ミノフスキー粒子なんて、オカルトチックなっ?!   作:丸亀導師

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第32話 対談後の余韻

投薬されたサイは浅くそして、非常に濃い夢の中へと沈んでいった。一部のクルーにサイ君がどうしたのかと尋ねられればマイケルは、「どうやら疲れが溜まっているらしいから、睡眠薬を投与した。起きたら別人のようにハキハキ動くだろう」そう言った。

 

そんなサイを見てフレイは悩ましげな顔をする、彼女はサイを看病すると言ったが、君には別の仕事があるとラクスの元へと連れ去られた。

そこでマイケルは一通り終わると、トイレへと駆け込む。どうも大きいものだ。

 

暫くトイレでじっとしていると、頭が冴えていく。そうエネルギーCAPの最後のピースがこの時鮮明に広がっていく。彼は急いでペンを取り出しドアの後に、証明を書いていく、完成したときドア一面に綺麗な文字が浮かび上がり、その式を見る人が見ればこう言うだろう。「美しい」と、だが大便中に書いたものである。

~マイケル~

 

ふう、いろんな意味でスッキリした。さて、どうやって連絡をとろうか…あ、海底ケーブルがまだ残っていた筈だなあれなら傍受されないし、M粒子の影響も受けないから使いたい放題。そのためにもまずは、欧州まで行かなくては。

 

そう言えばあれから何分たったか、あれ?一時間もトイレに籠っていたのか、人が少なくてよかったもしもいたら怒鳴られていたよ。

さて、これを後は記憶の中にインプットしてと、水性インキで良かったわ。

後は部屋に戻ってシミュレーションをするか。

 

~二時間後~

 

完璧、後は送るだけだな。さて、サイ君の調整が終わった頃かな?精神を病んでいなければ良いのだが…

 

医務室に到着すると達観した表情でこちらを見るサイ君がいた、おお落ち着いているな。少し雰囲気が変わって、疲れたような感じがするがそこから溢れ出す、オーラ?は実に素晴らしい。

 

『やあ、気分はどうだね?まだ、夢と現実の区別が出来ていないかね?それとも、身体が鉛のように重いかな?』

 

「ええ、鉛のように重いですね。これが現実の肉体…やっと戻ってこれたと思ったのですが、これでは戦いに参加出来ない鍛えなければ。足に力を入れるのすら加減が必要とは。」

 

上出来、生活に慣れるのに数日掛かるだろうが戦力には必ずなるだろうな。もっとも戦いが終わった後は、とてつもない筋肉痛に襲われること間違いなしだ。

それより

 

『どうだったかね?絶望的な一年戦争の世界は、あんな救いの無い設定で心が折れなかったのは見事だよ。』

 

「プラントに良く似た国の独立戦争、しかもその国の出身者とは思いもしなかった。それにしても、良くできていたよまさかあんな死に方をする人をこの眼いや、心で見ることになろうとは…。」

 

そりゃね、一年戦争だからね。あれに比べりゃこの戦争なんてぬるいぬるい、まだまだ人口が半分になっていやしないからな。

 

『これから君にはパイロットになって戦ってもらう。勿論、最初は肉体との噛み合わせもあるから無理はさせないが、どうかキラ君や娘がおかしな方向へ行かないように助けてくれ?それが、私と君との契約だ。良いかな?』

 

さあ、如何にして違和感なく彼は過ごせるだろうか?実に良い実験に…俺は何を考えているんだろうか?仮にも娘の友人だろうに…

 

 

 

~ラクス~

 

あ~、暇です。お外に出られるのは良いことなのですが、皆様お忙しいようで私の相手をしてくださる方はいないのかしら?

 

『フレイ様、キラ様のお帰り(*´▽`)が遅いです。』

 

「そんな事気にしてるの?だいたいあんたは捕虜なんだから、そこはきちんとして?まったくどうしてあんたなんかを見張らなきゃ」

 

『私が捕虜で、シーゲルの娘だからですわ。それに、私は一応は民間人ですの、なら軍人である貴女方はそれを護らなくてはなりません。それに、今の私はプラントに戻る気はありませんので。』

 

フレイ様が怪訝そうな顔でこちらを見ている。

 

「はあ?何であんたがプラントに帰りたくないの?あんたのパパだっているのに」

 

『私あそこが嫌いです。狭くて密閉されてる、まるで籠の中の鳥です。それなのに、あの中にいる人たちはさもそれが当たり前のようにしている、そんなのおかしくありません?宇宙は広いのに、地球はこんなにも大きいのに。だから私にとってあそこは仮の住まいです。』

 

