ミノフスキー粒子なんて、オカルトチックなっ?!   作:丸亀導師

25 / 66
第24話 恐怖!ミノフスキーテリトリー!! ガモフよ永遠なれ!

ヴェザリウスは、アークエンジェルが向かうと予想されるアルテミスへ先行して推力を上げた。

その小半時、ガモフが推力を上げ進み始めた、共に問題なく進みアークエンジェルを追っていると錯覚した。

 

空間にはデブリが漂いレーダーは効かない、その常識が仇となる。レーダー手は気が付かなかった、一帯の反射波が存在していないことにステルスのようにレーダー波が吸収されていることに。

 

~ナタル~

 

一切のレーダー機器が機能を果たしていない…これがミノフスキーテリトリー…。新しい戦術書や新ドクトリンに組み込まれている、これがその力か。

だが、腑に落ちない何故あの男がそれを知っているのか。

 

『艦長M粒子の戦闘濃度散布完了しました。これより本艦は対艦・対MS戦闘に入ります。キラヤマト、フラガ大尉、コゼット曹長は発進スタンバイに入るように!』

 

「艦長、格納庫から通信です。」

 

あの男か、今度はいったい何を言い出すのか。

 

「艦長、現在ゲイルガンダムは炉心に火を入れています。発進の順番はフラガ機を先行発進し、次いでキラ機最後にコゼット機です。何分電力が足りない、ミストラルのバッテリーを全て使ってやってる。何、点火出来れば後は10年くらい入れ換えなくて済む。」

 

自分からこの作戦を立てておいてまだ準備が終わっていないのか…。だが信じるしかあるまい

 

「ナタル私は指揮権を持っていますが、一介の技術士官でしかありません。責任は私に、判断は貴女に委ねます。」

 

『わかりました、ただ本官にも判断しかねる場合手助け願います。フラガ機発艦始め!』

 

アークエンジェルのカタパルトが開き、フラガ機がゆっくりと発進する。戦いの主導権を貰うとしよう。

 

 

 

~ニコル~

 

僕が強奪を行った機体ブリッツのコックピット内のサルベージは順調に進んでいるけど、今回の作戦には間に合いそうがない。あんな罠に引っ掛かるなんて本当に僕は足を引っ張っている。

 

僕の得意分野である解析を整備士と共に行っている、データにあったのはあのストライクと言う機体、それともう一機存在していた。

 

僕たちの作戦にはその機体のことが全く考慮されていなかった、知らなかったから。

その機体はもしかするとあの、新型戦艦に搭載されている可能性がある、もしそれが使用可能な領域で完成していたら、僕たちに少なくない損害が出るかもしれない。

 

今は無線封止中、隊長との連絡は出来ない。だけど、皆との情報の共有はしなければ、かなり危険な相手なのは間違いない。

それに、僕たちの技術にはない核融合炉の文字もしこれが本当なら非常に恐ろしいことだ。

 

ズゥゥゥン

 

艦が揺れた?攻撃を受けている!クッ早く格納庫へ行かなければ、まだコックピットの移植したばかりだけどそれでも使えない訳じゃない!

 

艦から出ると二機がいた、僕が皆に伝えなくては最大強度にした無線で話す。届いてくれれば良いんですが、僕の相手はストライクです!

 

もう一機はイザークが押さえている、これなら何とか…イザーク!そんな、動きが急に変わった?いったい何が、うわっ!くそストライク、早くパワーダウンしてくれ!

 

 

 

~イザーク~

 

艦体が軋んでいる、いったい何が起こってるんだ!

 

「各員戦闘配置に付け!艦が攻撃を受けているMSパイロットは格納庫へと急げ!」

 

ナチュラル共が、俺たちの後ろから攻撃して来ているだと?ふざけるな。

 

『イザーク、デュエルへの搭乗完了!いつでも発進いけるぞ!』

 

カタパルトが開くが乗らない、そのまま徒歩で出撃だ!敵はクッソ!レーダーが使い物にならないだと?どうなっている!

 

「イザーク、これはM粒子が散布されています、目視と動体センサーだけが便りです!」

 

ニコルか、ありがたいこれで何とかなるか。

 

『すまん、ディアッカ、アスラン気を付けろ!』

 

「敵のMSは二機です。一機はストライク、もう一機はデータ上にあったゲイルと言う機体です。出力継戦能力はこちらよりも上ですくれぐれも、ライフルの使いすぎに注意してください!」

 

ストライク、相も変わらず迷いのある動きの癖に、咄嗟のときは動きにキレがある、しゃくにさわるやつだ。

だが、あのゲイルとか言うやつ動きはお世辞にも良くはない、撃つなら今か!

 

『動きが単調だ!』

 

ライフルを構えてからの動きが素人のそれだ、それだけじゃない動きに無駄が多すぎる本当に正規のパイロットか?

回避しながら攻撃することが出来ないでいるのか、慣れていないな。

 

『ディアッカ、ニコル、アスランの援護へ行け!こいつは一人で充分だ。』

 

回避だけに専念されると厄介か、だが当たらないのなら斬れば良い。

頭部武装で牽制しつつ近付き構えられた盾を、ライフルの銃身で払いのける、そして直ぐ様サーベルを抜き放ち

 

『もらったー!』

 

それがライフルから延びたサーベルに弾かれた。

なんだあれは!見たこともない、あんなものが可能だと言うのかなら!相手の動きを呼んでサーベルが来ると踏んだが、コックピット前面部分に思い切り蹴りをくらい、後ろにあったデブリに叩きつけられた。

一瞬だけ意識が遠のく、だが追撃が来ない俺で遊んでいるのかぁ!

