ミノフスキー粒子なんて、オカルトチックなっ?! 作:丸亀導師
ヴェザリウスの追撃を逆手に取り、ガモフを撃沈さらにヴェザリウスをも損傷させる戦果を上げたアークエンジェル一行は、アルテミスを素通りしそのままユニウスセブンの残骸へと向かう。
その目的は必需品である水の不足から来るもので、どうにか補給を行う必要が出てきた。
キラ以下のものたちは恐らくそれに対して拒否反応を見せる。
それもそのはず、凍ってしまったユニウスセブンの残骸には、未だに腐ることのない死体が凍り付けとなっているだろう事を優秀な学生たちは直ぐに思い付く、それが原因であろう。
一方プラントではクルーゼがその損傷した艦艇を本国のドックへと入港させ、査問会へと出頭した。
中立国内での戦闘は国際的に見て非常に厄介な事案である。
特にオーブはプラントも一部部品を融通して貰う国であり、地球側も似たようなものだった。戦争に荷担する役割に抵触していたと言えど、それは一企業が荷担したものであるとの公式見解はいかんともしがたい。
だが、攻撃されても仕方がないのは工場でありコロニーそのもの崩壊と、非武装の民間人への多大なる犠牲は未だ効力を持っていたハーグ陸戦条約に抵触したため、彼らはクルーゼにその真意を確かめる行動を行った。
そして、その戦闘をアルテミスはつぶさに観測し、地球軍へと通信を行った。
~シーゲル~
まさかこんな事態になろうとは、だから私は反対したんだこのような作戦。
確証のない情報から始まったこの作戦を私は、看過できない。
たとえ何があろうと中立国には戦闘を被せてはならない、そうなった場合我々は大いに信頼を失う。
それが地球軍の兵器を開発していても、当事者であるオーブは見て見ぬふりをするのが当然の理、戦争など常にそんなものだ。
百歩譲って許すとしても、民間人への攻撃はいかんともしがたい、逃れようのないことだ。
それなのに。それに手を出したクルーゼをどうしてくれようか。
私が思案している間にも評議会は続いている、得た情報はこうして手元にあるがさて頭に入ってこない。
…?この男何処かであった、いやこれは“万能の天才”マイケル・スパロウ。彼がこれの開発に関わっている、ならば不味いことになるかもしれない。
議会が言い争いをしているどうやら性能についてのようだな。
恐らくだが、この男が関わっているのなら真実だろう、かつて私も参加したDSSDによるソーラーセイルプロジェクトにおいて、このものが計算式を構築し試作機が完成した。
まさかこんな形で再び名前を見ることになろうとは。
パトリックが戦争の拡大を煽っているが、
「皆静粛に、ここに書いてある通りの性能である可能性は充分に考えられる。皆名簿にある“マイケル・スパロウ”という人物に見覚えがあるだろう。各分野にその名前を刻むものそれが開発に携わっている。
これが事実なら、我々は更に講和を早めなければならない、徹底抗戦等もっての他だ。奴がこのG兵器に本格的に介入している場合連合の技術は飛躍的に向上するだろう。
故に次の一大攻勢が成功した場合、我々は地球軍への独立のみの講和をしなければ勝ち目がなくなる。
たとえ私が議長の椅子から降ろされようとも、この事実は変わらない。」
批判は私だけで充分だ、パトリック。我々は化け物と戦わなくてはならなくなったのだ。
~マイケル~
オッスおらマイケル、今アークエンジェルのブリッジで会議をしているんだ!なんでも水資源が枯渇し始めているらしい、浄化用の設備も完備しているのになんで水が枯渇するか、だって?そりゃ当たり前だろ?
人間は汗をかくから、お小水だけで水分が抜ける訳じゃないし空気中からの水分の抽出は以外と難度が高くて、時間がかかるんだ。
それに、料理とかでも水を使うから余計拍車がかかってそりゃもう大変さ!
さて、そんな訳で俺たちは今ユニウスセブンが中心となって形成されたデブリベルトにいます!最初は皆反対があったよでも、俺が説得したよ
『最低でも水がなければ生命活動は維持できぬ、所詮死人に口はない、なら俺たちが貰っても構うまい?』
と、なんか亡霊とかいたらすっごく怨まれそう、茅子みたいにならないよね?
