ミノフスキー粒子なんて、オカルトチックなっ?!   作:丸亀導師

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CE71年1月25日


第22話 残念だったな皆、トリックだよ。

 

ザフトによる襲撃により民間人に少なくない被害を被ったヘリオポリス。シェルター兼脱出艇は既に切り離されたものも多い。その中には小さな子供や老人等多くのもの達がいた。

 

しかし、脱出艇の中にはスペースデブリに衝突し破壊されたものも少なくない、現時点で正常に作動しているものは全体の八割程だろう。そうなれば、軍艦の中にいる方が遥かに安全である。

 

それでもなお、平和の中に生きてきた少年達はそれに気が付く事はない、それが彼らの日常であったから。

 

~キラ~

 

あれは夢だったんじゃないか?そう思うことがある、でもこれは現実だってはっきり解ることがある。

 

サイ達と合流した後、ラミアスと言う軍人の人を休ませていると戦闘があった場所から人影が近付いて来た。

 

見れば見る程特徴的な人、マイケル講師だ。

何故か銃を持っているけど、絶対に間違いようがない

 

 

「おぉ君達無事だったか?まあ、見るからに無事だな、ラミアス大尉はどうやら軽傷のようだが大丈夫だろう。それよりも、こいつが動いているところを見ていたんだが、誰が操縦していたんだ?」

 

恐る恐る手を上げた

 

『僕です。』

 

「ほお、キラ君かまあ君はコーディネイターだそうだから、他の子よりは適性があったのかな?まあ良い、それよりもまた敵が来るかもしれないそのときはもう一度乗って戦ってくれるかな?拒否しても構わない、だけどそのときは友達諸共あの世行きだ。」

 

それって拒否できるわけ無いじゃないか!

 

『どうして僕なんですか!貴方がやれば良いじゃないですか!』

 

「俺の体を良く見ろ、大きすぎてコックピットに収まりきらないだろ?特にストライクの内部は狭いからな。それより良いのか?外では戦闘が始まっている、いつ来るか分からないぞ?」

 

「貴方達、その機体から離れなさい!」

 

声のした方を向くとラミアスさんが僕たちに銃を向けていた。

 

「やっと起きたかね、皆待ちくたびれたよ。」

 

「マイケル技師、何故銃を…。それよりも、彼等をストライクから何故遠ざけないのですか機密事項ですよ!」

 

「既に強奪されたものに、機密もなにもない今やるべき事は生き残ることだ、そうだろ?キラ君、君は我々の代わりに戦うのだからそれ相応のサポートをしようじゃないか。」

 

サポートって言ったって結局戦うのは僕じゃないか。そうこうしているうちに、コロニーに穴が開いてMSが入ってきた、どうやらMAとの戦闘で迷い込んだらしい。

それを見ていたらいてもたってもいられなかった、僕はすぐさまコックピットに駆け込んだ。

 

「キラ君、聞こえるかねラミアス君から聞いた通りそれはランチャーパックと言うものだ、一つだけ注意事項がある。アグニと表示されている兵装をあまり使用しないでほしい、理由は後で言うが危険すぎるとだけ言っておこう。私はやつの注意を引き付ける、だから君はやつを撃って欲しい」

 

『引き付けるって、それじゃあ貴方の命が!』

 

「新しい時代を作るのは老人ではない。もしものときは、サイ君にデータを渡したそれを娘に見せてやってくれ。」

 

声が笑ってる、僕のために囮になるなんて!

 

装甲車に乗り込んだ彼は、そこからロケットを撃っていたそれを煩わしく思ったMSはそれを撃とうとする。

 

そのとき、爆発が起きて戦艦が飛び出してきた、それに攻撃したMSの流れ弾が装甲車に命中したのを僕はこの目で見てしまった。

 

 

 

~ナタル~

 

ストライクが着艦した、我々にはもうあの機体しか残っていない。いや、確か一機だけ本艦にあったか?まあ良い今はパイロットとの意思の疎通を図る!

それに、今さらどうしようも無いからあの二人も連れてくるとしよう。

 

あれはラミアス大尉ご無事でしたか。

これで、Gのパイロットも無事であればどれ程喜ぶとことか、だがそれよりも件のパイロットあれはいったい何者だ?