「ふぅん、あんた変わってるのね。普通プラントに住んでるコーディネイターは、もっと自分達に自信過剰になってると思ったのになんか拍子抜け。」

 

私はどちらかと言えばプラントでは少数派、もっと言えば父よりも保守的と言えば良いのかな?プラントがプラントとして独立するには、今は大きな問題がある。

 

私たちは借金の形を踏み倒そうと戦争を計画していた、それが事の発端だ。プラントの建造費の凡そ9割は理事国からのお金だ、だからこそ《プラント》なんて名前になってる。それを父を含めた黄道同盟は無視していた、だから理事国が反発したんだ。

 

『私も、以前フレイ様がコーディネイター、コーディネイターばかり言っていたので、そんなにも嫌いなのかしら?と思っていたのですが、そうでもなさそうで安心しました。』

 

フレイ様は良い意味でも悪い意味でも純粋な方、この方をどうにかするつもりはありませんが、それにしても友人となれば遥かに話しやすいお方。アスランなどよりもよっぽど話しやすいですわ。

 

アスラン、私はロボットではなく貴方に友達になって欲しかったのですよ?

 

 

 

~コゼット~

 

あの後、無事というかなんと言うか何も無いのに違和感の残る脱出?をしてナタル中尉と合流した。

あのバルトフェルドは、本当に砂漠の虎なのだろうか?聞いていたものと少し違う、勿論狡猾なのだろうが寧ろ学者みたいなも立ち居振舞いだった、きっと本職は違うものなのだろう。

 

アークエンジェルに戻った後、弾薬や父に頼まれていた部品等を降ろして暫くすると新戦力のスカイグラスパーが艦内に鎮座していた。

やっと形になったようで、整備兵の人達は疲れた顔をしながら搬入作業を行っている。本当に頭が上がらないなぁ。

 

ふとシミュレーターに目が言ったブリッジ要員の皆がそこに集って、カガリが操縦していたみたい。まあ、なんとやら良い腕だ事本当にゲリラ?

 

『皆お疲れ様、シミュレーターあるんだ。』

 

「お、コゼットじゃんやってみる?ちなみに今一番スコアが高いのはカガリだぞ?」

 

『ふぅん、カズィお言葉に甘えてやるかな?へぇ、結構な出来じゃない。だけど敵の動きがぎこちないものばかりね、これじゃあ実戦向けじゃないなぁ。』

 

そう言ったら皆なんか納得の表情と言うか、流石は本業みたいな感じをだしてる。なんか喋ってよ。

 

『あ、エキスパートモード。へぇこの基準になった人は解除されるの、えっとカガリも出来るみたいだよ。うん?敵のパイロットを選んでください…ラル、アズナブル、マッシュ・オルテガ・ガイアあっこれは三機なんだ。

へぇ、ヤザンだとかもあるの、この???・??って何だろう、機体はストライクに似てるけど。全部に勝たなきゃいけないんだぁ。カガリ、やってみる?』

 

興味津々の人達はその戦いを見るんだけど、結果は解りきってる。カガリは直ぐに負けた、ヤザンとか言う厳つい人に秒で負けた。あれ、下手したら今の私やキラより強いんじゃない?いや寧ろ数段上?

 

『ねぇ、そう言えばサイは何処にいるの?なんか見かけないけど…』

 

「サイなら医務室だよ。なんか急に倒れたんだってさ、コゼットのお父さんが診察してるみたいだよ。」

 

はあ?あの人が診察…、確かに出来そうだけどなんか違和感がある。医務室にサイの気配なんかあったかなぁ。

行ってみるか。

 

あっ、サイ。おーいこっちに気づいてない?違う意図的に無視した?あっ、父さん。

 

『ねぇ、聞きたいことが有るんだけど』

 

「なんだい?」

 

『サイに何をしたの?なんと言えば良いか、彼の気配がまるで別人みたいなってるんだけど。』

 

「それか、そうだな彼の夢を叶えてやった。それだけだが?」

 

『本当に?もしそれが嘘だったら、一回銃で撃たせて。もし、私の友達でなにか実験でもしてみなさい?母さんに言って、それで私からは一生口を聞いてあげないから。』

 

「…そうか、解った。だが安心しろ?彼は少し勇気とそれを実現する事が可能な素養を手に入れただけだ。決して人体実験なんかしてないよ?」

 

この目は嘘か?わからない、いつも無機質な目をしてるから。

 

 




誤字、感想、評価等よろしくお願いします。

サイの初期機体何が良いですか?

  • ザフト機のキメラ
  • スカイグラスパー
  • ザウート
  • バクゥ
  • 連合ザフトキメラ
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