と、そんな事をやっていたら少々問題が発生した。実は俺もミストラルで出撃してるんだが、哨戒用のジンが現れたんだなこれが、何かを探しているご様子。
いったい何を探してるのやら、どうか気が付かないで素通りしてください。あっ…目があったぞダメみたいですね。通信を試みてみるか?っとストライクが来た、ゲイルも来たぞ…聡いパイロットだな好戦的じゃない、投降したぞ。
まあ、あれは二人に任せて俺は氷の採取に性を出すとしますか。
~数時間後~
ストライクがまた救命艇を拾ってきた、どれどれ俺が開けてしんぜよう。
ものの数秒でロックを解除した、ワァオ。ラクス・クラインが載ってら、なんでこんなとこに来たんですかねぇ。
~コゼット~
ラクス・クライン…そう言えばグリニッジ標準時で今日は2月2日。今が何時かはわからないけど、きっと血のバレンタインに由来があるんだろうけどそれでもこんな危険な場所に来るなんて。
男子達がラクスのところに行ってるみたいだけど、ちょっと様子でも見て来るかな。
『ねぇ男子達があっちにいるけど、見に行ってみない?私も少し気になるし。』
男子達が塊ってドアにいる、本当にバカねあんなことしなくても後で聞けば良いのに。見たいって言うのもあると思うけど、ちょっとは仕事をして欲しいなぁ。
あっドアが開いたナタル少尉に怒られてる、ふふ
ってこの声まさか父さんも中にいるの?
まさか、酷いことしてないよね、マッズイ料理とか食べさせたりとか小さい頃ママがいない日に一日だけ父さんがいたときに作った料理、栄養バランスだけ考えた酷い食べ物だったなぁ。「合理的だが芸術センスは無いな」なんて自分で言ってたやつ。
『ナタル少尉、私も中に入っても良いですか?年齢が近い方が話しやすいかも知れないですし…。』
「コゼット曹長、貴官は仕事は終わったのか?…そうかこの書類全て終わったか、なら頼む。どうも私は尋問には向いていないらしいからな。だが、どうやら君のお父上の話しは好きらしい。」
隙間から覗いてみると父が上機嫌で話をしてた、笑ってても顔はなんか怖いけど。
「おお、コゼットこっちに来なさい。紹介しよう私の娘のコゼットだ。」
『コゼット・スパロウです。歳は貴女と同じですよ?』
それを聞くと私の足先から頭までを見て
「まあ、ご家族なのですかてっきりボディーガードの方かと思いました。それに、貴女は軍の人なのですか?」
『はい、と言っても戦時任官ですが、元は民間人ですよ?ところで、どんなお話をしていたんですか?』
父がにこやかな笑顔で
「彼女の父上と共に開発していた時の話を少ししていたんだ。」
『因みに聞くけどそれいつ頃の話?』
少し上を向いて言った。
「16の時だなちょうど君たちと同い年だった。」
改めて思うこの人化物なんだなと。
『ねぇ、昔話もいいけどプラントでの生活の話聞いてみたいなぁなんて』
「私にですか?そうですね、最近プラントでは…」
この後結構長い話になった。
~1時間後~
なんかやっと解放された、正直疲れたなぁ?
『皆こんなところに集まってどうしたの?』
「あっ噂をすれば、ねぇあの娘どうだった?」
質問するのはミリアリア、あの娘ラクスの事か
『別に?普通の世間知らずの女の子って感じ、ちょうどフレイがなんか抜けたような娘よ。』
「私が抜けたようなってどう言うことよ」
そういうところが抜けて、わがまま言わない感じなんだけどなぁ。
「じゃあ危険じゃないってことか?」
『サイ、彼女は一般人よ。確かにダンスとか歌とかは上手いけど、戦闘力は皆無ね。それにもし暴れても、私の父さんに勝てると思う?』
皆沈黙したそりゃそうだあんな怪物に勝てるわけない。
「それで後ろについてきたって事?」
『キラ、そう言うこと。皆を紹介するね友達になりたいみたいだから。』
私たちの交流が始まった。
~アズラエル~
なんですって、ヘリオポリスが襲撃された!まずい今すぐ原因究明と開発中のMSのことを調べてください!
えっ?私たちのMSは無事でハルバートンのは、4機盗られた本当ですか?
アルテミスが画像データを送ってきたと、良く取りましたねレーダーも効かない軍艦なのにやはり目視は侮れませんか。
月基地への連絡は取れていると?そうですか、ハルバートンが出撃すると、13独立艦隊も随伴していった方が良いんじゃないですか?相手は追ってきている可能性もありますし、最悪ハルバートンの出撃を見越して大艦隊を派遣してもおかしくありませんから。
13独立艦隊も既に出撃済みと、ちょうど定期哨戒と被りましたか。じゃあ大丈夫ですね仲間割れだけは嫌ですけど、それとその書類はなんですか?私に承認が欲しい?
確かに今は連合の国防大臣ですが、ブーステッドマン?
これは、昔私が退けたものですよね?調整を弱めたより理性的な強化そんな犯罪まがいなもの使わなくても勝てますよ、これ以上の製造は駄目です。それと、一切の破棄を禁じます良いですね?
既に戦闘に調整されてしまった者は使いましょう、なんとしても元に戻す方法も考えてください?
誤字、感想、評価等よろしくお願いします。
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