格好から察するに民間人か。

 

「コゼット!いったい何処に行ってたの、私たち貴女の事が心配だったのよ!」

 

ほう、と言うことはこの女子はコゼット・スパロウ。スパロウ技師の娘と言うのはあながち嘘ではなかったようだが、それでも放っておいてはいけないな。

 

「皆、心配掛けてごめん。…どうしたの、皆してそんな暗い顔しちゃってねぇキラどうして、そんな顔してるの?」

 

あの少年はキラと言うのか、

 

「コゼット、ごめん。お父さんを助けられなかった。」

 

「あの人がどうだって言うの?どこほっつき歩いてる解らない人なんか、どうでも良い…。ねぇ、本当に冗談じゃないの?ねえ、サイも何とか言ってよ」

 

ほお、眼鏡をかけたやつがサイか色々と情報をありがとう。

 

「これを君のお父さんから預かった、もしものときはこれを渡してくれって。」

 

「…」

 

そろそろ潮時か?

 

『話しはそこまでだ、ラミアス大尉説明を。』

 

ラミアス大尉から事のあらましを聞き、また絶望したくなったどうして次から次へと問題が起きるのか。

フラガ大尉が割って入ってくれたから良いものを、私の胃が持たない。

 

キラヤマトのせいで技師が死に、その娘は戸惑っている

責めたりはしないだろうが。

それよりも、今は脱出するのが先決かこの艦の指揮系統も、滅茶苦茶だからな急がないと。

 

 

~コゼット~

 

あいつが死んだ、現実味の無いその言葉に耳を疑った、だってそうでしよ?この目で見た訳じゃないから、解らないよ。

 

サイから貰ったファイルには、私の古い誕生日の時の映像が保存されてた。あの人はずっと私たちの事を考えて、わざと遠ざけていたのかもしれない、自分と同じ道に進まないように。

 

ファイルは、まだ一つあったそれは格納庫で見た機体の資料だ、私はそれに夢中になった。一時間程で読破して全てを頭に入れた、私が読んでいる間も外では何か事が起こっていた。よし、行こう。

 

ブリッジへと駆け込んだ、そこでは先程行われた戦闘の事後処理をしていた。まだ切羽詰まった様子ではないから、余裕はあるはず。

 

『失礼します!…ナタルさん、ラミアスさん、フラガさん私を地球軍に入隊させてください!』

 

三人とも目を丸くしていたが、フラガさんだけが即応した。

 

「おいおいそれは、敵討ちでもしたいって事かい?それならやめた方が良いぜ、そういうやつ程身を滅ぼすからな。」

 

『確かにその側面もあります、ですが友人を守るために戦うのは悪いことではないはずです。それに、私は父を感じてみたい。それに、キラだけに負担が行くのは避けたいんです、あの子脆いので。』

 

歓迎ムードじゃないけど、戦力は欲しいはず、じゃないと彼等はそして私たちは地球に帰れないから。

 

「わかったよ、正直俺たちに戦力が無いのは確かだだが君は何が出きるんだ?」

 

『MSの操縦、ただ父さんが造ったやつだけ。あれのデータを見たから操縦方法はわかってる、後は』

 

「君が人殺しをどれ程許容できるかか?」

 

私はゆっくりと頷く、ナタルさんやラミアスさんは反対のようだけど。

 

「わかりました、けど条件があるの。無理をしないことキラ君の説得もお願いしても良いかしら?私たちの言葉に耳を貸さないと思うから良いですか?コゼット曹長。」

 

『はい、コゼット曹長これより戦闘配置にはいります!』

 

 

 

~マイケル~

 

いや~死ぬかと思いました、やっぱり筋肉を鍛えておいた甲斐がありました。

装甲車の中で潰されるかと思ったらあら不思議、いつもは240キロのベンチをやっていたのだが、何と600キロの車を押し上げることが出来たんだ。

いやー人体って不思議。

 

昔から風邪もひかなかったし怪我一つしたことが無かったから今回も大丈夫だろうと、防弾具無しで戦ってたら案の定大丈夫だったしむしろ装甲車の方が俺の体にあわせて壊れてくれたよ。

 

だけど、流石に今は不味いか?キラ君は律儀にアグニを使わなかったが、結局ジンD装備の攻撃でシャフトが砕けてやがる、時間の問題かな。

 

さて、連絡する手段もないしどうしたものかなぁ?あ、そう言えばジンのコックピットが壊されたやつがあったな、あれのコックピットだけ直して乗ろうか?

 

おお、大地が揺れてやがる。確か、こっちのブロックに宇宙作業用のポッドがあったな、探しに行くか。




誤字、感想、評価等よろしくお願いします。







「アンブレイカブル」と言う映画を見たことがありますか?無い人もいるでしょうし、これからも見ない人もいるでしょう。
今回のマイケルのアイデアはそれからとったものです。

退屈な作品と呼ばれることもある作品ですが、私は好きです。

サイの初期機体何が良いですか?

  • ザフト機のキメラ
  • スカイグラスパー
  • ザウート
  • バクゥ
  • 連合ザフトキメラ
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