 

 

 

~コゼット~

 

「進路クリアー、ストライク発進どうぞ!」

 

ミリアリアの音声が聞こえる

 

「良し、炉心安定してるいつでもいけるぞ」

 

父さんの声が外から接触回線で聞こえる。

 

「ゲイルガンダム発進位置移動お願いします。」

 

台が動いてカタパルトに接続される、外部電源が外され内部電源に切り替わった。

『ゲイルガンダム、A装備(ライフル)でお願いします。機器正常、駆動系問題なし炉心安定確認良し!ゲイルガンダム発進スタンバイOK!』

 

「コゼット・スパロウ、ゲイルガンダム発進どうぞ!」

 

『コゼット・スパロウいきます!』

 

体にGがかかる、機体のシステムによって幾分か緩和されてるみたいだけど、お世辞にもきつくないとは言えない。

外はデブリだらけだ、操作はシミュレーション通りに動く、先行したストライクを追って敵のローラシア級に向かった。

 

慣らしつつゆっくりと行くと、まだこちらに気が付いていないのかそのまま前進してる。

キラと発光信号で合図をして、私は敵の主砲に狙いを定めて撃った。

 

それは吸い込まれるように、命中して非常に大きな損害を与えた。

収束率を高めたライフルだからこそ出来たんだろう、だってキラの方は艦体表面を焼いただけだったから。

 

直ぐにアークエンジェルからの艦砲がここに来た、ローラシア級のエンジンに直撃したそれで推力が低下停艦するだろうなぁ。ただ、今ので私は何人殺したんだろう吐き気がする。

 

攻撃を続けているとなかからMSが出てきた、射撃を開始するけど簡単に避けられてしまう。

次第に距離を詰められる、右に左に避けられる至近距離でライフルを撃ってきたそれを盾で受けると盾をライフルで、弾かれた。

その後ろには既にサーベルを構えた奴がいた、あっと思う間もなく、CRDが起動した。

 

「見せて貰おうか、デュエルの性能とやらを」

 

何か意味深に呟いているが、その動きは本物だ。ライフルサーベルを展開して防いでる。

防御に入るときスッと体に負荷がかかり意識を持っていかれそうになる。

 

ガギン!

 

思い切りデュエルのコックピットへ蹴りを入れ私から遠ざけるそしてデュエルはデブリに激突した。

すると操縦が切り替わり私が操作する、CRDが作動中レバーやペダルと動きが連動していた、もしかするとそうして回避や動きを教えているのかも、あの動きを私がやれば勝てるか?

 

サーベルモードからライフルに戻し、今度はあの動きを真似る一瞬のスラスターと手足によるAMBACを駆使して敵の回避に適応していく、いくらコーディネイターだって相手は人間だ最適化してしまえばこっちのものだ!

 

奴は攻撃するとき直線的になる癖がある、AIはそれを判断していた私にそれが出来るなら!

来た!ライフルがこちらに向く、周囲がスローになる盾を正面に構え盾の後ろから奴を狙う奴が撃ったビームは盾に阻まれ霧散し、こちらのビームは盾を貫通して奴の左足を撃ち抜いた。

 

そのとき、敵の艦が爆発し奴を見失うと同時にアークエンジェルへの帰還命令が出た。

 

 

~クルーゼ~

 

何故だ、これ程までの間進んでいるのに未だに接触がない、私の作戦に穴が無いとは思うがこれはいささかおかしい。無補給で行くと言うのか?

 

『通信士ガモフと連絡とれるか。』

 

「し、しかし無線封止は…」

 

頭が固いな

 

『この際良い、嫌な予感がする。』

 

「わかりました、ガモフこちらヴェザリウス応答願う…なんだこのノイズは、クルーゼ隊長ノイズが発生しておりガモフとの連絡が取れません。」

 

抜かったか、よもやあの艦艇もM粒子を散布できるとはこのまま行けば連合は全ての艦艇に搭載するぞ。

 

『全速反転直ちにガモフ救援に向かう、燃料は帰還分まで持てば良い全速前進だ!』

 

不味いぞ、せっかく強奪したG兵器みすみす取り返される訳には行かない、私のキャリアにも傷が付くこのままでは人類を絶滅させられない!

 

「前方で発光あり、画像データ出ます!」

 

戦闘が既にはじまっているか、ガモフは中破いつ撃沈されてもおかしくない。

 

『レーダー照準不可能なため目視による照準をおこなえ!なんとしても、ガモフは沈められてはならない!』

 

ヴェザリウスの攻撃がはじまる、足付きめまだ後ろにいたか

 

「画像解析完了しました、敵は戦艦1、MS2です!」

 

乗っているのはムウ?いや動きが違う奴は何処に!

 

「敵反応あり直上です!」

 

『回避運動任せる!私もMSで出る修復最低限でだ!』

 

「ガモフ轟沈します!敵MS消息不明、敵艦こちらへ接近します!衝突コース!」

 

なんたることだ、このままでは!グッ…艦が被弾しただとムウめ

 

「推力低下!敵艦すれ違います!」

 

わざと私を生かすかそれとも、誘爆を恐れたか私が死ねない事を知っているのか?

 




誤字、感想、評価等よろしくお願いします。

対馬で蒙古と戦っているせいで、執筆が遅れています。どうかご容赦をどうかどうか……。

サイの初期機体何が良いですか?

  • ザフト機のキメラ
  • スカイグラスパー
  • ザウート
  • バクゥ
  • 連合ザフトキメラ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。