てのコアにヴァンデモンのデータの一部をコピーしたのを混ぜており、ヴァンデモンの呼び声にこの場にあるISコアである12個全てがヴァンデモンの周りを回るように存在した。
ISからISコアが無くなってしまい、空を飛んでいた織斑達はコアが無くなればISは全く使えない存在になるので、そのまま地面に落ちて行ったのだが、簪がノイントシステムを発動させ、一部は優花の重力魔法で少し怪我はあるが全員が助かった。
そして12個のISコアは全てデータ粒子に分解され、ヴァンデモンは口から粒子を吸収し、ネオヴァンデモンと言う究極体へと変貌した。
そしてハジメのブリッツグレイモンとネオヴァンデモンと戦闘になったが、流石にハジメ1人だと不利だとなり、ここにいる俺を含めた8人のデジモンテイマーと究極体が揃ったことに流石のネオヴァンデモンもたじろいだ。
だがしかし、ネオヴァンデモンは世界中にある全てのISコアを呼び出し、更に10個くらいの塊になり、そこからヴァンデモンの別系列の究極体でもあるヴェノムヴァンデモンやベリアルヴァンデモンへと変貌していく。
単純計算で40体近くのヴェノムヴァンデモンやベリアルヴァンデモンがいる計算になり、唯一の救いは、全員が上空にいることで街には被害が無い事ぐらいであったし、勇太が下がいるので被害と言う点なら抑えることはできる。
だがしかし、俺達を相手するにはネオヴァンデモンの出したヴェノムヴァンデモンやベリアルヴァンデモンでは相手にならず、俺達によって雑魚敵のように半数が倒され、流石のネオヴァンデモンも残っていたヴェノムヴァンデモンとベリアルヴァンデモンを吸収し、ネオヴァンデモンは巨大化し、さらに凶悪な姿《ネオヴァンデモン・ダークネスモード》になった。
「貴様ら如きに、この私が負けるものかぁ!!」
ネオヴァンデモンは叫びながら、眼前に闇のエネルギーの集中し、俺達に襲いかかろうとしたその瞬間、ネオヴァンデモンの動きは完全停止した。
突然ネオヴァンデモンの動きが止まったと思った上に、眼前にあった闇エネルギーが全て霧散し、流石の俺達ですら突然の状況の変化についていけなかった。
「一体何がどうなって『使えぬ駒だな』何!?」
動かなくなった筈のネオヴァンデモンから言葉が放たれたのだが、その声はさっきまで聞いていたネオヴァンデモンの声とは全く違っていた。
そしてネオヴァンデモン・ダークネスモードはゆっくりと地上に降下するのであるが、それと同時に巨大化していた身体が段々と縮み、ダークネスモードの形態であるが、元のネオヴァンデモンと同じ体型へと戻るのであった。
俺達もネオヴァンデモンを追って地上に降り立ち、ネオヴァンデモンは織斑達がいる方向に顔を向け、その後俺達の方に顔を向けた。
『全く、使い物にならない物語になったものだ。やはり創作系は物語は面白みがかけてしまう。これではもう一つの作品の構成が滅茶苦茶になってしまった』
「・・・創作系の物語?」
『その通りだ。試しに創ったが、これでは駄作だな』
ネオヴァンデモン?の口から創作系の物語と言われ、俺達ですら意味が分からないと言う感じになってきた。
『私の元にしたのはあそこにいる織斑一夏なのだよ、この作品の主人公は、ね』
「お、俺が、主人公?」
『その通り。元々の原本とも言える作品では、君が世界初のIS操縦者となり、そして君の周りには色々と問題があるが、複数の女性に囲まれると言うバトル有りの学園青春系の物語だよ』
織斑が唖然としていたが、ネオヴァンデモン?の口は止まらない。
『だがしかし、少々面白くないから少々オリジナルの君達デジモンテイマーの物語を加えてしまった。だがしかし、失敗して駄作になってしまった』
「テメェ、さっきからこの世界にいる俺達デジモンテイマーが駄作の原因だとでも言うのか(怒)」
ハジメが怒りながら声を出すが、ネオヴァンデモン?は話を続けた。
『違うさ。正確には《君達デジモンテイマーの登場が早過ぎた》と言うだけだ。そのせいで話の盛り上がりが悪過ぎる。全く、駄作になってしまったな』
「・・・お前は一体、誰だ?」
俺がそう言うと、ネオヴァンデモン?は一度笑った後、ネオヴァンデモンの全身が痙攣し、その姿を変えていった。
そこにいたのは俺達がトータスで最後に戦ったイグドラシルなのだが、全体が赤黒い色に染まり、ボディがまるで不気味な赤黒い顔のように見える存在になっていた。
『私の名は《ブラックノワール》。次元を越えてやって来た三次元人で、二次元世界を支配する神のような存在だ』
神のような存在だと名乗ったブラックノワールに、俺達は警戒を強めるのであった。
このコラボ小説はナハト・リコリス様により執筆されています。
感想はそちらの方にお願いします。